JP4786195B2 - 梁勝ちの柱梁架構構造 - Google Patents

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Description

本発明は、木造建物などに用いられる梁勝ちの柱梁架構構造に関する。
図3に示すように、例えば、左右の第1柱1,1の上端面に梁2の端部が載置され、第1柱1,1と梁2が、上下方向に通された連結棒3…で連結された木造の梁勝ち門型架構構造4において、第1柱1の上方に梁2を挟んで第2柱5を立てるような場合、梁2に通されている連結棒3が第2柱5の連結の妨げとなって、第2柱5を連結することができない場合がある。
本発明は、例えば上記のような場合などにおいて、第2柱を連結棒の存在にかかわらずしっかりと連結することができ、しかも、それをスッキリとした構造で実現することができる梁勝ちの柱梁架構構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、第1柱の上端面に梁が載置され、該梁に上下方向に貫通する連結孔が設けられ、該連結孔に通された連結棒で第1柱と梁が連結された梁勝ちの柱梁架構構造において、
前記連結棒の上端部に、第1柱と梁を連結するナットを螺合させるための雄ネジ部が備えられ、該雄ネジ部は前記ナットよりも上方に突出し、該突出雄ネジ部を利用して前記梁の上面部に第2柱が連結されていることを特徴とする梁勝ちの柱梁架構構造によって解決される。
この構造では、第1柱と梁を連結している連結棒の上端突出雄ネジ部を利用して梁の上面部に第2柱を連結するようにしたものであるから、連結棒が第2柱を連結する上での妨げとならず、むしろ連結棒の積極利用によって第2柱を梁上にしっかりと連結することができる。しかも、連結棒を第2柱の連結に併用するようにしているので、それをスッキリとした構造で実現することができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、第2柱を連結棒の存在にかかわらずしっかりと連結することができ、しかも、それをスッキリとした構造で実現することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す本実施形態は、図3に示すように、左右の第1柱1,1の上端面に梁2の端部が載置され、第1柱1,1と梁2が、上下方向に通された連結棒3…で連結された木造の梁勝ち門型架構4において、一方の第1柱1の上方に梁2を挟んで第2柱5を連結する場合のものである。
即ち、門型架構を構成する梁2の端部には、上下方向に貫通する2本の連結孔7,7が設けられ、各連結孔7,7に、柱1に板ナット8などで連結されたPC鋼などからなる連結棒3が通され、各連結棒3の上端部には雄ネジ部3aが設けられ、該雄ネジ部3aに対して第1梁2の端部上面側からナット9が螺合され締め付けられて、第1柱1と梁2が連結されている。なお、10は金属プレートで、両ナット9,9と第1梁2の端部上面との間に介設されている。
そして、梁2において、端部側に位置している連結棒3の上端雄ネジ部3aはナット9よりも上方に大きく突出しており、該突出雄ネジ部3aにほぞパイプ11の下端部が螺合連結されて立てられている。
このほぞパイプ11は、基端部に、ナット9を収容する下向き開放の膨出部11aが備えられると共に、膨出部11aに隣接して上部内周部に雌ネジ部11bが備えられ、それよりも上方の周壁部に、ドリフトピン12…を通す通孔11c…が備えられており、雌ネジ部11bを連結棒3の突出雄ネジ部3aに螺合し、ナット9を膨出部11a内に収容し、膨出部11aの下端を梁2側である金属プレート10に当接させた状態で緊結することにより、連結棒3に連結されている。
そして、第2柱5は、その下端面に設けられた孔5aにほぞパイプ11が差し込まれ、側方からドリフトピン12…が打ち込まれることにより、梁2の上面部に連結されて立てられている。
上記の構造では、第1柱1と梁2を連結している一方の連結棒3の上端突出雄ネジ部3aを利用して梁2の上面部にほぞパイプ11を連結し、該ほぞパイプ11に第2柱5の下端部を差し込んでドリフトピン12…により第2柱5を連結するようにしたものであるから、連結棒3が第2柱5を連結する上での妨げとならず、むしろ連結棒3の積極利用によってほぞパイプ11ひいては第2柱5を梁2の上にしっかりと連結することができ、しかも、連結棒3を第2柱5の連結に併用するようにしていることで、それをスッキリとした構造で実現することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、第2柱5を梁2に連結するのにほぞパイプ11を用いた場合を示したが、その他の連結金物が用いられてもよいし、連結棒3の上方突出雄ネジ部3aを利用してその他の方法で第2柱5を連結するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、梁勝ちの門形架構に適用した場合を示したが、本発明は、柱梁を備える各種架構構造に適用することができるものである。即ち、上記の実施形態では、第1柱の上端部に梁の端部が載置された場合が示されているが、第1柱の上端部に梁の長さ方向中間部を載置して両者を連結棒にて連結した梁勝ちの柱梁架構構造において、第1柱の上方に梁を挟んで第2柱を連結する場合などに適用されてもよい。
更に、上記の実施形態では柱、梁が木からなる木造の架構構造に適用した場合を示したが、本発明は、柱、梁が鋼等の金属材からなる金属架構構造や、柱や梁が金属や木などからなる複合架構構造に用いられてもよい。
図(イ)及び図(ロ)は、実施形態の柱梁架構構造における第2柱連結部を示す分解斜視図である。 図(イ−1)はほぞパイプの斜視図、図(イ−2)は同ほぞパイプの縦断面図、図(ロ)は第2柱連結部の断面正面図である。 門形架構構造を示す全体斜視図である。
符号の説明
1…第1柱
2…梁
3…連結棒
3a…突出雄ネジ部
5…第2柱
7…連結孔
9…ナット
11…ほぞパイプ
12…ドリフトピン

Claims (1)

  1. 第1柱の上端面に梁が載置され、該梁に上下方向に貫通する連結孔が設けられ、前記第1柱に連結された連結棒が該連結孔に通され、該連結棒の上端部に設けられた雄ネジ部に対して前記梁の上面側からナットが螺合され締め付けられることで第1柱と梁が連結された梁勝ちの柱梁架構構造において、
    前記ナットと梁の上面部との間に金属プレートが介設されていると共に、前記雄ネジ部は前記ナットよりも上方に突出し、該突出雄ネジ部に、第2柱連結用のほぞパイプが螺合されて立設されており、
    該ほぞパイプは、下端部に下向き開放の膨出部が備えられると共に、該膨出部の上側に隣接する周壁部の内周部に雌ネジ部が備えられ、それよりも上方の周壁部に、ドリフトピンを通す通孔が備えられたものからなっていて、
    該ほぞパイプは、前記ナットを膨出部内に収容するようにして雌ネジ部を連結棒の前記突出雄ネジ部に螺合し、膨出部の下端を梁上の前記金属プレートに当接させた状態で緊結することにより連結棒に連結されており、
    前記第2柱は、その下端面に孔が設けられ、該孔に前記ほぞパイプが差し込まれ、側方からドリフトピンが打ち込まれることにより、前記梁の上面部に連結されて立てられていることを特徴とする梁勝ちの柱梁架構構造。
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