JP6317545B2 - 仕分けコンベヤの切換装置 - Google Patents

仕分けコンベヤの切換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6317545B2
JP6317545B2 JP2013044741A JP2013044741A JP6317545B2 JP 6317545 B2 JP6317545 B2 JP 6317545B2 JP 2013044741 A JP2013044741 A JP 2013044741A JP 2013044741 A JP2013044741 A JP 2013044741A JP 6317545 B2 JP6317545 B2 JP 6317545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
air
branch
switching device
branching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013044741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014133651A (ja
Inventor
俊臣 星
俊臣 星
賢二 佐久間
賢二 佐久間
幸三 今泉
幸三 今泉
嘉峰 佐藤
嘉峰 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu Solutions K.K.
Original Assignee
Toyo Kanetsu Solutions K.K.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu Solutions K.K. filed Critical Toyo Kanetsu Solutions K.K.
Priority to JP2013044741A priority Critical patent/JP6317545B2/ja
Publication of JP2014133651A publication Critical patent/JP2014133651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6317545B2 publication Critical patent/JP6317545B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/84Star-shaped wheels or devices having endless travelling belts or chains, the wheels or devices being equipped with article-engaging elements
    • B65G47/841Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements
    • B65G47/844Devices having endless travelling belts or chains equipped with article-engaging elements the article-engaging elements being pushers transversally movable on the supporting surface, e.g. pusher-shoes

Description

本発明は、仕分けコンベヤの切換装置に関し、特に、ケース物、袋物などの多様な形状の物品を搬送するときに好適なスラットコンベヤを用いて仕分けする場合の仕分けコンベヤの切換装置に関するものである。
物流の分野において、形状(外形や大きさ)の異なる物品を混在して搬送し、仕分ける要望があり、それらの作業を機械化した装置が使用されている。特に、物品の搬送方向と直角方向に延伸した細長いスラットを物品の搬送方向に連結し、物品を積載して搬送するスラットコンベヤを用いた仕分け装置が広く用いられている。
すなわち、スラットを用いた仕分けコンベヤでは、その仕分け装置として、特許文献1には、スラットコンベヤと、スラットコンベヤ上をその長手方向にスライド自在な移動シュー(スライドシュー)と、スラットコンベヤの下方でスライドシューの支持軸に外嵌された回転体(ホイール)と、回転体を案内するために直進方向と分岐方向に敷設されたガイドレールと、直進方向と分岐方向に枝分かれする部分に配設された電磁石と、電磁石の下流側に配設された磁石とを有し、物品を分岐方向に搬送する際に、回転体を電磁石で吸引し、次いで磁石方向に沿って移動させることによって、回転体を分岐方向のガイドレールに誘導し、それによって移動シューも分岐方向に移動させ、物品を移動シューによって分岐方向へ仕分ける、仕分けコンベヤの切換装置に係る技術思想が開示されている。
このような、電磁石を用いてホイールを吸引する切換装置は、切換レバーを設けてそれを2方向に作動させる方式に比較して、構造が簡単で、駆動力が少なくてすみ、作動時間も短いという利点があり、広く用いられてきた。
特開平6−227649号公報
しかしながら、電磁石を用いてホイールを吸引する切換装置において、長期間使用を継続した場合に、ホイールのような質量の大きな部材を吸引するために、大型の電磁石を必要とし、その際に電磁石の機械的な劣化または切換タイミングのずれによる分岐動作の不完全さ、あるいは、仕分けされる物品が液体を収容する容器の場合、その破損により、スライドシューの各部に液体がこびりつきスライドシューの摺動抵抗が増加することなどにより、スライドシューの支持軸が、分岐部分で、分岐を補助するノーズ部分などに衝突して、スライドシューまたはその支持軸部分を損傷する、いわゆるロストピンが発生するという問題があった。
例えば、図20に示す従来の装置においては、分岐動作が不十分であった場合に、スライドシューの支持軸17がノーズブロック29に衝突し、損傷の原因となることがあった。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、切換装置を小型化したり、分岐動作を確実に行ったりすることができ、また、分岐動作の不完全さ、あるいは摺動抵抗の増加などが発生しても、スライドシューまたはその支持軸部分の損傷を防止することが可能な、仕分けコンベヤの切換装置を提供することを課題とした。
かかる課題を解決するため、第1の本発明では、物品の搬送方向と直角方向に延伸したスラットを物品の搬送方向に連結し、物品を積載して搬送するスラットコンベヤと、前記スラットコンベヤのスラット面を搬送方向と直角方向にスライド自在なスライドシューとを用いたスライドシュー式仕分けコンベヤにおいて、
−スライドシューの一部であり、支持軸に設けられ、回動可能なベーンと、
−ベーンを案内するために直進方向と分岐方向に設けられたガイドレールと、
−直進方向と分岐方向への分岐部に配設された、ベーン方向切換機構と、
−分岐部の下流部分で、ベーンを接触状態で直進方向と分岐方向へ進行させうるように配設された、ノーズブロックと
を有するコンベヤの切換装置であって、分岐方向に進む場合にベーンをベーン方向切換機構によって切り換えることを特徴とする。
これによると、回動可能な、比較的質量の小さいベーンのみの方向を切り換えることで、ベーン方向切換機構を簡便にすることができ、スライドシューの支持軸がノーズブロックに衝突する可能性が低くなり、スライドシューの損傷が防止できるという利点がある。
