JP4783225B2 - 印刷制御プログラム及び情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、印刷制御プログラム及び情報処理装置に関する。
プリンタドライバは、アプリケーションによって編集された文書について、プリンタに解釈可能なデータ(以下「印刷データ」という。)への変換等を実行するプログラムモジュールである。プリンタドライバは、アプリケーションを介して文書の印刷が指示された際等に、印刷データを生成するために必要なパラメータを設定させるためのGUI(Graphical User Interface)を表示させる。例えば、一般的なWindows(登録商標)アプリケーションでは、ファイルメニューの印刷メニュー項目を選択すると当該アプリケーションによって印刷ダイアログが表示される。その印刷ダイアログにおけるプロパティボタンを押すと、印刷先として選択されているプリンタに対応するプリンタドライバのGUI、すなわち、プリンタプロパティダイアログが表示される。このプリンタプロパティダイアログが、プリンタドライバによって表示されるGUIであり、当該プリンタドライバが対応するプリンタにおいて設定可能な印刷属性(集約、両面印刷、ステープル、パンチ等)を設定させるためのダイアログである。
ところで、印刷時に設定可能な印刷属性は、プリンタの機種ごとに異なる。したがって、プリンタプロパティダイアログもプリンタの機種毎に異なった画面が表示される。厳密には、機種毎に異なったプリンタドライバが提供されるのが一般的であり、各プリンタドライバは、当該プリンタに対応するプリンタプロパティダイアログを表示させるよう実装されている。したがって、ユーザが印刷時に印刷先のプリンタを選択すると、選択されたプリンタに対応するプリンタドライバによって、当該プリンタに対応したプリンタプロパティダイアログを表示されるのである。
特開2000−15889号公報
しかしながら、ユーザの多様なニーズに対応するためプリンタの機種も多種多様なものとなっている昨今において、機種毎にプリンタプロパティダイアログを開発するのは、開発者側にとって大きな負担となっているという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、プリンタの機種に対応したユーザインタフェースの開発を簡便化することのできる印刷制御プログラム及び情報処理装置の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、画像処理装置に対して送信する印刷データの変換を行う印刷制御プログラムであって、印刷データを送信する画像処理装置の機種に対応する印刷属性設定画面の表示に関する情報が定義された表示情報と、印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御に関する情報が定義された表示制御情報とに基づいて、印刷属性設定画面を表示制御する表示制御部としてコンピュータを機能させ、前記表示制御部は、前記表示情報と前記表示制御情報との関連付けが定義された機種依存情報に基づいて、前記印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御を行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明は、画像処理装置に対して送信する印刷データの変換を行う印刷制御手段を有する情報処理装置であって、印刷データを送信する画像処理装置の機種に対応する印刷属性設定画面の表示に関する情報が定義された表示情報と、印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御に関する情報が定義された表示制御情報とを記憶装置に記憶する記憶制御手段と、前記記憶装置に記憶された表示情報と表示制御情報とに基づいて、印刷属性設定画面を表示制御する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示情報と前記表示制御情報との関連付けが定義された機種依存情報に基づいて、前記印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御を行うことを特徴とする。
このような印刷制御プログラム又は情報処理装置では、プリンタの機種に対応したユーザインタフェースの開発を簡便化することができる。
