JP4781056B2 - ターボ過給機付エンジン - Google Patents

ターボ過給機付エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP4781056B2
JP4781056B2 JP2005258641A JP2005258641A JP4781056B2 JP 4781056 B2 JP4781056 B2 JP 4781056B2 JP 2005258641 A JP2005258641 A JP 2005258641A JP 2005258641 A JP2005258641 A JP 2005258641A JP 4781056 B2 JP4781056 B2 JP 4781056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
air amount
intake air
intake
surging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005258641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007071092A (ja
Inventor
登 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2005258641A priority Critical patent/JP4781056B2/ja
Publication of JP2007071092A publication Critical patent/JP2007071092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4781056B2 publication Critical patent/JP4781056B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/16Other safety measures for, or other control of, pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

本発明は、排ガスのエネルギにより吸気を圧縮してエンジンに供給するターボ過給機を有するエンジンに関するものである。
従来、ディーゼルエンジンには、このディーゼルエンジンの排気通路から所定量のEGRガスをエンジンの吸気通路にEGRパイプを通って還流させる排ガス再循環装置を設けることが知られている。このディーゼルエンジンの排ガス再循環装置では、環流するEGRガスにより燃焼温度の上昇を抑えることができ、これにより有害物質であるNOxの生成量を抑制することができるものとしている。また、このようなディーゼルエンジンには、その出力を上昇させるためにターボ過給機が設けられる。このターボ過給機は、エンジンの排ガスのエネルギにより回転可能なタービンホイールと、そのタービンホイールに連結されかつ吸気を圧縮可能なコンプレッサホイールとを有し、コンプレッサホイールで圧縮された吸気をエンジンに供給することによりエンジンの出力を上昇させている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、近年では、排ガスにおける窒素酸化物の排出量を低減するような規制が強化され、排ガスにおける窒素酸化物の排出量を低減するには、エンジンにおける燃焼温度の上昇を更に抑えるために排ガス再循環装置におけるEGRガスの還流量を増加させることが考えられる。
特開2005−90290号公報(特許請求の範囲、図1)
しかし、排ガス再循環装置におけるEGRガスの還流量を増加させると、エンジンに供給される吸気量が減少し、その吸気量が少ない状態でコンプレッサホイールによりその吸気を圧縮させようとすると、回転するコンプレッサホイールから吸気の剥離が生じてコンプレッサホイールの回転にムラが生じるいわゆるサージング現象を生じる場合がある。このサージング現象が生じるとコンプレッサホイールの回転ムラに起因する振動によりターボ過給機自体が破損するおそれがある。
ここで、図2に示すように、サージング現象を生じるか否かは、コンプレッサホイールによる空気の圧力比とコンプレッサを通過する空気量との関係により定められ、コンプレッサホイールを通過してエンジンに供給される吸気量が、コンプレッサホイールの回転速度により一義的に定められるサージ最小空気量を下回った場合にサージングが生じることが知られている。一方、コンプレッサホイールの回転速度はエンジンの負荷により常に変化するものであることから、従来ではコンプレッサの性能と信頼性を損ねるサージング現象の発生を防止するために、コンプレッサホイールの回転速度が変化してもエンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量を下回ることの無いように、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づく以前にその吸気量を増加させて、ターボ過給機がサージ非発生領域からサージ発生領域に移行するようなことをさせなかった。このため、従来ではエンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づいた状態でターボ過給機を使用することはなく、EGR率を上昇させることに限界が生じて排ガスにおける窒素酸化物の排出量を十分に低減することができない不具合があった。
