JP4787344B2 - 検体透過検査装置の検出セル用湿度制御システム - Google Patents

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Description

記載なし
酸素、二酸化炭素又は水蒸気のような対象検体の透過速度を関心のあるフィルムを通して測定するために透過装置が使用されている。透過検査を受ける典型的なフィルムは、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、配向ポリエチレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニリデン、硫酸化テトラフルオロエチレン等から成るような重合包装フィルムである。一般に、検査されるフィルムは、検査チャンバ内に配置されて、チャンバを第一及び第二セルに密閉分離する。第一セル(一般に検出セルと呼ばれる)は、不活性ガスでフラッシュされて、あらゆる対象検体をセルから取り除き、第二セル(一般に検体セルと呼ばれる)は、既知の濃度の対象検体を含んだガスで満たされる。対象検体用センサは、フィルムを通って検体セルから検出セルに移動してきた対象検体の存在を検出する。
透過装置は、検出セル内における対象検体の存在を検出するために、流入法又は蓄積法を使用している。簡単に言うと、流入法は、不活性フラッシングガスを使用して、検出セルに移動してきたあらゆる対象検体を継続的に収集するとともにそれをリモートセンサに送る。蓄積法は、蓄積期間の間、対象検体が検出セルに蓄積することを可能にするものであり、蓄積された対象検体をリモートセンサに送るための蓄積期間の後、センサは検出セル内に位置付けされるか、又は、フラッシングガスでフラッシュされた検出セル内に位置付けされる。
流入法は、事実上は全てのセンサタイプが使用可能であるが、高価で複雑なシステムである。蓄積法は、感度の劣った高価でないセンサを使用して、かなり低い透過速度においても、フィルムを通して対象検体の透過を正確に測定することが可能であるが、かなり長い検査時間がかかってしまう。
透過装置の使用には、一般に電気化学センサが好適である。それは、電気化学センサが、(i)極めて優れた正確性、(ii)検体に対する超高感度性、(iii)単一の検体に対する高い選択性、(iv)非温度依存性、(v)非圧力依存性、(vi)流れに対する感度の僅少性、及び(vii)低コスト性、を含んだ多くの利点を有しているからである。
残念ながら、大抵のフィルムの透過特性は湿度に対して感度があり、大抵の電気化学センサは、検出セル内の湿度を変化させる湿センサである(すなわち、電解液は水溶液である)。すなわち、一定で正確な検査結果を保証するためには、検出セル内の湿度は制御されなければならない。
検出セル内の湿度は、検出セルに流れる不活性フラッシングガスの湿度を制御することによって流入法を使用するようなシステムでは制御可能である。残念ながら、この技術は蓄積法を使用するシステムにはうまくいかないが、それは検出セルが検査中において流体の流れに対して密閉されるからである。
従って、検出セルが検査中において流体の流れに対して密閉される場合、検体透過検査装置の検出セル内の湿度を制御するためのシステム及び方法に対する大きな必要性が存在している。
本発明は、検体透過検査装置のための湿度制御システムを対象にしている。本システムは、(i)検体透過検査装置、(ii)対象検体を検出するためのセンサ、(iii)湿度制御チャンバ、及び(iv)水蒸気に透過性を有するとともに対象検体に非透過性を有する選択性透過膜を含んでいる。検体透過検査装置は、検査チャンバが透過検査期間を通じて検査フィルムによって第一セル及び第二セルに密閉分離されるように、検査フィルムをはさみこむのに操作可能な検査チャンバを規定する。センサは、第一セルと流体連通するように設置される。湿度制御チャンバは、第一セルに隣接して位置付けされるとともに、既知の湿度を有するガス源と第一セルとの双方と流体連通しており、選択性透過膜は湿度制御チャンバを第一セルから密閉分離する。