本発明によれば、プリンタの機種に対応したユーザインタフェースの開発を簡便化することのできる印刷制御プログラム及び情報処理装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。図1において、印刷システム1は、ホストコンピュータ10とプリンタ20とより構成されている。
プリンタ20は、一般的なプリンタであり、ホストコンピュータ10からの指示に応じ印刷処理を実行する。プリンタ20は、例えば、RS−232Cケーブル若しくはUSBケーブル等のケーブル、又はLAN(Local Area Network)等のネットワークを介してホストコンピュータ10に接続されている。
ホストコンピュータ10は、ユーザが文書データの生成や文書データの印刷指示等を行うために利用するコンピュータである。ホストコンピュータ10は、例えば、Windows(登録商標)等のOS(Operating System)上で、各種のソフトウェアを実行する。図1において、ホストコンピュータ10は、文書データ等の印刷に関する機能として、アプリケーション11、グラフィックエンジン12、プリンタドライバ13、スプーラ14、機種依存ファイル15及びUIビルダ16等を有している。これらは、ホストコンピュータ10にインストールされたプログラムが、非図示のCPUによって処理されることにより機能する。なお、当該プログラムは、ネットワークを介してダウンロードされてもよいし、CD−ROM等の記録媒体501よりインストールされてもよい。
アプリケーション11は、文書データ等、プリンタ20に印刷させる情報の生成等に利用されるワープロソフト又は表計算ソフト等のアプリケーションである。グラフィックエンジン12は、プリンタやディスプレイ等のデバイスの種別による差違を吸収した描画用の関数インタフェースをアプリケーション11に提供するモジュールである。アプリケーション11は、操作対象となっている文書データの印刷が指示されると、グラフィックエンジン12の関数を呼び出す。
グラフィックエンジン12は、アプリケーション11からの関数呼び出しに応じ、アプリケーション固有の形式による文書データをアプリケーション非依存の形式のデータ(例えば、EMF形式等のデータ、以下「描画データ」という。)に変換し、生成された描画データをプリンタドライバ13に出力する。なお、グラフィックエンジン12は、例えば、Windows(登録商標)環境においてはGDI(Graphics Device Interface)が相当する。
プリンタドライバ13は、UIドライバ131、画像処理ドライバ132、及び双方向通信ドライバ133等より構成されている。UIドライバ131は、印刷属性(集約、両面印刷、ステープル、パンチ等の印刷条件)を設定させるためのGUI(Graphical User Interface)としてプリンタプロパティダイアログ(印刷属性設定画面)を表示させる。画像処理ドライバ132は、グラフィックエンジン12より出力された描画データを、プリンタ20に解釈可能な形式(例えば、PDL(Page Description Language))の印刷データへ変換する。この際、画像処理ドライバ132は、UIドライバ131が表示させるプリンタプロパティダイアログにおいて設定された印刷属性に応じて印刷データを生成する。双方向通信ドライバ133は、プリンタ20との双方向通信を行うことにより、スプーラ14にスプールされている印刷データをプリンタ20に送信したり、プリンタ20の機器情報を取得したりする。機器情報にはプリンタ20の機種を識別するための情報が含まれている。
機種依存ファイル15は、UIドライバ131が表示させるプリンタプロパティダイアログの表示情報等が定義されたファイルであり、機種ごとに存在する。UIドライバ131は、プリンタプロパティダイアログの表示の際、印刷先として選択されているプリンタの機種に対応した機種依存ファイル15を読み込み、当該機種依存ファイル15の定義内容にしたがって、プリンタプロパティダイアログを動的に構築する。すなわち、本実施の形態におけるプリンタドライバ13は、そのGUIに関する情報は機種依存ファイル15に分離されており、ハードコーディングされていない。したがって、機種依存ファイル15を切り替えることで異なる機種に対応したプリンタプロパティダイアログを表示させることができる。
UIビルダ16は、異なる機種に対応したプリンタプロパティダイアログを動的に表示させることのできるUIドライバ131の開発環境を提供する。
