JP4781395B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、複数の区画された室を有し、冷却器で生成された冷気を複数の区画された室へと導く複数のダクトを有する冷蔵庫に関するものである。
図11は特許文献1に示される従来の冷蔵庫の扉の無い状態での概略正面図を示す模式図である。
図11において、1は冷蔵庫本体であり、冷蔵庫本体1は冷蔵室2、温度帯切替可能な切替室4、野菜室6及び冷凍室5の区画された複数の室を有する。14は圧縮機の運転により冷却器13で生成された冷気を各室に循環する冷気循環用ファンである。43は冷蔵室2への吐出ダクトであり、一端を冷蔵室ダンパ装置39を介して冷却器13に開口し、他端を冷蔵室2に開口している。44は冷蔵室吸込みダクトである、一端を冷蔵室2に開口し、他端を冷却器13の下部近傍に連通している。50は冷蔵室吸込みダクト44の途中に設けられ、切替室4が冷凍設定以外の時、切替室4に必要な冷気量を送り込むための第一の切替室ダンパ装置である。51は切替室4が冷凍設定以外の時の切替室4の吐出ダクトであり、一端を第一の切替室ダンパ装置50を介して、冷蔵室吸込みダクト44に連通し、他端を切替室4に開口している。52は切替室4の吸込みダクトであり、冷蔵室吸込みダクト44に連通している。53は野菜室吐出ダクト(図示せず)であり、一端を冷蔵室ダンパ装置39に連通し、他端を野菜室6に開口している。60は切替室4が冷凍設定の時に切替室4に必要な冷気量を送り込むための第二の切替室ダンパ装置である。61は切替室4が冷凍設定の時の切替室吐出ダクトであり、一端を第二の切替室ダンパ装置60を介して、冷却器13の近傍に開口し、他端を切替室4に開口している。
以下に特許文献1の従来例に示される冷蔵庫の動作、作用について説明する。冷蔵室ダンパ装置39を通過した冷気の一部は野菜室吐出ダクト53を介して野菜室6に吐出され、野菜室吸込みダクト54(図示せず)を介して、冷却器13に帰還して、野菜室6は6℃に維持される。一方、切替室4が冷凍設定の時には、切替室4内の温度がオン設定温度より高ければ、第二の切替室ダンパ装置60が開放される。切替室4内の温度がオフ設定温度より低ければ第二の切替室ダンパ装置60は開放されない。すなわち、冷却器13で冷却された冷気は冷気循環用ファン14によって切替室吐出ダクト61を介して切替室4に吐出され、切替室吸込みダクト52により冷却器13へと帰還して、切替室4内の温度が約―18℃に維持される。一方、切替室4が冷凍設定以外の時は、第二の切替室ダンパ60は全閉され、切替室4内温度が設定温度に対して、オン設定温度より高ければ、第一の切替室ダンパ装置50が開放され、切替室4内の温度が設定温度に対して、オフ設定温度より低ければ、第一の切替室ダンパ装置50は開放されない。すなわち、冷蔵室4の戻り冷気の一部が切替室の吐出ダクト51へ吐出され、切替室吸込みダクト52を介して、冷却器13に帰還して、切替室4は各設定温度(冷蔵設定では4℃、チルド設定では0℃)に維持される。
また、図12は特許文献2に示される冷蔵庫の過冷却室周辺の側断面図である。図12において、4Aは背面吐出口であり、21は切替室直接冷却用ダンパである。20は切替室ケースフタであり、その中央部に切替室温度検知手段19が設けられている。切替室(過冷却室)4内に設けられた切替室ケース(過冷却容器)17が配置される。また図示しないが、切替室4には過冷却制御用のヒータが設けられている。切替室ケース17に切替室ケースフタ20が配されることにより、内部に冷気が直接流入しないため、間接冷却室としての機能を有し、切替室温度検知手段19の検知温度によって切替室直接冷却用ダンパ21が図示しない制御手段によって開閉制御されることによって、切替室4内の過冷却冷凍を実現させるものである。
特開平11−211319号公報(図1〜図3、第5頁〜第6頁) 特開2007−271152号公報(図6、第5頁〜第8頁)
