JP4786257B2 - 画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システム - Google Patents

画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システム Download PDF

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Description

本発明は、画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システムに関し、特に、複数のスピンボタンによりユーザからの指示入力を受け付ける画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システムに関する。
従来、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置に表示したアプリケーションの表示画面中のオブジェクトを移動する際に、マウス等のポインティングデバイスによりオブジェクトをドラッグして任意の位置にドロップする操作手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、このように移動したオブジェクトの位置調整を行う場合において、ポインティングデバイスによりオブジェクトを選択した上でキーボードの矢印キーを押下して任意の方向に移動させる操作手法や、キーボードの数値キーによりオブジェクトの座標データを設定してオブジェクトを移動させる操作手法が周知となっている。
また、上記のようなオブジェクトの位置調整を行う場合においては、矢印キーや数値キーを用いる代わりにグラフィカルユーザインターフェース(GUI:Graphical User Interface)を用いる場合もある。この場合には、GUIが備えるスピンボタンをポインティングデバイスで選択することにより、オブジェクトを移動させたり、オブジェクトの座標データを設定したりすることが一般的である。
特開平8−63314号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、選択したオブジェクトの移動後の位置調整が困難であるという問題がある。また、オブジェクトを選択した上で矢印キーにより移動させる場合においては、移動する距離(範囲)が広範囲に亘る場合に操作する手数が多くなるためにオブジェクトの位置調整作業が煩雑になるという問題がある。一方、数値キーによりオブジェクトの座標データを設定する場合においては、座標データでオブジェクトの位置を特定することが困難であることから、座標データの設定作業を繰り返す結果、オブジェクトの位置調整作業が煩雑になるという問題がある。このような問題点は、GUIを利用してオブジェクトを移動させる場合や、座標データを設定する場合においても、同様に発生する。
これらの問題点に対応するため、オブジェクトの単位当たり移動量を変更するための入力値を指定する欄(移動量指定欄)を設け、移動量を調整しながらオブジェクトを移動させることが考えられる。しかし、この場合においては、操作者は、オブジェクトを移動させるための操作ボタン(矢印キー又はこれに相当するスピンボタン)と、移動量指定欄との間を反復して操作する必要が生じるため、オブジェクトの位置調整作業が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みて為されたものであり、オブジェクトの位置調整を行う場合において、操作者の手間を軽減して作業効率を高めることができる画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る画像編集用グラフィカルユーザインターフェースは、ディスプレイ上に表示されたオブジェクトを編集するために操作されるポインティングデバイスからの指示入力を受け付ける画像編集用グラフィカルユーザインターフェースであって、前記ディスプレイ画面上に表示されて、前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンと、前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定し、何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定する判定手段と、前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう移動処理信号を生成する手段と、前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させる移動量増減処理信号を生成する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースによれば、複数の前記スピンボタンは閉ループ状に前記ディスプレイ画面上に表示されており、前記判定手段は、前記ポインティングデバイスにおける前記第1ボタン又は前記第2ボタンの操作後、前記ポインタが全ての前記スピンボタン上が周回動作するのを検知すると前記オブジェクトを拡大表示又は縮小表示の指示入力と判定することを特徴とする
上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記判定手段は、前記周回動作が一方からの周回動作であると拡大表示の指示入力と判定し、他方からの周回動作であると縮小表示の指示入力と判定することを特徴とする
上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記ポインタの周回動作時に、前記ポインタの位置が前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御する制御手段を設けたことを特徴とする
上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記複数のスピンボタンが受け付ける指示入力を、前記第1の指示入力と第2の指示入力との間で切り替える切替ボタンを備えることを特徴とする
また、上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースにおいて、前記座標移動させるための指示入力に応じて編集された状態を初期状態に戻す指示入力を受け付けるリセットボタンを備えることを特徴とする
上記した画像編集用グラフィカルユーザインターフェースにおいては、前記複数のスピンボタンの各スピンボタンは、前記オブジェクトを、第1の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける第1移動量ボタンと、前記第1の移動量より少ない第2の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける第2移動量ボタンと備えることを特徴とする
上記した目的を達成するために本発明の画像編集用プログラムは、ディスプレイ上に表示されたオブジェクトをポインティングデバイスからの指示入力に応じて編集する画像編集プログラムであって、コンピュータに、前記オブジェクトを含む第1の領域、並びに前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンを含む第2の領域を表示する機能と、前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定し、何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定する機能と、前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう移動処理信号を生成する機能と、前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させる移動量増減処理信号を生成する機能と、前記移動処理信号及び前記移動量増減処理信号に基づいて前記オブジェクトを編集する機能と、を実現させることを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば、前記コンピュータに、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で前記第1ボタン又は第2ボタンが押下された後、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させることによって第3の指示入力と判定する機能と、前記第3の指示入力により前記オブジェクトを拡大又は縮小させるオブジェクト拡大縮小処理信号を生成する機能と、前記オブジェクト拡大縮小処理信号に基づいて前記オブジェクトを編集する機能と、を実現させることを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させる際に、前記ポインタの位置を前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば、前記第2の領域に、前記移動量処理指示入力に応じた入力値を表示するエディットフィールドを含むことを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば、前記コンピュータに、前記オブジェクトの配置位置又は大きさに対する入力値を設定可能とすると共に当該入力値を表示するテーブルを含む第3の領域を表示させる機能と、前記第3の領域内のテーブルに設定された入力値に応じて前記オブジェクトを編集する機能と、を実現させることを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば前記第3の領域内のテーブルに、前記入力値の設定及び表示を禁止する入力禁止区分を設けたことを特徴とする
