JP4788993B2 - ワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法 - Google Patents

ワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、電磁装置の励磁作用下にワークの搬送方向を切り換えるワーク搬送機構に適用され、前記電磁装置により着磁した搬送体が非励磁時に前記電磁装置に吸引されることを防止可能なワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法に関する。
従来から、鉄心に複数巻回されたコイルを有する電磁装置に電流を流すことにより磁束を発生させ、前記磁束の作用下に搬送物の仕分け等を行うワーク搬送機構が知られている。例えば、電磁装置が適用されたワーク搬送機構としては、前記搬送物が搬送される搬送路が並列に配置された複数のスラット棒から構成され、前記搬送路に対して枝状に分岐する分岐路が設けられる。そして、スラット棒に沿って変位自在な移動部材がそれぞれ設けられ、この移動部材は、前記搬送路及び分岐路の下方に設けられた主レール2及び分岐レール3に案内される複数の回転体4に連結されている(図16参照)。
図16に示されるようコンベア装置1では、前記主レール2と分岐レール3との分岐部位5に電磁装置として機能する電磁石6が設けられ、搬送物を分岐路へと仕分けを行う際には、前記電磁石6のコイルに電流を流すことにより、回転体4が磁化されて前記電磁石6側へと引き寄せられて分岐レール3へと導かれる。そのため、移動部材がスラット棒に沿って変位して搬送物が分岐路へと仕分けされる。
一方、搬送物の仕分けを行わない場合には、電磁石6のコイルへの通電を停止することにより、回転体4が前記電磁石6へと吸引されることなく主レール2に沿って直進し、前記搬送物を搬送路へと案内する(例えば、特許文献1参照)。
特許第2630558号明細書
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、主レール2及び分岐レール3はループ状に形成され、複数の回転体4が主レール2又は分岐レール3に沿って繰り返し周回するように案内される。しかしながら、電磁石6によって吸引された回転体4が、前記分岐レール3及び主レール2に沿って案内されて再び前記電磁石6の近傍へと移動した際に、前記電磁石6が非通電状態においても該電磁石6及び回転体4の内部に残留磁気が存在するため前記電磁石6側へと吸引され、それに伴って移動部材が変位してしまうことが懸念される。これにより、コンベア装置1において搬送物に対して所望の仕分けがなされないという問題がある。
また、残留磁気を有する回転体4が、そのままの状態で主レール2及び分岐レール3に沿って案内された場合に、該回転体4に対して金属製の塵埃等が付着することが懸念され、前記塵埃によって回転体4の変位に支障がでると共に、コンベア装置1の耐久性が低下することが懸念される。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、磁気を有する搬送体に対して着磁又は脱磁させることにより非励磁状態の電磁装置による搬送体の吸引を防止し、前記搬送体を介してワークを所望の搬送路方向へと円滑且つ確実に案内させることが可能なワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記第2搬送路に沿って設けられ、前記電磁装置の非励磁時における前記搬送体の吸引を防止する吸引防止装置であって、
前記吸引防止装置は、電流の通電作用下に励磁する電磁石、又は、永久磁石を備え、
前記第2搬送路における前記電磁装置の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に配設され、前記搬送体が前記第2搬送路に沿って変位する際、前記電磁石又は永久磁石によって生じる磁束作用下に該搬送体を着磁又は脱磁することを特徴とする。
本発明によれば、ワーク搬送機構において電磁装置の磁力作用下に搬送体の搬送方向を切り換えた際、前記搬送体が着磁されて磁気が残留した状態となる。この着磁した搬送体が第2搬送路に沿って移動し、前記電磁装置の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に配設された吸引防止装置の近傍へと移動した際に、前記吸引防止装置の電磁石又は永久磁石より生じる磁束作用下に前記搬送体を着磁又は脱磁することができる。
