JP4788704B2 - 綴じ部品処理工具及びその取扱方法 - Google Patents

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Description

この発明は、白黒用やカラー用のコピー機や印刷装置等から出力された複数枚の用紙を束ね、一方、カートリッジから供給されるリング展開状の消耗部品で綴じ処理された用紙束から、当該消耗部品を開放処理する冊子リング手動開放及び再嵌合用のハンディ工具等に適用可能な綴じ部品処理工具に関するものである。
詳しくは、作用面が円錐形状を有した先端突起部に連設されて把持される把持部を備え、連座状に立設された環状のリング部の一端に先端突起部を挿入し、この作用面がリング部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って把持部を押圧摺動操作して、少なくとも、1回の押圧摺動操作により、環状を成す綴じ姿勢の綴じ部品を凸爪状の結合部と凹爪状の被結合部とに再現性良く分離できるようにしたものである。
近年、白黒用及びカラー用のコピー機や印刷装置等に、孔あけ及び自動バインド処理を行う用紙処理装置を組み合わせて使用される場合が多くなってきた。この種の自動バインド装置によれば、印刷終了後の記録用紙を受入れ、その用紙の下流側にパンチ機能を利用して穿孔している。孔あけ後の複数枚の用紙は整列される。整列後の複数枚用紙の穿孔されたパンチ孔に、連座状に立設された弧状のリング部を複数有した綴じ部品(消耗品)が自動で挿入される。
このような複数枚の用紙を綴じ部品で綴じた用紙束は冊子と呼ばれる場合が多い。この種の自動バインド装置により綴じ処理された冊子において、既存の用紙束に対して新たな内容の用紙を追加したい、あるいは、既存のある用紙と、新たな内容の用紙とを差し替えたいという要求がある。このような要求に対して、自動バインド処理された綴じ部品を手作業で1個1個を開いている。
例えば、A4サイズの冊子における綴じ部品のリング部の数は23個であるが、手作業で1個ずつリング部を開いている。都合、23個のリング部を開くことで、綴じ部品を開放し、用紙の追加や、用紙の差し替え作業を実行している。また、これらの作業を終了後に綴じ部品を手作業により再嵌合しているのが現状である。このような手作業であると、多くの開放時間を要し、場合によっては嵌合爪部を変形させる等の不具合につながるおそれがある。
そこで、専用工具や専用装置を使用して綴じ部品のリング部を開放したり、再嵌合するように操作される。先端がT字ベラ状を有した専用工具を用いたリング開放作業によれば、専用工具のT字ベラ状部位をリング部の開口方向から前進させて綴じ部品を開放するようになされる。
また、リング開放及び再嵌合用の専用装置によれば、指定位置に冊子(リング)をセットして綴じ部品のリング部を構転防止壁に挟み込み、操作レバーを介してリング左右アームを操作するとリング部が開放され、トンネル状工具を前進させるとリング部が再嵌合される。この機構により1台でリング開放作業と、リング再嵌合作業とができるというものである。
ところで、綴じ部品により綴じられた冊子に対して、新たな用紙の追加や、その差し替えを行なう場合、嵌合状態のリング部を一度開放した上で、リング部を再嵌合するようになされる。
特に、用紙束を綴じる綴じ部品(消耗品)によっては、環状となるリング部の弧状嵌合アーム部の複数箇所にヒンジ部が設けられ、さらに、温度変化によるリング部の膨張収縮変化を軽減するために背骨部に孔部が設けられる場合がある。このような綴じ部品を取り扱う場合、次のような問題点がある。
i.T字ベラ状を有した専用工具を使用したリング開放作業によれば、専用工具のT字ベラ状部位を前進させて綴じ部品のリング部を開放するようになされるが、そのリング部が工具進行方向に倒れて開放に失敗し、リング部が変形するおそれがある。また、工具自身をリング部に挿入した状態で、リング部の嵌合爪周辺部の環形状よりも、当該爪部周辺を上方に跳ね上げてリング部を開放しようとすると、爪部破損に至るおそれがある。または、綴じ部品の開放に過大な荷重を要することになる。
ii.専用装置を使用した嵌合作業によれば、トンネル状工具を前進させて綴じ部品を再嵌合するようになされるが、上記同様、工具進行方向に倒れて再嵌合に失敗し、綴じ部品の変形や、不具合等につながるおそれがある。
iii.これら両作業を本格的に装置化することによって、迅速で確実な作業を期待できるようになるが、綴じ部品の解放機能及び再嵌合機能を備えた装置が大型化したり、専用装置の設置場所や、コスト等が多く必要となる。
iv.因みに綴じ部品処理工具を小さな工具類として構成した場合には、開放および再嵌合用の複数工具を用意することになり、これら小さな工具類の紛失や滅失等のおそれが懸念されるところである。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み創作されたものであり、背骨部に連座状に立設されたリング部を手作業で一つ一つ開く場合に比べて迅速に複数のリング部を結合弧部と被結合弧部とに分離できるようにした綴じ部品処理工具及びその取扱方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る綴じ部品処理工具は、各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部を有した綴じ部品を処理する綴じ部品処理工具において、少なくとも、綴じ部品の綴じ環部に内接する作用面が円錐形状を有した環分離部と、この環分離部に連設される結合構造を有して把持される把持部とを備え、環分離部は、連座状に立設された環状の外側綴じ環部の環内に挿入され、把持部は、環分離部の作用面が綴じ環部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って押圧摺動操作するようになされることを特徴とするものである。
本発明に係る綴じ部品処理工具によれば、各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部を有した綴じ部品を開放処理する場合に、1回の押圧摺動操作によって、環状を成す綴じ姿勢の綴じ部品を結合弧部と被結合弧部とに再現性良く分離できるようになった。