上記した画像編集用プログラムによれば前記ディスプレイ上の表示画面に対して、前記第1の領域を左方側に配置し、第3の領域を右方側上部に配置すると共に前記第2の領域を右方側下部に配置したことを特徴とする
上記した目的を達成するために本発明の画像編集方法は、ポインティングデバイスの操作にてディスプレイ上に表示されたオブジェクトを編集する画像編集方法であって、前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンを前記ディスプレイ画面上に表示しておき、前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定するステップと、何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定するステップと、前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう処理するステップと、前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させるステップと、を具備することを特徴とする
上記した画像編集方法において、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で前記第1ボタン又は第2ボタンが押下された後、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させることによって第3の指示入力と判定するステップと、前記第3の指示入力により前記オブジェクトを拡大又は縮小させるステップと、を備えたことを特徴とする
上記した画像編集方法において、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させる際に、前記ポインタの位置を前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする
上記目的を達成するために本発明のカード発行システムは、印刷対象のオブジェクトと、前記オブジェクトを上下及び左右に移動させるための指示入力を受け付けるように構成され、上下及び左右方向に並べて配置された複数のスピンボタンと、前記オブジェクトと複数のスピンボタンを選択可能なポインタと、を表示するディスプレイと、複数のボタンを有し、前記ポインタを移動させて、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で第1のボタンを押下することで前記スピンボタンに対して第1の指示入力を行い、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で第2のボタンを押下することで前記複数のスピンボタンに対して第2の指示入力を行うためのポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスからの第1の指示入力がなされた場合に前記オブジェクトを所定の移動間隔毎に座標移動させ、前記ポインティングデバイスからの前記第2の指示入力がなされた場合に前記第1の指示入力に応じて前記オブジェクトが座標移動する際の移動間隔を増減させる制御手段を有するコンピュータと、前記コンピュータから印刷指示された前記オブジェクトをカードに対して印刷するプリンタと、を備えたことを特徴とする
上記したカード発行システムにおいて、前記ポインタが前記スピンボタン上にあるときに、前記ポインティングデバイスの第1のボタン又は第2のボタンが押下された状態で、前記ポインタを周回動作させることにより、前記オブジェクトを拡大・縮小させることを特徴とする
上記したカード発行システムにおいて、前記ポインタの周回動作時に、前記ポインタの位置が前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする
本発明によれば、オブジェクトの位置調整を行う場合において、操作者の手間を軽減して作業効率を高めることができる画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システムを提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、本発明に係る画像編集用グラフィカルユーザインターフェースは、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)を含む様々なコンピュータに実装されたオペレーティングシステム(以下、適宜「OS」という)の管理下で実行することが可能である。これを実行するコンピュータは、スタンドアロンであっても良く、LANやWANなどのネットワークの一部であっても良い。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像編集用グラフィカルユーザインターフェースが適用されるカード発行システムの外観の一例について示す図である。
同図に示すように、本カード発行システムは、後述するカードデータ作成アプリケーション及び位置調整アプリケーションを実行し、操作者の指示に応じたカードデータを作成するPC1と、上記アプリケーションの表示画面を表示するディスプレイ2と、操作者がPC1に対する指示を入力するキーボード3やマウス4と、PC1からの印刷指示に応じた内容を印刷したカードを発行するカードプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)5とを含んで構成される。
マウス4は、ディスプレイ2上に表示されるカーソルやポインタを操作するために用いられ、少なくとも左右2つのボタンを備えるものとする。なお、本実施の形態においては、ポインティングデバイスの一例として、マウス4を用いて説明するが、これに限定されず、タッチセンサやトラックボールなどをポインティングデバイスとして用いた場合にも適用できることは言うまでもない。
図2は、実施の形態1に係るカード発行システムのプリンタ5の概略構成図である。同図に示すように、プリンタ5は、ハウジングとなる筐体10内に、記録媒体としてのカードCに情報を記録するための第1搬送路P1、カードCに直接転写方式により画像を印刷するための第2搬送路P2、中間転写媒体としての中間転写シートF上に一時的に保持された画像を間接転写方式によりカードCに転写するための第3搬送経路P3を有している。
第1搬送路P1上には、ブランクの(磁気的記録処理及び印刷処理が施される前の)カードCを1枚ずつ分離して第1搬送路P1に送り出すカード供給部11、カードCの表面を清浄するクリーナ12、カードCを挟持したまま回転乃至反転し第2搬送路P2方向にカードCの搬送経路を切り換え可能な第1反転部13、クレジットカード等に形成される磁気ストライプへのデータ書込み及び読込み等の処理を行う情報記録部14が配設されている。
第2搬送路P2上には、カードCを挟持したまま回転乃至反転し第2搬送路P2及び第3搬送路P3のいずれかに搬送経路を選択的に切り換える第2反転部15、画像・文字等の画情報に従って熱転写インクを用いてカードC又は中間転写シートFに画像を形成する画像形成部16が配設されている。画像形成部16は、カードCへの画像形成時にカードCを支持するプラテンローラ17及びプラテンローラ17に対して進退可能に配設されたサーマルヘッド18を有し、これらの間に熱転写シートRを介在させている。画像形成部16は、カードCに直接転写方式で画像を印刷する際、第2搬送路P2を搬送するカードCに画像を形成する。一方、カードCに間接転写で画像を形成する際、プラテンローラ17に掛け渡される中間転写シートFに画像を形成する。
第3搬送路P3上には、カードCを水平方向に搬送する水平搬送ローラ対19、画像形成部16で中間転写シートFに形成された画像をカードCに転写する転写部20、複数の搬送ローラ対を有しカードCを搬送すると共に、カードCを筐体10の外部に排出する排出ローラ対を有する水平搬送部21が配設されている。筐体10の第3搬送路P3の延長線上には、印刷等の処理が終了したカードCを筐体10の外部へ排出する排出口22が形成されている。排出口22の下側には、カードCを積層してストックするスタッカ23が筐体10に着脱可能に装着されている。
このような構成を有し、プリンタ5は、PC1からの印刷指示に応じて直接転写方式及び間接転写方式を切り替えてカードC上に印刷処理を行い、当該印刷処理を行ったカードを発行する。例えば、プリンタ5は、無地のカード又は会社名やロゴが事前に印刷されたカード、並びに、非接触ICカード機能を備えるカード等に、顔写真や文字情報などを印刷したIDカードを発行することが可能である。なお、図2に示す構成は、本実施の形態のプリンタ5の一例を示したものであり、これに限定されるものではない。例えば、カードCを搬送する搬送路を含む各構成要素の配置や、カードCに印刷を行う転写方式の種類などについては適宜変更が可能である。
