JP2008175170A - 排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】過給機を有する内燃機関で高EGR率の排気ガス再循環を可能とすること。
【解決手段】排気ガスG3を排気還流パイプC1によりエキゾーストパイプBからインテークパイプAに還流させる排気ガス再循環装置Cが取り付けられたエンジンE1に、排気ガス再循環装置Cを挟んで過給機1が取り付けられている。過給機1の遠心式タービン9と遠心式コンプレッサ7とを連結する回転軸部材5には回転電動機20が直結されている。この回転電動機20を発電機として機能させて回転軸部材5に制動力を加えて、タービンハウジング10とタービンインペラ15の羽根17との間を通過する際に排気ガスG3が受ける通過抵抗を増加させることで、過給機1よりもエンジンE1側において、エキゾーストパイプBの排気ガスG3のガス圧を下回るまで、インテークパイプAの燃焼用空気G1のブースト圧を大きく低下させる。
【選択図】図1
【解決手段】排気ガスG3を排気還流パイプC1によりエキゾーストパイプBからインテークパイプAに還流させる排気ガス再循環装置Cが取り付けられたエンジンE1に、排気ガス再循環装置Cを挟んで過給機1が取り付けられている。過給機1の遠心式タービン9と遠心式コンプレッサ7とを連結する回転軸部材5には回転電動機20が直結されている。この回転電動機20を発電機として機能させて回転軸部材5に制動力を加えて、タービンハウジング10とタービンインペラ15の羽根17との間を通過する際に排気ガスG3が受ける通過抵抗を増加させることで、過給機1よりもエンジンE1側において、エキゾーストパイプBの排気ガスG3のガス圧を下回るまで、インテークパイプAの燃焼用空気G1のブースト圧を大きく低下させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ターボチャージャ等の過給機及びその駆動方法に係り、詳しくは、排気ガス再循環装置付きの内燃機関で用いて好適な過給機及びその駆動方法に関するものである。
車両の燃費向上のために用いられる過給機は、コンプレッサにより燃焼用空気を圧縮して内燃機関に供給するものである。このコンプレッサは、コンプレッサと同軸のタービンを内燃機関の排気エネルギにより回転させることで駆動される。
このような過給機では、車両の発進時や内燃機関の低回転領域における車両の走行時に、コンプレッサによる燃焼用空気の圧縮が十分に行われず、内燃機関に供給される燃焼用空気のブースト圧が不足しがちになる。このような燃焼用空気のブースト圧不足は、車両の発進時や内燃機関の低回転領域における車両の走行時には排気ガスの量が少なく、タービン乃至コンプレッサを回転させる排気エネルギが不足することに起因する。
そこで、上述した燃焼用空気のブースト圧不足を動力アシスト方式の採用によって解消することが提案された。この動力アシスト方式は、タービンとコンプレッサを連結する回転軸に直結した回転電動機等の駆動により、コンプレッサを駆動するための動力を排気エネルギの不足分だけ補うものである(例えば特許文献1)。
ところで、上述した車両の燃費向上と同じく重要視されているのが、環境保全の観点から要求の高い窒素酸化物(NOx)の排出量削減である。このために、内燃機関においては排気ガス再循環(EGR)装置が用いられる。排気ガス再循環装置は、排気ガスを内燃機関に還流させて燃焼用空気と共に燃焼させるものである。
この排気ガス再循環装置を用いると、内燃機関の燃焼室内の酸素濃度が下がるので、窒素酸化物の発生を抑制することができる。尚、排気ガスをクーラにより冷却して内燃機関に還流させるようにすれば、内燃機関の燃焼室内の燃焼温度が下がることから、窒素酸化物の発生をより一層抑制することができる。
ちなみに、排気ガスを内燃機関に再循環させる方式としては、タービンの上流側(内燃機関側)からコンプレッサの下流側(内燃機関側)に排気ガスを還流させて内燃機関に供給する高圧ループEGRと(例えば特許文献2)、タービンの下流側からコンプレッサの上流側に排気ガスを還流させて内燃機関に供給する低圧ループEGRとがある。
このうち、低圧ループEGRでは、排気ガスの還流先がコンプレッサにより圧縮される前の燃焼用空気の領域となる。そのため、排気ガスの還流に必要な「排気ガスのガス圧>燃焼用空気の空気圧」の関係を維持する上では、高圧ループEGRよりも低圧ループEGRの方が有利である。
しかし、低圧ループEGRでは、還流させる排気ガスのガス圧が高圧ループEGRよりも低くなることから、排気ガスの還流経路を高圧ループEGRと同条件で構成した場合、内燃機関に還流される排気ガス量が高圧ループEGRよりも少なくなる。そのため、EGR率を高める上では、排気ガス再循環装置に高圧ループEGRを採用することが欠かせない。