本発明の目的は、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づいた状態でターボ過給機を使用し得るターボ過給機付エンジンを提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、エンジン11から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール14aとこのタービンホイール14aに連結され吸気を圧縮してエンジン11に供給するコンプレッサホイール14cとを有するターボ過給機14と、コンプレッサホイール14cの回転速度を検出するホイール回転センサ33と、コンプレッサホイール14cの回転速度に対応するコンプレッサホイール14cがサージングを生じさせるサージ最小空気量Gminが記憶されたメモリ28と、エンジン11に供給される吸気量G'airを検出する吸気量検出手段34,36,37と、エンジン11に供給される吸気量G'airを増加させてコンプレッサホイール14cのサージングを回避するように構成されたサージング回避手段17,16b,32と、メモリ28を内蔵しホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づいてサージング回避手段17,16b,32を駆動又は停止するコントローラ27とを備え、コントローラ27は、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくとサージング回避手段17,16b,32を駆動させ、エンジン11の吸気量がサージ最小空気量Gminから離れるとサージング回避手段17,16b,32を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、吸気量検出手段は、コンプレッサホイール14cより上流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を通過する吸気量Gairを検出する上流側吸気量センサ34と、コンプレッサホイール14cより上流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を通過する吸気温度Tairを検出する吸気温度センサ36と、大気圧Patmを検出する大気圧センサ37とを備え、コントローラ27は、上流側吸気量センサ34の検出出力と吸気温度センサ36の検出出力と大気圧センサ37の検出出力を下記の式(1)に当てはめてエンジン11に供給される吸気量G'airを求めるように構成されたことを特徴とする。
(G'air)=(Gair)×A×(√Tair/Patm) ………(1)
ここで、Aは定数である。
この請求項1に記載されたターボ過給機付エンジンでは、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくと、ホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づいて、コントローラ27はサージング回避手段17,16b,32を駆動してエンジン11に供給される吸気量を増加させる。これによりエンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づいた状態でターボ過給機を使用しても、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminを下回る状態は回避され、コンプレッサホイール14cのサージングを防止することができる。
また式(1)からエンジン11に供給される吸気量G'airを求めることにより、エンジン11に供給される吸気量G'airを直接的の求めるセンサを独立して設けることを不要にすることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、サージング回避手段がターボ過給機14に設けられタービンホイール14aの排ガス入口のノズル面積を調整可能に構成された静翼回転手段17を含み、静翼回転手段17は排ガス入口のノズル面積を調整してエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、エンジン11から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール14aとこのタービンホイール14aに連結され吸気を圧縮してエンジン11に供給するコンプレッサホイール14cとを有するターボ過給機14と、コンプレッサホイール14cの回転速度を検出するホイール回転センサ33と、コンプレッサホイール14cの回転速度に対応するコンプレッサホイール14cがサージングを生じさせるサージ最小空気量Gminが記憶されたメモリ28と、エンジン11に供給される吸気量G'airを検出する吸気量検出手段34,36,37と、エンジン11に供給される吸気量G'airを増加させてコンプレッサホイール14cのサージングを回避するように構成されたサージング回避手段17,16b,32と、メモリ28を内蔵しホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づいてサージング回避手段17,16b,32を駆動又は停止するコントローラ27とを備え、コントローラ27は、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくとサージング回避手段17,16b,32を駆動させ、エンジン11の吸気量がサージ最小空気量Gminから離れるとサージング回避手段17,16b,32を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、サージング回避手段がターボ過給機14に設けられタービンホイール14aの排ガス入口のノズル面積を調整可能に構成された静翼回転手段17を含み、静翼回転手段17は排ガス入口のノズル面積を調整してエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成され、サージング回避手段が、コンプレッサホイール14cより下流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を拡大可能な吸気スロットル32を更に含み、吸気スロットル32は吸気通路12を拡大することによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とする。
