JP4775024B2 - 成形部品の製造方法 - Google Patents

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本発明は、微細周期構造を有する成形部品の製造方法に関するものである。
従来より、ガラス、プラスチック等からなる、光を透過させる光学素子においては、表面反射を抑制するために反射防止膜が表面に設けられている。この反射防止膜としては、例えば光学素子表面上に、光学素子よりも低屈折率の材料からなる誘電体薄膜を、透過光の中心波長の1/4程度の厚みで作製したものが用いられている。しかし、1層からなる反射防止膜では、中心波長以外の波長では十分な反射防止効果が得られないという課題がある。
広く波長範囲で反射防止効果を得るためには、低屈折率材料からなる誘電体薄膜と高屈折率材料からなる誘電体薄膜を、交互に形成したものが用いられている。これらの薄膜は、真空蒸着法やスパッタ法といった、真空成膜装置により形成されている。
しかし、これらの反射防止膜の形成には真空設備を利用する必要があり、さらに多層膜を形成する場合には、各層で層厚や屈折率が異なる誘電体薄膜を積層する必要があるため、作製に長時間を要するとともに、コストが高くなるという課題がある。
近年、これらの誘電体薄膜に変わる反射防止構造として、光学素子の表面に、傾斜面を有する、波長以下のサイズの微細な凹凸からなる微細周期構造が提案されている。一般に、凹凸が形成されていないときの、光学素子表面での反射は、入射側の媒質と光学素子との間で屈折率が急激に変化することによって生じる。光学素子の表面に波長以下のサイズの傾斜した凹凸が存在すると、光は凹凸の頂部から底部にかけて、入射側の媒質の屈折率n1から光学素子の屈折率n2へと連続的に変化しているように振舞うため、従来の反射防止膜と異なり、無反射構造を実現することが可能である。光の波長をλとすると、凹凸の周期間隔kが、
k≦λ/n2
の条件を満たす場合、凹凸は波長がλ以上の光に対しては回折格子として作用せず、光学素子はその凹凸の配列ピッチによって定まる波長以上の全ての光に対して、反射防止効果を有する。このような微細周期構造は、蛾の眼の表面に形成されているサブミクロンオーダの大きさの凹凸構造の反射率を測定することにより発見されたためモス・アイ(Moth eye)構造もしくはサブ波長構造と呼ばれている。
このような微細周期構造を有する成形部品の製造方法として、以下のような発明が提案されている。
図4および図5を用いて、従来の微細周期構造を有する成形部品の製造工程について説明する。
図4は従来の微細周期構造を有する成形部品の製造工程における、マスクの形成過程を示す工程図であり、図5は従来の微細周期構造を有する成形部品の製造工程における、反応性イオンエッチング(RIE)の過程を示す工程図である。
図4において、21は基材、22は電子線レジスト、23は電子線、24は金属、25は金属マスクを示している。
まず、図4(a)に示すように、基材21の表面に、ポジ型の電子線レジスト22をスピンコートし、矢印で示した電子線23によって、2次元配列のマスクパターンを描画する。このマスクパターンの直径DおよびピッチPが、金属マスク25の直径Dおよび配列ピッチPとなる。次いで、図4(b)に示すように、描画した円形の部分を現像により除去する。さらに、図4(c)に示すように、Cr、Al等の金属24を蒸着する。このとき、電子線レジスト22が除去されて露出した基材21の表面と、残存する電子線レジスト22の上に、金属24が蒸着される。最後に、リフトオフ法によって、電子線レジスト22と共に電子線レジスト22上の金属24を除去する。これで、図4(d)に示すように、基材21上にのみ金属24が残り、これが金属マスク25となる。金属マスク25が薄すぎると、金属マスク25の直径があるうちに、厚さ方向のエッチングによって金属マスク25が消滅して、基材21の凸部が円錐ではなく円錐台になる。また、逆に金属マスク25が厚すぎると、金属マスク25の直径の減少速度が遅くなり、処理能率が低下する。金属マスク25の縁の断面形状に制約はなく、図4(d)に示したように、矩形になっていても良い。
次に、図5に示すようにRIEにより基材21への凹凸加工を行う。凹凸の間に傾斜を形成する原理としては、エッジ効果と呼ばれる現象を用いる。これは、反応性イオンエッチングにおいては、角張った部分に電場が集中して、その部分が選択的にエッチングされ易くなる、というものである。エッチングされ得る材料でマスクを形成する場合は、マスクの縁にもエッジ効果が現れる。マスクが処理対象物よりも遅い速度でエッチングされる場合のエッジ効果の様子を図5に模式的に示す。この場合は、処理対象物が相対的に高速でエッチングされるため、マスクの大きさは次第に減少していき、これに伴って、基材21のエッチングは、深さ方向に加えて横方向に進行する。その結果、基材21の凹部と凸部の間には傾斜面が現れる。以上のような方法で、基材上に微細な周期構造を形成している。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−107765号公報
しかしながら、上記の製造方法では電子線描画、金属蒸着、RIEという3回の真空プロセスを必要とするため、工程が複雑になるという問題点を有していた。また、RIEはエッチングガスの直進性が低く、基材がランダムな方向からエッチングされるため、所望の形状を得るのが非常に困難である、という工程上の問題点を有していた。
そこで、本発明はこのような問題点を解決し、精度向上と工程の簡略化を図った微細周期構造を有する成形部品の製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明は、特に、基材表面に、第一のマスクを配設する工程と、第一のマスク上に粒径の揃った微粒子からなる第二のマスクを配設する工程と、前記基材表面に対して加速された粒子ビームを照射し、基材をエッチングする工程からなることを特徴とするものである。
本発明によれば、第二のマスクに球状の微粒子を用いたため、簡易な工程でマスクの形成ができ、微粒子の粒径で周期間隔を高精度に制御することが可能になるとともに、基材と第二のマスクの間に第一のマスクを配設し、第二のマスクより第一のマスクとの化学反応性が高い粒子ビームをエッチングに用いることで、アスペクト比の大きい微細周期構造を持つマスクを形成することが可能になるため、基材が貴金属合金等の難エッチング材料でも、アスペクト比の大きい微細周期構造を有する成形部品を製造することができる。また、エッチングに粒子ビームを用いることで垂直性の高いエッチングが可能になる、という効果を奏するものである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。
図1は微細周期構造を有する成形部品の製造工程図である。本実施の形態では、被処理基材として、表面にプラチナ(Pt)−イリジウム(Ir)合金薄膜を成膜したWC焼結体からなる超硬材料を用い、その表面に微細周期構造を形成するものである。
まず、図1(a)に示す基材1上に、図1(b)に示すように1.2μm程度の膜厚のSiO2膜からなる第一のマスク2を成膜する。成膜にはスパッタ法等のPVD法(物理気相成長法)を用いることにより、基材1上に均一に第一のマスク2を形成することができる。次に、図1(c)に示すように、直径が150nm程度のAu微粒子3からなる第二のマスク4を設置する。本製造方法では、微粒子3の直径で微細周期構造の周期が決定する。微粒子3を基材1上に設置するプロセスとしては、例えば以下に示すようなディップコート法が用いられる。
Au微粒子3をエタノールやイソプロピルアルコール(IPA)等に代表される有機溶媒からなるスラリー中に分散させる。次に、微粒子3を分散させた有機溶媒からなる液槽に、第一のマスク2が形成された基材1を浸漬させた後、基材1を一定速度で引き上げることにより、基材1上に微粒子3をアレイ状に設置することができる。次いで、アレイ状に微粒子3が設置された基材1を60〜80℃程度のオーブンに投入することにより、溶媒が揮発し、微粒子3のみを基材1上に設置することができる。スラリーとしては、上述したエタノール、IPA以外にも、水や他の有機溶媒を用いてよい。微粒子3の設置プロセスとしては、上記のディッピング法に加えて、スピンコート法、スプレーコート法、またはバーコート法といった種々の公知のコート方法を用いることができる。
次に、図1(d)に示すように、Au微粒子3を第二のマスク4として、基材1の表面に対して垂直な方向から高速原子ビーム5を照射して、第一のマスク2のエッチングを行う。
高速原子ビーム5は、中性粒子を照射するためチャージアップすることがなく、基材1が導電体、絶縁体どちらの場合でも同様に加工を行うことができる。また、ビームの直進性が非常に高いため、高アスペクト比の加工や、垂直性が必要とされる加工ができる。さらに、イオンビームではクーロン力によりビームが若干広がってしまうという欠点があるため、比較すると高速原子ビーム5はより微細で高精度な加工ができる。高速原子ビーム5のプロセスガスとしては、テトラフルオロカーボン(CF4)を用いた。CF4をプロセスガスとした高速原子ビーム5による、SiO2からなる第一のマスク2とAuからなる第二のマスク4とのエッチング量は、
Figure 0004775024
であるため、ピッチ150nm、高さ1050nmという、高アスペクト比の微細周期構造を有する第一のマスク4が形成できる。
次に、図1(e)に示すように、第一のマスク2をマスクとして、基材1に垂直な方向から高速原子ビーム6を照射して、基材1のエッチングを行う。高速原子ビーム6のプロセスガスとしては、アルゴンガス(Ar)を用いた。Arガスを用いることにより、高速にスパッタエッチングを行うことが可能となる。第一のマスク2からなるマスクが除去されるまでエッチングを行うことにより、図1(f)に示すように、表面に微細周期構造が形成された基材7が形成される。Arガスをプロセスガスとした高速原子ビーム6による、SiO2からなる第一のマスク2と、表面にPt−Ir合金薄膜を成膜した基材1とのエッチング量は、
