JP4788868B2 - アーステスター及びその接地抵抗測定方法 - Google Patents

アーステスター及びその接地抵抗測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道信号設備用の信号ケーブルの対地間抵抗チェックなどに用いられるアーステスター及びその接地抵抗測定方法に関する。
鉄道信号設備用の信号ケーブル(信号線)は、何らかの理由で傷ついて大地との絶縁が劣化すると、地絡事故を招いたり、鉄道信号設備の機器の誤動作を招いたり、あるいはポイント制御を適切には行なえなくなってしまう虞がある。このような事態になることを回避する等のために、対地間抵抗について、抵抗測定装置などの抵抗測定手段を用いて測定し監視することが一般に行われている。
上述した抵抗測定手段の一例として、特許文献1に示される抵抗測定装置がある。この抵抗測定装置は、装置内に収納した観測用電源から被測定箇所に電流を流し、対地間抵抗を測定するようにしている。前記観測用電源としては、例えば110〜150Vの直流電源が用いられている。
特許第3577638号公報
ところで、鉄道信号設備用の信号ケーブルは広範囲にわたって対地間抵抗を計測する必要がある。このため、装置内に観測用電源を必要とする上記従来技術では、計測者の持運びに制限があることなどから、対地間抵抗の計測エリアが制約されてしまっており、改善が求められているというのが実情であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成により、対地間抵抗を広範囲にわたって計測することができるアーステスター及びその接地抵抗測定方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、鉄道信号設備用の信号ケーブルにおける活線状態での信号線の対地間抵抗を、操作ボタンの逐次操作によって測定する、持ち運び可能なアーステスターであって、第1、第2信号線間に接続された回線電源と並列になるように前記第1、第2信号線の間に、直列接続された第1切替手段、内部抵抗、及び第2切替手段を介装し、
前記内部抵抗に並列に接続され、前記第1、第2信号線に電力を供給する前記回線電源の交流成分を遮断するためのフィルタ回路と、該フィルタ回路を介して入力したアナログ信号をデジタル信号に変換する測定部と、該測定部で得られた信号を演算処理する判定部とを有し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続された前記フィルタ回路の抵抗を測定し、前記回線電源の基準電圧値及び前記信号線の対地間抵抗を求める制御手段と、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続するようにオン動作する第1、第2操作ボタンと、前記第1、第2操作ボタンのオン動作による前記第1、第2切替手段の逐次操作に基づいて、前記回線電源の第1、第2基準電圧値を表示し、第1、第2信号線の対地間抵抗値を所定周期で更新表示する表示パネルとを含み、
前記制御手段は、
前記第1、第2操作ボタンの各々のオン動作に基づき、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源の第1基準電圧値を計測して前記表示パネルに表示させ、続いて前記第1、第2操作ボタンに対応する前記第1、第2切替手段の一方のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって前記第1、第2信号線の対地間抵抗値を計測して前記表示パネルに表示することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、鉄道信号設備用の信号ケーブルにおける活線状態での信号線の対地間抵抗を、操作ボタンの逐次操作によって測定するアーステスターの接地抵抗測定方法であって、第1、第2信号線間に接続された回線電源と並列になるように前記第1、第2信号線の間に、直列接続された第1切替手段、内部抵抗、及び第2切替手段を介装し、
第1操作ボタンのオン動作に基づいて、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続されたフィルタ回路の抵抗の電圧を測定し、この測定電圧に基づいて前記回線電源の第1基準電圧値を定める第1基準電圧値測定工程と、
続いて、前記第1切替手段のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって形成される第1閉回路に、前記回線電源の電力供給により流れる第1観測電流を測定する第1観測電流測定工程と、