次に、第2の本発明では、物品の搬送方向と直角方向に延伸したスラットを物品の搬送方向に連結し、物品を積載して搬送するスラットコンベヤと、前記スラットコンベヤのスラット面を搬送方向と直角方向にスライド自在なスライドシューとを用いたスライドシュー式仕分けコンベヤにおいて、第1の本発明に加えて、
−スラットコンベヤの内側で、スライドシューの一部であり、その支持軸に設けられたホイールと、
−直進方向と分岐方向への分岐部のガイドレール外側に配設された電磁石と、
−電磁石のガイドレール側前面で、ベーンの先端部を接触状態で分岐方向へ進行させうるように配設されたガイドブロックと、
−分岐方向で、電磁石の下流側に配設された磁石と
を有するコンベヤの切換装置であって、分岐方向に進む場合にベーンをベーン方向切換機構によって切り換えるとともに、ホイールを電磁石で吸引することを特徴とする。
このようにすると、ベーンの切換のみならず、ホイールも吸引されるため、スライドシューの支持軸がノーズブロックに衝突する可能性が低くなり、スライドシューの損傷が防止できる。
また、第1の本発明または第2の本発明の仕分けコンベヤの切換装置であって、 ベーンまたはノーズブロックのいずれか一方または両方の先端が尖っていることを特徴とする。
このようにすると、衝突の確率を低下させ、衝突時の衝撃を減少することができる。
また、第1の本発明または第2の本発明の仕分けコンベヤの切換装置であって、更に、
−ベーンの後端部分であって、一部に切り欠きを有するベーン尾部と、
−分岐部の直進方向外側に設け、ベーン尾部が侵入可能な隙間を設けた直進用ベーンガイドと
を有し、分岐方向に向かうべきスライドシューの分岐動作が不十分な場合に、ベーン尾部が直進用ベーンガイドの隙間のベーン進行方向終端に接触し、その反動で、スライドシューを直進方向に向かわせることを特徴とする。
これにより、スライドシューの分岐動作が不十分であった場合でも、ベーンを直進方向に向かわせることにより、スライドシュー全体を直進方向に進行させ、スライドシューの支持軸がノーズブロックに衝突する可能性が低くなり、スライドシューの損傷が防止できる。
更に、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、ベーンを磁性体で構成するとともに、分岐部のベーン分岐ガイド外側に配設された電磁石を含み、電磁石によって、ベーンを吸引して、ベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、電磁力による吸引作用によって、高速で、強力なベーンの方向切り換えが可能となる。
または、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、ベーンを永久磁石で構成するとともに、分岐部の近傍に設けた電磁石を含み、電磁石によって、ベーンを吸引または反発させて、ベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、電磁石と永久磁石による相乗的な吸引または反発作用によって、更に、高速で強力なベーンの方向切り換えが可能となる。
または、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、ベーンを永久磁石で構成するとともに、分岐部の近傍に設けた回動可能な永久磁石を含み、回動可能な永久磁石を回動させることによって、ベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、電磁石を用いることなく、切換装置が実現できる。
あるいは、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、エア供給源、エアを噴出するエアノズル、エア供給源とエアノズルを連結するエア配管、エア配管の途中に設けたエア噴出を制御するエアバルブを含み、エアによってベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、コンベヤ装置に多用されているエアを用いて簡便に機構を実現することができ、また、接触部分が少ないため、摩耗などの発生が抑えられて、長期間稼働を継続することができる。
または、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、エア吸引源、エアを吸引するエアノズル、エア吸引源とエアノズルを連結するエア配管、エア配管の途中に設けたエア吸引を制御するエアバルブを含み、エアの吸引によってベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、エアの吸引によって切換を実現することで、接触部分が少ないため、摩耗などの発生が抑えられて、長期間稼働を継続することができる。
あるいは、第1の本発明または第2の本発明のコンベヤの切換装置であって、ベーン方向切換機構として、ベーンを永久磁石で構築するとともに、分岐路またはその近傍に設けたリニアモーター用コイルを含み、リニアモーター技術によってベーンの方向を切り換えることを特徴とする。
これによると、リニアモーターによる、高速で、確実な切換が実現できる。
本発明に係る物品の仕分けコンベヤの切換装置では、スライドシューの直進方向と分岐方向の方向切換について、ホイールの代わりに、または、ホイールに加えて、回動可能な先端部に角度のついた、質量の小さなベーンを用いたから、確実な切換が実現でき、更に、種々の理由でホイールの動作が不良であった場合にも、ベーンによってホイールの支持軸のガイドやノーズブロックへの衝突が避けられ、スライドシューやその支持軸を破損することなく長期間の稼働が実現できる。
本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの全体上面図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの部分斜視図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるスライドシュー4の構造図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるベーン19の斜視図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常直進時の説明図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明図である。 本発明の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時のベーンの動作の説明図である。 本発明の第1の実施形態の変形例の説明図である。 本発明の第1の実施形態の変形例の説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。 本発明の第2の実施形態の変形例の説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常直進時の説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明図である。 従来の切換装置の説明図である。
