JP2008143592A - 自立袋 - Google Patents

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Hiromichi Ushida
宏道 牛田
Yasuo Hirate
康夫 平手
Kosuke Onishi
功輔 大西
Keiko Nishiyama
恵子 西山
Kentaro Mori
兼太郎 森
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Abstract

【課題】 十分な量の内容物の充填を確保できるとともに、大型サイズの自立袋であっても持ち運びに支障がなく、また、注出具から内容物を安定して注出することができるとともに、手首等への負担等が少なく、しかも、見栄えのよい注出具付きの自立袋を提供する。
【解決手段】 前壁フィルムと後壁フィルムの間に、二つ折りされた下ガゼット用フィルムが下方より折り目を水平にして挟み込まれ、二つ折りされた上ガゼット用フィルムが上方より折り目を斜めまたは水平にして挟み込まれ、周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、上方一隅部を斜めに切断して傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、取っ手と係合する係合手段が対向して形成されてなることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、自立袋に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、液体、ペースト、粉末等各種の流動性のある十分な量の内容物が充填でき、持ち運びやすく、内容物を注出具から取り出す際に注出操作が容易に行えるようにした自立袋に関するものである。
注出具付きの自立袋において、例えば、図19に示すような左上隅部に注出具91が取着され、右側縁上部に形成された幅広のヒートシール部92に取っ手孔93が縦方向に穿設された構造の自立袋94(例えば、特許文献1参照)、図20に示すような左上隅部に注出具91が取着され、上縁右側部に形成された幅広のヒートシール部95に取っ手孔96が横方向に穿設された構造の自立袋97等が知られている。
特開平8−38151号公報(図1)
図19、図20に示す注出具付きの自立袋94、97では、内容物の十分な充填量を確保することができない。また、サイズを大きくして充填量を多くした自立袋では、持ち運びや内容物の注出操作において満足のいくものではなかった。すなわち、サイズを大きくして充填量を多くした自立袋では、取っ手孔が穿設されたヒートシール部の厚さが薄いことから、手が痛くなり遠くまでの持ち運びには利用しにくい。取っ手孔に手をかけて持ち上げ、内容物を注出する際、袋を上手く取り扱わないと、袋の本体部が前後に大きく曲がって閉鎖したりして、本体部内から注出具へ向かう内容物の流れに支障が生じ易く、内容物の注出に支障の生じない姿勢に自立袋を維持し続けることは困難であり、手首等や腕等へ大きな負荷がかかったり、手首等を痛めたりするような無理な力がかかったりする可能性が高い。
この発明は、上記のような実情に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、十分な量の内容物の充填を確保できるとともに、大型サイズの自立袋であっても持ち運びに支障がなく、また、注出具から内容物を安定して注出することができるとともに、手首等への負担等が少なく、しかも、見栄えのよい注出具付きの自立袋を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は、(1)注出具が上隅部に取着され、上ガゼット部と下ガゼット部を有する自立袋であって、熱融着性樹脂層を有する前壁フィルムと、熱融着性樹脂層を有する後壁フィルムの双方の熱融着性樹脂層を対向させ、前記前壁フィルムと後壁フィルムの間に、熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた下ガゼット用フィルムが、下方より折り目を水平にして該折り目側から挟み込まれ、熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、上方より折り目を斜めまたは水平にして該折り目側から挟み込まれ、周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、上方一隅部を斜めに切断して、前記前壁フィルムと後壁フィルム、または、前記前壁フィルムと前記上ガゼット用フィルムの前側フィルム部若しくは前記上ガゼット用フィルムの後側フィルム部と後壁フィルムに傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、取っ手と係合する係合手段が対向して形成されてなることを特徴とする。
