JP2003346172A - 画像編集入力システム - Google Patents

画像編集入力システム

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JP2003346172A
JP2003346172A JP2002154048A JP2002154048A JP2003346172A JP 2003346172 A JP2003346172 A JP 2003346172A JP 2002154048 A JP2002154048 A JP 2002154048A JP 2002154048 A JP2002154048 A JP 2002154048A JP 2003346172 A JP2003346172 A JP 2003346172A
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JP2002154048A
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Hiroshi Mankawa
宏史 萬川
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テンプレート画像と、テンプレート画像内の
嵌め込み領域に貼り付け可能で文字乃至図形からなる対
象画像とをモニタ画面上に合成表示可能な画像編集入力
システムにおいて、マウス等のポインティングデバイス
を使用した対象画像の移動操作においても、純粋に上下
左右のいずれか1つの成分のみからなる安定した移動操
作を実行可能な使い易い画像編集入力システムを提供す
る。 【解決手段】 対象画像を嵌め込み領域に対して移動操
作可能な操作手段が、キーボードとアイコン40とから
構成されており、アイコン40は、移動方向を特定可能
な方向特定ボタン部42、及び、キーボード12の所定
キー13による移動操作を可能にするモードと、キーボ
ード上の前記所定キーによる移動操作を不能にするモー
ドとの間で切換える割当て切換えボタン部41を有する
構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンプレート画像
と、前記テンプレート画像内に形成された嵌め込み領域
に貼り付け可能で文字乃至図形からなる対象画像とをモ
ニタ画面上に合成表示可能な画像編集入力システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像編集入力システムが含
まれる画像編集システムの実例として、例えば、デジタ
ルミニラボと呼ばれる比較的小型の写真処理装置によっ
て、写真入り名刺、証明写真、或いは、写真画像を他の
写真画像乃至は装飾イラストなどと合成したデジタルア
ルバム等を、銀塩プリントの形態で出力する際に用いら
れるプリント作成システムが知られている。
【0003】この従来の画像編集システムにおいてオペ
レータが行う編集作業は、写真入り名刺を例に採ると、
概して次のような内容からなる。すなわち、先ず、モニ
タディスプレイを用いて名刺作成用のプリントチャンネ
ルを選択または作成する。そして、写真フィルムまたは
CD−ROMその他の記憶メディアから写真画像(すな
わち、対象画像)を入手し、必要に応じて画像回転、三
色濃度補正等の加工を加え、次に、顧客情報として予め
保存されている氏名、所属会社名とその住所等から必要
な文字データを選択する。次に、CD−ROM等から書
式やサイズが適合した名刺作成用テンプレートをモニタ
画面上に呼び出す。名刺作成用テンプレートは、文字デ
ータ用の嵌め込み領域に顧客情報が貼り付けられた状態
で表示される場合もある。オペレータは、次に、前記テ
ンプレート内に設けられている写真用の嵌め込み領域に
既に選択し加工を済ませてある写真画像を、画像編集入
力システムを用いて貼り付ける。
【0004】この画像編集入力システムによる対象画像
の貼り付け操作は、具体的には、前記テンプレートと同
時にモニタ画面上に表示されている対象画像を、ポイン
ティングデバイス(マウスやトラックボールなど)で選
択し、引き続きポインティングデバイスによって、テン
プレート内の嵌め込み領域にドラッグアンドドロップ
し、適切な位置関係を見付けて貼り付けるという手順で
実行されていた。ここで、ドラッグアンドドロップと
は、モニタ画面上に移動自在に表示されているカーソル
を対象画像の上に置いた状態でポインティングデバイス