図2は、UIドライバ及び機種依存ファイルの構成例を示す図である。図2において機種依存ファイル15は、UI動作記述ファイル151、リソースファイル152、及びヘルプファイル153等より構成される。すなわち、機種依存ファイル15は、一つのファイルではなく、これらのファイルを総称する場合の呼び名である。ヘルプファイル153は、いわゆるヘルプファイルである。例えば、プリンタプロパティダイアログの各表示部品のヘルプ情報が格納される。リソースファイル152は、プリンタプロパティダイアログに関する静的な情報が定義されているファイルである。すなわち、リソースファイル152には、各表示部品が操作された際の表示制御情報(動的な情報)は定義されていない。例えば、リソースファイル152には、プリンタプロパティダイアログの表示情報として、プリンタプロパティダイアログ上における表示部品(テキストボックス、コンボボックス、チェックボタン、ラジオボタン等)の配置情報や、表示部品に表示させる文字列等が定義される。一方、UI動作記述ファイル151は、リソースファイル152において定義されている各表示部品が操作された際の表示制御情報(すなわち、動的な情報)が定義される。なお、複数言語(日本語、英語等)に対応する場合、リソースファイル152及びヘルプファイル153は、言語ごとに作成される。
一方、UIドライバ131は、UIドライバ共通部1312とUIドライバ機種依存部1311とから構成される。UIドライバ共通部1312は、プリンタプロパティダイアログの表示制御に関し、プリンタの機種に依存しないロジック(制御情報)が実装された部分である。したがって、複数の機種に対して共通的に実装される。例えば、UIドライバ共通部1312は、UI動作記述ファイル151の定義内容にしたがってイベント処理を実行することで、機種共通のイベントプロシージャを実現する。UIドライバ機種依存部1311は、機種依存ファイル15とUIドライバ共通部1312との仲介及びマッピングを行う部分であり、機種ごとに実装される。
図3は、機種に応じたプリンタプロパティダイアログを表示させる際の機種依存ファイルとUIドライバとの関係を概念的に示す図である。図3では、二つの機種(機種A、機種B)に対するそれぞれのプリンタプロパティダイアログを表示させる場合について示されている。機種Aに対応するのが、プリンタプロパティダイアログ134aである。機種Bに対応するのが、プリンタプロパティダイアログ134bj及び134beである。プリンタプロパティダイアログ134bjは、日本語版であり、プリンタプロパティダイアログ134beは英語版である。
このようなプリンタプロパティダイアログを表示させる場合、機種A及び機種Bのそれぞれに対する機種依存ファイルが必要とされる。図中において機種依存ファイル15aは機種Aに対応し、機種依存ファイル15bは機種Bに対応する。それぞれの機種依存ファイル15は、図2において説明したように当該機種のプリンタプロパティダイアログに対応したUI動作記述ファイル151、リソースファイル152、及びヘルプファイル153等より構成されている。但し、機種Bについては多言語対応がなされており、リソースファイル152及びヘルプファイル153が言語毎に存在する。すなわち、リソースファイル152bj及びヘルプファイル153bjは日本語用であり、リソースファイル152be及びヘルプファイル153beは英語用である。
UIドライバ131においても、機種A及び機種Bのそれぞれに対応するUIドライバ機種依存部1311が必要とされる。図中においてUIドライバ機種依存部1311aは機種Aに対応し、UIドライバ機種依存部1311bは機種Bに対応する。
このようなモジュール構成において、UIドライバ共通部1312は、機種Aに対応した機種依存ファイル15aをUIドライバ機種依存部1311aを介して解釈し、機種Aに対応したプリンタプロパティダイアログ134aを表示させる。また、UIドライバ共通部1312は、機種Bに対応した機種依存ファイル15bをUIドライバ機種依存部1311bを介して解釈し、機種Bに対応したプリンタプロパティダイアログ134bj又は133beを表示させる。
したがって、新たな機種(ここでは「機種C」とする。)に対応したプリンタプロパティダイアログを表示させたい場合、機種Cに対する機種依存ファイル15とUIドライバ機種依存部1311とを作成すればよい。このように、本実施の形態におけるプリンタドライバ13は、機種又は言語に依存する部分とそうでない部分とが明確に分離されているため、新たな機種対応又は言語対応を容易に行える構成とされている。但し、機種依存ファイル15及びUIドライバ機種依存部1311等を汎用的なテキストエディタで作成するためには、それぞれの文法等を習熟する必要があり、そのための工数が必要とされる。そこで、UIビルダ16は、GUIによって対話的に機種依存ファイル15及びUIドライバ機種依存部1311の作成を支援する。