この請求項2又は3に記載されたターボ過給機付エンジンでは、静翼回転手段17が排ガス入口のノズル面積を調整してエンジン11に供給される吸気量を増加させることにより、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminを下回る状態を回避してコンプレッサホイール14cのサージングを防止する。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、排気通路から所定量のEGRガスをエンジンの吸気通路にEGRパイプ16aを通って還流させる排ガス再循環装置16が設けられ、サージング回避手段がEGRパイプ16aに設けられEGRパイプ16aを介してエンジン11に還流するガスの還流量を調整可能なEGR弁16bを含み、EGR弁16bはEGRガスの通過経路を縮小又は閉じることによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とする。
この請求項4に記載されたターボ過給機付エンジンでは、EGR弁16bがEGRガスの通過経路を縮小又は閉じてエンジン11に供給される吸気量を増加させることにより、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminを下回る状態を回避してコンプレッサホイール14cのサージングを防止する。
請求項5に係る発明は、請求項1、2又は4いずれか1項に係る発明であって、サージング回避手段が、コンプレッサホイール14cより下流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を拡大可能な吸気スロットル32を含み、吸気スロットル32は吸気通路12を拡大することによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、エンジン11から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール14aとこのタービンホイール14aに連結され吸気を圧縮してエンジン11に供給するコンプレッサホイール14cとを有するターボ過給機14と、コンプレッサホイール14cの回転速度を検出するホイール回転センサ33と、コンプレッサホイール14cの回転速度に対応するコンプレッサホイール14cがサージングを生じさせるサージ最小空気量Gminが記憶されたメモリ28と、エンジン11に供給される吸気量G'airを検出する吸気量検出手段34,36,37と、エンジン11に供給される吸気量G'airを増加させてコンプレッサホイール14cのサージングを回避するように構成されたサージング回避手段17,16b,32と、メモリ28を内蔵しホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づいてサージング回避手段17,16b,32を駆動又は停止するコントローラ27とを備え、コントローラ27は、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくとサージング回避手段17,16b,32を駆動させ、エンジン11の吸気量がサージ最小空気量Gminから離れるとサージング回避手段17,16b,32を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、サージング回避手段が、コンプレッサホイール14cより下流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を拡大可能な吸気スロットル32を含み、吸気スロットル32は吸気通路12を拡大することによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とする。
この請求項5又は6に記載されたターボ過給機付エンジンでは、吸気スロットル32が吸気通路12を拡大してエンジン11に供給される吸気量を増加させることにより、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminを下回る状態を回避してコンプレッサホイール14cのサージングを防止する。
本発明のターボ過給機付エンジンでは、エンジンに供給される吸気量を増加させてコンプレッサホイールのサージングを回避するサージング回避手段と、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づくとサージング回避手段を駆動させ、エンジンの吸気量がサージ最小空気量から離れるとサージング回避手段を停止するように構成されたコントローラを備えたので、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づくと、コントローラはサージング回避手段を駆動してエンジンに供給される吸気量を増加させる。これにより、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づいた状態でターボ過給機を使用しても、エンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量を下回る状態は回避され、コンプレッサホイールのサージングを有効に防止することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ディーゼルエンジン11の吸気ポートには吸気マニホルド12aを介して吸気管12bが接続され、排気ポートには排気マニホルド13aを介して排気管13bが接続される。上記吸気マニホルド12a及び吸気管12bにより吸気通路12が構成され、吸気管12bの上流端にはエアクリーナ19が設けられる。エアクリーナ19は吸気管12bに流入する吸気から塵埃を除去するように構成される。また、上記排気マニホルド13a及び排気管13bにより排気通路13が構成される。