のスイッチをONにしたままポインティングデバイス内
のセンシングボールを回転操作することで、対象画像を
移動させ、適切な位置に来た時にスイッチをOFFに切
換えることで対象画像の位置を決定する操作を指す。
【0005】尚、モニタ画面上に表示されている貼り付
け前の対象画像は、一般に、上下左右ともに嵌め込み領
域を超える寸法を有している。また、対象画像は、テン
プレートに対してレイヤーの関係になっており、一旦テ
ンプレート内へドラッグされると、嵌め込み領域内に納
まる部位のみが表示される。
【0006】他方、現実には、モニタ画面上に表示され
ている貼り付け前の対象画像のどの部位を嵌め込み領域
内に貼り付けるかによって、仕上がった写真入り名刺が
与える印象は大きく変化する場合が多い。従って、対象
画像を嵌め込み領域内貼り付ける際には、非常に細かな
位置の微調整、すなわち、対象画像を嵌め込み領域に対
して上下左右方向に細かく(場合によっては、モニタ画
面の1画素分だけ)移動させる操作が必要となる。しか
し、このような細かな移動操作をポインティングデバイ
スによるドラッグ操作に頼って行うことには困難が付き
まとう。
【0007】尚、キーボード上の方向キーに対象画像の
移動機能を割り当てて、同時に、方向キーの1回操作に
対応する対象画像の移動量を1画素分に設定しておけ
ば、方向キーによって1画素分だけ移動させる操作は可
能になるが、他方、方向キーとポインティングデバイス
の間の頻繁な持ち変えを強いる点でオペレータに無用な
負担を感じさせる虞があった。また、方向キーの1回操
作に対応する対象画像の移動量を増やしたい時には、い
ちいち設定変更を行う必要があるという点もまた、オペ
レータにとって煩雑さを感じさせる要因と考えられた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上に例示した従来技術による画像編集入力シス
テムの持つ前述した欠点に鑑み、ポインティングデバイ
スのみによって手軽に対象画像を移動操作可能でありな
がら、対象画像の移動量を比較的容易にコントロールで
き、しかも、必要に応じてキーボードの特定キーによる
移動操作も可能な使い易い画像編集入力システムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像編集入力システムは、特許請求の
範囲の欄の請求項1に記された特徴構成を備えている。
すなわち、本発明の請求項1による画像編集入力システ
ムは、テンプレート画像と、前記テンプレート画像内に
形成された嵌め込み領域に貼り付け可能で文字乃至図形
からなる対象画像とをモニタ画面上に合成表示可能な画
像編集入力システムであって、前記対象画像を前記嵌め
込み領域に対して移動操作可能な操作手段が、キーボー
ド、モニタ画面上のアイコン、及び、前記アイコンを操
作可能なポインティングデバイスで構成されており、前
記アイコンは、前記モニタ画面上における前記対象画像
の移動方向を示す方向特定ボタン部、及び、前記キーボ
ード上の所定キーによる前記移動操作を可能にするキー
ボード操作モードと、前記キーボード上の前記所定キー
による前記移動操作を不能にするキーボード非操作モー
ドとの間で切換える割当て切換えボタン部を有し、前記
ポインティングデバイスによって、前記方向特定ボタン
部を継続的に押し操作する時間長さに応じて、前記対象
画像の移動量が変化するように構成されていることを特
徴構成としている。
【0010】このような特徴構成を備えているために、
本発明の特許請求の範囲の請求項1による画像編集入力
システムでは、ポインティングデバイスによって方向特
定ボタン部を継続的に押し操作する時間長さに応じて、
前記対象画像の移動量が変化するので、例えば、ポイン
ティングデバイスによって、方向特定ボタン部を押して
から0.3秒以下で離す操作を行えば、対象画像はモニ
タ画面の1画素分だけ移動するが、方向特定ボタン部を
押してから0.3秒以上、1.0秒以下で離す操作を行
えば、対象画像はモニタ画面の5画素分だけ移動する等
の動きを示す使い易い画像編集入力システムが得られ
た。しかも、アイコンに含まれる割当て切換えボタン部
をポインティングデバイスで押し操作することで、キー
ボード操作モードとキーボード非操作モードとの間で切
換えることができるので、オペレータがポインティング
デバイスによる移動操作のみ(キーボード非操作モー