従って、電磁装置と同極となるように着磁又は脱磁された搬送体が、第2搬送路に沿って周回して再び前記電磁装置の近傍へと移動した際に、前記搬送体が非励磁状態にある電磁装置に吸引されることがなく、前記搬送体を所望の搬送方向へと確実に導くことができる。換言すれば、前記搬送体が、非励磁状態にある電磁装置に誤って吸引されてしまうことを防止することができる。その結果、第2搬送路を移動する前記搬送体を介してワークを第1搬送路における所望の搬送方向へと確実に導くことができる。
また、着磁された搬送体を、電磁装置の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に設けられた吸引防止装置によって確実に脱磁することにより、前記搬送体が、第2搬送路に沿って周回するように移動している最中に、磁性体(例えば、金属片)からなる塵埃等の付着を防止することができる。その結果、前記搬送体を第2搬送路に沿って円滑且つ確実に移動させることができると共に、前記塵埃等に起因したワーク搬送機構の耐久性の低下を防止することができる。
さらに、本発明において、電磁石は、磁性材料からなる第1磁性体と、
前記第1磁性体と対向して配設され、磁性材料からなる第2磁性体と、
前記第1磁性体及び第2磁性体に挟持された鉄心に巻回され、電流を通電させることにより励磁するコイルと、
を備え、
前記コイルの励磁作用下に搬送体を脱磁するとよい。
これにより、コイルへの通電作用下に該コイルに生じる磁束によって第1磁性体、鉄心、第2磁性体に鎖交した磁路が形成され、前記磁路内を通過するように搬送体を第2搬送路に沿って下流側へと移動させることにより、前記搬送体に対する磁界の強さを徐々に小さくすることができる。そのため、前記搬送体に残存している磁気を好適に脱磁することができる。
さらにまた、吸引防止装置の極性を、第1搬送路におけるワークの搬送方向を切り換える際の電磁装置の極性と逆転させ、搬送体を電磁装置と同極に着磁させるとよい。これにより、搬送体が第2搬送路を周回するように移動し、再び電磁装置の近傍に位置した際、前記電磁装置の極性と該電磁装置と対向する前記搬送体の極性とが同極となるため、前記電磁装置の搬送体に対する吸引力を低減させることができる。その結果、搬送体が非励磁状態にある電磁装置によって吸引され、前記搬送体の搬送方向が誤って切り換えられてしまうことを防止できる。
またさらに、永久磁石を、第2搬送路を挟んで対向し、且つ、該第2搬送路に沿って極性が交互となるように並列に配列することにより、前記永久磁石の間を着磁された搬送体を移動させた際に、前記永久磁石による前記搬送体に対する磁界の強さを徐々に小さくすることができるため、前記搬送体に残存している磁気を好適に脱磁することができる。それに加え、永久磁石を採用することにより電磁石に必要とされる電源が不要となるため、設備及びランニングコストが安価となると共にその維持管理が容易となる。
さらに、永久磁石の極性を、第1搬送路におけるワークの搬送方向を切り換える際の電磁装置の極性と逆転させ、搬送体を電磁装置と同極に着磁させるとよい。これにより、搬送体が第2搬送路を周回するように移動し、再び電磁装置の近傍に位置した際、前記電磁装置の極性と該電磁装置と対向する搬送体の極性とが同極となるため、前記電磁装置による搬送体に対する吸引力を低減させることができる。その結果、搬送体が非励磁状態にある電磁装置によって吸引され、前記搬送体の搬送方向が誤って切り換えられてしまうことを防止できる。
さらにまた、本発明において、第2搬送路は、環状に形成される本線路と、
前記本線路から分岐し、該本線路に再び合流する少なくとも1本以上の分岐路とからなり、
吸引防止装置を、前記本線路における分岐路が分岐する部位より上流側、若しくは、前記分岐路自体の少なくともいずれか一方に配設するとよい。
これにより、搬送体が、第2搬送路における本線路から分岐した1本以上の分岐路に沿って移動する際に、前記分岐路にそれぞれ設けられた吸引防止装置によって前記搬送体に残留した磁気を脱磁することができると共に、前記分岐路が前記本線路から分岐する部位より上流側に前記吸引防止装置を設けることにより、単一の吸引防止装置で第2搬送路を移動する全ての搬送体に対して確実に脱磁を行うことが可能となる。