本発明に係る綴じ部品処理工具の取扱方法は、各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部を有した綴じ部品を処理する綴じ部品処理工具の取扱方法において、少なくとも、綴じ部品処理工具には、前記綴じ環部に当接する作用面が円錐形状を有した環分離部と、前記環分離部に連設される結合構造を有した把持可能な把持部とが設けられ、前記綴じ部品処理工具の環分離部を連座状に立設された環状の外側綴じ環部の環内に挿入する工程と、前記外側綴じ環部の環内に挿入された前記環分離部の作用面を前記綴じ環部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って前記把持部を押圧摺動操作する工程とを有することを特徴とするものである。
本発明に係る綴じ部品処理工具の取扱方法によれば、少なくとも、1回の押圧摺動操作により、環状を成す綴じ姿勢の綴じ部品を結合弧部と被結合弧部とに再現性良く分離できるようになる。
本発明に係る綴じ部品処理工具及びその取扱方法によれば、作用面が円錐形状を有した環分離部に連設されて把持される把持部を備え、環分離部は、連座状に立設された環状の外側綴じ環部の環内に挿入され、把持部は、環分離部の作用面が綴じ環部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って押圧摺動操作するようになされる。
この構成によって、少なくとも、1回の押圧摺動操作により、環状を成す綴じ姿勢の綴じ部品を結合弧部と被結合弧部とに再現性良く分離できるようになる。これにより、背骨部に連座状に立設された綴じ環部を手で一つ一つ開く場合に比べて迅速に綴じ部品を開放できるようになる。また、綴じ環部の環径により、工具の形状が複数必要となった場合は、環分離部と綴じ環部再結合部とを機能を損なわない位置に組み合わせることも可能である。従って、比較的取り扱いが簡便で迅速に処理可能な綴じ部品処理工具を提供できるようになった。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る綴じ部品処理工具及びその取扱方法について説明をする。
図1は、本発明に係る実施形態としてのリング処理工具100の構成例を示す斜視図である。図1に示すリング処理工具100は綴じ部品処理工具の一例を構成し、各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部(以下リング部43bという)を有した綴じ部品43を処理するものである(図2参照)。
リング処理工具100は、少なくとも、先端突起部10及び把持部20を備えている。先端突起部10は環分離部の一例を構成し、綴じ部品43のリング部43bに当接する作用面が円錐形状を有しているものである。先端突起部10は、突起本体11を有し、連座状に立設されて環状を成したリング部43bの一端に挿入され、把持部20は、先端突起部10の作用面がリング部43bの中方向に接触した状態で当該綴じ部品43の背骨部に沿って押圧摺動操作するようになされる。
先端突起部10の突起本体11上面の長手方向には溝部12が設けられ、綴じ部品43の構成部位を退避させるようになされる。構成部位はリング部43bの爪状の係合部と被係合部とが嵌合された部位である(図3C及び図12参照)。
把持部20は、先端突起部10に連設される結合構造部位22を有してユーザに把持される。把持部20は例えば、内壁を成す四辺形状を成した把持本体21を有している。把持本体21は片流れ形状を有しており、一方の高さをh1とし、他方の高さをh2としたとき、操作性を良くするために、h2>h1なる関係に傾斜を持たせている(図4参照)。
この例で先端突起部10と把持部20とが結合構造部位22を介して一体成形されている。結合構造部位22は例えば、強度を得るために三角形状の結合板を有しており、この結合板には筋交い部が斜め格子状に設けられている(図4参照)。このリング処理工具100は、図8に示す部品載置台としてのリング背骨ホルダ500と組み合わせて使用することが望ましい。
なお、リング処理工具100には、ABS樹脂やポリカーボネート樹脂(PC)等を射出金型成形して形成したものが使用される。リング処理工具100の表面形状に対しては、金型部材を放電加工して先端突起部10、把持部20及び結合構造部位22の一方の側を象ったキャビティを作成する。その裏面形状に対しては金型部材を放電加工して先端突起部10、把持部20及び結合構造部位22の他方の側を象ったコアを作成する。抜き形状部分に対してはスライドコアを作成する。これにより得られる金型を使用してリング処理工具100を形成する。
ここで、綴じ部品43の構成について説明する。図2及び図3は綴じ部品43の構成例及びその嵌合例を示す上面図、側面図及び断面図である。図2(A)は綴じ部品43の構成例を一部示す上面図であり、図2(B)は図2(A)の矢印Bから見た外観例を示す側面図であり、図2(C)は図2(A)に示した綴じ部品43のC−C矢視断面図である。
図2(A)に示すように、綴じ部品43は定形紙の寸法に合わせた長さの背骨部43aに、一定間隔で環状となるリング部43b(綴じ環部)が配列された樹脂成形品である。図2(A)中のqは、リング部43bの立設ピッチである。図2(A)及び図2(B)に示すように、綴じ処理によって環状となるリング部43bは、背骨部43aに結合される弧状のリング部43cとその左右に折り曲げ自在に連結されている弧状のリング部43d及び弧状のリング部43eとに三分割された構成となっている。この例でリング部43dは結合弧部を構成し、リング部43eは被結合弧部を構成し、各々が回動支点を有している。
背骨部43aの断面は、図2(C)が示すように、底辺が直線で上部中央に凸部を有した形状となされている。また、綴じ部品43の弧状のリング部43cには、図2Bが示すように、突起状のピン43fが備えられている。ピン43fが備えられている弧状のリング部43cの逆側には、ピン43fに対応した図示しない嵌合穴が備えられている。これにより、弧状のリング部43d、弧状のリング部43c及び弧状のリング部43eの各両端部が略一直線上に揃った状態で、ピン43fを嵌合穴に嵌合させて複数の綴じ部品43を積層するようになされる。
図3(A)〜(C)は、綴じ部品43の嵌合例を示す図であって、図2(A)に示した矢印Bから見た図である。この例で、図3(A)〜(C)に示すように、綴じ処理によって環状となるリング部43bは、弧状のリング部43dと弧状のリング部43cの連結部及び、弧状のリング部43cと弧状のリング部43eの連結部にて折り曲げ自在な構成、つまり、回動支点を2つ有しており、弧状のリング部43dの先端部に備えられた凸状爪を成す結合部43g及び、弧状のリング部43eの先端部に備えられた凹状爪を成す被結合部43hが結合可能な構成となっている。