特許第3203869号公報
特開平7−166879号公報
上述した動力アシスト方式を採用した過給機においては、燃焼用空気のブースト圧の不足に伴い、回転電動機等による動力アシストを行うと、排気ガスのガス圧が低いままであるにも拘わらす燃焼用空気のブースト圧だけが上がる。このため、回転電動機等による動力アシストによる排気ガスの流速増加を行っている間、高圧ループEGRの経路においては、タービンの上流側(内燃機関側)における排気ガスのガス圧が、コンプレッサの下流側(内燃機関側)における燃焼用空気の空気圧、即ち、ブースト圧を下回る関係となる。よって、高圧ループEGRの経路においては排気ガスが内燃機関に還流されなくなってしまい、高いEGR率を維持することが困難になる。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、過給機を有する内燃機関において高EGR率での排気ガスの再循環を可能とするのに適した排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法と、この駆動方法を実施する際に用いて好適な排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機とを提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法は、燃焼室から外部に排出された排気ガスを前記燃焼室に還流させる排気ガス再循環装置付きの内燃機関に供給される燃焼用空気を、前記排気ガスのエネルギにより回転されるコンプレッサによって圧縮して、前記排気ガス再循環装置により還流された排気ガスと共に前記燃焼室に過給する、排気ガス再循環装置付き内燃機関用の過給機を駆動する方法であって、少なくとも瞬間的に前記排気ガスのガス圧が前記燃焼用空気のブースト圧以下となっている間、前記コンプレッサの回転軸に対して制動力を加えて、前記過給機を通過する際に前記排気ガスが受ける抵抗を増やして前記排気ガスが前記過給機を流れ難くなるようにすると共に、前記ブースト圧を低下させるようにしたことを特徴とする。
また、前記目的を達成するため、請求項3に記載した本発明の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機は、燃焼室から外部に排出された排気ガスを前記燃焼室に還流させる排気ガス再循環装置付きの内燃機関に供給される燃焼用空気を、前記排気ガスのエネルギにより回転されるコンプレッサによって圧縮して、前記排気ガス再循環装置により還流された排気ガスと共に前記燃焼室に過給する、排気ガス再循環装置付き内燃機関用の過給機であって、前記コンプレッサの回転軸に対して、前記過給機を通過する際に前記排気ガスが受ける抵抗を増やして前記排気ガスが前記過給機を流れ難くなるようにすると共に、前記燃焼用空気のブースト圧を低下させる制動力を加える制動手段を有しており、前記制動手段は、少なくとも瞬間的に前記排気ガスのガス圧が前記ブースト圧以下となっている間、前記回転軸に対して制動力を加えることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法と、請求項3に記載した本発明の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機とによれば、車両の発進時や内燃機関の低回転領域における車両の走行時に、排気ガスの排気量が少なくなって、排気ガスのガス圧が、排気ガスの還流先であるコンプレッサの内燃機関側に存在する燃焼用空気のブースト圧以下になると、コンプレッサの回転軸に対して制動力が加えられる。この制動力は、燃焼ガスのガス圧が定常的に燃焼用空気のブースト圧以下になった場合だけでなく、エンジンの燃焼工程の影響で脈動する排気ガスのガス圧が瞬間的に燃焼用空気のブースト圧以下となった場合にも、コンプレッサの回転軸に対して加えられる。
コンプレッサの回転軸に対して制動力が加えられると、過給機のタービンを通過する際に排気ガスが受ける抵抗が増えて排気ガスが過給機を流れ難くなり、これにより、タービンにより回転される回転軸部材の回転数が低下する。すると、コンプレッサの回転数が低下して、コンプレッサの出口における燃焼用空気のブースト圧が大きく低下する。燃焼用空気のブースト圧が大きく低下すると、エンジンにおける燃焼動作が減って、エンジンから排出される排気ガスの量が減少するので、タービンの入口における排気ガスのガス圧も、コンプレッサの出口における燃焼用空気のブースト圧と同様に低下する。しかし、排気ガスのガス圧の低下量は、燃焼用空気のブースト圧の低下量に比べれば相対的に少ない。