また、本発明は、ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記搬送体の吸引を防止する吸引防止装置であって、
前記吸引防止装置は、前記第2搬送路に設けられた前記電磁装置からなり、前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える際に、前記電磁装置に通電される通電方向に対して該通電方向を切り換え、前記電磁装置の極性を搬送方向の切換時と逆転させることを特徴とする。
本発明によれば、吸引防止装置を、ワークの搬送方向を切り換える電磁装置とし、前記ワークの搬送方向を切り換えた後に、前記電磁装置への通電方向を切り換えることにより、前記搬送体に対して前記電磁装置と同極となるように着磁させることができる。従って、前記搬送体が再び前記電磁装置の近傍へと移動した際に、前記電磁装置による搬送体への吸引力を低減させることができる。
さらに、本発明は、ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記電磁装置の非励磁時における前記搬送体の吸引を防止する吸引防止方法であって、
前記電磁装置の励磁作用下に前記ワークの搬送方向を切り換える際、前記電磁装置によって前記第2搬送路を移動する搬送体が着磁される工程と、
前記搬送体を、前記第2搬送路に設けられ、電流の通電作用下に励磁する電磁石又は永久磁石から構成される吸引防止装置の近傍まで移動させ、前記吸引防止装置の磁束作用下に該搬送体を着磁又は脱磁させる工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、ワークの搬送方向を切り換える際に、電磁装置の励磁作用下によって搬送体が着磁し、その後に前記搬送体を第2搬送路に沿って設けられた吸引防止装置によって前記電磁装置と同極となるように着磁又は脱磁させている。このように、着磁した搬送体を、吸引防止装置によって着磁又は脱磁させた後に、再び電磁装置の近傍へと移動させることにより、前記搬送体が非励磁状態にある電磁装置に吸引されることがなく、前記搬送体を所望の搬送方向へと確実に導くことができる。そのため、第2搬送路を移動する前記搬送体を介してワークを第1搬送路における所望の搬送方向へと確実に導くことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、吸引防止装置の電磁石又は永久磁石によって脱磁された搬送体が、第2搬送路に沿って周回して再び電磁装置の近傍へと移動した際に、前記搬送体が非励磁状態にある電磁装置に吸引されることがなく、前記搬送体を介してワークを第1搬送路において所望の搬送方向へと確実に導くことができる。
また、搬送体を脱磁することにより、該搬送体が第2搬送路に沿って移動する際に磁性体からなる塵埃等が付着することを防止できる。そのため、前記搬送体を第2搬送路に沿って円滑且つ確実に移動させることができ、且つ、ワーク搬送機構の耐久性の低下を防止することができる。
本発明に係るワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号20は、本発明の第1の実施の形態に係る吸引防止装置が適用され、ワーク搬送機構として機能する仕分けコンベアシステムを示す。
この仕分けコンベアシステム20(以下、単にコンベアシステム20という)は、本線方向に沿って搬送される物品(ワーク)22の搬送路を分岐方向に切り換え、前記物品22を分岐搬送路24に沿って搬送する。なお、ここでは、本線方向(矢印A方向)に対して、左前方に向かう分岐方向(矢印B方向)に物品22の仕分けを行う場合について説明する。
コンベアシステム20は、図1及び図2に示されるように、並設された複数のスラット棒26を有し、該スラット棒26の軸線方向に沿って移動自在に設けられた複数のシュー28を備えるスラットコンベア30を含む。前記スラットコンベア30は、図示しない駆動手段の駆動作用下に、本線方向(矢印A方向)に沿って循環移動する本線搬送路(第1搬送路)32と、前記本線搬送路32から物品22を分岐方向(矢印B方向)に沿って搬送する分岐搬送路(第1搬送路)24とを有する。