これにより、図3(A)〜図3(C)に示したように、弧状のリング部43d、弧状のリング部43c及び弧状のリング部43eの各両端部が略一直線上に揃った状態から、弧状のリング部43d及び弧状のリング部43eを折り曲げて結合部43gと被結合部43hを結合させることで、完全なリングを形成することが可能な構成となっている。図3(C)に示すDは、環状を成したリング部43bの環径を示している。また、結合部43gと被結合部43hは、結合及び取り外し(非嵌合)を何度も行うことができ、これにより、綴じ部品43は再利用することが可能となっている。
なお、図2及び図3で説明した綴じ部品43は、用紙の大きさ(用紙幅寸法)及び用紙束の厚みに応じて環状を成すリング部43bの大きさ等が異なるものが複数種類用いられる。また、綴じ部品43の背骨部43aの所々には、図2Aに示すような背骨部43aの線膨張による歪みを減ずるための係合孔部43iが設けられ、バインダ装置における綴じ機構への位置合わせ用の孔として、この係合孔部43iを利用している。この例で係合孔部43iは、リング処理工具100の補助工具として図8で説明するリング背骨ホルダ500の部品振れ止め用の凸状の部品係合部56に嵌合するようになされる(図8参照)。
図4は、リング処理工具100の構成例(その1)を示す面図である。図4に示すリング処理工具100は、先端突起部10が把持部20に対して傾斜角θを有して一体化されている。例えば、把持本体21を水平面に載置し、当該水平面と先端突起部10の軸とが成す角度を傾斜角θとしたとき、傾斜角θは30°乃至50°、この例ではθ=37°程度に設定されている。これは当該リング処理工具100を押圧摺動操作する際に、先端突起部10の操作性を良くするためである。もちろん、操作中に、リング部43bがリング処理工具100に当たらない角度であればよい。
例えば、手で持った把持部20の底面がリング部43bから斜め上方に離れた状態で開放操作をすることができる。この例では、先端突起部10を背骨部43aに沿って前進するように把持部20を斜めに起こしながら押圧摺動操作する。これにより、綴じ部品43のリング部43bの爪状の結合部43gと被結合部43hとを左右に分離させながら、当該リング処理工具100を前進できるようになる。
図4に示すリング処理工具100によれば、把持本体21の上下の位置に綴じ環部再結合部の機能を構成する弧再結合部31,32が設けられている。この例で、把持本体21の前面側には、滑り止め用の上部リブ23Aと下部リブ24Aが、後面側には、不図示の上部リブ23Bと下部リブ24Bがそれぞれ設けられている。上部リブ23Aは内壁前面上部側に設けられ、上部リブ23Bは内壁後面上部側に設けられ、第1の弧再結合部31を補強すると共に、綴じ部品開放時、把持部20を握り易くするために設けられる。
下部リブ24Aは内壁前面下部側に設けられ、下部リブ24Bは内壁後面下部側に設けられ、第2の弧再結合部32を補強すると共に、綴じ部品再嵌合時、把持部20を操作し易くするために設けられる。各々のリブ23A,24A,23B,24Bは、指が滑らないように段差形状を有して整形されている。なお、把持本体21の尾部位はR形状を成している。更に、把持本体21の内壁後方側に開口部25が設けられ、作業性及び保管性を良くするため、開口部25には吊り下げ用の紐が通せるようになっている。
図5は、リング処理工具100の構成例(その2)を示す背面図である。図5に示す弧再結合部31によれば、リング処理工具100をその背面から見た構成例において、把持部20が断面I形状を有した把持本体21を備えている。把持部20を断面I形状とすることで持ち易くなっている。把持本体21のI形状の上辺位置には弧再結合部31が設けられている。弧再結合部31は所定の開口幅を有した断面V字の凹形状を成している。把持部20は開放状態のリング部43bを鉛直方向から押下するように操作される(図15参照)。
更に、把持本体21のI形状の下辺位置には弧再結合部32が設けられている。弧再結合部32は開口幅の異なる断面V字の凹形状を成している。把持部20は開放状態の環径Dの異なるリング部43bを鉛直方向から押下するように操作される。このように構成すると、図2Aに示したような背骨部43aに連座状に立設され、開放された複数のリング部43bを手作業で一つ一つ閉じる場合に比べて迅速に開放状態のリング部43b毎に凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとを再嵌合できるようになる。これにより、作業性及び操作性の良いリング処理工具100を提供することができる。
図6は、リング処理工具100の構成例(その3)を示す上面図である。図6に示すリング処理工具100によれば、弧再結合部31は、把持部20の上方部位、例えば、図4に示した把持本体21のI形状の上面位置に設けられる。弧再結合部31は、第1の開口幅w1の断面凹状を有している。開口幅w1は、少なくとも、第1の環径D(図3C参照)の綴じ部品43のリング部43bの凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとが開いている状態(図3B参照)で、当該結合部43gの先端と被結合部43hの先端とをカバー(保持)できる距離を有している。
このように構成すると、背骨部43aに連座状に立設され、開放された複数のリング部43bを手作業で一つ一つ閉じる場合に比べて迅速に、複数のリング部43b毎に結合部43gと被結合部43hとに再嵌合できるようになる。これにより、作業性及び操作性の良い弧再結合機能を備えたリング処理工具100を提供することができる。
この例で、弧再結合部31の凹形状の内側位置にリング部43bの立設ピッチq(図2A参照)の半分の配置ピッチpで部品案内用の複数の溝部31aが設けられる。ここに立設ピッチqとは、綴じ部品43におけるリング部43bと隣接するリング部43bとの配置間隔をいう。配置ピッチpとは、リング処理工具100における溝部31a(32a)と隣接する溝部31a(32a)との配置間隔をいう(図6,図7参照)。リング背骨ホルダ500では載置部52と隣接する載置部52との配置間隔をいう(図8参照)。
溝部31aの数は10個乃至15個程度である。この例では溝部31aの数は11個の場合を示している。このように構成すると、部品案内用の溝部31aに沿って、爪状の結合部43gの先端と、被結合部43hの先端とを中央に寄せることができるので、複数のリング部43b毎に凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとを再現性良く再嵌合できるようになる。しかも、パンチ孔23個の場合で3回程度の押下操作で23個のリング部43bを再嵌合できるようになった。