しかしながら、従来の特許文献1の技術における冷蔵庫においては、切替室4を温度ムラを無くすように間接冷却するためには、第二の切替室ダンパ装置60を使用したとしても、冷蔵室2の戻り冷気を利用しているため、冷蔵室2が設定温度に対して高い時間が継続(例えば、夏場の扉開閉が多いとき)すると冷蔵室ダンパ装置39が開放し続けるため、間接冷却したとしても設定温度以下になってしまう。また間接冷却できるように第二の切替室ダンパ装置60の開口を小さくしたとしても、冷蔵室2が設定温度に対して低い時間が継続すると冷蔵室ダンパ39が閉じ続けるため、間接冷却以前に冷却できなくなるため、冷却不良という品質不良につながるおそれがあった。また、野菜室6の冷却を冷蔵室2の戻り冷気を利用しているため、野菜室6の温度をコントロールすることができず、特に気温10℃以下のような低外気時は野菜室6の温度は0℃以下にならないように保温ヒータが必要であり、消費電力の無駄になった。野菜室6の温度をコントロールするために野菜室ダンパ装置(図示せず)があったとすれば、野菜室6の温度をコントロールすることは可能であるが、ダンパ装置の数が切替室4用に2個、冷蔵室2用に1個、野菜室用に一個となりコストがかかる構成であった。
また、従来の特許文献2の技術における冷蔵庫においては、切替室4内の過冷却を実現させることは可能であるが、切替室4内の通常冷却時においては冷却スピードに劣るものであって、ひいては消費電力の浪費につながっていた。
また、特許文献1及び特許文献2を組み合わせたとしても、切替室4内の過冷却を実現することは可能であるが、消費電力の浪費は避けられず、また、コストも高くなり、野菜室の制御性を改善することはできない。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、複数の室を有し、冷却器で生成された冷気を区画された室へと導くダクトを有する冷蔵庫において、区画された室の細やかな冷却分布や過冷却可能とすること、かつ、野菜室の制御性に優れ、かつ、コストを抑制され、更に、消費電力量を抑制した冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、周囲の空気を冷却して冷気を生成する冷却器と、区画された第1の室と区画された第2の室と、冷却器によって生成された冷気を第1の室へ導く第1のダクトと、冷気を第2の室へ導く第2のダクトと、を備え、第1のダクトは第1の室を直接冷却する直接冷却用ダクトと、第1の室を間接冷却する間接冷却用ダクトとを有し、直接冷却用ダクトには第1の風量調整手段が配設され、冷気を間接冷却用ダクト及び第2のダクトに分流するとともに分流した冷気のそれぞれの風量を調整する第2の風量調整手段を備えたものである。
本発明によれば、通常冷却使用状態における消費電力を抑制しつつ、コストを抑制しつつ、野菜室の温度制御を木目細やかにすることにしつつ、区画された一室(切替室)の温度分布ムラを小さくすることによる高品質な食品保存の可能な冷蔵庫を提供することができる。
また、本発明によれば、通常冷却使用状態における消費電力を抑制しつつ、コストを抑制しつつ、野菜室の温度制御を木目細やかにすることにしつつ、区画された一室(切替室)の過冷却冷凍を可能とすることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の正面図である。図2は、本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の側断面図である。図1において、1は冷蔵庫本体である。冷蔵庫本体1は最上段に冷蔵室2を備えている。冷蔵室2の下には製氷室3及び切替室4を備えている。冷蔵庫本体1の最下段には野菜室6を備え、野菜室6の上には冷凍室5を備えている。もちろん、各室の配置は本実施の形態を制限するものではない。7は冷蔵室2の開口部を自在に開放、閉塞することができる冷蔵室扉7であり、7Aは冷蔵室扉左、7Bは冷蔵室扉右のようにいわゆる観音式扉である。もちろん、観音式扉ではなく、1枚式の扉でもよい。8は製氷室3の開口部を自在に開口・閉塞することができる製氷室扉、9は切替室4の開口部を自在に開放・閉塞することができる切替室扉である。10は冷凍室5の開口部を自在に開放・閉塞することができる冷凍室扉、11は野菜室6の開口部を自在に開放・閉塞することができる野菜室扉である。冷蔵庫本体1の背面最下部には圧縮機12が配されている。圧縮機12は冷蔵庫本体1の有する冷凍サイクルを構成する1部品であり、冷凍サイクル内の冷媒を圧縮する作用を有する。圧縮機12で圧縮された冷媒は凝縮器(図示せず)において凝縮される。凝縮された状態の冷媒は毛細管(図示せず)において減圧される。13は冷却器であり、冷蔵庫本体1の有する冷凍サイクルを構成する1部品である。減圧された冷媒は冷却器13において蒸発され、この蒸発時の吸熱作用により冷却器13周辺の気体は冷却される。14は冷気循環用ファンであり、冷却器13周辺で冷却された冷気を冷蔵庫本体1の各室へと送風するためのものである。21は切替室直接冷却用ダンパであり、冷気循環用ファン14により切替室4へと送風される冷気の量を調整するためのものである。16Aは切替室直接冷却用ダンパ21の下流に配される切替室直接冷却用風路である。切替室直接冷却用風路21を通過した冷気は切替室4の背面吐出口4A(図示せず)から切替室4内に吐出されるため、切替室4に配された切替室ケース17へ冷気が直接流入する構造となっている。