ド)を長時間続けて手の特定箇所が疲労した場合などに
は、キーボード操作モードに切り換えることで、キーボ
ードの例えば方向キー等の特定キーによって対象画像を
移動操作することもできる、使い易い画像編集入力シス
テムが得られた。
【0011】本発明によるその他の特徴および利点は、
以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるで
あろう。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による画像編集入力システ
ムについて、図1に示す写真プリンタプロセッサを用い
て説明する。図1の写真プリンタプロセッサ1は、印画
紙に画像を露光するプリンタ部Aと、露光済みの印画紙
を現像処理し、乾燥した上で出力するプロセッサ部Bと
からなり、プリンタ部Aには、現像済みの写真フィルム
から画像を読み込んでプリンタ部Aに提供するためのス
キャナユニットCが接続されている。
【0013】図2に示すように、プリンタ部Aは、印画
紙マガジン2内の印画紙ロールPRから印画紙Pを引き
出して所定速度で副走査方向に搬送する印画紙搬送機構
3、及び、露光エンジン4などを備えている。印画紙搬
送機構3には、印画紙マガジン2から引き出され、露光
ローラ3a.3aまで送り出す上流側の多数のローラ
対、カッタ5によって所定の矩形に裁断された印画紙P
を露光エンジン4の正面に設けられた露光位置に支持す
る露光ローラ3a.3a、及び、露光済みの印画紙Pを
露光ローラ3a.3aからプロセッサ部Bへと送り出す
下流側の多数のローラ対が含まれる。露光エンジン4
は、主走査方向に沿って並べられた多数の発光素子から
なる発光素子アレイ4aを有する。発光素子は、チタン
酸ジルコン酸鉛にランタンを添加することにより得られ
る透明強誘電性セラミックス材料(PLZT)から構成
されている。但し、PLZTシャッタ方式以外に、液晶
シャッタ方式、蛍光ビーム方式、FOCRT方式、DM
D(デジタルマイクロミラーデバイス)方式などから適
宜選択することができる。また、露光台に固定された印
画紙Pに対して副走査方向に移動しながら露光を行う方
式やレーザエンジン方式を用いることも可能である。
【0014】次に、プロセッサ部Bは、主に、プリンタ
部Aから送られて来る印画紙Pを現像処理する現像処理
部7、及び、現像処理部7から排出された印画紙Pを乾
燥させる乾燥処理部8からなる。現像処理部7は、隔壁
によって仕切られ一列に並べられた複数の現像処理タン
ク(不図示)と、これらの各現像処理タンク内に着脱自
在に収納された搬送ラック(不図示)とを有する。各現
像処理タンク内には、発色現像液、漂白液、定着液、安
定液、および洗浄水などの処理液が保持されており、搬
送ラックには、印画紙Pをこれらの各処理液内で搬送す
る多数のローラ対が設けられている。乾燥処理部8で乾
燥された印画紙Pは完成したプリントP′として排出口
9から排出される。プリンタ部Aの後端には露光済みの
印画紙Pを、左右二列の千鳥状態に配分して現像処理部
7に手渡すための振分機構6が設けられている。
【0015】スキャナユニットCは、主に、写真フィル
ムFを一定の速度で副走査方向に搬送するオートフィル
ムキャリア20、フィルムキャリア20内の写真フィル
ムFに白色光を照射する光源部21、及び、写真フィル
ムFから抜け出た透過光をRGBの各波長毎に光電変換
する画像読取部24からなる。光源部21は、ハロゲン
ランプ21a、ダイクロイックフィルタ21b、ミラー
トンネル21c等で構成されている。画像読取部24
は、ズームレンズ24a、反射ミラー24b、ライン状
のCCD24c等で構成されている。
【0016】また、写真プリンタプロセッサ1には、プ
リンタ部A、プロセッサ部B、及びスキャナユニットC
の各部の動きを制御するコントローラDとしてのコンピ
ュータ10と、スキャナユニットC等で読み取った画像
データを表示可能なモニタディスプレイ(モニタ)11
とが設けられている。コンピュータ10には、CD−R
OMその他の記憶メディアを受け入れて保存されている
画像データを読み取るメディアドライブ15が取付けら
れている。モニタディスプレイ11は、CRT乃至は液
晶からなり、オペレータによるキーボード12乃至はマ
ウス14(ポインティングデバイスの一例)を介しての
コントローラDへの入力操作を補助するGUI(グラフ
ィックユーザーインターフェース)画面をも表示可能に