先端突起部10の上面の長手方向に設けられた溝部12は、リング部43bで凸爪状を成す結合部43gの先端と、凹爪状を成す被結合部43hの先端とが嵌合された構成部位を綴じ部品開放時に待避させるための逃げ(待避)溝を構成している。これは結合部43gと被結合部43hとが分離するとき、これらの先端の凹爪状の部位と凸爪状の部位とが一端沈み込んで撓む状態を経た後に2つに分離することが確認されており、これに対処したものである。
図7は、リング処理工具100の構成例(その4)を示す底面図である。図7に示すリング処理工具100によれば、弧再結合部32は把持部20の下方部位、例えば、図4に示した把持本体21のI形状の底面位置に設けられる。弧再結合部32は、例えば、第1の環径Dを有した綴じ部品43(図3C参照)よりも、ひと回り大きな第2の環径D’を有した綴じ部品43’(図示せず)を再綴じ処理する際に用いられる。この例で、弧再結合部32は第2の開口幅w2の断面凹状を有している。開口幅w2は、少なくとも、第2の環径D’を有した綴じ部品43’のリング部43bの爪状の結合部43gと被結合部43hとが開いている状態で、当該結合部43gの先端と被結合部43hの先端とをカバー(保持)できる距離を有している(図14参照)。
このように構成すると、背骨部43aに連座状に立設され、開放された綴じ口径の異なるリング部43bを手で一つ一つ閉じる場合に比べて迅速に、複数のリング部43b毎に爪状の結合部43gと被結合部43hとに再嵌合できるようになる。
なお、弧再結合部32の凹形状の内側位置に、環径Dの異なる綴じ部品43’のリング部43bの立設ピッチqの半分の配置ピッチpで部品案内用の複数の溝部32aが設けられる。溝部32aの数は10個乃至15個程度である。この例では溝部32aの数は11個の場合を示している。
また、図7に示す先端突起部10の底面側には溝部13が設けられる。溝部13内の先端にはR状の突起部14が設けられている。R状の突起部14は綴じ部品43の内側の背骨部43aに設けられたピン43fや、係合孔部43i等に先端突起部10が当接しても、これらの形状を保護するために設けられている。これにより、作業性及び操作性の良い複数の弧再結合機能を備えたリング処理工具100を安価、かつ、単品工具の形態で提供できるようになった。
図8は、リング背骨ホルダ500の構成例(その1)を示す斜視図である。図9A〜Cは、リング背骨ホルダ500の構成例(その2)を示す上面図、そのX1−X1矢視断面図及び、そのY1−Y1矢視断面図である。
図8に示すリング背骨ホルダ500は部品載置台の一例を構成し、少なくとも、背骨部43aに連座状に立設された複数のリング部43bの綴じ姿勢が環状を成した綴じ部品43、又は、開放状態の綴じ部品43を載置するように取り扱われる。
リング背骨ホルダ500は、基台50、第1及び第2の載置部51,52及び、凸状の突出部53を有して構成される。基台50は、図9Aに示すように長さがL1[mm]で、図9Cに示すように幅がW1[mm]、高さがH1[mm]である。例えば、A4版の用紙を取り扱うリング背骨ホルダ500は、長さL1が300[mm]程度であり、幅W1が30[mm]程度である。高さH1は10[mm]程度である。基台50は着座性を良くするために、図9Cに示すように断面台形状を有している。
載置部51は、基台50の長手方向に設けられて綴じ部品43の背骨部43aを載置するように取り扱われる。載置部52はリング部43bの立設ピッチqに略等しい配置ピッチpで載置部51と直交する位置に設けられてリング部43bを載置するように取り扱われる。当該リング処理工具100で取り扱う図示しない用紙のパンチ孔が23穴である場合、載置部52の配設個数は23個である。
上述の載置部52の所々には、凸状の突出部53が載置部52の位置に代わって設けられている。この例では、載置部52の位置に代わって突出部53が対で設けられているところが4箇所ある。例えば、基台50の左側から右側に向かって4番目、12番目、13番目及び20番目の載置部52に代わって突出部53が設けられている。このようにリング背骨ホルダ500を構成すると、載置部52に載置されたリング部43bの回動を凸状の突出部53によって止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
この例で、図8、図9A及び図9Bに示すリング背骨ホルダ500によれば、更に部品保持用の一対の突起爪部54が設けられる。突起爪部54は、基台50に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を掴んで保持するようになる。この例で、突起爪部54は、ほぼ中央部位であって、基台50の左側から右側に向かって、12番目と13番目の突出部53の間に配設される。これにより、突起爪部54が基台50のやや右側寄りに配設された形態となされる。
このようにリング背骨ホルダ500を構成すると、載置部51に載置された綴じ部品43の背骨部43aの浮き上がり動作を一対の突起爪部54によって止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
この例で、リング背骨ホルダ500には、更に基台50の幅方向での部品振れ止め用に突起部55が対で4箇所設けられる。突起部55は、基台50に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を挟んで支持するようになる。この例では、5番目と6番目の載置部52の間、8番目と9番目の載置部52の間、16番目と17番目の載置部52の間及び、19番目と20番目の載置部52の間に突起部55が各々配設される。
このようにリング背骨ホルダ500を構成すると、載置部51に載置された背骨部43aの幅方向の揺れ動作を4箇所にある一対の突起部55によって止めることができ、基台50の幅方向での綴じ部品43の振れを止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
この例で、リング背骨ホルダ500には、更に基台50の長さ方向での部品振れ止め用の凸状の部品係合部56が2箇所設けられる。この部品係合部56は、基台50に載置された綴じ部品43の係合孔部43iを嵌合して支持する。この例では、3番目と21番目の載置部52の内部に各々配設される。このようにリング背骨ホルダ500を構成すると、載置部51に載置された背骨部43aの長さ方向の揺れ動作を部品係合部56によって止めることができ、基台50の幅方向での綴じ部品43の振れを止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