このスラットコンベア30の本線搬送路32及び分岐搬送路24の搬送面の下方側には、本線方向(矢印A方向)及び分岐方向(矢印B方向)に沿って主レール(本線路)34及び分岐レール(分岐路)36がそれぞれ敷設され、前記主レール34及び前記分岐レール36が枝分かれをして物品22の仕分けをする部位には、仕分けコンベア用切換装置である分岐用電磁装置(電磁装置)38が装着される。なお、前記主レール34及び分岐レール36は、本線搬送路32と分岐搬送路24からなる第1搬送路に対応して形成された第2搬送路として機能する。
この分岐用電磁装置38は、主レール34から分岐レール36へと分岐される側壁部に装着されている。詳細には、図2に示されるように、前記分岐用電磁装置38の平面部40が主レール34の側壁部34aに沿って固定されると共に、湾曲部42が分岐レール36の側壁部37aに沿って固定されている。そして、主レール34及び分岐レール36の溝部44a、44bには、シュー28の底面部に軸部46を介して連結され、該シュー28と一体的に移動する搬送体48が変位可能に複数個設けられる。この搬送体48は、例えば、周面に沿って複数のボールを有するベアリングからなり、磁性材料から形成されている。
この場合、分岐用電磁装置38は、その平面部40が主レール34の上流側、湾曲部42が前記主レール34の下流側となるように配置される。
分岐用電磁装置38は、図3及び図4に示されるように、プレート状の第1磁性体50と、前記第1磁性体50における上面の略中央部に設けられる鉄心52と、前記鉄心52の外周面に複数巻回されたコイル54と、前記第1磁性体50との間で前記鉄心52と前記コイル54とを挟み込むように配置された第2磁性体56とを有する。この第1磁性体50と第2磁性体56とは、前記鉄心52と前記コイル54とを挟んで対向配置されている。
このコイル54は、樹脂製材料から構成される絶縁部58によってモールド成形され、前記絶縁部58の内周面は鉄心52に沿った形状とされ、前記絶縁部58の内側に前記鉄心52が配置される。
一方、分岐レール36の側壁部37a、37bには、図5に示されるように、分岐用電磁装置38によって着磁された搬送体48の残留磁気を除去する脱磁用電磁装置60が装着される。この脱磁用電磁装置60は、磁化された搬送体48の残留磁気を除去するものであり、前記分岐レール36において分岐用電磁装置38より下流側となる位置に配置されている。
この脱磁用電磁装置(吸引防止装置)60は、図5及び図6に示されるように、分岐レール36の下部側を跨ぐように断面略U字状に形成され、前記分岐レール36における一方の側壁部37aに装着される第1磁性体62と、他方の側壁部37bに装着される第2磁性体64と、前記第1及び第2磁性体62、64の間に設けられ、コイル66が複数巻回される鉄心68と、前記コイル66を囲繞する樹脂製材料からなる絶縁部70とを含む。
コイル66は、樹脂製材料からなる絶縁部70によってモールド成形され、前記絶縁部70の内側に鉄心68が配置されている。このように、前記コイル66を絶縁部70でモールド成形することによって、前記コイル66、鉄心68、第1及び第2磁性体62、64との電気的絶縁を確保することができる。
そして、前記脱磁用電磁装置60は、コイル66に対して交流電流を通電することにより磁束が鉄心68内に発生し、この磁束が鉄心68から第1磁性体62を介して該第1磁性体62の近傍にある搬送体48に鎖交する。この鎖交した磁束が第2磁性体64に鎖交して鉄心68に至る。これにより、磁束によって脱磁用電磁装置60及び搬送体48の内部に磁路が形成される。
本発明の第1の実施の形態に係る吸引防止装置となる脱磁装置が適用された仕分けコンベアシステム20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に前記コンベアシステム20において本線方向に沿って搬送される物品22の搬送路を分岐方向に切り換え、前記物品22を分岐搬送路24に沿って搬送する場合について説明する。
最初に、図示しないコントローラから出力される切換信号に基づいて、分岐用電磁装置38のコイル54に通電することにより、鉄心52に磁束が発生する。前記磁束は、第1及び第2磁性体50、56を介して搬送体48に鎖交し、前記磁束の磁気作用下に搬送体48に対する吸引力F(図4参照)が発生するため、前記吸引力Fを介して前記搬送体48が分岐用電磁装置38に吸引される。