UIビルダ16の詳細について説明する。図4は、UIビルダの機能を説明するための図である。プリンタプロパティダイアログを新規に作成する場合、UIビルダ16は、リソースファイル152を入力情報として読み込み(S11)、各リソース(プリンタプロパティダイアログ及びその表示部品等)の属性を設定させる画面(属性設定画面)を表示させる。なお、リソースファイル152は、一般に市販されているリソース作成ツール(リソースエディタ)によって作成しておけばよい。ユーザは、属性設定画面において、表示部品等に対する属性(表示制御情報等)を設定する。属性の設定が完了し、ユーザからの指示が入力されると、UIビルダ16は、属性設定画面において設定された属性情報及びリソースファイル152に格納されているリソース情報に基づいて、UI動作記述ファイル151及びUIドライバ機種依存部1311のソースコードを生成し、出力する(S12、S13)。UIビルダ16は、また、プリンタドライバ13のインストール情報を生成し、当該インストール情報を格納したINFファイル135を出力する。
続いて、UIドライバ131のビルド指示がユーザより入力されると、UIビルダ16は、UIドライバ共通部1312のソースコードとUIドライバ機種依存部1311のソースコードとを読み込み、これらをコンパイル及びリンクすることにより(S17)、UIドライバ131のバイナリコードを生成(ビルド)する(S18)。なお、UIドライバ共通部1312のソースは、予め作成しておく。UIドライバ共通部1312は、機種非依存の部分であるため、一つ作成しておけば各機種に対して共通に利用される。
続いて、インストールディスク17の作成が指示されると、UIビルダ16は、リソースファイル152、UI動作記述ファイル151、INFファイル135、UIドライバ131、ヘルプファイル153、画像処理ドライバ132、及び双方向通信ドライバ133等をインストールディスク17にコピーする。ユーザは、インストールディスク17をリリースすることで、購入者にプリンタドライバ13をインストールさせ、利用させることができる。なお、ヘルプファイル153は、外部のエディタ等のツールによって作成しておく。また、画像処理ドライバ132及び双方向ド通信ドライバ133は、機種非依存のモジュールであるため、既に作成され、保管されているものがインストールディスク17にコピーされる。
以下、UIビルダ16によるUIドライバ131の生成処理ついて更に具体的に説明する。図5は、UIビルダによるUIドライバの生成処理を説明するためのフローチャートである。
UIビルダ16は、起動されると(S101)、メイン画面を表示させる(S102)。メイン画面のメニューより、予め作成されているリソースファイル152が選択されると(S103)、UIビルダ16は、当該リソースファイル152に格納されているリソース情報をメモリ上に読み込む(S104)。
図6は、プリンタプロパティダイアログのリソース情報の例を示す図である。また、図7は、リソース情報に基づくプリンタプロパティダイアログの表示例を示す図である。図6のリソース情報1521は、図7に示されるプリンタプロパティダイアログ134のリソース情報である。すなわち、図6と図7との参照番号は対応しており、図7における各表示部品は、図6において、当該表示部品と同一の参照番号に係る定義に基づいて表示される。
更に、リソース情報には、文字列の定義に関する情報も含まれている。図8は、文字列リソースのリソース情報の例を示す図である。図8のリソース情報は、一般的にストリングテーブルと呼ばれ、文字列IDと、その文字列IDに対応する文字列とが定義されている。例えば、図8では、「IDS_FREESIZE_KEY7」という文字列IDに対して、「FreeSize6」という文字列が定義されている。こうすることで、プログラムのソースコード内では、文字列IDによって文字列を扱うことができる。したがって、文字列IDに対応する文字列を変更することで、ソースコードを変更しなくても表示される文字列等を変更することができる。
図5のステップS104では、図6及び図8に示したようなリソース情報が読み込まれる。
続いて、UIビルダ16は、読み込んだリソース情報に基づいて属性設定画面を表示させ(S105)、当該属性設定画面上においてプリンタプロパティダイアログ及びその表示部品に対する属性の設定を受け付ける(S106)。図9は、属性設定画面の第一の表示例を示す図である。