図3は、本実施の形態に係るPC1の構成について示すブロック図である。同図に示すように、PC1は、装置全体の制御を行うCPU30を有し、このCPU30にシステムバス31を介してROM32、RAM33、ハードディスク装置34及びフロッピーディスク装置35が接続されている。ROM32には、CPU30がPC1を制御するためのプログラムが格納されている。RAMは、CPU30がプログラムを読み込んで実行する際のワークエリアとして機能し、例えば、オペレーティングシステム、データファイル及びアプリケーションプログラムがロードされる。なお、システムバス31には、不図示のメモリ管理チップが接続され、RAM33とハードディスク装置34との間、RAM33とフロッピーディスク装置35との間におけるデータのページングなどのDMA(Direct Memory Access)動作を制御するようになっている。
また、CPU30にシステムバス31を介してキーボード制御装置36、マウス制御装置37、ディスプレイ制御装置38及びプリンタ制御装置39が接続されている。キーボード制御装置36及びマウス制御装置37は、それぞれキーボード3用のインターフェース及びマウス4用のインターフェースを提供するものであり、キーボード3及びマウス4から入力された操作者の指示をCPU30に伝達する。ディスプレイ制御装置38は、ディスプレイ2用のインターフェースを提供するものであり、CPU30からの指示に応じた表示画面をディスプレイ2に表示させる。プリンタ制御装置39は、プリンタ5用のインターフェースを提供するものであり、CPU30からの指示に応じた印刷内容をプリンタ5に印刷させる。
図4は、本実施の形態に係るPC1が備えるRAM33内の主要なデータについて説明するための図である。同図に示すように、本実施の形態に係るPC1において、RAM33には、OS40、カードデータを作成するためのカードデータ作成アプリケーション41、カードデータ作成アプリケーション41にて作成したカードデータにおけるオブジェクト(例えば、画像データや文字データなど)の位置調整を行うための位置調整アプリケーション42、並びに、カードデータ作成アプリケーション41にて作成したカードデータ(位置調整アプリケーションにてオブジェクトの位置調整を行ったデータを含む)が保持されている。
なお、図4においては、カードデータ作成アプリケーション41と、位置調整アプリケーション42とが別々のアプリケーションとして存在する場合について示しているが、これに限定されるものではない。例えば、双方のアプリケーションが有する機能を有する単一のアプリケーションをRAM33で保持するようにしても良い。
CPU30は、OS40の管理下、カードデータ作成アプリケーション41又は位置調整アプリケーション42を実行することで、ディスプレイ制御装置38を介してディスプレイ2にカードデータ作成アプリケーション又は位置調整アプリケーションの表示画面を表示することが可能となる。また、その表示画面において、キーボード3又はマウス4を介して操作者から入力された指示を受け付けることが可能となる。
カードデータ作成アプリケーション41は、例えば、読み込んだ顔写真データと操作者から入力された文字データを組み合わせてカード上に印刷されるカードデータを作成するものである。なお、本実施の形態において、カードデータ作成アプリケーション41は、位置調整アプリケーション42で編集可能なカードデータを提供することを条件として、いかなる形態のアプリケーションであっても良い。すなわち、カードデータ作成アプリケーション41で作成したカードデータ内のオブジェクトの位置を位置調整アプリケーション42にて調整することができれば、そのアプリケーションの内容、種別については特に限定されるものではない。
以下、本実施の形態に係るカード発行システムにおいて、ディスプレイ2上に表示される表示画面例について説明する。図5は、本実施の形態に係るカード発行システムのディスプレイ2上に表示される表示画面例について示す図である。図5に示す表示画面は、PC1のCPU30が位置調整アプリケーションを実行することでディスプレイ2上に表示される。
同図に示すように、位置調整アプリケーションを実行することでディスプレイ2上に表示される表示画面には、3つの領域が表示される。具体的には、表示画面には、編集対象(位置調整対象)となるオブジェクトを含むカードデータが表示される領域(以下、「カードデータ領域」という)50と、上記オブジェクトの編集(位置調整)を行うための操作者からの指示入力を受け付ける、画像編集用グラフィカルユーザインターフェースとしての操作ボタンが表示される領域(以下、「操作ボタン領域」という)51と、上記オブジェクトの配置位置又は大きさに対する入力値を設定可能とすると共に当該入力値を表示するテーブルが表示される領域(以下、「テーブル領域」という)52とが表示される。
これらの各領域50〜52は、操作者が編集対象となるカードデータとそのカードデータに対する編集結果とを確認し易いように配置されている。具体的にいうと、表示画面においては、カードデータ領域50が表示画面の左方側全域に亘って配置され、操作ボタン領域51が表示画面の右方側下部に配置されると共に、テーブル領域52が表示画面の右方側上部に配置されている。操作者は、操作ボタン領域51又はテーブル領域52からカードデータ上のオブジェクトに対する編集指示を与えると共に、その編集結果をカードデータ領域50で即時に確認できるようになっている。
図5に示すように、操作ボタン領域51には、複数のスピンボタンを有する操作ボタン53が表示される。操作ボタン53を構成する各スピンボタン53a〜53dは、表示画面の上下及び左右方向に並べて配置されている。すなわち、スピンボタン53a及び53bが上下方向に並べて配置され、スピンボタン53c及び53dが左右方向に並べて配置されている。各スピンボタン53a〜53dは、マウス4により操作されるポインタPにより選択されることで押下された表示に切り替わるようになっている。
各スピンボタン53a〜53dは、それぞれ複数種類の指示入力を受付け可能に構成されている。具体的には、カードデータ上におけるオブジェクトを上下及び左右方向に座標移動させるための複数種類の指示入力を受け付ける。より具体的には、座標移動させるため複数種類の指示入力として、オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動させる第1の指示入力としての移動指示入力と、この移動指示入力に応じてオフジェクトが座標移動する際の移動量を増減させる第2の指示入力としての移動量増減指示入力とを受け付ける。また、操作ボタン53は、ポインタPの周回動作に応じてオブジェクトの拡大・縮小指示入力を受け付ける。なお、これらの移動指示入力、移動量増減指示入力及び拡大・縮小指示入力の具体的な操作手法については後述する。
また、操作ボタン領域51には、カードデータ内のオブジェクトを編集するための各種入力値を設定可能なエディットフィールド及びチェックボックスを含む設定表示欄54が表示される。エディットフィールドには、カードデータを表示する際の単位(例えば、mmやインチなど)を設定可能な表示単位フィールド54a、オブジェクトの移動量の間隔を設定可能な移動間隔フィールド54b及びカードデータ上に表示されるグリッドの間隔を設定可能なグリッド間隔フィールド54cが表示される。チェックボックスには、オブジェクトを最寄りのグリッドへ定着させるか否かを設定可能なグリッド定着ボックス54d及びオブジェクトの全部を編集対象として選択するか否かを設定可能な全部選択ボックス54eが表示される。
テーブル領域52に表示されるテーブルには、編集対象となるカードデータ内のオブジェクトの種類55、その座標(X座標56、Y座標57)、幅58及び高さ59を含む項目が表示される。オブジェクトの種類55には、カードデータ上に存在するオブジェクトの種類(例えば、画像やバーコードなど)が表示される。座標(56、57)には、対応するオブジェクトのカードデータ上における座標が表示される。幅58及び高さ59には、対応するオブジェクトのカードデータ上における幅及び高さが表示される。
座標(56、57)、幅58及び高さ59には、キーボード3及びマウス4を介して入力値を直接設定することが可能である。これらに操作者が入力値を設定することで、カードデータ領域50におけるカードデータ上のオブジェクトが位置、幅及び高さが調整される。なお、テーブルにおいては、オブジェクトの種類に応じて入力値を設定することができない入力禁止区分が設けられている。入力禁止区分は、例えば、バーコードのように規格によりそのサイズが定められている場合における幅58や高さ59に設定される。このように入力禁止区分を設けることにより、入力値を設定できない項目に誤って入力値が設定される事態を防止することが可能となる。
このような位置調整アプリケーション42の表示画面上でカードデータ内のオブジェクトの位置調整を行う場合、操作者は、マウス4等を用いて対象となるカードデータを呼び出す。CPU30は、操作者からの指示に応じて、例えば、上記したカードデータ作成アプリケーションで作成され、RAM33内に保持されたカードデータを呼び出し、カードデータ領域50に表示させる。図6は、カードデータがカードデータ領域50に表示された場合の表示画面例について示す図である。
同図に示すように、カードデータ領域50には社員証に対応するカードデータが表示されている。当該カードデータには、オブジェクトとして、不図示のICチップ、磁気ストライプ61と、画像データ(顔写真データ)62と、バーコード63と、7つの文字データ64〜70とが含まれ、文字データとしては、それぞれ社員番号データ64、所属部署データ65、氏名データ(日本語)66、氏名データ(英語)67、生年月日データ68、有効期限データ69及び社員証データ70が含まれる場合について示している。
このようなカードデータが呼び出されると、テーブル領域52には当該カードデータのオブジェクトが表示される。図6に示すように、オブジェクトの種類には、カードデータの内容に応じて「IC」、「磁気」、「画像」、「バーコード」及び7つの「文字」が表示されている。このうち、斜線部で示すように、「IC」及び「磁気」の座標(56、57)、幅58及び高さ59、並びに、「バーコード」の幅58及び高さ59には入力禁止区分が設定されている。このため、当該部分に入力値を設定することはできない。なお、図6において、テーブル領域52内の各種入力値の内容は省略している。
一方、操作ボタン領域51には、カードデータが呼び出されることで初期設定値が表示される。具体的には、図6に示すように、表示単位フィールド54aには「mm」、移動間隔フィールド54bには「1.0」、グリッド間隔フィールド54cには「5.0」が設定された状態とされる。また、グリッド定着ボックス54d及び全部選択ボックス54eは、チェックされておらず、双方とも実行しない内容が設定された状態とされる。このような表示画面上から操作者は、キーボード3及びマウス4を用いてカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行うことが可能である。
以下、実施の形態1に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力を操作ボタン53で受け付け、当該指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行う場合の動作について図7に示す操作ボタン領域51の拡大図を参照しながら、図8及び図9に示すフロー図を用いて説明する。ここでは、図6に示すカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行う場合の動作について説明するものとする。
上述のように、操作ボタン53を構成する各スピンボタン53a〜53dは、カードデータ上におけるオブジェクトを上下及び左右方向に座標移動させるための複数種類の指示入力として、移動指示入力及び移動量増減指示入力を受け付けるように構成されている。実施の形態1においては、各スピンボタン53a〜53dは、マウス4の左側のボタンをクリック(以下、単に「左クリック」という)するか、右側ボタンをクリック(以下、単に「右クリック」という)するかに応じて、それぞれ移動指示入力及び移動量増減指示入力を受け付ける。すなわち、操作者は、スピンボタン上で左クリックすることで移動指示入力を指示する一方、スピンボタン上で右クリックすることで移動量増減指示入力を指示することが可能となっている。
図6に示すカードデータがカードデータ領域50に表示されている状態において、操作者がカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行う場合、まず、操作者は、位置調整を希望するオブジェクトをマウス4を操作して選択する。このとき、操作者は、マウス4でポインタPを所望のオブジェクトの位置まで移動させ、左クリックで選択する。CPU30は、位置調整アプリケーション42を実行した後にカードデータが呼び出されると、操作者からのオブジェクトの選択を監視している(ステップ(以下、「ST」と略す)101)。
操作者からのオブジェクトの選択を検出すると、CPU30は、いずれかのスピンボタン53a〜53d上で左クリックされたか判定する(ST102)。このようにスピンボタン53a〜53d上での左クリックを判定することで、操作者からの移動指示入力の有無を判定している。スピンボタン上での左クリックを検出すると、CPU30は、その左クリックの状態(左側ボタンを沈み込ませた状態)が所定時間継続するか判定する(ST103)。このように左クリック状態の所定時間の継続を判定することで、連続した移動指示入力の有無を判定している。
左クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、マウス4により操作されるポインタPが他のスピンボタン上を周回しているか否か判定する(ST104)。本位置調整アプリケーション42においては、操作ボタン53上におけるポインタPの周回操作に応じてオブジェクトの拡大・縮小指示入力を受け付ける。このため、ポインタPの他のスピンボタン上の周回を判定することで、操作者からのオブジェクトの拡大・縮小指示入力の有無を判定している。
ポインタPが他のスピンボタン上を周回していない場合、CPU30は、通常の移動指示入力が指示されたと判定し、移動間隔フィールド54bに設定された数値の範囲だけ選択されたオブジェクトを移動させる処理(以下、「通常移動処理」という)を行う(ST105)。図7においては、移動間隔フィールド54bに「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを1.0mmだけ移動させることとなる。そして、通常移動処理を完了すると、CPU30は、処理を終了し、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST101)に移行する。
一方、ST103において、左クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動指示入力が連続して指示されたと判定し、移動間隔フィールド54bに設定された数値の範囲により連続して選択されたオブジェクトを移動させる処理(以下、「連続移動処理」という)を行う(ST106)。上述のように、移動間隔フィールド54bには「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを1.0mm間隔で連続して移動させることとなる。なお、連続して移動させる範囲は、操作者が左クリックをし続けた時間に対応する。そして、連続移動処理を完了すると、CPU30は、処理を終了し、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST101)に移行する。
また、ST104において、ポインタPが他のスピンボタン上を周回している場合には、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達するか否かを判定する(ST107)。本位置調整アプリケーション42においては、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達した場合に操作者からの拡大・縮小指示入力を検出するように構成されている。このため、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達した場合、CPU30は、選択されたオブジェクトを拡大又は縮小する拡大・縮小処理を行う(ST108)。そして、拡大・縮小処理を完了すると、CPU30は、処理を終了し、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST101)に移行する。
なお、かかる拡大・縮小処理において、CPU30は、ポインタPがスピンボタン上の一方向(例えば、時計回転方向)に周回した場合にオブジェクトを拡大させる一方、他方向(例えば、反時計回転方向)に周回した場合にオブジェクトを縮小させる。このように一方向の周回動作でオブジェクトを拡大させ、他方向の周回動作でオブジェクトを縮小させることで、拡大又は縮小処理がイメージし易い操作性に優れた操作ボタンを提供することが可能となる。
また、拡大・縮小指示入力を検出する際におけるポインタPの周回動作において、スピンボタン上からはみ出さないようにポインタPの位置を制御することは実施の形態として好ましい。この場合には、操作者がスピンボタン上を慎重に周回操作する必要がなくなるので、簡単な操作でオブジェクトを拡大又は縮小させることが可能となる。
なお、ST102において、左クリックされない場合には、CPU30は、図9に示すように、いずれかのスピンボタン53a〜53d上で右クリックされたか判定する(ST109)。このようにスピンボタン53a〜53d上での右クリックを判定することで、操作者からの移動量増減指示入力の有無を判定している。スピンボタン上での右クリックを検出すると、CPU30は、その右クリックの状態が所定時間継続するか判定する(ST110)。このように右クリック状態の所定時間の継続を判定することで、連続した移動量増減指示入力の有無を判定している。
右クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、通常の移動量増減指示入力が指示されたと判定し、移動間隔フィールド54bに設定された数値を、右クリックされたスピンボタンの位置に応じて増減させる処理(以下、「通常移動量増減処理」という)を行う(ST111)。本実施の形態においては、CPU30は、上方向及び右方向のスピンボタン53a及び53d上で右クリックされた場合に移動間隔フィールド54bに設定された数値を最小単位(ここでは0.1mm)で増加させる一方、下方向及び左方向のスピンボタン53b及び53c上で右クリックされた場合に移動間隔フィールド54bに設定された数値を最小単位(0.1mm)で減少させる。図7においては、移動間隔フィールド54bに「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mmだけ増減させることとなる。そして、通常移動量増減処理を完了すると、CPU30は、処理を終了し、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST101)に移行する。