本発明の検査過程を実行するために有用な検査システムの一つの実施態様の概略図である。 図1に示された検査システムの測定ユニットコンポーネントの側面図である。 図2に示された検査システムの測定ユニットコンポーネントの上面図である。 図3の線4−4に沿った測定ユニットの断面側面図であり、開放位置における上側取付け板がハウジングの上側部分から離れている図である。 図4Aで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれた注入口領域の拡大された断面側面図である。 図4Aで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれた排出口領域の拡大された断面側面図である。 図4Aで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれたセンサ通路領域の拡大された断面側面図である。 図3の線4−4に沿った測定ユニットの断面側面図であり、閉鎖位置における上側取付け板がハウジングの上側部分に直接隣接している図である。 図4Bで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれた注入口領域の拡大された断面側面図である。 図4Bで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれた排出口領域の拡大された断面側面図である。 図4Bで示された測定ユニットにおけるギャップの丸で囲まれたセンサ通路領域の拡大された断面側面図である。 図3の線5−5に沿った測定ユニットの断面側面図であり、開放位置における上側取付け板がハウジングの上側部分から離れている図である。 図5Aで示された測定ユニットにおける丸で囲まれた湿度制御ウィンドーの拡大された断面側面図である。 図3の線5−5に沿った測定ユニットの断面側面図であり、閉鎖位置における上側取付け板がハウジングの上側部分に直接隣接している図である。 図5Bで示された測定ユニットにおける丸で囲まれた湿度制御ウィンドーの拡大された断面側面図である。 図3の線6−6に沿った測定ユニットの断面側面図であり、開放位置における上側取付け板がハウジングの上側部分から離れている図である。 図3の線6−6に沿った測定ユニットの断面側面図であり、閉鎖位置における上側取付け板がハウジングの上側部分から離れている図である。 図3で示された検査チャンバの丸で囲まれた部分の極めて拡大された断面側面図であり、図4Bで示された測定ユニットで検査されている検査フィルムの両側における関心のある検体の個々の分子を示している。
概説
図1を一般的に参照し、本発明は、検体透過検査装置100のための湿度制御システム190を対象にしている。システム190は、(i)検体透過検査装置100、(ii)対象検体Aを検出するためのセンサ200、(iii)湿度制御チャンバ199、及び(iv)水蒸気に透過性を有するとともに対象検体Aに非透過性を有する選択的透過膜193を含んでいる。検体透過検査装置100は、検査チャンバ129が透過検査期間を通して検査フィルムFによって第一セル1291及び第二セル1292に密閉分離されるように、検査フィルムFをはめ込むのに操作可能な検査チャンバ129を規定する。センサ200は、第一セル1291に流体連通するように設置される。湿度制御チャンバ199は、既知の湿度(図示されず)を有するガス源と第一セル1291との双方と流体連通して設置されており、選択性透過膜193は湿度制御チャンバ199を第一セル1291から密閉分離している。
第一セル1291に隣接するとともに直接に流体連通する湿度制御チャンバ199を位置合わせすることによって、湿度制御システム190は、たとえ第一セル1291が流体の流れに対して密閉されていても、選択的透過膜193を通して第一セル1291内の湿度を迅速かつ効率的に制御することができる。
具体的な実施例
検査システム
構成
本発明に従った、フィルムFを通して検体Aの透過速度を測定することのできる検査システム10の典型的な実施態様は、図1に図示されている。測定ユニット100は、検査されるべきフィルムFによって上側セル1291及び下側セル1292に密閉分離される検査チャンバ129を規定する。不活性ガス源21は、検査前に上側セル1291をフラッシュするために、注入口導管41a及び排出口導管41bを介して、上側セル1291と連通する。好適な不活性ガスは、特に窒素、アルゴン、ヘリウム、クリプトン、又は窒素と水素との混合等であるが、これに限るものではない。既知の濃度の検体Aを含んだ検査ガス源22は、下側セル1292に検査ガスを継続的に供給するために、注入口導管42a及び排出口42bを介して下側セル1292と連通する。これによって、下側セル1292内の検体Aの濃度は、検査期間を通して一定を保持することが保証される。注入口導管41a及び排出口41bには、上側セル1291を通して不活性ガスの流れを制御するために、遮断バルブ31a及び31bがそれぞれ備わっている。同様に、注入口導管42a及び排出口42bには、下側セル1292を通してガスの流れを制御するために、遮断バルブ32a及び32bがそれぞれ備わっている。