図9に示されるように、属性設定画面160は、ダイアログ構成表示領域161と属性設定領域162とより構成されている。ダイアログ構成表示領域161には、リソース情報に基づいて、プリンタプロパティダイアログ及びプリンタプロパティダイアログ上の表示部品のリソースIDの一覧が表示される領域である。属性設定領域162は、ダイアログ構成表示領域161において選択されているリソース(ダイアログ又は表示部品)に対する属性を設定させるための領域である。したがって、属性設定領域162に表示される項目は、選択項目に応じて異なる。図9では、プリンタプロパティダイアログそれ自体が選択項目とされている。したがって、図9の属性設定領域162には、プリンタプロパティダイアログの属性項目が表示されている。
また、図10は、属性設定画面の第二の表示例を示す図である。図10では、図6及び図7において、参照番号1356によって示されるコンボボックスの項目がダイアログ構成表示領域161において選択されている例が示されている。したがって、属性設定領域162には、コンボボックス1356に対応した属性項目が表示されている。例えば、HideJudge項目1621は、コンボボックス1356が非表示となるための条件を設定するための項目である。また、DisableJudge項目1622は、コンボボックス1356が半輝度となるための条件を設定するための項目である。また、Alert項目1623、Transact項目1624は、それぞれ、アラート処理、コンボボックス内の項目の選択後の処理を設定するための項目である。また、StartCommand項目1625及びEndCommand項目1626は、当該表示部品に対する設定内容がとPJL(Printer Job Language)コマンド(の雛形)との対応関係を設定するための項目である。また、DevmodeLayout項目1627は、当該表示部品に対する設定内容と、印刷属性としてUIドライバ共通部1312が解釈可能な変数(例えば、DEVMODE構造体のメンバ変数)との関連付けを設定するための項目である。各項目の値は、必ずしもその文字列をキーボードより入力する必要はなく、選択肢の中から選択することで値を設定できるものもある。
図11は、属性項目の値の設定例を示す図である。図11では、DevmodeLayout項目1627の値が、複数の選択肢の中から選択されている様子が示されている。
ところで、図11のダイアログ構成表示領域161では、コンボボックス1356の下位項目1356aとして、コンボボックス1356の選択肢として表示させる文字列のリソースIDが表示されている。このような選択肢の追加は、例えば、文字列リソースの表示画面1523より、各項目をドラッグ・アンド・ドロップすることで行うことができる。
属性設定画面160における属性設定が終了し、UIドライバ131の生成指示を受け付けると(S107)、UIビルダ16は、属性設定画面160の設定内容に基づいて、UI動作記述ファイル151と、UIドライバ機種依存部1311のソースコードとを生成し、ファイルとして出力する(S108、S109)。
図12は、UI動作記述ファイルの定義例を示す図である。本実施の形態におけるUI動作記述ファイル151には、表示部品ごとに*OpenUI区1511と*CloseUI区1512との間に、当該表示部品に対して属性設定画面160において設定された内容の一部が出力される。但し、図12では、便宜上、コンボボックス1356に関する定義のみが記述されている。例えば、コンボボックス1356をUI動作記述ファイル151内において一意に識別するための部品ID1513(「RPD_IDC_STAMP_CHAR_CHOICE_FONTSTYLE」)、デフォルト値1514(IDS_STAMP_FONTSTYLE_NORMAL)、選択肢の一覧1515、PJLのオプションコマンドの雛形1516等が記述されている。
UI動作記述ファイル151は、また、Exclusive定義1517を含む。Exclusive定義1517には、表示部品ごとに、部品ID、非表示条件、半輝度条件、選択肢表示条件、アラート処理、選択後処理、初期化動作等が記述される。図12では、便宜上、コンボボックス1356に関する定義のみが記述されている。
なお、本実施の形態において、UI動作記述ファイル151における表示部品の部品IDは、リソースファイル152におけるリソースIDに基づいて生成される。図12でも、コンボボックス1356のリソースID(IDC_STAMP_CHAR_CHOICE_FONTSTYLE)に、「RPD_」という接頭語を付加した文字列が、部品IDとされている。
