JP2010026656A - 印刷制御装置、設定画面制御方法、及び設定画面制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、設定画面制御方法、及び設定画面制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷制御の設定と設定画面のカスタマイズを簡便に行うことが可能な印刷制御装置、設定画面制御方法、及び設定画面制御プログラムを提供する。
【解決手段】印刷制御装置100は、画像形成装置200の印刷動作を制御する装置であって、印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、画像形成装置200に装着可能なオプション機器及び/又は画像形成装置200の提供機能に関する情報や、画像形成装置200に対応する印刷制御設定画面Wのレイアウトに関する情報が定義された機種依存データ51nを解析するデータ解析手段41と、
データ解析手段41による解析結果から得られる、印刷制御設定画面Wを制御するときに用いる制御値に基づき、印刷制御設定画面Wの生成や表示を制御する設定画面制御手段21と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタドライバなどの印刷制御ソフトウェアを搭載した印刷制御装置に関し、特に、印刷制御ソフトウェアが提供する印刷制御設定画面(UI画面)をカスタマイズする技術に関するものである。
ユーザは、アプリケーションソフトウェアなどにより作成・編集した文書データなどを印刷する場合に、使用しているPC(Personal Computer)にインストールされたプリンタドライバ(印刷制御ソフトウェア)を介して、接続されるプリンタなどの画像形成装置に印刷データを送信し印刷を行う。このとき、プリンタドライバは、文書データなどのアプリケーションデータを、画像形成装置が印刷処理可能なデータ形式に変換し、変換後のデータを送信している。
このように、プリンタドライバにおいて実現される機能は、画像形成装置に搭載されている機能のスペックに依存している。
そのため、ユーザは、画像形成装置ごとに互換性のあるプリンタドライバを入手し、PCにインストールする必要があり、その対応作業は煩雑である。
また、画像形成装置を製造するメーカーは、製品ごとのプリンタドライバを開発し、ユーザに対して提供する必要があり、製品の多いメーカーにとって多大な負担となる。
そこで、特許文献1には、「画像形成装置に共通するプリンタドライバが、データ通信可能な画像形成装置から当該装置の性質(アトリビュート)を示す構成データを取得し、取得した構成データに基づいて印刷処理を行う」ことによって、開発者が画像形成装置ごとに異なるプリンタドライバを開発しなくてもよく、また、ユーザが画像形成装置ごとの印刷環境に容易に対応することができるプリンタドライバのカスタマイズ手法が提案されている。
特開2005−302031号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたプリンタドライバのカスタマイズ手法では、画像形成装置が有する機能の有無(提供機能の状態)を、動的にプリンタドライバへ反映させることは可能であるが、ユーザがプリンタドライバの設定画面を介して変更した印刷制御の各種設定(ユーザ独自の設定)までを反映させることはできない。
例えば、ユーザが使用するPCを、新しいPCに入れ替える作業を行った場合、新しいPCから、以前と同じように画像形成装置を利用するためには、プリンタドライバをインストールする必要がある。そのため、新しいPC環境において、ユーザは、プリンタドライバをインストール後に、再び印刷制御の設定変更を行わなければならない。この作業は、ユーザにとって煩雑なものである。さらに、システム管理者の場合では、入れ替える台数が多ければ、設定変更作業を繰り返して行わなければならず、手間がかかり煩雑さが増す。
また、従来のプリンタドライバでは、印刷制御の設定環境としてユーザに提供されるユーザインタフェース(UI)について、カスタマイズすることができない。
現在の画像形成装置は、情報処理技術の高度化やユーザニーズの多様化などに伴い、単体で様々な機能を提供可能な構成となっている。これに対応するように、現在のプリンタドライバは、画像形成装置が有する機能を制御するための様々な設定が可能で、その設定画面の内容は複雑化してきている。
そこで、プリンタドライバでは、ユーザビリティ向上の観点から、画像形成装置が有する機能の有無だけでなく、ユーザによる設定変更の内容も、設定画面へ動的に反映する(ユーザによって変更された印刷制御項目を設定済み状態にする)機能の提供や、ユーザが使用用途に応じて、必要な設定画面を選択決定できるなどの設定画面のカスタマイズが可能な機能を提供することが望まれる。
本発明では、上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、印刷制御の設定と設定画面のカスタマイズを簡便に行うことが可能な印刷制御装置、設定画面制御方法、及び設定画面制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にあっては、印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手段と、を有する印刷制御装置を要旨としている。
このような構成によって、本発明に係る印刷制御装置は、プリンタドライバを構成するソフトウェア部品群に含まれない、印刷制御対象である画像形成装置に依存する機器・機能情報や画面レイアウト情報が定義される機種依存データを解析し、その解析結果から得られるUIドライバにより生成・表示される印刷制御設定画面の制御に用いる各種制御値に基づいて、プリンタドライバが提供する印刷制御設定画面の生成・表示、また、プリンタドライバが提供する各種機能の有効化/無効化、設定変更の可否、さらに、設定画面を構成するグラフィック部品の配置(レイアウト)などを制御する。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値が設定された画面制御設定データを生成するデータ生成手段を有し、前記設定画面制御手段が、前記データ生成手段により前記画面制御設定データが生成された場合に、生成された画面制御設定データに設定される制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記データ生成手段が、印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品により実現されることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記設定画面制御手段が、前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面のレイアウトに関する制御値に基づいて、前記印刷制御設定画面の画面領域内における画面を構成するグラフィック部品の配置を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記設定画面制御手段が、前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器に関する制御値に基づいて、前記印刷制御設定画面における使用可能なオプション機器の表示を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記設定画面制御手段が、前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記画像形成装置の提供機能に関する制御値に基づいて、前記印刷制御設定画面における使用可能な提供機能の表示を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記設定画面制御手段が、前記画像形成装置の提供機能に関する制御値である、前記提供機能の有効化又は無効化を示す値に基づいて、前記提供機能の表示又は非表示を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、前記設定画面制御手段が、前記画像形成装置の提供機能に関する制御値である、前記提供機能に対する制御設定の設定変更可否を示す値に基づいて、前記提供機能を、半輝度の状態で表示するように制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印刷制御装置は、データ解析対象の機種依存データを指定するデータ指定手段を有し、前記データ解析手段が、前記データ指定手段により指定された機種依存データを解析することを特徴とする。