以下、図面を参照し、本発明の第1の実施形態にかかる仕分けコンベヤの切換装置について説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの全体上面図である。物品6が載るスラット3を物品の搬送方向(図中矢印A方向)に走行させることによって物品の搬送を行うスラットコンベヤ1と、スラット3の走行方向と直交する方向に摺動自在にスラット3上に装備されたスライドシュー4と、各仕分けゾーンSに対応してスラットコンベヤ1の搬送路から分岐する、ローラーコンベヤからなる仕分け搬送路7が備えられている。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの部分斜視図である。ここで、スラットコンベヤ1のスラット3は、両端部が物品の搬送方向に走行するエンドレスチェーン2によって支持されている。また、各仕分けゾーンSにおいては、スライドシュー4を直進方向または分岐方向にガイドするガイドレール5及びスライドシュー4を分岐方向に分岐するための、電磁石8、永久磁石9が設けられており、分岐方向のガイドレール5により、スライドシュー4は、物品を仕分けコンベヤ7の方向に向かせられる。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるスライドシュー4の構造図である。スラット3の走行方向と直交する方向に移動自在に支持されるシュースライド13と、このシュースライド13に装備されて仕分け搬送路7に物品を押し出す際に物品との接触部となるシューキャップ14とを具備した構成とし、前記シュースライド13には、前述したように、スラット3の下方に突出する支持軸17と、支持軸17に支持されてガイドレール5による移動操作の際の当接部となる回転自在のホイール18と、ホイール18の下方で支持軸17に支持されているベーン19が装備されている。ホイール18の材質は、磁性体である必要はなく、樹脂製、非磁性金属製など、様々な材料を用いることができる。
なお、スライドシュー4の構成は、これに限定されず、コンベヤ上面でのスライド可能な部材と、コンベヤ下部の回転自在の部材及び回動自在の部材からなるものであればよい。更に、スラット面を摺動自在に走行可能であれば、シューキャップ14とシュースライド13を、一体的に構成したものでも構わない。また、ホイール18とベーン19の位置関係は上下逆であっても構わない。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるベーン19の斜視図である。ベーン19は、磁性体からなり、厚板状で、水平断面が、長方形の進行方向Aでの先端部を尖らせた形状、垂直断面が、長方形で後端部の下方を小さな長方形に切り取った形状、かつ、垂直方向に支持軸17を貫通する孔部Hを設けた構造で、図示しない固定機構で支持軸17の回りに回動可能に固定されている。ベーン19は、図示しないが、予め定めた回動限度角度以上に回動できないように構成されており、その回動限度角度を、分岐部のレイアウトにも関連するが、+−45度、更に好ましくは+−25度ないしは+−20度の範囲で、適宜、定めることが必要である。
なお、ベーン19の構造は、これに限定されず、全体の形状、先端部の形状(尖っているかどうか)、切り欠きの有無及び形状についても、本発明の要旨を実現するために適切な形状であればよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図であり、特に、スラット3を取り除いた状態で、支持軸17の下方部、ホイール18、ベーン19及び切換機構を示している。ホイール18の進行方向Aに沿って、直進方向ガイドレール21、及びその側壁21a、21b、図中進行方向右側に設けた、永久磁石221を内蔵するベーン補正ガイド22、ベーン補正ガイド22に引き続く、永久磁石231を内蔵し、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23、図中進行方向左側に設けた、磁性体からなる第1ベーン分岐用ガイド33、第1ベーン分岐用ガイド33の外側に密着して設けた電磁石34、第1分岐用ガイド33に引き続く、磁性体からなる第2ベーン分岐用ガイド35、第2ベーン分岐用ガイド35の外側に密着して設けた磁石36、ホイール18の進行方向に対向して、ベーン19の先端部と接触しうる位置にある、尖った先端部を有するノーズブロック29、更に、ノーズブロック29の進行方向前方に、ホイール18の高さでホイール18の分岐を誘導するノーズ40、及び、分岐方向ガイドレール30、及びその側壁30a、30bが設けられている。
ここで、ノーズブロック29は、ノーズ40の先端にホイール18が衝突するのを防止する目的で、ノーズ40よりも、進行方向手前に設けたものであり、そのホイール18進行方向に対向する先端部は、好ましくは尖っており、上方に頂点を有し、ホイール進行方向に逃げるようになっている。ただし、この形状に限定されるものではない。
次に、このような構成の仕分けコンベヤの切換装置の動作について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常直進時の説明図である。すなわち、物品を仕分ける必要がなく、スライドシュー4がスラットコンベヤ1の進行方向に直進する場合は、図中進行方向左側の電磁石34は作動しない。スライドシュー4の下部のホイール18は、スラットコンベヤ1の動きに従って直進方向ガイドレール21にガイドされてA方向に進行してくる。
ここで、ホイール18の下方に位置するベーン19が、ベーン補正ガイド22によって、ほぼ直進方向に挙動が補正される。引き続き進行して、直進用ベーンガイド23の入口部でベーン19全体が吸引され、そののち、直進用ベーンガイド23の切り欠き部分を通過するときは、その切り欠きにより、ベーン19の上側は磁力が及ばず吸引されず、ベーン19の下側、すなわち先端部のみが吸引されながら進行する。そのまま、ホイール18、ベーン19がともに直進方向に進み、ノーズブロック29にも接触することなく、分岐部出口の直進方向ガイドレール21へと進行する。
なお、直進方向への進行を安定させるために、分岐部近傍の進行方向右側に、磁石37を設けてもよい。磁石37は、永久磁石、または、直進時のみ吸引する電磁石とするが、後述する分岐時の電磁石による吸引力と比較して弱めの吸引力であることが好ましい。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。すなわち、物品を仕分ける場合は、電磁石34が作動する。ここで、第1の実施形態と異なり、ベーン19のみが電磁石34の方向に吸引され、ベーン19は第1ベーン分岐用ガイド33に沿って進行することになる。更に、分岐方向に向かったベーン19は、第2ベーン分岐用ガイド35の外側に設けられた磁石36によって吸引を継続され、確実に分岐方向へと向かうこととなる。このようにして、ベーン19がノーズブロック29と衝突することなく、分岐動作が完了する。
このようにして、電磁石34がベーン方向を切り換える機構として機能することとなる。また、磁石36は分岐動作を確実にするためであり、永久磁石であっても、分岐時のみ作動する電磁石であってもよく、分岐動作に不安がない場合には省略してもよい。
ここで、ベーン19が分岐方向に向けられても、スライドシュー4及び同軸のホイール18が分岐方向に移動しない場合には、ベーン19の進行方向右側面が、ノーズブロック29の先端部または分岐側側面部に接触し、ベーン19に予め設定された回動限度角度まで回動させられ、その後に、ベーン19及びスライドシュー4が、ノーズブロック29から反力を受けて、分岐方向に移動させられて、正しく分岐がなされることとなる。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明図である。分岐ミスの場合は、スライドシュー4の下部に設けられたホイール18またはベーン19がノーズ40またはノーズブロック29に衝突する可能性があるので、これを回避するため、スライドシュー4を直進させる必要がある。