そして、(2)前記(1)において、前記熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、折り目の一端が対向する前記前壁フィルムと後壁フィルムの上縁にあり、かつ縦中央を超えるように、上方より折り目を斜めにして該折り目側から挟み込まれ、周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、上方一隅部を斜めに切断して、前記前壁フィルムと後壁フィルムに傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、前記取っ手の握り部の両端に設けられたフックと係合する係合孔が対向して形成されてなることを特徴とする。
(3)前記(1)において、前記熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、上方より折り目を水平にして該折り目側から挟み込まれ、周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、前記前壁フィルムと前記上ガゼット用フィルムの前側フィルム部または前記上ガゼット用フィルムの後側フィルム部と後壁フィルムの上方一隅部を斜めに切断して、傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、前記取っ手の握り部の両端に設けられたフックと係合する係合孔が対向して形成されてなることを特徴とする。
(4)前記(2)または(3)において、前記係合孔は、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部に対向するように穿設されてなることを特徴とする。
(5)前記(2)、(3)または(4)において、前記係合孔は、前記取っ手のフックと略同サイズの円形状の係合孔、または、手の入る程度のサイズの楕円形若しくは長円形であって、長軸が略水平方向となるように設定された係合孔であることを特徴とする。
(6)前記(5)において、前記取っ手のフックと前記係合孔との係合箇所は、袋の縦中央から前記注出具とは反対側となるように設定されていることを特徴とする。
(7)前記(5)または(6)において、前記係合孔の周囲は、所定幅の未シール部とされていることを特徴とする。
そして、(8)前記(2)、(3)、(4)、(5)、(6)または(7)において、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部の上端部から更に前記前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、該延長箇所の前記前壁フィルムと後壁フィルムの対向する熱融着性樹脂層同士がヒートシールされてなることを特徴とする。
(9)前記(8)において、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部の上端部から更に前記前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、該延長箇所の前記前壁フィルムと後壁フィルムの対向する熱融着性樹脂層同士が前記取っ手のフックが係合するように2箇所でスポット融着されてなることを特徴とする。
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
内容物を注出具から自立袋の内部に充填すると、先ず、内容物の自重で下ガゼット用フィルムが拡がって下方に膨らむとともに本体部がそれにつれて立体状に膨らみ、更に、内容物の充填量の増加に伴い、本体部の上部も立体状に膨らむとともに上ガゼット用フィルムも拡がって膨らみ、本体部等に袋の自立性を損なうようなシワや折れ曲がり等を生ずることがなく内容物を袋上部にまで充填できることになり、内容物の充填量を多くすることができ、自立性や見栄えがよく、顧客吸引性に優れる。シワや折れ曲がり等を生ずることがなく内容物を袋上部にまで充填でき、自立性や見栄えが良好なことは、下ガゼット用フィルム、上ガゼット用フィルムが拡がって膨らむことで、本体部の前壁フィルムと後壁フィルムによる立体状態を維持するための補強作用をすることによると考えられる。
また、注出具が自立袋の上方一隅部に形成された傾斜縁部に取着されていることから、内容物を充填して自立させた状態において、多数の自立袋を並べて陳列しても、注出具が他の自立袋の邪魔になり難く、見栄えもよい。
そして、上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部に形成された係合手段に、取っ手を係合でき、取っ手の握り部は、上ガゼットの折り目や下ガゼットの折り目の方向とは直交することになり、しかも、取っ手の握り部は握りやすい形状となっていることから、大型サイズの自立袋であっても支障なく持ち運びができる。なお、係合手段としては、係合孔が好ましいが、これに限られず、スリットでもよい。