一方、ST110において、右クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動量増減指示入力が連続して指示されたと判定し、移動間隔フィールド54bに設定された数値を連続して増減させる処理(以下、「連続移動量増減処理」という)を行う(ST112)。上述のように、移動間隔フィールド54bには「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mm間隔で連続して増減させることとなる。なお、連続して増減させる範囲は、操作者が右クリックをし続けた時間に対応する。そして、連続移動量増減処理を完了すると、CPU30は、処理を終了し、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST101)に移行する。
このように図8及び図9に示すフローに従って処理を進める中、操作者から印刷指示を受け付けると、CPU30は、プリンタ制御装置39を介してプリンタ5にカードデータを印刷させる。これにより、カードデータ領域50に表示されたカードデータがカード上に印刷されたカードが発行されることとなる。
このように実施の形態1に係るカード発行システムによれば、操作ボタン領域51に表示される操作ボタン53が有する各スピンボタン53a〜53dを、表示画面の上下及び左右方向に並べて配置すると共に、複数種類の指示入力、より具体的にはオブジェクトを上下及び左右方向に座標移動させるための指示入力を受付け可能に構成している。これにより、例えば、オブジェクトを座標移動させる指示入力と合せて当該座標移動に関連する指示入力を受付け可能となることから、オブジェクトの位置調整を行う場合において、操作者の手間を軽減して作業効率を高めることが可能となる。
そして、このように操作者における作業効率の向上を通じてカード発行処理における作業効率を高めることが可能となることから、当該カード発行システムにおいては、カードに予め会社名等が事前に印刷されたカードに印刷処理を行う場合に発生する各オブジェクトの印刷ズレや、各プリンタ5が有する個々の特性や癖に迅速且つ有効に対応することが可能となる。
また、実施の形態1に係るカード発行システムにおいては、オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動させる移動指示入力と、この移動指示入力に応じてオブジェクトが座標移動する際の移動量を増減させる移動増減指示入力とを受け付けるようにしている。これにより、各スピンボタン53a〜53dで移動指示入力と移動量増減指示入力とを受け付けることから、操作者は、各スピンボタン53a〜53dで移動量を増減させながらオブジェクトを移動させることが可能となる。この結果、異なる操作手段(例えば、上述の移動量指定欄及び操作ボタン)を反復して操作する手間を軽減することができ、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高めることが可能となる。
特に、実施の形態1に係るカード発行システムおいては、操作ボタン53は、操作ボタン53上の位置を指定可能なマウス4における左クリックに応じて移動指示入力を受け付け、右クリックに応じて移動量増減指示入力を受け付けるようにしている。これにより、操作者においては、マウス4の左クリック又は右クリックを行うことで、片手で移動指示入力又は移動量増減指示入力を指示可能となることから、異なる操作手段を反復して操作する手間を軽減することができ、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高めることが可能となる。
また、実施の形態1に係るカード発行システムにおいては、マウス4を左クリックした後、ポインタPの操作ボタン53上の周回動作に応じてオブジェクトを拡大又は縮小させる拡大・縮小指示入力を受け付けるようにしている。これにより、移動指示入力及び移動量増減指示入力に合せてこの拡大・縮小指示入力も受付け可能となることから、操作者においてオブジェクトの位置調整を行う場合における付加作業をマウス4で指示することが可能となるので、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を更に高めることが可能となる。
なお、実施の形態1に係るカード発行システムにおいては、図8及び図9に示すように、マウス4における左クリックの後のポインタPの周回動作に応じて拡大・縮小指示入力を受け付ける場合について示しているが、これに限定されるものではない。マウス4における右クリックの後のポインタPの周回動作に応じて拡大・縮小指示入力を受け付けるようにしても良い。この場合においても、上記実施の形態と同様に、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高める効果を得ることが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1に係るカード発行システムおいては、操作ボタン53がマウス4の左右のクリックに応じてカードデータ上のオブジェクトを上下及び左右方向に座標移動させるための複数種類の指示入力を受け付ける。これに対し、実施の形態2においては、操作ボタン53の近傍に設けた、指示入力を切り替えるスイッチのオン/オフ状態に応じてオブジェクトを上下及び左右方向に座標移動させるための複数種類の指示入力を受け付ける。
実施の形態2に係るカード発行システムは、位置調整アプリケーションの表示画面において、操作ボタン領域51に表示される操作ボタン53の構成が異なる点のみで実施の形態1に係るカード発行システムと相違する。すなわち、実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、図10に示すように、操作ボタン53(より詳しくはスピンボタン53a〜53d)の中央に操作者からの指示入力を切り替えるスイッチ(以下、適宜「切替SW」という)53eが表示される点で実施の形態1に係るカード発行システムと相違する。なお、上記の点を除き、実施の形態2に係るカード発行システムは、実施の形態1に係るカード発行システムと同様であるため、その説明は省略する。
実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、切替SW53eがオフ状態(選択されていない状態)であるか、オン状態(選択された状態)であるかに応じて、それぞれ移動指示入力及び移動量増減指示入力を受け付ける。すなわち、操作者は、切替SW53eをオフ状態としてスピンボタン上でクリック(ここでは、左クリックとする)することで移動指示入力を指示する一方、切替SW53eをオン状態としてスピンボタン上でクリックすることで移動量増減指示入力を指示することが可能となっている。
以下、実施の形態2に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力を操作ボタン53で受け付け、当該指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行う場合の動作について図10に示す操作ボタン領域51の拡大図を参照しながら、図11及び図12に示すフロー図を用いて説明する。なお、図11及び図12において、図7及び図8に示す処理と同様の処理については同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図11に示すように、実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、ST101でオブジェクトの選択があった場合にCPU30が、切替SW53eがオン状態であるか、オフ状態であるか判定し(ST201)、切替SW53eの状態に応じて指示入力の種類を判定する点で実施の形態1に係るカード発行システムと相違する。すなわち、実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、切替SW53eがオフ状態でクリック動作が行われた場合には、図11に示すように移動指示入力(拡大・縮小指示入力)が指示され、通常移動処理及び連続移動処理(拡大・縮小処理)が行われることとなる。一方、切替SW53eがオン状態でクリック動作が行われた場合には、図12に示すように、移動量増減指示入力が指示され、通常移動量増減処理及び連続移動量増減処理が行われることとなる。
実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、切替SW53eにより指示入力の種類を判定することから、ST102及びST109でそれぞれ左クリック及び右クリックというように異なる対象を判定する必要はない。例えば、これらを左クリックで統一しても良い。なお、その他の処理については、図7及び図8で示すST101〜ST112の処理と同一であるため、その説明は省略するものとする。
このように実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、実施の形態1に係るカード発行システムと異なり、操作ボタン53において、当該操作ボタン53が受け付ける指示入力を切り替える切替SW53eを設け、この切替SW53eの状態に応じて複数種類の指示入力(移動指示入力及び移動量増減指示入力)を受け付けている。これにより、操作者においては、切替SW53eを切替え操作することで、移動指示入力及び移動量増減指示入力を指示可能となることから、異なる操作手段を反復して操作する手間を軽減することができ、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高めることが可能となる。
