JP4780278B2 - コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 - Google Patents
コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4780278B2 JP4780278B2 JP2004324931A JP2004324931A JP4780278B2 JP 4780278 B2 JP4780278 B2 JP 4780278B2 JP 2004324931 A JP2004324931 A JP 2004324931A JP 2004324931 A JP2004324931 A JP 2004324931A JP 4780278 B2 JP4780278 B2 JP 4780278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- coating composition
- article
- acrylate
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
(A)下記一般式(1)で表されるモノマーA1と、イソシアネート基含有モノマーA2とを含むモノマーから得られた共重合体、
(B)イソシアネート基と反応可能な架橋剤、および
(C)溶媒
を含む。
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表し、R3は水素原子またはメチル基を表す。)
ここで、前記モノマーA1はメトキシアルキル(メタ)アクリレートであることができる。
本発明のコーティング用組成物は、
(A)共重合体、(B)イソシアネート基と反応可能な架橋剤(単に「(B)架橋剤」ともいう)、および(C)溶媒を含む。以下、本発明のコーティング用組成物の各成分について説明する。
(A)共重合体は、下記一般式(1)で表されるモノマーA1と、イソシアネート基含有モノマーA2(以下、単に「モノマーA2」ともいう)とを含むモノマーから得られた共重合体である。このイソシアネート基含有モノマーA2は、イソシアネート基を含有し、かつ、モノマーA1と共重合可能である。
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表し、R3は水素原子またはメチル基を表す。)
モノマーA1としては、メトキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、メトキシプロピルアクリレート、メトキシブチルアクリレート、エトキシメチルアクリレート、エトキシエチルアクリレート、エトキシプロピルアクリレート、エトキシブチルアクリレート、プロポキシメチルアクリレート、プロポキシエチルアクリレート、プロポキシプロピルアクリレート、プロポキシブチルアクリレート、ブトキシメチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシプロピルアクリレート、ブトキシブチルアクリレート、メトキシメチルメタクリレート、メトキシエチルメタクリレート、メトキシプロピルメタクリレート、メトキシブチルメタクリレート、エトキシメチルメタクリレート、エトキシエチルメタクリレート、エトキシプロピルメタクリレート、エトキシブチルメタクリレート、プロポキシメチルメタクリレート、プロポキシエチルメタクリレート、プロポキシプロピルメタクリレート、プロポキシブチルメタクリレート、ブトキシメチルメタクリレート、ブトキシエチルメタクリレート、ブトキシプロピルメタクリレート、ブトキシブチルメタクリレートなどを挙げることができ、中でも蛋白質吸着性低減効果の点でメトキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、メトキシプロピルアクリレート、メトキシブチルアクリレート、メトキシメチルメタクリレート、メトキシエチルメタクリレート、メトキシプロピルメタクリレート、メトキシブチルメタクリレート等のメトキシアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、メトキシエチルアクリレート、メトキシエチルメタクリレートが特に好ましい。
イソシアネート基(−N=C=O)含有モノマーA2としては、例えば、2−イソシアナートエチルアクリレート、3−イソシアナートプロピルアクリレート、2−イソシアナートエチルメタクリレート、3−イソシアンートプロピルメタクリレートなどが挙げられる。
(A)共重合体は、一般式(1)で表されるモノマーA1およびイソシアネート基含有モノマーA2に加えて、モノマーA1および/またはモノマーA2と共重合可能な他のモノマーをさらに共重合させて得られたものであってもよい。このような他のモノマーとしては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、グリシジルアクリレート、フルフリルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、フルフリルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、メチルビニルケトン、酢酸ビニルなどを挙げることができる。
(A)共重合体は、ランダム共重合体、ブロック共重合体、およびブロック共重合体のいずれであってもよい。
(A)共重合体の分子量には特に制限はないが、コーティング時の塗布性、密着性等の観点から、重量平均分子量が2,000〜100,000であるのが好ましい。
(B)イソシアネート基と反応可能な架橋剤は、(A)共重合体に含まれるイソシアネート基と反応することができる。このイソシアネート基は、モノマーA2由来のイソシアネート基であることができる。
(式中、nは1以上の整数を示す。)
R11OCO−(CH2CH2O)n−OCOR12 ・・・・(3)
(式中、R11,R12は1価の有機基を示し、nは1以上の整数を示す。)
(C)溶媒は、(A)共重合体および(B)イソシアネート基と反応可能な架橋剤を溶解および/または分散することができ、かつ架橋反応を阻害しないものであれば特に制限はなく、スプレー塗装、ディップコート、スピンコート、電着塗装等からコーティング方式に応じて適宜選択することができる。