また、内容物を注出具から注出する際、取っ手を利用することで、手首や腕等への負担が少なく、手首等を痛めたりせず、注出させることが可能であり、しかも、取っ手によって上ガゼット部の拡がり状態が維持され、袋の本体部が前後に大きく曲がって閉鎖したりせず、内容物の滞留箇所が生じにくく、内容物のスムーズな移動と、円滑な注出が可能となる。
上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部に形成された係合手段に、取っ手を係合した状態では、説明されることなく一見するだけで、取っ手の使用方法が分かるといった、視認性を有する利点もある。
また、内容物が減少した時、取っ手が上ガゼット部が閉じるのを防ぎ、最後まで円滑な注出が可能となる。
従って、この発明の自立袋は、小容量からかなり大きな容量に至るまで使用可能である。
なお、この発明で使用される取っ手は、一般に市販されている合成樹脂を成型したものが使用でき、自立袋毎に取っ手を係合させたものとしてもよいが、持ち運んだり、注出したりする際に、取っ手を自立袋の係合手段に係合させ、取っ手を使用しないときは、取り外すようにすれば、複数の自立袋に取っ手を共用することができ安価となる利点もある。
以下、発明を実施するための最良の形態を示し、さらに詳しくこの発明について説明する。もちろんこの発明は以下の実施の形態によって限定されるものではない。
この発明において使用されるフィルムとしては、ヒートシールして袋とすることのできるもの、すなわち、内層となる側がヒートシール可能な熱融着性樹脂層を有する積層フィルムが一般的には使用できるが、ヒートシール可能な単層フィルムであってもよい。
積層フィルムの最内層、または、単層フィルムに用いるヒートシール可能な熱融着性樹脂層としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体、直鎖状超低密度ポリエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アイオノマー、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーメチルメタクリレート共重合体、メタセロン触媒によって重合したエチレン系ポリマー等が採用できるが、これらに限られるものではない。積層フィルムにおける中間層、外層としては、前記最内層に用いる熱融着性樹脂層よりも融点の高い各種の素材が使用可能であって、二軸延伸ポリプロピレン、プロピレン系ポリマー、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル、不織布、紙、セロファン、アルミ箔等が例示できるが、これに限られるものではない。外層に用いる前記熱融着性樹脂層は未延伸のものであってもよい。積層フィルムのガスバリヤー性を向上させるためには、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミ等を蒸着したガスバリヤー性フィルム等を採用すればよく、紫外線耐性を向上させるためには、例えば、紫外線防止剤を添加したフィルムや、紫外線防止剤をコートしたフィルムを採用したり、そのほか目的に応じ各種の添加剤を添加したフィルム等を採用することができる。
アルミ箔はガスバリヤー性や遮光性等を得るために使用されるが、一般に、中間層として使用される。
図1は、この発明の自立袋の一実施の形態を示す正面図、図2は分解斜視図である。
この自立袋1は、概略、略矩形状の熱融着性樹脂層を有する前壁フィルム2と、熱融着性樹脂層を有する後壁フィルム3の双方の熱融着性樹脂層を対向させ、前壁フィルム2と後壁フィルム3の間に、熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた下ガゼット用フィルム4が、下方より折り目4aを水平にして折り目側から挟み込まれ、熱融着性樹脂層を外側にして三角形状に二つ折りされた上ガゼット用フィルム5が、上方より折り目5aを斜めにして折り目側から挟み込まれ、前壁フィルム2、後壁フィルム3、下ガゼット用フィルム4、上ガゼット用フィルム5の端縁をそれぞれ揃えて重ね合わせた状態とし、その状態において、周縁、すなわち、前壁フィルム2、後壁フィルム3の端縁より図2に示す融着境界線6に至るまでがヒートシールされて下ガゼット部7、本体部8、上ガゼット部9が形成され、上方左隅部を斜めに切断して、前壁フィルム2と後壁フィルム3に傾斜縁2a、3aを形成し、傾斜縁2a、3aの間に熱融着性樹脂の注出具11の基部11aが挟み込まれ、所定幅で傾斜縁2a、3aに沿ってヒートシールされて取着され、上ガゼット部9の前方ヒートシール部13と後方ヒートシール部14の右上隅部の幅広部には、取っ手15の握り部15aの両端に設けられたフック15b、15bと係合する係合孔16、16が対向するように穿設されてなるものである。