なお、実施の形態2に係るカード発行システムにおいては、切替SW53eが操作ボタン53の中央部分に表示される場合について示しているが、切替SW53eの配置位置についてはこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。但し、操作性を向上することを目的として、各スピンボタン53a〜53dの近傍に設けることが実施の形態として好ましい。
(実施の形態3)
実施の形態1に係るカード発行システムにおいては、操作ボタン53が、オブジェクトを座標移動させる移動指示入力を受け付ける際、単一の移動量の移動指示入力を受け付ける。これに対し、実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、複数種類の移動量の移動指示入力を受け付ける。
実施の形態3に係るカード発行システムは、位置調整アプリケーションの表示画面において、操作ボタン領域51に表示される操作ボタン53の構成及び設定表示欄54が異なる点のみで実施の形態1に係るカード発行システムと相違する。なお、上記の点を除き、実施の形態3に係るカード発行システムの構成については実施の形態1に係るカード発行システムと同様であるため、その説明は省略する。
実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、図13に示すように、操作ボタン53を構成する上下及び左右方向に並べたスピンボタン53a〜53dが内側のボタン(以下、適宜「内ボタン」という)と、外側のボタン(以下、適宜「外ボタン」という)とに分かれている。具体的には、上方に配置されたスピンボタン53aが外ボタン53a−1及び内ボタン53a−2に分かれ、下方に配置されたスピンボタン53bが外ボタン53b−1及び内ボタン53b−2に分かれている。同様に、左方に配置されたスピンボタン53cが外ボタン53c−1及び内ボタン53c−2に分かれ、右方に配置されたスピンボタン53dが外ボタン53d−1及び内ボタン53d−2に分かれている。
また、実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、図13に示すように、操作ボタン53(より詳しくはスピンボタン53a〜53d)の中央に操作者からの指示入力に応じて編集された状態を、初期状態に戻す指示入力を受け付けるリセットボタン53fが表示される。操作者は、このリセットボタン53fを選択することで、移動処理により移動したオブジェクトの位置や、移動量増減処理により変更された移動量の数値を初期状態に戻すことが可能である。
さらに、実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、設定入力欄54には、図13に示すように、移動量の単位を設定可能な移動量欄54fと、グリッドの内容を設定可能なグリッド欄54gとが表示される。移動量欄54fには、外ボタンによる移動量が設定可能な外ボタンフィールド54hと、内ボタンによる移動量が設定可能な内ボタンフィールド54iとが表示される。グリッド欄54gには、グリッドの表示の有無を設定可能なグリッド表示ボックス54jと、オブジェクトを最寄りのグリッドへ定着するか否かを設定可能なグリッド定着ボックス54kと、カードデータ上に表示されるグリッドの間隔を設定可能なグリッド間隔フィールド54lが表示される。
実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、実施の形態1と同様に、マウス4において左クリックするか、右クリックするかに応じてそれぞれ移動指示入力及び移動量増減指示入力を受け付けるものとする。すなわち、操作者は、スピンボタン上で左クリックすることで移動指示入力を指示する一方、スピンボタン上で右クリックすることで移動量増減指示入力を指示することが可能となっている。
以下、実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力を操作ボタン53で受け付け、当該指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトの位置調整を行う場合の動作について図13に示す操作ボタン領域51の拡大図を参照しながら、図14〜図17に示すフロー図を用いて説明する。
実施の形態3においても、CPU30は、位置調整アプリケーション42を実行した後にカードデータが呼び出されると、操作者からのオブジェクトの選択を監視している(ST301)。操作者からのオブジェクトの選択を検出すると、CPU30は、いずれかのスピンボタン53a〜53d上で左クリックされたか判定する(ST302)。スピンボタン上での左クリックを検出すると、CPU30は、左クリックされたボタンが外ボタンであるか、内ボタンであるかを判定する(ST303)。このように外ボタン又は内ボタンのいずれが左クリックされたかを判定することで、操作者からのオブジェクトの移動指示入力の移動量の大小を判定している。
ここで、外ボタンが左クリックされたと判定した場合には、その左クリックの状態が所定時間継続するか判定する(ST304)。左クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、ポインタPが他のスピンボタン上を周回しているか否か判定する(ST305)。ポインタPが他のスピンボタン上を周回していない場合、CPU30は、通常の移動指示入力が指示されたと判定し、外ボタンフィールド54hに設定された数値の範囲だけ選択されたオブジェクトを移動させる通常移動処理(大)を行う(ST306)。図13においては、外ボタンフィールド54hに「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを1.0mmだけ移動させることとなる。
一方、ST304において、左クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動指示入力が連続して指示されたと判定し、外ボタンフィールド54hに設定された範囲により連続して選択されたオブジェクトを移動させる連続移動処理(大)を行う(ST307)。上述のように、外ボタンフィールド54hには「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを1.0mm間隔で連続して移動させることとなる。なお、連続して移動させる範囲は、操作者が左クリックをし続けた時間に対応する。
また、ST305において、ポインタPが他のスピンボタン上を周回している場合には、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達するか否かを判定する(ST308)。ここで、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達した場合、CPU30は、選択されたオブジェクトを拡大又は縮小する拡大・縮小処理を行う(ST309)。なお、拡大・縮小処理の態様については、実施の形態1の場合と同様である。
操作者からの指示入力に応じて移動処理又は拡大・縮小処理を行った後、CPU30は、リセットボタン53fがクリック(ここでは、左クリックであるとする)されるか監視している(ST310)。各種処理を行った後、リセットボタン53fがクリックされるか判定することで、操作者からリセット指示入力の有無を判定している。リセットボタン53fのクリックを検出した場合には、今までに行った各種の編集内容を初期状態に戻し(ST311)、処理を終了する。一方、リセットボタン53fのクリックを検出しない場合には、編集内容を維持したまま処理を終了する。そして、CPU30は、再びオブジェクトの選択の監視動作(ST301)に移行する。
なお、ST303において、内ボタンが左クリックされたと判定した場合には、図15に示すように、その左クリックの状態が所定時間継続するか判定する(ST312)。左クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、上述のST305〜ST309と同様の要領で、ポインタPが他のスピンボタン上を周回しているか否か判定する(ST313)。ポインタPが他のスピンボタン上を周回していない場合、CPU30は、通常の移動指示入力が指示されたと判定し、内ボタンフィールド54iに設定された数値の範囲だけ選択されたオブジェクトを移動させる通常移動処理(小)を行う(ST314)。図13においては、内ボタンフィールド54iに「0.1mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを0.1mmだけ移動させることとなる。
一方、ST312において、左クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動指示入力が連続して指示されたと判定し、内ボタンフィールド54iに設定された範囲により連続して選択されたオブジェクトを移動させる連続移動処理(小)を行う(ST315)。上述のように、内ボタンフィールド54iには「0.1mm」が設定されているので、CPU30は、左クリックされたスピンボタンの方向に選択されたオブジェクトを0.1mm間隔で連続して移動させることとなる。なお、連続して移動させる範囲は、操作者が左クリックをし続けた時間に対応する。
また、ST313において、ポインタPが他のスピンボタン上を周回している場合、CPU30は、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達するか否かを判定する(ST316)。ここで、ポインタPが最初に左クリックしたスピンボタン上に到達した場合、CPU30は、選択されたオブジェクトを拡大又は縮小する拡大・縮小処理を行う(ST317)。なお、外ボタンが選択された場合の拡大・縮小処理(ST309)と、内ボタンが選択された場合の拡大・縮小処理(ST317)との拡大又は縮小の比率を変更することは実施の形態として好ましい。
操作者からの指示入力に応じて移動処理(ST314、ST315)又は拡大・縮小処理(ST317)を行った後、CPU30は、処理をST310に移行し、ST310以降の処理を行う。このようにして操作ボタン53上にて左クリックが行われた場合の処理が終了する。
なお、ST302において、左クリックされない場合には、CPU30は、図16に示すように、いずれかのスピンボタン53a〜53d上で右クリックされたか判定する(ST318)。スピンボタン上での右クリックが検出されると、CPU30は、右クリックされたボタンが外ボタンであるか、内ボタンであるかを判定する(ST319)。このように外ボタン又は内ボタンのいずれが右クリックされたかを判定することで、操作者からのオブジェクトの移動量増減指示入力の対象を判定している。
ここで、外ボタンが右クリックされたと判定した場合には、その右クリックの状態が所定時間継続するか判定する(ST320)。右クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、通常の移動量増減指示入力が指示されたと判定し、外ボタンフィールド54hに設定された数値を、右クリックされたスピンボタンの位置に応じて増減させる通常移動量増減処理を行う(ST321)。図13においては、外ボタンフィールド54hに「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mmだけ増減させることとなる。
一方、ST320において、右クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動量増減指示入力が連続して指示されたと判定し、外ボタンフィールド54hに設定された数値を連続して増減させる連続移動量増減処理を行う(ST322)。上述のように、外ボタンフィールド54hには「1.0mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mm間隔で連続して増減させることとなる。なお、連続して増減させる範囲は、操作者が右クリックをし続けた時間に対応する。
操作者からの指示入力に応じて外ボタンフィールド54hの移動量増減処理(ST321、ST322)を行った後、CPU30は、処理をST310に移行し、ST310以降の処理を行う。
なお、ST319において、内ボタンが右クリックされたと判定した場合には、図17に示すように、その右クリックの状態が所定時間継続するか判定する(ST323)。右クリックが所定時間継続しない場合、CPU30は、通常の移動量増減指示入力が指示されたと判定し、内ボタンフィールド54iに設定された数値を、右クリックされたスピンボタンの位置に応じて増減させる通常移動量増減処理を行う(ST324)。図13においては、内ボタンフィールド54hに「0.1mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mmだけ増減させることとなる。
一方、ST323において、右クリックが所定時間継続した場合、CPU30は、移動量増減指示入力が連続して指示されたと判定し、内ボタンフィールド54iに設定された数値を連続して増減させる連続移動量増減処理を行う(ST325)。上述のように、内ボタンフィールド54iには「0.1mm」が設定されているので、CPU30は、右クリックされたスピンボタンに応じてその数値を0.1mm間隔で連続して増減させることとなる。なお、連続して増減させる範囲は、操作者が右クリックをし続けた時間に対応する。
操作者からの指示入力に応じて内ボタンフィールド54iの移動量増減処理(ST324、ST325)を行った後、CPU30は、処理をST310に移行し、ST310以降の処理を行う。このようにして操作ボタン53上にて左クリックが行われた場合の処理が終了する。
このように実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、実施の形態1に係るカード発行システムと異なり、複数種類の移動量の移動指示入力を受け付ける。具体的には、操作ボタン53の各スピンボタン53a〜53dに、オブジェクトを、第1の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける外ボタン53a−1〜53d−1と、第1の移動量より少ない第2の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける内ボタン53a−2〜53d−2と設けている。これにより、各スピンボタン53a〜53dにおいて、オブジェクトを第1の移動量だけ座標移動させる指示入力と、第2の移動量だけ座標移動させる指示入力とを受け付けることから、2通りの移動量でオブジェクトを座標移動させることが可能となるので、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高めることが可能となる。
また、実施の形態3に係るカード発行システムにおいては、操作ボタン53の近傍に、座標移動させるための指示入力に応じて編集された状態を初期状態に戻すリセット指示入力を受け付けるリセットボタン53fを設けている。これにより、当該リセット指示入力に応じて編集された状態を初期状態に戻すことが可能となることから、再び位置調整をやり直すことができるので、オブジェクトの位置調整を行う場合における作業効率を高めることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
上記実施の形態においては、ディスプレイ2上に表示された編集対象となるオブジェクトを編集するための複数種類の指示入力の例として、オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動させる第1の指示入力と、第1の指示入力に応じてオブジェクトが座標移動する際の移動量を増減させる第2の指示入力とを挙げている。しかし、オブジェクトを編集するための複数種類の指示入力についてはこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
本発明は、画像編集用グラフィカルユーザインターフェースに複数のスピンボタンを設け、各スピンボタンを表示画面の上下及び左右方向に並べて配置すると共に複数種類の指示入力を受付け可能とすることにより、編集対象となるオブジェクトを編集する際における操作者の手間を軽減して作業効率を高めるものであり、産業上の利用可能性を有する。
本発明の実施の形態1に係る画像編集用グラフィカルユーザインターフェースが適用されるカード発行システムの外観の一例について示す図。 実施の形態1に係るカード発行システムのプリンタの概略構成図。 実施の形態1に係るPCの構成について示すブロック図。 実施の形態1に係るPCが備えるRAM内の主要なデータについて説明するためのブロック図。 実施の形態1に係るカード発行システムのディスプレイ上に表示される表示画面例について示す図。 実施の形態1に係るカード発行システムにおいて、カードデータが表示された場合の表示画面例について示す図。 実施の形態1に係るカード発行システムにおけるディスプレイ上の操作ボタン領域の拡大図。 実施の形態1に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 実施の形態1に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 本発明の実施の形態2に係るカード発行システムにおけるディスプレイ上の操作ボタン領域の拡大図。 実施の形態2に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 実施の形態2に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 本発明の実施の形態3に係るカード発行システムにおけるディスプレイ上の操作ボタン領域の拡大図。 実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。 実施の形態3に係るカード発行システムにおいて、操作者からの指示入力に応じてカードデータ上のオブジェクトを位置調整する場合の動作について説明するためのフロー図。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 ディスプレイ
3 キーボード
4 マウス
5 カードプリンタ(プリンタ)
30 CPU
32 ROM
33 RAM
40 オペレーティングシステム(OS)
41 カードデータ作成アプリケーション
42 位置調整アプリケーション
50 カードデータ領域
51 操作ボタン領域
52 テーブル領域
53 操作ボタン
53a〜53d スピンボタン

Claims (20)

  1. ディスプレイ上に表示されたオブジェクトを編集するために操作されるポインティングデバイスからの指示入力を受け付ける画像編集用グラフィカルユーザインターフェースであって、
    前記ディスプレイ画面上に表示されて、前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンと、