従って、第1及び第2磁性体50、56から構成される分岐用電磁装置38によって搬送体48が吸引され、該搬送体48が湾曲部42に沿って分岐レール36側(矢印B方向)へと導かれ、該分岐レール36の溝部44bに沿って移動する(図2参照)。
その際、図1に示すように、前記搬送体48に連結されたシュー28がスラット棒26に沿って分岐搬送路24側に所定量だけ移動することにより、前記シュー28によって規制されたスラットコンベア30上の物品22が、本線搬送路32から分岐搬送路24方向に送られ、前記物品22の仕分けが行われる。
次に、この分岐レール36に導かれた搬送体48は、分岐用電磁装置38によって着磁されて残留磁気を帯びた状態であり、前記分岐レール36に設けられた脱磁用電磁装置60の近傍へと移動した際に、交流電流が通電された脱磁用電磁装置60のコイル66から磁束が鉄心68内に発生し、この磁束が前記鉄心68から第1磁性体62を介して該第1磁性体62の近傍にある搬送体48に鎖交する。そして、第2磁性体56を介して再び鉄心68に至る。
このように、磁束によって脱磁用電磁装置60及び搬送体48の内部に磁路を形成し、前記搬送体48に対して交番磁界を発生させる。これにより、前記搬送体48が、第1及び第2磁性体62、64の間に位置した状態(図5中、二点鎖線位置)から分岐レール36に沿って前記第1及び第2磁性体62、64より離間するように下流側へと移動して時間が経過するのに伴って、前記脱磁用電磁装置60による磁界の強さが徐々に減少する(図7参照)。その結果、搬送体48に残存している残留磁気が脱磁用電磁装置60を介して脱磁された状態となる。
すなわち、搬送体48が、図8に示されるように分岐レール36から再び主レール34へと合流して分岐用電磁装置38の近傍へと移動した際に、脱磁された搬送体48が、非通電状態にある分岐用電磁装置38に吸引されることがなく、前記搬送体48が誤って分岐レール36側に導かれることが防止される。
その結果、搬送体48に連結されたシュー28が誤ってスラット棒26に沿って変位し、スラットコンベア30の本線搬送路32を搬送されるべき物品22が分岐搬送路24側に誤って仕分けされてしまうことを阻止できる。このため、スラットコンベア30において物品22を所望の搬送路へと確実に搬送させることが可能となる。
また、搬送体48の残留磁気を、分岐用電磁装置38の直後となる下流側に設けられた脱磁用電磁装置60によって迅速に脱磁することができる。そのため、搬送体48が、分岐レール36及び該分岐レール36から合流して再び主レール34に沿って移動する際に、磁性体(例えば、金属片)からなる塵埃等が前記搬送体48に対して付着することを防止できる。その結果、前記搬送体48を主レール34及び分岐レール36に沿って円滑に移動させることができると共に、前記塵埃等に起因したコンベアシステム20の耐久性の低下を防止することが可能となる。
なお、脱磁用電磁装置60は、上述したコンベアシステム20のように分岐用電磁装置38の下流側に設けられる場合に限定されるものではなく、分岐用電磁装置38の上流側となるように主レール34に対して配置してもよい。これにより、搬送体48の残留磁気を、脱磁用電磁装置60aによって分岐用電磁装置38の直前で確実に脱磁することが可能となる。また、脱磁用電磁装置60を、分岐用電磁装置38の上流側と下流側にそれぞれ設けることにより、搬送体48の残留磁気をより一層確実に脱磁することができる。
さらに、複数(例えば、4本)の分岐搬送路24を有するコンベアシステム20では、上述した脱磁用電磁装置60を、図8に示されるように、前記分岐搬送路24に対応した分岐レール36、36a〜36cにそれぞれ設ける必要があるため、前記分岐搬送路24の本数と同数(4個)だけ必要となるが、複数の脱磁用電磁装置60の代わりとして、図9に示されるように、複数の分岐レール36、36a〜36cが集合して合流する単一の集合レール72の下流側に対して単一の脱磁用電磁装置60aを設けるようにしてもよいし、図10に示されるように、複数の分岐レール36、36a〜36cが集約されて再び主レール34へと合流した後に、最も上流側の分岐レール36が前記主レール34より分岐し始める手前となる位置に単一の脱磁用電磁装置60bを設けるようにしてもよい。