対象検体Aのための検体センサ200は、上側セル1291内の対象検体Aの存在を検出するために、上側セル1291と流体連通するように設置される。典型的な対象検体は、酸素、二酸化炭素、一酸化炭素及び水蒸気を含む。検体センサ200は、対象検体Aを検出及び消費することのできる幅広い種類のあらゆる市販の消費センサから選択することができる。一般的には電気化学センサが好適であり、それは、そのようなセンサが高感度及び低コストであり、本発明に使用された場合にセンサを較正する必要を排除するファラデーの法則に従うという事実に基づいている。
検体センサ200は、リード線80を介して、適切な中央処理装置50と通信する。この中央処理装置50には、電子メモリ(図示されず)が備わっており、検体センサ200によって検出される検体Aの濃度を保存及び報告するためのモニタ60及び/又はプリンタ70が付加的に取付けられるのが好ましい。
使用
検査されるべきフィルムFは、試験チャンバ129を上側セル1291及び下側セル1292に密閉分離するように試験チャンバ129に“取付けられ”、フィルムFの既知の領域はセル1291及び1292の双方にさらされる。遮断バルブ31a及び31bは、その後、検体Aを上側セル1291からフラッシュさせるために、上側セル1291を通して不活性ガスを流すために開放される。フラッシングの後、遮断バルブ31a及び31bは上側セル1291を周囲の環境から密閉するために閉鎖される。遮断バルブ32a及び32bは、その後、既知の濃度の検体Aを含んだガスを下側セル1292に流すために開放される。上側セル1291内の検体Aの存在は、その後、検体センサ200によって検出及び記録される。検体Aが上側セル1291に入ることのできる唯一の経路がフィルムFのさらされた領域を通してであることを保証することによって、及び、検体AがフィルムFを透過するよりも速く検体Aを消費するような検体センサ200を選択することによって、検体Aを検出する検体センサ200の速度は、一旦定常状態速度が得られれば、フィルムFの既知の“さらされた”領域に対する検体透過速度と直接等しくなり得る。
測定ユニット
構成
本発明に従った、検体Aの透過速度をフィルムFを通して迅速かつ正確に測定することのできる測定ユニット100の典型的な実施態様が、図2−6に図示されている。
測定ユニット100は、(i)ハウジング110と、(ii)取付け板120と、(iii)アクチュエータ130と、(iv)検体センサ200との流体連通を制御するバルブ140と、(v)検査ガス(図示されず)を取付け板120の下側セル1292に導くためのハウジング110及び取付け板120のチャンネル150と、(vi)取付け板120の上側セル1291を流体の流れに対して選択的に開放及び密閉閉鎖するために、流れの制御チャンネル170及びO−リングシール180を有する流れ制御システム(まとめて番号付けされていない)と、を含んでいる。測定ユニット100は、湿度制御システム190も付加的に含むことが好ましい。
ハウジング110は、下側部分112及び協働して保存チャンバ119を規定する上側部分111を含んでいる。
図4A、4B、5A、5B、6A及び6Bを参照して、上側取付け板121及び下側取付け板122(まとめて取付け板120として参照される)は、ハウジング110によって規定された保存チャンバ119内に保持されており、上側取付け板121の上面121uはハウジング110の上側部分111の下面111iから縦方向yに少しずれており、それらの間にギャップ160を規定している。上側取付け板121及び下側取付け板122は、それらの間に検査チャンバ129を規定している。取付け板120の間には、検査チャンバ129を囲んだO−リング125が備わっている。検査チャンバ129は、O−リング125に覆われている取付け板120間に検査フィルムFを設置することによって、上側セル1291と下側セル1292とに密閉分離することができ、検査チャンバ129は、取付け板120間のO−リング125の周囲全体を密閉して押圧するために取付け板120を同時に押圧している。
一般的には、検査チャンバ129は約1cm3から約3cm3の上側セル1291を提供するように設定するのが好ましい。約3cm3よりも大きい上側セル1291は反応するには遅すぎるが、それは、上側セル1291内の検体Aの分子は、分子が検体センサ200に入ったときのみ検体センサ200によって消費及び検出され得るからであり、上側セル1291は分子が上側セル1291内を移動する拡散にのみ依存するからである。上側セル1291が約1cm3よりも小さい場合、フィルムFの領域は検査期間中において上側取付け板121の上面(番号付けされていない)に接触する傾向が生じ、それによって、検体AはフィルムFを通り、これらの“覆われた”領域を通って上側セル1291に容易に入ることができないために、検査結果に誤差を引き起こす。