下ガゼット用フィルム4と、前壁フィルム2、後壁フィルム3の横幅は同じとなっている。下ガゼット部7において、下ガゼット用フィルム4の左右側縁に設けられた半円弧状の切欠17、17、17、17によって、前壁フィルム2と後壁フィルム3とが互いに融着している。前壁フィルム2と下ガゼット用フィルム4の前側フィルム部4b、下ガゼット用フィルム4の後側フィルム部4cと後壁フィルム3とが円弧状の融着境界線6に至るまで端縁からヒートシールされており、内容物が充填された際、その自重で、下ガゼット用フィルム4が船底状に拡開し、袋を自立させることができるようになっている。なお、下ガゼット部7のヒートシールパターンは、前記した円弧状に限られるものではなく、内容物が充填された際、その自重で、下ガゼット用フィルムが船底状に拡開し、袋を自立させることができるようになっている形状であればよい。
上ガゼット用フィルム5は、二つ折りされた折り目5aの左端が、前壁フィルム2と後壁フィルム3の上縁2b、3bの中央を超えるk点(図4(b)参照)に、右端が、前壁フィルム2と後壁フィルム3の右側縁2c、3cのs点(図4(b)参照)に位置するように、前壁フィルム2と後壁フィルム3の間に挟み込まれ、図2に示すシールパターンでヒートシールされる。
上ガゼット用フィルム5の上縁の長さは、少なくとも前壁フィルム2、後壁フィルム3の横幅の1/2を超える長さ、より具体的には、上方左隅部を斜めに切断して、前壁フィルム2と後壁フィルム3に形成した傾斜縁2a、3aの間に、熱融着性樹脂の注出具11の基部11aを挟み込むことのできる程度の余裕のある傾斜縁2a、3aが確保できるような長さに設定されている。図1に示す自立袋1においては、前壁フィルム2と後壁フィルム3とともに、上ガゼット用フィルム5も僅かに斜めに切断されて傾斜縁2a、3aが形成されているが、前壁フィルム2と後壁フィルム3だけが切断されて傾斜縁が形成されていてもよい。
また、図1に示す自立袋のように、上ガゼット用フィルム5の折り目5aの左端を傾斜縁2a、3aの上端の近傍となるようにすることが好ましいが、これに限られるものではない。
また、前壁フィルム2、後壁フィルム3の間に上ガゼット用フィルム5が挟み込まれてヒートシールされた状態での折り目5aの傾斜角度θ(従って、下ガゼット用フィルムの折り目4aとなす角度)は、略25゜となっているが、これに限られるものではない。
上方左隅部を斜めに切断して形成した傾斜縁の角度αは、略35゜としているが、これに限られず、30〜60゜の範囲で適宜選択すればよい。
図1に示す自立袋1において、注出具11は、舟形の基部11aに注出ノズル11bが設けられ、注出ノズル11bの外側に設けられた雄ネジ(図示せず)にキャップ11cを螺合させたものが使用されているが、これに限られるものではない。
上ガゼット用フィルムの上縁の長さ、上ガゼット用フィルムの折り目の傾斜角度、上ガゼット部におけるヒートシールパターンは、自立袋の形状、サイズ、充填容量、注出具の基部の形状やサイズ、自立袋の用途等に応じ種々選択が可能である。
図1に示す自立袋1は、上ガゼット部のない自立袋の充填量と比べ、より多くの内容物を充填することができる。本出願人の実験によれば、上ガゼット用フィルム5の折り目5aの傾斜角が25゜で約16%、40゜で約20%を超える充填量の増加が可能である。
自立袋1への内容物の充填は、キャップ11cを取り外し、注出ノズル11bから行い、充填後、キャップ11cをしめればよい。
図3は、図1に示す自立袋1に内容物を充填し、係合孔16、16に、取っ手15に設けられたフック15b、15bを係合させた状態を示す斜視図であり、シワや折れ曲がり等を生ずることがなく内容物を袋上部にまで充填でき、充填量が多く、自立性がよく、見栄えもよいことがわかる。
ここで使用される取っ手15は、一般に市販されている合成樹脂を成型したものであり、安価に入手できるものである。
自立袋1に内容物を充填し、係合孔16、16に、取っ手15の握り部15aの両端に設けられたフック15b、15bを係合させた状態では、取っ手15の握り部15aは、上ガゼット用フィルム5の折り目5aや下ガゼット用フィルム4の折り目4aの方向とは直交することになり、しかも、取っ手15の握り部15aは握りやすい形状となっていることから、大型サイズの自立袋であっても支障なく持ち運びができる。
また、内容物を注出具から注出する際、取っ手15を利用することで、手首や腕等への負担が少なく、手首等を痛めたりせず、注出させることが可能であり、しかも、取っ手15によって上ガゼット部9の拡がり状態が維持され、袋の本体部が前後に大きく曲がって閉鎖したりせず、内容物の滞留箇所が生じにくく、内容物のスムーズな移動と、円滑な注出が可能となる。
上ガゼット部9の前方ヒートシール部13と後方ヒートシール部14に形成された係合孔16、16に、取っ手15のフック15b、15bを係合した状態では、説明されることなく一見するだけで、取っ手の使用方法が分かるといった、視認性を有する利点もある。
また、内容物が減少した時、取っ手15が上ガゼット部9が閉じるのを防ぎ、最後まで円滑な注出が可能となる。
従って、この発明の自立袋は、小容量からかなり大きな容量に至るまで使用可能である。