より詳細に説明すると、物品を仕分ける場合は、電磁石34が作動し、ベーン19が電磁石34の方向に吸引されるが、電磁石34から磁石36に切り替わる地点以降で、ホイール18が、損傷や汚れなどの原因で分岐側へ向かいきれないことがあり得る。この場合、ホイール18は、中途半端に離反した状態で、進行方向(図の右方向)にまっすぐ進み、そのまま進行すると、ノーズ40に衝突する可能性が生じる。一方、ベーン19は吸引されて第1ベーン分岐用ガイド33または第2ベーン分岐用ガイド35に接触して進行している。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時のベーンの動作の説明図であり、前述の状態で進行すると、進行方向後端下部に切り欠きを有するベーン尾部191と、分岐部の直進側外側に設けた、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23の切り欠き端部232とが接触し、それによってベーン19が直進方向に戻される。
ベーン19が直進方向に戻されたことによって、不十分ながら分岐方向に向かっていたホイール18も、直進方向に戻されて、ノーズブロック29またはノーズ40への衝突が回避されることになる。
このようにして、スライドシュー4の動作としては分岐に失敗したものの、スライドシュー4、支持軸17、ホイール18などに損傷を与えることはなく、そのまま運用を続行することが可能である。
なお、本発明の第1の実施形態の説明において、種々のガイドレール、ベーン補正ガイド、ベーンガイド、ベーン分岐用ガイド、ノーズブロック、ノーズなどを、独立の部品としてきたが、これらのうちの、いくつかが組み合わされた複合部品であってもよい。実質的にそれらの独立の部品としての機能を果たせるものであれば、名称・形状などを問わず、本発明に含まれるものとする。
同様に、スライドシューの部分として、シューキャップ、シュースライド、ホイール、支持軸、ベーンなどを独立した部分として説明したが、これらも複合した部分として形成されてもよい。
また、ホイール18については、ベーン19の上方(シュースライド13とベーン19の間)に1個設けるように説明したが、ベーンが上方に、ホイールが下方に設けられるようにしてもよく、更に、2個以上でもよく、その位置についても、ベーン19の上方と下方に設けてベーン19を挟むようにしてもよい。このようにすると、スライドシュー4の走行が安定する利点がある。
なお、第1の実施形態の変形例として、ベーン19を永久磁石で構成してもよい。その上で、図10(A)に示すように、分岐側外側に電磁石51を設けて、分岐時には、ベーン19が近接したら、ベーン19の先端の磁極(例えばS極)と異なる磁極(例えばN極)を発生させ、ベーン19の先端を吸引してスライドシュー4の方向を切り換えるか、図10(B)に示すように、直進側外側に電磁石52を設けて、分岐時には、ベーン19が近接したら、ベーン19の先端の磁極(例えばS極)と同じ磁極(例えばS極)を発生させ、ベーン19の先端を反発させて、スライドシュー4の方向を切り換えるようにしてもよい。そのようにすると、ベーンを永久磁石としたことで、電磁石51または52が小規模なもので済む。
ここで、ベーンを永久磁石で構成するとしたが、具体的には、ベーンを磁化して永久磁石化することだけでなく、小さな永久磁石をベーンに埋め込む、貼付するなどの方法で付着することであってもよい。以後の説明で、永久磁石で構成するとあるところは、同様である。
同様に、第1の実施形態の別の変形例として、図11(A)のごとく、ベーン19を永久磁石で構成して、更に、分岐側外側にモーター53で回動可能な永久磁石54を設けて、分岐時には、ベーン19が近接したら、永久磁石53を回動することで、ベーン19の先端の磁極(例えばS極)と異なる磁極(例えばN極)を対向させ、ベーン19の先端を吸引してスライドシュー4の方向を切り換えるか、図11(B)に示すように、直進側外側にモーター55で回動可能な永久磁石56を設けて、分岐時には、ベーン19が近接したら、ベーン19の先端の磁極(例えばS極)と同じ磁極(例えばS極)を対向させ、ベーン19の先端を反発させて、スライドシュー4の方向を切り換えるようにしてもよい。そのようにすると、電磁石を用いずに、分岐が実現できる。
次に、図面を参照し、本発明の第2の実施形態にかかる仕分けコンベヤの切換装置について説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの全体斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの部分斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるスライドシュー4の構造図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略するが、ホイール18の材質は、磁性体である必要はなく、樹脂製、非磁性金属製など、様々な材料を用いることができる。
なお、スライドシュー4の構成は、これに限定されず、コンベヤ上面でのスライド可能な部材と、コンベヤ下部の回転自在の部材と、その下部の回動自在の部材からなるものであればよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるベーン19の斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略するが、第2の実施形態においては、ベーン19の材質は、磁性体である必要はなく、樹脂製、非磁性金属製など、様々な材料を用いることができる。
なお、ベーン19の構造は、これに限定されず、全体の形状、先端部の形状(尖っているかどうか)、切り欠きの有無及び形状についても、本発明の要旨を実現するために適切な形状であればよい。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図であり、特に、スラット3を取り除いた状態で、支持軸17の下方部、ホイール18、ベーン19及び切換機構を示している。ホイール18の進行方向Aに沿って、直進方向ガイドレール21、及びその側壁21a、21b、図中進行方向右側に設けた、永久磁石221を内蔵するベーン補正ガイド22、ベーン補正ガイド22に引き続く、永久磁石231を内蔵し、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23、図中進行方向右側の直進方向ガイドレール21の鉛直壁に設けた孔部61、その孔部61に挿入され、分岐部分に向かってエアを噴出するようになっているエアノズル62、図示しないエア供給源からエアノズル62へ矢印Bの方向にエアを供給するエア配管63、エアノズル62に向かうエア配管63の途中に設けられたエアバルブ64、図中進行方向左側に設けた、第1ベーン分岐用ガイド33、第1分岐用ガイド33に引き続く、磁性体からなる第2ベーン分岐用ガイド35、第2ベーン分岐用ガイド35の外側に密着して設けた磁石36、ホイール18の進行方向に対向して、ベーン19の先端部と接触しうる位置にある、尖った先端部を有するノーズブロック29、更に、ノーズブロック29の進行方向前方に、ホイール18の高さでホイール18の分岐を誘導するノーズ40、及び、分岐方向ガイドレール30、及びその側壁30a、30bが設けられている。