この場合、分岐用電磁装置38による吸引作用下に分岐レール36へと導かされた搬送体48は、前記分岐レール36及び主レール34に沿って移動した後に、一旦、集合レール72に合流してから再び主レール34を通じてそれぞれの分岐用電磁装置38の近傍へと移動するため、前記集合レール72又は主レール34に対して単一の脱磁用電磁装置60a、60bを設けることにより、複数の搬送体48の全てに対して確実に脱磁を行うことが可能となる。これにより、コンベアシステム20における脱磁用電磁装置60a、60bの数量を削減してコストの低減を図ることができる。なお、脱磁用電磁装置60a、60bを同時に設けるようにしてもよいのは勿論である。
一方、脱磁用電磁装置60は、上述した電流の通電作用下に磁力を発生する電磁石を用いる場合に限定されるものではなく、例えば、図11に示す変形例に係る脱磁用電磁装置80のように、極性の異なる永久磁石が交互に配置された第1及び第2磁性体82、84を形成し、前記第1及び第2磁性体82、84を分岐レール36を挟んで対向するように設けてもよい。例えば、第1磁性体82は、分岐レール36の側壁部37aに対して上流側からS極、N極、S極…の順番で交互に配設され、前記第2磁性体84は、側壁部37bに対して上流側からN極、S極、N極…の順番で交互に配設されている。すなわち、第1及び第2磁性体82、84は、それぞれ対向する部位の極性が異なるように配設されている。
これにより、分岐レール36に沿って移動する搬送体48が、第1及び第2磁性体82、84の間を通過することにより、該第1及び第2磁性体82、84から離間して下流側に移動するのに伴って脱磁用電磁装置80による磁界の強さが徐々に小さくなるため、前記搬送体48に残存している残留磁気が好適に脱磁される。
次に、第2の実施の形態に係る脱磁装置を図12及び図13に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る脱磁装置と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る脱磁用電磁装置(吸引防止装置)100は、分岐用電磁装置38と同様に、第1及び第2磁性体102、104がコイル106を挟持した積層構造としている点で第1の実施の形態に係る脱磁用電磁装置60と相違している。なお、コイル106は樹脂製材料からなる絶縁部108によって囲繞されると共に、前記コイル106の中心には鉄心110が配設される。
この脱磁用電磁装置100は、分岐用電磁装置38における第1及び第2磁性体50、56とは極性が反転した第1及び第2磁性体102、104を設けている。例えば、分岐用電磁装置38において第1磁性体50がS極、第2磁性体56がN極である場合には、前記脱磁用電磁装置100における第1磁性体102をN極、第2磁性体104をS極としている。
そして、脱磁用電磁装置100のコイル106に通電し、第1及び第2磁性体102、104間に形成される磁束によって搬送体48を着磁させることにより、該搬送体48が分岐用電磁装置38と同極となるように磁化される。すなわち、搬送体48は、その軸部46側となる端部がN極、反対側の端部がS極となるように磁化される。
そのため、前記搬送体48が分岐用電磁装置38の近傍へと移動した際に、搬送体48の両端部の極性と、該両端部と対向する該分岐用電磁装置38における第1及び第2磁性体50、56の極性とが同極となるため、前記搬送体48に対する吸引力を低減させることができる。
これにより、搬送体48が、非通電時において分岐用電磁装置38に誤って吸引されることを抑制し、前記搬送体48が分岐レール36側(矢印B方向)に導かれることを防止できる。
なお、この脱磁用電磁装置100は、電流を通電させることにより磁力を発生させる電磁石でもよいし、永久磁石から構成するようにしてもよい。前記永久磁石を採用することにより、前記電磁石を採用した際に必要とされる電源が不要となるため、その設備及びランニングコストがより安価となると共に、その維持管理を容易とすることができる。
また、図14に示されるように、上述した第1及び第2の実施の形態に係る脱磁用電磁装置60、100の代わりとして、単一の分岐用電磁装置(吸引防止装置)120に通電される電流の極性を逆転させることにより、搬送体48を該分岐用電磁装置120と同極となるように着磁させるようにしてもよい。すなわち、この分岐用電磁装置120は、搬送体48を吸引して分岐レール36へと分岐させる切換機能と、前記搬送体48の吸引を防止するように着磁させる着磁機能とを兼ね備えている。