なお、この発明で使用される取っ手は、一般に市販されている合成樹脂を成型したものが使用でき、自立袋毎に取っ手を係合させたものとしてもよいが、持ち運んだり、注出したりする際に、取っ手を自立袋の係合手段に係合させ、取っ手を使用しないときは、取り外すようにすれば、複数の自立袋に取っ手を共用することができ安価となる利点もある。
図4は、図1に示す自立袋1の製造工程の概略である。
図4(a)に示すように、前壁フィルム2と後壁フィルム3の間に、下方より二つ折りされた下ガゼット用フィルム4を折り目4aを水平にして折り目側から挟み込み、上方より二つ折りされた上ガゼット用フィルム5を折り目5aを斜めにして折り目側から挟み込む。次いで、図4(b)に示すように、周縁、すなわち、前壁フィルム2、後壁フィルム3の端縁より融着境界線6に至るまでをヒートシールすることで下ガゼット部7、本体部8、上ガゼット部9を形成する。そして、上ガゼット部9の前方ヒートシール部13と後方ヒートシール部14の右上隅部の幅広部に、取っ手15の握り部15aの両端に設けられたフック15b、15bと係合する係合孔16、16を対向するように穿設する。係合孔は、トムソン刃等によって切り抜いてもよいが、レーザー加工によって穿設してもよい。
なお、上方左隅部は、注出具11の基部11aを挟み込む傾斜縁を形成するために切断することから、上方左隅部のヒートシールは省略することもできることはいうまでもない。
次いで、図4(c)に示すように、上方左隅部を斜めに切断し、前壁フィルム2と後壁フィルム3に傾斜縁2a、3aを形成する。そして、傾斜縁2a、3aの間に、熱融着性樹脂の注出具11の基部11aを挟み込み、図4(d)に示すように、所定幅で傾斜縁2a、3aに沿ってヒートシールし、注出具11を取着することで、図1に示す自立袋1を得ることができる。
ヒートシールには、例えば、ヒートシールバーを用いればよい。
図5は、この発明の自立袋の他の実施の形態を示す正面図、図6は、使用状態を示す斜視図である。この自立袋21は、上ガゼット部22の前方ヒートシール部23と後方ヒートシール部24から、それぞれ上方に凸状の延設部23a、24aが延設されたもので、延設部23a、24aには、横長の長孔25、25が対向した位置に穿設されている。その他は、図1に示す自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
長孔25、25は手の入る大きさとなっており、取っ手が手元にないとき、簡便な取っ手として持ち運び用に使用することや、壁等に設けたフックに自立袋21を吊り下げたりするのに有用である。簡便な取っ手として持ち運び用に使用する場合、延設部23a、24aの両方の長孔25、25に手を入れて自立袋21を持ち上げることになるが、延設部が一枚の場合と比べ、手が痛くなったりする恐れが少ない。
図6は、自立袋21の長孔25、25に取っ手15のフック15b、15bを係合させた状態を示す。内容物を注出する際には、取っ手15のフック15b、15bは、自立袋21の長孔25、25の右端側(すなわち、袋の縦中央より右側)で係合することになる。取っ手15を使用して自立袋21から内容物を注出する操作は、図1に示した自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
図7は、この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す分解斜視図、図8は使用状態を示す斜視図である。この自立袋31は、上ガゼット部32の前方ヒートシール部33と後方ヒートシール部34から、それぞれ上方に凸状の延設部33a、34aが延設されたもので、前壁フィルム36と後壁フィルム37の延設部36a、37aが互いに帯状に融着されたものである。より具体的には、上ガゼット部32の前方ヒートシール部33から上方に延設された凸状の延設部33aと後方ヒートシール部34から上方に延設された凸状の延設部34aの上端部から、更に前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、前壁フィルム36の延設部36aと後壁フィルム37の延設部37aの対向する熱融着性樹脂層同士が帯状に融着されてなるものである。なお、2点鎖線は製袋時の融着境界線を示す。延設部33a、34aには、横長の長孔38、38が対向した位置に穿設されている。その他は、図1に示す自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
この自立袋31も、図5に示した自立袋21と同様、長孔38、38は手の入る大きさとなっており、取っ手が手元にないとき、簡便な取っ手として持ち運び用に使用することや、壁等に設けたフックに自立袋31を吊り下げたりするのに有用である。簡便な取っ手として持ち運び用に使用する場合、延設部33a、34aの両方の長孔38、38に手を入れて自立袋31を持ち上げることになるが、延設部が一枚の場合と比べ、手が痛くなったりする恐れが少ない。