次に、このような構成の仕分けコンベヤの切換装置の動作について説明する。正常直進時については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。ここで、物品を仕分ける場合は、ベーン19が通過する際に、エアバルブ64を作動し、ベーン19の先端部にエアを噴出し、吹き当てる。具体的には、エアバルブ64が電磁弁である場合は、図示しない検知機構によって、分岐すべきスライドシュー4が所定位置に到達したことを検知したら、図示しない電気回路を作動させ、所定の時間だけ電磁弁を開き、エアを噴出する。それによって、ベーン19の方向が切り換わって分岐方向へと向かい、ベーン19は第1ベーン分岐用ガイド33に沿って進行することになる。更に、分岐方向に向かったベーン19は、第2ベーン分岐用ガイド35の外側に設けられた磁石36によって吸引を継続され、確実に分岐方向へと向かうこととなる。このようにして、ベーン19がノーズブロック29と衝突することなく、分岐動作が完了する。
このようにして、エア供給源、エアを噴出するエアノズル62、エア供給源とエアノズル62を連結するエア配管63、エア配管63の途中に設けたエア噴出を制御するエアバルブ64がベーン方向を切り換える機構として機能することとなる。また、磁石36は分岐動作を確実にするためであり、永久磁石であっても、分岐時のみ作動する電磁石であってもよく、分岐動作に不安がない場合には省略してもよい。
ここで、ベーン19が分岐方向に向けられても、スライドシュー4及び同軸のホイール18が分岐方向に移動しない場合には、ベーン19の進行方向右側面が、ノーズブロック29の先端部または分岐側側面部に接触し、ベーン19に予め設定された回動限度角度まで回動させられ、その後に、ベーン19及びスライドシュー4が、ノーズブロック29から反力を受けて、分岐方向に移動させられて、正しく分岐がなされることとなる。
なお、本発明の第2の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明は、第1の実施形態における説明と同様であるので省略する。
また、本発明の第2の実施形態の説明において、種々のガイドレール、ベーン補正ガイド、ベーンガイド、ベーン分岐用ガイド、ノーズブロック、ノーズ、エア供給源、エアノズル、エア配管、エアバルブなどを、独立の部品としてきたが、これらのうちの、いくつかが組み合わされた複合部品であってもよい。実質的にそれらの独立の部品としての機能を果たせるものであれば、名称・形状などを問わず、本発明に含まれるものとする。
同様に、スライドシューの部分として、ホイール、支持軸、ベーンなどを独立した部分として説明したが、これらも複合した部分として形成されてもよい。
また、ホイール18については、ベーン19の上方(シュースライド13とベーン19の間)に1個設けるように説明したが、2個以上でもよく、その位置についても、ベーン19の上方と下方に設けてベーン19を挟むようにしてもよい。このようにすると、スライドシュー4の走行が安定する利点がある。
なお、本発明の第2の実施形態の変形例として、ベーン方向切換機構として、図14に示すように、図中進行方向左側の第1ベーン分岐用ガイド33の鉛直壁に設けた孔部65、その孔部65に挿入され、分岐側にエアを吸引するようになっているエアノズル66、図示しないエア供給源からエアノズル66へ矢印Cの方向にエアを吸引するエア配管67、エアノズル66に向かうエア配管67の途中に設けられたエアバルブ68を含み、エアの吸引によってベーンを引き付け、方向を切り換えるようにしてもよい。
これによると、エアの吸引によって切換を実現するため、接触部分が少ないため、摩耗などの発生が抑えられて、長期間稼働を継続することができる。
次に、図面を参照し、本発明の第3の実施形態にかかる仕分けコンベヤの切換装置について説明する。
図2は、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤの全体斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図3は、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤの部分斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるスライドシュー4の構造図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略するが、ホイール18の材質は、磁性体である必要はなく、樹脂製、非磁性金属製など、様々な材料を用いることができる。
なお、スライドシュー4の構成は、これに限定されず、コンベヤ上面でのスライド可能な部材と、コンベヤ下部の回転自在の部材と、その下部の回動自在の部材からなるものであればよい。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるベーン19の斜視図であり、全般には、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。但し、第4の実施形態においては、ベーン19は、進行方向に所定の磁極(例えば前がN極、後がS極)を有するように構成された永久磁石である。
なお、ベーン19の構造は、これに限定されず、全体の形状、先端部の形状、切り欠きの有無及び形状についても、本発明の要旨を実現するために適切な形状であればよい。
図15は、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図であり、特に、スラット3を取り除いた状態で、支持軸17の下方部、ホイール18、ベーン19及び切換機構を示している。ホイール18の進行方向Aに沿って、直進方向ガイドレール21、及びその側壁21a、21b、図中進行方向右側に設けた、永久磁石221を内蔵するベーン補正ガイド22、ベーン補正ガイド22に引き続く、永久磁石231を内蔵し、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23、図中進行方向右側の直進方向ガイドレール21の、図中進行方向左側に設けた、第1ベーン分岐用ガイド33、第1分岐用ガイド33に引き続く、第2ベーン分岐用ガイド35、ホイール18の進行方向に対向して、ベーン19の先端部と接触しうる位置にある、尖った先端部を有するノーズブロック29、分岐部から分岐側に向かい、床面に設けたリニアモーター用コイル内蔵固定子71、更に、ノーズブロック29の進行方向前方に、ホイール18の高さでホイール18の分岐を誘導するノーズ40、及び、分岐方向ガイドレール30、及びその側壁30a、30bが設けられている。
次に、このような構成の仕分けコンベヤの切換装置の動作について説明する。正常直進時については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
正常分岐時においては、ベーン19が分岐部に接近したら、リニアモーター用コイル内蔵固定子71に図示しない電源部からの電流を通電することによって、永久磁石70で構成されるベーン19がリニアモーターの可動子となり、固定子が向かう方向へとベーン19が向かうことになる。この動作によって、ベーン19、すなわちスライドシュー4が方向を切り換えられることになる。その後、ベーン19は第1ベーン分岐用ガイド33に沿って進行することになる。