この分岐用電磁装置120では、該分岐用電磁装置120のコイル54に対して搬送体48を吸引して分岐レール36に分岐させる場合とは極性が逆転するように電流を通電させる。詳細には、例えば、分岐用電磁装置38に対して搬送体48を吸引して分岐レール36へと分岐させる際(図14中、左側参照)に、第1磁性体122をS極、第2磁性体124をN極とするように通電していた場合には、それとは反対の極性となるように電流を所定時間だけ通電することにより(図15参照)、前記第1磁性体122をN極、第2磁性体124をS極としている(図14中、右側参照)。
これにより、分岐用電磁装置120は、搬送体48を分岐レール36へと分岐させる場合と第1及び第2磁性体122、124の極性がそれぞれ反転するため、前記極性の反転した第1及び第2磁性体122、124を通じて前記搬送体48に着磁させることにより、該搬送体48が分岐用電磁装置38と同極となるように磁化される。すなわち、搬送体は48、その軸部46側となる端部がN極、反対側の端部がS極となるように磁化される。
そのため、前記搬送体48が再び分岐用電磁装置120の近傍へと移動した際に、搬送体48の両端部の極性と、該両端部と対向する該分岐用電磁装置120における第1及び第2磁性体122、124の極性とが同極となるため、前記搬送体48に対する吸引力を低減させることができる。
その結果、搬送体48が、非通電時において分岐用電磁装置120に誤って吸引されることがなく、前記搬送体48が分岐レール36側(矢印B方向)に導かれることを防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る吸引防止装置が適用された仕分けコンベアシステムの一部省略分解斜視図である。 図1の吸引防止装置の組み込まれた仕分けコンベアシステムの一部断面平面図である。 図1の分岐用電磁装置及び搬送体を示す斜視図である。 図3のIV―IV線に沿った断面図である。 図1の脱磁用電磁装置及び搬送体を示す斜視図である。 図5のVI―VI線に沿った断面図である。 図5の脱磁用電磁装置における磁界強さと時間との関係を示す特性曲線である。 図1の仕分けコンベアシステムにおいて、主レールから分岐した複数の分岐レールにそれぞれ脱磁用電磁装置が配置された場合を示す概略搬送経路図である。 図8の仕分けコンベアシステムにおいて、分岐レールにそれぞれ設けられた複数の脱磁電磁装置の代わりに、前記分岐レールが再び合流した集合レールの下流側に単一の脱磁用電磁装置を配置した場合を示す概略搬送経路図である。 図9の仕分けコンベアシステムにおいて、複数の分岐レールが集約された集合レールから再び主レールへと合流する際に、前記主レールの上流側に単一の脱磁用電磁装置を配置した場合を示す概略搬送経路図である。 分岐レールに配設される脱磁用電磁装置の変形例を示す横断面図である。 第2の実施の形態に係る脱磁用電磁装置と分岐用電磁装置とを示す概略構成斜視図である。 図12の脱磁用電磁装置と分岐用電磁装置を示す概略縦断面図である。 第3の実施の形態に係る脱磁装置の概略縦断面図である。 図13の脱磁装置に通電される電流の通電量と時間との関係を示す特性曲線である。 従来技術に係る電磁装置が適用されたコンベア切換装置の要部平面図である。
符号の説明
20…仕分けコンベアシステム 22…物品
24…分岐搬送路 28…シュー
30…スラットコンベア 32…本線搬送路
34…主レール 36、36a〜36c…分岐レール
38、120…分岐用電磁装置 48…搬送体
50、62、82、102、122…第1磁性体
56、64、84、104、124…第2磁性体
60、60a、60b、80、100…脱磁用電磁装置
72…集合レール

Claims (8)

  1. ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記第2搬送路に沿って設けられ、前記電磁装置の非励磁時における前記搬送体の吸引を防止する吸引防止装置であって、
    前記吸引防止装置は、電流の通電作用下に励磁する電磁石、又は、永久磁石を備え、