前記第1基準電圧値、前記第1観測電流、及び前記第1閉回路の各部の抵抗値に基づいて前記第1信号線の対地間抵抗を測定する対地間第1抵抗測定工程と、
該対地間第1抵抗測定工程の終了後、前記第2操作ボタンのオン動作に基づいて、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続された前記フィルタ回路の抵抗の電圧を測定し、この測定電圧に基づいて前記回線電源の第2基準電圧値を定める第2基準電圧値として得る第2基準電圧値測定工程と、
続いて、前記第2切替手段のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって形成される第2閉回路に、前記回線電源の電力供給により流れる第2観測電流を測定する第2観測電流測定工程と、
前記第2基準電圧値、前記第2観測電流、及び前記第2閉回路の各部の抵抗値に基づいて前記第2信号線の対地間抵抗を測定する対地間第2抵抗測定工程とを備えたことを特徴とする。
請求項1、2記載の発明によれば、電源からの電力供給により内部抵抗に印加される電圧に基づいて定めた基準電圧値を用いて、2本の信号線の対地間抵抗を求め、第1、第2切替手段の切替え作動により、一方の信号線の対地間抵抗を含む閉回路、他方の方の信号線の対地間抵抗を含む閉回路をそれぞれ形成し、各閉回路において、一方、他方の信号線の対地間抵抗をそれぞれ計測する。このため、装置内に観測用電源を必要とした従来技術に比して、観測用電源が不要となる分、構造が簡易になり、持運びし易くなるので、持運び範囲が拡大され、これに伴い対地間抵抗の計測を広範囲にわたって容易に果たすことができるようになる。
さらに、2本の信号線に設ける電源からの電力の供給により2本の信号線の対地間抵抗を測定することから、活線状態での対地間抵抗の測定が可能であり、運行ダイヤの確保などのために活線状態での測定が望まれる鉄道信号設備などの設備に対しての適用が可能であり、その分、適用範囲が広いものになる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図7において、アーステスター1は、鉄道信号系の電源ケーブルなどの内部に交流100Vの電源(以下、回線電源50という。)を有する2本の信号線(第1、第2信号線という)L1、L2の対地間抵抗Rx1,Rx2を測定するようにしている。アーステスター1は、図3に示すように、幅Hが約61mm、長さMが約101mm、厚さHが約28mmの筐体2と、後述する入力手段3、制御手段4などを含み、筐体2内に収納される配線基板(図示省略)と、筐体2の表面部に設けられた測定入力端子(以下、第1測定端子5、第2測定端子6、接地用端子7という。)のそれぞれと第1、第2信号線L1、L2及び大地Gのそれぞれとの接続に用いられる第1、第2、第3ケーブル8,9,10と、から大略構成されている。筐体2の表面部の中央部には、測定結果等を表示する表示パネル11が設けられており、その下部側には第1、第2操作ボタン12,13が設けられている。
アーステスター1は、回線電源50を用いて第1、第2信号線L1、L2の対地間抵抗Rx1,Rx2を測定するようにしており、上記従来技術で装置内に設けられた観測用電源を不要としており、その分、構造が簡易になり、持運びし易くなっている。このため、このアーステスター1によれば、持運び範囲が拡大され、これに伴い対地間抵抗の計測を広範囲にわたって容易に果たすことができるようになる。
アーステスター1は、第1、第2信号線L1、L2の途中に設けた端子(以下、第1信号線側端子B(X)及び第2信号線側端子C(X)という。)に接続される前記入力手段3と、入力手段3から入力した信号の処理と装置の制御をする前記制御手段4と、を備えている。アーステスター1の表面部に設けた第1測定端子5、第2測定端子6及び接地用端子7の下側には、それぞれ、「B(X)」、「C(X)」及び「E」の文字を付し、第1、第2、第3ケーブル8,9,10の接続対象が第1信号線側端子B(X)、第2信号線側端子C(X)及び大地G側であることを明確に表示しておき、接続ミスを抑制するようにしている。
なお、アーステスター1の表面部に付される前記「B(X)」及び「C(X)」において、「B」は+極、「C」は−極を示し、「X」は交流を示している。
入力手段3は、直列接続された第1スイッチS1(第1切替手段)、内部抵抗Rs及び第2スイッチS2(第2切替手段)を備えている。第1スイッチS1、内部抵抗Rs及び第2スイッチS2は、回線電源50と並列になるように、第1、第2信号線L1、L2間に介装されている。
第1、第2スイッチS2は、半導体などを用いた、いわゆる電子スイッチで構成されている。なお、図1、図4〜図8では、便宜上、第1、第2スイッチS1,S2を、固定接点及び可動接触子等を用いて機能的に記載している。以下、第1、第2スイッチS1,S2について、便宜上、前記図面での記載内容に沿って固定接点及び可動接触子等を用いて説明する。
すなわち、第1スイッチS1は、第1測定端子5に接続された第1固定接点(以下、第1スイッチ第1固定接点20という。)と、内部抵抗Rsの一端側に接続される端子(以下、第1スイッチ内部抵抗側端子21という。)と、第3ケーブル10及び後述する線材30を介して接地側端子K3に接続される第2固定接点(以下、第1スイッチ第2固定接点22という。)と、第1スイッチ内部抵抗側端子21に基端側が接続され且つ先端側が揺動可能とされて第1スイッチ内部抵抗側端子21と第1スイッチ第1、第2固定接点20,22との切替接続を行なう可動接触子(以下、第1スイッチ可動接触子23という。)と、から大略構成されている。
第1スイッチS1は、第1ケーブル8が第1信号線L1中の第1信号線側端子B(X)及び第1測定端子5に接続されることにより、第1信号線L1に接続されるようになっている。また、線材30の略中間部分に第3ケーブル10の一端部が接続されるようになっており、当該部分が接地用端子7になっている。
第1スイッチS1は、制御手段4に制御されて、図4に示すように第1スイッチ内部抵抗側端子21と第1スイッチ第1固定接点20とを接続した状態〔内部抵抗Rs及び第1信号線L1を接続する第1スイッチ信号線接続状態(第1切替手段信号線接続状態)〕と、図5に示すように第1スイッチ内部抵抗側端子21と第1スイッチ第2固定接点22とを接続した状態〔内部抵抗Rs及び大地Gに接続された接地側端子K3を接続する第1スイッチ接地状態(第1切替手段接地状態)〕と、に切替可能とされている。
また、第2スイッチS2は、第2測定端子6に接続される固定接点(以下、第2スイッチ第1固定接点25という)と、内部抵抗Rsの他端側に接続される端子(以下、第2スイッチ内部抵抗側端子26という。)と、第2ケーブル9及び線材30を介して接地側端子K3に接続される固定接点(以下、第2スイッチ第2固定接点27という)と、第2スイッチ内部抵抗側端子26に基端側が接続され且つ先端側が基端側を中心にして揺動可能とされて第2スイッチ内部抵抗側端子26と第2スイッチ第1,第2固定接点25,27との切替接続を行なう可動接触子(以下、第2スイッチ可動接触子28という。)と、から大略構成されている。
第2スイッチS2は、第2ケーブル9が第2信号線L2中の第2信号線側端子C(X)及び第2測定端子6に接続されることにより、第2信号線L2に接続されるようになっている。
第1スイッチ第2固定接点22と第2スイッチ第2固定接点27とは線材30を介して接続されており、上述したように線材30の略中間部が接地用端子7が設けられている。
第2スイッチS2は、制御手段4に制御されて、図1及び図4に示すように、第2スイッチ内部抵抗側端子26と第2スイッチ第1固定接点25とを接続した状態〔内部抵抗Rs及び第2信号線L2を接続する第2スイッチS2信号線接続状態(第2切替手段信号線接続状態)〕と、図6に示すように、第2スイッチ内部抵抗側端子26と第2スイッチ第2固定接点27とを接続した状態〔内部抵抗Rs及び接地側端子K3を接続する第2スイッチ接地状態(第2切替手段接地状態)〕と、に切替可能とされている。
前記入力手段3は、さらに、制御手段4の入力端子M1、M2に接続されるフィルタ回路31を備えている。
内部抵抗Rsの一端側に接続される第1スイッチ内部抵抗側端子21はフィルタ回路31の一方の入力端子F1に接続され、内部抵抗Rsの他端側に接続される第2スイッチ内部抵抗側端子26はフィルタ回路31の他方の入力端子F2に接続されている。
制御手段4は、図2及び図3に示すように、フィルタ回路31を介して入力されたアナログ信号電圧を所定の精度でディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換回路を具備した測定部32と、測定部32で得られた前記信号電圧を後述する方法で演算処理する判定部33で構成されている。
判定部33は、マイクロコンピュータである論理部34、設定入力部35、パネル表示操作制御部36、及び例えば1個の006P型(9V)アルカリ乾電池からなる装置電源37から大略構成されている。
論理部34は、図示しないROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有し、ROMには当該アーステスター1の動作に必要なプログラムが、予め所定の方法で格納されていて、RAMには当該アーステスター1の処理に必要なデータ(内部抵抗Rs、抵抗R5、R7の値、処理途上で得られる後述する電流や電圧など(電気量)の値など)が格納される。論理部34により、測定部32で得られた電圧と、図3に示す第1、第2操作ボタン12,13の操作情報を用いて、アーステスター1の処理がなされる。
第1操作ボタン12は、第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を計測する際等に押し作動されるようになっている。第1操作ボタン12が押し作動されている間、判定部33は所定周期で第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を計測する共に、1秒間隔で表示パネル11ヘの表示内容を更新するようにしている。
第2操作ボタン13は、第2信号線L2の対地間抵抗Rx2を計測する際等に押し作動されるようになっている。また、第1操作ボタン12の場合と同様に、第2操作ボタン13が押し作動されている間、所定周期で第2信号線L2の対地間抵抗Rx2が計測されると共に、1秒間隔で表示パネル11ヘの表示内容が更新されるようになっている。
装置電源37は、アーステスター1に必要な電源を供給する。第1、第2スイッチS1、S2の切替えは論理部34によって制御され、表示パネルの表示内容はパネル表示操作制御部36によって制御される。
フィルタ回路31は、入力端子F1、F2の間に接続されたコンデンサC1、C3及び抵抗R5、R7で構成され、抵抗R7の両端には保護ダイオードD2が接続されている。保護ダイオードD2の両端は端子J1、J2に接続され、端子J1、J2は、図1に示した制御手段4の入力端子M1、M2にそれぞれ接続されている。又、端子J1と、判定部33の制御電源との間には保護ダイオードD1が接続されている。
フィルタ回路31を構成しているコンデンサC1、C3及び抵抗R5、R7の値は、それぞれ、第1、第2信号線L1、L2に電力供給する回線電源50の交流成分を遮断するように設定されている。抵抗R5、R7の値は、予めRAMに格納されており、判定部33の電流及び計測抵抗値の算出のために用いられるようになっている。
また、第1ケーブル8の抵抗R1、線材30の第1スイッチS1側の抵抗R2、線材30の第2スイッチS2側のR3、第2ケーブル9の抵抗R4、及び第3ケーブル10の抵抗(符号省略)の値は、当該アーステスター1を信号線(第1、第2信号線L1、L2)に接続した時に信号線の負荷にならない値に設定されている。また、フィルタ回路31に用いられている抵抗R5,R7の値は、制御手段4に用いられている測定部32のアナログ/ディジタル変換回路がアナログ信号電圧を所定の精度でディジタル信号に変換可能なレベルに保持する値に設定されている。
なお、前記抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R7、コンデンサC1、C3の値は当該アーステスター1が使用される信号線(例えば第1、第2信号線L1、L2)の特性に応じて適宜、決定する。
第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を測定する場合には、図5の回路構成とされる。この場合、回線電源50 → 第1信号線L1 → 第1信号線L1の対地間抵抗Rx1 → 接地側端子K3 → 第1スイッチS1 → 内部抵抗Rs〔及びフィルタ回路31〕 → 第2スイッチS2 → 第2信号線L2 → 回線電源50で形成される閉回路(以下、第1閉回路41という。)で電流が流れることになる。
また、第1信号線L2の対地間抵抗Rx2を測定する場合には、図6の回路構成とされる。この場合、回線電源50 → 第1スイッチS1 → 内部抵抗Rs〔及びフィルタ回路31〕 → 第2スイッチS2 → 接地側端子K3 → 第2信号線L2の対地間抵抗Rx2 → 第2信号線L2 → 回線電源50で形成される閉回路(以下、第2閉回路42という。)で電流が流れることになる。
ここで、図7及び図8に基づいてアーステスター1の測定原理を説明する。図7は、前記図5の第1閉回路41中の、抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R7、コンデンサC1、C3等を省略して簡略化した簡略回路図である。図8は、本アーステスター1の接地抵抗測定回路(第1、第2閉回路40,41)について図7の簡略回路図に対応して示す等価回路である。図7及び図8では、アーステスター1の測定原理を説明する都合上、回線電源50は直流電源とし、図面(図7及び図8)中に直流電源を示す記号を用いて表示した。なお、回線電源50の符号「50」は、図1及び図4〜図6で用いたのと同一の符号を用いた。