なお、リング背骨ホルダ500には、ABS樹脂やポリカーボネート樹脂(PC)等を射出金型成形して形成したものが使用される。リング背骨ホルダ500の表面形状に対しては、金型部材を放電加工して、載置部51,52、突出部53、突起部55及び部品係合部56を象ったキャビティを作成する。その裏面形状に対しては金型部材を放電加工して基台50の裏面形状を象ったコアを作成する。抜き形状部分に対してはスライドコアを作成する。これにより得られる金型を使用してリング背骨ホルダ500を形成する。
この例で、リング背骨ホルダ500に対して、図8の二点鎖線に示す下敷き部材68’を適用するとよい。下敷き部材68’は、例えば、基台50の右側傾斜面に設けた係合用の4個の孔部57a〜57dに脱着自在に取り付けるとよい。下敷き部材68’には図示しない平板の一辺に4個のフックが設けられ、このフックを基台50の右側傾斜面の4個の孔部57a〜57dに係合するように組み合わせるとよい。
このようにすると、基台50の右側傾斜面が下敷き部材68’によって、より一層なだらかになる。これにより、基台50の脇の用紙に沿った隙間が無くなると共に、基台50及び下敷き部材68’上にセットされた冊子の用紙束上から左手等で基台50を押さえ付けることができる。従って、冊子を構成する用紙が極少ない場合であっても、当該用紙のパンチ孔の形状を維持することができると共に、そのパンチ孔付近に不連続な部分が生じることがない。もちろん、リング背骨ホルダ500の本体と下敷き部材68’とを一体に形成した構成であってもよい。
図10は、他のリング背骨ホルダ600の構成例(その1)を示す斜視図である。図11A〜Cは、リング背骨ホルダ600の構成例(その2)を示す上面図、正面図及び側面図である。
この例のリング背骨ホルダ600は、基台60の長さ方向と直交する側に用紙載置用の傾斜面部68が設けられる。更に、リング背骨ホルダ500で説明した部品係合部56に替えて、基台60の長さ方向での部品振れ止め用に凸状の部品規制部66が設けられる。
図10に示すリング背骨ホルダ600は部品載置台の他の一例を構成し、少なくとも、背骨部43aに連座状に立設された複数のリング部43bの綴じ姿勢が環状を成した綴じ部品43、又は、開放状態の綴じ部品43を載置するように取り扱われる。
リング背骨ホルダ600は、基台60、第1及び第2の載置部61,62及び、凸状の突出部63,突起爪部64、部品規制部66及び用紙載置用の傾斜面部68を有して構成される。基台60は、図11Aに示すように長さがL2[mm]で、図11Cに示すように幅がW2[mm]、高さがH2[mm]である。例えば、A4版の用紙を取り扱うリング背骨ホルダ600は、長さL2が300[mm]程度であり、幅W2が75[mm]程度である。高さH2は10[mm]程度である。基台60はその側面から見たとき、着座性を良くするために、図11Cに示すように片側が末広がり状を有した台形を成している。傾斜面部68は、基台60の長さ方向と直交する側に設けられ、基台60に載置された綴じ部品43の付いた用紙の裏面側を支持するようになされる。
載置部61は、リング背骨ホルダ500と同様にして、基台60の長手方向に設けられて綴じ部品43の背骨部43aを載置するように取り扱われる。載置部62はリング部43bの立設ピッチqに略等しい配置ピッチpで載置部61と直交する位置に設けられてリング部43bを載置するように取り扱われる。当該リング処理工具100で取り扱う図示しない用紙のパンチ孔が23穴である場合、載置部62の配設個数は23個である。
上述の載置部62の一つ又は所々には、図10及び図11Bに示すような凸状の突出部63が載置部62の位置に代わって設けられている。この例でも、4箇所の載置部62の位置に代わって突出部63が設けられる。例えば、基台60の左側から右側に向かって4番目、12番目、13番目及び20番目の載置部62に代わって突出部63が設けられている。このような突出部63を設けることで、載置部62に載置されたリング部43bの回動を凸状の突出部63によって止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
更に、図10、図11A及び図11Bに示すリング背骨ホルダ600によれば、この例でも、部品保持用の一対の突起爪部64が設けられる。突起爪部64は、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を掴んで保持するようになる。突起爪部64は、ほぼ中央部位であって、基台60の左側から右側に向かって、12番目と13番目の突出部63の間に配設される。これにより、突起爪部64が基台60のやや右側寄りに配設された形態となされる。このような突起爪部64を設けると、載置部61に載置された綴じ部品43の背骨部43aの浮き上がり動作を一対の突起爪部64によって止めることができ、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
この例で、リング背骨ホルダ600には、更に基台60の幅方向での部品振れ止め用に突起部65が対で4箇所設けられる。突起部65は、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を挟んで支持するようになる。この例で突起部65は、5番目と6番目の載置部62の間、8番目と9番目の載置部62の間、16番目と17番目の載置部62の間及び、19番目の載置部62と20番目の突出部63の間に各々配設される。
この例で、リング背骨ホルダ600には、更に基台60の長さ方向での部品振れ止め用に凸状の部品規制部66が設けられる。部品規制部66は、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aを基準にして、一方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んで対峙する一対の突出部66a,66aと、他方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んで対峙する他の一対の突出部66b,66bとを有している。部品規制部66は、綴じ部品43の動きをその幅方向から規制すると共にその長さ方向から規制するように機能する。