図8は、自立袋31の長孔38、38に取っ手15のフック15b、15bを係合させる前の状態を示す。内容物を注出する際には、取っ手15のフック15b、15bは、自立袋31の長孔38、38の右端側(すなわち、袋の縦中央より右側)で係合することになる。取っ手15を使用して自立袋31から内容物を注出する操作は、図1に示した自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
図9は、この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す分解斜視図、図10は使用状態を示す斜視図である。この自立袋41は、上ガゼット部42の前方ヒートシール部43と後方ヒートシール部44から、それぞれ上方に凸状の延設部43a、44aが延設されたもので、前壁フィルム46と後壁フィルム47の延設部46a、47aが互いに2箇所(斜線で示す箇所。)でスポット状に融着されたものである。より具体的には、上ガゼット部42の前方ヒートシール部43から上方に延設された凸状の延設部43aと後方ヒートシール部44から上方に延設された凸状の延設部44aの上端部から、更に前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、前壁フィルム46の延設部46aと後壁フィルム47の延設部47aの対向する熱融着性樹脂層同士が取っ手15のフックが係合するように2箇所でスポット融着されてなるものである。なお、2点鎖線は製袋時の融着境界線を示す。延設部43a、44aには、横長の長孔48、48が対向した位置に穿設されている。この自立袋41も図5に示した自立袋21と同様、長孔48、48は手の入る大きさとなっている。その他は、図1に示す自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
図10は、取っ手15のフック15b、15bが2箇所のスポット融着部に係合した状態を示している。この状態では、自立袋41が取っ手15で持ち運びし易い。もちろん、取っ手を使用しないで、長孔48、48を簡便な取っ手として持ち運び用に使用したり、壁等に設けたフックに自立袋41を吊り下げたりするのに使用してもよい。簡便な取っ手として持ち運び用に使用する場合、延設部43a、44aの両方の長孔48、48に手を入れて自立袋41を持ち上げることになるが、延設部が一枚の場合と比べ、手が痛くなったりする恐れが少ない。
内容物を注出する際には、取っ手15を2箇所のスポット融着部から外し、自立袋41の長孔48、48の右端側(すなわち、袋の縦中央より右側)で係合することになる(図11参照)。取っ手15を使用して自立袋41から内容物を注出する操作は、図1に示した自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
図12は、この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す正面図、図13は分解斜視図である。
この自立袋51は、概略、略矩形状の熱融着性樹脂層を有する前壁フィルム52と、熱融着性樹脂層を有する後壁フィルム53の双方の熱融着性樹脂層を対向させ、前壁フィルム52と後壁フィルム53の間に、熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた下ガゼット用フィルム54が、下方より折り目54aを水平にして折り目側から挟み込まれ、熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルム55が、上方より折り目55aを水平にして該折り目側から挟み込まれ、前壁フィルム52、後壁フィルム53、下ガゼット用フィルム54、上ガゼット用フィルム55の端縁をそれぞれ揃えて重ね合わせた状態とし、その状態において、周縁、すなわち、前壁フィルム52、後壁フィルム53の端縁より図13に示す融着境界線56に至るまでがヒートシールされて、下ガゼット部57、本体部58、上ガゼット部59が形成され、前壁フィルム52と上ガゼット用フィルム55の前側フィルム部60の上方左隅部を斜めに切断して傾斜縁52a、60aを形成し、傾斜縁52a、60aの間に熱融着性樹脂の注出具11の基部11aが挟み込まれ、所定幅で傾斜縁52a、60aに沿ってヒートシールされて取着され、上ガゼット部59の前方ヒートシール部62と後方ヒートシール部63の幅広部には、取っ手15の握り部の両端に設けられたフック15b、15bと係合する係合孔64、64が対向するように穿設されてなるものである。
係合孔64、64は、自立袋51の縦中央線上に穿設されている。
自立袋51においては、注出具11の基部11aは、上ガゼット用フィルム55の後側フィルム部61と後壁フィルム53の上方一隅部を斜めに切断して傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に挟み込み、ヒートシールすることで取着されてもよいものである。