これによって、本発明の印刷制御装置は、印刷制御の設定と設定画面のカスタマイズを簡便に行うことができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る設定画面制御方法は、画像形成装置の印刷動作を制御する印刷制御装置における制御方法であって、印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手順と、前記データ解析手順による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手順と、を有することを特徴とする。
このような手順によって、本発明に係る設定画面制御方法は、印刷制御装置において、プリンタドライバを構成するソフトウェア部品群に含まれない、印刷制御対象である画像形成装置に依存する機器・機能情報や画面レイアウト情報が定義される機種依存データを解析し、その解析結果から得られるUIドライバにより生成・表示される印刷制御設定画面の制御に用いる各種制御値に基づいて、プリンタドライバが提供する印刷制御設定画面の生成・表示、また、プリンタドライバが提供する各種機能の有効化/無効化、設定変更の可否、さらに、設定画面を構成するグラフィック部品の配置(レイアウト)などを制御する設定画面制御動作を実現する。
これによって、本発明に係る設定画面制御方法は、印刷制御の設定と設定画面のカスタマイズを簡便に行うことが可能な印刷制御の設定環境を提供できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る設定画面制御プログラムは、画像形成装置の印刷動作を制御する印刷制御装置におけるプログラムであって、コンピュータを、印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手段と、前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手段として機能させる。
本発明によれば、プリンタドライバを構成するソフトウェア部品群に含まれない、印刷制御対象である画像形成装置に依存する機器・機能情報や画面レイアウト情報が定義される機種依存データを基に、プリンタドライバが提供する印刷制御設定画面表示や画面構成を制御可能な構成としたことにより、印刷制御の設定と設定画面のカスタマイズを簡便に行うことができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る印刷システムについて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る印刷システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、印刷システム1は、プリンタドライバなどの印刷制御ソフトウェアを搭載し、印刷時の動作設定や印刷の実行指示などを行う印刷制御装置100と、印刷指示を受け付けると、指定された動作設定に従って印刷を行う画像形成装置200とから構成され、それぞれがネットワークなどのデータ伝送路90に接続されている。
このような構成により、印刷制御装置100において、ユーザがアプリケーションソフトウェアなどにより作成・編集した文書の印刷データを、プリンタドライバを介して画像形成装置200へ送信し、画像形成装置200において、受信した印刷データを基に印刷を行うことができる。
なお、図1では、印刷制御装置100と画像形成装置200とが直接データ伝送路90で接続される例を示したが、これに限らず、複数の印刷制御装置100及び画像形成装置200が、有線及び/又は無線回線により構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク(データ通信網)を介して接続される構成であっても良く、互いの装置間でデータ通信が可能なシステム環境であれば良い。
<ハードウェア構成>
続いて、本実施形態に係る印刷制御装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る印刷制御装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、印刷制御装置100は、入力装置101と、表示装置102と、ドライブ装置103と、RAM(Random Access Memory)104と、ROM(Read Only Memory)105と、CPU(Central Processing Unit)106と、インタフェース装置107と、HDD(Hard Disk Drive)108とから構成され、それぞれバスで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどで構成され、印刷制御装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどで構成され、印刷制御装置100による処理結果などを表示する。
インタフェース装置107は、印刷制御装置100をデータ伝送路90に接続するインタフェースである。データ伝送路90には、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブルやネットワークケーブルなどが挙げられる。印刷制御装置100は、インタフェース装置107を介して画像形成装置200などの外部機器とのデータ通信を行う。なお、本実施形態に係るインタフェース装置107では、有線によるデータ通信を一例としているが、無線通信装置(非図示)を、インタフェース装置107を介して接続し、データ通信を行う構成であっても良い。
HDD108は、大容量の記憶領域を備えた不揮発性の記憶装置である。HDD108には、例えば、印刷制御装置100全体を制御し、基本情報処理システムを提供するプログラムやデータ、また、情報処理システムにおいて各種機能(例えば「印刷制御機能やデータ通信機能」などのアプリケーション)を提供するプログラムやデータなどが格納されている。また、HDD108は、格納しているこれらのプログラムやデータを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理する。
なお、上記プログラムやデータは、例えばCD(Compact Disk)などの記録媒体103aによって印刷制御装置100に提供されるか、データ伝送路90からインタフェース装置107を介してダウンロードされる。その中で、記録媒体103aから提供される場合は、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103を介してHDD108にインストールされる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、印刷制御装置100が起動されるときに実行される起動システム(例えばBIOS(Basic Input/Output System)など)を提供するプログラムやデータ、また、印刷制御装置100の各種システム設定やネットワーク関連の設定などのデータが格納されている。
一方、RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、RAM104に読み出されたプログラムを実行し、印刷制御装置100全体を制御するとともに、印刷制御装置100が提供する各種機能を実現する。
<ソフトウェア構成>
続いて、本実施形態に係る印刷制御装置100のソフトウェア構成について説明する。なお、以下の説明では、印刷制御機能に関する構成についてのみ説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る印刷制御装置100のソフトウェア構成例を示す図である。