構成されている。
【0017】写真プリンタプロセッサ1では、写真フィ
ルムF乃至は記憶メディアから得た画像データのみに基
づく画像を備えた写真を出力する通常の写真プリント出
力の他に、写真画像に文字やイラスト等を合成して作っ
た合成画像を有する写真プリントの出力を行うことがで
きる。合成画像を有する写真プリントの出力においてオ
ペレータが行う編集作業は、写真入り名刺を写真プリン
トとして出力する例を採ると、モニタディスプレイ11
に表示される下記のGUI画面に沿って、次のような手
順で実施される。先ず、モニタディスプレイ11のモニ
タ画面11aに表示されている初期画面(オーダ画面)
の「機能切換え」ボタンをマウス14でクリックするこ
とで、モニタ画面11aに「チャンネル設定画面」(不
図示)を表示させ、次に、「チャンネル設定画面」に表
示された「プリントタイプ」のプルダウンメニュー等か
ら「エディット(編集)」を選択し、さらに「エディッ
ト種別」のプルダウンメニューから「名刺、カード」を
選択する。
【0018】モニタ画面11aを初期画面に戻し、合成
したい画像を含む写真フィルムFをオートフィルムキャ
リア20に挿入する(或いは、CD−ROMその他の記
憶メディアをメディアドライブ15に挿入する)。これ
で、スキャナユニットCまたはメディアドライブ15に
よる画像の読み込みが開始され、完了すると、再び「エ
ディット」画面に切り替わり、写真フィルムFまたは記
憶メディアに担持乃至は保存されていた各画像データか
ら適宜画素データを間引いた小サイズのサムネイル画像
がモニタディスプレイ11の「エディット」画面上に一
覧表示される。一覧表示されたサムネイル画像から合成
したい写真画像を選択し、必要に応じて、画像回転、3
色濃度補正などの加工を画面上に表示されるメニュー
(不図示)とマウス14を用いて行う。これらの加工
は、コンピュータ10の内蔵ハードディスクに保存され
ている当初サイズの画像データに対して施される。前記
加工が完了して、「エディット」画面の「OK」または
「次へ」のボタンをクリックすると、「顧客情報一覧」
(不図示)が表示されるので、ここから名刺の編集に必
要な顧客情報を選択する。
【0019】次に、画像合成用テンプレートの入ったC
D−ROM(不図示)をメディアドライブ15に挿入
し、複数の画像合成用テンプレートの中から適切な「名
刺作成用テンプレート」を選択すると、図3に例示する
ような名刺作成用テンプレート30が「エディット」画
面に表示される。名刺作成用テンプレート30には、文
字データ用の第1嵌め込み領域30aと写真画像用の第
2嵌め込み領域30bが設けられており、表示された名
刺作成用テンプレート30の文字データ用の第1嵌め込
み領域30aには、既に上で選択した顧客情報32が貼
り付けられている。ここでは、顧客情報32は、名刺を
用いる個人の氏名、会社名、所属部署名、会社住所、電
話番号等からなる。この段階で、第1嵌め込み領域30
aに表示された文字データの内容を修正することができ
る。また、第1嵌め込み領域30aの内容は、当初から
名刺作成用テンプレート30が表示された時点でキーボ
ード12から入力しても良い。また、「第2嵌め込み領
域30bには白とグレー等の市松模様が形成されてい
る。
【0020】第2嵌め込み領域30bへの写真画像の貼
り付けは、本発明による画像編集入力システムを用い
て、次の要領で実施される。先ず、「エディット」画面
の下端に設けられた「テンプレート情報修正」ボタン3
1をマウス14でクリックすると、図4に示すように、
名刺作成用テンプレート30の下方に、上記の先行する
工程で選択し加工した写真画像を含む複数のサムネイル
画像34が一覧表示される。この一覧表示から一つのサ
ムネイル画像34をマウス14でクリック(より具体的
にはマウス14によって移動操作可能なモニタ画面11
a上のカーソルを介して)すると、選択されたサムネイ
ル画像34の周囲には識別性の高い赤色などのフレーム
36が現れる。そこで、そのフレーム36の付いたサム
ネイル画像34を、マウス14によって第2嵌め込み領
域30bにドラッグアンドドロップすると、図5に示す
ように、このサムネイル画像34に対応する元の大きな
画像サイズの写真画像35(対象画像の一例)が第2嵌
め込み領域30bに表示され、これと同時に、名刺作成
用テンプレート30の内部には、マウス14によって操
作可能な画像移動用アイコン40が現れる。