図3は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の切替室間接冷却及び野菜室用ダンパを含む側断面図である。図3の断面は図2の断面とは方向は同じであるが、断面位置が異なるため、異なる断面形状になっている。図5は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の切替室周辺の側断面図である。図3及び図5において、31は切替室間接冷却及び野菜室用ダンパである。31Aは切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の第一バッフルである。31Bは切替室間接冷却及び野菜室用ダンパの野菜室用開口部であり、野菜室用開口部31Bは野菜室6へと冷気を導く風路(図示せず)の流入口となっている。冷蔵庫本体1に配される各室にはそれぞれ、冷蔵室温度検出手段、製氷室温度検出手段、切替室温度検出手段、冷凍室温度検出手段、野菜室温度検出手段が設けられている(いずれも図示せず)。切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の下流には切替室間接冷却用風路16Bが切替室天井断熱18内に配されており、通過した冷気は切替室4の切替室天井断熱18内を通過して天井吹出し18Aから切替室4へと流入する。切替室4には切替室ケースフタ20が配されており、天井吹出し18Aの真下に配されているため、天井吹出し18Aからの冷気は切替室4に対して間接的に流入する。即ち、天井吹出し18Aからの冷気は切替室ケースフタ20に当たって切替室ケースフタ20上面において四方に分散され切替室ケースフタ20上を滑った後切替室ケースフタ20の周囲から切替室ケース17と切替室ケースフタ20との間隙を介して切替室4にほぼ均一に回り込む。19は切替室温度検出手段であり、例えばサーミスタである。
図4はひとつのモータで駆動可能なツインダンパ式の切替室直接冷却用ダンパ21と切替室間接冷却及び野菜室用ダンパの斜視図である。第一バッフル31Aが半開のときには、野菜室用開口部31Bは開放されるため、冷気は野菜室6へと導かれる。第一バッフル31Aが全開のときには、野菜室用開口部31Bは閉塞されるため、冷気は野菜室6へと導かれない。したがって、切替室4を間接冷却しているときでも野菜室6の温度は設定温度に従って制御されることになる。もちろん、第一バッフル31Aが閉じれば、野菜室6への冷気流入もなく、切替室間接冷却用風路16Bへの冷気流入もない。図4に示すダンパは、別々のモータを使用するよりもモータが少ない分コストがかからないメリットを有している。
図6は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の制御に関する構成を示すブロック図である。
図6において、71は制御部であり、マイクロコンピュータやDSPなどで構成される。また、72はメモリで、各種データ、テーブル類を保管する。また、73は制御部71が実行するプログラムや固定データを保存するROMである。また、74は入出力バスであり、すべての機器の情報はこの入出力バス74を介して制御部71とやり取りされる。75はダンパモータ駆動手段であり、切替室直接冷却用ダンパ21及び切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の風量調整手段であるバッフルの開閉動作を行うダンパモータ81を駆動する。76はファンモータ駆動手段であり、循環ファン14を回転させるファンモータ82を駆動する。77は圧縮機モータ駆動手段であり、圧縮機12を回転させる圧縮機モータ83を駆動する。78は入力制御手段であり、切替室温度検出手段であるサーミスタ19の検出結果をディジタル信号に変換して制御部71へ送る。79は入力制御手段であり、野菜室温度検出手段であるサーミスタ23の検出結果をディジタル信号に変換して制御部71へ送る。