第1、第2閉回路41,42は、第1、第2スイッチS1,S2の切替により、回路構成が異なっており、第1閉回路41では第2信号線L2の対地間抵抗Rx2を含まず、一方、第2閉回路42では第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を含んでいないが、図8の等価回路は、第2信号線L2の対地間抵抗Rx2の値を∞の値とすることにより、第1閉回路41では第2信号線L2の対地間抵抗Rx2を含まない回路構成を実現し、第1信号線L1の対地間抵抗Rx1の値を∞の値とすることにより、第2閉回路42では第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を含まない回路構成を実現するようにしている。
図8において、第1信号線L1と大地Gとの間の絶縁抵抗(第1信号線L1の対地間抵抗)Rx1には、回線電源50の電力供給により電流が流れ、この電流は、大地Gを介して抵抗Rx2及び内部抵抗Rsに分岐して(並列に)流れ、回線電源50に戻る。すなわち、回線電源50 → 絶縁抵抗Rx1 → 大地G → 抵抗Rx2及び内部抵抗Rsの並列回路 → 回線電源50の閉回路Mが形成される。この際、内部抵抗Rsに分岐して、フィルタ回路31に流れるが、この測定原理の説明においては、便宜上、フィルタ回路31ヘの分流は無視する。
上記閉回路Mにおいて、次式(1)で定まる電流Iが内部抵抗Rsに流れる。
={Rx1(1+Rs/Rx2)+Rs}・I … (1)
0:回線電圧(回線電源50の電圧)
ここで、第1信号線L1を測定対象としており、第2信号線L2は非接地であり、Rx2=∞とすると、式(1)は
0={Rx1+Rs}・I … (2)
となる。
(2)から、電圧E0、内部抵抗Rs、電流Iが分かれば、第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を求めることができる。
本実施の形態では、抵抗Rsは予めその値が定められており、電圧E0は、後述するように電流Iの算出の前に計測される。また、電流Iについては、内部抵抗Rsに並列接続される抵抗R5、R7のうち抵抗R7に印加される電圧を算出し、この算出電圧値、抵抗R5、R7及び内部抵抗Rsの各値から求めるようにしている。
抵抗Rx2についても、抵抗Rx1の算出の場合と同様にして求める。この場合は、回線電源50の電圧E0の極性を抵抗Rx1の算出の場合と逆に設定して求める。
上述したように構成したアーステスター1で、被測定箇所で第1信号線L1の対地間抵抗Rx1を測定する場合の測定方法を以下に説明する。
まず、第1、第2信号線側端子B(X),C(X)、大地Gに接続された接地側端子K3と、対応する測定入力端子(以下、第1測定端子5、第2測定端子6、接地用端子7)とを第1〜第3ケーブル10で接続する。次に、第1操作ボタン12を押す。第1操作ボタン12の押し作動により、第1、第2スイッチS1,S2は、図4及び図7に示すように、第1、第2切替手段信号線接続状態に設定され、これにより、回線電圧測定用閉回路40が形成される。
このように回線電圧測定用閉回路40が形成された状態で、回線電源50からの電力供給により抵抗Rに印加される電圧を測定し、この測定電圧、前記各抵抗(R1、R4、R5、R7、Rs)の値を用いて、回線電源50の電圧を求めて、第1基準電圧値とする。この第1基準電圧値は、表示パネル11に表示される。
そして、第1操作ボタン12が押されていると、制御手段4は、第2スイッチS2については設定状態を維持した状態で、図5に示すように第1スイッチS1について第1切替手段接地状態に切替えて、第1閉回路41を形成させる。この第1閉回路41が形成された状態で、測定部32は、抵抗R7に印加される電圧を測定し、論理部34は、測定部32が測定した電圧、抵抗Rに流れる電流、前記各抵抗(R1、R2、R3、R4、R5、Rs)の値を用いて、信号線L1の対地間抵抗Rx1を計測する。この信号線L1の対地間抵抗Rx1は、第1操作ボタン12が押されている間、表示パネル11に1秒間隔で表示される。
第1操作ボタン12の押し作動が停止されると、抵抗R7に印加される電圧の測定並びに信号線L1の対地間抵抗Rx1の計測及び表示が解除される。
続いて、第2操作ボタン13が押されると、第1操作ボタン12の押し作動の場合と同様に、第1、第2スイッチS1,S2は、図4及び図7に示すように、第1、第2スイッチ信号線接続状態に設定され、これにより、回線電圧測定用閉回路40が形成される。回線電圧測定用閉回路40が形成された状態で、制御手段4は、回線電源50の電圧を求めて、第2基準電圧値とする。この第2基準電圧値は、表示パネル11に表示される。
