JP4775451B2 - 電話サーバ、及びコンピュータプログラム - Google Patents

電話サーバ、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線電話装置から送信される通話要求を中継する技術に関する。
無線電話装置が、アクセスポイントを介して別の無線電話装置と電話通信を実行する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示される技術では、無線電話装置は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用して別の電話装置と電話通信を実行する。各無線電話装置は、SIPサーバに登録される。例えば、第1無線電話装置が通話要求を第2無線電話装置に送信する場合、第1無線電話装置は、通話要求をアクセスポイントに送信する。アクセスポイントは、SIPサーバに通話要求を転送する。SIPサーバは、アクセスポイントを介して、第2無線電話装置に通話要求を転送する。
特開2005−229591号公報
上記の特許文献1では、電話通信を実行する各電話装置が1つの電話サーバ(特許文献1の例ではSIPサーバ)に登録されている。複数の電話サーバを利用するシステムは開示されていない。本明細書では、複数の電話サーバを利用するシステムにおいて、効率的に通信を実行することができる技術を提供する。
本発明者らは、複数のアクセスポイントが設置される無線電話システムにおいて、アクセスポイント毎に電話サーバを設置する構成を創作した。言い換えると、本発明者らは、複数の電話サーバのそれぞれがアクセスポイントとして機能する構成を創作した。なお、以下の図1から図3は、あくまで例示であり、これらの図面及び以下の説明によって本発明の技術的範囲が限定して解釈されることはない。本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に記載されている内容に基づいて客観的に定められる。図1は、それぞれが無線通信可能領域12,16を有する電話サーバ10,14と無線電話装置18,20とを備える無線電話システム1の構成の一例を示す。電話サーバ10は、電話サーバ14と通信可能に接続されている。無線電話装置18は、電話サーバ10に登録されている。無線電話装置20は、電話サーバ14に登録されている。無線電話装置18,20は、無線通信可能領域16内に存在する。
図2は、図1の構成における無線電話装置18から無線電話装置20に通話要求を送信する場合のシーケンス図である。無線電話装置18は、無線電話装置20を送信先とする通話要求22を無線電話装置18と通信可能な電話サーバ14に送信する。電話サーバ14は、無線電話装置18から通話要求22を受信すると、無線電話装置18が登録されている電話サーバ10に通話要求24を送信する。電話サーバ10は、通話要求24の送信先の無線電話装置20と無線通信可能である電話サーバ14に通話要求26を送信する。電話サーバ14は、電話サーバ10から通話要求26を受信すると、通話要求28を無線電話装置20に送信する。無線電話装置20は、通話要求28のレスポンス30を電話サーバ14に送信する。電話サーバ14は、レスポンス30の送信先の無線電話装置18が登録されている電話サーバ10にレスポンス32を送信する。電話サーバ10は、レスポンス32の送信先の無線電話装置18と無線通信可能である電話サーバ14にレスポンス34を送信する。電話サーバ14は、レスポンス36を無線電話装置18に送信する。これにより、無線電話装置18と無線電話装置20とが通話可能な状態となる。
上記した図2の構成では、無線電話装置18と無線電話装置20とが登録されている電話サーバがそれぞれ異なるため、無線電話装置18と無線電話装置20との間で電話通信を実行するための各コマンド(通話要求及びレスポンス)が、電話サーバ10と電話サーバ14との間で通信される。本発明者らは、電話サーバ10と電話サーバ14との間の通信負荷を低減するために、以下の構成を有する電話サーバを創作した。
本発明は、第1無線電話装置が登録されている別の電話サーバと通信可能であるとともに、無線通信可能領域を有する電話サーバであって、前記無線通信可能領域内に存在する前記第1無線電話装置から送信された認証情報を無線通信によって受信する認証情報受信手段と、前記認証情報を含む第1コマンドを前記別の電話サーバに向けて送信する第1コマンド送信手段と、前記別の電話サーバから送信された前記第1コマンドに対する第1レスポンスを受信する第1レスポンス受信手段と、前記第1無線電話装置から第2無線電話装置に向けて送信された通話要求を無線通信によって受信する通話要求受信手段と、第1レスポンス受信手段によって受信された前記第1レスポンスが肯定的なレスポンスであり、かつ、前記無線通信可能領域内に前記第2無線電話装置が存在することを条件として、前記別の電話サーバを介さずに前記第2無線電話装置に向けて前記通話要求を無線通信によって送信する通話要求送信手段と、前記第2無線電話装置から送信された前記通話要求に対する第2レスポンスを無線通信によって受信する第2レスポンス受信手段と、前記第2レスポンスを前記第1無線電話装置に向けて無線通信によって送信する第2レスポンス送信手段と、前記別の電話サーバから送信された第3無線電話装置の認証が成功したことを示す第1認証通知を受信する認証通知受信手段と、認証通知受信手段によって前記第1認証通知が受信され、かつ、前記第3無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在することを条件として、前記第3無線電話装置と無線通信のセッションを確立するセッション確立手段と、を備える電話サーバである。
図3を参照しながら、本明細書によって開示される電話サーバ14の構成について説明する。この電話サーバ14は、第1無線電話装置18が登録されている別の電話サーバ10と通信可能であるとともに、無線通信可能領域16を有する。電話サーバ14は、認証情報受信手段と第1コマンド送信手段と第1レスポンス受信手段と通話要求受信手段と通話要求送信手段と第2レスポンス受信手段と第2レスポンス送信手段を備える。認証情報受信手段は、無線通信可能領域16内に存在する第1無線電話装置18から送信された認証情報42を無線通信によって受信する。認証情報42は、前記した別の電話サーバ10が第1無線電話装置18を認証するための情報である。認証情報42の一例として、デバイスID、パスワード等を挙げることができる。第1コマンド送信手段は、認証情報42を含む第1コマンド44を前記した別の電話サーバ10に向けて送信する。この結果、前記した別の電話サーバ10は、第1コマンド44に含まれる認証情報42を利用して、第1無線電話装置18の認証を実行する。前記した別の電話サーバ10は、第1無線電話装置18の認証結果を含む第1レスポンス46を電話サーバ14に送信する。第1レスポンス受信手段は、前記した別の電話サーバ10から送信された第1コマンド44に対する第1レスポンス46を受信する。通話要求受信手段は、第1無線電話装置18から第2無線電話装置20に向けて送信された通話要求48を無線通信によって受信する。通話要求送信手段は、第1レスポンス受信手段によって受信された第1レスポンス46が肯定的なレスポンスであり、かつ、無線通信可能領域16内に第2無線電話装置20が存在することを条件として、前記した別の電話サーバ10を介さずに第2無線電話装置20に向けて通話要求50を無線通信によって送信する。第2レスポンス受信手段は、第2無線電話装置20から送信された通話要求50に対する第2レスポンス52を無線通信によって受信する。第2レスポンス送信手段は、第2レスポンス54を第1無線電話装置18に向けて無線通信によって送信する。
上記の電話サーバ14を利用すると、第1コマンド44に対して肯定的な第1レスポンス46が受信された場合に、第1無線電話装置18と第2無線電話装置20との間で電話通信を実行するための各コマンド(通話要求48,50及び第2レスポンス52,54)が、第1無線電話装置18が登録されている電話サーバ10を介さずに通信される。上記した図2の構成と比較して、電話サーバ10,14間の通信負荷を軽減することができる。
上記の電話サーバ14は、登録情報記憶手段とコマンド受信手段と肯定的レスポンス送信手段とをさらに備えていてもよい。登録情報記憶手段は、無線電話装置の認証情報を含む登録情報を記憶してもよい。コマンド受信手段は、前記した別の電話サーバ10から第3無線電話装置の認証情報を含む第2コマンドを受信してもよい。肯定的レスポンス送信手段は、コマンド受信手段によって受信された第2コマンドに含まれる第3無線電話装置の認証情報が登録情報記憶手段に記憶されていることを条件として、前記した別の電話サーバ10に向けて第2コマンドに対する肯定的なレスポンスを送信してもよい。
上記した電話サーバ14は、前記した別の電話サーバ10以外の所定の電話サーバと通信可能に接続されていてもよい。この場合、電話サーバ14は、第1レスポンス受信手段によって受信された第1レスポンスが肯定的なレスポンスであることを条件として、所定の電話サーバに向けて第1無線電話装置18の認証が成功したことを示す第1認証通知を送信する認証通知送信手段をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、所定の電話サーバは、第1無線電話装置18の認証処理(認証情報受信、コマンド送信、及びレスポンスを含む)を実行しなくても、第1無線電話装置18の認証が成功したことを知ることができる。
上記した電話サーバ14は、認証通知受信手段とセッション確立手段をさらに備えていてもよい。認証通知受信手段は、上記した別の電話サーバ10から送信された第4無線電話装置の認証が成功したことを示す第2認証通知を受信してもよい。セッション確立手段は、認証通知受信手段によって第2認証通知が受信され、かつ、第4無線電話装置が無線通信可能領域16内に存在することを条件として、第4無線電話装置と無線通信のセッションを確立してもよい。「無線通信のセッションを確立する」とは、例えば、電話サーバ14は、第4無線電話装置から送信された接続要求を受信した場合に、第4無線電話装置と無線通信するために必要な処理を実行することを意味する。従って、「第4無線電話装置と無線通信のセッションを確立する」という用語は、「第4無線電話装置と無線通信が可能に接続する」、又は、「第4無線電話装置との通信経路を確立する」と言い換えることもできる。電話サーバ14は、第4無線電話装置と無線通信のセッションを確立するために、第4無線電話装置に必要な情報を要求してもよい。
例えば、電話サーバ10の無線通信可能領域12に存在しており、電話サーバ10をアクセスポイントとして別の電話装置と電話通信を実行している第4無線電話装置が、電話サーバ10の無線通信可能領域12から電話サーバ14の無線通信可能領域16に移動する可能性がある。この場合、第4無線電話装置は、電話サーバ14と無線通信することを試みる。電話サーバ14と第4無線電話装置との間に通信セッションが予め確立されている場合、第4無線電話装置が電話サーバ14と無線通信を開始するために必要な時間を短縮することができる。これにより、第4無線電話装置と上記の別の電話装置との電話通信が途切れる時間を短縮することができる。
なお、上記の電話サーバ14を実現するためのコンピュータプログラムも有用である。
複数の電話サーバを有する無線電話システムの一例を示す。 無線電話システムの電話通信の一例のシーケンス図を示す。 無線電話システムの電話通信の一例のシーケンス図を示す。 実施例の無線電話システムを示す。 電話サーバの構成を示す。 登録情報テーブルの一例を示す。 電話装置の構成を示す。 接続処理の一例のシーケンス図を示す。 電話装置の接続先の電話サーバが変更される場合の接続処理の一例のシーケンス図を示す。 電話装置が別の電話装置と電話通信を開始する場合の処理の一例のシーケンス図を示す。 電話装置が別の電話装置と電話通信を開始する場合の処理の一例のシーケンス図を示す。 電話装置の主接続先の電話サーバが変更になった場合の処理の一例のシーケンス図を示す。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の特徴の一部をまとめておく。
(形態1)上記の無線電話装置は、IP網を利用して電話通信することができるものであってもよい。即ち、上記の無線電話装置は、IP電話であってもよい。
(形態2)上記の無線電話装置は、固有の電話識別情報を有していてもよい。形態1の場合、電話識別情報は、URI形式のインターネットアドレスであってもよい。
(形態3)電話装置は、SIP(Session Initiation Protocol)を利用して電話通信を行なってもよい。
(形態4)形態2の場合、通話要求は、INVITEコマンドであってもよい。
(形態5)第1レスポンス受信手段によって受信された第1レスポンスが否定的なレスポンスである場合、電話サーバは、通話要求受信手段で受信された通話要求に対して否定的なレスポンスを第1電話装置に送信してもよい。
(システムの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図4は、本実施例の無線電話システム60を示す。無線電話システム60は、電話サーバ62,64,66,68,70と電話装置90,110,112等を備えている。電話サーバ62,64,66,68,70は、LAN回線72に接続されている。図4では、5つの電話サーバ62,64,66,68,70のみを示しているが、より多数の電話サーバを備えていてもよい。また、図4では、3つの電話装置90,110,112のみを示しているが、より多数の電話装置を備えていてもよい。電話装置90,110,112は、携帯型電話装置(例えば携帯電話、PDA等)である。
