JP4789504B2 - 横型製袋充填機におけるエンドシール装置 - Google Patents
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連続移送される筒状フィルム中に供給された各被包装物間において一対のシール体で筒状フィルムを挟持してフィルム移送方向に移動しつつエンドシールを施す横型製袋充填機におけるエンドシール装置において、
前記一対のシール体を上下に開閉動可能に配設したシールユニットと、
第1駆動モータに連繋するボールネジで前記シールユニットをフィルム移送方向に往復動する水平作動機構と、
第2駆動モータにより駆動されて、前記一対のシール体を開閉動する開閉作動機構と、
設定された包装速度に応じて前記第1および第2駆動モータを同期制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
包装速度が同一であるもとで、カットピッチの相違によって前記筒状フィルムの移送速度が変更された際に前記第2駆動モータを回転する駆動制御信号は不変とし、
前記シールユニットが1往復する動作に際し、一対のシール体の噛合期間を変更することなくその噛合期間については、変更されたフィルム移送速度と同速度で前記シールユニットを下流側に移動させると共に、1包装長分のフィルムが移送される毎にシールユニットが1往復するシールユニットの動作サイクルの中間部を基点として前記噛合期間を前後に2等分した期間で、シールユニットをフィルム移送速度と同速で水平移動し得る等速移動制御直線をシールユニットの往復動の中間点を通過するよう設定し、前記噛合期間を除くサイクル中の残りの期間に対応して、等速移動制御直線の両終端部に繋がる位置制御曲線を与えて得た動作パターンを求め、その動作パターンに基づき前記ボールネジのネジ軸を正逆回転するよう前記第1駆動モータへ駆動制御信号を出力することで前記シール体によるシール時間を一定とするようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明では、第2駆動モータは等速で回転されるから、フィルム移送速度が変更された際の第1駆動モータの回転制御が簡単となる。
請求項3の発明では、シールユニットの往復動位置の原点を基準とする現在位置を判別して、該シールユニットを、得られた動作パターンで正確に往復動することができる。
請求項4の発明では、シール体の開閉移動量およびシール体が噛合した際の変位量の各データ値を与えることで、シール体の噛合期間を簡単に求めることができる。
そして、前記制御手段35は、前記第2サーボモータ66の駆動制御信号を変化させることなく前記シールユニット29の水平移動についての新たな動作パターンを求め、その動作パターンに応じて、前記第1サーボモータ33を変速制御するように設定されている。すなわち、前記開閉作動機構50の機械的構成から得られる既知の値として、予め記憶手段40に記憶された一対のシール体24,28の噛合期間について、前記シールユニット29をフィルム移送速度と同速度で下流側に移動させると共に、変更された1カットピッチ分のフィルムが移送される毎にシールユニット29が1往復し得る動作パターンを求め、該動作パターンに基づき前記第1サーボモータ33を所定の回転量で正逆回転する駆動制御信号を出力するよう設定される。
図6(a)および図7(a)は、包装速度が同一で、カットピッチの相違によって夫々フィルム移送速度が異なる値に設定されたシールユニット29の動作パターンを作動位置線図により表わしたものであり、図6(a)はフィルム移送速度が高速に設定された場合での例を示し、また図7(a)はフィルム移送速度が低速に設定された場合での例を示す。前述した如く包装速度が同一である限りフィルム移送速度が変更された際にも、前記第2サーボモータ66の駆動制御信号は不変であり、従って、フィルム移送速度が変更されても一対のシール体24,28の噛合期間は同一値に設定される。ここで、一対のシール体24,28が開閉動する1サイクル分の動作を、例えば360度で角度換算した場合、当該シール体24,28の開閉動に占める噛合期間に対する角度換算値は、一対のシール体24,28の開閉作動機構50の機械的構成から得ることができる。