図14は、図12に示す自立袋51に内容物を充填し、係合孔64、64に、取っ手15の握り部の両端に設けられたフック15b、15bを係合させた状態を示す斜視図であり、シワや折れ曲がり等を生ずることがなく内容物を袋上部にまで充填でき、充填量が多く、自立性がよく、見栄えもよいことがわかる。
その他は、図1に示した自立袋1と同様なことから、詳細な説明は省略する。
図15は、図12に示す自立袋51の製造工程の概略である。
図15(a)に示すように、前壁フィルム52と後壁フィルム53の間に、下方より二つ折りされた下ガゼット用フィルム54を折り目54aを水平にして折り目側から挟み込み、上方より二つ折りされた上ガゼット用フィルム55を折り目55aを水平にして折り目側から挟み込む。次いで、図15(b)に示すように、周縁、すなわち、前壁フィルム52、後壁フィルム53の端縁より融着境界線56に至るまでをヒートシールすることで下ガゼット部57、本体部58、上ガゼット部59を形成する。
そして、上ガゼット部59の前方ヒートシール部62と後方ヒートシール部63の幅広部に、取っ手15の握り部の両端に設けられたフック15b、15bと係合する係合孔64、64を対向するように穿設する。
次いで、図15(c)に示すように、上ガゼット部59の後方ヒートシール部63側を折り返し、前壁フィルム52と上ガゼット用フィルム55の前側フィルム部60の上方左隅部を斜めに切断して傾斜縁52a、60aを形成する。そして、傾斜縁52a、60aの間に、熱融着性樹脂の注出具11の基部11aを挟み込み、図15(d)に示すように、所定幅で傾斜縁52a、60aに沿ってヒートシールし、注出具11を取着することで、図12に示す自立袋51を得ることができる。
図16は、この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す正面図、図17は使用状態を示す斜視図である。
この自立袋71は、上ガゼット部72の前方ヒートシール部73と後方ヒートシール部74の幅広部の略中央に、取っ手15の握り部の両端に設けられたフック15b、15bと係合する長孔75、75が対向するように穿設された点が、図12に示す自立袋51と相違するものの、その他は、図12に示す自立袋51と同様なことから詳細な説明は省略する。
図17は、自立袋71の長孔75、75に取っ手15のフック15b、15bを係合させた状態を示す。内容物を注出する際には、取っ手15のフック15b、15bは、自立袋71の長孔75、75の右端側(すなわち、袋の縦中央より右側)で係合することになる。取っ手15を使用して自立袋71から内容物を注出する操作は、図1に示した自立袋1と同様なことから詳細な説明は省略する。
以上説明した自立袋に穿設された係合孔の周囲は、図示していないが、いずれも所定幅の未シール部とされている。係合孔の周囲に未シール部を設けることで、未シール部のない係合孔と比べ引き裂きに対し強度が向上する。図18(a)は、円形の係合孔16と2点鎖線の間が未シール部16aとされていることを示し、図18(b)は、長円形の係合孔25と2点鎖線の間が未シール部25aとされていることを示す。
この発明の自立袋の一実施の形態を示す正面図である。 図1に示す自立袋の分解斜視図である。 図1に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 図1に示す自立袋の製造工程の概略図である。 この発明の自立袋の他の実施の形態を示す正面図である。 図5に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す分解斜視図である。 図7に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す分解斜視図である。 図9に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 図9に示す自立袋に内容物を充填した他の使用状態を示す斜視図である。 この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す正面図である。 図12に示す自立袋の分解斜視図である。 図12に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 図12に示す自立袋の製造工程の概略図である。 この発明の自立袋の更に他の実施の形態を示す正面図である。 図16に示す自立袋に内容物を充填した使用状態を示す斜視図である。 この発明の自立袋において上ガゼット部に形成された係合孔の拡大説明図である。 従来の注出具付きの自立袋の一例を示す正面図である。 従来の注出具付きの自立袋の他例を示す正面図である。
符号の説明
1 自立袋
2 前壁フィルム
2a 傾斜縁
3 後壁フィルム
3a 傾斜縁
4 下ガゼット用フィルム
5 上ガゼット用フィルム
7 下ガゼット部
8 本体部
9 上ガゼット部
11 注出具
