JP4776931B2 - 透析用剤溶解装置 - Google Patents

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本発明は、人工透析に用いる透析液の調製に使用される粉末状或いは顆粒状とした固体透析用剤などの透析用剤を収納する袋状の容器を用いる透析用剤溶解装置に関する。
透析用剤には、液体型と固体型の2種類の型がある。液体型の透析用剤は、その大部分が水で占められており、重量と容量が大きくなるため、透析医療従事者への運搬作業の負荷が大きく、保管スペースも大きくなってしまう。そのため、近年、透析液を使用する際に、自動溶解装置に投入して、水に溶解させて透析液を調製する固体型の透析用剤(以下、固体透析用剤という)が急速に普及している。この固体透析用剤を収納する容器は、現在、袋式とボトル式がある。
特開2001−340447号公報
袋式の透析用剤収納容器は、点滴用液の容器と同様に、可撓性を有するシート材で袋体に構成されているので、使用後の嵩高を減少させることができる利点がある。しかし、透析医療従事者が一袋ずつ手作業で開封し、自動溶解装置に投入して、透析液の調製をしているので、人為ミスによる数量違いの危険性がある。また、自動溶解装置投入時に、袋に付着したゴミや雑菌、人間の毛髪等の異物が混入する危険性も高いという問題がある。さらに、投入時の発塵により自動溶解装置の周辺が汚染したり、自動溶解装置が誤動作したりするなどの問題もある。
一方、ボトル式透析用剤収納容器は、自動溶解装置にセットすれば、全自動で透析液の調製が可能となり、数量違いや異物混入の危険性は袋式に比べて低い。しかし、ボトルは、袋式に比べて剛性の高い材料で構成されているので、使用後空になっても、つぶして容量を小さくし難く、ゴミとして処分する際に嵩張るという問題がある。
本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、その目的は、開封作業を容易に行えるように構成され、また、使用後の容積を容易に減らすことができる袋式の透析用剤収納容器を用いて、人手による開封作業を省いてゴミや菌が透析用剤に混入する不都合を防止することができる透析用剤溶解装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、可撓性シート材からなり、内部に透析用剤を収納可能である横長な袋体と、該袋体の両端に設けられた支持部と、袋体の長手方向の中間部下面に袋体の幅方向に形成された脆弱部とを備え、前記支持部を支持した状態で、袋体の上部のうち脆弱部とは反対側の部分を押圧して脆弱部を破断し、破断した脆弱部の開口部分が透析用剤の排出口となるように構成された透析用剤収納容器を用いて、この透析用剤収納容器内の透析用剤を水に溶解させて透析液を調製する透析用剤溶解装置であって、
前記透析用剤を溶解させる溶解槽へ透析用剤を投入するための投入口と、
該投入口の上方に配設され、前記透析用剤収納容器の両端がそれぞれ支持されて前記脆弱部が前記投入口の真上に配置された状態で、透析用剤収納容器の前記脆弱部とは反対側の表面を下方に向けて押圧可能な押圧部材と、を備え、
前記押圧部材により透析用剤収納容器の表面を押圧することにより前記脆弱部で破断させ、この破断した開口部分から前記透析用剤が排出されて前記投入口へ投入されるように構成したことを特徴とする透析用剤溶解装置である。
請求項2に記載のものは、前記支持部の係合孔に挿通して前記透析用剤収納容器の両端を支持するフックを備え、
前記押圧部材で透析用剤収納容器の表面を押圧しながら前記フックを上昇させて、前記脆弱部が破断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の透析用剤溶解装置である。
請求項3に記載のものは、前記押圧部材によって前記透析用収納容器を押圧するとともに、前記フックを外側に移動させて前記透析用剤収納容器の長手方向に張力を加えた状態で、前記フックを上方へ移動させて、前記透析用剤収納容器をV字状に曲げた状態で前記脆弱部を破断させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透析用剤溶解装置
である。
請求項4に記載のものは、前記脆弱部を覆う防塵カバーを備え、