このようにして、永久磁石70で構成されるベーン19と、分岐部床部に設けたリニアモーター用コイル内蔵固定子71がベーン方向を切り換える機構として機能することとなる。
ここで、ベーン19が分岐方向に向けられても、スライドシュー4及び同軸のホイール18が分岐方向に移動しない場合には、ベーン19の進行方向右側面が、ノーズブロック29の先端部または分岐側側面部に接触し、ベーン19に予め設定された回動限度角度まで回動させられ、その後に、ベーン19及びスライドシュー4が、ノーズブロック29から反力を受けて、分岐方向に移動させられて、正しく分岐がなされることとなる。
なお、本発明の第3の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明は、第1の実施形態における説明と同様であるので省略する。
また、本発明の第3の実施形態の説明において、種々のガイドレール、ベーン補正ガイド、ベーンガイド、ベーン分岐用ガイド、ノーズブロック、ノーズ、リニアモーター用コイル内蔵固定子などを、独立の部品としてきたが、これらのうちの、いくつかが組み合わされた複合部品であってもよい。実質的にそれらの独立の部品としての機能を果たせるものであれば、名称・形状などを問わず、本発明に含まれるものとする。
同様に、スライドシューの部分として、ホイール、支持軸、ベーンなどを独立した部分として説明したが、これらも複合した部分として形成されてもよい。
また、ホイール18については、ベーン19の上方(シュースライド13とベーン19の間)に1個設けるように説明したが、2個以上でもよく、その位置についても、ベーン19の上方と下方に設けてベーン19を挟むようにしてもよい。このようにすると、スライドシュー4の走行が安定する利点がある。
なお、本発明の変形例として、永久磁石70で構成されるベーン19の磁極をベーン先端部で、しかも進行方向に直交する向きに構成し、リニアモーター用コイル内蔵固定子71を分岐部において、進行方向と直交するように設置するようにして、リニアモーター用コイル内蔵固定子71に通電することで、ベーン19の先端部を分岐方向に切り換えるようにしてもよい。
次に、図面を参照し、本発明の第4の実施形態にかかる仕分けコンベヤの切換装置について説明する。
図2は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの全体斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図3は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの部分斜視図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略する。
図4は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるスライドシュー4の構造図であり、第1の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略するが、第4の実施形態の場合には、ホイール18の材質は、磁性体である。
なお、スライドシュー4の構成は、これに限定されず、コンベヤ上面でのスライド可能な部材と、コンベヤ下部の回転自在の部材と、その下部の回動自在の部材からなるものであればよい。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る仕分けコンベヤに用いられるベーン19の斜視図である。ベーン19は、磁性体からなり、厚板状で、水平断面が、長方形の進行方向Aでの先端部を尖らせた形状、垂直断面が、長方形で後端部の下方を小さな長方形に切り取った形状、かつ、垂直方向に支持軸17を貫通する孔部Hを設けた構造で、図示しない固定機構で支持軸17の回りに回動可能に固定されている。
図16は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の斜視図であり、特に、スラット3を取り除いた状態で、支持軸17の下方部、ホイール18、ベーン19及び切換機構を示している。ホイール18の進行方向Aに沿って、直進方向ガイドレール21、及びその側壁21a、21b、図中進行方向右側に設けた、永久磁石221を内蔵するベーン補正ガイド22、ベーン補正ガイド22に引き続く、永久磁石231を内蔵し、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23、図中進行方向左側に設けた、電磁石24、電磁石24に引き続く永久磁石25、電磁石24及び永久磁石25の内側に設けた磁性体からなるヨーク26、ヨーク26の前面でかつ電磁石24の上部前面を覆う形状のガイドブロック27、ヨーク26をガイドし、ガイドブロックより引きこんで配設されるヨークガイド28、ホイール18の進行方向に対向して、ベーン19の先端部と接触しうる位置にある、尖った先端部を有するノーズブロック29、更に、ノーズブロック29の進行方向前方に、ホイール18の高さでホイール18の分岐を誘導するノーズ40、及び、分岐方向ガイドレール30、及びその側壁30a、30bが設けられている。
ここで、ノーズブロック29は、ノーズ40の先端にホイール18が衝突するのを防止する目的で、ノーズ40よりも、進行方向手前に設けたものであり、そのホイール18進行方向に対向する尖った先端部は、頂点を有し、ホイール進行方向に逃げるようになっている。
なお、ガイドブロック27については、その材質は、樹脂に限定されず、非磁性体であれば、ガラス質などであってもよい。また、永久磁石25については、電磁石であってもよく、必要な場合のみ通電して磁力を発生させてもよく、あるいは、電磁石24の形状によっては省略してもよい。
次に、このような構成の仕分けコンベヤの切換装置の動作について説明する。図17は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常直進時の説明図である。すなわち、物品を仕分ける必要がなく、スライドシュー4がスラットコンベヤ1の進行方向に直進する場合は、図中進行方向左側の電磁石24は作動しない。スライドシュー4の下部のホイール18は、スラットコンベヤ1の動きに従って直進方向ガイドレール21にガイドされてA方向に進行してくる。
ここで、ホイール18の下方に位置するベーン19が、ベーン補正ガイド22によって、ほぼ直進方向に挙動が補正される。引き続き進行して、直進用ベーンガイド23の入口部でベーン19全体が吸引され、そののち、直進用ベーンガイド23の切り欠き部分を通過するときは、その切り欠きにより、ベーン19の上側は磁力が及ばず吸引されず、ベーン19の下側、すなわち先端部のみが吸引されながら進行する。そのまま、ホイール18、ベーン19がともに直進方向に進み、ノーズブロック29にも接触することなく、分岐部出口の直進方向ガイドレール21へと進行する。
図18は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の正常分岐時の説明図である。すなわち、物品を仕分ける場合は、電磁石24が作動する。それにより、ホイール18、ベーン19が電磁石24の方向に吸引され、ベーン19はガイドブロック27に接触して進行することにより、ガイドブロック27の接線方向に強制され、ガイドブロック27の先端とノーズブロック29の間の分岐部分に進入する。一方、ホイール18は、電磁石24、引き続き、磁石25に吸引されてヨークガイド28及びヨーク26に接しながら進行する。このようにして、ベーン19がノーズブロック29と衝突することなく、分岐動作が完了する。
