JP4784532B2 - トナー回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー回収装置、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において感光体や中間転写ベルトなどの像担持体から残留トナーを回収するトナー回収装置に関する。
通常、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置においては、感光体ドラムの表面から転写されずに残留したトナーをクリーニングブレードなどによって除去し、この廃トナーを断面円弧形状の内壁部を有する搬送部に落とし込み、該搬送部に設けた搬送羽根を有するスクリューを回転駆動することにより廃トナー容器に回収するように構成されている。
ところで、この種のトナー回収装置にあっては、搬送羽根の表面に廃トナーが付着して良好な搬送を妨げ、搬送部で廃トナーが詰まるなどの問題点を有していた。従来では、ポリエステルフィルムからなる櫛歯状掻き落とし部材を搬送羽根に接触させ、廃トナーの詰まりを防止していた。しかし、近年では、トナーの小径化や低融点化に伴って廃トナーの嵩密度が高くなる傾向にあり、従来の櫛歯状の掻き落とし部材では、フィルムに変形が生じ、対応できなくなっている。
そこで、特許文献1には、感光体ドラム上から廃トナーを除去するブラシローラと搬送スクリューとの間に振動部材を設け、該振動部材で廃トナーの架橋を防止するようにしたクリーニング装置が提案されている。しかし、この装置では振動部材を振動させる駆動手段を必要として装置が大型化するとともに、振動による騒音や感光体ドラム上でピッチむらなどの画像ノイズが発生するという問題点を有している。
特開平10−319811号公報
そこで、本発明の目的は、駆動手段が不要でコンパクトな構成からなり、振動による騒音や画像ノイズの発生を防止して廃トナーを良好に搬送できるトナー回収装置を提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明に係るトナー回収装置は、
像担持体の表面から残留トナーを除去するトナー回収装置において、
前記像担持体の表面から除去した廃トナーを搬送する搬送部と、
前記搬送部で廃トナーを搬送するための搬送羽根を有するスクリューと、
前記搬送羽根に対して接離自在に設けた撹拌部材と、
を備え、
前記撹拌部材は撹拌部と加振部とで構成され、
前記加振部には弾性部材が取り付けられており、
前記弾性部材が前記搬送羽根に接触して該搬送羽根の回転に基づいて振動し、該振動に基づいて前記撹拌部が搬送羽根に接離すること、
を特徴とする。
本発明に係るトナー回収装置においては、撹拌部材が振動してスクリューの搬送羽根に接離し、搬送羽根に付着した廃トナーを崩す。それゆえ、搬送部へ移動した廃トナーの嵩密度が低くなり、廃トナーを詰まりを生じることなく良好にスクリューにて搬送することができる。しかも、撹拌部材は弾性部材が搬送羽根に接触して該搬送羽根の回転に基づいて振動するため、振動による衝撃が緩衝され、騒音や画像ノイズが発生することはない。さらに、撹拌部材に対して専用の駆動手段を必要とすることなく、装置をコンパクトに構成できる。
本発明に係るトナー回収装置において、前記像担持体の表面から残留トナーを除去する部材としてクリーニングブレードを用いてもよい。また、前記弾性部材としては高密度ウレタンを好適に用いることができる。さらに、前記撹拌部材として、針金を屈曲して撹拌部と加振部さらに振動支点部を一体的に形成すれば、容易にかつ簡単な構成で撹拌部材を製作できる。この場合、弾性部材は穴を形成して加振部に装着すればよい。
以下、本発明に係るトナー回収装置の実施例について、添付図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して本発明の一実施例であるトナー回収装置1の基本構成を示す。このトナー回収装置1は、矢印A方向に回転駆動される感光体ドラム2に対して、ポリウレタンなどからなるクリーニングブレード10を所定の圧力で接触させたもので、ブレード10はケーシング11の内壁面に固定されている。ケーシング11は感光体ドラム2などを含むイメージングユニットの筐体を構成している。ケーシング11の一部は断面円弧形状の凹部である搬送部12とされ、図3及び図4に示すように、この搬送部12にはシャフト21に搬送羽根22を螺旋状に形成したスクリュー20が配置されている。
このような基本構成を備えたトナー回収装置1は、電子写真方式の複写機やプリンタなどの画像形成装置に従来から搭載されているものである。感光体ドラム2上に形成されたトナー像は図示しない用紙に転写され、転写されずに残留したトナーはクリーニングブレード10によって除去される。除去された廃トナーは搬送部12に落ち込み、スクリュー20の回転(図4矢印B参照)に基づいて矢印C方向に搬送され、図示しない廃トナー容器に回収される。
ところで、近年では、トナーの小径化や低融点化に伴って廃トナーの嵩密度が高くなり、ブレード10にて除去された廃トナーが搬送羽根22の表面に付着して搬送部12にて詰まってしまう。
そこで、本トナー回収装置1では、撹拌部材30を搬送部12に設けた。この撹拌部材30は、図3及び図4に示すように、針金の両端部分を屈曲することにより、長尺状の撹拌部31、直交方向に折れ曲がった加振部32、振動支点部33を形成したものである。加振部32にはスポンジ状の弾性部材34が取り付けられている。弾性部材34は、円板状をなし、中心穴を支点部33をくぐらせて加振部32に装着されている。弾性部材34としては、耐久性や弾性度の点で高密度ウレタンを用いることが好ましい。
撹拌部材30は支点部33がケーシング11に形成した穴部13(図1参照)に挿入され、長尺状の撹拌部31が搬送羽根22の外周面に対向し、支点部33を支点として揺動自在である。弾性部材34は搬送羽根22の1ピッチの間に配置される。この状態における搬送羽根22と撹拌部材30の位置関係は図2(A)に示すとおりであり、撹拌部31は搬送羽根22の外周面に接触している。
スクリュー20が回転すると、弾性部材34が搬送羽根22によって上方に押し上げられ、図2(B)に最上点として示すように、撹拌部材30は支点部33を支点として上方に回動し、撹拌部31が搬送羽根22の外周面から離れる。さらに、スクリュー20が回転すると弾性部材34が搬送羽根22の間に沈み込み、撹拌部材30は支点部33を支点として下方に回動し、撹拌部31が搬送羽根22の外周面に当接する。即ち、図2(A)の状態に復帰する。
以上のごとく、本トナー回収装置1においては、スクリュー20の1回転ごとに弾性部材34が搬送羽根22に接触して上下方向に振動し、該振動に基づいて撹拌部31が搬送羽根22の外周面に接離する。これにて、搬送羽根22に付着した廃トナーが崩され、搬送部12に落下する。搬送部12に落下した廃トナーはその嵩密度が低くなり、詰まることなくスクリュー20によって搬送部12を矢印C方向に搬送される。
また、撹拌部材30の振動は弾性部材34が搬送羽根22と接触して生じるため、振動による衝撃が緩和され、騒音をほとんど生じることがなく、感光体ドラム2上に形成されるトナー画像にノイズを発生させることもない。さらに、撹拌部材30はスクリュー20の回転に伴って振動するため、専用の駆動手段を必要とすることはなく、トナー回収装置1の大型化を回避できる。
(他の実施例)
なお、本発明に係るトナー回収装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、本トナー回収装置は、感光体ドラムに限らず、カラー画像を形成するための中間転写ベルトなどの像担持体に適用することも可能である。また、像担持体上の残留トナーを除去する部材はクリーニングブレード以外であってもよい。
また、撹拌部材は複数の部材を組み合わせて形成してもよい。但し、前記実施例のごとく1本の針金で構成すれば、簡単な構造として容易に製作できる。また、弾性部材は撹拌部材の一端部にのみ設けてもよく、撹拌部材への取付け構造なども任意である。
本発明に係るトナー回収装置の基本構造を示す断面図である。 前記トナー回収装置における撹拌部材の動作説明図である。 前記トナー回収装置におけるスクリューと撹拌部材との関係を示す平面図である。 前記トナー回収装置におけるスクリューと撹拌部材との関係を示す斜視図である。
符号の説明
1…トナー回収装置
2…感光体ドラム
10…クリーニングブレード
12…搬送部
20…スクリュー
22…搬送羽根
30…撹拌部材
31…撹拌部
32…加振部
33…振動支点部
34…弾性部材

Claims (4)

  1. 像担持体の表面から残留トナーを除去するトナー回収装置において、
    前記像担持体の表面から除去した廃トナーを搬送する搬送部と、
    前記搬送部で廃トナーを搬送するための搬送羽根を有するスクリューと、
    前記搬送羽根に対して接離自在に設けた撹拌部材と、
    を備え、
    前記撹拌部材は撹拌部と加振部とで構成され、
    前記加振部には弾性部材が取り付けられており、
    前記弾性部材が前記搬送羽根に接触して該搬送羽根の回転に基づいて振動し、該振動に基づいて前記撹拌部が搬送羽根に接離すること、
    を特徴とするトナー回収装置。
  2. 前記像担持体の表面から残留トナーを除去する部材はクリーニングブレードであることを特徴とする請求項1に記載のトナー回収装置。
  3. 前記弾性部材は高密度ウレタンからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトナー回収装置。
  4. 前記撹拌部材は、針金を屈曲して撹拌部と加振部さらに振動支点部を一体的に形成し、
    前記弾性部材は前記加振部に取り付けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のトナー回収装置。
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