    前記第2搬送路における前記電磁装置の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に配設され、前記搬送体が前記第2搬送路に沿って変位する際、前記電磁石又は永久磁石によって生じる磁束作用下に該搬送体を脱磁することを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  2. ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記第2搬送路に沿って設けられ、前記電磁装置の非励磁時における前記搬送体の吸引を防止する吸引防止装置であって、
    前記吸引防止装置は、電流の通電作用下に励磁する電磁石、又は、永久磁石を備え、
    前記第2搬送路における前記電磁装置の上流側及び下流側の少なくともいずれか一方に配設され、前記搬送体が前記第2搬送路に沿って変位する際、前記電磁石又は永久磁石によって生じる磁束作用下に該搬送体を着磁することを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  3. 請求項1記載の吸引防止装置において、
    前記電磁石は、磁性材料からなる第1磁性体と、
    前記第1磁性体と対向して配設され、磁性材料からなる第2磁性体と、
    前記第1磁性体及び第2磁性体に挟持された鉄心に巻回され、電流を通電させることにより励磁するコイルと、
    を備え、
    前記コイルの励磁作用下に前記搬送体が脱磁されることを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  4. 請求項2又は3記載の吸引防止装置において、
    前記電磁石の極性を、前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える際の前記電磁装置の極性と逆転させ、前記搬送体を前記電磁装置と同極に着磁させることを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸引防止装置において、
    前記永久磁石は、前記第2搬送路を挟んで対向し、且つ、該第2搬送路に沿って極性が交互となるように並列に配列されることを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  6. 請求項2又は3記載の吸引防止装置において、
    前記永久磁石の極性を、前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える際の前記電磁装置の極性と逆転させ、前記搬送体を前記電磁装置と同極に着磁させることを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の吸引防止装置において、
    前記第2搬送路は、環状に形成される本線路と、
    前記本線路から分岐し、該本線路に再び合流する少なくとも1本以上の分岐路とからなり、
    前記吸引防止装置が、前記本線路における前記分岐路が分岐する部位より上流側、若しくは、前記分岐路自体の少なくともいずれか一方に配設されることを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置。
  8. ワークを搬送する第1搬送路と、前記第1搬送路に沿って設けられ、電磁装置の励磁作用下に前記第1搬送路における前記ワークの搬送方向を切り換える搬送体が組み込まれる第2搬送路とを備えたワーク搬送機構において、前記電磁装置の非励磁時における前記搬送体の吸引を防止する吸引防止方法であって、
    前記電磁装置の励磁作用下に前記ワークの搬送方向を切り換える際、前記電磁装置によって前記第2搬送路を移動する搬送体が着磁される工程と、
    前記搬送体を、前記第2搬送路に設けられ、電流の通電作用下に励磁する電磁石又は永久磁石から構成される吸引防止装置の近傍まで移動させ、前記吸引防止装置の磁束作用下に該搬送体を脱、又は、前記搬送体を非励磁状態における前記電磁装置と同極に着磁させる工程と、
    を有することを特徴とするワーク搬送機構に用いられる吸引防止方法。
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