【0021】この時、モニタ画面11a上に表示されて
いる貼り付け完了前の対象画像35は、一般に、上下左
右ともに第2嵌め込み領域30bを超える寸法を有して
いる。また、対象画像35は、名刺作成用テンプレート
30に対してレイヤーの関係になっており、一旦テンプ
レート内へドラッグされると、第2嵌め込み領域30b
内に納まる画像領域のみが表示される。画像移動用アイ
コン40は、1個の八角形の割当て切換えボタン部41
と、割当て切換えボタン部41の周囲に配置された8つ
の方向特定ボタン部42A,42B,42C,42D,
42e,42f,42g,42hとを有する。各方向特
定ボタン部42は、モニタ画面11a上の上下左右およ
び4つの斜め45°方向の夫々に対応している。方向特
定ボタン部42Aは上向き、方向特定ボタン部42Bは
下向き、方向特定ボタン部42Cは左向き、方向特定ボ
タン部42Dは右向き、方向特定ボタン部42eは左上
向き、方向特定ボタン部42fは左下向き、方向特定ボ
タン部42g右上向き、方向特定ボタン部42hは右下
向きに対応している。割当て切換えボタン部41は例え
ばオレンジ色、各方向特定ボタン部42は例えば若干淡
いマジェンタ色など、いずれも背景になっている名刺の
地色(ここでは白色)に対する識別性の高い色で表示さ
れている。
【0022】8つの方向特定ボタン部42のいずれか1
個をマウス14でクリックする(ポインタを方向特定ボ
タン部42に重ねた状態でマウス14の左スイッチを一
度押して放す操作)と、第2嵌め込み領域30b内に表
示されている対象画像35は、その指定した方向特定ボ
タン部42が対応する方向に所定量だけ移動する。その
移動量は、方向特定ボタン部42を継続的に押し操作す
る時間長さ(クリック時間)に応じて定まり、通常は、
0.5秒以下のクリック時間ではモニタ画面11aを構
成する画素における1画素分だけ移動し、0.5秒から
1.0秒のクリック時間では5画素分だけ移動し、1.
0秒を超えるクリック時間では10画素分だけ移動す
る。即ち、図6に示すように、例えば上向きの方向特定
ボタン部42Aの上にカーソルを重ねた状態で、マウス
14の左スイッチを0.7秒間押し続けて放すと、左ス
イッチを放した時点で対象画像35は5画素分だけ上向
きにずれた位置に移動する。但し、このクリック時間と
移動量との対応関係はオペレータがモニタ画面11aに
呼び出す設定変更用の対話形式操作画面を介して適宜設
定し直すことが可能である。尚、方向特定ボタン部42
は、クリックされている間だけ、色の濃度が増す、或い
は識別性の高い輪郭線で囲まれるなど、アクティブ状態
であることをオペレータに視認させるための特定の変化
を示す。この実施形態では、図6の上向きの方向特定ボ
タン部42Aが示すように、マウス14でクリックされ
ている方向特定ボタン部42は高濃度の状態(ここでは
濃いマジェンタ色)に変化している。
【0023】ところで、第2嵌め込み領域30bへのサ
ムネイル画像34のドラッグアンドドロップと同時に名
刺作成用テンプレート30の内部に割当て切換えボタン
部41が現れた時、この割当て切換えボタン部41の中
央には、「◎」のサインが黒色などで表示されている
(キーボード操作モード)。しかし、編集途中の任意の
段階で、割当て切換えボタン部41をマウス14でダブ
ルクリックすると、図7に示すように、割当て切換えボ
タン部41の中央のサインが同じ黒色の「×」に変化し
て「キーボード非操作モード」に切り替わる。「キーボ
ード操作モード」では、キーボード12上の方向キー
(所定キーの一例)を操作すれば対象画像がその方向キ
ーの指す方向に移動するが、「キーボード非操作モー
ド」では、キーボード12上の方向キーを操作しても対
象画像はどの方向にも移動しない。逆に、「キーボード
操作モード」では、キーボード12上の方向キーを操作
してもモニタ画面11a上に表示されているカーソル等
に変化は生じないが、「キーボード非操作モード」で
は、キーボード12上の方向キーを操作するとモニタ画
面11a上に表示されているカーソルが移動する等の方
向キーの本来の機能が有効になる。尚、割当て切換えボ
タン部41をマウス14で選択(シングルクリック)し
てマウス14を移動する操作では、画像移動用アイコン
40をモニタ画面11a上で適宜移動させることがで
き、「キーボード操作モード」と「キーボード非操作モ
ード」の間の切換操作は行われない。但し、「キーボー
ド非操作モード」と「キーボード非操作モード」の間の