本実施形態に係る印刷制御装置100は、主に、UIドライバ21と、画像処理ドライバ22と、データ通信ドライバ23とから構成されるソフトウェア部品群(プリンタドライバ)によって、ユーザに提供する印刷制御機能を実現している。
UIドライバ21は、印刷制御機能のUI機能を実現するソフトウェア部品群であり、印刷制御に関する設定画面の生成・表示などを制御する各種プログラムやデータにより構成される。
画像処理ドライバ22は、印刷データに対して、指定された設定に従って所定の画像処理を施す機能を実現するソフトウェア部品群であり、印刷データによる描画命令から中間データ(例えば、「印刷制御コード」や「描画コマンド」など。)を生成する前処理22aや、中間データから画像形成装置200が印刷処理可能なデータ(PDL(Page Description Language)データ)への変換や画像を編集(集約や回転)する後処理22bを行う各種プログラムやデータにより構成される。
データ通信ドライバ23は、インタフェース装置107を介して、印刷制御装置100と画像形成装置200との間でデータ通信を行う機能を実現するソフトウェア部品群である。より具体的には、データ通信ドライバ23は、各種通信ポートへの対応を制御するマルチポートマネージャ23aと、データ通信に関する複数のモジュールから共通して利用されるDLL(Dynamic Link Library)であるリソースDLL23bやデータDLL23cと、画像形成装置200と双方向のデータ通信を行いながら、後処理後のデータ(例えば「PDLデータ」など)を転送するランゲージモニタ23dとの各種プログラムやデータにより構成される。
また、印刷制御機能は、上記ソフトウェア部品群の他に、印刷制御装置100に搭載された基本情報処理システムであるOS(Operating System)が有するGDI(Graphic Device Interface)11、スプーラ12、ローカルポートモニタ13などを用いて機能を実現している。
これらのソフトウェア部品群により構成された印刷制御装置100では、プリンタドライバが、アプリケーションAPにより生成されたデータの印刷実行指示を受け付けると、次のような印刷制御処理を実行する。
印刷制御装置100では、まず、アプリケーションAPが、GDI11に対して、予め定められたOSに依存する形式の出力コマンドを渡す(GDI関数を呼ぶ)。また、このとき、プリンタドライバが有するUIドライバ21により受け付けた印刷実行時の動作設定(印刷条件設定)も印刷制御値としてGDI11へと渡される。
GDI11は、受け取った出力コマンドと印刷制御値とに応じた描画命令を、プリンタドライバが有する画像処理ドライバ22の前処理22aへと渡す。
画像処理ドライバ22では、前処理22aが、受け取った描画命令から中間データを生成し、後処理22bが、生成された中間データを、画像形成装置200が印刷処理可能なデータに変換し、その後、後処理22bによって、変換後のデータがスプーラ12へと渡される。
スプーラ12は、変換後のデータを、プリンタドライバが有するデータ通信ドライバ23のランゲージモニタ23dへ渡す。
データ通信ドライバ23では、ランゲージモニタ23dにより、印刷制御装置100と画像形成装置200とが、どのようなデータ伝送路90によって接続されデータ通信可能な状態となっているかを確認し、確認されたデータ伝送路90に応じて、マルチポートマネージャ23a又はローカルポートモニタ13のどちらか一方へ、変換後のデータが渡される。
このとき、マルチポートマネージャ23aにデータが渡された場合には、マルチポートマネージャ23aが、リソースDLL23b及びデータDLL23cを利用して、データ通信に関する所定の処理(例えば「双方向通信」など。)を行う。
その結果、変換後のデータが、マルチポートマネージャ23aから、印刷制御装置100が備えるインタフェース装置107を介して、画像形成装置200へ送信される。
以上のように、印刷制御装置100では、上記ハード及びソフトウェア構成により、例えば、ユーザが動作中のアプリケーションAPにおいて[印刷]メニューを選択指示したことを受けて、プリンタドライバのプログラムが、ハードディスク108からRAM104に読み出され、CPU106により実行され、上記印刷制御処理を行うことで、印刷対象であるアプリデータを基に生成された印刷データ(画像形成装置200が印刷処理可能なデータ)を画像形成装置200へ送信することができる。
なお、前述したソフトウェア構成及び印刷制御機能の動作は、印刷制御装置100が搭載するOSが、米国Microsoft(登録商標)社のWindows(登録商標)であった場合の一例である。
<設定画面制御機能>
ここからは、前述したソフトウェア構成を踏まえて、印刷制御装置100が有する印刷制御機能において動作する設定画面制御処理について説明する。
上記設定画面制御処理は、前述した印刷制御機能を実現するプリンタドライバにおいて、UIドライバ21により行われる。
UIドライバ21により行われる設定画面制御処理では、印刷実行時の動作設定などの画像形成装置200が有する印刷機能に関する各種設定を受け付ける設定画面(UI画面)の生成・表示などの動作を制御することで、印刷制御の設定や設定画面のカスタマイズなどを、ユーザが簡便に行うことが可能な環境を提供する。
以下に、上記設定画面制御機能を実現する機能構成とその動作について説明する。
《機能構成》
図4は、本発明の第1の実施形態に係る設定画面制御機能の構成例を示す図である。図4に示すように、設定画面制御機能は、主に、UIドライバ21が有する(実現する)初期化部31と、機種依存データ指定部32と、画面制御部33と、機能制御部34との複数の機能部と、UIドライバ21のソフトウェア部品群と異なり、独立したソフトウェア部品(異なるプログラム)により機能実現されるデータ生成部41とから構成される。
初期化部31は、UIドライバ21が動作を開始したときに初期化処理を行う。初期化部31が行う初期化処理には、指定された表示コントロールの親画面の決定や、設定画面制御に用いる各制御値の設定(Devmodeメンバの設定)などがある。
上記各制御値の設定は、例えばHDD108などの記憶装置に格納される、設定画面制御に用いる各制御値が設定された画面制御設定データ(プリンタドライバ用データ)52nを基に行う。また、上記画面制御設定データ52nが、HDD108に格納されていない場合には、後述するデータ生成部41に対して機種依存データ51nのデータ解析及び画面制御設定データ52nの生成を要求し、その応答として取得した解析結果を基に行う。
機種依存データ指定部32は、データ生成部41により読み込む、画像形成装置200が装着可能なオプション構成指定、及び機能の有効化/無効化や設定変更可否指定と言った画像形成装置200に依存する機器・機能情報、ならびに、印刷制御設定画面の構成などの画面レイアウト情報が定義された機種依存データ51nの指定を行う。
上記機種依存データ51nは、HDD108に格納されており、機種依存データ指定部32は、データ格納先を、ファイルパスやURL(Uniform Resource Locator)などによって指定する。
画面制御部33は、初期化部31によって設定された各制御値に従って、設定画面の生成・表示を制御する。画面制御部33が行う設定画面制御処理には、印刷制御設定画面を構成するグラフィック部品群の選択や画面上での配置(レイアウト)などがある。
機能制御部34は、初期化部31はよって設定された各制御値に従って、印刷制御機能の有効化/無効化(画像形成装置200による提供機能の使用許可/不許可)、また、その設定変更可否などを制御する。
データ生成部41は、初期化部31からの要求に応じて、機種依存データ指定部32により指定された機種依存データ51nから画面制御設定データ52nを生成する。このとき、データ生成部41は、機種依存データ51nに対してデータ解析を行い、解析結果を基に画面制御設定データ52nを生成し、HDD108にデータファイルとして出力し格納する。また、データ生成部41は、機種依存データ51nの解析結果を、前述した初期化部31へ渡す。