図7は本発明の実施の形態1における冷蔵庫切替室の通常冷凍時の切替室直接冷却用ダンパ及び切替室関節冷却及び野菜室用ダンパの制御に関する制御部71の動作を示すフローチャートである。制御部71はステップS1において圧縮機12の運転条件を満足しているか否かを判定する。圧縮機12の運転条件とは例えば冷凍室6の温度検知手段23の検知する温度が所定温度以上であることである。ステップS1でNOと判定した場合はステップS1に戻る。ステップS1でYESと判定した場合はステップS2に進む。制御部71はステップS2において切替室サーミスタ19が所定温度T0℃以上か否かを判定する。制御部71はステップS2において切替室サーミスタ19が所定温度T0℃以下と判定した場合はステップS2に戻る。制御部71はステップS2において切替室サーミスタ19が所定温度T0℃以上と判定した場合はステップS3へ進む。制御部71はステップS3において切替室直接冷却用ダンパ21を開放する。ステップS3の次にステップS4へと進む。制御部71はステップS4において切替室サーミスタ19が所定温度T1℃以下であるか否かを判定する。ステップS4において切替室サーミスタ19が所定温度T1℃以下でないと判定した場合、ステップS4へ戻る。ステップS4において切替室サーミスタ19が所定温度T1℃以下と判定した場合、ステップS5へと進む。
制御部71はステップS5において切替室直接冷却用ダンパ21を閉塞する。ステップS2からステップS5とは独立して、ステップS1でYESと判定した場合はステップS6に進む。制御部71はステップS6において野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T2℃以上か否かを判定する。ステップS6において野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T2℃以下と判定した場合はステップS6に戻る。ステップS6において野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T2℃以上と判定した場合はステップS7へ進む。制御部71はステップS7において野菜室間接冷却及び野菜室用ダンパ31を所定角度θ0°開放する。ステップS7の次にステップS8へと進む。ステップS8は野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T3℃以下であるか否かを判定するステップである。ステップS8において野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T3℃以下でないと判定した場合、ステップS8へ戻る。ステップS8において野菜室サーミスタ(図示せず)が所定温度T3℃以下と判定した場合、ステップS9へと進む。制御部71はステップS9において切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31を閉塞する。
ステップS7において、切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31が開放されるため、切替室4への間接冷却風路が連通されることになるが、第一バッフル31Aの角度を浅めに設定すると切替室天井断熱18を通過して天井吹出し18Aへ導かれる冷気の風速が落ちるため、切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31を通過した冷気は開口部31Bに大部分が流入することとなる。したがって、切替室4に与える温度影響は非常に小さいものであるため、切替室4は切替室直接冷却用ダンパ21のみによって制御することが可能である。図7に示すフローチャートによれば切替室4の運転状況によって、影響を受けることなく温度制御することができる。また、切替室直接冷却ダンパ21を通過した冷気は切替室ケース17の中に直接冷気が吹き込むので、効率よく切替室4を冷却できるので冷蔵庫本体1の消費電力の浪費を抑制することができる。