切換え操作は、割当て切換えボタン部41のダブルクリ
ックではなくシングルクリックで実行されるように構成
しても良い。
【0024】尚、「キーボード操作モード」でキーボー
ド12上の方向キー13を操作した時の対象画像の移動
量は、通常は方向キー13を押す回数で調整される。す
なわち、例えば、上向きの方向キー13Aを0.5秒以
下の長さで1回押すと対象画像はモニタ画面11aの5
画素分だけ移動するので、10画素分だけ上に移動させ
たい場合は2回続けて短く(0.5秒以下の長さで)押
し操作すれば良い。また、いずれかの方向キー13を
0.5秒を超える時間長さで継続的に押し操作すれば、
対象画像はモニタ画面11aの5画素分ずつ移動し続け
る。但し、方向キー13を1回押す操作に応じて対象画
像が何画素分だけ移動するか、或いは、何秒までの継続
的な押し操作を1回押す操作と解釈するかの定義は、オ
ペレータがモニタ画面11aに呼び出す設定変更用の対
話形式操作画面(不図示)を介して適宜設定し直すこと
が可能である。
【0025】また、「キーボード操作モード」でキーボ
ード12上の方向キー13によって対象画像を斜め方向
に移動させたい場合には、上下の方向キー13A,13
Bのいずれか一方と、左右のキー13C,13Dのいず
れか一方とを同時に押す操作すれば良い。例えば、上向
きの方向とキー13A右向きの方向キー13Dを同時に
0.5秒以下の長さで1回押す操作をすれば、対象画像
はモニタ画面11a上の右上の方向に向かって、上向き
に5画素分且つ右向きに5画素分ずれた位置に移動す
る。言い換えれば、これら2つの方向特定ボタン部がそ
れぞれ示す2つの方向を合成した方向に移動する。尚、
「キーボード操作モード」と「キーボード非操作モー
ド」のいずれの状態であっても、マウス14を介しての
画像移動用アイコン40による対象画像の移動操作は有
効である。さらに、「キーボード操作モード」でキーボ
ード12上の方向キーを操作する場合も、画像移動用ア
イコン40の対応する方向特定ボタン部42が、方向キ
ーが押し操作されている間だけ、色の濃度が増す、或い
は鮮やかな輪郭線で囲まれるなど、アクティブ状態であ
ることをオペレータに視認させるための特定の変化を示
す。但し、この構成は設定変更によって解除することも
できる。
【0026】また、対象画像は、画像移動用アイコン4
0を介さず、マウス14で直接ドラッグすることも可能
である。すなわち、対象画像をマウス14で選択し、引
き続き、マウス14を移動させれば、マウス14の移動
に伴って回転するボールまたはホイールの回転方向に対
応した方向に、その回転量に対応した距離だけ対象画像
が移動する。この場合、マウス14の左スイッチを押し
ながらマウス14の移動を行っている限り、対象画像は
マウス14の動きに追随して移動する。そして、マウス
14の左スイッチを放した時に対象画像の位置が定めら
れる。
【0027】〔別実施形態〕 <1>8つの方向特定ボタン部42のいずれか1個をマ
ウス14でクリックすることで対象画像35を移動させ
る場合、操作されている方向特定ボタン部42は、アク
ティブ状態であることをオペレータに視認させるための
特定の変化を示すだけでなく、図9に例示するように、
その方向特定ボタン部42を継続的に押し操作している
時間長さ(クリック時間)、或いは、その時に方向特定
ボタン部42を解放した場合に実行される移動量(画素
数)を表示するように構成しても良い。図9の状態で
は、上向きの方向特定ボタン部42Aを0.7秒間継続
的にクリックしている瞬間の画像移動用アイコン40の
状態を示しており、上向きの方向特定ボタン部42Aが
アクティブ状態で「5」の数値が上向きの方向特定ボタ
ン部42A内に表示されているので、この直後に方向特
定ボタン部42を解放すると(すなわち、マウス14で
のクリックを中止すると)、対象画像35は「5」画素
分だけ上向きに移動する。
【0028】<2>本発明による画像編集入力システム
は、名刺作成用に限らず、証明写真、或いは、写真画像
を他の写真画像乃至は装飾イラストなどと合成したデジ
タルアルバム等を、銀塩プリント、或いは、インクジェ
ットその他のプリントの形態で出力する際に用いられる
プリント作成システムにも適用可能である。
【0029】<3>本発明による画像編集入力システム
は、対象画像を嵌め込み領域に対して移動操作する場合
に限らず、対象画像に対して「画像回転」、「ズーム率