このように、設定画面制御機能は、UIドライバ21が有する上記各機能部と、UIドライバ21から独立して機能するデータ生成部41とが、機種依存データ51nと画面制御設定データ52nとを介して連携動作することで機能を実現している。
これにより、データ生成部41は、複数のUIドライバ21(プリンタドライバ)から共通して利用することができる。その結果、プリンタドライバを構成するソフトウェア部品群のデータ量を軽減することができる。つまり、複数のプリンタドライバにおいて、利用モジュールの共通化を図ることができる。
さらに、機種依存データ51nのデータ形式などの変更に伴う対応も、データ生成部41のみで行うことができ、プリンタドライバの保守・管理を簡便に行うことができる。
また、画像形成装置200に依存する機器・機能情報を、機種ごとに対応した1つの機種依存データ51nとして管理する。従来では、画像形成装置200に依存する各種情報を、UIドライバ21のソフトウェア部品に含めて管理していたが、本実施形態では、UIドライバ21と異なり独立したデータファイル、すなわち外部ファイルとして管理する。
さらに、機種依存データ51nを基に画面制御設定データ52nを動的に生成する。
これにより、機種依存データ51nを追加・削除することで、印刷環境の変化に柔軟に対応することができる。
続いて、設定画面制御機能における上記各機能の連携動作と、設定画面制御時に使用される各種データの詳細について説明する。
《機能の基本動作》
図5は、本発明の第1の実施形態に係るUIドライバ21の印刷制御設定画面(UI画面)を表示する処理手順例を示すフローチャートである。なお、図5に示す処理手順では、画面制御設定データ52nが、まだ生成されていない場合(まだ、所定の記憶装置に格納されていない場合)を想定したものである。
各機能部の説明において前述したように、初期化部31は、画面制御設定データ52nが生成されていない場合に、データ生成部41へデータの生成を要求し、一度、データが生成されると、明示的にその内容の変更が要求されない限り、生成を行わない。
図5に示すように、UIドライバ21は、まず、初期化部31が、機種依存データ指定部32により、機種依存データ51nの格納先が指定されているか否かを判定し(ステップS101)、指定されていると判定された場合には(ステップS101:YES)、指定された格納先から機種依存データ51nを取得する(ステップS102)。
次に、初期化部31は、取得した機種依存データ51nをデータ生成部41へ渡し(データ生成を指示し)、データ生成部41が、機種依存データ51nのデータ解析を行う(ステップS103)。
続いて、データ生成部41は、その解析結果を、要求元の初期化部31へ応答すると伴に、解析結果を基に、画面制御設定データ52nを生成し(ステップS104)、データファイルとしてHDD108へ格納(ファイル出力)する(ステップS105)。
その後、初期化部31は、データ生成部41から取得した解析結果を基に、設定画面制御に用いる各制御値を設定し、画面制御部33及び機能制御部34に対して動作指示する。その結果、画面制御部33及び機能制御部34が、各制御値に従って、設定画面の生成・表示と、印刷制御機能の有効化/無効化、また設定変更可否などを制御し、表示装置102の表示画面に、これらの制御結果が反映された印刷制御設定画面(UI画面)が表示される(ステップS106)。
一方、ステップS101において、機種依存データ51nが指定されていないと判定された場合には(ステップS101:NO)、ステップS106の処理へ移行し、既存の画面制御設定データ52nを基に印刷制御設定画面を表示する。
《使用データの構成》
以下に、上記ステップS103において、データ生成部41がデータ解析を行う機種依存データ51nについて説明する。
図6から図7は、本発明の第1の実施形態に係る機種依存データ51の構成例(その1〜3)を示す図である。
機種依存データ51nには、主に、(A)オプション構成指定、(B)機能の有効化/無効化や設定変更の可否指定、(C)画面レイアウト指定の3種類の情報(機器・機能情報と画面レイアウト情報)を定義できる。図6には、上記(A)の情報が定義されたデータ構成例、図7には、上記(B)の情報が定義されたデータ構成例、図8には、上記(C)の情報が定義されたデータ構成例それぞれが示されている。なお、図6から図8では、上記(A)から(C)の情報が、それぞれ別の機種依存データ51から51として定義されている例が示されているが、1つのデータファイルとしてまとめられていても良い。
(A)オプション構成指定
図6に示すように、オプション構成指定が定義された機種依存データ51は、オプションの名称(OptionName)に対して、オプションのDevmode(DevmodeLayout)、Devmodeのタイプ(Type)、オプションの種類(OptionType)、オプションの属性(Attribute)、及びオプションの使用可否(Use)の複数の情報項目が対応付けられたデータ構成となっている。
この中で、オプションの属性の定義により、 設定画面制御時において、印刷制御設定画面上に表示させる印刷制御設定可能なオプション候補を制御する。さらに、設定可能なオプションに対しては、オプションの使用可否の定義により、オプションを使用するか否かを制御する。
(B)機能の有効化/無効化や設定変更の可否指定
図7に示すように、機能の有効化/無効化や設定変更の可否指定が定義された機種依存データ51は、機能の名称(FunctionName)に対して、機能のDevmode(DevmodeLayout)、Devmodeのタイプ(Type)、機能の有効化/無効化(Enable)、機能の初期値(Value)、及び機能の設定変更可否(Limitation)の複数の情報項目が対応付けられたデータ構成となっている。
この中で、機能の有効化/無効化の定義により、設定画面制御時において、印刷制御設定画面上に対象機能を表示するか否かを制御する。さらに、有効な機能に対しては、機能の設定変更可否の定義により、常にその機能を使用する(機能を固定化する)ように制御する。
例えば、常にその機能を使用するように制御された場合には、印刷制御設定画面上のチェックボックスがチェックされ、半輝度状態で表示されることになり、ユーザが設定変更などの操作を行うことができない。この設定画面制御の具体的な利用例としては、管理者が「不正コピー抑止」(CopyProtect)の機能に対して、機種依存データ51内の該当する機能の設定変更可否を「否:Limitation=Yes」(変更不可)に設定することで固定化し、常にコピー抑止の地紋印刷が行われ、情報を一律的に管理することができるなどが挙げられる。なお、図7では、設定変更可能な不正コピー抑止機能のデータ例が示されている。
(C)画面レイアウト指定
図8に示すように、画面レイアウト指定が定義された機種依存データ51は、機能の名称(FunctionName)に対して、機能のDevmode(DevmodeLayout)、Devmodeのタイプ(Type)、コントロールを表示(配置)する元の画面(親画面)の指定(Dialog)、コントロールの種類(Class)、コントロールの縦・横オフセット(OffsetX,OffsetY)、コントロールの幅・高さ(SizeX,SizeY)の複数の情報項目が対応付けられたデータ構成となっている。
この中で、コントロールを表示(配置)する元の画面(親画面)を指定する定義を基に、設定画面制御時において、印刷制御設定画面上に対象機能の設定を行う表示コントロールを、プリンタドライバが有する複数画面のうち、どの画面に表示するかを制御する。
また、表示コントロールに対しては、コントロールの種類の定義を基に、チェックボックス、ラジオリスト、リストボックス、コンボボックスなどの複数のグラフィック部品種のうち、どの種類を使用するか制御する。
さらに、コントロールの縦・横オフセットや幅・高さの定義を基に、印刷制御画面上のコントロールの配置位置や表示サイズの大きさなどを制御する。なお、オフセットで定義される値は、画面左上を起点とした二次元空間上の移動距離である。