各電話装置90,110,112は、SIPを利用して無線電話通信を実行することができる。SIPを利用して無線電話通信を実行するためには、SIPサーバが必要とされる。SIPサーバに電話装置が登録されると、その電話装置にはSIPサーバに対応するSIP URI(SIP Uniform Resource Identifer)が付与される。本実施例では、電話サーバ62,64,66,68,70のそれぞれがSIPサーバとして機能する。電話サーバ62には、電話装置90が登録されている。電話サーバ66には、電話装置110が登録されている。電話サーバ70には、電話装置112が登録されている。図4において、各電話サーバ62,66,70のかっこ内は、各電話サーバ62,66,70に登録されている電話装置90,110,112を示す。各電話装置90,110,112には、固有のSIP URIが付与されている。なお、各電話装置90,110,112のSIP URIは、その電話装置が登録されている電話サーバ62,66,70のURIを含んでいる。例えば、電話サーバ62に登録されている電話装置90のSIP URI「sip:aaa@server62.com」は、電話サーバ62のURI「server62.com」を含んでいる。同様に、電話サーバ66に登録されている電話装置110のSIP URI「sip:bbb@server66.com」は、電話サーバ66のURI「server66.com」を含んでおり、電話サーバ70に登録されている電話装置112のSIP URIは、電話サーバ70のURIを含んでいる。
(電話サーバの構成)
図5は、電話サーバ66の構成を示す。電話サーバ66は、制御部74と無線通信インターフェイス76(図5及び以下では、無線通信I/F76という)とネットワークインターフェイス80(図5及び以下では、ネットワークI/F80という)と記憶部78等を備える。電話サーバ62の各部は、バス82によって接続されている。制御部74は、記憶部78に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。制御部74が実行する処理の内容については、後で詳しく説明する。無線通信I/F76は、図4に示す無線通信可能領域67を有する。無線通信I/F76は、無線通信可能領域67に存在する電話装置と無線通信するためのインターフェイスである。電話サーバ66は、無線通信I/F76によって、電話装置の無線電話通信を中継する。即ち、電話サーバ66は、電話装置のアクセスポイントとして機能する。制御部74は、無線通信I/F76を介して、所定の時間間隔で無線通信可能領域67内に識別信号(ビーコン信号)を発信する。識別信号には、電話サーバ66の識別情報(例えば、電話サーバ66のURI)が含まれる。ネットワークI/F80には、LAN回線72が接続されている。制御部74は、無線通信を実行する電話装置に対してIPアドレスを付与する。即ち、電話サーバ66は、DHCPサーバとして機能する。
記憶部78は、ROM、EEPROM、RAM等によって構成されている。記憶部78は、電話サーバ66の近隣の電話サーバ64,68のURIを記憶している。また、記憶部78は、接続情報テーブル79と登録情報テーブル84を記憶している。接続情報テーブル79には、電話装置のSIP URI79aと接続のステータス79bとが対応付けて記憶されている。制御部74は、電話サーバ66と無線通信可能に接続されている電話装置のSIP URIをSIP URI79aに記録する。制御部74は、電話サーバ66と無線通信可能に接続されている電話装置のSIP URI79aに対応付けて、「主接続」と「副接続」のいずれかを示すステータスをステータス79bに記録する。また、制御部74は、後述する認証OK、又は認証通知によって認証される電話装置のSIP URIをSIP URI79aに記録する。本実施例では、電話装置90,110が電話サーバ66と主接続されている。制御部74は、接続情報テーブル79に、電話装置90,110のSIP URIと「主接続」とを対応付けて記録する。制御部74が接続情報テーブル79にどのようにSIP URI79aとステータス79bを記録するかは後で説明する。また、「主接続」と「副接続」の用語についても、後で説明する。
図6は、登録情報テーブル84の一例を示す。登録情報テーブル84には、電話装置のSIP URI85とIPアドレス87とパスワード88と接続先情報89とが対応付けて記憶されている。設計者、使用者等は、登録情報テーブル84に電話装置のSIP URIとパスワードを登録することができる。本実施例では、電話装置110が、電話サーバ66に登録されている。従って、登録情報テーブル84には、電話装置110のSIP URI85とパスワード88とが対応づけて記憶されている。
接続先情報89は、電話装置110と無線通信可能となっている電話サーバのURIである。本実施例では、電話装置110が電話サーバ66と無線通信可能になっていることから、「server66」が記憶されている。制御部74は、IPアドレス87と接続先情報89を更新することができる。例えば、電話装置110が電話サーバ64の無線通信可能領域65内に存在する場合、電話サーバ64は、電話装置110が無線通信可能領域65内に存在することを示す通知(接続先通知)と電話装置110のIPアドレスとを電話サーバ66に送信する。制御部74は、この通知を受信すると、電話装置110の接続先情報89として、電話サーバ64のURI「server64」を記録する。また、制御部74は、電話装置110のIPアドレス87として、受信したIPアドレスを記録する。
なお、電話サーバ62,64,68,70は、電話サーバ66と同様の構成を備える。電話サーバ62の登録情報テーブルには、電話装置90に関する情報が登録されている。また、電話サーバ70の登録情報テーブルには、電話装置112に関する情報が登録されている。また、電話サーバ70の接続情報テーブルには、電話装置112のSIP URIとステータスである「主接続」とが対応付けて記憶されている。また、電話サーバ62,64,68,70の無線通信I/Fは、それぞれ無線通信可能領域63,65,69,71を有する。
(電話装置の構成)
図7は、電話装置90の構成を示す。電話装置90は、制御部94と無線通信インターフェイス96(図7及び以下では、無線通信I/F96という)と操作部98と表示部100とスピーカ102とマイク104と記憶部106等を備える。制御部94は、記憶部106に記憶されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。制御部94が実行する処理の内容については、後で詳しく説明する。無線通信I/F96は、電話サーバ62,64,66,68,70と無線通信するためのインターフェイスである。