変更」等の操作を加える際にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像編集入力システムと対応した
写真プリンタプロセッサの一例を示す斜視図
【図2】図1の写真プリンタプロセッサの構成を示す略
【図3】本発明による画像編集入力システムで用いられ
る名刺作成用テンプレートを表示中のモニタ画面を示す
略図
【図4】図3のモニタ画面の別の状態を示す略図
【図5】図3のモニタ画面の別の状態を示す略図
【図6】図3のモニタ画面の別の状態を示す略図
【図7】図3のモニタ画面の別の状態を示す略図
【図8】本発明による画像編集入力システムで用いられ
るキーボードの要部を示す略図
【図9】本発明の別実施形態で用いられる名刺作成用テ
ンプレートを表示中のモニタ画面を示す略図
【符号の説明】
A プリンタ部 B プロセッサ部 C モニタディスプレイ P 印画紙 P′ プリント F 写真フィルム 10 コンピュータ 11 モニタディスプレイ(モニタ) 11a モニタ画面 12 キーボード(操作手段) 13 所定キー(操作手段) 14 マウス(ポインティングデバイス、操作手段) 15 メディアドライブ 24c CCD 30 名刺作成用テンプレート 30a 第1嵌め込み領域 30b 第2嵌め込み領域 32 顧客情報 34 サムネイル画像 35 写真画像(対象画像) 40 画像移動用アイコン(アイコン、操作手段) 41 割当て切換えボタン部 42 方向特定ボタン部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 DD30 FF51 GG57 5B050 AA09 BA06 BA15 BA18 BA20 CA07 EA12 EA19 FA02 FA09 FA13 FA16 5C076 AA13 AA14 AA16 AA17 AA19 AA22 BB06 CA02 CA10 5E501 AA30 AC15 AC34 BA05 CA02 CB07 EA05 EA10 EB01 FA14 FB22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンプレート画像と、前記テンプレート
    画像内に形成された嵌め込み領域に貼り付け可能で文字
    乃至図形からなる対象画像とをモニタ画面上に合成表示
    可能な画像編集入力システムであって、 前記対象画像を前記嵌め込み領域に対して移動操作可能
    な操作手段が、キーボード、モニタ画面上のアイコン、
    及び、前記アイコンを操作可能なポインティングデバイ
    スで構成されており、 前記アイコンは、前記モニタ画面上における前記対象画
    像の移動方向を示す方向特定ボタン部、及び、前記キー
    ボード上の所定キーによる前記移動操作を可能にするキ
    ーボード操作モードと、前記キーボード上の前記所定キ
    ーによる前記移動操作を不能にするキーボード非操作モ
    ードとの間で切換える割当て切換えボタン部を有し、 前記ポインティングデバイスによって、前記方向特定ボ
    タン部を継続的に押し操作する時間長さに応じて、前記
    対象画像の移動量が変化するように構成されている画像
    編集入力システム。
JP2002154048A 2002-05-28 2002-05-28 画像編集入力システム Withdrawn JP2003346172A (ja)

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JP2002154048A JP2003346172A (ja) 2002-05-28 2002-05-28 画像編集入力システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065949A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Nisca Corp 画像編集用グラフィカルユーザインターフェース、画像編集用プログラム及び画像編集方法、並びに、カード発行システム
US8077144B2 (en) 2005-04-08 2011-12-13 Olympus Corporation Medical image display apparatus

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