図13は、UIドライバ機種依存部のソースコードの定義内容を概念的に示す図である。図13に示されるように、UIドライバ機種依存部1311のソースコード内では、表示部品ごとに、DEVMODE構造体のメンバ変数と、UI動作記述ファイル151における部品IDと、リソースファイル152におけるリソースIDとの関連付けが主に定義されている。図中では、例として、コンボボックス1356に関する定義が示されている。なお、図中では表形式によって表現されているが、例えば、ソースコード中には、図に示される表が構造体の値として定義される。
UI動作記述ファイル151及びUIドライバ機種依存部1311のソースコードが出力された後、UIドライバ131のビルドが指示されると、UIビルダ16は、UIドライバ共通部1312のソースコードとUIドライバ機種依存部1311のソースコードとを読み込み、これらをコンパイル及びリンクすることにより、UIドライバ131のバイナリコードを生成(ビルド)する(S110)。
次に、以上のように生成されるUIドライバ131のプリンタプロパティダイアログの制御処理について説明する。図14は、UIドライバによるプリンタプロパティダイアログの制御処理を説明するためのフローチャートである。
或るアプリケーションの文書の印刷の際等に、プリンタプロパティダイアログの表示が指示されると、UIドライバ共通部1312は、印刷先の機種に対応したリソースファイル152及びUI動作記述ファイル151等に基づいて、プリンタプロパティダイアログを表示させる(S201)。プリンタプロパティダイアログ上の表示部品がユーザによって操作されると、UIドライバ共通部1312には操作に対応したイベントと操作の対象となった表示部品のリソースIDとが通知される(S202)。この仕組みは、例えば、Windows(登録商標)等のOSによって提供される。UIドライバ共通部1312は、UIドライバ機種依存部1311に定義されているリソースIDと部品IDとの関連付けに基づいてリソースIDより部品IDを導出する(S203)。続いて、UIドライバ共通部1311は、UI動作記述ファイル151内における当該部品IDに対応した定義内容に基づいて、操作に対応した表示制御を行う(S204)。なお、ステップS202〜S204は、プリンタプロパティダイアログ上で、各種設定が行われるたびに実行される。設定が完了し、ユーザによってプリンタプロパティダイアログのOKボタンがクリックされると(S205)、UIドライバ共通部1311は、UIドライバ機種依存部1311に定義されているDEVMODE構造体のメンバ変数と部品IDとの関連付けに基づいて、各表示部品に設定された値を、DEVMODE構造体の各メンバ変数に設定する(S206)。UIドライバ共通部1311は、また、UI動作記述ファイル151における表示部品ごとのPJLコマンドの雛形に対して設定値を当てはめ、プリンタプロパティダイアログの設定内容に応じたPJLデータを生成する(S207)。
なお、UIドライバ131によって生成されたDEVMODE構造体及びPJLデータは、画像処理ドライバ132によって印刷データが生成される際に用いられる。
上述したように、本実施の形態におけるプリンタドライバ13は、機種依存部分と機種非依存の部分とが明確に分離された構成となっている。したがって、UIビルダ16は、機種非依存部分を定義させることで、機種に応じたユーザインタフェース、すなわち、プリンタプロパティダイアログを簡便に生成することができる。特にUIビルダ16は、GUI(Graphical User Interface)に基づく対話的なインタフェースによって、機種依存部分を定義させることができるため、ユーザに対する作業負担を軽減させることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における印刷システムの構成例を示す図である。 UIドライバ及び機種依存ファイルの構成例を示す図である。 機種に応じたプリンタプロパティダイアログを表示させる際の機種依存ファイルとUIドライバとの関係を概念的に示す図である。 UIビルダの機能を説明するための図である。 UIビルダによるUIドライバの生成処理を説明するためのフローチャートである。 プリンタプロパティダイアログのリソース情報の例を示す図である。 リソース情報に基づくプリンタプロパティダイアログの表示例を示す図である。 文字列リソースのリソース情報の例を示す図である。 属性設定画面の第一の表示例を示す図である。 属性設定画面の第二の表示例を示す図である。 属性項目の値の設定例を示す図である。 UI動作記述ファイルの定義例を示す図である。 UIドライバ機種依存部のソースコードの定義内容を概念的に示す図である。 UIドライバによるプリンタプロパティダイアログの制御処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 印刷システム