操作部98は、複数のキーを有する。例えば、操作部98は、フックキーやテンキーを有する。表示部100は、様々な情報を表示することができる。ユーザは、スピーカ102とマイク104を利用して通話を行なうことができる。記憶部106は、制御部94によって実行されるべきプログラムを記憶している。記憶部106は、制御部94が処理を実行する過程で生成されるデータ等を記憶することができる。記憶部106は、登録情報テーブル84の電話装置90のSIP URI85に対応付けて記憶されているパスワード88と同一のパスワードを記憶している。また、記憶部106は、接続情報テーブル107を記憶している。接続情報テーブル107には、電話サーバのURI107aとステータス107bとが対応付けて記憶されている。
電話装置90は、複数の電話サーバと無線接続する(通信セッションを確立する)ことができる。制御部94は、無線接続されている複数の電話サーバのうち、1つの電話サーバを利用して別の電話装置と電話通信を実行する。制御部94は、電話装置90が電話通信に利用する電話サーバ66のURIと「主接続」とを対応付けて、接続情報テーブル107に記録する。制御部94は、無線接続されている電話サーバであって、別の電話装置と通信するために利用しない電話サーバ62,64のURIと「副接続」とを対応付けて、接続情報テーブル107に記録する。なお、電話装置110,112は電話装置90と同様の構成を有する。電話装置110の接続情報テーブルには、電話サーバ66のURIと「主接続」とが対応付けて記憶されている。また、電話装置112の接続情報テーブルには、電話サーバ70のURIと「主接続」とが対応付けて記憶されている。
(各装置の処理)
次いで、電話装置90が電話サーバ66と主接続する場合について、電話装置90、電話サーバ62,64,66,68の処理を説明する。図8は、各装置90,62,64,66,68の処理を示すシーケンス図を示す。電話装置90が図4に示す位置(即ち電話サーバ64,66,68の無線通信可能領域65,67,69内)で電源がONにされた場合を例にして、以下の説明を続ける。以下の各装置90,62,64,66,68で実行される処理は、実際には各装置90,62,64,66,68の制御部で実行される。電話装置90は、電話サーバ64,66,68の無線通信可能領域65,67,69内に存在する。電話装置90は、電話サーバ64,66,68から定期的に発信される識別信号を受信する。電話装置90は、受信した識別信号のうち、最も電波の強度が強い識別信号に含まれるURIに対応する電話サーバと主接続すべきであると判断する。以下では、電話サーバ66が主接続すべき電話サーバであると判断された場合について説明する。
電話装置90は、接続情報テーブル107に、主接続すべき電話サーバ66のURIと「主接続」とが対応付けて記憶されているか否かを確認する。電話サーバ66のURIと「主接続」とが対応付けて記憶されていない場合、電話装置90は、自身のSIP URIと接続要求が主接続要求であることを示す情報とを含む主接続要求120を電話サーバ66に送信する。一方において、電話装置90は、電話サーバ66のURIと「主接続」とが対応付けて記憶されている場合、主接続要求120を送信しない。電話サーバ66は、主接続要求120を受信すると、主接続要求120に含まれる電話装置90のSIP URIが、接続情報テーブル79に記憶されているか否かを確認する。電話装置90のSIP URIが「副接続」と対応付けて接続情報テーブル79に記憶されている場合、電話サーバ66は、主接続要求120に含まれるSIP URIに対応付けて記憶されているステータスを「副接続」から「主接続」に変更する。
一方において、接続情報テーブル79に電話装置90のSIP URIが記憶されており、かつ、ステータスが記憶されていない場合、電話サーバ66は、電話装置90が認証されていると判断する。なお、電話装置90が認証されている場合、即ち、接続情報テーブル79に電話装置90のSIP URIが記憶されており、かつ、ステータスが記憶されていない場合とは、電話サーバ66が、電話装置90が登録されている電話サーバ62から認証OK(後述する認証OK128)を受信した場合、又は、別の電話サーバから電話装置90の認証通知(後述する認証通知132,134)を受信した場合である。電話装置90が認証されている場合、又は、上記した電話装置90のSIP URIが「副接続」と対応付けて接続情報テーブル79に記憶されている場合、電話サーバ66は、電話装置90に付与するIPアドレスを決定する。電話サーバ66は、電話装置90と無線接続し、電話装置90に付与するIPアドレスを電話装置90に送信する。次に、電話サーバ66は、接続情報テーブル79の電話装置90のSIP URIに対応付けて「主接続」を記録する。電話装置90は、受信したIPアドレスを自身のIPアドレスとして設定する。電話装置90のIPアドレスは、主接続する電話サーバによって付与される。即ち、電話装置90のIPアドレスは、主接続する電話サーバによって変わる。一方において、電話装置90が認証されていない場合、即ち、接続情報テーブル79に電話装置90のSIP URIが記憶されていない場合、電話装置90の認証に必要なパスワード(認証情報)要求122を送信する。
電話装置90は、パスワード要求122を受信すると、記憶部106に記憶されているパスワード124を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、パスワード124を受信すると、電話装置90から送信された接続要求120に含まれるSIP URI(sip:aaa@server62.com)から、電話装置90が登録されている電話サーバが電話サーバ62であることを特定する。次に、電話サーバ66は、電話装置90のSIP URIとパスワード124とを含む認証要求126を電話サーバ62に送信する。電話サーバ62は、認証要求126を受信すると、認証要求126に含まれるSIP URIとパスワードとが自身の登録情報テーブルに対応付けて記憶されているか否かを確認する。登録情報テーブルに記憶されている場合、電話サーバ62は、認証OK128を電話サーバ66に送信する。一方において、登録情報テーブルに記憶されていない場合、電話サーバ62は、認証エラーを電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、電話サーバ62から認証OK128を受信すると、電話装置90に付与するIPアドレスを決定する。電話サーバ66は、電話装置90のSIP URIと自身のURIと電話装置90に付与するIPアドレスとを含む接続先通知130を電話サーバ62に送信する。