エンジン11には、このエンジン11から排出される排ガスのエネルギにより吸気を圧縮するターボ過給機14が設けられる。ターボ過給機14は、エンジン11から排出された排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール14aと、タービンホイール14aに連結軸14bを介して連結され吸気を圧縮してエンジン11に供給するコンプレッサホイール14cとを有する。タービンホイール14aは排気管13bに設けられたタービンハウジング14dに回転可能に収容され、コンプレッサホイール14cは吸気管12bに設けられたコンプレッサハウジング14eに回転可能に収容される。
タービンハウジング14dの外面には静翼回転手段である多段式のエアシリンダ17が取付けられ、タービンハウジング14dの内部には上記エアシリンダ17により回転駆動されてノズル面積を変更可能な可変静翼(図示せず)が設けられる。即ち、このターボ過給機14は、上記エアシリンダ17にて可変静翼の角度を変更することによりターボ効率を制御できるように構成されたVGT(バリアブルジオメトリーターボ)である。なお、図1の符号18はコンプレッサハウジング14eと吸気マニホルド12aとの間の吸気管12bに設けられたインタクーラであり、このインタクーラ18によりコンプレッサホイール14cにより圧縮されてその温度が上昇した吸気を冷却するように構成される。
また、このエンジン11には、排ガスを還流する排ガス再循環装置16が設けられる。この排ガス再循環装置16は、エンジン11に排ガスの一部を還流するEGRパイプ16aと、排ガスの還流量を調整するEGR弁16bとを有する。EGRパイプ16aの一端は排気マニホルド13aに接続され、EGRパイプ16aの他端はインタクーラ18と吸気マニホルド12aとの間の吸気管12bに接続される。EGR弁16bは、図示しないがモータにより弁体を駆動してバルブ本体の開度を調節する電動弁である。なお、EGR弁として電動弁ではなくエア駆動型弁等を用いてもよい。図1の符号16cはEGRパイプ16aに設けられたEGRクーラであり、このEGRクーラ16cにより吸気管12bに還流される排ガス(EGRガス)を冷却するように構成される。
EGRパイプ16aに設けられたEGR弁16bは、このEGRパイプ16aの通過経路を縮小又は拡大してこのEGRパイプ16aを流れるEGRガスの流量をエンジン11の運転条件に応じて調節するものであり、このエンジン11の運転条件は、エンジン11の回転速度を検出するエンジン回転センサ24と、エンジン11の負荷を検出する負荷センサ26とにより検出される。このエンジン回転センサ24及び負荷センサ26の各検出出力はコントローラ27の制御入力に接続され、コントローラ27の制御出力はEGR弁16bに接続される。コントローラ27にはメモリ28が設けられ、このメモリ28にはエンジン11の運転条件に応じたEGR弁16bの開度を調整することによりエンジン11に還流されるEGRガスの目標EGR率が記憶される。そして、この排ガス再循環装置では、エンジン回転センサ24及び負荷センサ26の各検出出力に基づいて、コントローラ27はエンジン11の運転条件を把握し、メモリ28に記憶された目標EGR率に沿うようにEGR弁16bの開度を調整するように構成される。
このエンジン11には、ターボ過給機14におけるサージング現象を回避するサージング回避手段が設けられる。この実施の形態におけるサージング回避手段は、エンジン11に供給される吸気量を増加させてコンプレッサホイール14cのサージングを回避するものであり、前述した静翼回転手段であるエアシリンダ17と、EGR弁16bが含まれる。静翼回転手段であるエアシリンダ17はターボ過給機14における排ガス入口のノズル面積を調整してエンジン11に供給される吸気量を増加させるものであり、EGR弁16bはEGRガスの通過経路を縮小又は閉じることによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるものである。更に、この実施の形態におけるサージング回避手段は吸気スロットル32を含み、この吸気スロットル32はEGRパイプ16aの他端が接続された吸気管12bに設けられる。具体的には、コンプレッサホイール14cより下流側の吸気通路12に設けられ、この吸気スロットル32はその吸気経路12を拡大することによりエンジン11に供給される吸気量を増加させるように構成される。
前述したコントローラ27の制御出力は、EGR弁16bの他に、エアシリンダ17と、吸気スロットル32にも接続され、これらのサージング回避手段17,16b,32はこのコントローラ27により制御される。また、ターボ過給機14には、コンプレッサホイール14cの回転速度を検出するホイール回転センサ33が設けられ、コントローラ27に設けられたメモリ28にはコンプレッサホイール14cの回転速度に対応するコンプレッサホイール14cがサージングを生じさせるサージ最小空気量Gminが記憶される。また、エンジン11にはこのエンジン11に供給される吸気量を検出する吸気量検出手段が設けられる。そして、ホイール回転センサ33と吸気量検出手段における検出出力はコントローラ27の入力端子に接続され、コントローラ27はホイール回転センサ33と吸気量検出手段の検出出力に基づいて前述したサージング回避手段17,16b,32をそれぞれ駆動又は停止するように構成される。