このため、コンプレッサの回転軸に制動力が加えられると、タービンの入口側における排気ガスのガス圧が、コンプレッサの出口側における燃焼用空気のブースト圧を上回るようになる。これにより、排気ガス再循環装置におけるEGR率が上昇する。
したがって、車両の発進時や内燃機関の低回転領域における車両の走行時にも、「排気ガスのガス圧>燃焼用空気のブースト圧」の関係を維持して、高圧ループEGRの経路における排気ガスの内燃機関への還流を、高いEGR率で行うことができる。
しかも、コンプレッサの回転動作に対する制動で排気ガスのガス圧が上昇することにより、排気ガスのエネルギによって回転される過給機のコンプレッサの回転が上昇するので、燃焼用空気の実ブースト圧を上昇させて目標ブースト圧に近づけ、或いは、到達させることができる。
これにより、車両の発進時や内燃機関の低回転領域における車両の走行時においても、高EGR率での内燃機関に対する排気ガスの再循環と過給機による燃焼用空気の内燃機関に対する過給とを両立させて、窒素酸化物の排出量削減と車両の燃費向上とを同時に図ることができる。
以下、本発明に係る排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法を適用した、本発明の一実施形態に係る排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機と、この過給機が設けられる排気ガス再循環装置付き内燃機関の概略構成を示す説明図である。
図1中引用符号E1はエンジン(請求項中の内燃機関に相当)であり、インテークパイプAから不図示のインテークマニホールドを介して供給される燃焼用空気G1を用いて燃料の燃焼を、燃焼室E3の内部に行い、これによって発生した排気ガスG3を、不図示のエキゾーストマニホールドを介してエキゾーストパイプBに排出する。
このエンジンE1には、排気ガス再循環装置Cが取り付けられている。この排気ガス再循環装置Cは、エキゾーストパイプBとインテークパイプAとをショートカット接続する排気還流パイプC1と、排気還流パイプC1を通過してエキゾーストパイプBからインテークパイプAに還流される排気ガスG3の流量を調整する流量調整バルブC3とを有している。流量調整バルブC3の開度は、後述する制御装置41(図2参照)の制御によって調整される。
そして、図1中引用符号1は、上述した排気ガス再循環装置付き内燃機関に取り付けられる過給機を示す。この過給機1は、筐体3と、この筐体3の内部で回転する回転軸部材5(請求項中の回転軸に相当)と、この回転軸部材5の一端部5A側に設けられた遠心式コンプレッサ(請求項中のコンプレッサに相当、以下、「コンプレッサ」と略記する。)7と、回転軸部材5の他端部5B側に設けられた遠心式タービン(以下、「タービン」と略記する。)9とを備えている。回転軸部材5は、例えば流体軸受(図示せず)を介して筐体3に回転可能に軸支されている。
前記コンプレッサ7は、コンプレッサハウジング8と、このコンプレッサハウジング8の内部に収容されたコンプレッサインペラ11とを備えている。コンプレッサハウジング8は、インテークパイプA中の、排気還流パイプC1との合流点よりも燃焼用空気G1の流れにおける上流側の箇所に介設されている。コンプレッサインペラ11は、コンプレッサディスク12及び羽根13で構成されている。コンプレッサディスク12の基端側部は、前記回転軸部材5の一方の端側部5Aに一体的に連結されている。コンプレッサディスク12の先端部側には前記羽根13が一体的に設けられている。
前記タービン9は、タービンハウジング10と、このタービンハウジング10の内部に収容されたタービンインペラ15及び複数の可変ベーン19,19,…とを備えている。タービンハウジング10は、エキゾーストパイプB中の、排気還流パイプC1との分岐点よりも排気ガスG3の流れにおける下流側の箇所に介設されている。タービンインペラ15は、タービンディスク16及び羽根17で構成されている。タービンディスク16の基端側部は、前記回転軸部材5の他方の端側部5Bに一体的に連結されている。タービンディスク16の先端部側には前記羽根17が一体的に設けられている。
前記各可変ベーン19は、タービンインペラ15の外周に一定間隔ずつ周方向に離間して配置されており、それぞれタービンハウジング10の内壁に角度調整可能に連結されている。また、各可変ベーン19は、不図示のリンク機構を介して相互に連結されている。各可変ベーン19のタービンハウジング10に対する取り付け角度は、リンク機構に接続されたステッピングモータ19aの動力によって一括して調整することができる。このステッピングモータ19aの動作は、後述する制御装置41(図2参照)によって制御される。