図4A、4B、5A、5B、6A及び6Bを参照し、下側取付け板122は、取付け板120をアクチュエータ130によって、下側すなわち開放位置と上側すなわち閉鎖位置との間で縦方向に再配置するために、アクチュエータシャフト131の先端(番号付けされていない)の上に取付けられる。この開放位置は、図4(4A、4A1、4A2及び4A3をまとめて)に示されるように、上側取付け板121の上面121u及びハウジング110の上側部分111の下面111iの間の縦方向のより厚いギャップ160を形成するものであり、閉鎖位置は、図5(5A、5A1、5A2及び5A3をまとめて)に示されるように、上側取付け板121の上面121u及びハウジング110の上側部分111の下面111iの間の縦方向のより薄いギャップ160を形成するものである。
図6A及び6Bを参照し、下側セル1292への流体の流れは、ハウジング110の上側部分111の位置合わせされた注入口チャンネル151a、151b及び151c、上側取付け板121並びに下側取付け板122それぞれによって提供される。同様に、下側セル1292からの流体の流れは、ハウジング110の上側部分111の位置合わせされた注入チャンネル152a、152b及び152c、上側取付け板121並びに下側取付け板122それぞれによって提供される。大口径のO−リング151wはギャップ160内に位置付けされ、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル151a及び151b並びに上側取付け板121を囲んで、検査ガスがギャップ160を通じて流れ出さないようにしている。同様に、大口径のO−リング152wはギャップ160内に位置付けされ、ハウジング110の上側部分111の排出口チャンネル152a及び152b並びに上側取付け板121を囲んで、検査ガスがギャップ160を通じて流れ出さないようにしている。
図4A及び4Bを参照し、流れ制御システム(まとめて番号付けされていない)は、(i)ハウジング110の上側部分111及び上側取付け板121を貫く流れ制御チャンネル及び通路170と、(ii)ギャップ160内に位置付けされるとともに様々なチャンネル及び通路170を囲む、異なる口径及び異なる厚さのO−リング180とを含んでいる。流れ制御システムは、上側セル1291及び検体センサ200を開放及び閉鎖して、適切な時間に流体を流すための迅速、簡易及び信頼性のある方法を提供する。
図4A及び4A1を参照し、上側セル1291への流体の流れは、横方向x及び/又は斜め方向zにずれた、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル171a及び上側取付け板121の注入口チャンネル171bによって提供される。同様に、今度は図4A及び4A2を参照し、上側セル1291からの流体の流れは、横方向x及び/又は斜め方向zにずれた、ハウジング110の上側部分111の排出口チャンネル172a及び上側取付け板121の排出口チャンネル172bによって提供される。
図4A及び4A1を参照し、小口径のO−リング181vはギャップ160内に位置付けされており、上側取付け板121の注入口チャンネル171bを囲んでいる。大口径のO−リング181wもギャップ160内に位置付けされており、小口径のO−リング181vを完全に囲むと同時に、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル171a及び上側取付け板121の注入口チャンネル171bの双方を囲んでいる。同様に、今度は図4A及び4A2を参照し、小口径のO−リング182vがギャップ160内に位置付けされて上側取付け板121の排出口チャンネル172bを囲んでおり、大口径のO−リング182wがギャップ160内に位置付けされて、小口径のO−リング182vを囲むと同時に、ハウジング110の上側部分111の排出口チャンネル172a及び上側取付け板121の排出口チャンネル172bの双方を囲んでいる。