ここで、この実施の形態における吸気量検出手段は、コンプレッサホイール14cより上流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12を通過する吸気量Gairを検出する上流側吸気量センサ34と、コンプレッサホイール14cより上流側の吸気通路12に設けられこの吸気通路12通過する吸気温度Tairを検出する吸気温度センサ36と、コントローラ27に設けられて大気圧Patmを検出する大気圧センサ37とを備える。この上流側吸気量センサ34と、吸気温度センサ36と、大気圧センサ37の検出出力はコントローラ27の入力端子に接続され、コントローラ27はこれらの検出出力を下記の式(1)に当てはめてエンジン11に供給される吸気量G’airを求めるように構成される。
(G’air)=(Gair)×A×(√Tair/Patm) ………(1)
ここで、Aは定数であり、この式(1)からエンジン11に供給される吸気量G’airを求めることにより、エンジン11に供給される吸気量G’airを直接的の求めるセンサを独立して設けることを不要にすることができる。そして、コントローラ27は、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくと、静翼回転手段であるエアシリンダ17とEGR弁16bと吸気スロットル32を含むサージング回避手段をそれぞれ駆動させ、エンジン11の吸気量がサージ最小空気量Gminから離れるとそれらを含むサージング回避手段を停止するように構成される。
このように構成されたターボ過給機付エンジンでは、コントローラ27はエンジン回転センサ24及び負荷センサ26の各検出出力に基づいて、EGRパイプ16aを通るEGRガスの環流条件を検出し、メモリ28に記憶された目標EGR率に沿うようにEGR弁16bの開度を調整する。一方、EGR率を上昇させて、比較的多くのEGRガスを排気通路13からターボ過給機12より下流側の吸気通路14aに還流させると、ターボ過給機12のコンプレッサホイール14cを通過してエンジンに供給される圧縮エアの量が減少する。ここで、エンジンに供給される圧縮エアの量が減少しても、その量がサージ最小空気量を下回らなければ問題は生じない。
ここで、図2に示すように、このサージ最小空気量はコンプレッサホイール14cの回転速度により一義的に定められ、コンプレッサホイール14cの回転速度が上昇してそのコンプレッサホイール14cによる空気の圧力比が上昇すると、コンプレッサを通過する空気量も増加してサージ最小空気量も増加し、コンプレッサホイール14cの回転速度が減少してそのコンプレッサホイール14cによる空気の圧力比が減少すると、コンプレッサを通過する空気量も減少してそれとともにサージ最小空気量も減少するような関係になっている。一方、コンプレッサホイール14cの回転速度はエンジン11の負荷により常に変化する。このため、エンジン11に供給される圧縮エアの量がサージ最小空気量を下回っていない状態からエンジン11の負荷変動によりコンプレッサホイール14cの回転速度が上昇すると、サージ最小空気量も上昇してそのコンプレッサホイール14cを通過する吸気量がそのサージ最小空気量に近づく事態が生じ得る。そしてエンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくことがホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づい検出されたとき、コントローラ27はサージング回避手段17,16b,32をそれぞれ駆動してエンジン11に供給される吸気量を増加させる。これによりエンジンに供給される吸気量がサージ最小空気量に近づいた状態でターボ過給機を使用しても、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminを下回る状態は回避され、コンプレッサホイール14cのサージングを有効に防止する。
一方、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づいた状態からエンジン11の負荷変動によりコンプレッサホイール14cの回転速度が減少し、サージ最小空気量が減少してそのコンプレッサホイール14cを通過する吸気量がそのサージ最小空気量から離れると、ホイール回転センサ33と吸気量検出手段34,36,37の検出出力に基づいて、コントローラ27はサージング回避手段17,16b,32を停止させる。そして、コントローラ27はエンジン回転センサ24及び負荷センサ26の各検出出力に基づいて、EGRパイプ16aを通るEGRガスの環流条件を検出し、メモリ28に記憶された目標EGR率に沿うようにEGR弁16bの開度を調整する。そして、比較的多くのEGRガスを排気通路13からターボ過給機12より下流側の吸気通路14aに還流させ、環流するEGRガスにより燃焼温度の上昇を抑えて有害物質であるNOxの生成量を十分に抑制する。
なお、上述した実施の形態では、エアシリンダ17と、EGR弁16b、吸気スロットル32を含むサージング回避手段を説明し、コントローラ27がこれらをそれぞれ制御する例を示したが、サージング回避手段は、エアシリンダ17、EGR弁16b又は吸気スロットル32のいずれか一つであるか、又はこれらの内の二つの組み合わせでも良い。