以上の説明からも明らかなように、図1のエンジンE1では、タービン9よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分の排気ガスG3が、排気還流パイプC1を通って、コンプレッサ7よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分に還流される。つまり、図1の排気ガス再循環装置Cは、所謂高圧ループEGRを行うものである。
また、前記過給機1には、回転電動機20が直結されている。この回転電動機20は、本実施形態では、この回転電動機20は三相交流電動機で構成されており、回転軸部材5に取り付けられたロータ21と、筐体3の内壁に取り付けられてロータ21に対向する三相のステータ23とを有している。
この回転電動機20においては、回転軸部材5と共にロータ21が回転させられると、ステータ23の各相に巻回された不図示のコイルに誘導電流が流れる。すると、各相のコイルに流れた誘導電流が車両の駆動ユニット39(図2参照)において三相交流電流から直流電流に変換されて、車両のバッテリBatt(図2参照)に充電される。即ち、この回転電動機20は、回転軸部材5が回転されることで発電機として機能する。
尚、バッテリBattからの直流電流を駆動ユニット39で三相交流電流に変換して、ステータ23の各相のコイルに流せば、ロータ21が回転して回転軸部材5を回転させるので、上述した回転電動機20は勿論、モータとして機能させることもできる。
さらに、前記過給機1にはウエイストゲート25が設けられている。このウエイストゲート25は、エキゾーストパイプBの途中でタービン9をバイパスするバイパスパイプ27に形成されている。ウエイストゲート25及びバイパスパイプ27を通ってタービン9をバイパスする排気ガスG3の流量は、ウエイストゲート25に設けられたウエイストゲートバルブ29の開度によって調整される。ウエイストゲートバルブ29の開度は、不図示の付勢ばねのばね定数と、ウエイストゲートバルブ29に加わる排気ガスG3のガス圧との関係によって定まる。
ちなみに、図1中引用符号31,32は、コンプレッサ7よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分に設けられた燃焼用空気G1のブースト圧センサ及び温度センサ、33は、タービン9よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分に設けられた排気ガスG3のガス圧センサ、35は、回転電動機20の回転数センサを構成するホールセンサをそれぞれ示す。
前記制御装置41は、図2のブロック図に示すように、CPU41a、RAM41b、及び、ROM41cを有している。
CPU41aには、RAM41b及びROM41cの他、ブースト圧センサ31、温度センサ32、ガス圧センサ33、ホールセンサ35や、エンジンE1の回転数センサ36、車両の不図示のアクセルの開度を検出するアクセルセンサ37等が接続されている。また、CPU41aには、ステッピングモータ19aのドライバ19b、流量調整バルブC3の開度を調整するアクチュエータCa3のドライバDr1、及び、駆動ユニット39が接続されている。
前記RAM41bは、各種データ記憶用のデータエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアを有しており、前記ROM41cには、CPU41aに各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納されている。
そして、CPU41aは、ROM41cに格納された制御プログラムにしたがって、エンジンE1の不図示の燃料噴射装置における燃料噴射量や燃料噴射のタイミングの制御を行う。
燃料の噴射量や噴射タイミングは、ブースト圧センサ31、温度センサ32、回転数センサ36、及び、アクセルセンサ37の各検出値等に基づいて決定される。具体的には、ブースト圧センサ31の検出値(請求項中の実ブースト圧に対応する値に相当)によって割り出される燃焼用空気G1のブースト圧、温度センサ32の検出値によって割り出される燃焼用空気G1の温度、回転数センサ36の検出値によって割り出されるエンジンE1の回転数、及び、アクセルセンサ37の検出値によって割り出される不図示のアクセルの開度等に基づいて、従来公知の方法によって決定される。
また、CPU41aは、ROM41cに格納された制御プログラムにしたがって、過給機1の各可変ベーン19のタービンハウジング10に対する取り付け角度の制御を行う。
各可変ベーン19のタービンハウジング10に対する取り付け角度は、ブースト圧センサ31とアクセルセンサ37との各検出値等に基づいて決定される。具体的には、アクセルセンサ37の検出値から、不揮発性メモリNVMに格納されているテーブル又は換算式を用いて割り出される、コンプレッサ7による燃焼用空気G1の目標ブースト圧の値(請求項中の目標ブースト圧に対応する値に相当)に対する、ブースト圧センサ31の検出値から割り出される燃焼用空気G1のブースト圧の値の不足量等に基づいて、従来公知の方法によって決定される。
さらに、CPU41aは、ROM41cに格納された制御プログラムにしたがって、排気ガス再循環装置Cの流量調整バルブC3の開度の制御を行う。
流量調整バルブC3の開度は、ブースト圧センサ31及びガス圧センサ33の各検出値等に基づいて決定される。具体的には、ブースト圧センサ31の検出値から割り出される燃焼用空気G1のブースト圧の値と、ガス圧センサ33の検出値から割り出される排気ガスG3のガス圧の値との差分に基づいて、従来公知の方法によって決定される。
このように構成された過給機1では、エンジンE1からエキゾーストパイプBに排出された高温高圧の排気ガスG3が、タービンハウジング10の内部において、各可変ベーン19,19,…の隙間を通ってタービンインペラ15の羽根17に吹き付けられる。すると、羽根17に吹き付けられた排気ガスG3のエネルギによって、タービンディスク16が回転軸部材5と共に回転される。
タービンディスク16と共に回転軸部材5が回転すると、これらと共にコンプレッサ7のコンプレッサディスク12が回転し、インテークパイプ4を通過する燃焼用空気G1がコンプレッサハウジング8の内部でコンプレッサインペラ11の羽根13により圧縮(ブースト)されて、エンジンE1に過給され、前記エンジンE1のシリンダ内での燃料の燃焼に供される。
尚、上述した過給機1では、車両の発進時やエンジンE1の低回転領域における車両の走行時等のように、エンジンE1の回転数が低いと、タービンインペラ15の羽根17に吹き付けられる排気ガスG3のエネルギが不足して、タービンディスク16が十分な回転数で回転されない。すると、タービンディスク16に回転軸部材5を介して連結されたコンプレッサ7のコンプレッサディスク12の回転数が上がらず、コンプレッサインペラ11の羽根13による燃焼用空気G1の圧縮(ブースト)が十分に行われない。
そこで、エンジンE1の回転数が低いときには、制御装置41がドライバ19bに出力する信号により、ステッピングモータ19aが作動されて各可変ベーン19の角度が調整され、隣り合う可変ベーン19,19の間隔が狭められる。すると、隣り合う可変ベーン19,19間を通過する排気ガスG3の絞り効果が増して、タービンインペラ15の羽根17に対する排気ガスG3の吹き付け速度が増加する。これにより、タービンディスク16の回転数が増加して、コンプレッサ7のコンプレッサディスク12の回転数が上がり、コンプレッサインペラ11の羽根13により圧縮される燃焼用空気G1のブースト圧が上がる。
また、上述した過給機1では、タービン9に供給される排気ガスG3のガス圧が異常に高くなり、タービン9の耐圧を超えそうになると、ウエイストゲートバルブ29が不図示の付勢ばねの付勢力に抗してウエイストゲート25を開く。すると、バイパスパイプ27が連通して、エキゾーストパイプB内の排気ガスG3の一部がタービン9をバイパスする。したがって、ウエイストゲートバルブ29がウエイストゲート25を開くことで、タービン9に供給される排気ガスG3のガス圧の上限が調整される。これにより、タービン9に供給される排気ガスG3のガス圧が異常に高くなることが防止される。
尚、上述した過給機1では、タービンインペラ15の羽根17に吹き付けられた排気ガスG3のエネルギによって、タービンディスク16が回転軸部材5と共に回転されている間、回転電動機20が発電機として機能する。そして、発電機として機能する回転電動機20では、回転軸部材5と共にロータ21が回転されて、ステータ23の各相に巻回された不図示のコイルに誘導電流が流れ、この誘導電流が駆動ユニット39において三相交流電流から直流電流に変換されて、バッテリBattに充電される。
このとき、回転電動機20は、ステータ23の各相に巻回された不図示のコイルに誘導電流を発生させて発電を行うのに際して、タービンディスク15を回転させるために排気ガスG3からタービンインペラ15の羽根17に与えられるエネルギ(運動エネルギ)の一部を消費することになるから、その消費した分だけ、タービンディスク16を回転させるための運動エネルギが減ることになる。
したがって、上述した過給機1では、タービンディスク16が回転軸部材5と共に回転されて回転電動機20が発電している間、その発電のために回転電動機20が消費する運動エネルギに応じた制動力が、タービンディスク16や回転軸部材5に加わった状態となる。
一方、上述した排気ガス再循環装置Cにおいては、エンジンE1からエキゾーストパイプBに排出された高温高圧の排気ガスG3が、タービン9よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分から、排気還流パイプC1を通って、コンプレッサ7よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分に還流される。尚、排気ガスG3の還流量は、流量調整バルブC3の開度に応じた量となる。
このとき、車両がエンジンE1の高回転領域において走行しており、排気ガスG3の排気量が多い状態にあれば、エキゾーストパイプB内の排気ガスG3のガス圧は相応に高くなる。そのため、排気還流パイプC1のエキゾーストパイプB側に存在する排気ガスG3のガス圧は、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧を容易に上回る。このため、排気還流パイプC1を通ってエキゾーストパイプBからインテークパイプAに、流量調整バルブC3の開度に応じた十分な量の排気ガスG3が還流される。
これに対して、車両が発進時にあったり、車両がエンジンE1の低回転領域において走行していて、排気ガスG3の排気量が少ない状態にあると、エキゾーストパイプB内の排気ガスG3のガス圧はさほど高くないならない。そのため、排気還流パイプC1のエキゾーストパイプB側に存在する排気ガスG3のガス圧は、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧と同じかそれ以下にとどまる。このため、排気還流パイプC1を通ってエキゾーストパイプBからインテークパイプAに、流量調整バルブC3の開度に応じた十分な量の排気ガスG3が還流されなくなる。
ここで、タービンハウジング10よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分における排気ガスG3のガス圧に応じて、排気ガスG3からタービンインペラ15の羽根17に与えられるエネルギ(運動エネルギ)によって、タービンディスク16や回転軸部材5に生じる回転力が、回転電動機20が発電のために消費する運動エネルギに応じてタービンディスク16や回転軸部材5に加わる制動力を下回っていると、その制動力によってタービンディスク16や回転軸部材5の回転数が低下する。
すると、タービンハウジング10とタービンインペラ15の羽根17との間を通過する際に排気ガスG3が受ける抵抗が増し、排気ガスG3がタービンハウジング10の内部を流れ難くなる。これにより、タービン9を回転させる排気ガスG3のエネルギが低下して、タービン9が連結された回転軸部材5の回転が低下するので、回転軸部材5に連結されたコンプレッサディスク12の回転も低下して、コンプレッサ7による燃焼用空気G1の圧縮効率が低下する。このため、コンプレッサハウジング8よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分における燃焼用空気G1のブースト圧が大きく低下する。
燃焼用空気G1のブースト圧が大きく低下すると、エンジンE1における燃焼動作が減って、エンジンE1から排出される排気ガスG3の量が減少するので、タービンハウジング10よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分における排気ガスG3のガス圧も、コンプレッサハウジング8よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分における燃焼用空気G1のブースト圧と同様に低下する。しかし、排気ガスG3のガス圧の低下量は、燃焼用空気G1のブースト圧の低下量に比べれば相対的に少ない。
タービンハウジング10よりもエンジンE1側のエキゾーストパイプB部分における排気ガスG3のガス圧が低下する一方で、それを上回る大きさで、コンプレッサハウジング8よりもエンジンE1側のインテークパイプA部分における燃焼用空気G1のブースト圧が低下すると、やがて、排気還流パイプC1のエキゾーストパイプB側に存在する排気ガスG3のガス圧が、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧を上回るようになる。このため、排気還流パイプC1を通ってエキゾーストパイプBからインテークパイプAに、流量調整バルブC3の開度に応じた十分な量の排気ガスG3が還流されるようになる。これにより、排気ガス再循環装置CにおけるEGR率が上昇する。
このように、本実施形態の過給機1によれば、回転軸部材5に直結された回転電動機20を発電機として機能させて、その発電によりタービンディスク16や回転軸部材5に回転力を与えるための排気ガスG3の排気エネルギ(運動エネルギ)の一部を、発電の際に消費させ、これにより、排気ガスG3からタービンディスク16や回転軸部材5に与えられる回転力を低下させて、結果的に、タービンディスク16や回転軸部材5に制動力が加わるようにした。そして、この制動力により、車両が発進時にあったり、車両がエンジンE1の低回転領域において走行しているときに、タービンハウジング10とタービンインペラ15の羽根17との間を通過する際に排気ガスG3が受ける抵抗が増して、回転軸部材5の回転が大きく低下し、コンプレッサ7による燃焼用空気G1の圧縮効率が大きく低下して、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧が大きく低下するようにした。
このため、車両が発進時にあったり、車両がエンジンE1の低回転領域において走行していて、排気ガスG3の排気量が少なく、そのため、燃焼用空気G1のブースト圧より排気ガスG3のガス圧が低くなる状態にあっても、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧を大きく低下させ、これにより、燃焼用空気G1のブースト圧より排気ガスG3のガス圧が高い状態にして、排気ガス再循環装置Cにおける排気ガスG3のインテークパイプA側への還流を、高い効率で継続させることができる。
尚、本実施形態では、回転軸部材5に直結されて回転軸部材5の回転中に発電機として機能する回転電動機20を制動手段として用いたが、例えば、回転電動機20に代えて、回転軸部材5やコンプレッサディスク11、タービンディスク16のいずれか又は複数に物理的に接触して制動力を加えるブレーキ手段を用いて、これを制動手段としても良い。
また、本実施形態では、回転中の回転軸部材5に常に制動力が加えられるようにする構成について説明したが、排気還流パイプC1のエキゾーストパイプB側に存在する排気ガスG3のガス圧が、排気還流パイプC1のインテークパイプA側に存在する燃焼用空気G1のブースト圧以下となっている間に限って、回転軸部材5に制動力を加えるように構成しても良い。
尚、排気ガスG3のガス圧は、エンジンE1の燃焼工程の影響により、ピストンのストロークに応じた周期で脈動する。そのため、一口に排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となると言っても、脈動の一周期の全体に亘って定常的に排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となるケースもあれば、脈動の一周期の一部の期間において瞬間的に排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となるケースもある。
そこで、本発明を実施するに当たり、上述したように、排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となっている間に限って、回転軸部材5に制動力を加えるように構成する場合は、定常的に排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となった場合だけでなく、脈動の一周期の一部の期間において瞬間的に排気ガスG3のガス圧が燃焼用空気G1のブースト圧以下となった場合にも、回転軸部材5に制動力を加えることが望ましい。
さらに、本実施形態では、タービン9のタービンハウジング10の内部のベーンが可変ベーン19である過給機1を例に取って説明したが、本発明は、タービンハウジングの内部の全て又は一部のベーンが固定ベーンである過給機にも適用可能である。
同様に、本実施形態では、エキゾーストパイプBの途中にタービン9をバイパスするバイパスパイプ27を設け、バイパスパイプ27の途中にウエイストゲート25やウエイストゲートバルブ29を設けた過給機1を例に取って説明したが、本発明は、ウエイストゲートを有していない過給機にも適用可能である。
そして、上述した実施形態では、エンジンE1に取り付けられた排気ガス再循環装置Cが、タービン9のエンジンE1側からコンプレッサ7のエンジンE1側に排気ガスG3を還流させる高圧ループEGRである場合について説明した。しかし、これに限らず本発明は、タービンの下流側からコンプレッサの上流側に排気ガスを還流させて内燃機関に供給する低圧ループEGRが取り付けられたエンジン(内燃機関)用の過給機についても、適用可能である。
1 過給機
5 回転軸部材(回転軸)
7 遠心式コンプレッサ(コンプレッサ)
20 回転電動機(制動手段)
C 排気ガス再循環装置
E1 エンジン(内燃機関)
E3 燃焼室
G1 燃焼用空気
G3 排気ガス
5 回転軸部材(回転軸)
7 遠心式コンプレッサ(コンプレッサ)
20 回転電動機(制動手段)
C 排気ガス再循環装置
E1 エンジン(内燃機関)
E3 燃焼室
G1 燃焼用空気
G3 排気ガス
Claims (4)
- 燃焼室から外部に排出された排気ガスを前記燃焼室に還流させる排気ガス再循環装置付きの内燃機関に供給される燃焼用空気を、前記排気ガスのエネルギにより回転されるコンプレッサによって圧縮して、前記排気ガス再循環装置により還流された排気ガスと共に前記燃焼室に過給する、排気ガス再循環装置付き内燃機関用の過給機を駆動する方法であって、
少なくとも瞬間的に前記排気ガスのガス圧が前記燃焼用空気のブースト圧以下となっている間、前記コンプレッサの回転軸に対して制動力を加えて、前記過給機を通過する際に前記排気ガスが受ける抵抗を増やして前記排気ガスが前記過給機を流れ難くなるようにすると共に、前記ブースト圧を低下させるようにした、
ことを特徴とする排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法。 - 前記回転軸に直結された回転電動機を発電機として作動させることで、前記回転軸に対して制動力を加えるようにした請求項1記載の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機の駆動方法。
- 燃焼室から外部に排出された排気ガスを前記燃焼室に還流させる排気ガス再循環装置付きの内燃機関に供給される燃焼用空気を、前記排気ガスのエネルギにより回転されるコンプレッサによって圧縮して、前記排気ガス再循環装置により還流された排気ガスと共に前記燃焼室に過給する、排気ガス再循環装置付き内燃機関用の過給機であって、
前記コンプレッサの回転軸に対して、前記過給機を通過する際に前記排気ガスが受ける抵抗を増やして前記排気ガスが前記過給機を流れ難くなるようにすると共に、前記燃焼用空気のブースト圧を低下させる制動力を加える制動手段を有しており、
前記制動手段は、少なくとも瞬間的に前記排気ガスのガス圧が前記ブースト圧以下となっている間、前記回転軸に対して制動力を加える、
ことを特徴とする排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機。 - 前記制動手段は、前記回転軸に直結された回転電動機を有しており、該回転電動機を発電機として作動させることで、前記回転軸に対して制動力を加える請求項3記載の排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010524A JP2008175170A (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機及びその駆動方法 |
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JP2007010524A JP2008175170A (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 排気ガス再循環装置付き内燃機関用過給機及びその駆動方法 |
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JP (1) | JP2008175170A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014208221A1 (ja) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | いすゞ自動車株式会社 | ディーゼルエンジン及びその制御方法 |
CN105298630A (zh) * | 2014-06-13 | 2016-02-03 | 丰田自动车株式会社 | 增压器 |
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2007
- 2007-01-19 JP JP2007010524A patent/JP2008175170A/ja active Pending
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