この部品規制部66を設けると、基台60の傾斜面部68上にセットされた図示しない冊子の用紙束上から左手等で基台60を押さえ付けたとき、綴じ部品43の付いた冊子の幅方向への動きを規制できると共にその長さ方向への動きを規制できるようになる。従って、冊子を構成する用紙が極少ない場合であっても、当該用紙のパンチ孔の形状を維持することができると共に、そのパンチ孔付近に不連続な部分が生じることがない。
なお、リング背骨ホルダ600には、リング背骨ホルダ500と同様にして、ABS樹脂やポリカーボネート樹脂(PC)等を射出金型成形して形成したものが使用される。リング背骨ホルダ600の表面形状に対しては、金型部材を放電加工して、載置部61,62、突出部63、突起部65、部品規制部66及び、傾斜面部68を象ったキャビティを作成する。その裏面形状に対しては金型部材を放電加工して基台60の裏面形状を象ったコアを作成する。抜き形状部分に対してはスライドコアを作成する。これにより得られる金型を使用してリング背骨ホルダ600を形成する。
このように、リング背骨ホルダ600によれば、部品係合部56に替えてリング部43bを部品規制部66で振れ止めするようになされる。部品規制部66の一対の突出部66a,66aは、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aを基準にして、一方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んで対峙し、他の一対の突出部66b,66bは、他方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んで対峙する位置に配設されている。
従って、リング背骨ホルダ500と同様に基台60の幅方向での綴じ部品43の振れを止めることができる。これにより、綴じ部品43の係合孔部43iに突出部66を嵌合させる必要が無いことから、リング背骨ホルダ600に対して綴じ部品43は背骨部43aの長さ方向にずれても綴じ部品43を基台60に保持させることができ、使い勝手を向上させることができる。
続いて、リング処理工具100の取扱方法について説明する。この例では、綴じ部品43の開放例と再嵌合例の2つに分けて説明する。図12〜図14は、リング処理工具100による綴じ部品43の開放例(その1〜3)を示す斜視図である。
この実施例では、リング処理工具100で取り扱う用紙のパンチ孔が23個である場合(リング背骨ホルダ600の載置部62の配設個数が23個の場合)であって、円錐形状を有したリング処理工具100を使用して開放作業を実行する場合を例に挙げる。
まず、図12に示すリング嵌合状態の冊子90をリング背骨ホルダ600にセットする。これは作業途中で冊子90が動かないように固定するためである。例えば、右利き作業者の場合、図12において、冊子90が基台の左側に位置するように冊子90をリング背骨ホルダ600の傾斜面部68上にセットする。この例では、当該傾斜面部68上に冊子90を載置させると共に、基台60の長手方向に設けられた載置部61に綴じ部品43の背骨部43aを載置するようにセットする。載置部61と直交する位置に設けられた載置部62には、リング部43bの立設ピッチqに略等しい配置ピッチpでリング部43bが載置される。
上述の載置部62の所々には、凸状の突出部63が載置部62の位置に代わって設けられている。この例では、載置部62に代わって突出部63が対で設けられているところが4箇所ある。この凸状の突出部63は、載置部62に載置されたリング部43bの回動を止めるように機能する。更に、リング背骨ホルダ600の一対の突起爪部64は、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を掴んで保持する。突起爪部64は、載置部61に載置された綴じ部品43の背骨部43aの浮き上がり動作を止めるようになる。部品振れ止め用の1対の突起部65は、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aの一部を挟んで支持するので、載置部61に載置された背骨部43aの幅方向の揺れ動作を止めるようになる。
また、部品振れ止め用の凸状の部品規制部66は、基台60に載置された綴じ部品43の振れを防止する。このとき、一対の突出部66a,66aは、基台60に載置された綴じ部品43の背骨部43aを基準にして、一方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んでその動きを規制し、他の一対の突出部66b,66bは、他方の側で、当該綴じ部品43のリング部43bを挟んでその動きを規制する。この例では、基台60の傾斜面部68上にセットされた冊子90の用紙束上から左手等で基台60を押さえ付けたとき、綴じ部品43の付いた冊子90の幅方向への動きを規制できると共にその長さ方向への動きを規制できるようになる。これにより、リング部43bの開放操作を円滑にできるようになる。
この例で、ユーザは、図12に示すリング処理工具100を右手に持って、綴じ部品43に位置合わせする。例えば、円錐形状を有したリング処理工具100の先端突起部10を綴じ部品43の下方の第1番目の環状のリング部43bに挿入するようになされる。その後、リング処理工具100の押圧摺動操作を続けると、嵌合状態のリング部43bの内壁の高さが拡張し、及び、幅方向が拡幅するようになる。
このとき、環状のリング部43bがリング処理工具100の走行方向と同じ方向に倒れ込むようになるが、先端突起部10の円錐形状による傾斜増分変化に伴って、そのリング43dの凸爪状の結合部43gとリング43eの凹爪状の被結合部43hとの嵌合力が限界に到達して分離し、その後、リング部43bは弧状のリング43d,43e自身の付勢力によって所定の開放姿勢を維持するようになる。
更に、リング処理工具100を前進走行させてリング部43bを中方向に拡げて開放するために、当該リング処理工具100の押圧摺動操作を続ける。この例では、図13に示すようにリング処理工具100の円錐形状の先端突起部10を背骨部43aに沿って前進走行させる。このとき、綴じ部品43のリング部43dの凸爪状の結合部43gとリング部43eの凹爪状の被結合部43hとが徐々に分離するようになる。
そして、リング部43dの凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとの分離個数が徐々に増加し、図14に示すように背骨部43aに沿ってリング処理工具100の先端突起部10を前進抜き切ったところで、綴じ部品43のリング部43dの凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとの全23個の分離作業が完了する。これにより、冊子90の綴じ状態をフリーにすることができるので、用紙の交換や、差し替え作業等をできるようになる。