前記防塵カバーを前記透析用剤容器の上方から下降させて前記脆弱部が覆われた後、前記押圧部材によって、前記防塵カバーの上方から前記脆弱部とは反対側の表面を下方へ押圧することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の透析用剤溶解装置である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。すなわち、可撓性シート材からなり、内部に透析用剤を収納可能である横長な袋体と、該袋体の両端に設けられた支持部と、袋体の長手方向の中間部下面に袋体の幅方向に形成された脆弱部とを備え、支持部を支持した状態で、袋体の上部のうち脆弱部とは反対側の部分を押圧して脆弱部を破断し、破断した脆弱部の開口部分が透析用剤の排出口となるように構成された透析用剤収納容器を用いて、この透析用剤収納容器内の透析用剤を水に溶解させて透析液を調製する透析用剤溶解装置であって、前記透析用剤を溶解させる溶解槽へ透析用剤を投入するための投入口と、該投入口の上方に配設され、前記透析用剤収納容器の両端がそれぞれ支持されて前記脆弱部が前記投入口の真上に配置された状態で、透析用剤収納容器の前記脆弱部とは反対側の表面を下方に向けて押圧可能な押圧部材と、を備え、前記押圧部材により透析用剤収納容器の表面を押圧することにより前記脆弱部で破断させ、この破断した開口部分から前記透析用剤が排出されて前記投入口へ投入されるように構成したので、人手による開封作業を省いてゴミや菌が透析用剤に混入する不都合や、透析用剤の投入時の発塵により作業者が透析用剤を吸い込んでしまうことを防ぐことができる。そして、空になった使用済みの容器は容易に減容でき、廃棄処理の容易化を図ることができる。
また、前記支持部の係合孔に挿通して前記透析用剤収納容器の両端を支持するフックを備え、前記押圧部材で透析用剤収納容器の表面を押圧しながら前記フックを上昇させて、前記脆弱部が破断するように構成すると、係合孔にフックを掛けて透析用剤収納容器を支持し、この状態で搬送することができ、また、透析用剤を排出した後に、空袋をフックと共に上下逆にするだけで落下させることができ、透析用剤収納容器の搬送から空袋の回収までの自動化を容易に実現することができる。
さらに、前記脆弱部を覆う防塵カバーを備え、前記防塵カバーを前記透析用剤容器の上方から下降させて前記脆弱部が覆われた後、前記押圧部材によって、前記防塵カバーの上方から前記脆弱部とは反対側の表面を下方へ押圧するように構成すると、開封時に透析用剤が溶解槽の外へ舞い散ることを防ぐことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る透析用剤溶解装置(以下、自動溶解装置という)に使用する透析用剤収納容器の正面図、図2は底面図である。
袋式の透析用剤収納容器1は、可撓性シート材からなる横長な袋体2と、この袋体2の両端に設けられた支持部3とを備えて構成されている。
袋体2は、例えば酸化珪素やアルミナを蒸着したPET(ポリエチレンテレフタレート)をラミネートし、防湿性、ガスバリア性に優れた可撓性のある合成樹脂シート材(フィルム材)を横長な筒状に形成したもので構成されており、内部に所定量の透析用剤を収納し、左右両端を溶着(あるいは融着)することで封止している。この左右両端には、自動溶解装置に支持するための支持部3を設けている。この支持部3は、袋体2の左右両端に厚肉な舌片状部材を設け、該舌片状部材に上下方向へ貫通する係合孔4を開設して構成されている。
なお、袋体2は、短冊形状を呈した2枚の可撓性シート材を上下に重ね合わせ、その前後側縁および左右両端を溶着(あるいは融着)して形成してもよい。また、本実施形態の袋体2は、直径10cm、長さ60cm〜70cm程度のサイズで形成されているが、透析液の調製に使用する透析用剤の量に合わせて容量や各寸法を適宜設定することが好ましい。
また、袋体2の長手方向の中間部下面には、脆弱部5を袋体2の幅方向に形成している。この脆弱部5は、シート材の肉厚の途中まで切り込まれたスリットを袋体2の全幅に亘って形成して構成されている。さらに、脆弱部5の表面には、防湿性を有する可撓性シート材からなる保護部材6を貼付している。この保護部材6は、例えば酸化珪素やアルミナを蒸着したPET(ポリエチレンテレフタレート)をラミネートし、防湿性、ガスバリア性に優れた可撓性のある合成樹脂シート材(フィルム材)からなる薄膜状のフィルムによって袋体2の幅よりも幅広な大きさで形成され、脆弱部5を覆う状態で再剥離可能に貼付されている。したがって、搬送中などにおいて袋体2が破れて内部の透析用剤が漏れ出すこともなく、また、脆弱部5から湿気が透過して内部の透析用剤が湿ってしまうこともない。なお、脆弱部5は、シート材の肉厚に亘って切り込まれたスリットを袋体2の全幅に亘って形成して構成してもよい。
そして、透析用剤は、ブドウ糖、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、炭酸水素ナトリウムなどの薬剤を粉末状あるいは顆粒状にしたものであり、透析用剤収納容器1の袋体2の内部に所定量が収納される。
