JP4779064B1 - 燃料電池セル - Google Patents

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Abstract

燃料電池セル(1)は、燃料極(11)と、空気極(14)と、燃料極(11)と空気極(14)との間に設けられ、セリアを含有する電解質層(13)と、電解質層(13)と燃料極(11)との間に設けられ、ジルコニアを含有する2つ以上の中間層と、を備え、2つ以上の中間層は、セリアを含有する第1中間層(18)と、第1中間層と燃料極との間に設けられ、第1中間層よりも高いジルコニア濃度を有する第2中間層(19)と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池セル、より具体的には、固体酸化物形燃料電池セルに関する。
近年、環境問題及びエネルギー資源の有効利用の観点から、燃料電池に注目が集まっている。
特許文献1には、固体電解質層と、固体電解質層を介して対向するように設けられた燃料極層と空気極層とを有する燃料電池セルが記載されている。この燃料電池セルでは、固体電解質層に、酸化セリウムに希土類金属が固溶してなる材料が採用されている。
特開2007‐141492号公報(段落[0020]等)
しかしながら、セリア(酸化セリウム)を電解質として有する燃料電池セルは、高温での使用が難しい、耐久性が充分でない等の課題を有している。そのため、セリアを電解質として有する燃料電池セルには、実用に向けた改良の余地がある。
本発明の課題は、より実用に適した燃料電池セルを提供することである。
本発明の第1観点に係る燃料電池セルは、燃料極と、空気極と、上記燃料極と上記空気極との間に設けられ、セリアを含有する電解質層(つまり固体電解質層)と、上記電解質層と上記燃料極との間に設けられ、ジルコニアを含有する2つ以上の中間層と、を含む。上記2つ以上の中間層は、セリアを含有する第1中間層と、上記第1中間層と上記燃料極との間に設けられ、上記第1中間層よりも高いジルコニア濃度を有する第2中間層と、を備える。
本発明によれば、燃料電池セルの使用温度の上限が緩和される。
燃料電池の要部構成を示す断面図である。 セル試料の特性測定装置の概要を示す断面図である。 セル試料のIVカーブの一例を示すグラフである。 (a)はセル試料の断面を示す電子顕微鏡写真であり、(b)はその試料のジルコニウム(Zr)元素マップであり、(c)はその試料のセリウム(Ce)元素マップである。 (a)は上記図4(a)と同試料の断面を示す電子顕微鏡写真であり、(b)はその試料のジルコニウム濃度(Zr濃度)プロファイルであり、(c)はその試料のセリウム濃度(Ce濃度)プロファイルである。 横縞型燃料電池セルの外観を示す斜視図である。 図6の横縞型燃料電池セルのI−I矢視断面図である。
燃料電池の一例として、固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)を挙げる。特に以下では、複数の燃料電池セルが積層されたセルスタック構造を有するSOFCを中心として説明する。
<1.燃料電池>
≪1−1.縦縞型燃料電池≫
図1に示すように、燃料電池10は、燃料電池セル(単に「セル」と称される)1と、インターコネクタ4とを備える。
セル1は、厚みが30μm〜5000μmで直径が5mm〜50mm程度のセラミック薄板である。セル1は、図1に示すように、燃料極11、電解質層13、空気極14、中間層17を備える。
燃料極11は、例えばNiO‐YSZ(酸化ニッケル‐イットリア安定化ジルコニア)またはNiO‐Yにより構成される。燃料極11は、アノードとして機能するとともに、セル1に含まれる他の層を支持する基板(支持体と言い換えてもよい)としても機能する。つまり、燃料極11の厚みは、電解質層13の厚みよりも大きい。燃料極11の厚みは、具体的には0.5〜5mm程度である。なお、燃料極11は、還元処理(例えばNiOをNiに還元する処理)を受けることで、導電性を獲得する。
また、燃料極11は、2層構造であってもよい。この場合、燃料極11は、基板とその上に形成された燃料極活性層(燃料側電極)とを有する。基板及び燃料極の材料は、上述した燃料極11の材料から選択可能である。例えば、基板としてNiO‐Y、燃料極活性層としてNiO‐YSZ等の組み合わせが可能である。
電解質層13は、固体電解質層とも呼ばれる。電解質層13は、空気極14と燃料極11との間に設けられる。電解質層13は、セリアを含有する。具体的には、電解質層13は、セリアと、セリアに固溶した希土類金属とからなるセリア系材料によって構成される。セリア系材料として、具体的には、GDC(ガドリニウムドープセリア)、SDC(サマリウムドープセリア)等が挙げられる。電解質層13におけるGd:CeOのmol組成比は、5:95〜20:80であることが好ましい。
また、電解質層13の厚みは、例えば20μm以下である。
空気極14は、例えば、LSCF(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)により構成される。空気極14の厚みは、具体的には5μm〜50μm程度である。
中間層17は、電解質層13と燃料極11との間に設けられている。中間層17は、ジルコニア(ZrO)を含有する。中間層17は、2つ以上の層を含んでいる。本実施形態では特に、中間層17は、電解質層13と接触する第1中間層18と、第1中間層18及び燃料極11に接触する第2中間層19と、を備える。
中間層17は、Y又はSc等の安定化剤をさらに含有してもよい。安定化剤:ジルコニアとのmol組成比は、3:97〜20:80程度である。すなわち、中間層17は、3YSZ、8YSZ等のイットリア安定化ジルコニア;又はScSZ(スカンジア安定化ジルコニア);等のジルコニア系材料を含有する。
中間層17の厚みは、好ましくは2.5μm以上である。また、中間層17の厚みは、好ましくは10μm以下である。中間層17の厚みが2.5μm以上であるとき、中間層が電子バリア層として良く機能し、燃料電池セルの使用温度の上限が緩和される効果が高い。中間層17の厚みが10μm以下であるとき、電解質層の燃料極からの剥離の発生が効果的に抑制される。
また、中間層17は、電解質層13と共焼成されている。
第1中間層18は、上述のジルコニア系材料とセリアとを含有する。セリアとジルコニアとは混合されており、第1中間層18は、好ましくはセリアとジルコニアとの固溶体である。電解質層13と第1中間層18との界面は、電解質層13におけるセリウム濃度の最大値が1で表されるときに、セリウム濃度が0.5である位置として規定される。 なお、セリウム濃度及びジルコニウム濃度の比率の議論において、「濃度」の単位は特に限定されないが、「濃度」は特に、原子濃度プロファイルによるライン分析、つまりEPMA(Electron Probe Micro Analyzer)による特性X線強度の比較によって得られる値を指す。EPMAを用いた定量分析は当業者によく知られている。EPMAは、電子線を対象物に照射することで放射される特性X線スペクトルに基づいて、電子線が照射されている微小領域(おおよそ1μm)における構成元素の検出及び同定と、各構成元素の比率(濃度)を分析する装置である。EPMAによる定量分析は、元素濃度の明らかな標準試料の特性X線強度と、未知試料の特性X線強度とを比較することによって実現される。 すなわち、セル1の厚み方向(y軸方向)に略平行な断面において、EPMAを用いて、厚み方向(y方向)におけるライン分析を行うことにより、各元素の濃度分布データを取得する。電解質層13と第1中間層18との界面の位置が決定されるときは、ライン分析によって、厚み方向におけるセリウム濃度の分布が取得される。電解質層13におけるセリウム濃度の最大値の50%のセリウム濃度を有するラインの位置が、電解質層13と第1中間層18との界面の位置として規定される。
なお、本明細書において、EPMAはEDS(Energy Dispersive x-ray Spectroscopy)を含む概念であってもよい。
また、電解質層13におけるセリウム濃度の平均値第1中間層18におけるセリウム濃度は0.1〜0.4であることが好ましい。
また、第1中間層18の厚みは、0.5〜2.0μmが好ましい。
第2中間層19におけるジルコニウムの濃度は、第1中間層18のそれよりも高い。
第1中間層18と第2中間層19との界面の位置は、第2中間層19におけるジルコニウム濃度の最大値(すなわち中間層17におけるジルコニウム濃度の最大値)が1で表されるときに、ジルコニウム濃度が0.8である位置として規定される。つまり、中間層17のライン分析の結果において、第2中間層19における最大のジルコニウム濃度の80%のジルコニウム濃度を有するラインが、第1中間層18と第2中間層19との界面の位置として規定される。
また、第2中間層19のジルコニウム濃度の平均値を1とすると、第1中間層18のジルコニウム濃度は0.3〜0.7であることが好ましい。また、第2中間層19のセリウム濃度は、第1中間層18におけるセリウム濃度よりも低いことが好ましい。電解質層13内のセリウム濃度の平均値を1とすると、第2中間層19におけるセリウム濃度は0.1以下であることが好ましく、例えば0.01〜0.1であってもよい。
つまり、ライン分析によって得られた、厚み方向(y軸方向)におけるジルコニウム濃度の分布において、第1中間層18に含まれる各ラインの有するジルコニウム濃度は、第2中間層19の濃度分布におけるジルコニウム濃度の平均値の30〜70%である。
また、第2中間層19の厚みは0.5〜10μmであることが好ましい。
従来、セリアが電解質として機能する燃料電池セルの使用温度は、例えば600℃以下に限定される。理由は次の通りである。セリアが高温(700℃以上)で還元雰囲気にさらされると、セリア中のセリウムイオンCe4+がCe3+に還元される。還元によってセリアは電子伝導を生じるようになり、その結果、燃料電池セルの起電力が低下する。
これに対して、セル1では、燃料極11と電解質層13との間に中間層17が設けられていることで、起電力の低下が緩和される。その結果、燃料電池セルの使用温度の上限が緩和される。これは、中間層17が、電解質層13中のセリウムの還元を抑制する電子バリア層として機能するからであると考えられる。中間層17のうち、特に第2中間層19が、この電子バリア層として機能すると考えられる。
また、中間層17により、電解質層13の燃料極11からの剥離を抑制することができる。その結果、電解質層13におけるクラック発生が抑制される。中間層17のうち、特に第1中間層18が、クラック発生の抑制に寄与していると考えられる。
≪1−2.他の形態≫
なお、セルは、燃料極と、空気極と、燃料極と空気極との間に設けられたセリアを含有する電解質層と、電解質層と燃料極との間に設けられたジルコニア系材料を含有する中間層とを有すればよく、その他の構成要素の有無、各構成要素の形状、材料、寸法等は、変更可能である。
例えば、燃料電池セル1がさらに他の層を備えていてもよい。
また、中間層17は、3つ以上の層から構成されていてもよい。この場合でも、全ての中間層はジルコニアを含有する。電解質層13に最も近い層がセリアを含んでいればよい。
上述した燃料電池10は、積み重ねられた複数のセル1と、セル1間を電気的に接続するインターコネクタ4とを備える。すなわち、燃料電池10は、縦縞型の燃料電池である。
ただし、本発明は、横縞型燃料電池にも適用可能である。横縞型燃料電池について、以下に説明する。
横縞型燃料電池(以下、単に“燃料電池”と称する)100は、支持基板102、燃料極103、電解質層104、反応防止層105、空気極106、インターコネクタ107、集電部108、及び中間層130を備える。また、燃料電池100はセル110を備える。なお、図6では、説明の便宜上、集電部108は図示されていない。
燃料電池100は、支持基板102上に配置された複数のセル110と、セル110間を電気的に接続するインターコネクタ7とを備える。セル110は、燃料極103と、その燃料極103に対応する空気極106と、を備える部分である。具体的には、セル110は、支持基板102の厚み方向(y軸方向)に積層された、燃料極103、電解質層104、及び空気極106を備える。本実施形態では、セル110は反応防止層105をさらに備えるが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
支持基板102は、扁平かつ一方向(z軸方向)に長い形状である。支持基板102は、絶縁性を有する多孔質体である。支持基板102は、ニッケルを含んでいてもよい。支持基板102は、より具体的には、Ni‐Y(ニッケル‐イットリア)を主成分として含有していてもよい。なお、ニッケルは酸化物(NiO)として含有されていてもよい。発電時には、NiOは水素ガスによってNiに還元されてもよい。
図6及び図7に示すように、支持基板102の内部には、流路123が設けられる。流路123は、支持基板102の長手方向(z軸方向)に沿って延びている。発電時には、流路123内に燃料ガスが流され、支持基板102の有する孔を通って、後述の燃料極103へ燃料ガスが供給される。
燃料極103は、支持基板102上に設けられる。1個の支持基板102上に、複数の燃料極103が、支持基板102の長手方向(z軸方向)において並ぶように配置される。つまり、支持基板102の長手方向(z軸方向)において、隣り合う燃料極103の間には、隙間が設けられている。
燃料極103の組成としては、燃料極11と同様の組成が適用可能である。
燃料極103は、燃料極集電層及び燃料極活性層を有していてもよい。燃料極集電層は支持基板102上に設けられ、燃料極活性層は燃料極集電層上に、インターコネクタ107とは重ならないように設けられる。
燃料極103は、燃料極集電層及び燃料極活性層を有していてもよい。燃料極集電層は支持基板102上に設けられ、燃料極活性層は燃料極集電層上に設けられる。燃料極集電層及び燃料極活性層の組成については、上述した通りである。
電解質層104は、固体電解質層とも呼ばれる。図7に示すように、電解質層104は、燃料極103上に設けられる。支持基板102上において燃料極103が設けられていない領域では、電解質層104は、支持基板102上に設けられていてもよい。
電解質層104は、支持基板102の長手方向(z軸方向)において非連続な箇所を有している。つまり、複数の電解質層104が、z軸方向において、間隔をもって配置されている。z軸方向において隣り合う電解質層104は、インターコネクタ107によって接続される。言い換えると、電解質層104は、あるインターコネクタ107から、支持基板102の長手方向(z軸方向)においてそのインターコネクタ107と隣り合うインターコネクタ107まで、連続するように設けられる。インターコネクタ107と電解質層104とは、支持基板102及び燃料極103と比べて緻密な構造を有する。よって、インターコネクタ107と電解質層104とは、燃料電池100において、z軸方向において連続する構造を有することで、空気と燃料ガスとを切り分けるシール部として機能する。
電解質層104の組成については、上述の電解質層13と同様の組成が適用可能である。
反応防止層105は、電解質層104上に設けられる。図7において、電解質層104が設けられていない箇所には、反応防止層105が設けられていない。つまり、1個の燃料極103に対応するように1個の反応防止層105が設けられる。よって、1個の支持基板102には、支持基板102の長手方向(z軸方向)に沿って、複数の電解質層104が設けられる。
反応防止層105は、セリア(酸化セリウム)を主成分として含んでもよい。具体的には、反応防止層105の材料として、セリア及びセリアに固溶した希土類金属酸化物を含むセリア系材料が挙げられる。セリア系材料として、具体的には、GDC((Ce,Gd)O:ガドリニウムドープセリア)、SDC((Ce,Sm)O:サマリウムドープセリア)等が挙げられる。
空気極106は、反応防止層105上に、反応防止層105の外縁を越えないように配置される。1個の燃料極103には、1個の空気極106が積層される。つまり、1個の支持基板102には、支持基板102の長手方向(z軸方向)に沿って、複数の空気極106が設けられる。
空気極106の組成としては、上述の空気極14と同様の組成が適用可能である。
インターコネクタ107は、上述したように、セル110間を電気的に接続するように配置されればよい。図7において、インターコネクタ107は、燃料極103上に積層される。インターコネクタ107は燃料極103上に直接設けられていてもよい。燃料極103とインターコネクタ107との間に、後述の中間層が配置されてもよい。
本明細書において、「積層」とは、2つの要素が接するように配置されている場合、及び接しないがy軸方向に重なるように配置されている場合を包含する。
図7において、上述して用に、インターコネクタ107は、電解質層104間を、支持基板102の長手方向(z軸方向)において繋ぐように配置される。これによって、支持基板102の長手方向(z軸方向)において隣り合うセル110同士が、電気的に接続される。
インターコネクタ107は、支持基板102及び燃料極103と比較すると緻密な層である。インターコネクタ107は、ペロブスカイト型複合酸化物を主成分として含有する。特に、ペロブスカイト型複合酸化物として、クロマイト系材料が挙げられる。
集電部108は、インターコネクタ107とセル110とを電気的に接続するように配置される。具体的には、集電部108は、空気極106から、その空気極106を備えるセル110と隣り合うセル110に含まれるインターコネクタ107まで、連続するように設けられる。集電部108は、導電性を有すればよく、例えばインターコネクタ107と同様の材料で構成されていてもよい。
中間層130は、燃料極103と電解質層104との間に配置される。中間層130は、中間層17と同様の構造及び組成を有する。すなわち、中間層130は、第1中間層18と同組成の第1中間層131と、第2中間層19と同組成の第2中間層132と、を備える。第1中間層131及び第2中間層132の厚み等についても、第1中間層18及び第2中間層19について述べた通りなので、ここでは説明を省略する。
セル110に含まれる空気極106は、集電部108及びインターコネクタ107によって、隣り合うセル110の燃料極103と電気的に接続される。つまり、インターコネクタ107だけでなく、集電部108もセル110間の接続に寄与しているが、このような形態も、“インターコネクタがセル間を電気的に接続する”形態に包含される。
燃料電池100の各部の寸法は、具体的には、以下のように設定可能である。
支持基板102の幅D1 :1〜10cm
支持基板102の厚みD2:1〜10mm
支持基板102の長さD3:5〜50cm
支持基板102の外面(支持基板102と燃料極との界面)から流路123までの距離D4:0.1〜4mm
燃料極103の厚み :50〜500μm
(燃料極103が、燃料極集電層及び燃料極活性層を有する場合:
燃料極集電層の厚み:50〜500μm
燃料極活性層の厚み:5〜30μm)
電解質層104の厚み :3〜50μm
反応防止層105の厚み :3〜50μm
空気極106の厚み :10〜100μm
インターコネクタ107の厚み:10〜100μm
集電部108の厚み :50〜500μm
言うまでもなく、本発明はこれらの数値に限定されない。
<2.製造方法>
以下に述べる製造方法は、セル1の製造方法の一例に過ぎない。以下の製造方法は、燃料電池セルの形状及び構成にかかわらず、用いることができる。つまり、主に、燃料極支持型の平板形、円筒形、片端保持型スタック用のセル、両端保持型スタック用のセルのいずれの製造においても、以下の製造方法を適用することができる。
燃料極11は、セラミックグリーンシートを積層し、熱圧着することで形成可能である。燃料極11を構成するセラミックグリーンシートは、例えば、酸化ニッケル(NiO)、ジルコニア(8YSZ)、造孔剤(例えばPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂))からなる。
セル1の製造方法は、第1中間層18を形成する工程を有する。この工程は、例えばジルコニア系材料層とセリア系材料層とを共焼成する工程であってもよい。この場合、セリア系材料層とジルコニア系材料層との接触面においてセリアとジルコニアとが共焼成によって固溶することで、第1中間層18が形成される。また、第2中間層19は、焼成の結果、第1中間層18よりもジルコニア濃度(ジルコニウム濃度)が高い層として形成される。なお、第1中間層18の形成方法はこの方法に限定されるものではなく、例えばセリア及びジルコニアの濃度が調整された材料を積層することによっても形成可能である。
電解質層13及び中間層17も、シートの積層によって形成可能である。すなわち、ジルコニア系材料からなるセラミックスグリーンシート及びセリア系材料からなるセラミックグリーンシートを積層し、圧着すればよい。圧着には、熱圧着、CIP(Cold Isostatic Press)等の手法が用いられる。
なお、シートを積層する以外に、電解質層13及び中間層17のいずれか一方又は両方を、スラリーディップ法、筆塗り法、スタンプ法、印刷法等の他の方法によって形成することもできる。
電解質層13及び中間層17の材料を燃料極11上に積層した後、この成形体を脱脂及び焼成することで、焼成体を得ることができる。こうして、ジルコニア系材料とセリア系材料のシートとが共焼成(共焼結)される。
次いで、空気極14を形成する。空気極14は、印刷法等で空気極材料を焼成体上に付与した後、焼成することで形成される。以上の工程により、セル1が完成する。
A.セルの電流−電圧特性等の評価
(1)手順
a.試料の作製
a−1.燃料極の形成
上述の積層形成によって、燃料極を形成した。すなわち、酸化ニッケル(NiO)、ジルコニア(8YSZ)、及び造孔剤としてのPMMAからなるセラミックスグリーンシート(厚み100μm)を、300μmとなるように積層し、熱圧着(60℃、3MPa)した。
こうして得られた成形体に、別途作製されたジルコニア(8YSZ)からなるセラミックグリーンシートと、セリア(GDC)からなるセラミックグリーンシートとを順次積層し、熱圧着した。
こうして、燃料極、ジルコニア層、セリア層がこの順に積層された積層体を、1300〜1500℃で2時間、共焼成した。
その後、セリア層上に、空気極としてLSCF膜(30μm)を付与して、1000〜1150℃で2時間、焼成した。
b.セル試料の評価
こうして得られたセル試料は、燃料極11、第2中間層19、第1中間層18、電解質層13、及び空気極14の積層体であり、セル試料において各層はこの順に積層されていた。
セル試料について、特性測定装置によって、電流−電圧特性等を評価した。評価の手法について、簡単に説明すると以下の通りである。
b−1.電流特性及び電圧特性
i)特性測定装置
特性測定装置100の概要を説明する。特性測定装置100は、片面が燃料極でその逆の面が空気極である平板形の燃料電池セル試料200の特性を測定する。
図2に示すように、特性測定装置100は、カプセル110、燃料ガス挿入管121、酸化ガス挿入管122、白金メッシュ125及び126、第1リード線129a、並びに第2リード線129bを備える。
カプセル110は、下部111と上部112とに分かれている。カプセル上部112と下部111との間でセル試料200の外周が保持されることで、カプセル110内部にセル試料200が保持される。
燃料ガス挿入管121は、ノズル127を介してカプセル下部111に接続される。酸化ガス挿入管122は、ノズル128を介してカプセル上部112に接続される。
白金メッシュ125及び126はそれぞれ、カプセル下部111及び上部112内に、カプセル110内で保持されたセル試料200の燃料極及び空気極に接触するように、配置される。白金メッシュ125及び126はそれぞれ、接続集電部材として機能する。
第1リード線129a及び第2リード線129bはそれぞれ、白金メッシュ125及び126はそれぞれに接続される。
特性測定の前に、カプセル下部111と上部112との間に、セル試料200が、燃料極を下に向けてセットされる。さらに、カプセル上部112とセル試料200の外周との間、及びカプセル下部111とセル試料の外周との間は、溶融したガラス124でシールされる。こうして、カプセル上部112とセル試料200との間の空間、カプセル下部111とセル試料200との間の空間が分離される。
特性測定時100の装置の動作について説明する。特性測定装置100は、燃料ガス挿入管121を介して、カプセル下部111とセル試料200の燃料極との間に水素ガスG1を供給し、酸化ガス挿入管122を介して、カプセル上部112とセル試料200の空気極との間に酸化ガスG2を供給する。
セル試料200の燃料極では、供給された水素ガスG2中の水素から電子が分離して、水素が水素イオンになる。水素から分離した電子は、第1リード線129a及び第2リード線129bを通って、セル試料200の空気極に流れる。空気極では、酸化ガスG2中の酸素が、第1リード線129a及び第2リード線129bを介して供給された電子を受け取って、酸素イオンになる。この酸素イオンは、セル試料200の電解質層を通って燃料極で水素と反応し、水になる。第1リード線129a第2リード線129bに電流計及び電圧計等を接続することによって、セル試料の電流及び電圧等の特性を測定することができる。
ii)評価方法
上述の特性測定装置を用い、以下の条件で測定を行った。
温度:700℃、
燃料ガス:水素100%(30度加湿)
酸化ガス:空気
燃料ガス、酸化ガス共に、ガス利用率が5%以下となるように、充分な量を流した。出力特性はIVカーブにより得られ、セル抵抗値はインピーダンス解析により算出された。
(2)結果
電解質層であるGDC層の厚み、及び中間層である8YSZセル試料の厚みを変化させて得られた、オーミック抵抗、及び定格0.8Vにおける出力密度を表1に示す。表1には、OCV(開回路電圧:Open circuit voltage)の評価結果も示す。表1において、電解質層とはGDC層を指す。
Figure 0004779064

表1から明らかなように、中間層(8YSZ)を備えないNo.24〜26の試料においては、OCVの低下(0.85〜0.9V程度)が見られた。これは、電解質層(固体電解質層)におけるセリアの還元により電子リークが発生したからであると考えられる。このような試料では、実質的には、高電圧駆動(定格0.8V)を行うことができない。そのため、これらの試料では、定格0.8Vにおける出力密度も極めて低い値となった。
また、表1に示すように、中間層の厚みが2.5μm以上である試料において、高い出力密度が得られた。これは、中間層が電子バリア層として機能することで、電解質層におけるセリアの還元を抑制するからであると考えられる。
また、中間層の厚みが10μm以下である試料では、高い出力密度が得られ、中間層の厚みが15μm以上である試料では、出力密度が比較的低いという結果が得られた。
図3に、セル試料の電流−電圧特性の一例として、No.11の試料と、No.26の試料のIVカーブを示す。図3に示すように、中間層を持たないNo.26の試料と比較して、中間層を持つNo.11の試料は、高電圧駆動が可能であり、同電圧において高い電流密度を示した。
B.熱サイクル試験
SOFCは、他の燃料電池に比べて高い発電効率が得られるという利点があるが、その一方で、作動温度が高いために、使用時には急速な温度上昇を要求する。定置型のSOFCシステムとして燃料電池を使用するためには、実用上の観点からは、室温から700℃の作動温度まで、1時間程度で昇温させることが好ましい。
そこで、セル試料を用いて熱サイクル試験を行うことで、異種材料の積層体であるセル試料における、接合界面の信頼性を評価した。
(1)手順
直径20mmのセル試料を、上記A.と同様の手順で作製した。ただし、空気極は形成しなかった。このセル試料を、大気雰囲気の赤外線ランプ式電気炉において、700℃まで5分の条件で昇温し、炉冷によって20分で冷却する熱サイクル試験(連続100回)を行った。
試験終了後、セル試料における膜剥離の発生の有無を、目視及び顕微鏡観察により評価した。
(2)結果
評価結果を表2に示す。表2において、表1と同No.の試料は、同じ層構成である。すなわち、表2は、表1中の試料のうち、OCVが得られなかったNo.1、8、16、及び17を除く18種の試料についての結果を示す。各No.において、試料数は10個であった。
Figure 0004779064

表2に示すように、中間層の厚みが10μm以下である試料は、熱サイクル試験を経ても、電解質層にクラックは発生せず、燃料電池セルとして良好な品質を有していた。
一方、中間層の厚みが15μmの試料では、熱サイクル試験によって電解質層にクラックが発生した。
C.元素マッピング
No.13の試料について、電子顕微鏡により断面写真を撮影すると共に、元素マッピングを行った。元素マッピングは、FE‐EPMA(電界放射型電子プローブマイクロアナライザ)により実行された。使用した装置名は、日本電子株式会社製の電界放射型分析電子顕微鏡(JXA−8500F)である。図4(b)及び図4(c)において、原子の濃度が高い状態ほど白く、低いものほど黒く表示されている。図4(b)及び図4(c)に示すように、セリウム濃度の高い電解質層13とジルコニウム濃度の高い第2中間層19との間に、セリウムとジルコニウムとを含有する第1中間層18が形成されている。
D.原子濃度プロファイリング
同試料について、EPMAを用いた原子濃度プロファイリング(ライン分析)を行った。原子濃度プロファイリングは、図4(b)及び(c)のシグナル強度を数値化することで行われた。結果を図5(b)及び(c)にそれぞれ示す。便宜上、図5(b)及び図5(c)におけるプロファイリング結果を表す数値は、プロファイルの対象となる原子の濃度に比例するので、これらの数値を以下では便宜上、「濃度」と称する。
図5(c)のセリウム濃度プロファイルに示すように、電解質層13と中間層17との境界、すなわち電解質層13と第1中間層18との境界の位置を、セリウム濃度D2=D1×0.5を満たす位置に決定した。濃度D1は、電解質層13におけるセリウム濃度の最大値である。
また、図5(b)のジルコニウム濃度プロファイルに示すように、第1中間層18と第2中間層19との境界の位置を、ジルコニウム濃度D4=D3×0.8を満たす位置に決定した。濃度D3は、中間層17におけるジルコニウム濃度の最大値である。
すなわち、図5(b)及び図5(c)に示すように、電解質層13の厚みは4.3μmであり、中間層17の厚みは7μmであった。また、第1中間層18の厚みは1.5μm、第2中間層19の厚みは5.5μmであった。
1 燃料電池セル
11 燃料極
13 電解質層
14 空気極
10 燃料電池
4 インターコネクタ
41 導電接続部
100 特性測定装置
110 カプセル
129a 燃料ガス

Claims (6)

  1. 燃料極と、
    空気極と、
    前記燃料極と前記空気極との間に設けられ、セリアを含有する電解質層と、
    前記電解質層と前記燃料極との間に設けられ、ジルコニアを含有する2つ以上の中間層と、
    を備え、
    前記2つ以上の中間層は、セリアを含有する第1中間層と、前記第1中間層と前記燃料極との間に設けられ、前記第1中間層よりも高いジルコニア濃度を有する第2中間層と、を含む、
    燃料電池セル。
  2. 前記電解質層におけるセリウム濃度の最大値を1とすると、前記中間層と前記電解質層との境界におけるセリウム濃度は0.5である
    請求項1に記載の燃料電池セル。
  3. 前記中間層におけるジルコニウム濃度の最大値を1とすると、前記第1中間層と前記第2中間層との境界におけるジルコニウム濃度は0.8である
    請求項1または2に記載の燃料電池セル。
  4. 前記中間層は、前記電解質層と共焼成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池セル。
  5. 前記中間層の厚みは2.5μm以上である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池セル。
  6. 前記中間層の厚みが10μm以下である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池セル。
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