また、上述した実施の形態では、静翼回転手段として多段式のエアシリンダ17を用いて説明したが、静翼回転手段は、図示しない可変静翼を回転駆動してノズル面積を変更可能なDCサーボモータであっても良い。この場合のコントローラ27の制御出力はDCサーボモータに接続され、コントローラ27は、エンジン11に供給される吸気量がサージ最小空気量Gminに近づくと、静翼回転手段であるDCサーボモータを含むサージング回避手段を駆動させ、エンジン11の吸気量がサージ最小空気量Gminから離れるとDCサーボモータを含むサージング回避手段を停止するように構成される。
本発明のターボ過給機付エンジンの構成図。 サージが発生するコンプレッサを通過する吸気量とコンプレッサによる空気の圧力比の関係を示す図。
符号の説明
11 エンジン
12 吸気通路
14 ターボ過給機
14a タービンホイール
14c コンプレッサホイール
16 排ガス再循環装置
16a EGRパイプ
16b EGR弁(サージング回避手段)
17 静翼回転手段(サージング回避手段)
27 コントローラ
28 メモリ
32 吸気スロットル(サージング回避手段)
33 ホイール回転センサ
34 上流側吸気量センサ(吸気量検出手段)
36 吸気温度センサ(吸気量検出手段)
37 大気圧センサ(吸気量検出手段)
G'air エンジンに供給される吸気量
Gair コンプレッサホイール上流側の吸気通路を通過する吸気量
Gmin サージ最小空気量
Patm 大気圧
Tair コンプレッサホイール上流側の吸気通路を通過する吸気温度

Claims (6)

  1. エンジン(11)から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール(14a)とこのタービンホイール(14a)に連結され吸気を圧縮して前記エンジン(11)に供給するコンプレッサホイール(14c)とを有するターボ過給機(14)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度を検出するホイール回転センサ(33)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度に対応する前記コンプレッサホイール(14c)がサージングを生じさせるサージ最小空気量(Gmin)が記憶されたメモリ(28)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を検出する吸気量検出手段(34,36,37)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を増加させて前記コンプレッサホイール(14c)のサージングを回避するように構成されたサージング回避手段(17,16b,32)と、
    前記メモリ(28)を内蔵し前記ホイール回転センサ(33)と前記吸気量検出手段(34,36,37)の検出出力に基づいて前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動又は停止するコントローラ(27)と
    を備え、
    前記コントローラ(27)は、前記エンジン(11)に供給される吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)に近づくと前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動させ、前記エンジン(11)の吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)から離れると前記サージング回避手段(17,16b,32)を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、
    前記吸気量検出手段は、前記コンプレッサホイール(14c)より上流側の吸気通路(12)に設けられこの吸気通路(12)を通過する吸気量(Gair)を検出する上流側吸気量センサ(34)と、前記コンプレッサホイール(14c)より上流側の前記吸気通路(12)に設けられこの吸気通路(12)を通過する吸気温度(Tair)を検出する吸気温度センサ(36)と、大気圧(Patm)を検出する大気圧センサ(37)とを備え、
    前記コントローラ(27)は、前記上流側吸気量センサ(34)の検出出力と前記吸気温度センサ(36)の検出出力と前記大気圧センサ(37)の検出出力を下記の式(1)に当てはめてエンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を求めるように構成されたことを特徴とするターボ過給機付エンジン。
    (G’air)=(Gair)×A×(√Tair/Patm) ………(1)
    ここで、Aは定数である。
  2. サージング回避手段がターボ過給機(14)に設けられタービンホイール(14a)の排ガス入口のノズル面積を調整可能に構成された静翼回転手段(17)を含み、前記静翼回転手段(17)は前記排ガス入口のノズル面積を調整してエンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成された請求項1記載のターボ過給機付エンジン。
  3. エンジン(11)から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール(14a)とこのタービンホイール(14a)に連結され吸気を圧縮して前記エンジン(11)に供給するコンプレッサホイール(14c)とを有するターボ過給機(14)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度を検出するホイール回転センサ(33)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度に対応する前記コンプレッサホイール(14c)がサージングを生じさせるサージ最小空気量(Gmin)が記憶されたメモリ(28)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を検出する吸気量検出手段(34,36,37)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を増加させて前記コンプレッサホイール(14c)のサージングを回避するように構成されたサージング回避手段(17,16b,32)と、