13 前方ヒートシール部
14 後方ヒートシール部
15 取っ手
16 係合孔

Claims (9)

  1. 注出具が上隅部に取着され、上ガゼット部と下ガゼット部を有する自立袋であって、
    熱融着性樹脂層を有する前壁フィルムと、熱融着性樹脂層を有する後壁フィルムの双方の熱融着性樹脂層を対向させ、前記前壁フィルムと後壁フィルムの間に、
    熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた下ガゼット用フィルムが、下方より折り目を水平にして該折り目側から挟み込まれ、
    熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、上方より折り目を斜めまたは水平にして該折り目側から挟み込まれ、
    周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、
    上方一隅部を斜めに切断して、前記前壁フィルムと後壁フィルム、または、前記前壁フィルムと前記上ガゼット用フィルムの前側フィルム部若しくは前記上ガゼット用フィルムの後側フィルム部と後壁フィルムに傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、
    前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、取っ手と係合する係合手段が対向して形成されてなることを特徴とする自立袋。
  2. 前記熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、折り目の一端が対向する前記前壁フィルムと後壁フィルムの上縁にあり、かつ縦中央を超えるように、上方より折り目を斜めにして該折り目側から挟み込まれ、
    周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、
    上方一隅部を斜めに切断して、前記前壁フィルムと後壁フィルムに傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、
    前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、前記取っ手の握り部の両端に設けられたフックと係合する係合孔が対向して形成されてなることを特徴とする請求項1記載の自立袋。
  3. 前記熱融着性樹脂層を外側にして二つ折りされた上ガゼット用フィルムが、上方より折り目を水平にして該折り目側から挟み込まれ、
    周縁がヒートシールされて下ガゼット部、本体部、上ガゼット部が形成され、
    前記前壁フィルムと前記上ガゼット用フィルムの前側フィルム部または前記上ガゼット用フィルムの後側フィルム部と後壁フィルムの上方一隅部を斜めに切断して傾斜縁を形成し、該傾斜縁の間に、熱融着性樹脂の注出具の基部が挟み込まれヒートシールされ、
    前記上ガゼット部の前方ヒートシール部と後方ヒートシール部には、前記取っ手の握り部の両端に設けられたフックと係合する係合孔が対向して形成されてなることを特徴とする請求項1記載の自立袋。
  4. 前記係合孔は、前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部に対向するように穿設されてなることを特徴とする請求項2または3記載の自立袋。
  5. 前記係合孔は、前記取っ手のフックと略同サイズの円形状の係合孔、または、手の入る程度のサイズの楕円形若しくは長円形であって、長軸が略水平方向となるように設定された係合孔であることを特徴とする請求項2、3または4記載の自立袋。
  6. 前記取っ手のフックと前記係合孔との係合箇所は、袋の縦中央から前記注出具とは反対側となるように設定されていることを特徴とする請求項5記載の自立袋。
  7. 前記係合孔の周囲は、所定幅の未シール部とされていることを特徴とする5または6記載の自立袋。
  8. 前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部の上端部から更に前記前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、該延長箇所の前記前壁フィルムと後壁フィルムの対向する熱融着性樹脂層同士がヒートシールされてなることを特徴とする請求項2、3、4、5、6または7記載の自立袋。
  9. 前記上ガゼット部の前方ヒートシール部から上方に延設された前方延設部と後方ヒートシール部から上方に延設された後方延設部の上端部から更に前記前壁フィルムと後壁フィルムが延長され、該延長箇所の前記前壁フィルムと後壁フィルムの対向する熱融着性樹脂層同士が前記取っ手のフックが係合するように2箇所でスポット融着されてなることを特徴とする請求項8記載の自立袋。
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