そして、第2操作ボタン13が継続して押されていると、制御手段4は、第1スイッチS1については設定状態を維持した状態で、図6に示すように第2スイッチS2について第2スイッチ接地状態に切替えて、第2閉回路42を形成させる。この第2閉回路42が形成された状態で、測定部32は抵抗R7に印加される電圧を測定し、論理部34は、測定部32が測定した電圧、抵抗R7に流れる電流、前記各抵抗(R1、R2、R3、R4、R5、Rs)の値を用いて、信号線L2の対地間抵抗Rx2を計測する。この信号線L2の対地間抵抗Rx2は、第2操作ボタン13が押されている間、表示パネル11に1秒間隔で表示される。
なお、本実施の形態では、第1、第2操作ボタン12,13が同時に押されると、回線電源50の電圧を測定して、その測定結果を表示パネル11に表示し、両ボタン12,13の押圧を継続して所定時間行なうと、装置電源37の電圧を測定して、その測定結果を表示パネル11に表示する機能を有している。また、装置電源37の測定電圧が予め定めた第1基準値より小さい場合には、表示パネル11への表示を点滅させ、さらに測定電圧が小さくなり第1基準値より小さい第2基準値より小さい値になった場合には、表示パネル11に例えば「−」符号を表示し、装置電源37の電圧が制御手段4等を適性に作動し得ない状態になっていることを計測者に報知するようにしている。
さらに、活線状態になっていない信号線に本実施の形態のアーステスター1が接続され、第1、第2操作ボタン12,13が同時に押されると、測定対象が活線状態になっていないことを示す表示を表示パネル11に行ない、計測者に報知するようにしている。
なお、装置電源37の電圧が極めて小さくなると、本アーステスター1では測定できないが、測定対象が活線状態になっていないことを示す表示を行なうことにより、この測定し得ない原因が明確になり便利なものになっている。
上述したように、アーステスター1は、回線電源50を用いて第1、第2信号線L1、L2の対地間抵抗Rx1,Rx2を測定するようにしており、上記従来技術で装置内に設けられた観測用電源を不要とし、観測用電源を内蔵しない分、構造が簡易になり、持運びし易くなる。このため、このアーステスター1によれば、持運び範囲が拡大され、これに伴い対地間抵抗の計測を広範囲にわたって容易に果たすことができるようになる。
また、観測用電源を用いた従来技術では、接地抵抗の計測時に、測定対象に電力を供給する回線電源の電圧と、観測用電源の電圧とが、重畳されることになる。しかし、本実施の形態では、上述したように、従来技術で装置内に設けた観測用電源を廃止している。このため、接地抵抗の計測時に上述した従来技術で起こり得た電圧の重畳を招くことがなくなり、その分、計測精度の向上を図ることができる。
また、鉄道信号設備は、運行ダイヤを適切に確保するなどのために、その信号ケーブルの対地間抵抗測定について、活線状態で行なう必要があることが多い。そして、本実施の形態に係るアーステスター1は、上述したように回線電源50を用いて第1、第2信号線L1、L2の対地間抵抗Rx1,Rx2を測定するので、例えば鉄道信号設備で多く要望される活線状態の対地間抵抗の測定に適切に対処することができ、その分、適用範囲が広いものになっている。
上記実施の形態では、内部抵抗Rsに並列接続されたフィルタ回路31の抵抗R7の電圧を測定し、この測定電圧を用いて、信号線の対地間抵抗(第1、第2信号線L1、L2の対地間抵抗Rx1,Rx2)を計測する場合を例にしたが、フィルタ回路31を廃止し、内部抵抗Rsに作用する電圧又は電流(電気量)を測定し、この測定電気量及び各部の抵抗の値を用いて、信号線の対地間抵抗を計測するように構成してもよい。
本実施の形態では、第1、第2切替手段として電子スイッチである第1、第2スイッチS1,S2を用いたが、これに代えて、上記説明で示唆されている可動接触子などを備えた機械的なスイッチを用いてもよい。
上記実施の形態では、2本の信号線(第1、第2信号線L1,L2)が有する電源が交流100Vの回線電源50である場合を例にしたが、電源としては、これに限られるものではない。例えば、鉄道信号設備には、その内側、外側に交流100V電源又は直流20〜30V電源等が用いられるが、これら電源さらに他の電圧値の電源を用いてもよい。
本発明の一実施の形態に係るアーステスターを模式的に示す回路図である。 図1のアーステスターを模式的に示す機能ブロック図である。 図1のアーステスターの筐体及びその表面部を示す斜視図である。 回線電圧測定用閉回路(第1、第2スイッチ信号線接続状態)を示す回路図である。 図1の第1、第2スイッチがそれぞれ第1スイッチ接地状態及び第2スイッチ信号線接続状態に設定されて形成される第1閉回路を示す図である。 図1の第1、第2スイッチがそれぞれ第1スイッチ信号線接続状態及び第2スイッチ接地状態に設定されて形成される第2閉回路を示す図である。 図4の回線電圧測定用閉回路について一部回路を省略して示す簡略回路図である。 図1のアーステスターの接地抵抗測定原理を説明するための等価回路である。