次に、人工透析を行う病院で透析用剤収納容器1を使用する場合等の操作について説明する。まず、使用時、すなわち自動溶解装置(図示せず)に透析用剤を投入する場合には、袋体2から保護部材6を剥離して脆弱部5を露出させ、この脆弱部5を下に向けた状態で各係合孔4に自動溶解装置のフック8を下から挿通する。したがって、透析用剤収納容器1は、左右両端がフック8に支持される状態で自動溶解装置にセットされる。そして、セットされた透析用剤収納容器1は、フック8の移動により溶解槽9の上方の投入位置まで搬送され、溶解槽9の投入口10の直上に脆弱部5を配置したところで停止する。透析用剤収納容器1が配置されたならば、上方から断面倒コ字状の防塵カバー11を下降して透析用剤収納容器1の脆弱部5の幅方向の前方(図中紙面の表側)、後方(図中紙面の裏側)および上方を覆い、透析用剤収納容器1の開封時に透析用剤が溶解槽9の外へ舞い散らないように準備する。なお、防塵カバー11は、投入口10よりも小さく、その上部には後述する押圧部材12が上下方向に挿通可能な挿通開口13が開設されている。
次に、透析用剤収納容器1の上方から押圧部材12が下降し、この押圧部材12の先端部が防塵カバー11の挿通開口13を通って、袋体2のうち脆弱部5とは反対側の表面(図中上面)を下方へ押圧する(図3参照)。また、フック8が左右外側へ僅かに移動して透析用剤収納容器1に長手方向の引張力を与え、この状態で上方へ徐々に移動する。すると、透析用剤収納容器1が浅いV字状に曲げられ(図4参照)、下面の脆弱部5に応力が集中する。引き続き、押圧部材12で透析用剤収納容器1を押圧しながらフック8を上昇させると、脆弱部5が破断し、破断した脆弱部5の開口部分が透析用剤の排出口となって、袋体2内の透析用剤が溶解槽9の投入口10へ投入される。このとき、袋体2の上面には脆弱部5が形成されていないので、透析用剤収納容器1は左右に分離することがない。そして、フック8を更に上方へ移動して透析用剤収納容器1の左右両側の傾斜角度を大きくすると、袋体2内の透析用剤がすべて流下し、溶解槽9へ投入される。
このように、透析用剤収納容器1を容易に開封することができ、自動溶解装置へ透析用剤を投入する作業の負担を軽減することができる。また、透析用剤の投入作業の自動化を実現し易くなり、人手による開封作業を省いてゴミや菌が透析用剤や自動溶解装置に混入する不都合や、透析用剤の投入時の発塵により作業者が透析用剤を吸い込んでしまうことを防ぐことができる。さらに、脆弱部5をシート材の肉厚の途中まで切り込まれたスリットで構成したので、透析用剤収納容器1を一層容易に開封し易くなり、透析用剤の投入作業の効率向上を図ることができる。
なお、自動溶解装置の押圧部材12は、先端部に形成された押圧面を袋体2の表面に合わせて凹状曲面で形成し、押圧面と袋体2の表面とが広い面積で密着できるように構成すれば、押圧時に袋体2の上部に集中荷重が加わることがない。したがって、袋体2の上部が破れて透析用剤が上方へ飛び散ったり、押圧部材12が透析用剤で汚れたりすることがなくて好適である。
また、透析用剤の排出口となる脆弱部5と押圧部材12で押圧される袋体2の部分とが離れているので、例えば、脆弱部5を自動溶解装置へ接続するとともに接続箇所を密閉し、この密閉状態のままでも脆弱部5を開放することができる。この密閉状態を維持しながら透析用剤の排出を行なえば、透析用剤収納容器1と自動溶解装置との接続箇所からの異物混入や透析用剤の発塵を抑えることができる。
すべての透析用剤が落下して空になると、フック8に支持された空の透析用剤収納容器1が取外し位置に搬送される。そして、透析用剤収納容器1が取外し位置に停止したならば、左右両側のフック8を上下逆転する(図5参照)。すると、係合孔4がフック8から外れて、透析用剤容器が落下し、取外し位置の下方の回収箱に回収される。このように、係合孔4にフック8を掛けて透析用剤収納容器1を支持し、この状態で搬送することができる。また、透析用剤を排出した後に空袋をフック8と共に上下逆にするだけで落下させることができ、透析用剤収納容器1の搬送から空袋の回収までの自動化を容易に実現することができる。さらに、使用済みとなった透析用剤収納容器1を潰して扁平にすることができる。したがって、空になった使用済みの透析用剤収納容器1は容易に減容でき、廃棄処理の容易化を図ることができる。
なお、前記した実施形態において、支持部3は、係合孔4を開設して構成されたが、本発明はこれに限定されるものではなく、透析用剤収納容器1を自動溶解装置に支持でき、しかも容易に着脱可能な支持部3であればどのようなものでもよい。
また、前記実施形態では、保護部材6は、脆弱部5を含む袋体2の下面のみを被覆する大きさで形成されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、保護部材を袋体2の胴回りよりも長めの短冊状に形成し、この保護部材を袋体2の全周に亘って再剥離可能な状態で巻きつけて、脆弱部5を保護してもよい。
さらに、防塵カバー11は、上記した断面倒コ字状のものに限定されない。例えば、図6に示すように、袋体2の表面に倣う曲面を内側に形成した半円筒状の防塵カバー14であって、浅いV字状に屈曲し、上部には押圧部材12が挿通可能な挿通開口15を開設したものでもよい。要は、透析用剤収納容器1の脆弱部5の幅方向の前方、後方および上方を覆い、透析用剤収納容器1の開封時に透析用剤が溶解槽9の外へ舞い散ることを防ぐ防塵カバーであればどのようなものでもよい。
ところで、上記実施形態では、袋体2を合成樹脂シート材を筒状に形成して構成し、袋体2の左右両側に別部材の支持部3を取り付けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示す第2実施形態の透析用剤収納容器21は、矩形状の合成樹脂シート材(フィルム材)の両端を溶着(あるいは融着)して接合することで横長な筒を形成し、さらに筒の開口端を溶着(あるいは融着)により閉塞して袋体22を構成している。また、筒状を呈する袋体22の胴部分に形成された接合部23を起立した状態で上部に配置し、該接合部23の左右両側端部(図7では左側端部)に自動溶解装置のフック8を挿通する係合孔24を開設している。そして、袋体22の左右両側(図7では左側)の隅部25において、上下に重合したシート材同士を斜めに(具体的には、袋体22の端部の中央から袋体22の側部へ向けて斜めに)溶着あるいは融着し、隅部25まで透析用剤が入り込まないように構成されている。したがって、透析用剤収納容器21から自動溶解装置へ透析用剤を投入した後に透析用剤が袋体22内の隅部25に残ってしまう不具合を防ぐことができる。
透析用剤収納容器の正面図である。 透析用剤収納容器の底面図である。 透析用剤収納容器を自動溶解装置のフックに支持した状態図である。 透析用剤収納容器をV字状に曲げて脆弱部を開口した状態図である。 フックから透析用剤収納容器を外す状態図である。 半円筒状の防塵カバーで透析用剤収納容器を覆った状態図である。 第2実施形態の透析用剤収納容器の左側部分の斜視図である。
符号の説明
1 透析用剤収納容器
2 袋体
3 支持部
4 係合孔
5 脆弱部
6 保護部材
8 フック
9 溶解槽
10 投入口
11 防塵カバー
12 押圧部材
13 挿通開口
14 防塵カバー
15 挿通開口
21 透析用剤収納容器
22 袋体
23 接合部
24 係合孔
25 隅部

Claims (4)

  1. 可撓性シート材からなり、内部に透析用剤を収納可能である横長な袋体と、該袋体の両端に設けられた支持部と、袋体の長手方向の中間部下面に袋体の幅方向に形成された脆弱部とを備え、前記支持部を支持した状態で、袋体の上部のうち脆弱部とは反対側の部分を押圧して脆弱部を破断し、破断した脆弱部の開口部分が透析用剤の排出口となるように構成された透析用剤収納容器を用いて、この透析用剤収納容器内の透析用剤を水に溶解させて透析液を調製する透析用剤溶解装置であって、
    前記透析用剤を溶解させる溶解槽へ透析用剤を投入するための投入口と、
    該投入口の上方に配設され、前記透析用剤収納容器の両端がそれぞれ支持されて前記脆弱部が前記投入口の真上に配置された状態で、透析用剤収納容器の前記脆弱部とは反対側の表面を下方に向けて押圧可能な押圧部材と、を備え、
    前記押圧部材により透析用剤収納容器の表面を押圧することにより前記脆弱部で破断させ、この破断した開口部分から前記透析用剤が排出されて前記投入口へ投入されるように構成したことを特徴とする透析用剤溶解装置。
  2. 前記支持部の係合孔に挿通して前記透析用剤収納容器の両端を支持するフックを備え、
    前記押圧部材で透析用剤収納容器の表面を押圧しながら前記フックを上昇させて、前記脆弱部が破断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の透析用剤溶解装置。
  3. 前記押圧部材によって前記透析用収納容器を押圧するとともに、前記フックを外側に移動させて前記透析用剤収納容器の長手方向に張力を加えた状態で、前記フックを上方へ移動させて、前記透析用剤収納容器をV字状に曲げた状態で前記脆弱部を破断させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の透析用剤溶解装置。
  4. 前記脆弱部を覆う防塵カバーを備え、
    前記防塵カバーを前記透析用剤容器の上方から下降させて前記脆弱部が覆われた後、前記押圧部材によって、前記防塵カバーの上方から前記脆弱部とは反対側の表面を下方へ押圧することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の透析用剤溶解装置。
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