図4A、4A1、4A2、4A3、5A、5A1、5A2及び5A3を参照し、大口径O−リング181w及び182wの厚さすなわち縦方向yの高さは、取付け板120が開放或いは閉鎖の縦方向yの位置がいずれにあるかにかかわらず、流体がギャップ160内を自由に流れないように、これらのリング181w及び182wはギャップ160内に密閉してはめ込まれるように選択される。小口径O−リング181v及び182vの厚さすなわち縦方向yの高さは、取付け板120が閉鎖された縦方向yの位置にある場合にのみ、これらのO−リング181v及び182vがギャップ160内に密閉してはめ込まれるように選択される。大口径(181w及び182w)及び小口径(181v及び182v)の異なる厚さとの組み合わせで大口径(181w及び182w)及び小口径(181v及び182v)を位置決めするによって、注入口(171a及び171b)及び排出口(172a及び172b)のチャンネルは、図4A、4A1及び4A2に示されるように、取付け板120を縦方向yに移動させて下方向にすなわち開放位置に移動させることによって流体の流れに対して同時に開放し、検査期間の前に上側セル1291をフラッシングさせることができるようになる。それとともに、図4B、4B1及び4B2に示されるように、取付け板120を縦方向yに移動させて上方向にすなわち閉鎖位置に移動させることによって、流体が流れに対して同時に閉鎖して、検査期間を通して上側セル1291を密封状態にさせることができる。
図4A、4A3、5A及び5A3を参照し、検体センサ200は、縦方向yに位置合わせされた、ハウジング110の上側部分111の通路173a及び上側取付け板121の通路173bを介して、上側セル1291と連通している。大口径O−リング183wは、ギャップ160内に位置付けされて、通路173a及び173bの双方を囲んでおり、上側セル1291からの検体センサ200への流体の拡散がギャップ160からの流体によって汚染されないように保証している。
特に電気化学センサが使用されたときに、検体センサ200の耐用年数を延ばすため、通路173aは検査期間(すなわち、上側セル1291が不活性ガスでフラッシュされて、上側セル1291の唯一の検体Aが検査フィルムFを透過してきた検体Aであるように密閉された後のみ)の間を除く全ての時間において閉鎖されなければならない。図4A、4A3、5A、5A3を参照し、検体センサ200へのそのような制限されたアクセスを提供するための適切な方法は、通常は閉鎖されたタイヤバルブ140を通路173a内に配置することであり、この配置ではタイヤバルブ140の本体141は通路173aに密閉状態で差し込まれており、タイヤバルブ140のステム142は縦方向yの下方にギャップ160に向かって延びている。バルブステム142を縦方向yの上に向かって押し上げるために、上方に延びているピン121nが上側取付け板121に設けられており、これによって、取付け板120が上側すなわち閉鎖位置にあるときのみにバルブ140が開放される。
ほとんどのプラスチックフィルムFを通過する検体Aの透過速度は湿度に敏感であり、湿度が増加すると透過率が増加する傾向がある。ほとんどの検体センサ200も湿度に対して若干敏感であり、特に“乾燥”が許される場合はそうである。したがって、一定で比較可能な検査結果を得るためには、検査チャンバ129内を、特に閉鎖された上側セル1291内を一定の相対湿度に保つことが重要である。上側セル1291内を一定の湿度に保つために、湿度制御システム190が備わっている。適切な湿度制御システム190が、図5A、5A1、5B及び5B1に示されている。湿度制御システム190は、一対の湿度制御チャンバ199を、検体センサ200に対して反対側に位置付けされるとともに上側セル1291及びギャップ160の双方と流体連通する上側取付け板121に有している。注入口チャンネル191a及び排出口チャンネル192aは、ハウジング110の上側部分111に設けられており、主に相対湿度0%又は100%の既知の湿度を有するガス源(図示されていない)と流体連通するように各湿度制御チャンバ199が設置されている。大口径のO−リング198wがギャップ160内に位置付けされており、各湿度制御チャンバ199並びに対応する注入口チャンネル191a及び排出口チャンネル192aを囲んでいる。外部検体Aを上側セル1291に導かずに湿度制御チャンバ199及び上側セル1291間の蒸発を可能とし、又は、検体Aが検出されずに上側セル1291から漏れることを可能とするために、ナフィオン(R)フィルム(ナフィオンは登録標章)のように水蒸気に透過性を有するとともに対象検体に非透過性を有するフィルム193が、各湿度制御チャンバ199の上側セル1291への開口部にわたって備わっている。選択性透過フィルム193は、図5A1及び5B1に示されるように、O−リング194、ウァッシャー195、インサートリング196及びロッキングリング197によって、各湿度制御チャンバ199内に密閉状態で保持される。