    前記メモリ(28)を内蔵し前記ホイール回転センサ(33)と前記吸気量検出手段(34,36,37)の検出出力に基づいて前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動又は停止するコントローラ(27)と
    を備え、
    前記コントローラ(27)は、前記エンジン(11)に供給される吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)に近づくと前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動させ、前記エンジン(11)の吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)から離れると前記サージング回避手段(17,16b,32)を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、
    前記サージング回避手段が前記ターボ過給機(14)に設けられ前記タービンホイール(14a)の排ガス入口のノズル面積を調整可能に構成された静翼回転手段(17)を含み、前記静翼回転手段(17)は前記排ガス入口のノズル面積を調整して前記エンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成され
    前記サージング回避手段が、コンプレッサホイール(14c)より下流側の吸気通路(12)に設けられこの吸気通路(12)を拡大可能な吸気スロットル(32)を更に含み、前記吸気スロットル(32)は前記吸気通路(12)を拡大することにより前記エンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成され
    ことを特徴とするターボ過給機付エンジン。
  4. 排気通路から所定量のEGRガスをエンジンの吸気通路にEGRパイプ(16a)を通って還流させる排ガス再循環装置(16)が設けられ、サージング回避手段が前記EGRパイプ(16a)に設けられ前記EGRパイプ(16a)を介して前記エンジン(11)に還流するガスの還流量を調整可能なEGR弁(16b)を含み、前記EGR弁(16b)はEGRガスの通過経路を縮小又は閉じることにより前記エンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成された請求項1又は2記載のターボ過給機付エンジン。
  5. サージング回避手段が、コンプレッサホイール(14c)より下流側の吸気通路(12)に設けられこの吸気通路(12)を拡大可能な吸気スロットル(32)を含み、前記吸気スロットル(32)は前記吸気通路(12)を拡大することにより前記エンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成された請求項1、2又は4いずれか1項に記載のターボ過給機付エンジン。
  6. エンジン(11)から排出される排ガスのエネルギにより回転するタービンホイール(14a)とこのタービンホイール(14a)に連結され吸気を圧縮して前記エンジン(11)に供給するコンプレッサホイール(14c)とを有するターボ過給機(14)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度を検出するホイール回転センサ(33)と、
    前記コンプレッサホイール(14c)の回転速度に対応する前記コンプレッサホイール(14c)がサージングを生じさせるサージ最小空気量(Gmin)が記憶されたメモリ(28)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を検出する吸気量検出手段(34,36,37)と、
    前記エンジン(11)に供給される吸気量(G’air)を増加させて前記コンプレッサホイール(14c)のサージングを回避するように構成されたサージング回避手段(17,16b,32)と、
    前記メモリ(28)を内蔵し前記ホイール回転センサ(33)と前記吸気量検出手段(34,36,37)の検出出力に基づいて前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動又は停止するコントローラ(27)と
    を備え、
    前記コントローラ(27)は、前記エンジン(11)に供給される吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)に近づくと前記サージング回避手段(17,16b,32)を駆動させ、前記エンジン(11)の吸気量が前記サージ最小空気量(Gmin)から離れると前記サージング回避手段(17,16b,32)を停止するように構成されたターボ過給機付エンジンであって、
    前記サージング回避手段が、前記コンプレッサホイール(14c)より下流側の前記吸気通路(12)に設けられこの吸気通路(12)を拡大可能な吸気スロットル(32)を含み、前記吸気スロットル(32)は前記吸気通路(12)を拡大することにより前記エンジン(11)に供給される吸気量を増加させるように構成されたことを特徴とするターボ過給機付エンジン。