電話サーバ62は、接続先通知130を受信すると、登録情報テーブルに記憶されている電話装置90のSIP URIに対応付けて電話サーバ66のURIとIPアドレスとを登録する。電話サーバ66の記憶部78には、電話サーバ66の近隣の電話サーバ64,68のURIが記憶されている。電話サーバ66は、記憶部78に記憶されている電話サーバ64,68のURIに基づいて、電話サーバ64,68に認証通知132,134を送信する。認証通知132,134は、電話装置90のSIP URIと電話装置90の認証が成功したことを示す情報とを含む。認証通知132,134を受信した電話サーバ64,68は、認証通知132,134に含まれる電話装置90のSIP URIをそれぞれの接続情報テーブルに記録する。このとき、電話サーバ64,68は、それぞれの接続情報テーブルのステータスを記録しない。
続いて、電話サーバ66は、電話装置90に付与するIPアドレスと電話サーバ66のURIとを含む接続OK136を電話装置90に送信する。電話サーバ66は、接続情報テーブル79に、電話装置90のSIP URIと「主接続」とを対応付けて記録する。電話装置90は、接続OK136を受信すると、接続情報テーブル107に、電話サーバ66のURIと「主接続」とを対応付けて記録する。一方において、電話サーバ66は、電話サーバ62から認証エラーを受信した場合、又は、電話装置90と無線接続できない場合(例えば、別の複数の電話装置と無線接続しているため、無線接続できない場合等)、接続エラーを電話装置90に送信する。
電話サーバ66は、記憶部78に記憶されている近隣の電話サーバ64,68のURIを含む電話サーバリスト137を電話装置90に送信する。電話装置90は、電話サーバリスト137を受信すると、電話サーバ64,68のURIが、接続情報テーブル107に記憶さているか否かを確認する。電話サーバ64のURIが接続情報テーブル107に記憶さていない場合、自身のSIP URIと接続要求が副接続要求であることを示す情報とを含む副接続要求138を電話サーバ64に送信する。同様に、電話装置90は、電話サーバ68のURIが接続情報テーブル107に記憶さていない場合、自身のSIP URIと接続要求が副接続要求であることを示す情報とを含む副接続要求140を電話サーバ68に送信する。電話装置90は、電話サーバリスト137に含まれる電話サーバのURIの中に、既に主接続又は副接続されている電話サーバのURIが含まれている場合、当該URIに対応する電話サーバに副接続要求を送信しない。なお、電話装置90は、電話サーバリスト137に含まれるURIの中に、受信した識別信号に含まれていないURIが存在する場合、当該URIに対応する電話サーバに接続要求を送信しなくてもよい。
電話サーバ64は、副接続要求138を受信すると、電話装置90が認証されているか否かを確認する。具体的には、接続要求138に含まれる電話装置90のSIP URIが接続情報テーブルに記憶されているか否かを確認する。電話サーバ64は、電話装置90が認証されている場合、接続OK142を電話装置90に送信する。次に、電話サーバ64は、接続情報テーブルの電話装置90のSIP URIに対応付けて「副接続」を記録する。一方において、電話装置90が認証されていない場合、電話サーバ64は、電話装置90に接続エラーを送信する。
同様に、電話サーバ68は、接続要求140を受信すると、電話装置90が認証されているか否かを確認する。電話サーバ68は、電話装置90が認証されている場合、接続OK144を電話装置90に送信する。次に、電話サーバ68は、接続情報テーブルの電話装置90のSIP URIに対応付けて「副接続」を記録する。一方において、電話装置90が認証されていない場合、電話サーバ68は、電話装置90に接続エラーを送信する。
図9は、図4の状態から、電話装置90が移動して、電話装置90の主接続先が電話サーバ66から電話サーバ68に変更される場合について説明する。以下の各装置90,62,64,66,68,70で実行される処理は、実際には各装置90,62,64,66,68,70の制御部で実行される。電話装置90は、電話サーバ68から送信される識別信号の電波強度が、電話サーバ66から送信される識別信号の電話強度よりも強い場合に、電話サーバ66から電話サーバ68に主接続先を変更する。あるいは、電話装置90は、電話サーバ66から送信される識別信号を受信することができなくなった場合、識別信号が受信されている電話サーバ68に主接続先を変更してもよい。
電話装置90は、自身のSIP URIと接続要求が主接続要求であることを示す情報とを含む主接続要求150を電話サーバ68に送信する。電話サーバ68は、主接続要求150を受信すると、主接続要求150に含まれる電話装置90のSIP URIが接続情報テーブルに記憶されているか否かを確認する。電話装置90のSIP URIが接続情報テーブルに記憶されている場合、電話サーバ68は、電話装置90のSIP URIを含む認証通知を既に受信している(図8の認証通知134参照)。そのため、電話サーバ68は、電話装置90の認証処理(パスワード要求、認証要求)を実行しない。電話サーバ68の記憶部には、電話サーバ68の近隣の電話サーバ66,70のURIが記憶されている。電話サーバ68は、記憶部に記憶されている電話サーバ66,70のURIに基づいて、電話サーバ66,70に認証通知152,154を送信する。
電話サーバ68から送信された電話装置90の認証通知152を電話サーバ66が受信する場合とは、電話装置90が電話サーバ68と主接続する場合である。電話サーバ66は、認証通知152を受信すると、接続情報テーブル79に記憶されている電話装置90のSIP URIのステータスを「主接続」から「副接続」に変更する。また、電話サーバ70は、認証通知154を受信すると、認証通知154に含まれる電話装置90のSIP URIを接続情報テーブルに記録する。電話サーバ68は、電話装置90に付与するIPアドレスを決定する。電話サーバ68は、電話装置90のSIP URIと自身のURIと電話装置90に付与するIPアドレスとを含む接続先通知156を電話サーバ62に送信する。電話サーバ62は、接続先通知156を受信すると、登録情報テーブルの電話装置90のSIP URIに対応付けて記録されている接続先情報を電話サーバ68のURIに変更する。また、電話サーバ62は、登録情報テーブルの電話装置90のSIP URIに対応付けて記録されているIPアドレスを受信したIPアドレスに変更する。
続いて、電話サーバ66は、電話装置90に付与するIPアドレスを含む接続OK158を電話装置90に送信する。また、電話サーバ66は、接続情報テーブル79の電話装置90のSIP URIに対応付けて記憶されているステータスを「副接続」から「主接続」に変更する。電話装置90は、受信したIPアドレスを自身のIPアドレスに設定する。電話装置90は、記憶部106において電話サーバ66のURIに対応付けて記憶されている「主接続」を「副接続」に変更し、電話サーバ68のURIに対応付けて記憶されている「副接続」を「主接続」に変更する。次に、電話サーバ68は、記憶部74に記憶されている近隣の電話サーバ66,70のURIを含む電話サーバリスト159を電話装置90に送信する。電話装置90は、電話サーバリスト159を受信した時点で、電話サーバ64と接続されている場合がある。即ち、電話装置90が電話サーバ64の無線通信可能領域65内に存在する場合、電話装置90と電話サーバ64との接続は維持されている。
電話装置90は、接続情報テーブル107に電話サーバ64のURIが記憶されており、かつ、電話サーバリスト159に電話サーバ64のURIが含まれていない場合、電話サーバ64に接続の切断要求160を送信する。電話装置90は、接続情報テーブル107の電話サーバ64のURIとこれに対応付けられているステータスとを削除する。電話サーバ64は、切断要求160を受信すると、電話装置90との通信セッションを終了する。また、電話サーバ64は、接続情報テーブルから電話装置90のSIP URIとこれに対応付けられているステータスとを削除する。
続いて、電話装置90は、電話サーバリスト159に含まれる電話サーバ70に自身のSIP URIと接続要求が副接続要求であることを示す情報を含む副接続要求162を送信する。電話サーバ70は、副接続要求162を受信すると、副接続要求162に含まれる電話装置90のSIP URIが接続情報テーブルに記憶されているか否かを確認する。電話サーバ70は、副接続要求162に含まれる電話装置90のSIP URIが接続情報テーブルに記憶されていることを確認すると、電話装置90と無線通信可能となるように通信セッションを確立する。電話サーバ70は、接続情報テーブルの電話装置90のSIP URIに「副接続」を対応付けて記録する。電話サーバ70は、電話装置90に接続OK164を送信する。この結果、電話装置90は、接続情報テーブル107に、電話サーバ70のURIと「副接続」を対応付けて記憶する。なお、電話装置90は、接続情報テーブル107に電話サーバ66のURIと「副接続」とが対応付けて記憶されているため、電話サーバ66に副接続要求を送信しない。
次いで、電話装置90と電話装置110が電話通信を開始する場合について説明する。電話装置90,110が電話サーバ66の無線通信可能領域67に存在し、電話サーバ66と主接続されている場合を例にして、以下の説明を続ける。図10は、電話装置90が、電話装置110にINVITEを送信する場合について、電話装置90,110と電話サーバ66の処理の内容を説明する。以下の各装置90,110,66で実行される処理は、実際には各装置90,110,66の制御部で実行される。電話装置90のユーザは、操作部98を操作することによって、通話準備操作を実行する。通話準備操作は、ユーザが電話装置110のSIP URIを入力し(例えば、記憶部106に記憶されている電話帳からSIP URIを選択すること、SIP URIを直接入力すること等)、その後にフックキーを操作することを含む。
電話装置90は、ユーザによって通話準備操作が為されると、送信先の電話装置110のSIP URIを含むINVITE170を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、電話装置90と主接続されている。電話サーバ66は、電話装置90が登録されている電話サーバ62にINVITE170を転送しない。電話サーバ66は、INVITE170の送信先である電話装置110が自身と主接続されているか否かを確認する。電話サーバ66は、電話装置110と主接続されていることが確認されると、電話装置110にINVITE172を転送する。
電話装置110は、INVITE172を受信すると、電話装置110が電話通信を実行することができるか否かを確認する。例えば、電話装置110が電話装置90とは別の電話装置と電話通信している場合、電話装置110は、電話装置90と電話通信を実行することができないと判断する。電話装置110は、電話通信を実行することができないと判断すると、電話装置90を送信先として、486 Busy Hereを送信する。一方において、電話装置110は、電話通信可能であることが確認されると、INVITE172のレスポンスとして、200 OK174を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、200 OK176を電話装置90に転送する。電話装置90は、200 OK176のレスポンスとして、ACK178を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、ACK180を電話装置110に転送する。また、電話サーバ66は、電話装置90のIPアドレスを電話装置110に送信するとともに、電話装置110のIPアドレスを電話装置90に送信する。これにより、電話装置90は、電話サーバ66を介して、電話装置110と電話通信を実行することができる。
次いで、電話装置90と電話装置112が電話通信を開始する場合について説明する。電話装置90が、電話サーバ66の無線通信可能領域67に存在して電話サーバ66と主接続されており、電話装置112が、電話サーバ70の無線通信可能領域71内に存在して電話サーバ70と主接続されている場合を例にして、以下の説明を続ける。図11は、電話装置112が、電話装置90にINVITEを送信する場合について、電話装置90,112と電話サーバ62,66,70の処理の内容を説明する。以下の各装置90,112,62,66,70で実行される処理は、実際には各装置90,112,62,66,70の制御部で実行される。電話装置112のユーザは、操作部を操作することによって、通話準備操作を実行する。
電話装置112は、ユーザによって通話準備操作が為されると、送信先の電話装置90のSIP URIを含むINVITE190を電話サーバ70に送信する。電話サーバ70は、INVITE190に含まれるSIP URIが自身と主接続されているか否かを確認する。電話サーバ70は、電話装置90が主接続されていないことを確認すると、電話装置90のSIP URI(sip:aaa@server62.com)に基づいて、電話装置90が登録されている電話サーバ62に、電話装置90のSIP URIを含む接続先問い合わせ192を送信する。一方において、電話サーバ70は、電話サーバ62にINVITEを転送しない。電話サーバ62は、接続先問い合わせ192を受信すると、接続先問い合わせ192に含まれる電話装置90のSIP URIに対応付けて、登録情報テーブルに記憶されている接続先の電話サーバ66のURIを特定する。電話サーバ62は、接続先問い合わせ192のレスポンスとして、特定された電話サーバ66のURIを含む接続先情報194を電話サーバ70に送信する。