    前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定し、何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定する判定手段と、
    前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう移動処理信号を生成する手段と、
    前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させる移動量増減処理信号を生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  2. 複数の前記スピンボタンは閉ループ状に前記ディスプレイ画面上に表示されており、前記判定手段は、前記ポインティングデバイスにおける前記第1ボタン又は前記第2ボタンの操作後、前記ポインタが全ての前記スピンボタン上が周回動作するのを検知すると前記オブジェクトを拡大表示又は縮小表示の指示入力と判定することを特徴とする請求項1に記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  3. 前記判定手段は、前記周回動作が一方からの周回動作であると拡大表示の指示入力と判定し、他方からの周回動作であると縮小表示の指示入力と判定することを特徴とする請求項2に記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  4. 前記ポインタの周回動作時に、前記ポインタの位置が前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  5. 前記複数のスピンボタンが受け付ける指示入力を、前記第1の指示入力と第2の指示入力との間で切り替える切替ボタンを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  6. 前記座標移動させるための指示入力に応じて編集された状態を初期状態に戻す指示入力を受け付けるリセットボタンを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  7. 前記複数のスピンボタンの各スピンボタンは、前記オブジェクトを、第1の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける第1移動量ボタンと、前記第1の移動量より少ない第2の移動量だけ座標移動させる指示入力を受け付ける第2移動量ボタンと備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像編集用グラフィカルユーザインターフェース。
  8. ディスプレイ上に表示されたオブジェクトをポインティングデバイスからの指示入力に応じて編集する画像編集プログラムであって、コンピュータに、
    前記オブジェクトを含む第1の領域、並びに前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンを含む第2の領域を表示する機能と、
    前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定し、何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定する機能と、
    前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう移動処理信号を生成する機能と、
    前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させる移動量増減処理信号を生成する機能と、
    前記移動処理信号及び前記移動量増減処理信号に基づいて前記オブジェクトを編集する機能と、
    を実現させるための画像編集用プログラム。
  9. さらに、前記コンピュータに、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で前記第1ボタン又は第2ボタンが押下された後、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させることによって第3の指示入力と判定する機能と、前記第3の指示入力により前記オブジェクトを拡大又は縮小させるオブジェクト拡大縮小処理信号を生成する機能と、前記オブジェクト拡大縮小処理信号に基づいて前記オブジェクトを編集する機能と、を実現させることを特徴とする請求項に記載の画像編集用プログラム。
  10. 前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させる際に、前記ポインタの位置を前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする請求項に記載の画像編集用プログラム。
  11. 前記第2の領域に、前記移動量増減処理信号に応じた入力値を表示するエディットフィールドを含むことを特徴とする請求項に記載の画像編集用プログラム。
  12. 前記コンピュータに、前記オブジェクトの配置位置又は大きさに対する入力値を設定可能とすると共に当該入力値を表示するテーブルを含む第3の領域を表示させる機能と、前記第3の領域内のテーブルに設定された入力値に応じて前記オブジェクトを編集する機能と、を実現させることを特徴とする請求項8又は11に記載の画像編集用プログラム。
  13. 前記第3の領域内のテーブルに、前記入力値の設定及び表示を禁止する入力禁止区分を設けたことを特徴とする請求項12に記載の画像編集用プログラム。
  14. 前記ディスプレイ上の表示画面に対して、前記第1の領域を左方側に配置し、第3の領域を右方側上部に配置すると共に前記第2の領域を右方側下部に配置したことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像編集用プログラム。
  15. ポインティングデバイスの操作にてディスプレイ上に表示されたオブジェクトを編集する画像編集方法であって、
    前記オブジェクトの移動を指定するのに上下左右の移動方向ごとに設けられた複数のスピンボタンを前記ディスプレイ画面上に表示しておき、
    前記ポインティングデバイスによるポインタが何れかの前記スピンボタン上にありこの状態で前記ポインティングデバイスの第1ボタンが操作されると第1の指示入力と判定するステップと、
    何れかの前記スピンボタン上で前記ポインティングデバイスの第2ボタンが操作されると第2の指示入力と判定するステップと、
    前記第1の指示入力により前記オブジェクトを所定の移動量毎に座標移動するよう処理するステップと、
    前記第2の指示入力により前記オブジェクトを移動させる際の移動間隔を増減させるステップと、
    を具備することを特徴とする画像編集方法。
  16. 前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で前記第1ボタン又は第2ボタンが押下された後、前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させることによって第3の指示入力と判定するステップと、
    前記第3の指示入力により前記オブジェクトを拡大又は縮小させるステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項15に記載の画像編集方法。
  17. 前記ポインタを前記複数のスピンボタン上で周回動作させる際に、前記ポインタの位置を前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする請求項16に記載の画像編集方法。
  18. 印刷対象のオブジェクトと、前記オブジェクトを上下及び左右に移動させるための指示入力を受け付けるように構成され、上下及び左右方向に並べて配置された複数のスピンボタンと、前記オブジェクトと複数のスピンボタンを選択可能なポインタと、を表示するディスプレイと、
    複数のボタンを有し、前記ポインタを移動させて、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で第1のボタンを押下することで前記スピンボタンに対して第1の指示入力を行い、前記ポインタが前記スピンボタン上にある状態で第2のボタンを押下することで前記複数のスピンボタンに対して第2の指示入力を行うためのポインティングデバイスと、
    前記ポインティングデバイスからの第1の指示入力がなされた場合に前記オブジェクトを所定の移動間隔毎に座標移動させ、前記ポインティングデバイスからの前記第2の指示入力がなされた場合に前記第1の指示入力に応じて前記オブジェクトが座標移動する際の移動間隔を増減させる制御手段を有するコンピュータと、
    前記コンピュータから印刷指示された前記オブジェクトをカードに対して印刷するプリンタと、を備えたカード発行システム。
  19. 前記ポインタが前記スピンボタン上にあるときに、前記ポインティングデバイスの第1のボタン又は第2のボタンが押下された状態で、前記ポインタを周回動作させることにより、前記オブジェクトを拡大・縮小させることを特徴とする請求項18に記載のカード発行システム。
  20. 前記ポインタの周回動作時に、前記ポインタの位置が前記複数のスピンボタン上からはみ出さないように前記ポインタの位置を制御することを特徴とする請求項19に記載のカード発行システム。
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