このようなデータ構成から、上記機種依存データ51nでは、新たなオプション装置や拡張機能への対応を、上記データ構成が既存データに追加されることで対応できる。
また、上記機種依存データ51nは、Excel(登録商標)データやCSVデータと言った形式で記述されており、データ編集用の特殊なソフトウェアを必要とせず、定義内容を変更可能となっている。なお、上記機種依存データ51nでは、テーブル形式のデータ構成例を示したが、オプションや機能の名称から、対応する定義情報が参照可能な構成であれば良い。
そのため、例えば、技術的に知識がある開発者や管理者などが定義内容を変更する場合には、データを直接参照しテキスト編集で対応可能であり、一方、一般ユーザが変更する場合には、予め、機種依存データ51nの簡易編集ツールを用意し、この編集ツールを介しての定義変更を行えるようにしても良い。さらには、上記(C)の画面レイアウト指定の場合には、より設定変更が容易に行えるように、機種依存データ51の編集をGUI(Graphic User Interface)を介して行うことが可能な画面レイアウト編集ツールを提供しても良い。
また、一般ユーザが上記(A)の機種依存データ51を変更する場合には、オプションの名称とその使用可否の定義内容を変更するだけで、他の情報項目(例えば「対応するDevmode」や「Devmodeのタイプ」など)については、変更後にデータ保存する際、動的に定義されるようにしても良い。上記(B)の機種依存データ51や上記(C)の機種依存データ51の場合も同様であり、技術的な知識がない一般的なユーザであっても容易に変更可能な構成とする(技術的に知識が必要な箇所は変更対象としない構成とする)。
ここで、上記Devmodeについて簡単に説明する。「Devmode」とは、提供機能、レイアウト設定、仕上げ設定、給紙・排紙設定、印字品質設定などの画像形成装置200に関するデフォルトの動作条件を含む各種設定を記憶するために、米国Microsoft(登録商標)社が規定したDevmode構造体を示し、Devmodeメンバとは、Devmode構造体のメンバを示す。この構造体には、基本部分と拡張部分がある。この基本部分のデータ構造は一般に公開されている。このため、基本部分は、テキスト化して可視的にプログラミングすることも可能である。そして、拡張部分とは、各社が比較的自由に機能拡張可能なフィールドである。
このように、機種依存データ51nでは、そのデータ構成の中で、上記(A)から(C)の指定において関連するDevmode構造体に関する情報を定義しておくことで、データ生成部41によってデータ解析後、初期化部31により、解析結果から得られた画面制御設定データ52n内の各種制御値を、適切なDevmode構造体のメンバに設定することができる。その結果、画面制御部33や機能制御部34により、各制御処理を行うことが可能となる。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る機種依存データ51nと画面制御設定データ52nとの関係を示す図である。
機種依存データ51nでは、前述した各種設定項目により、オプション構成指定、機能の有効化/無効化や設定変更の可否指定、画面レイアウト指定の3種類の指定が可能であり、これらの指定は、出力オプション(例えば「フィニッシャー」や「排紙トレイ」など)、入力オプション(例えば「給紙トレイ」など)、キャパビリティ(例えば「使用可能用紙サイズ」や「紙種」など)などの単位で、機器・機能固有の情報に対して行うことができる。
これらの機種依存データ51nは、例えば、プリンタドライバのインストールキット(ディスクキット)に同梱させ、ドライバインストール時に、印刷制御装置100が備えるHDD108の所定の記憶領域に格納する。
また、機種依存データ51nは、ファイル化されており、プリンタドライバとは別に用意することができる。そのため、印刷制御装置100に、単独でプリンタドライバをインストールした後に、機種依存データ51nのファイルのみを、所定の記憶領域に格納しても良い。
さらに、機種依存データ51nは、同一の印刷制御装置100内に、複数個存在しても良く、前述したが、機種依存データ指定部32により明示的にデータを指定したり、予め決められた格納先やファイル名などを基に、複数個の中から1つのデータファイルを特定したりすることができる。
このようにして、印刷制御装置100内で、プリンタドライバとは別の形態で管理される機種依存データ51nは、プリンタドライバとは別のソフトウェア部品により機能実現されるデータ生成部41によりデータ解析後、解析結果を基に、プリンタドライバ用データである画面制御設定データ52nが生成され、データファイルとして保存される。
その結果、例えば、プリンタドライバは、起動時にUIドライバ21により、保存されている画面制御設定データ52nを参照し、印刷制御設定画面を生成・表示する。
このように、一度、機種依存データ51nから画面制御設定データ52nを生成すると、明示的に設定変更を行わない限り、プリンタドライバは、生成された画面制御設定データ52nを基に、印刷制御設定画面を生成・表示する。
これにより、プリンタドライバでは、起動時に、機種依存データ51nの取得やデータ変換処理などを、その都度行う必要がないため、起動時間の短縮が期待できる。
《設定画面表示例》
図10は、本発明の第1の実施形態に係る印刷制御設定画面(UI画面)Wの表示例を示す図である。
印刷制御装置100では、前述した設定画面制御機能により、図10に示すように、機種依存データ51nの定義に基づき動的にカスタマイズされた印刷制御設定画面Wを、表示装置102の表示画面に表示する。
《設定画面制御の詳細な動作》
では、前述した機種依存データ51nの定義内容から画面制御設定データ52nを生成したり、各種制御値を基に印刷制御設定画面を生成・表示したりする機能動作について説明する。なお、以降に説明する処理手順は、UIドライバ21が印刷制御設定画面Wを表示するときに実行される処理である。
(A)設定画面制御:オプション構成指定
図11は、本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データ52nの構成例(その1)を示す図である。
データ生成部41は、オプション構成指定が定義された機種依存データ51を基に、図11に示すような制御値で構成される画面制御設定データ52を生成する。
画面制御設定データ52は、機器情報管理テーブルと、テーブル内で管理される各機器情報(図中の「オプション情報」)の詳細な情報項目値(制御値)とから構成される。図11には、機器情報管理テーブルを構造体(図中の「_OPTION_INFO_BLOCK」)、また各機器情報の詳細な情報項目を構造体のメンバ(図中の「dwOptionType」や「sUse」など)とするデータ構成例が示されている。なお、画面制御設定データ52は、各オプション装置への対応を上記構造体単位で行う。
データ生成部41は、機種依存データ51をデータ解析後、データ内に定義された設定値を、該当する機器情報の詳細な情報項目値として、画面制御設定データ52内の該当する構造体メンバに設定する。
図12は、本発明の第1の実施形態に係るオプション構成指定時の印刷制御設定画面Wを制御する処理手順例を示すフローチャートである。図12には、オプション構成指定に生成された画面制御設定データ52を基に、Devmode構造体の設定から設定画面Wの表示までの処理手順例が示されている。
図12に示すように、UIドライバ21は、初期化部31が、データ生成部41により生成され保存されている画面制御設定データ52を参照し、データ内の機器情報(指定されたオプションの情報)の詳細な情報項目に、オプションの使用可否を示す制御値が設定されているか(使用可否指定されているか)否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201において、使用可否指定されていると判定された場合には(ステップS201:YES)、画面制御設定データ52内で、指定オプションに対応するDevmode構造体の名前を示す構造体メンバ「sDmName」を基に、特定された対応Devmode構造体のメンバに、その制御値を設定する(ステップS202)。