10 ホストコンピュータ
11 アプリケーション
12 グラフィックエンジン
13 プリンタドライバ
14 スプーラ
15 機種依存ファイル
16 UIビルダ
20 プリンタ
131 UIドライバ
132 画像処理ドライバ
133 双方向通信ドライバ
151 UI動作記述ファイル
152 リソースファイル
153 ヘルプファイル
501 記録媒体
1311 UIドライバ機種依存部
1312 UIドライバ共通部

Claims (9)

  1. 画像処理装置に対して送信する印刷データの変換を行う印刷制御プログラムであって、
    印刷データを送信する画像処理装置の機種に対応する印刷属性設定画面の表示に関する情報が定義された表示情報と、印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御に関する情報が定義された表示制御情報とに基づいて、印刷属性設定画面を表示制御する表示制御部としてコンピュータを機能させ、
    前記表示制御部は、
    前記表示情報と前記表示制御情報との関連付けが定義された機種依存情報に基づいて、前記印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御を行うことを特徴とする印刷制御プログラム。
  2. 前記表示情報、前記表示制御情報、及び前記機種依存情報は、前記画像処理装置の機種に依存し、前記表示制御部は機種に依存しないことを特徴とする請求項1記載の印刷制御プログラム。
  3. 前記表示情報には、前記印刷属性設定画面に配置される表示部品、該表示部品の配置情報、及び該表示部品に表示される文字列が定義されることを特徴とする請求項1又は2記載の印刷制御プログラム。
  4. 前記機種依存情報には、前記表示部品ごとに、表示情報と、表示制御情報と、DEVMODE構造体のメンバ変数との関連付けが定義されることを特徴とする請求項3記載の印刷制御プログラム。
  5. 画像処理装置に対して送信する印刷データの変換を行う印刷制御手段を有する情報処理装置であって、
    印刷データを送信する画像処理装置の機種に対応する印刷属性設定画面の表示に関する情報が定義された表示情報と、印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御に関する情報が定義された表示制御情報とを記憶装置に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶装置に記憶された表示情報と表示制御情報とに基づいて、印刷属性設定画面を表示制御する表示制御手段とを有し、
    前記表示制御手段は、
    前記表示情報と前記表示制御情報との関連付けが定義された機種依存情報に基づいて、前記印刷属性設定画面に対する操作に応じた表示制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記表示情報、前記表示制御情報、及び前記機種依存情報は、前記画像処理装置の機種に依存し、前記表示制御手段は機種に依存しないことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記表示情報には、前記印刷属性設定画面に配置される表示部品、該表示部品の配置情報、及び該表示部品に表示される文字列が定義されることを特徴とする請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. 前記機種依存情報には、前記表示部品ごとに、表示情報と、表示制御情報と、DEVMODE構造体のメンバ変数との関連付けが定義されることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記表示情報に基づいて、前記表示制御情報と前記機種依存情報とを生成する生成手段を更に有することを特徴とする請求項5乃至8いずれか一項記載の情報処理装置。
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