使用
アクチュエータ130を作動させてギャップ160内のO−リングシール180がハウジング110の上側部分111に接触しない取外し位置(図示されていない)にアクチュエータシャフト131を下げ、取付け板120をハウジング110の下側部分112の開放側(番号付けされていない)を通って外部にスライドさせることによって、取付け板120は保存チャンバ119から取り外される。
上側取付け板121は、その後、下側取付け板122から分離され、検査されるべきフィルムFのサンプルは、検査チャンバ129を囲んだO−リング125の全周に十分かみ合わせるために、検査チャンバ129の全体に渡って下側取付け板122の上に設置される。
上側取付け板121は、その後、下側取付け板122の上に戻されて、フィルムFを板121と122との間に密閉して挟みこむために下側取付け板122に固定される。それによって、フィルムFの既知の領域がセル1291及び1292の双方にさらされた状態で、検査チャンバ129は上側セル1291及び下側セル1292に密閉分離される。“取付けられた”取付け板120は、その後、保存チャンバ119にスライドして戻される。
図4A、4A1、4A2及び4A3を参照し、アクチュエータ130は、取付けられた取付け板120を“開放”位置に移動させるために作動する。この“開放”位置では、ギャップ160内に設置された大口径のO−リング181w、182w、183w及び198wはハウジング110の上側部分111の下面111iと密閉してかみ合っているが、一方、ギャップ160内の小口径のO−リング181v及び182vはかみ合っていない。取付け板120が“開放”位置にある状態では、上側セル1291は、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル171aを加圧された不活性ガス源21と流体連通するように設置することによって対象検体Aを上側セル1291から取り除くために、不活性ガスでフラッシュされる。それによって、不活性ガスは、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル171aを通り、大口径のO−リング181wに囲まれたギャップ160の注入口チャンネル部を通り、上側取付け板121の注入口チャンネル171bを通り、上側セル1291を通り、上側取付け板121の排出口チャンネル172bを通り、大口径のO−リング182wに囲まれたギャップ160の排出口チャンネル部を通り、そしてハウジング110の上側部分111の排出口チャンネル172aを通って測定ユニット100から外部に連続的に流れることが可能となっている。
図4B、4B1、4B2及び4B3を参照し、フラッシュ後、アクチュエータ130は、取付けられた取付け板120を“閉鎖”位置に移動させるために作動する。この“閉鎖”位置では、ギャップ160内の大口径O−リング181w、182w、183w及び198w並びに小口径のO−リング181v及び182vは、共に、ハウジング110の上側部分111の下面111iと密閉してかみ合っており、上側セル1291は周囲の環境から密封されている。
図4A3を参照し、搭載された取付け板120が“閉鎖”位置に移動することによって、上側取付け板121のピン121nは、通路173aを開放するために、ハウジング110の上側部分111の通路173a内でバルブ140のステム142とかみ合うことも可能となる。それによって、検体センサ200は上側セル1291と流体連通するように設置される。
取付け板120が“閉鎖”位置にある状態で、下側セル1292は既知濃度の対象検体Aを含んだ検査ガスでフラッシュされて、下側セル1292内の対象検体Aの濃度が一定のままであることを保証するために、検査期間を通して“新しい”検査ガスが継続して供給される。検査ガスは、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル151aを加圧された検査ガス源22と流体連通するように設置することによって、下側セル1292に導かれる。それによって、検査ガスは、ハウジング110の上側部分111の注入口チャンネル151aを通して、大口径のO−リング151wに囲まれたギャップ160の注入口チャンネル部を通して、上側取付け板121の注入口チャンネル151bを通して、下側取付け板122の注入口チャンネル151cを通して、上側取付け板121の排出口チャンネル152bを通して、下側セル1292を通して、下側取付け板122の排出口チャンネル152cを通して、大口径のO−リング152wに囲まれたギャップ160の排出口チャンネル部を通して、そしてハウジング110の上側部分111の排出口チャンネル152aを通して測定ユニット100から外部に継続的に流れることが可能となっている。