続いて、リング処理工具100を使用した再嵌合例について説明する。図15〜図1は、リング処理工具100による綴じ部品43の再嵌合例(その1〜4)を示す斜視図である。
この実施例でも、リング処理工具100で取り扱う用紙のパンチ孔が23個である場合であって、円錐形状を有したリング処理工具100を使用して再嵌合作業を実行する場合を例に挙げる。補助工具として傾斜面部68を有したリング背骨ホルダ600の使用する場合を例に挙げる。
まず、図15に示す開放状態の綴じ部品43をリング背骨ホルダ600に載置する。このとき、再嵌合操作途中で冊子90が動かないようにリング部43bを基台60に固定する。この際の固定方法は開放操作時と同様である(図12参照)。その後、ユーザは、図15に示すV字断面状のリング処理工具100を持って、その下辺側の弧再結合部32と綴じ部品43とを位置合わせする。このとき、綴じ部品43の環径Dに応じて、上辺側の弧再結合部31を位置合わせするようにしてもよい。これにより、数個単位、かつ、円滑にリング部43bの再嵌合操作を実行できるようになる。この例では、9個乃至11個毎にリング部43bの嵌合処理を実行する。
次に、図16に示すリング部43bに対して鉛直方向から、リング処理工具100のV字断面状の弧再結合部32を押し当てる。このとき、弧再結合部32は、リング部43bの倒れ方向の負荷をかけることなく、開放状態のリング部43bの先端を拾い込む。その溝部32aは、凸爪状を成す結合部43g及び凹爪状を成す被結合部43hを嵌合位置に誘導するようになる。また、結合部43g及び被結合部43hがリング処理工具100の押下方向と略直交する方向から内側に倒れ込むようになる。
そして、図16に示したリング部43bに対して鉛直方向から、更にV字断面状を有する弧再結合部32を押し当てると、図17に示すように、溝部32aによって誘導された凸爪状を成す結合部43g及び凹爪状を成す被結合部43hが嵌合位置に至る。このとき、嵌合位置に至る途中の半綴じ状態のリング部43bは、結合部43g及び被結合部43hの内壁の高さ方向が伸長し、及び、幅方向が収縮するようになる。
この例では、リング部43bの内壁の見かけ上の高さが最大となり、かつ、幅が最小となった嵌合位置で、結合部43gの凸爪状部位と被結合部43hの凹爪状部位とが嵌合する。この1回の再嵌合処理によって、綴じ部品43のリング部43bが9個乃至11個毎に再嵌合される。
そして、図18に示すリング処理工具100を上方向へ待避するように操作する。その後、押下操作位置を移動して、図15〜図18に示した押下操作を繰り返す。これにより、リング部43dの凸爪状の結合部43gとリング部43eの凹爪状の被結合部43hとの再嵌合個数が徐々に増加する。背骨部43aに沿ってリング処理工具100の弧再結合部32を全域に渡って操作したところで、綴じ部品43の全23個のリング部43bの再嵌合作業が終了する。これにより、用紙の交換や、差し替え作業等を終了した冊子90の綴じ状態を維持することができる。
このように、実施形態としてのリング処理工具100によれば、各々が回動支点を有して凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとが背骨部43aに連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数のリング部43bを有した綴じ部品43を開放処理する場合に、1回の押圧摺動操作によって、環状を成す綴じ姿勢の綴じ部品43を結合部43gと被結合部43hとに再現性良く分離できるようになった。
従って、背骨部43aに連座状に立設されたリング部43bを手作業で一つ一つ開く場合に比べて迅速に複数のリング部43bを凸爪状の結合部43gと凹爪状の被結合部43hとに分離できるようになった。しかも、綴じ部品43の開放操作及び再嵌合操作を通じて、結合部43gの先端を凸爪形状に維持すること、及び、被結合部43hの先端を凹爪形状に維持することができる。これにより、両操作を通じて作業性及び操作性の良い安価なリング処理工具100を提供できるようになった。
上述した実施の形態では、リング開放機構とリング再嵌合機構とが一体化されたリング処理工具100について説明したが、これに限られることはなく、これらの機構を分離し、リング部43bに対して側面方向から押し当てる表面円錐形状の先端突起部10を有したリング開放工具と、リング部43bに対して鉛直方向から押し当てるV字状断面を有した再嵌合工具とを別個独立な工具として提供してもよい。
この発明は、白黒用やカラー用のコピー機や印刷装置等から出力された複数枚の用紙を束ね、一方、カートリッジから供給されるリング展開状の消耗部品で綴じ処理された用紙束から、当該消耗部品を開放処理する冊子リング手動開放及び再嵌合用のハンディ工具等に適用して極めて好適である。
本発明に係る実施形態としてのリング処理工具100の構成例を示す斜視図である。 (A)〜(C)は、綴じ部品43の構成例を示す上面図、側面図及び断面図である。 (A)〜(C)は、綴じ部品43の嵌合例を示す図である。 リング処理工具100の構成例(その1)を示す面図である。 リング処理工具100の構成例(その2)を示す背面図である。 リング処理工具100の構成例(その3)を示す上面図である。 リング処理工具100の構成例(その4)を示す底面図である。 リング背骨ホルダ500の構成例(その1)を示す斜視図である。 (A)〜(C)は、リング背骨ホルダ500の構成例(その2)を示す上面図、そのX1−X1矢視断面図及びそのY1−Y1矢視断面図である。 リング背骨ホルダ600の構成例(その1)を示す斜視図である。 (A)〜(C)は、リング背骨ホルダ600の構成例(その2)を示す上面図、正面図及び側面図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の開放例(その1)を示す斜視図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の開放例(その2)を示す斜視図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の開放例(その3)を示す斜視図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の再嵌合例(その1)を示す背面図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の再嵌合例(その2)を示す背面図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の再嵌合例(その3)を示す背面図である。 リング処理工具100による綴じ部品43の再嵌合例(その4)を示す背面図である。