本発明のコーティング用組成物は、生化学分析、タンパク質の分離・精製等の分野で用いられる反応容器、遠心管、チューブ、シリンジ、ピペット、フィルター、分離用カラム等種々の部品、容器、器具、人工臓器、血液回路、人工心肺回路、注射針、カニューレ、カテーテル等のコーティング材料として用いることができる。これらに用いられる素材、たとえば、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ガラス、セラミックス、ステンレス、アルミニウム等の素材との濡れ性を改善、塗膜の欠陥を改善する等のために、公知の界面活性剤、消泡剤等の添加剤を含有することも可能である。また、
(B)架橋剤とイソシアナート基との反応を促進するために、公知の硬化触媒を添加することも可能である。このような硬化触媒としては、例えば、有機スズ化合物、有機チタン化合物、有機アルミニウム化合物、有機ジルコニウム化合物等の有機金属化合物、第一級アミン、第二級アミン、第三級アミン、イミダゾ−ル等の塩基性物質を挙げることができる。
本発明のコーティング用組成物の使用方法は、上記本発明のコーティング用組成物を物品の表面に接触させた状態で、該表面を加熱することにより、該表面に被膜を形成する工程を含む。また、上記本発明のコーティング用組成物を物品の表面に接触させてから該表面を加熱してもよいし、あるいは、該表面を加熱しながら上記本発明のコーティング用組成物を接触させてもよい。
本発明の被膜を有する物品は、上記本発明のコーティング用組成物から得られる。すなわち、この被膜は、上記本発明のコーティング用組成物を物品の表面に接触させた状態で、該表面を加熱することにより、該表面に形成される。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
3−1−1.(A)共重合体の合成例1
100mlフラスコ中で、2−メトキシエチルアクリレート9.0gおよび2−イソシアナートエチルメタクリレート1.2gをトルエン40gに溶解させ、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル25mgを加えた。次に、反応系の雰囲気を窒素で置換した後、80℃で6時間重合させ、大量のヘキサン中へ注ぎ入れた。上層をデカンテーションで除き、残った粘稠な液状物をトルエン50mlに溶解させ、その溶液を大量のヘキサン中へ注いで再沈澱精製を行なった。同様の再沈澱精製操作をもう一度行なった後、50℃で終夜真空乾燥することにより、無色の粘稠な液状ポリマー1((A)共重合体)9.9gを得た。
200mlフラスコ中で、2−メトキシエチルアクリレート16g、2−イソシアナートエチルアクリレート2.1g、およびメチルメタクリレート1.9をトルエン60gに溶解させ、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル50mgを加えた。次に、反応系の雰囲気を窒素で置換した後、80℃で6時間重合させ、得られた溶液を大量のヘキサン中へ注ぎ入れた。上層をデカンテーションで除き、残った粘稠な液状物をトルエン100mlに溶解させ、その溶液を大量のヘキサン中へ注いで再沈澱精製を行なった。同様の再沈澱精製操作をもう一度行なった後、50℃で終夜真空乾燥することにより、無色の粘稠な液状ポリマー2((A)共重合体)19.3gを得た。
200mlフラスコ中で、2−メトキシエチルアクリレート20gをシクロヘキサノン60gに溶解させ、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル100mgを加えた。次に、反応系の雰囲気を窒素で置換した後、70℃で6時間重合させ、得られた溶液をアセトン100mlで希釈して大量のヘキサン中へ注ぎ入れた。上層をデカンテーションで除き、残った粘稠な液状物をアセトン150mlに溶解させ、その溶液を大量のヘキサン中へ注いで再沈澱精製を行なった。同様の再沈澱精製操作をもう一度行なった後、50℃で終夜真空乾燥することにより、無色の粘稠な液状ポリマー3(比較例)18.3gを得た。
評価用サンプルの塗布面を向かい合わせにし、間にシリコンゴム製Oリング(内径25mm,太さ3.5mm)を挟んで外側から2箇所クリップで留めることより、体積約600μL、サンプル面積約4.9cm2の密閉空間を有するサンプルキットを作成した。次に、BSA(ウシ血清アルブミン)をリン酸緩衝溶液に1重量%となるように溶解させ、0.22ミクロンフィルタを用いてろ過することにより、BSA溶液を得た。次いで、27ゲージの注射針2本をサンプルキットのOリングを貫通させて、一方を空気穴とし、他方に1ccの注射器を接続してBSA溶液を600μL注入した。常温で2時間放置後、注射器でBSA溶液を抜き取り、クリップを外してサンプルキットを解体した。解体後の評価用サンプルウェハを1枚ごとに、洗浄液(10mM HEPES pH=7.4/0.005% Tween20)を1mLずつピペットで滴下しては流し、これを5回繰り返すことで洗浄を行った。
3−3−1.実験例1
上記合成例1で得られたポリマー1を10重量部と、プロピレングリコール1重量部と、ジブチル錫ジラウレート0.01重量部とをシクロヘキサノン200重量部に溶解することにより、コーティング用組成物1を得た。これをガラス板にスピンコーターを用いて、300rpmで5秒間、続いて1000rpmで20秒間回転塗布した後、150℃で10分間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜にはごみ等の異物の付着はみられなかった。また、得られた塗膜を爪でこすったが塗膜剥がれ等の外観変化はなく、強靭な塗膜であった。さらに、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の剥離や膨潤等の変化はなかった。次に、このサンプルについて、実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
上記合成例2で得られたポリマー1を10重量部と、プロピレングリコール1.2重量部と、p−トルエンスルホン酸・トリエチルアミン0.01部とをシクロヘキサノン200重量部に溶解することにより、コーティング用組成物2を得た。これをガラス板にスピンコーターを用いて、300rpmで5秒間、続いて1000rpmで20秒間回転塗布した後、150℃で10分間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜にはごみ等の異物の付着はみられなかった。また、得られた塗膜を爪でこすったが塗膜剥がれ等の外観変化はなく、強靭な塗膜であった。さらに、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の剥離や膨潤等の変化はなかった。次に、このサンプルについて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
上記合成例2で得られたポリマー2を10重量部と、プロピレングリコール1重量部と、ジブチル錫ジラウレート0.01重量部とをシクロヘキサノン200重量部に溶解することにより、コーティング用組成物3を得た。これをガラス板にスピンコーターを用いて、300rpmで5秒間、続いて1000rpmで20秒間回転塗布した後、150℃で10分間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜にはごみ等の異物の付着はみられなかった。また、得られた塗膜を爪でこすったが塗膜剥がれ等の外観変化はなく、強靭な塗膜であった。さらに、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の剥離や膨潤等の変化はなかった。次に、このサンプルについて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
上記合成例3で得られたポリマー3を10重量部、シクロヘキサノン200重量部に溶解することにより、コーティング用組成物4を得た。これをガラス板にスピンコーターを用いて、300rpmで5秒間、続いて1000rpmで20秒間回転塗布した後、150℃で10分間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜は粘着性がありごみ等の異物が付着しやすく、爪でこすると簡単に剥離し弱い塗膜であった。また、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の白化が観察された。次に、このサンプルについて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
ポリエチレンシートの表面に対してコロナ放電処理を行なうことにより、ポリエチレンシートの表面を親水化した。次に、上記合成例1で得られたコーティング用組成物1をこのポリエチレンシートの表面にディップコートし、80℃で2時間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜にはごみ等の異物の付着はみられなかった。また、得られた塗膜を爪でこすったが塗膜剥がれ等の外観変化はなく、強靭な塗膜であった。さらに、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の剥離、膨潤等の変化はなかった。次に、このサンプルについて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
ポリスチレンシート(SUS304板)に、上記実験例1で得られたコーティング用組成物1をディップコートし、50℃で3時間加熱することにより、塗膜が形成された評価用サンプルを得た。得られた塗膜にはごみ等の異物の付着はみられなかった。また、得られた塗膜を爪でこすったが塗膜剥がれ等の外観変化はなく、強靭な塗膜であった。さらに、このサンプルを25℃の純水中に10時間浸漬したが、膜の剥離、膨潤等の変化はなかった。次に、このサンプルについて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
ガラス板(比較例2)、ポリエチレンシート(比較例3)、およびポリスチレンシートであるSUS304板(比較例4)をそれぞれ、被膜を形成せずにそのまま用いて、上記実験例1と同様の方法によりタンパク質非特異吸着性を評価した。
Claims (6)
- (A)下記一般式(1)で表されるモノマーA1と、イソシアネート基含有モノマーA2とを含むモノマーから得られた共重合体、
(B)イソシアネート基と反応可能な架橋剤、および
(C)溶媒
を含む、コーティング用組成物。
CH2=CR3COOR1OR2 ・・・・(1)
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基を表し、R2は炭素数1〜4のアルキル基を表し、R3は水素原子またはメチル基を表す。) - 請求項1において、
前記モノマーA1はメトキシアルキル(メタ)アクリレートである、コーティング用組成物。 - 請求項1または2において、
前記(B)架橋剤は、ヒドロキシル基および/またはカルボキシル基を2個以上有する有機化合物である、コーティング用組成物。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のコーティング用組成物から形成された被膜を有する物品。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のコーティング用組成物を物品の表面に接触させた状態で、該表面を加熱する工程を含む、被膜の形成方法。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のコーティング用組成物を物品の表面に接触させた状態で、該表面を加熱することにより、該表面に被膜を形成する工程を含む、コーティング用組成物の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004324931A JP4780278B2 (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004324931A JP4780278B2 (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006131823A JP2006131823A (ja) | 2006-05-25 |
JP4780278B2 true JP4780278B2 (ja) | 2011-09-28 |
Family
ID=36725655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004324931A Expired - Fee Related JP4780278B2 (ja) | 2004-11-09 | 2004-11-09 | コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4780278B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158961A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-22 | Jsr Corp | 生体関連物質用物品およびその製造方法、ならびに生体関連物質吸着防止用コーティング組成物およびその使用方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5001015B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-08-15 | 富士フイルム株式会社 | 非特異吸着を抑制した表面を有する生化学用器具 |
JP5439551B2 (ja) * | 2011-08-15 | 2014-03-12 | 一般財団法人川村理化学研究所 | ブロック共重合体の塗膜 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10201841A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Toyobo Co Ltd | 易滑性医療用具およびその製造方法 |
JP3591812B2 (ja) * | 1998-05-08 | 2004-11-24 | 川澄化学工業株式会社 | 表面潤滑性医療基材の製造方法 |
-
2004
- 2004-11-09 JP JP2004324931A patent/JP4780278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158961A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-06-22 | Jsr Corp | 生体関連物質用物品およびその製造方法、ならびに生体関連物質吸着防止用コーティング組成物およびその使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006131823A (ja) | 2006-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5177340B2 (ja) | 生体関連物質用物品およびその製造方法、ならびに生体関連物質吸着防止用コーティング組成物およびその使用方法 | |
US7754806B2 (en) | Biological substance related article and method of manufacturing the same, and biological substance adsorption preventive coating composition and method of using the same | |
US8513342B2 (en) | Durable superhydrophobic coatings | |
TWI572683B (zh) | Waterproof ‧ Moisture resistant coating composition | |
JPS62156172A (ja) | 水中防汚被覆剤 | |
JP5987928B2 (ja) | 糖鎖アレイ用高分子化合物および糖鎖アレイ基板 | |
JP4780278B2 (ja) | コーティング用組成物およびその使用方法、被膜を有する物品、ならびに被膜の形成方法 | |
JP5419682B2 (ja) | コーティング組成物およびその使用方法 | |
JP6868235B2 (ja) | 医療用具用重合体、医療用具用材料及びそれを用いた医療用具 | |
WO2021256553A1 (ja) | リン酸基含有ポリマーを含むコーティング膜形成組成物 | |
JP2007332174A (ja) | 防曇性コーティング組成物およびそれを用いた防曇性被膜の製造方法 | |
JP2022156212A (ja) | 含フッ素共重合体、コーティング剤および物品 | |
WO2021079610A1 (ja) | 生体適合性接着剤 | |
JP5674378B2 (ja) | 生体適合性材料 | |
JP2021059662A (ja) | 樹脂組成物、硬化性組成物、塗膜付き物品、塗膜付き物品の製造方法、コーティング剤及び積層塗膜付き基材の製造方法 | |
WO2015133461A1 (ja) | 生体物質の付着抑制能を有するイオンコンプレックス材料 | |
US3718500A (en) | Coated articles | |
Koguchi et al. | Altering the bio-inert properties of surfaces by fluorinated copolymers of mPEGMA | |
JP2012032260A (ja) | 糖鎖アレイ | |
JPH05117283A (ja) | 含フツ素シランカツプリング剤 | |
JPH05254073A (ja) | 反射防止性物品及びその製造方法 | |
RU2255103C1 (ru) | Клеевая композиция | |
JPWO2019049734A1 (ja) | 新規ポリエチレングリコール誘導体および蛋白質吸着抑制剤 | |
JPS62280248A (ja) | 帯電防止用組成物 | |
JP6667825B2 (ja) | 医療用具用重合体、医療用具用材料及びそれを用いた医療用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110608 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110621 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4780278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |