JP4775691B2 - オイルリング用線材およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、各種内燃機関のピストンに装着されるオイルリングに用いられる線材に係わり、特に2ピース型オイルリングに用いられる異形状の線材に好適なものである。
内燃機関用オイルリングは、上下2枚の薄板状リングとその間のスペーサエキスパンダーがセットになった3ピース型と、1本の異形断面リングとその内周側のコイルスプリングがセットになった2ピース型の2種類があり、それらの構造は周知である。
図4に、シリンダ側壁4に接した状態の2ピース型のオイルリング9を示す。このオイルリング9に用いられるオイルリング2は、対向するフランジ部a,aと両フランジ部a,aの中間を繋ぐウエブ部bを有する断面が略H字状又は略I字状の異形状の線材を用い、ウエブ部bを円周方向にC字形に曲げて形成されている。両フランジ部a,aの外周側を向くリップの先端がシリンダ側壁4と当接し、ウエブ部bの内周面に当接するようにコイルスプリング3が装着される。ピストンのリング溝(図示せず)内に装着されたオイルリング2は、コイルスプリング3の拡張力により、オイルリング2の両フランジ部a,aのリップの先端がシリンダ側壁4に適当な圧力で押し付けられ、ピストンの往復運動によりシリンダ側壁4に接しつつ上下に摺動し、シリンダ側壁4の余剰のオイルを掻き落し、適正な膜厚のオイル膜を形成する。掻き落されたオイルの一部は、両フランジ部a,aの外周側とウエブ部bの外周面で形成される凹部cに溜まるが、ウエブ部bには、このオイルをピストンのリング溝の底部に形成されたオイル戻路(図示せず)を通じて排出する多数の貫通油孔dが形成されている。一般的に、この貫通油孔dは打抜きで成形され、貫通油孔dの壁面d1、d2は互いに平行になっている。また、貫通油孔dは開口面積が広い程オイルの通過流量が多くなるためオイルリング2の長手方向に沿い溝状に形成されるが、オイルリング2としての強度面と打抜き成形法による加工面とから、溝寸法(幅×長さ)とピッチが決められている。
貫通油孔dは、シリンダ内へのオイルの侵入やスラッジの発生などを防止するため、オイルの流通性を良好にしなければならない。ここで言う流通性とは、単位時間当たりにオイルをどれだけ多く流すことができるか、という能力を言い、通過性、排出性とも言うことができ、通過流量で評価することができる。特許文献1には、ウエブ部bにオイル逃げ孔部(貫通油孔d)が形成されたオイルリング2において、オイル逃げ孔部の外周側角部に半径rの丸味を持たせることが開示されている。これにより、オイル逃げ孔部への開口面積を広くし、かつ流量係数を大きくし、シリンダライナとオイルリング2の二つの当り面との間に貯まった過剰のオイルを、オイルアップすることなくオイル逃げ孔部を通してピストンリング溝の底面側に円滑に送ることができる、と説明されている。
実開昭47−38204号公報(3ページ、8行〜17行。図面)
従来、2ピース型のオイルリング9は、トラック、バス等の大型のディーゼルエンジンに用いられており、オイルリング2の断面寸法は幅wが3.5〜5.0mm、厚さhが2.5〜3.0mmと大きいものであった。しかしながら、近年、部品点数の減少や組立工数の削減によるコスト低減等を目的として、小型デイーゼル機関やガソリン機関についても適用されるようになり、さらには、燃費の改善を目的とし摩擦損失低減のためにオイルリング2の薄幅化が図られており、幅wが1.5mm以下、厚さhが1.2mm以下というような極めて小断面のオイルリング2も使用されている。この場合、貫通油孔dが形成されるウエブ部bの幅は1mm以下となる。このようにウエブ部bの幅が狭くなると、必然的に許容される貫通油孔dの溝幅は小さくなる。そのため貫通油孔dの開口面積が減少し貫通油孔dへのオイルの流入が阻害されるとともに貫通油孔dの中をオイルが流れるときの貫通油孔dの壁面d1とオイルとの間に生じる流体的な抵抗が増加し、その結果、オイルの流通性が低下するという問題が生じる。
狭幅化にともなう貫通油孔dの開口面積の減少は、特許文献1のオイルリング2のように貫通油孔dのオイルの入口にR部を設けることにより解消することは可能である。しかしながら、貫通油孔dとオイルとの間の流体的な抵抗を減少させ、オイルの流通性を改善することは特許文献1には開示されていない。
本発明は、上記従来の技術の問題点を鑑み、オイルの流通性が改善されるオイルリング2に用いられるオイルリング用線材を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、少なくとも一方から他方にオイルを流通させる貫通油孔を備えた内燃機関のピストンの2ピース型オイルリングとして使用される、前記貫通油孔が形成されたオイルリング用線材であって、一対のフランジ部と両フランジ部の中間を連結するとともに前記オイルリング用線材で形成してなる2ピース型オイルリングがピストンに装着されたときにピストン側となるべき面に当接するようにコイルスプリングが装着されるウエブ部を有し、前記ウエブ部に形成された前記貫通油孔は、前記オイルの流通方向に対し前記貫通油孔の相対する側壁の少なくとも一方が実質的に傾斜したテーパ部を有し、前記テーパ部は、前記オイルリング用線材で形成してなる2ピース型オイルリングがピストンに装着されたときにシリンダの側からピストンの側に向けて開いた形状をなし、前記相対する側壁は直線部分を含み、該直線部分が交差する角度は3°以上で13°以下であるオイルリング用線材である。ここで、貫通油孔の側壁は、直線部分のみで構成されていてもよいし、直線部分と曲線部分とで構成されていてもよい。オイルリング用線材の貫通油孔にテーパ部を設けることにより、該オイルリング用線材から形成してなるオイルリングをピストンに装着したとき、貫通油孔の中をオイルが流れるときの貫通油孔の壁面とオイルとの流体的な抵抗が減少し、オイルの流通性が改善される。
ーパ部は必ずしもオイルの流通方向において貫通油孔の全長に渡り形成されていなくてもよく、例えば、貫通油孔の途中からテーパ部が形成され、その途中までの側壁はテーパ部と逆形状のテーパであってもよいし、側壁同士が平行であってもよい。
本発明の別の態様は、上記のオイルリング用線材の製造方法であって、前記オイルの流通方向に対し前記貫通油孔の側壁をテーパ状に形成する条件のレーザを貫通油孔形成予定部に照射するオイルリング用線材の製造方法である。本態様の製造方法によれば、特に、上記ピストンリング用線材を製造するに好ましく、上記態様の貫通油孔を有するピストンリング用線材を実現できる。
本発明によれば、上記説明のように貫通油孔をテーパ状にすることでオイルの流通性が改善される。したがって、特に、薄幅化されたオイルリングのように貫通油孔の開口面積が大きくとれないようなものに対して特に効果的である。
以下、本発明についてその実施態様に基づいて説明する。図1は本発明に係る第1態様および第2態様のオイルリング用線材の断面形状を模式的に示す図、図2は図1の第1態様のオイルリング用線材をオイルリングとして使用した場合のオイル流通性を確認する試験の試験装置の概略構成を示す図、図3は図2の試験装置を使用して確認したオイル流通性の結果を示す図、である。なお、図4と同様な構成については同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
[第1態様]
本態様のオイルリング用線材1は、図1(a)に示すように、対向するフランジ部a,aと両フランジ部a,aの中間を繋ぐウエブ部bを有する断面が略H字状又は略I字状のものであり、ウエブ部bに、テーパ部D1を有する貫通油孔dが形成されている。ここで、テーパ部とは、オイルの流通方向(図において鉛直方向)に対し貫通油孔dの傾斜した側壁d1と該側壁d1に相対する側壁d2で画定される部位をいい、以下でいうテーパ角度とは、側壁d1と側壁d2とが交差する符号Θで示す角度のことをいう。図1(a)の貫通油孔dには、鉛直方向において全長に渡りテーパ部D1が形成されている。
テーパ部D1について更に詳述する。図1(a)のテーパ部D1は、テーパ部D1の相対する側壁d1、d2が直線部分のみで構成され、オイルが流入するシリンダ側の上部開口Diの溝幅が、オイルが流出するピストン側の下部開口Doの溝幅よりも小さな末広がり状に形成されたものである。なお、上部開口Di又は下部開口DoにR部や面取り部を形成しておけば貫通油孔dの開口面積が増加するとともにオイルが円滑に流出するので好ましい。また、本態様のテーパ部D1の側壁d1、d2は、オイルリング用線材の幅方向において該オイルリング用線材の中心線から見て対称に形成されている。しかしながら、側壁d1、d2は対称に形成されている必要はなく、図1(b)に示すように、テーパ部D1−2の一方の側壁d1−2が傾斜しているのみで他方の側壁d2−2は鉛直方向に沿い形成されていてもよい。また、図1(c)に示すように、鉛直方向において貫通油孔dの途中からテーパ部D1−3が形成され、途中までの側壁d1−3、d2−3は互いに平行なものであってもよい。さらに、図1(d)に示すように、テーパ部D1−4の側壁d1−4、d2−4は、直線部分のみならず曲線部分のみで構成されていてもよいし、さらにまた、直線部分と曲線部分とを組み合わせて構成されていてもよい。
上記のような態様のテーパ部D1とした理由について説明する。オイルリングが装着されるピストンは、駆動中は常時往復動をしており、そのストローク数の変化も激しいものがある。このため、両フランジ部a,aとウエブ部bで形成される凹部cに溜まるオイルは、凹部c内で複雑な動きをしつつ貫通油孔dから流出される。そのため、ピストンリングの形状の決定要素の一つとしてこのオイルの動的状態が考慮される。図1(a)〜(d)の貫通油孔dの形状は、ピストン移動時の動的状態にあるオイルの慣性に着目したものである。即ち、ピストンが往復動をする度に凹部cの内部のオイルは慣性により逆方向に移動し、凹部cの内部で攪拌された状態となっている。このため、凹部c内のオイルは、貫通油孔d(すなわちテーパ部D1)の入口である上部開口Diに沿って移動したり、一部は直接テーパ部D1へ向かい移動したりする。このような状態において、上記テーパ部D1は、オイルが流入し易く流出し易い向きに開いた末広がり状であるので、相対する側壁が平行な通常の貫通油孔(以下通常の貫通油孔と称する。)に比べ凹部cのオイルは速やかに流出され、その結果、オイルの流通性が改善される。
[第2態様]
本発明の第2態様について説明する。図1(e)の貫通油孔dのテーパ部D2は、図1(a)の場合とは逆に、オイルが流入するシリンダ側の上部開口Diの溝幅が、オイルが流出するピストン側の下部開口Doの溝幅よりも大きな先細り状に形成されたものである。このテーパ部D2は、テーパ部D1と異なり静的状態にあるオイルが貫通油孔d(すなわちテーパ部D2)を通過する時のオイルと側壁d1、d2との摩擦損失に着目したものである。即ち、凹部c内のオイルが増えてレベルが上がっていくような場合、テーパ部D2は入口側からオイルで徐々に満たされていくので実質的な貫通油孔dの長さが短くなっていく。したがって、通常の貫通油孔に比べてオイルと側壁d1、d2との摩擦損失が小さくオイルが排出され易くなり、その結果、オイルの流通性が改善される。
なお、図1(f)に示すように、上述したいずれのオイル状態であっても対応できるよう、上記第1態様のテーパ部D1と第2態様のテーパ部D2とを組み合せたテーパ部D3を貫通油孔dに形成してもよい。この場合、テーパ部D3は、図示するようにテーパ部D1とテーパ部D2をその先端で直接接合した構成、又はテーパ部D1とテーパ部D2を直線部分を介して接合した構成とすることができる。
[試験例]
上記した貫通油孔のオイル流通性を確認するには、貫通油孔を形成したオイルリング用線材で形成したオイルリングをピストンに装着し、実際にピストンを動作させて貫通油孔からのオイル流出量を測定するのがよい。しかしながら、実動中にオイル流出量を測定することは困難であるので、図2に示す試験装置でオイル流通性を評価した。
オイル流通性の試験装置は、底面が開口したオイル容器5と、所定寸法で貫通油孔dが形成された板材6と、貫通油孔dから流出するオイル7を受けるオイルパン8とから構成されている。オイル流通性は、オイル容器5の中心に貫通油孔dが位置するように板材6で該オイル容器5の底を封じるとともに、オイル容器5にSAE10W(JIS規格)のオイル7を所定量だけ満たし、一定時間に貫通油孔dからオイル7が流出する量を測定し、評価する。この試験では、第1態様の貫通油孔d、すなわちテーパ部D1が形成されたものについて評価試験を行なった。試験に供したテーパ部D1の寸法は下記のとおりである。なお、本試験では、上部開口Diの幅を固定し、下部開口Doの幅を変えることによりテーパ角度Θを変化させた。
1)貫通油孔dの長さ(図1において紙面垂直方向の長さ):1.5mm
2)貫通油孔dの上部開口Diの幅:0.5mm
3)貫通油孔dの下部開口Doの幅:0.5mm(テーパ角度:0°)、0.53(同:3.4°)、0.56mm(同6.7°)、0.59mm(同:10.3°)、0.62mm(同:13.7°)、0.65mm(同:17.1°)
試験結果を表1及び図3に示す。流出量は、テーパ角度Θが0°の試料の流出量を100とし、それを基準とした割合で示している。
Figure 0004775691
この試験では貫通油孔dからのオイル7の流出は圧力ヘッドによるのに対し、ピストンが作動している状態では、オイルリングの凹部cから主として速度ヘッドでオイルは流出するという違いがある。しかし、流体力学的に圧力ヘッドは速度ヘッドに変換されるので、この試験でテーパ部D1の効果について評価することができる。この試験の結果によれば、テーパ部のテーパ角度Θが0°より大きく15°以下とすれば、オイル流通性が特に改善されることが判った。
上記オイルリング用線材1の製造方法について説明する。
オイルリング用線材1の貫通油孔dのテーパ部は、テーパ部の側壁の傾斜に合わせた雄型を用いて打抜きで行なってもよい。しかしながら、オイルリング用線材には難加工性のバネ鋼やステンレス鋼などの高合金が使用され、更に貫通油孔dが微小化すると機械的な加工は困難となる。したがって、レーザビーム、プラズマ、電子ビーム等でオイルリング用線材を溶融加工し、貫通油孔dを形成することが好ましい。さらに、微小なレーザスポットを形成でき容易に高出力が得られるYAG、半導体または炭酸ガスレーザを用いれば微小な貫通油孔dを形成するうえで好適である。なお、レーザ加工において、アシストガスを用いて溶融物を吹き飛ばすとともに被加工部を冷却すれば、シャープで熱影響部が小さい健全な貫通油孔dを得ることができ好ましい。
レーザ加工では、レーザビームのスポット径、焦点位置または照射方向等を所定の条件に設定し、所望の形状、テーパ角度Θを有するテーパ部を形成する。したがって、図1で説明した第1態様のテーパ部D1、第2態様のテーパ部D2、又はそれらが組み合わされたテーパ部D3を有する貫通油孔dを形成できる。さらに、レーザビームは、例えば光学的に走査して自由な経路で移動できる。したがって、レーザ加工では、打抜きではできない大きさや形状の貫通油孔d、例えば丸状、楕円状、矩形状など種々の形状、大きさの貫通油孔dを形成することができる。
本発明のオイルリング用線材の貫通油孔形状を示す縦断面である。 オイル流通性を評価する実験を説明する図である。 オイル流通性評価実験の結果を示す図である。 2ピース型オイルリングを説明する図である。
符号の説明
1:オイルリング用線材
2:異形断面リング
3:コイルスプリング
4:シリンダ内壁
5:オイル容器
6:供試材
7:エンジンオイル
8:オイルパン
9:2ピース型オイルリング
a:フランジ部
b:ウエブ部
c:凹部
d:貫通油孔
d1(d2):側壁
D1(D2、D3):テーパ部
Di:貫通油孔の上部開口
Do:貫通油孔の下部開口
h:リング厚さ
w:リング幅

Claims (2)

  1. 少なくとも一方から他方にオイルを流通させる貫通油孔を備えた内燃機関のピストンの2ピース型オイルリングとして使用される、前記貫通油孔が形成されたオイルリング用線材であって、一対のフランジ部と両フランジ部の中間を連結するとともに前記オイルリング用線材で形成してなる2ピース型オイルリングがピストンに装着されたときにピストン側となるべき面に当接するようにコイルスプリングが装着されるウエブ部を有し、前記ウエブ部に形成された前記貫通油孔は、前記オイルの流通方向に対し前記貫通油孔の相対する側壁の少なくとも一方が実質的に傾斜したテーパ部を有し、前記テーパ部は、前記オイルリング用線材で形成してなる2ピース型オイルリングがピストンに装着されたときにシリンダの側からピストンの側に向けて開いた形状をなし、前記相対する側壁は直線部分を含み、該直線部分が交差する角度は3°以上で13°以下であるオイルリング用線材。
  2. 請求項1に記載のオイルリング用線材の製造方法であって、前記オイルの流通方向に対し前記貫通油孔の側壁をテーパ状に形成する条件のレーザを貫通油孔形成予定部に照射するオイルリング用線材の製造方法。
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