一方、使用可否指定されていないと判定された場合には(ステップS201:NO)、ステップS203の処理へ移行する。
初期化部31は、画面表示指示を受け付けると、オプションの使用可否の制御値が設定されているDevmode構造体のメンバの値を確認する(ステップS203)。
ステップS203において、Devmode構造体のメンバの値が、使用可能を示す制御値が設定される場合には(ステップS203:YES)、画面制御部33及び機能制御部34に対して動作指示を行い、各機能部が、制御値に従って印刷制御設定画面W(対応コントロール)の生成・表示、及び指定オプションの使用可否の制御を行う(ステップS204)。
一方、使用可能を示す制御値が設定されていない場合には(ステップS203:NO)、図の処理を終了する。
その結果、UIドライバ21は、例えば図13に示すような印刷制御設定画面(UI画面)Wを表示する。図13(B)には、指定されたオプションが「両面ユニット」であった場合の例が示されており、設定画面W上のオプション選択欄における両面ユニットの使用可否設定(図中の「チェックボックス」)に、機種依存データ51で定義された設定内容が動的に反映されている(チェックされている)。
一方、(A)には、オプション構成として何も指定されていない場合の例が示されている。このような場合には、印刷制御設定画面Wからオプション構成の指定を受け付けて、画面制御設定データ52内における、指定オプションに関する使用可否設定を更新する。
(B)設定画面制御:機能有効化/無効化、設定変更可否指定
図14は、本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データ52nの構成例(その2)を示す図である。
データ生成部41は、機能有効化/無効化、設定変更可否指定が定義された機種依存データ51を基に、図14に示すような制御値で構成される画面制御設定データ52を生成する。
画面制御設定データ52は、機能情報の詳細な情報項目値(制御値)で構成される。図14には、機能情報の詳細な情報項目を構造体(図中の「_ITEM_CONTROL_BLOCK」)のメンバ(図中の「bHide」や「bDisable」)とするデータ構成例が示されている。なお、画面制御設定データ52は、各機能(表示コントロール)への対応を上記構造体単位で行う。
データ生成部41は、機種依存データ51をデータ解析後、データ内に定義された設定値を、該当する機能情報の詳細な情報項目値として、画面制御設定データ52内の該当する構造体メンバに設定する。
図15は、本発明の第1の実施形態に係る機能有効化/無効化、設定変更可否指定時の印刷制御設定画面Wを制御する処理手順例を示すフローチャートである。図15には、機能有効化/無効化、設定変更可否指定が定義された機種依存データ51を基に、Devmode構造体の設定、画面制御設定データ52の生成、及び設定画面Wの表示までの処理手順例が示されている。
図15に示すように、UIドライバ21は、初期化部31が、データ生成部41による機種依存データ51のデータ解析結果から得られた、機能(指定された機能)の初期値(Value)を、対応する機能のDevmode(DevmodeLayout)に基づき特定された対応Devmode構造体のメンバに、その制御値を設定する(ステップS301)。
また、データ生成部41は、データ解析結果を基に、機種依存データ51内に、機能の有効化/無効化(Enable)が設定されているか(機能有効化/無効化指定されているか)否かを判定する(ステップS302)。
ステップS302において、機能有効化/無効化指定されていると判定された場合には(ステップS302:YES)、画面制御設定データ52内の情報項目(bHide)に、その制御値を設定する(ステップS303)。
一方、機能有効化/無効化指定されていないと判定された場合には(ステップS302:NO)、ステップS306の処理へ移行する。
続いて、データ生成部41は、データ解析結果を基に、機種依存データ51内に、設定変更の可否(Limitation)が設定されているか(設定変更可否指定されているか)否かを判定する(ステップS304)。
ステップS304において、設定変更可否指定されていると判定された場合には(ステップS304:YES)、画面制御設定データ52内の情報項目(bDisable)に、その制御値を設定する(ステップS305)。
一方、設定変更可否指定されていないと判定された場合には(ステップS304:NO)、ステップS306の処理へ移行する。
初期化部31は、画面制御部33及び機能制御部34に対して動作指示を行い、各機能部が、制御値に従って印刷制御設定画面W(対応コントロール)の生成・表示、及び指定機能の使用可否の制御を行う(ステップS306)。
その結果、UIドライバ21は、例えば図16に示すような印刷制御設定画面(UI画面)Wを表示する。図16(B)には、指定された機能が「不正コピー抑止機能」であった場合の例が示されており、設定画面W上のオプション選択欄における不正コピー抑止の有効化/無効化指定(図中の「チェックボックス」)に、機種依存データ51で定義された設定内容(Enable:Yes)が動的に反映されている(チェックされている)。また、設定画面Wの表示は、通常表示時と同じ輝度状態となっており、機種依存データ51で定義された設定内容(Limitation:No)が動的に反映され、ユーザが設定変更などの操作が可能となっている。
一方、(A)には、制御対象機能として不正コピー抑止が指定されていない場合の例が示されている。このような場合には、印刷制御設定画面Wから機能指定を受け付けて、画面制御設定データ52内における、指定機能に関する有効化/無効化の設定内容を更新する(Enable:Yes → No)。
また、指定された機能が無効の場合には、印刷制御設定画面W上に表示されず、指定された機能が有効で、かつ、設定変更可否指定によりその設定変更が許可されていない場合には、印刷制御設定画面W上の表示を半輝度状態となる。
(C)設定画面制御:画面レイアウト指定
図17は、本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データ52nの構成例(その3)を示す図である。
データ生成部41は、画面レイアウト指定が定義された機種依存データ51を基に、図17に示すような制御値で構成される画面制御設定データ52を生成する。
画面制御設定データ52は、機能情報の詳細な情報項目値(制御値)で構成される。図17には、機能情報の詳細な情報項目を構造体(図中の「_ITEM_CONTROL_BLOCK」)のメンバ(図中の「x」や「y」、「Width」や「Height」)とするデータ構成例が示されている。
データ生成部41は、機種依存データ51をデータ解析後、データ内に定義された設定値を、該当する機能情報の詳細な情報項目値として、画面制御設定データ52内の該当する構造体メンバに設定する。
図18は、本発明の第1の実施形態に係る画面レイアウト指定時の印刷制御設定画面Wを制御する処理手順例を示すフローチャートである。図18には、画面レイアウト指定が定義された機種依存データ51を基に、画面制御設定データ52の生成、及び設定画面Wの表示までの処理手順例が示されている。
図18に示すように、UIドライバ21は、初期化部31が、データ生成部41による機種依存データ51のデータ解析結果から得られた、コントロールを表示(配置)する元の画面(親画面)の指定(Dialog)に基づき、表示コントロールを、プリンタドライバが有する複数画面のうち、どの画面(親画面)に表示するのかを決定する(ステップS401)。
また、データ生成部41は、データ解析結果を基に、機種依存データ51内に定義された表示コントロールの種類(Class)と、配置情報(OffsetX,OffsetY,SizeX,SizeY)とを取得し、画面制御設定データ52の表示コントロールの種類(Class)と、配置情報(x,y,Width,Height)として設定する(ステップS402)。
次に、データ生成部41は、データ解析結果を基に、機種依存データ51内に定義された機能のDevmode(DevmodeLayout)に関する情報を取得し、画面制御設定データ52のDevmode情報(*lpSelFunc)として設定する(ステップS404)。