図19は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時の説明図である。分岐ミスの場合は、スライドシュー4の下部に設けられたホイール18またはベーン19がノーズ40またはノーズブロック29に衝突する可能性があるので、これを回避するため、スライドシュー4を直進させる必要がある。
より詳細に説明すると、物品を仕分ける場合は、電磁石24が作動し、ホイール18、ベーン19が電磁石24の方向に吸引されるが、電磁石24から永久磁石25に切り替わる地点以降で、ホイール18が、損傷や汚れなどの原因で分岐側のヨークガイド28またはヨーク26から離れてしまうことがあり得る。この場合、ホイール18は、中途半端に離反した状態で、進行方向(図の右方向)にまっすぐ進み、そのまま進行すると、ノーズ40に衝突する可能性が生じる。一方、ベーン19は吸引されてガイドブロック27に接触して進行している。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る仕分けコンベヤの切換装置の分岐ミス時のベーンの動作の説明図であり、前述の状態で進行すると、進行方向後端下部に切り欠きを有するベーン尾部191と、分岐部の電磁石と逆の側に設けた、進行方向の中間部分の上方が切り欠かれている直進用ベーンガイド23の切り欠き端部232とが接触し、それによってベーン19が直進方向に戻される。
ベーン19が直進方向に戻されたことによって、不十分ながら分岐方向に向かっていたホイール18も、直進方向に戻されて、ノーズブロック29またはノーズ40への衝突が回避されることになる。
このようにして、スライドシュー4の動作としては分岐に失敗したものの、スライドシュー4、支持軸17、ホイール18などに損傷を与えることはなく、そのまま運用を続行することが可能である。
なお、本発明の第4の実施形態の説明において、ベーン方向切換機構は、本発明の第1の実施形態と同様に、ベーン19を電磁石によって吸引するものとして説明したが、第1の実施形態の変形例である、ベーンを永久磁石で構成し、分岐部外側に設けた電磁石によって、ベーンを吸引または反発させるベーン方向切換機構であってもよいし、ベーンを永久磁石で構成し、分岐部の近傍に設けた永久磁石を回動させることによるベーン方向切換機構であってもよい。
更に、本発明の第2の実施形態にて説明したエアの吹き付けやエアによる吸引、第3の実施形態で説明したリニアモーター技術によるベーン方向切換機構であってもよい。
また、本発明の第4の実施形態の説明において、種々のガイドレール、ベーン補正ガイド、ベーンガイド、ガイドブロック、ヨーク、ヨークガイド、ノーズブロック、ノーズなどを、独立の部品としてきたが、これらのうちの、いくつかが組み合わされた複合部品であってもよい。実質的にそれらの独立の部品としての機能を果たせるものであれば、名称・形状などを問わず、本発明に含まれるものとする。
同様に、スライドシューの部分として、ホイール、支持軸、ベーンなどを独立した部分として説明したが、これらも複合した部分として形成されてもよい。
また、ホイール18については、ベーン19の上方(シュースライド13とベーン19の間)に1個設けるように説明したが、2個以上でもよく、その位置についても、ベーン19の上方と下方に設けてベーン19を挟むようにしてもよい。このようにすると、スライドシュー4の走行が安定する利点がある。
1 スラットコンベヤ
2 エンドレスチェーン
3 スラット
4 スライドシュー
5 ガイドレール
6 物品
7 仕分けコンベヤ
8 電磁石
9 永久磁石
17 支持軸
18 ホイール
19 ベーン
21 直進方向ガイドレール
22 ベーン補正ガイド
23 直進用ベーンガイド
24 電磁石
25 永久磁石
26 ヨーク
27 ガイドブロック
28 ヨークガイド
29 ノーズブロック
30 分岐方向ガイドレール
33 第1ベーン分岐用ガイド
34 電磁石
35 第2ベーン分岐用ガイド
40 ノーズ
61 孔部
62 エアノズル
63 エア配管
64 エアバルブ
70 永久磁石
71 リニアモーター用コイル内蔵固定子
S 仕分けゾーン

Claims (10)

  1. 物品の搬送方向と直角の方向に延伸したスラットが物品の搬送方向に連結されてなるスラットコンベヤのスラット面を前記搬送方向と直角の方向にスライドシューが移動することで前記物品を直進方向と分岐方向とに仕分けるためのスライドシュー式仕分けコンベヤに用いられる仕分けコンベヤの切換装置において、
    前記スライドシューの支持軸に回動可能に支持され後端部の下方が切り取られた垂直断面形状を有するベーンと、
    前記ベーンを前記直進方向及び前記分岐方向に案内するためにそれぞれ設けられた直進方向ガイドレール及び分岐方向ガイドレールと、
    前記直進方向及び前記分岐方向への分岐部に配設され前記ベーンを前記分岐方向に進行させる場合に前記分岐方向ガイドレール側に方向を切換させるベーン方向切換機構と、
    前記スライドシューの支持軸に設けられ前記直進方向ガイドレールもしくは前記分岐方向ガイドレールに回転自在に当接し得るホイールと、
    前記直進方向ガイドレールの手前において前記分岐部の前記直進方向外側に設けられ前記ベーンに係る前記後端部に対応する隙間が設けられた直進用ベーンガイドと
    を有することを特徴とする仕分けコンベヤの切換装置。
  2. 前記ホイールは磁性体によってなり、
    前記分岐部における前記分岐方向ガイドレールの外側に配設された電磁石と、
    前記分岐方向で前記電磁石の下流側に配設された磁石と
    をさらに有し、
    前記ホイールが前記電磁石によって吸引されることを特徴とする請求項1記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  3. 前記分岐部の下流部分で前記ベーンを前記直進方向と前記分岐方向とへ進行させうるように配設されたノーズブロックをさらに備え、
    前記ベーン、前記ノーズブロックのいずれか一方または両方の先端がとがっていることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  4. 前記分岐方向に向かうべき前記スライドシューの分岐動作が不十分な場合に前記ベーンに係る前記後端部が前記直進用ベーンガイドの前記隙間の終端に接触した反動によって前記スライドシューを前記直進方向に向かわせることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  5. 前記ベーンは磁性体で構成され、
    前記ベーン方向切換機構は、前記分岐部の前記分岐方向に設けられた前記分岐方向ガイドレールの外側に配設された電磁石を含み、前記電磁石によって、前記ベーンを吸引して、前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  6. 前記ベーンは永久磁石で構成され、
    前記ベーン方向切換機構は、前記分岐部の近傍に設けられた電磁石を含み、前記電磁石によって、前記ベーンを吸引または反発させて、前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  7. 前記ベーンは永久磁石で構成され、