一方、図8は本発明の実施の形態1における冷蔵庫切替室4が過冷却冷凍時の切替室直接冷却用ダンパ21及び切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の制御に関する制御部71の動作を示すフローチャートである。過冷却冷凍とは過冷却状態を実現する冷凍モードであり、過冷却状態とは、その物質の凍結点以下であるにも拘わらず、100%凍っていない状態をいう。ここで凍結点とは、その物質が凍り始める温度をいう。すなわち、過冷却状態とは、凍り始めるべき温度ではあるが全く凍っていない状態である。例えば、水の凍結点は0℃である。この凍結点は物質により様々であり、塩濃度や糖度が高い食品などにおいては0℃よりも低くなる傾向にある。過冷却状態とか冷却状態を経た凍結について水を例に説明すると、過冷却状態とは、水を冷却したとき、凍結点である0℃を下回っても100%の水の状態であることをいう。過冷却状態にはいった水も、やがては凍結し、氷とすることが可能であるが、このときには何らかの刺激が必要である。この刺激とは、温度的なものであっても、物理的なものであってもよい。このように刺激によっては、凍結を開始させることができるが、過冷却状態から凍結開始に移行するまでの時間は、数秒単位であり、瞬間的なものである。しかし、この凍結開始時に瞬間的に凍る氷の割合は全体の数%であり、これが100%氷になるまでにはさらに冷却時間を要する。
ここで、通常凍結と過冷却凍結の違いについて比較しながら述べる。まず、通常凍結と過冷却凍結との一番の違いは、過冷却状態に入るか、入らないかの違いである。通常凍結の場合には凍結点を過ぎると、過冷却状態には入らずに凍結が開始する。
そして、もうひとつ通常凍結と過冷却凍結の大きな違いは、凍結開始時の状態である。ここで、凍結開始時にはどのような現象が起こっているのかをペットボトルに入った水を例に説明すると、通常凍結の場合には、凍結が開始するとペットボトル表面付近の水から凍り始め、表面部分に薄氷がはったような状態になり、その後内部に向かって氷が広がり、最終的に全体が凍結する。氷の成長は、水分子がある一定以上の大きさのクラスターを形成した氷核を中心に起こるものであり、氷核形成は凍結開始時に起こるものである。したがって、通常凍結の場合には表面にほとんどの氷核が形成され、そこから水の状態である部分へ向かって氷が成長しているといえる。
一方、過冷却凍結の場合には、凍結が開始するとペットボトル全体に均一に氷核が形成される。そして、内部も表面もペットボトル内のあらゆる部分で氷が成長するため、一定方向に向かって氷が成長するということはない。
凍結完了後の通常凍結と過冷却凍結の違いとしては、その冷却過程の違いから、通常凍結の場合には表面から内部に向かった大きな針状氷結晶ができるのに対し、過冷却凍結の場合には表面と内部に、均一に小さな粒状氷結晶ができる。
また、急速冷凍の場合には凍結開始時、凍結完了後にどのような状態であるかというと、表面に冷気を当てて素早く凍結させるという点でいうと通常凍結の場合と同様である。まず表面の温度が急激に下がるため、表面から凍り始める。しかし、通常凍結と異なる点は、内部まで冷却される速度が速くなるため、通常凍結に比べると内部にも氷核ができやすい状態となり、通常凍結時ほど大きな氷結晶ができることはない。
食品冷凍について考えると、凍結完了後の氷結晶の大きさ、形状は解凍時の食品品質に大きな影響を与える。食品は、細胞、タンパク質、糖質などで構成されている場合がほとんどなため、氷結晶によってその構造が一度破壊されてしまうと、完全に元に戻らない場合が多い。したがって、凍結時にできる氷結晶の大きさ、形状が食品本来の構造を破壊しないようなものであると品質の良い冷凍ができているといえるのである。
次に、過冷却冷凍で食品を凍結させることのメリット及び斬新性について述べる。過冷却冷凍で食品を凍結させることの最大のメリットは、品質の良い冷凍ができるという点にある。これまでに述べてきたように、過冷却状態を経た凍結においては、過冷却状態となる過程で食品内部までも十分に冷却されるため、食品全体に均一に氷核が形成され、小さな粒状氷結晶に成長する。また、過冷却状態で達した最低温度と凍結点との差が大きければ大きいほど凍結開始時に形成される氷核の数が多くなるため、より微細な氷結晶となる。したがって、過冷却が十分に起これば(過冷却状態で到達する温度が低ければ低いほど)、凍結→解凍後も凍結前により近い状態を維持することが可能となる。