次に、実施例に係る横型製袋充填機におけるエンドシール装置の作用につき説明する。前記入力手段42を介して横型製袋充填機を駆動制御するための各種データ並びに包装速度、カットピッチ、被包装物Mの高さ等、夫々に関するエンドシール装置10を制御するための所定のデータ値が入力される。そして、入力手段42によって入力された各種データ値と該入力データから得られた演算値とは、入力手段42による品種設定操作によって決定された各包装品種に対応して前記記憶手段40に設定記憶される。横型製袋充填機を運転するに際し、品種選択操作によって選択された包装品種に対して記憶された包装速度とカットピッチのデータ値が読み出されて、前記演算手段41によってフィルム移送速度が求められる。そして、一対のシール体24,28の噛合期間αについて、シールユニット29をフィルム移送速度と同速度で下流側に水平移動させると共に、該シールユニット29の往復動作に対する1サイクルの動作パターンを決定する。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.シール体24,28の開閉作動機構50は、実施例の構成に限られるものでなく、第2サーボモータ66を一定方向へ連続回転することでシール体24,28を開閉動するその他の構成を採用し得る。また開閉作動機構50を駆動する第2サーボモータ66は、設定された包装速度毎に等速で回転する(シール体24,28が1サイクルの開閉動を行なう間に変速しない)ものに限らず、包装速度毎の変速パターンは同一で、1サイクルの開閉動中に所定のパターンで変速させるものであってもよい。
30 水平作動機構,32 ボールネジ,32a ネジ軸
33 第1サーボモータ(第1駆動モータ),35 制御装置
39 原点センサ(検出手段),50 開閉作動機構
66 第2サーボモータ(第2駆動モータ),M 被包装物,F 筒状フィルム
X シールユニットが1往復するサイクルの中間部
Y シールユニットの移動量の中間点,α シール体の噛合期間
K,K1 等速移動制御線
Ka,Kb,K1a,Kab 等速移動制御線の両終端部
Ja,Jb,J1a,J1b 位置制御曲線
Claims (4)
- 連続移送される筒状フィルム(F)中に供給された各被包装物(M)間において一対のシール体(24,28)で筒状フィルム(F)を挟持してフィルム移送方向に移動しつつエンドシールを施す横型製袋充填機におけるエンドシール装置において、
前記一対のシール体(24,28)を上下に開閉動可能に配設したシールユニット(29)と、
第1駆動モータ(33)に連繋するボールネジ(32)で前記シールユニット(29)をフィルム移送方向に往復動する水平作動機構(30)と、
第2駆動モータ(66)により駆動されて、前記一対のシール体(24,28)を開閉動する開閉作動機構(50)と、
設定された包装速度に応じて前記第1および第2駆動モータ(33,66)を同期制御する制御手段(35)とを備え、
前記制御手段(35)は、
包装速度が同一であるもとで、カットピッチの相違によって前記筒状フィルム(F)の移送速度が変更された際に前記第2駆動モータ(66)を回転する駆動制御信号は不変とし、
前記シールユニット(29)が1往復する動作に際し、一対のシール体(24,28)の噛合期間(α)を変更することなくその噛合期間(α)については、変更されたフィルム移送速度と同速度で前記シールユニット(29)を下流側に移動させると共に、1包装長分のフィルムが移送される毎にシールユニット(29)が1往復するシールユニット(29)の動作サイクルの中間部(X)を基点として前記噛合期間(α)を前後に2等分した期間で、シールユニット(29)をフィルム移送速度と同速で水平移動し得る等速移動制御直線(K,K1)をシールユニット(29)の往復動の中間点(Y)を通過するよう設定し、前記噛合期間(α)を除くサイクル中の残りの期間に対応して、等速移動制御直線(K,K1)の両終端部(Ka,Kb,K1a,K1b)に繋がる位置制御曲線(Ja,Jb,J1a,J1b)を与えて得た動作パターンを求め、その動作パターンに基づき前記ボールネジ(32)のネジ軸(32a)を正逆回転するよう前記第1駆動モータ(33)へ駆動制御信号を出力することで前記シール体(24,28)によるシール時間を一定とするようにした
ことを特徴とする横型製袋充填機におけるエンドシール装置。 - 前記制御手段(35)は、前記包装速度に応じて第2駆動モータ(66)を等速回転する駆動制御信号を出力する請求項1記載の横型製袋充填機におけるエンドシール装置。
- 前記シールユニット(29)の往復動位置の原点を検出する検出手段(39)を備え、前記制御手段(35)は、前記検出手段(39)から得られた検出値に基づき、シールユニット(29)の現在位置を判別して該シールユニット(29)を前記得られた動作パターンで動作するよう第1駆動モータ(33)を回転する駆動制御信号を出力する請求項1または2記載の横型製袋充填機におけるエンドシール装置。
- 前記制御手段(35)は、シール体(24,28)の開閉移動量に関するデータ値とシール体(24,28)が噛合した際の変位量に関するデータ値との比から前記シール体(24,28)の噛合期間(α)を求める請求項1〜3の何れか一項に記載の横型製袋充填機におけるエンドシール装置。
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