    前記ベーン方向切換機構は、前記分岐部の近傍に設けられた回動可能な永久磁石を含み、前記回動可能な永久磁石を回動させることによって、前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  8. エアを供給するエア供給源、前記エアを噴出するエアノズル、前記エア供給源と前記エアノズルとを連結するエア配管、前記エア配管の途中に設けられ前記エアの噴出を制御するエアバルブをさらに含み、
    前記ベーン方向切換機構は、前記エアの噴出によって前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  9. エアを吸引するエア吸引源、前記エアを吸引するエアノズル、前記エア吸引源と前記エアノズルとを連結するエア配管、前記エア配管の途中に設けられ前記エアの吸引を制御するエアバルブをさらに含み、
    前記ベーン方向切換機構は、前記エアの吸引によって前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
  10. 前記ベーンは永久磁石で構築され、
    前記ベーン方向切換機構は、前記分岐部または該分岐部の近傍に設けられたリニアモーター用コイルを含み、前記リニアモーター用コイルによって前記ベーンの方向を切り換えることを特徴とする請求項1もしくは2記載の仕分けコンベヤの切換装置。
JP2013044741A 2012-12-12 2013-03-06 仕分けコンベヤの切換装置 Active JP6317545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044741A JP6317545B2 (ja) 2012-12-12 2013-03-06 仕分けコンベヤの切換装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012271368 2012-12-12
JP2012271368 2012-12-12
JP2013044741A JP6317545B2 (ja) 2012-12-12 2013-03-06 仕分けコンベヤの切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014133651A JP2014133651A (ja) 2014-07-24
JP6317545B2 true JP6317545B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=51412238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013044741A Active JP6317545B2 (ja) 2012-12-12 2013-03-06 仕分けコンベヤの切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6317545B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6470202B2 (ja) * 2016-02-18 2019-02-13 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 仕分けコンベヤの切換装置
JP6470465B1 (ja) * 2018-11-01 2019-02-13 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 仕分けコンベヤの切換装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2630558B2 (ja) * 1992-07-30 1997-07-16 トーヨーカネツ株式会社 仕分けコンベヤの切換装置
JP2942947B2 (ja) * 1995-12-27 1999-08-30 トーヨーカネツ株式会社 仕分装置
JPH11193128A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Toyo Kanetsu Kk 仕分装置及びこれを用いた仕分方法
JP2000016581A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Okamura Corp 搬送物の仕分け装置
JP4311121B2 (ja) * 2003-08-05 2009-08-12 株式会社ダイフク 転換設備
JP5457733B2 (ja) * 2009-06-16 2014-04-02 トーヨーカネツソリューションズ株式会社 仕分け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014133651A (ja) 2014-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107985983B (zh) 件货用的由线性马达操作的传输系统的无源切换装置
EP0581291B2 (en) Sorting apparatus
KR102167822B1 (ko) 숏 블럭 리니어 동기 모터 및 스위칭 메커니즘
AU2005286623B2 (en) Positive displacement sorter
JP2012516130A (ja) 短ブロックのリニア同期モータおよび切り替え機構によって動力供給される改良された輸送システム
CN108373022B (zh) 物品搬送设备
CN109756094A (zh) 长定子线性电机
JP6317545B2 (ja) 仕分けコンベヤの切換装置
KR20130063901A (ko) 무동력 트레이를 갖는 자기부상 반송장치
US10618750B2 (en) Transport device in the form of a long-stator linear motor having a turnaround portion
CN110809530A (zh) 用于输送系统的磁性换向器
JP2630558B2 (ja) 仕分けコンベヤの切換装置
JP3623810B2 (ja) スライドシュー式仕分け装置
JP2010202324A (ja) 仕分け装置
JP6168924B2 (ja) 仕分けコンベヤの切換装置
JPH11193128A (ja) 仕分装置及びこれを用いた仕分方法
JP2016013920A (ja) 搬送装置
US9546053B2 (en) Transport device and method for operating the transport device
US20030132143A1 (en) Sortation system magnetic diverter
JP4788993B2 (ja) ワーク搬送機構に用いられる吸引防止装置及びその吸引防止方法
JPH06191635A (ja) 物品仕分け装置
JP2014162628A (ja) 仕分けコンベヤの分岐装置
JP2001010718A (ja) コンベヤの搬送路切換装置
JP2541348Y2 (ja) 仕分けコンベヤの切換装置
JP6104062B2 (ja) 仕分けコンベヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6317545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250