食品の冷却と氷結晶の大きさ、形状について考える際に、最大氷結晶生成帯である−1℃〜−5℃の温度帯の通過時間を考慮することは従来から行われている。それは、この最大氷結晶生成帯を短時間で通過させると氷結晶は小さくなるという考え方である。
過冷却冷凍の場合には、最大氷結晶生成帯を含むこの近辺の温度帯(−1℃〜−10℃付近)に過冷却状態で留まる時間は長い。しかし過冷却状態とは凍っていない状態である。したがって、過冷却状態であれば、この温度帯通過時間が長くても凍結後の氷結晶が大きくならず、微細な氷結晶を作ることが可能である。最大氷結晶温度帯を含むこの近辺の温度帯での冷凍で、小さな氷結晶を形成させ、品質の良い冷凍とするという点では全く新規の冷凍方法である。また、過冷却状態が解除すると凍結が開始し、温度が変化しない相変化状態を経て完全に凍結するのであるが、過冷却状態を経ていれば、その後の凍結の過程で最大氷結晶生成帯に長時間留まったとしても、氷結晶が肥大化することはないことが確認できている。したがって、この点においても新規の冷凍方法であるといえる。
過冷却を経ていれば、その後の凍結過程に長時間かかったとしても、氷結晶状態にほとんど影響はないが、凍結過程に入ったときに急速に冷凍してやると、氷結晶が肥大する可能性はさらに低くなり、また、氷結晶以外の食品品質低下要因についても回避することができるので、さらに品質の良い冷凍ができるといえる。
また、これまでは過冷却状態に入った食品を過冷却解除して凍結させた場合のメリットについてのみ述べてきたが、過冷却状態に入った食品を必ずしも凍結させる必要はない。過冷却状態を維持するメリットとしては、凍結温度以下、すなわち通常であれば凍ってしまうような温度で保存しているにも関わらず100%凍っていない、氷結晶が全くできていない状態であるため、低温で保存しながら氷結晶による食品構造の変化を全く受けないという点が挙げられる。より低温で保存することは食品の様々な化学変化を抑制できるという点で鮮度推持に有効であることは一般的に知られていることであるが、この低温保存と未凍結であるという両方のメリットを達成できる保存方法であるともいえる。また、食品を解凍する必要もない。しかし、未凍結状態であるということには、デメリットもある。食品中の水分が未凍結であるということは、細菌繁殖や様々な化学変化にその水分が利用可能であるということである。したがって、その点では凍結したものよりも注意を払う必要がある。つまり過冷却冷凍を実現させるには、食品を均一に冷却する必要があり、その一手段として間接冷却をさせることで可能となる。
次に、図8のフローチャートを説明する。ステップS101において過冷却モードがスタートする。主な過冷却モードのスタート手段としては表示パネルやスイッチ(図示せず)を設け、これらの装置をユーザが操作することによって過冷却モードがスタートするものである。制御部71はステップS101の後、まずステップS102において切替室直接冷却用ダンパ21を閉塞する。これは過冷却冷凍の実現のためには、切替室4内に直接冷気を吹き込むことを避けることにより、切替室4内の食品を均一に冷却するものである。ステップS102の次に圧縮機12の運転中か否かを判定するステップS103へ進む。ステップS103において圧縮機12が停止中である(NO)と判定するとステップS102へ戻る。ステップS103において圧縮機12が運転中である(YES)と判定するとステップS104へ進む。制御部71はステップS104において野菜室サーミスタ23の検出結果が所定温度T10℃以上であるか否かを判定する。ステップS104において、野菜室サーミスタ23の検出結果が所定温度T10℃以上でない(NO)と判定するとステップS106へ進む。制御部71はステップS106においてダンパモータ駆動手段75を制御して切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31を所定角度θ11開放する。θ11とは例えば、90°であるとき切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の開口部31Bは第一バッフル31Aにより閉塞されるため、野菜室6へ冷気が流入することはないので、不要に冷却することはない。ステップS104において、野菜室サーミスタ23の検出結果が所定温度T10℃以上である(YES)と判定するとステップS105に進む。