JP2005258641A 2005-09-07 2005-09-07 ターボ過給機付エンジン Expired - Fee Related JP4781056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005258641A JP4781056B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ターボ過給機付エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005258641A JP4781056B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ターボ過給機付エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007071092A JP2007071092A (ja) 2007-03-22
JP4781056B2 true JP4781056B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=37932772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005258641A Expired - Fee Related JP4781056B2 (ja) 2005-09-07 2005-09-07 ターボ過給機付エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4781056B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5994817B2 (ja) 2014-05-14 2016-09-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御システム
JP6375912B2 (ja) * 2014-12-05 2018-08-22 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174531U (ja) * 1988-05-31 1989-12-12
JP2005090290A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hino Motors Ltd ディーゼルエンジンの排ガス再循環装置
US8191369B2 (en) * 2003-11-12 2012-06-05 Mack Trucks, Inc. Turbo-charger surge detection
US6871498B1 (en) * 2003-12-20 2005-03-29 Honeywell International, Inc. Compressor surge protector for electric assisted turbocharger

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007071092A (ja) 2007-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101390542B1 (ko) 내연기관의 터보과급 시스템
JP3998861B2 (ja) 排気還流装置およびその制御方法
KR20040031093A (ko) 전기식 터보차저를 위한 에어냉각시스템
JP2004346776A (ja) 給気バイパス制御装置を備えた内燃機関
JP2006500515A (ja) 吸気管内にコンプレッサを具備する内燃機関
JP4108061B2 (ja) ターボ過給エンジンのegrシステム
JP5031250B2 (ja) エンジンの三段過給システム
JP2006266216A (ja) ディーゼルエンジンの吸排気装置
US10858986B2 (en) Turbocharger, two-stage turbo system, and control method for two-stage turbo system
WO2011108093A1 (ja) 過給機を有する内燃機関の制御装置
JP4781056B2 (ja) ターボ過給機付エンジン
US10787955B2 (en) Two-stage turbo system and control method for two-stage turbo system
JP4209305B2 (ja) 排気ガス再循環装置付き内燃機関
JP2007303380A (ja) 内燃機関の排気制御装置
JP5682245B2 (ja) 低圧ループegr装置
JP2008223613A (ja) 過給機付き内燃機関の制御装置
JP2006138274A (ja) ターボ過給機付エンジン
JP2005256651A (ja) ディーゼルエンジンの吸気リサーキュレーション装置
JP4412030B2 (ja) 過給機付エンジンの吸気装置
JP5067268B2 (ja) 過給機付きエンジンの過給圧制御装置
JP2010185314A (ja) 過給制御装置
JP2007085248A (ja) ターボ過給機付エンジンのegr装置
JP2008175170A (ja) 排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機及びその駆動方法
JP2002317703A (ja) 可変容量型ターボチャージャの制御装置
JP2011144770A (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4781056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees