JP4777947B2 - 仕掛け用ハリスとこれを用いた釣り用仕掛け - Google Patents

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本発明は、複数の釣針を付設できる仕掛け用ハリス(鉤素)と、これを用いた釣り用仕掛けに関し、更に詳しくは、疑似餌などへ複数の釣針を取り付ける際に、その釣針の装着位置がずれ動くことを防止し、しかも、結節部を無くして釣糸の引張強力の低下を防止した、仕掛け用ハリスとこれを用いた釣り用仕掛けに関する。
疑似餌に付設する釣針には、魚の食い付きや引っ掛かりを良好にするため、ハリスに複数の釣針を設けた釣り用仕掛けがある。
従来、上記の釣り用仕掛けに用いるハリスには、1本の釣糸を中間部で折り返して、この折り返し部から少し離れた位置で釣糸部分同士を互いに結び合わせたものがある(例えば、特許文献1参照。)。上記の折り返し部と結節部との間は環状に形成され、この環状部が疑似餌や錘に固定され、或いはこの環状部に道糸が連結される。一方、上記の結節部から釣糸の端部までは2本の端部ハリスに形成され、各端部ハリスは互いに長さを異ならせて、それぞれに釣針が固定してある。
特開平7−155091号公報
釣糸を中間部で折り返して両端にそれぞれ釣針を固定した仕掛け用ハリスにあっては、一方の釣針に魚が食い付いて引っ張られたときに、折り返し部がずれ動くと他方の釣針を固定した端部ハリスが短くなり、魚に引っ掛かり難くなる。これを防止するため、上記従来の仕掛け用ハリスは、上記の折り返し部から少し離れた位置で、上記の2本の釣糸部分を互いに確りと結び合わせて固い結節部にしてある。これにより上記の折り返し部がずれ動くことがなく、上記の2つの釣針の相対的位置が所定位置に維持される。
しかしながら、上記の従来技術では釣糸に結節部を設けているため、この部分で引張強力が大幅に低下する。特に、例えば超高分子量ポリエチレン繊維などの、一般に高強力繊維と呼ばれる繊維にあっては、結び目を形成した場合の引張強力(結節強力)が、結び目を形成していない場合の引張強力(直線強力)に対して、30〜50%程度に低下してしまう問題がある。このため、上記の従来技術では、ハリスに用いた釣糸の引張強力を十分に発揮することができず、魚が食い付いて引っ張られると、ハリスが切断してその魚を逃がしてしまい易い問題があった。
上記の問題点を解消するため、結節部に代えて釣糸部分同士を互いに縫い合わせることが考えられる。しかしながらこの場合には、釣糸が細いために縫針の刺通が容易で無く、互いに縫い合わせる作業が煩雑であるうえ、この縫針の刺通で釣糸の繊維を破断して釣糸引張強力を低下させる虞がある。
本発明の技術的課題はこれらの問題点を解消し、疑似餌などへ複数の釣針を取り付ける際に、その釣針の装着位置がずれ動くことを防止し、しかも、結節部を無くして釣糸の引張強力の低下を防止した、仕掛け用ハリスとこれを用いた仕掛けを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1から図5に基づいて説明すると、次のように構成したものである。
即ち本発明1は仕掛け用ハリスに関し、複数の釣針(7)を付設できる仕掛け用ハリスであって、複数本の釣糸(10)を備えており、それぞれの釣糸(10)は、中間部で折り返すことにより形成された折り返し部(12)を境とする、2条の釣糸部分(11)からなり、上記の折り返し部(12)とこれから所定長さ離れた中間位置との間に、上記の全ての釣糸部分(11)を1本に編組した組紐部(13)を備え、上記の組紐部(13)から各釣糸(10)の端部(15)までの間は、各組が複数の釣糸部分(11)からなる複数組に区分され、各組はそれらの釣糸部分(11)によりそれぞれ1本の端部ハリス(5)に形成してあることを特徴とする。
また本発明2は釣り用仕掛けに関し、上記本発明1の仕掛け用ハリス(6)の、上記の各端部ハリス(5)にそれぞれ釣針(7)を固定したことを特徴とする。
上記の組紐部は、それぞれの釣糸部分が他の釣糸部分の間を縫うように配置されているだけで、結節部が形成されていないことから、釣糸の引張強力が、低下することなく十分に発揮される。
しかもこの組紐部では、各釣糸部分が互いに編組されて絡み合っているため、一部の釣糸部分が引っ張られても他の釣糸部分に対し移動することが制限され、上記の折り返し部分がずれ動くことがないので、釣針が所定の相対的位置に維持される。
ここで、上記のハリスに用いられる釣糸は、特定の構造や材質のものに限定されない。例えば製紐糸や加撚糸などを使用することができ、マルチフィラメントやモノフィラメントであってもよく、さらにはこれらを製紐あるいは加撚して一体にした糸条であってもよい。上記の製紐糸は中空状に丸打ちしたものであってもよく、或いは各種繊維や金属線などの芯糸を有するものであってもよい。
上記の釣糸に使用される繊維や糸条の材質としては、ナイロン繊維など任意の材料を用いることができるが、超高分子量ポリエチレン繊維などのオレフィン系繊維やアラミド系繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維、ポリアリレート繊維など高強力の繊維を含むと好ましく、また、金属線を含ませることも可能である。
上記の各組の釣糸部分により形成される端部ハリスは、結節部を有することなく1本に形成してあればよく、任意の構造を採用することができる。
例えば、上記の各組の釣糸部分が少なくとも1本の製紐糸を含む場合は、他の釣糸部分をこの製紐糸の釣糸部分内へ挿通して上記の端部ハリスを形成することができる。この場合、上記の製紐糸は中空状態に製紐されていると、他の釣糸部分を容易にこの製紐糸内へ挿通できるので好ましい。なお、製紐糸内へ挿通される上記の他の釣糸部分は、製紐糸であってもよく、あるいは撚糸や無撚糸であってもよい。
また、上記の複数本の釣糸が3本以上からなる場合には、上記の釣糸部分を各組がそれぞれ3本以上となるように区分し、これら各組の釣糸部分を互いに編組して製紐することにより、上記の端部ハリスを形成してもよい。
さらに上記の各組の釣糸部分は、これらを互いに撚り合わせることにより上記の端部ハリスを形成することも可能である。
上記の組紐部は、上記の折り返し部から少し離れた位置に形成して、この折り返し部と組紐部との間に環状部を設けることができ、この環状部を疑似餌や錘に固定したり、道糸に連結したりすることができる。
また、上記の折り返し部や上記の環状部に接続具を付設することができ、この接続具により仕掛け用ハリスを疑似餌や錘に固定したり、この接続具に道糸を連結したりすることができる。
上記の組紐部には、ラバースカート等の装飾部材や様々な部材を容易に編み込むことができる。例えば、疑似餌または錘に設けた挿通孔よりも大形の係止部材を組紐部に編み込んだ場合には、疑似餌や錘をこの係止部材に受け止めて、仕掛け用ハリスやこれに固定された釣針を、疑似餌や錘に対し所定の相対的位置に保持することができる。
上記の釣針がそれぞれ固定される各端部ハリスは、組紐部と釣針との間の長さが互いに異なると、魚が良好にヒットして好ましい。
この場合、短い方の端部ハリスに固定した釣針のフトコロ部は、長い方の端部ハリスに固定した釣針のチモト部とフトコロ部との間に位置させると、一方の釣針がヒットした魚に他方の釣針も引っ掛かり易いので好ましい。
本発明は上記のように構成され作用することから、次の効果を奏する。
(1)上記の組紐部は、全ての釣糸部分が編組されているので、一本の端部ハリスが引っ張られても、上記の折り返し部がずれ動くことがない。即ち、一本の端部ハリスに固定された釣針に魚がヒットしてこの端部ハリスが引っ張られても、他の端部ハリスが短くなることがなく、折り返し部からの釣針の相対的位置が変化しないので、他の釣針のその魚への引っ掛かりを良好にすることができる。
(2)しかも、この組紐部は前記従来技術の結節部とは異なり、釣糸の引張強力を低下させることがなく、例えば釣糸に高強力繊維を用いた場合に、その高い引張強力を十分に発揮させることができる。
(3)上記の組紐部は複数本の釣糸部分が互いに編組されているため腰があり、例えば疑似餌や錘に形成した挿通孔へ容易に挿通できる。しかも組紐部は摩擦に強い利点があることから、例えば挿通孔へ挿通してもハリスの耐久性を高く維持することができる。
(4)組紐部には他物を組み込むことができるので、例えばラバースカートなどの装飾部材をこの仕掛け用ハリスに容易に固定させることができるうえ、上記の挿通孔よりも大形の係止部材を固定した場合には、仕掛け用ハリスやこれに固定された釣針を、疑似餌や錘に対し所定の相対的位置に確実に保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は錘に付設した状態の釣り用仕掛けの正面図、図2は釣針を固定した状態の仕掛け用ハリスの一部破断正面図、図3は仕掛け用ハリスの製造手順を示す、各工程での仕掛け用ハリスの正面図である。
図1に示すように、この釣り用仕掛け(1)は、錘(2)に形成した挿通孔(3)へ挿通し、その挿通孔(3)の端部から突出した先端部に、抜止め部材として環状の接続具(4)を付設することで、この錘(2)に固定してある。上記の釣り用仕掛け(1)は、2本の端部ハリス(5・5)を備えた仕掛け用ハリス(6)と、この各端部ハリス(5)にそれぞれ固定された釣針(7)と、仕掛け用ハリス(6)に付設された装飾部材であるラバースカート(8)と係止具(9)とを備える。
上記の係止具(9)は、前記の挿通孔(3)よりも形が大きく、この挿通孔(3)を通過することができない。このため上記の錘(2)は、この係止具(9)と上記の接続具(4)との間に挟まれた状態に受け止められ、仕掛け用ハリス(6)とこれに固定された釣針(7)が、この錘(2)に対する所定の相対的位置に保持される。なお、この係止具(9)は仕掛け用ハリス(6)を錘(2)に対して所定位置に保持するものであり、例えば上記の装飾部材(8)により仕掛け用ハリス(6)を固定できる場合は、この係止具(9)を省略してもよい。
図2に示すように、上記の仕掛け用ハリス(6)は2本の釣糸(10・10)からなり、中間部で折り返して折り返し部(12)を形成するとともに、各釣糸(10)をそれぞれ2本の釣糸部分(11・11)に形成してある。上記の釣糸(10)は製紐糸からなり、上記の折り返し部(12)とその近傍では、一方の釣糸(10a)内に他方の釣糸(10b)を挿通してある。
上記の折り返し部(12)とこれから所定長さ離れた中間位置との間には、上記の折り返しで形成された合計で4本の釣糸部分(11…)が互いに編組され、1本の組紐部(13)に形成されている。この組紐部(13)の長さは特定の寸法に限定されず、各釣糸部分(11)が個別に引っ張られても上記の折り返し部(12)が移動しないように編組された長さがあればよい。ただし、この組紐部(13)は複数の釣糸部分(11…)の全体が1本になっているので腰があるうえ、耐摩耗性に優れるので、前記の挿通孔(3)よりも長く形成すると、この挿通孔(3)へ挿通し易く、しかも耐久性に優れるので好ましい。なお図2では省略したが、この組紐部(13)に前記の装飾部材(8)と係止具(9)が編み込まれる。
上記の組紐部(13)は、上記の折り返し部(12)から少し離れた位置に形成してあり、この折り返し部(12)と組紐部(13)との間に環状部(14)が設けてある。この環状部(14)には、組紐部(13)を上記の挿通孔(3)へ挿通したのち、前記の接続具(4)が取り付けられる。
上記の組紐部(13)から各釣糸(10)の端部(15)までの間は、それぞれ2本の釣糸部分(11)からなる2組に区分してある。各組は、一方の釣糸部分(11a)内へ他の釣糸部分(11b)を挿通することで、それぞれ1本の端部ハリス(5)に形成してある。この各端部ハリス(5)に、前記の釣針(7)がそれぞれ固定される。
上記の2本の端部ハリス(5)は、組紐部(13)と釣針(7)との間の長さが互いに異ならせてあり、一方が他方よりも僅かに長い。短い方の端部ハリス(5a)に固定した釣針(7a)のフトコロ部(16)は、長い方の端部ハリス(5b)に固定した釣針(7b)のチモト部(17)とフトコロ部(16)との間に位置させてある。
次に、上記の仕掛け用ハリスの製造手順を、図3に基づいて説明する。
最初に、図3(a)に示すように、製紐糸である一方の釣糸(10a)の中間部に他方の釣糸(10b)を挿通して1本にして、この挿通した部分を中心に二つ折りする。
次いで図3(b)に示すように、上記の折り返しで形成された4本の釣糸部分(11…)を互いに編組して組紐部(13)を形成する。このとき、組紐部(13)は折り返し部(12)から少し離れた位置に形成し、この折り返し部(12)と組紐部(13)との間に、上記の環状部(14)を形成する。前記の一方の釣糸(10a)内に他方の釣糸(10b)を挿通する長さは、この環状部(14)の周囲長以下にしてある。
なおこの実施形態では、一方の釣糸内へ他方の釣糸を挿通することで環状部の周囲の複数の釣糸を1本に纏めた。しかし本発明では、上記の環状部は、複数の釣糸を撚り合わせたものであってもよく、或いは単に束ねたものであってもよく、さらには、3本以上の釣糸を用いる場合は互いに編組したものであってもい。また本発明では、例えば前記の接続具を組紐部に編み込むことができる場合などは、折り返し部から組紐部を形成して、上記の環状部を省略することも可能である。
その後、図3(c)に示すように、組紐部(13)から釣糸端部(15)までの間の釣糸部分(11)を2本ずつ2組に区分し、各組について、それぞれ一方の釣糸部分(11a)内に他方の釣糸部分(11b)を挿通して1本の端部ハリス(5)に形成し、これにより図2に示す仕掛け用ハリス(6)にする。
上記の実施形態では、2本の釣糸がそれぞれ製紐糸である場合について説明した。しかし、一方の釣糸内に挿通される上記の他方の釣糸は、製紐糸に限定されない。
例えば図4に示す変形例では、一方の釣糸(10a)を製紐糸で構成し、他方の釣糸(10b)を加撚糸で構成して仕掛け用ハリス(6)を形成したものである。その他の構成は上記の第1実施形態と同様であり、同様に作用するので説明を省略する。
図5は第2実施形態を示す仕掛け用ハリスの正面図である。
この第2実施形態では、4本の釣糸(10…)を用いてあり、折り返し部(12)近傍ではこの4本の釣糸(10…)を互いに編組してある。そして釣糸(10)の折り返しにより形成された合計で8本の釣糸部分(11…)は、上記の折り返し部(12)から少し離れた位置から所定長さに亘って編組され、これにより1本の組紐部(13)に形成してある。なお、この実施形態では2本ずつを1組みにして4つあみすることで組紐部(13)を形成したが、この組紐部(13)は他の編組構造であってもよい。
上記の組紐部(13)から各釣糸(10)の端部(15)までの間は、それぞれ4本の釣糸部分(11)からなる2組に区分され、各組は、それら4本の釣糸部分(11)を互いに編組して、それぞれ1本の端部ハリス(5)に形成してある。
なお、この実施形態では前記の第1実施形態と異なって、一方の釣糸内部へ他方の釣糸を挿通する必要がないことから、加撚糸や無撚糸を用いることができるが、製紐糸を用いてもよいことは言うまでもない。
上記の実施形態では、釣り用仕掛けを錘に取り付けた場合について説明したが、本発明の釣り用仕掛けは、前記の従来技術のようなルアーやその他の疑似餌に取り付けて使用してもよい。また上記の実施形態では、錘に形勢した挿通孔へ組紐部を挿通することで釣り用仕掛けを取り付けたが、本発明では、前記の接続具により、錘やルアー等へ固定してもよい。
また上記の実施形態では、2本または4本の釣糸で形成された2本の端部ハリスを備える仕掛け用ハリスについて説明したが、本発明の仕掛け用ハリスは、3本や5本以上の釣糸を用いてもよく、さらに端部ハリスを3本以上形成してそれぞれに釣針を固定することも可能である。また、上記のラバースカートなどの装飾部材は必要に応じて付設されるものであり、これらを省略してもよいことは言うまでもない。
本発明の仕掛け用ハリスとこれを用いた釣り用仕掛けは、ルアー等の疑似餌に取り付けて使用されるハリスに好適に用いられる。
本発明の第1実施形態を示す、錘に付設した状態の釣り用仕掛けの正面図である。 第1実施形態の、釣針を固定した状態の仕掛け用ハリスの一部破断正面図である。 第1実施形態の仕掛け用ハリスの製造手順を示し、図3(a)〜図3(c)は各工程での仕掛け用ハリスの正面図である。 変形例を示す、仕掛け用ハリスの正面図である。 第2実施形態を示す、仕掛け用ハリスの正面図である。
符号の説明
1…釣り用仕掛け
2…錘
3…挿通孔
4…接続具
5…端部ハリス
5a…短い方の端部ハリス
5b…長い方の端部ハリス
6…仕掛け用ハリス
7…釣針
9…係止部材(係止具)
10…釣糸
11…釣糸部分
12…折り返し部
13…組紐部
14…環状部
15…釣糸端部
16…フトコロ部
17…チモト部

Claims (10)

  1. 複数の釣針(7)を付設できる仕掛け用ハリスであって、
    複数本の釣糸(10)を備えており、それぞれの釣糸(10)は、中間部で折り返すことにより形成された折り返し部(12)を境とする、2条の釣糸部分(11)からなり
    上記の折り返し部(12)とこれから所定長さ離れた中間位置との間に、上記の全ての釣糸部分(11)を1本に編組した組紐部(13)を備え、
    上記の組紐部(13)から各釣糸(10)の端部(15)までの間は、各組が複数の釣糸部分(11)からなる複数組に区分され、各組はそれらの釣糸部分(11)によりそれぞれ1本の端部ハリス(5)に形成してあることを特徴とする、仕掛け用ハリス。
  2. 各組の釣糸部分(11)は、少なくとも1本の製紐糸を含み、他の釣糸部分(11)をこの製紐糸の釣糸部分(11)内へ挿通して上記の端部ハリス(5)を形成した、請求項1に記載の仕掛け用ハリス。
  3. 上記の複数本の釣糸(10)は3本以上からなり、上記の釣糸部分(11)は各組がそれぞれ3本以上となるように区分され、これら各組の釣糸部分(11)を互いに編組して上記の端部ハリス(5)を形成した、請求項1に記載の仕掛け用ハリス。
  4. 上記の各組の釣糸部分(11)を互いに撚り合わせることにより、上記の端部ハリス(5)を形成した、請求項1に記載の仕掛け用ハリス。
  5. 上記の組紐部(13)を上記の折り返し部(12)から少し離れた位置に形成して、この折り返し部(12)と組紐部(13)との間に環状部(14)を設けた、請求項1から4のいずれか1項に記載の仕掛け用ハリス。
  6. 上記の折り返し部(12)に接続具(4)を付設した、請求項1から4のいずれか1項に記載の仕掛け用ハリス。
  7. 疑似餌または錘(2)に設けた挿通孔(3)よりも大形の係止部材(9)を、上記の組紐部(13)に編み込んだ、請求項1から6のいずれか1項に記載の仕掛け用ハリス。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の仕掛け用ハリス(6)の、上記の各端部ハリス(5)にそれぞれ釣針(7)を固定したことを特徴とする、釣り用仕掛け。
  9. 上記の端部ハリス(5)は、組紐部(13)と釣針(7)との間の長さが互いに異なる、請求項8に記載の釣り用仕掛け。
  10. 上記の短い方の端部ハリス(5a)に固定された釣針(7)のフトコロ部(16)は、長い方の端部ハリス(5b)に固定された釣針(7)のチモト部(17)とフトコロ部(16)との間に位置する、請求項9に記載の釣り用仕掛け。
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