電話サーバ70は、接続先情報194を受信すると、記憶部に電話サーバ66のURIと電話装置90のSIP URIとを対応付けて記憶させる。電話サーバ70は、電話装置90のSIP URIを含むINVITE196を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、INVITE196を受信すると、INVITE198を電話装置90に転送する。電話装置90は、INVITE198を受信すると、自身が電話通信可能であるか否かを確認する。電話装置90は、電話通信可能であることが確認されると、INVITE198のレスポンスとして、200 OK200を電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、200 OK200を受信すると、200 OK202を電話サーバ70に転送する。また、電話サーバ66は、電話装置90のIPアドレスを電話サーバ70に送信する。電話サーバ70は、200 OK202を受信すると、200 OK204を電話装置112に転送する。また、電話サーバ70は、電話装置90のIPアドレスを電話装置112に転送する。電話装置112は、200 OK204のレスポンスとして、ACK206を電話サーバ70に送信する。電話サーバ70は、電話サーバ66にACK208を転送する。また、電話サーバ70は、電話装置112のIPアドレスを電話サーバ66に送信する。電話サーバ66は、電話装置90にACK210を転送する。また、電話サーバ66は、電話装置112のIPアドレスを電話装置90に転送する。これにより、電話装置112は、電話サーバ70,66を介して、電話装置90と電話通信を実行することができる。
次いで、上記した図11の処理によって、電話装置90と電話装置112とが電話通信している状況で、電話装置90の主接続先の電話サーバが、電話サーバ66から電話サーバ68に変更になった場合の電話装置90と電話装置112の処理について説明する。図12は、電話装置90,120と電話サーバ68,70の処理を示すシーケンス図を示す。以下の各装置90,112,68,70で実行される処理は、実際には各装置90,112,68,70の制御部で実行される。電話装置90は、電話サーバ68から接続OK(図9の接続OK158参照)を受信すると、自身のIPアドレスを接続OK158に含まれるIPアドレスに変更する。電話装置90は、電話装置90,120のSIP URIと変更後の電話装置90のIPアドレスとを含む接続先変更通知220を電話サーバ68に送信する。電話サーバ68は、自身のURIと接続先変更通知220に含まれる内容とを含む接続先変更通知222を電話サーバ70に送信する。電話サーバ70は、接続先変更通知222に含まれる電話装置90のSIP URIに対応付けて記憶部に記憶されている電話サーバ66のURIを電話サーバ68のURIに変更する。
電話サーバ70は、接続先変更通知224を電話装置112に転送する。電話装置112は、電話通信先の電話装置90のIPアドレスを接続先変更通知224に含まれるIPアドレスに変更する。電話装置112は、接続先変更通知224のレスポンスとして、200 OK226を電話サーバ70に送信する。電話サーバ70は、電話サーバ68に200 OK228を転送する。電話サーバ68は、200 OK230を電話装置90に転送する。
電話サーバ66は、電話装置90が登録されている電話サーバ62から電話装置90の認証OK(図8の認証OK128参照)を受信すると、電話装置90と別の電話装置とが電話通信を実行するためのコマンドとレスポンスの通信を中継する。即ち、電話サーバ66は、電話装置90が登録されていないにも関わらず、電話装置90のSIPサーバの役割を果たす。これにより、電話サーバ66は、電話装置90から受信された、又は、電話装置90に送信するコマンドとレスポンスを電話サーバ62に転送する必要がない。この結果、電話サーバ66と電話サーバ62との間の通信負荷を軽減することができる。また、電話サーバ66がコマンドを電話サーバ62に転送しないため、電話装置90がINVITEを送信してから、別の電話装置と電話通信可能となるまでの時間を短縮することができる。
電話サーバ66は、電話装置90が登録されている電話サーバ62から、電話装置90の認証OK(図8の認証OK128参照)を受信すると、近隣の電話サーバ64,68に認証通知を送信する(図8の認証通知132,134参照)。また、電話サーバ66は、近隣の電話サーバ64,68のURIを含む電話サーバリストを電話装置90に送信する。電話装置90は、電話サーバリストに含まれる電話サーバ64,68に接続要求を送信する(図8の接続要求138,140参照)。電話サーバ64,68は、認証通知を受信していることを条件として、電話装置90と通信セッションを確立する。この結果、電話装置90が電話サーバ64,68の無線通信可能領域65,69内に移動した場合、電話装置90は、電話サーバ64,68と通信セッションを確立することなく、電話サーバ64,68と無線通信することができる。
電話装置90は、電話サーバから送信された電話サーバリストに含まれていない電話サーバと接続されている場合、接続されている電話サーバに切断要求(図9の切断要求160参照)を送信する。切断要求を受信した電話サーバは、電話装置90との接続を終了する。この結果、電話サーバは、電話装置との通信を維持するための処理を実行しなくてよくなる。
電話サーバ70は、自身に接続されていない電話装置90を送信先とするINVITEを受信すると、電話装置90が登録されている電話サーバ62に、電話装置90の接続先の電話サーバを問い合わせる。電話サーバ70は、電話サーバ62から送信された電話装置90の接続先を記憶しておく。この結果、電話サーバ70は、電話装置90に向けて送信されるコマンドを受信した場合に、その都度、電話サーバ62に問い合わせしなくてもよい。
電話装置90は、電話装置112との電話通信中に、主接続先の電話サーバが変更されると、電話装置90のIPアドレスが変更される。電話装置90は、変更後のIPアドレスを含む接続先変更通知(図12の接続先変更通知220)を電話サーバ68,70を経由して、電話装置112に送信する。これにより、電話装置112は、電話装置90のIPアドレスが変更されても、変更後のIPアドレスを知ることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)電話サーバ62〜70のそれぞれは、自身の近隣に位置する電話サーバのURIを記憶していなくてもよい。例えば、電話サーバ62は、他の電話サーバから発信される識別情報を受信している場合に、受信した識別情報の発信元の電話サーバに認証通知を送信してもよい。さらに、電話サーバ62は、接続要求を送信してきた電話装置に受信した識別情報の発信元の電話サーバのURIを電話サーバリストとして送信してもよい。
(2)上記の実施例では、SIPを利用する。しかしながら、他のプロトコルが利用されてもよい。例えば、「H.323」、「MGCP(Media Gateway Control Protocol)」、「H.248/MEGACO(Media Gateway Control)」等が利用されてもよい。
(3)電話装置は、電話サーバに接続要求を送信する場合、接続要求に主接続要求、又は副接続要求を示す情報を含めなくてもよい。即ち、電話装置が電話サーバに送信する主接続要求と副接続要求とが同一であってもよい。この場合、電話装置から送信された接続要求が主接続要求であるか副接続要求であるかを、電話サーバが判断してもよい。電話サーバの制御部は、例えば、以下の(1)から(3)に基づいて判断してもよい。(1)接続情報テーブルに記憶されていないSIP URIの電話装置から接続要求を受信すると、当該接続要求を主接続要求であると判断する。(2)接続情報テーブルに「副接続」と対応付けて記憶されているSIP URIの電話装置から接続要求を受信すると、当該接続要求を主接続要求であると判断する。(3)接続情報テーブルにSIP URIのみが記憶されている電話装置から接続要求を受信すると、当該接続要求を副接続要求と判断する。また、上記した(1)から(3)以外にも、例えば、接続情報テーブルに「主接続」と対応付けて記憶されているSIP URIの電話装置から接続要求を受信すると、当該接続要求を副接続要求であると判断してもよい。
(4)電話サーバは、例えば、定期的に通信セッションを確立している電話装置に向けて信号を送信することによって、電話装置が無線通信可能領域内に存在することを監視していてもよい。あるいは、電話サーバは、電話装置から定期的に送信される信号を受信することによって、電話装置が無線通信可能領域内に存在することを確認してもよい。電話サーバは、電話装置が無線通信可能領域内に存在することが確認できない場合、電話装置との通信セッションを中止してもよい。この場合、電話装置は、電話サーバに切断要求を送信しなくてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
60:無線電話システム、62,64,66,68,70:電話サーバ、90,110,112:電話装置

Claims (4)

  1. 第1無線電話装置が登録されている別の電話サーバと通信可能であるとともに、無線通信可能領域を有する電話サーバであって、
    前記無線通信可能領域内に存在する前記第1無線電話装置から送信された認証情報を無線通信によって受信する認証情報受信手段と、
    前記認証情報を含む第1コマンドを前記別の電話サーバに向けて送信する第1コマンド送信手段と、
    前記別の電話サーバから送信された前記第1コマンドに対する第1レスポンスを受信する第1レスポンス受信手段と、
    前記第1無線電話装置から第2無線電話装置に向けて送信された通話要求を無線通信によって受信する通話要求受信手段と、
    第1レスポンス受信手段によって受信された前記第1レスポンスが肯定的なレスポンスであり、かつ、前記無線通信可能領域内に前記第2無線電話装置が存在することを条件として、前記別の電話サーバを介さずに前記第2無線電話装置に向けて前記通話要求を無線通信によって送信する通話要求送信手段と、
    前記第2無線電話装置から送信された前記通話要求に対する第2レスポンスを無線通信によって受信する第2レスポンス受信手段と、
    前記第2レスポンスを前記第1無線電話装置に向けて無線通信によって送信する第2レスポンス送信手段
    前記別の電話サーバから送信された第3無線電話装置の認証が成功したことを示す第1認証通知を受信する認証通知受信手段と、
    認証通知受信手段によって前記第1認証通知が受信され、かつ、前記第3無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在することを条件として、前記第3無線電話装置と無線通信のセッションを確立するセッション確立手段と、
    を備える電話サーバ。
  2. 無線電話装置の認証情報を含む登録情報を記憶する登録情報記憶手段と、
    前記別の電話サーバから第無線電話装置の認証情報を含む第2コマンドを受信するコマンド受信手段と、
    コマンド受信手段によって受信された前記第2コマンドに含まれる前記第無線電話装置の認証情報が登録情報記憶手段に記憶されていることを条件として、前記別の電話サーバに向けて前記第2コマンドに対する肯定的なレスポンスを送信する肯定的レスポンス送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電話サーバ。
  3. 第1レスポンス受信手段によって受信された前記第1レスポンスが肯定的なレスポンスであることを条件として、所定の電話サーバに向けて前記第1無線電話装置の認証が成功したことを示す第認証通知を送信する認証通知送信手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電話サーバ。
  4. 第1無線電話装置が登録されている別の電話サーバと通信可能であるとともに、無線通信可能領域を有する電話サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記無線通信可能領域内に存在する前記第1無線電話装置から送信された認証情報を無線通信によって受信する認証情報受信処理と、
    前記認証情報を含む第1コマンドを前記別の電話サーバに向けて送信する第1コマンド送信処理と、
    前記別の電話サーバから送信された前記第1コマンドに対する第1レスポンスを受信する第1レスポンス受信処理と、
    前記第1無線電話装置から第2無線電話装置に向けて送信された通話要求を無線通信によって受信する通話要求受信処理と、
    第1レスポンス受信処理によって受信された前記第1レスポンスが肯定的なレスポンスであり、かつ、前記無線通信可能領域内に前記第2無線電話装置が存在することを条件として、前記別の電話サーバを介さずに前記第2無線電話装置に向けて前記通話要求を無線通信によって送信する通話要求送信処理と、
    前記第2無線電話装置から送信された前記通話要求に対する第2レスポンスを無線通信によって受信する第2レスポンス受信処理と、
    前記第2レスポンスを前記第1無線電話装置に向けて無線通信によって送信する第2レスポンス送信処理
    前記別の電話サーバから送信された第3無線電話装置の認証が成功したことを示す第1認証通知を受信する認証通知受信処理と、
    認証通知受信処理によって前記第1認証通知が受信され、かつ、前記第3無線電話装置が前記無線通信可能領域内に存在することを条件として、前記第3無線電話装置と無線通信のセッションを確立するセッション確立処理と、
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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