検体Aは高濃度領域(すなわち、下側セル1292)から低濃度領域(すなわち、上側セル1291)にフィルムFを通して拡散しようとするため、対象検体AはフィルムFを透過する。検査ガスは下側セル1292を通して継続的に流れるため、高濃度領域における対象検体Aの濃度は、関係する検査期間を通じて一定のままである。同様に、検体センサ200は上側セル1291内の対象検体Aを、対象検体AがフィルムFを透過するよりも速い速度で消費するために、低濃度領域における対象検体Aの濃度も、関係する検査期間を通じてほぼゼロであり一定のままである。
結局、このシステムは、検体センサ200によって上側セル1291で検出されて中央処理装置50によって報告される速度が一定のままであるような定常状態条件に達する。この定常速度が、フィルムの“さらされた”領域に対するフィルムFの透過速度に直接一致する。

例1
1.0ミル(0.0254mm)の厚さのポリエチレンテレフタレートマイラーフィルムが、図1−7に図示された透過検査システムの取付け板間に設置され、上側セル及び下側セルの双方にさらされた面積が50cm2のフィルムが提供されている。透過検査が、下記の検査パラメータを使用したASTEM(American Standard Test Method)D3985に従って実行されている。
・上側セルのガス
タイプ: 100%窒素
相対湿度: 10%
・下側セルのガス
タイプ: 100%酸素
相対湿度: 10%
・検査チャンバ温度: 23℃
・気圧: 742.3mmHg
上側セル内の酸素が、多孔質膜で覆われた高感度標準電気化学酸素センサで継続的に検出されている。5分の報告サイクルを使用して、フィルムを通した酸素の透過率(O2TR)が式Aを利用して報告サイクル毎にセンサによって検出される電流から計算される。検査期間を通して報告サイクル毎に計算されたO2TRがグラフ1に描かれているとともに下記の表1に記述されている。50の報告サイクル(4時間10分)後に報告された、フィルムに対するO2TRは、60.975cm3/m2・日である。

O2TR=電流/(面積)(k1)(k2)(k3) ・・・・・(式A)
ただし、
O2TR=酸素の透過率(cm3/m2・秒)
電流=センサで生成される電流(クーロン/秒)
面積=フィルムの露出面積(m2
1=標準的な温度及び圧力における1cm3あたりの酸素分子(2.6876×1019分子/1cm3
2=酸素分子毎のセンサにおける共有結合に関与する電子(4e/分子)
3=電子毎に生成されるクーロン(1.6×10−19クーロン/e
Figure 0004787344

Figure 0004787344
用語
10 検査システム
21 不活性ガス源
22 検査ガス源
31a 不活性ガス源の注入口遮断バルブ
31b 不活性ガス源の排出口遮断バルブ
32a 検査ガス源の注入口遮断バルブ
32b 検査ガス源の排出口遮断バルブ
41a 不活性ガス源から上側セルにガスを導くための注入口導管
41b 上側セルからガスを排出するための排出口導管
42a 検査ガス源から下側セルにガスを導くための注入口導管
42b 下側セルからガスを排出するための排出口導管
50 コンピュータ又はCPU
60 モニタ
70 プリンタ
80 センサからCPUまでのリード線
100 測定ユニット
110 ハウジング
111 ハウジングの上側部分
111i ハウジングの上側部分の下側面
112 ハウジングの下側部分
119 ハウジングに規定された保存チャンバ
120 取付け板
121 上側取付け板
121u 上側取付け板の上側面
121n 上側取付け板のピン
122 下側取付け板
125 取付け板間のO−リング
129 取付け板に規定された検査チャンバ
1291 検査チャンバの上側セル
1292 検査チャンバの下側セル
130 アクチュエータ
131 アクチュエータシャフト
140 検体センサへの通路用バルブ
141 バルブ本体
142 バルブ軸
151a ハウジングの上側部分を介しての下側セルへの注入口チャンネル
151b 上側取付け板を介しての下側セルへの注入口チャンネル
151c 下側取付け板を介しての下側セルへの注入口チャンネル
151w 下側セルへの注入口通路を囲んだ、ギャップ内の大口径O−リング
152a ハウジングの上側部分を介しての下側セルからの排出口チャンネル
152b 上側取付け板を介しての下側セルからの排出口チャンネル
152c 下側取付け板を介しての下側セルからの排出口チャンネル
152w 下側セルからの排出口通路を囲んだ、ギャップ内の大口径O−リング
160 ハウジングの上側部分と上側取付け板との間のギャップ
170 ハウジングの上側部分及び上側取付け板を介した流れの制御チャンネル及び通路
171a ハウジングの上側部分を介してのギャップへの注入口チャンネル
171b 上側取付け板を介してのギャップから上側セルへの注入口チャンネル
172a ハウジングの上側部分を介してのギャップからの排出口チャンネル
172b 上側取付け板を介しての上側セルからギャップへの排出口チャンネル
173a ハウジングの上側部分を介してのギャップから検体センサへの通路
173b 上側取付け板を介しての上側セルからギャップへの通路
180 ギャップ内のO−リングシール
181v 上側取付け板を介しての注入口チャンネルを囲んだギャップ内のより小さなO−リング
181w 注入口チャンネル双方を囲んだギャップ内のより大きなO−リング
182v 上側取付け板を介した排出口チャンネルを囲んだギャップ内のより小さなO−リング
182w 排出口チャンネル双方を囲んだギャップ内のより大きなO−リング
183w センサにつながる通路を囲んだギャップ内のより大きなO−リング
190 湿度制御システム
191a ハウジングの上側部分を介しての湿度制御チャンバへの注入口チャンネル
192a ハウジングの上側部分を介しての湿度制御チャンバからの排出口チャンネル
193 選択的透過フィルム
194 O−リング
195 ワッシャー
196 はめ込みリング
197 締め付けリング
198w 湿度制御チャンバ用注入口及び排出口双方を囲んだギャップ内のより大きなO−リング
199 上側取付け板の湿度制御チャンバ
200 検体センサ
A 検体分子
F 検査されるフィルム
x 横方向
y 縦方向
z 横断方向

Claims (12)

  1. (a)検体透過検査装置であって、検査フィルムをはさみこむのに操作可能な検査チャンバを規定することによって、前記検査チャンバが透過検査期間を通して前記検査フィルムによって第一セル及び第二セルとに密閉分離される検体透過検査装置と、
    (b)対象検体を検出するためのセンサであって、前記第一セルと流体連通するセンサと、
    (c)湿度制御チャンバであって、前記第一セルに隣接するととともに、既知の湿度を有するガス源及び前記第一セルと流体連通する湿度制御チャンバと、
    (d)前記湿度制御チャンバを前記第一セルから密閉分離する選択性透過膜であって、水蒸気に透過性を有するとともに対象検体に不透過性を有する選択性透過膜と、
    を有する検体透過検査装置のための湿度制御システム。
  2. 前記センサが酸素センサである請求項1に記載の湿度制御システム。
  3. 前記センサが一酸化炭素センサである請求項1に記載の湿度制御システム。
  4. 前記センサが二酸化炭素センサである請求項1に記載の湿度制御システム。
  5. 前記第一セルは各透過検査期間の全期間を通して流体の流れに対して密閉されている請求項1に記載の湿度制御システム。
  6. 前記既知の湿度が0%である請求項1に記載の湿度制御システム。
  7. 前記既知の湿度が100%である請求項1に記載の湿度制御システム。
  8. 前記既知の湿度が10%から90%の間である請求項1に記載の湿度制御システム。
  9. 前記選択性透過膜が硫酸化テトラフルオロエチレン共重合体の膜である請求項1に記載の湿度制御システム。
  10. 前記選択性透過膜がナフィオンの膜である請求項9に記載の湿度制御システム。
  11. 既知の湿度を有するガスを案内及び排気して前記湿度制御チャンバに出入りさせるために、前記湿度制御チャンバと流体連通する注入口チャンネル及び排出口チャンネルをさらに有する請求項1に記載の湿度制御システム。
  12. 請求項1に記載の湿度制御システムであって、
    (i)前記第一セルから前記センサに流体アクセスできるようにする開口部は、前記第一セル内の中央部に位置付けされており、
    (ii)前記システムは、前記第一セルから前記センサへの開口部周辺の正反対に、別々に独立した湿度制御チャンバを少なくとも一対有しており、各湿度制御チャンバは選択性透過膜によって前記第一セルから密閉分離している、湿度制御システム。
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