符号の説明
10 先端突起部
11 突起本体
12,13,31a,32a 溝部
14 R状の突起部
20 把持部
21 把持本体
22 係合構造部位
23A,23B,24A,24B 滑り止め用のリブ
25 開口部
31,32 弧再結合部(綴じ環部再結合部)
43 綴じ部品(消耗部品)
43a 背骨部
43b〜43e リング部
43f ピン
43g 係合部
43h 被係合部
43i 係合孔部
50,60 基台
51,52,61,62 載置部
53,63 突出部
54,64 突起爪部
55,65 突起部
56 部品係合部
66 部品規制部
68 傾斜面部
68’ 下敷き部材
100 リング処理工具(綴じ部品処理工具)
500,600 リング背骨ホルダ

Claims (12)

  1. 各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部を有した綴じ部品を処理する綴じ部品処理工具において、
    少なくとも、前記綴じ環部に内接する作用面が円錐形状を有した環分離部と、
    前記環分離部に連設される結合構造を有して把持される把持部とを備え、
    前記環分離部は、
    連座状に立設された環状の外側綴じ環部の環内に挿入され、
    前記把持部は、
    前記環分離部の作用面が前記綴じ環部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って押圧摺動操作するようになされることを特徴とする綴じ部品処理工具。
  2. 前記把持部は断面I形状を有した把持本体を備え、
    前記把持本体のI形状の上辺位置又は/及び下辺位置に綴じ環部再結合部が設けられ、
    前記綴じ環部再結合部は所定の開口幅を有した断面凹形状を成し、
    前記把持部は開放状態の前記綴じ環部を鉛直方向から押下するように操作されることを特徴とする請求項1に記載の綴じ部品処理工具。
  3. 前記綴じ環部再結合部の凹形状の内側位置に前記綴じ環部に対応して部品案内用の複数の溝部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の綴じ部品処理工具。
  4. 前記把持部は、
    第1の開口幅の断面凹状を有して前記把持本体のI形状の上辺位置に設けられた第1の綴じ環部再結合部と、
    第2の開口幅の断面凹状を有して前記把持本体のI形状の下辺位置に設けられた第2の綴じ環部再結合部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の綴じ部品処理工具。
  5. 少なくとも、前記背骨部に連座状に立設された複数の綴じ環部の綴じ姿勢が環状を成した綴じ部品を載置する部品載置台を更に備え、
    前記部品載置台は、
    基台と、
    前記基台の長手方向に設けられて前記綴じ部品の背骨部を載置する第1の載置部と、
    前記綴じ環部の立設ピッチに略等しい配置ピッチで前記第1の載置部と直交する位置に設けられて前記綴じ環部を載置する複数の第2の載置部と、
    前記第2の載置部の一つ又は所々に設けられた凸状の突出部とを有することを特徴とする請求項1に記載の綴じ部品処理工具。
  6. 前記部品載置台には更に部品保持用の一対の突起爪部が設けられ、
    前記突起爪部は
    前記基台に載置された前記綴じ部品の背骨部の一部を掴んで保持することを特徴とする請求項5に記載の綴じ部品処理工具。
  7. 前記部品載置台には更に前記基台の幅方向での部品振れ止め用の1対の突起部が設けられ、
    前記突起部は、
    前記基台に載置された前記綴じ部品の背骨部の一部を挟んで支持することを特徴とする請求項5に記載の綴じ部品処理工具。
  8. 前記部品載置台には更に前記基台の長さ方向での部品振れ止め用に凸状の部品係合部が設けられ、
    前記部品係合部は、
    前記基台に載置された前記綴じ部品の背骨部の所定の位置に開口された係合孔部に嵌合されて支持することを特徴とする請求項5に記載の綴じ部品処理工具。
  9. 前記部品載置台には更に前記基台の長さ方向と直交する側に用紙載置用の傾斜面部が設けられ、
    前記傾斜面部は、
    前記基台に載置された前記綴じ部品の付いた用紙の裏面側を支持することを特徴とする請求項5に記載の綴じ部品処理工具。
  10. 前記部品載置台には更に前記基台の長さ方向での部品振れ止め用に凸状の部品規制部が設けられ、
    前記部品規制部は、
    前記基台に載置された綴じ部品の背骨部を基準にして、一方の側で、当該綴じ部品の綴じ環部を挟んで対峙する一対の突出部と、他方の側で、当該綴じ部品の綴じ環部を挟んで対峙する他の一対の突出部とを有し、
    前記綴じ部品の動きをその幅方向から規制すると共にその長さ方向から規制することを特徴とする請求項5に記載の綴じ部品処理工具。
  11. 各々が回動支点を有して結合弧部と被結合弧部とが背骨部に連座状に立設され、綴じ姿勢が環状を成す複数の綴じ環部を有した綴じ部品を処理する綴じ部品処理工具の取扱方法において、
    少なくとも、綴じ部品処理工具には、前記綴じ環部に当接する作用面が円錐形状を有した環分離部と、
    前記環分離部に連設される結合構造を有した把持可能な把持部とが設けられ、
    前記綴じ部品処理工具の環分離部を連座状に立設された環状の外側綴じ環部の環内に挿入する工程と、
    前記外側綴じ環部の環内に挿入された前記環分離部の作用面を前記綴じ環部の中方向に接触した状態で当該綴じ部品の背骨部に沿って前記把持部を押圧摺動操作する工程とを有することを特徴とする綴じ部品処理工具の取扱方法。
  12. 前記綴じ部品処理工具には断面I形状を有した把持本体が設けられ、
    前記把持本体のI形状の上辺位置又は/及び下辺位置には所定の開口幅を有した断面凹形状を成す綴じ環部再結合部が設けられ、
    開放状態の前記綴じ環部に対して前記綴じ環部再結合部を鉛直方向から押下する工程を有することを特徴とする請求項11に記載の綴じ部品処理工具の取扱方法。
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