符号の説明
1…アーステスター、40…回線電圧測定用閉回路、41…第1閉回路、42…第2閉回路、50…回線電源、L1,L2…第1、第2信号線、S1,S2…第1、第2スイッチ(第1、第2切替手段)、Rs…内部抵抗、R1、R2、R3、R4、R5、R7…抵抗、Rx1,Rx2…第1、第2信号線の対地間抵抗。

Claims (2)

  1. 鉄道信号設備用の信号ケーブルにおける活線状態での信号線の対地間抵抗を、操作ボタンの逐次操作によって測定する、持ち運び可能なアーステスターであって、
    第1、第2信号線間に接続された回線電源と並列になるように前記第1、第2信号線の間に、直列接続された第1切替手段、内部抵抗、及び第2切替手段を介装し、
    前記内部抵抗に並列に接続され、前記第1、第2信号線に電力を供給する前記回線電源の交流成分を遮断するためのフィルタ回路と、
    該フィルタ回路を介して入力したアナログ信号をデジタル信号に変換する測定部と、該測定部で得られた信号を演算処理する判定部とを有し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続された前記フィルタ回路の抵抗の電圧を測定し、前記回線電源の基準電圧値及び前記信号線の対地間抵抗を求める制御手段と、
    前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続するようにオン動作する第1、第2操作ボタンと、
    前記第1、第2操作ボタンのオン動作による前記第1、第2切替手段の逐次操作に基づいて、前記回線電源の第1、第2基準電圧値を表示し、第1、第2信号線の対地間抵抗値を所定周期で更新表示する表示パネルとを含み、
    前記制御手段は、
    前記第1、第2操作ボタンの各々のオン動作に基づき、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源の第1、第2基準電圧値を計測して前記表示パネルに表示させ、続いて前記第1、第2操作ボタンに対応する前記第1、第2切替手段の一方のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって前記第1、第2信号線の対地間抵抗値を計測して前記表示パネルに表示することを特徴とするアーステスター。
  2. 鉄道信号設備用の信号ケーブルにおける活線状態での信号線の対地間抵抗を、操作ボタンの逐次操作によって測定するアーステスターの接地抵抗測定方法であって、
    第1、第2信号線間に接続された回線電源と並列になるように前記第1、第2信号線の間に、直列接続された第1切替手段、内部抵抗、及び第2切替手段を介装し、
    第1操作ボタンのオン動作に基づいて、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続されたフィルタ回路の抵抗の電圧を測定し、この測定電圧に基づいて前記回線電源の第1基準電圧値を定める第1基準電圧値測定工程と、
    続いて、前記第1切替手段のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって形成される第1閉回路に、前記回線電源の電力供給により流れる第1観測電流を測定する第1観測電流測定工程と、
    前記第1基準電圧値、前記第1観測電流、及び前記第1閉回路の各部の抵抗値に基づいて前記第1信号線の対地間抵抗を測定する対地間第1抵抗測定工程と、
    該対地間第1抵抗測定工程の終了後、前記第2操作ボタンのオン動作に基づいて、前記第1、第2信号線と前記内部抵抗とを前記第1、第2切替手段を介して接続し、前記回線電源からの電力供給により、前記内部抵抗に並列接続された前記フィルタ回路の抵抗の電圧を測定し、この測定電圧に基づいて前記回線電源の第2基準電圧値を定める第2基準電圧値として得る第2基準電圧値測定工程と、
    続いて、前記第2切替手段のみをアース側接続端子に接続する切換動作によって形成される第2閉回路に、前記回線電源の電力供給により流れる第2観測電流を測定する第2観測電流測定工程と、
    前記第2基準電圧値、前記第2観測電流、及び前記第2閉回路の各部の抵抗値に基づいて前記第2信号線の対地間抵抗を測定する対地間第2抵抗測定工程とを備えたことを特徴とするアーステスターの接地抵抗測定方法。
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