初期化部31は、画面制御部33に対して動作指示を行い、各機能部が、制御値に従って印刷制御設定画面W(対応コントロール)の生成・表示を制御する(ステップS405)。
また、画面制御部33は、表示された設定画面Wから受け付けたユーザ操作を、Devmode構造体のメンバへ設定し、操作結果として保存する(ステップS406)。
その結果、UIドライバ21は、例えば図19に示すような印刷制御設定画面(UI画面)Wを表示する。図19(B)には、画面レイアウト指定された機能が「両面/製本機能」であった場合の例が示されており、機種依存データ51で定義された表示コントロールの種類と配置情報に基づき、設定画面W上に、所望する表示コントロール(図中の「チェックボックス」)が、機能名とともに表示されている。
一方、(A)には、制御対象機能の両面/製本機能に対して画面レイアウト指定されていない場合の例が示されている。
なお、ここまでの説明の中で、画面制御設定データ52nは、構造体により構成されるデータ例を用いて説明を行ってきたが、プリンタドライバが動作時にデータの参照を行ったときに、読み込み可能なデータであれば良い。
《設定画面をカスタマイズするタイミング》
ここからは、以下の3つの場面を想定して、前述した設定画面制御機能が動作するタイミングについて説明する。
(A)ドライバインストール時の自動カスタマイズ
印刷制御装置100は、まず、ユーザから受け付けたドライバインストール実行指示に従って、例えば、ドライブ装置103を介して、インストールキットを記憶する記録媒体103aにアクセスし、インストールの実行を開始する。
このとき用いられるインストールキットには、カスタマイズ済みの機種依存データ51nが同梱されている。
そのため、印刷制御装置100では、インストール処理が進行し、UIドライバ21がインストールされると、UIドライバ21が有する各機能部とデータ生成部41とを連携動作させ、自動的に設定画面制御処理を行い、印刷制御設定画面Wを自動カスタマイズする。
以上のように、ドライバインストールの動作と連携し、自動カスタマイズを行うことができる。これにより、ユーザの保守・管理にかかる作業の手間を軽減することができるとともに、開発側においても、ユーザに対して、カスタマイズしたプリンタドライバの提供を容易に行うことができる。
(B)ドライバインストール時の手動カスタマイズ
まず、ユーザが、インストールキットに同梱された機種依存データ51nの格納先(例えば「ファイルパス」や「URL」など)を定義可能な特定データを編集する。続いて、特定データに定義した格納先に、カスタマイズ済み機種依存データ51nを配置する。
その後に、印刷制御装置100は、ユーザから受け付けたドライバインストール実行指示に従って、インストールの実行を開始する。
インストール処理が進行し、UIドライバ21がインストールされると、UIドライバ21が有する各機能部とデータ生成部41とを連携動作させ、特定データに定義されている格納先に基づき、機種依存データ51nを特定し、設定画面制御処理を行い、印刷制御設定画面Wをカスタマイズする。
以上のように、ドライバインストールの動作を行う前に、ユーザが、カスタマイズを行った任意の機種依存データ51nを選択指定することができ、選択された機種依存データ51nを基にカスタマイズを行うことができる。これにより、例えば、ユーザが使用するPC環境が更新された場合に、改めてプリンタドライバをインストールする必要があるが、上記のカスタマイズ方法であれば、ドライバインストール時に、ユーザが、以前のPC環境で用いていた機種依存データ51nに基づき、カスタマイズを行うことができる。つまり、ユーザや管理者は、新しい動作環境に対応した印刷環境の移行を容易に行うことができる。
(C)ドライバインストール後の手動カスタマイズ
印刷制御装置100には、既にプリンタドライバがインストールされている。このような場合には、ユーザが、既存のプリンタドライバが有するプロパティ画面などを介して、カスタマイズ済み機種依存データ51nを指定する。
印刷制御装置100は、ユーザから受け付けた機種依存データ51nの指定に従って、規定された機種依存データ51nを、データ生成部41により読み込み、設定画面制御処理を行い、印刷制御設定画面Wをカスタマイズする。
以上のように、インストール済みのプリンタドライバであっても、任意のタイミングで、画面制御設定を更新することができる。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、本実施形態に係る印刷処理装置100は、プリンタドライバを構成するソフトウェア部品群に含まれない、印刷制御対象である画像形成装置200に依存する機器・機能情報や画面レイアウト情報が定義される機種依存データ51nを解析し、その解析結果から得られるUIドライバ21により生成・表示される印刷制御設定画面Wの制御に用いる各種制御値に基づいて、プリンタドライバが提供する印刷制御設定画面Wの生成・表示、また、プリンタドライバが提供する各種機能の有効化/無効化、設定変更の可否、さらに、設定画面Wを構成するグラフィック部品の配置(レイアウト)などを制御する。
また、印刷制御装置100では、データ解析の解析結果を基に、UIドライバ21により生成・表示される印刷制御設定画面Wの制御に用いる各種制御値が設定されたデータファイルとして画面制御設定データ(プリンタドライバ用データ)52nを生成する。
このとき、印刷制御装置100は、画面制御設定データ52nを生成したときに、当該装置が備える記憶手段に記憶し、生成後の印刷制御設定画面Wの生成・表示は、記憶された画面制御設定データ52nを用いて行う。
これによって、印刷制御装置100は、印刷制御の設定と設定画面Wのカスタマイズを簡便に行うことができる。
ここまで、上記実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る印刷制御装置100が有する「設定画面制御機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、当該印刷制御装置100の動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムとしてコンピュータで実行することで実現することができる。よって、上記プログラム(設定画面制御プログラム)は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。
よって、上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体103aに記憶させることによって、これらの記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103を介して印刷制御装置100にインストールすることができる。また、印刷制御装置100は、データ伝送路90に接続可能なインタフェース装置107を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態において、機種依存データ51nを、印刷制御装置100が備えるHDD108に格納する構成について説明を行ったが、例えば、当該印刷制御装置100が備えるインタフェース装置107を介してデータ通信可能な外部機器に格納され、リモート参照する構成であっても良い。また、記録媒体103aに記録され、印刷制御装置100が備えるドライブ装置103を介して参照する構成であっても良い。