制御部71はステップS105においてダンパモータ駆動手段75を制御して切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31が所定角度θ10開放する。θ10とは例えば、45°であるとき切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31のバッフル31Aにより開口部31Bは閉塞されないため、冷気は野菜室6へと吹き込む。したがって、ステップS104でどちらに判定しても野菜室6の冷却は切替室4の冷却に対して独立して制御することができる。ステップS105及びステップS106の後はいずれもステップS107に進む。制御部71はステップS107において切替室サーミスタ19の検出結果がT11℃以下になったか否かを判定する。ステップS107において切替室サーミスタ19の検出結果がT11℃以上である(NO)と判定した場合、ステップS107に戻る。ステップS107において切替室サーミスタ19の検出結果がT11℃以下である(YES)と判定した場合、ステップS108へ進む。制御部71はステップS108においてダンパモータ駆動手段75を制御して切替室直接冷却用ダンパ31を開放する。ステップS108によって、切替室4へ冷気を直接流入させて切替室4内の食品に刺激を与えることによって過冷却が成立する。ちなみに所定温度T11℃は、主に食肉の凍結点であり、約―5℃である。もちろんこの値に制約されるものではない。食肉の大きさや形状にもよるが例えば100g程度の豚ばら肉であれば、100%凍結状態にすることが可能であり、高品質な冷凍状態が実現する。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の切替室周辺の側断面図である。また、図10は本発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の制御に関する構成を示すブロック図である。図9または図10において、22は赤外線センサであり、切替室4内の食品の表面温度を測定するのに用いられる。設置場所としては切替室ケース17の内部を見渡せる位置として切替室4の天井が適している。また、88は赤外線センサ22によって検出された温度情報をディジタル信号に変換して制御部71へ送る入力制御手段である。
本実施の形態では、赤外線センサ22を用いているため、空気温度を検知している切替室サーミスタ19に比較して、より食品に近い温度を検知することができるため、過冷却の成功確率を高くすることができる。より食品に近い温度を検出できるのは切替室サーミスタ19が切替室サーミスタ19の直近の温度を検出するのみに対して赤外線センサ22は離れた物質の表面から発せられる赤外線を検出する特徴があるからである。赤外線量は温度が高いほど多くなるため、検出する赤外線量により温度を測定している。実施の形態1の切替室サーミスタ19の役割を赤外線センサ22に置き換えるのみであるはあるが前述の赤外線センサ22の作用により、より食品に近い温度を検出でき、ひいては過冷却冷凍の成功率があがるものである。
なお、本実施の形態でも制御手段71の動作フローチャートは、図7および図8と同じである。
本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の正面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の切替室直接冷却用ダンパを含む側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の切替室間接冷却及び野菜室用ダンパを含む側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫に搭載されているツインダンパ式の切替直接冷却用ダンパ及び切替室間接冷却及び野菜室冷却用ダンパの斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の切替室周辺の側断面図である。 本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の制御に関する構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における冷蔵庫切替室の通常冷凍時の切替室直接冷却用ダンパ及び切替室間接冷却及び野菜室用ダンパの制御に関する制御部71の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における冷蔵庫切替室4が過冷却冷凍時の切替室直接冷却用ダンパ21及び切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ31の制御に関する制御部71の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の切替室周辺の側断面図である。 本発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の制御に関する構成を示すブロック図である。 特許文献1に示される従来の冷蔵庫の扉の無い状態での概略正面図を示す模式図である。 特許文献2に示される冷蔵庫の過冷却室周辺の側断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体、2 冷蔵室、3 製氷室、4 切替室、4A 背面吐出口、5 冷凍室、6 野菜室、7 冷蔵室扉、7A 冷蔵室扉左、7B 冷蔵室扉右、8 製氷室扉、9 切替室扉、10 冷凍室扉、11 野菜室扉、12 圧縮機、13 冷却器、14 冷気循環用ファン、16 切替室冷却用風路、16A 切替室直接冷却用風路、16B 切替室間接冷却用風路、17 切替室ケース、18 切替室天井断熱、18A 天井吹出し、19 切替室温度検出手段、20 切替室ケースフタ、21 切替室直接冷却用ダンパ、22 赤外線センサ、23 野菜室温度検出手段、31 切替室間接冷却及び野菜室用ダンパ、31A 第一バッフル、31B 野菜室用開口部、39 冷蔵室ダンパ装置、43 冷蔵室吐出ダクト、44 冷蔵室吸込みダクト、50 第一の切替室ダンパ装置、51 第一の切替室吐出ダクト、52 切替室吸込みダクト、53 野菜室吐出ダクト、54 野菜室吸込みダクト、60 第二の切替室ダンパ装置、61 第二の切替室吐出ダクト、71 制御部、72 メモリ、73 ROM、74 入出力バス、75 ダンパモータ駆動手段、76 ファンモータ駆動手段、77 圧縮機モータ駆動手段、78〜80 入力制御手段、81 ダンパモータ、82 ファンモータ、83 圧縮機モータ。

Claims (6)

  1. 周囲の空気を冷却して冷気を生成する冷却器と、
    区画された第1の室と区画された第2の室と、
    前記冷却器によって生成された冷気を前記第1の室へ導く第1のダクトと、
    前記冷気を前記第2の室へ導く第2のダクトと、を備え、
    前記第1のダクトは前記第1の室を直接冷却する直接冷却用ダクトと、前記第1の室を間接冷却する間接冷却用ダクトとを有し、前記直接冷却用ダクトには第1の風量調整手段が配設され、
    前記冷気を前記間接冷却用ダクト及び前記第2のダクトに分流するとともに分流した冷気のそれぞれの風量を調整する第2の風量調整手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第1の風量調整手段と前記第2の風量調整手段とを一つのモータで駆動可能なツインダンパであることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1の室は温度切替可能な切替室であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2の室は前記第1の室よりも設定温度が高く設定される野菜室であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1の室は、ケースと、このケースを覆うフタ部材とを備え、
    前記間接冷却ダクトからの冷気が前記第1の室に流入する前に前記フタ部材に当たることにより、前記第1の室の冷却が間接冷却となることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記第2の風量調整手段は開口部を2つ有し、一方の開口は前記第1の室の間接冷却用ダクトに接続され、他方は前記第2の室の冷却用ダクトに接続されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の冷蔵庫。
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