最後に、上記各実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る印刷システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る印刷制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る印刷制御装置のソフトウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る設定画面制御機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るUIドライバの印刷制御設定画面(UI画面)を表示する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る機種依存データの構成例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機種依存データの構成例(その2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機種依存データの構成例(その3)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機種依存データと画面制御設定データとの関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る印刷制御設定画面(UI画面)の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データの構成例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るオプション指定時の印刷制御設定画面を制御する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るオプション指定時の印刷制御設定画面(UI画面)の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データの構成例(その2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能有効化/無効化、設定変更可否指定時の印刷制御設定画面を制御する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る機能有効化/無効化、設定変更可否指定時の印刷制御設定画面(UI画面)の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面制御設定データの構成例(その3)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面レイアウト指定時の印刷制御設定画面を制御する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画面レイアウト指定時の印刷制御設定画面(UI画面)の表示例を示す図である。
符号の説明
1 印刷システム
11 GDI
12 スプーラ
13 ローカルポートモニタ
21 UIドライバ
22 画像処理ドライバ(a:前処理,b:後処理)
23 双方向通信ドライバ
23a マルチポートマネージャ
23b リソースDLL
23c データDLL
23d ランゲージモニタ
31 初期化部
32 機種依存データ指定部
33 画面制御部
34 機能制御部
41 データ生成部
51n 機種依存データ
52n 画面制御設定データ(プリンタドライバ用データ)
90 データ伝送路
100 印刷制御装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 インタフェース装置
108 HDD
200 画像形成装置
AP アプリケーション
W 印刷制御設定画面

Claims (11)

  1. 画像形成装置の印刷動作を制御する印刷制御装置であって、
    印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手段と、
    前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 当該印刷制御装置は、
    前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値が設定された画面制御設定データを生成するデータ生成手段を有し、
    前記設定画面制御手段は、
    前記データ生成手段により前記画面制御設定データが生成された場合に、
    生成された画面制御設定データに設定される制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記データ生成手段は、
    印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品により実現されることを特徴とする請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記設定画面制御手段は、
    前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面のレイアウトに関する制御値に基づいて、
    前記印刷制御設定画面の画面領域内における画面を構成するグラフィック部品の配置を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記設定画面制御手段は、
    前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器に関する制御値に基づいて、
    前記印刷制御設定画面における使用可能なオプション機器の表示を制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  6. 前記設定画面制御手段は、
    前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記画像形成装置の提供機能に関する制御値に基づいて、
    前記印刷制御設定画面における使用可能な提供機能の表示を制御することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  7. 前記設定画面制御手段は、
    前記画像形成装置の提供機能に関する制御値である、前記提供機能の有効化又は無効化を示す値に基づいて、
    前記提供機能の表示又は非表示を制御することを特徴とする請求項6に記載の印刷制御装置。
  8. 前記設定画面制御手段は、
    前記画像形成装置の提供機能に関する制御値である、前記提供機能に対する制御設定の設定変更可否を示す値に基づいて、
    前記提供機能を、半輝度の状態で表示するように制御することを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷制御装置。
  9. 当該印刷制御装置は、
    データ解析対象の機種依存データを指定するデータ指定手段を有し、
    前記データ解析手段は、
    前記データ指定手段により指定された機種依存データを解析することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の印刷制御装置。
  10. 画像形成装置の印刷動作を制御する印刷制御装置における設定画面制御方法であって、
    印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手順と、
    前記データ解析手順による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手順と、を有することを特徴とする設定画面制御方法。
  11. 画像形成装置の印刷動作を制御する印刷制御装置における設定画面制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    印刷制御機能を実現するソフトウェア部品群とは別のソフトウェア部品として、前記画像形成装置に装着可能なオプション機器及び/又は前記画像形成装置の提供機能に関する情報や、前記画像形成装置に対応する印刷制御設定画面のレイアウトに関する情報が定義された機種依存データを解析するデータ解析手段と、
    前記データ解析手段による解析結果から得られる、前記印刷制御設定画面を制御するときに用いる制御値に基づき、前記印刷制御設定画面の生成や表示を制御する設定画面制御手段として機能させる設定画面制御プログラム。
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