Figure 0004775024
であるため、ピッチ150nm、高さ630nmという、可視光の中心波長よりも十分小さい周期で、アスペクト比が4以上大きい微細周期構造を有する成形部品7を作製することができる。
本実施の形態では、図1を用いて、基材1の表面が平面である場合の微細周期構造を有する成形部品の製造方法について説明したが、基材1の表面形状は平面に限定されるものではなく、例えば図2に示すように基材1の表面が曲面の場合でも同様に、微細周期構造を形成することが可能であり、曲面形状は用途に合わせて球面、非球面、自由曲面等を自由に選択することができる。
本実施の形態では、微粒子3の径は150nmのものを用いたが、屈折率n2の光学素子に入射する光の波長をλとすると、微粒子3の直径k(すなわち、微細周期構造の周期間隔)が、
k≦λ/n2
の条件を満たす場合、反射防止効果が得られる。したがって、例えば光学素子の屈折率が1.50であり、可視光に対する反射防止効果を得ようとした場合には、可視光の中心波長を600nmと考えると、
k≦600nm/1.5=400nm
となることから、400nm以下の粒径の微粒子であれば、どのような大きさの微粒子でも良い。ただし、微細周期構造の凹凸の高さについては、高さが低ければ低いほど、光線の入射方向での屈折率の変化が急激になるため、十分な反射防止効果が得られなくなる場合がある。したがって、微粒子3の粒径が小さい場合には、第一のマスク2との選択比が高いものを選択すれば良い。
また、微粒子3として球状のものを用いた場合について説明したが、半球状の微粒子を用いても、平面部分が第一のマスク2の表面に接するように配設することで、同様の微細周期構造を得ることができる。さらに、三角錐、四角錐、円錐といった、錐体の微粒子を用いて加工した微細周期構造についても、平面部分が第一のマスク2の表面に接するように配設することで、同様の効果を得ることができるため、このような微粒子を用いても良い。
なお、本実施の形態においては、微粒子3の材料としてAuを用いたが、本材料に限らず、第一のマスク2とエッチングの選択比により種々の材料を選択することができる。例えば、CF4をプロセスガスとした高速原子ビームにより、SiO2に対して選択比が3以上とれる材料としては、Pt、Ir、Ag、Pd、Ru、Rh、Os、W、Ni、Ti、Ta、Cr、Cuまたはこれらのうち少なくとも一つを含む合金が挙げられる。
また、本実施の形態においては、第一のマスク2の材料としてSiO2を用いたが、本材料に限らず、第二のマスク4および基材1とエッチングの選択比により種々の材料を選択することができる。例えば、Si、Si34、SOG(Spin On Glass)等を用いることができる。特にSOGは成膜に真空プロセスを必要とせず、スピンコート法等の公知のコーティング技術を用いて基材1上に成膜し、その後に80℃程度のオーブンで加熱、もしくは紫外線照射することでSOGが硬化し、SiO2を主成分とする第一のマスク2を形成することができるため、工程の簡略化が可能になる。
なお、本実施の形態においては、光学素子をプレス成形する金型表面のPt−Irコーティングに微細周期構造を形成する方法について説明したが、コーティング膜種はPt−Ir合金に限定されるものではなく、第一のマスク2との選択比を考慮することで、Niのような金属、SiO2、Al23といった酸化物、TiN、CrNといった窒化物や、SiCといった炭化物、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)等の様々なコーティング膜に用いることができる。
また、金型のコーティングへの加工のみに限定されるものではなく、WCやSiC、グラッシーカーボンといった様々な金型材料や、各種光学ガラス、Si、Geといった光学部品上に直接微細周期構造を形成する場合にも用いることができる。
さらに、本実施の形態においては、エッチングを行う粒子ビームとして高速原子線を用いたが、クラスターイオンビーム、イオンビームといった、他の高速粒子ビームを用いてもよい。クラスターイオンビームは、クラスター状の粒子により加工を行うため、エッチング速度が速いという特徴がある。また、イオンビームは従来からエッチングに用いられており、比較的装置が安価で、低コスト化を実現できるという特徴がある。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2について図面を用いて説明する。
図3は微細周期構造を有するプレス成形用の成形部品(金型)を用いて、微細周期構造を有する光学素子を製造する工程図である。
8は微細周期構造を有する上金型、9は下金型、10はガラスである。まず図3(a)に示すように、下金型9上に成形するガラス10を設置する。その後に、ヒーター11で上金型8および下金型9を加熱する。次に、上金型8および下金型9が、設置したガラス10のガラス転移点以上の温度になったら、図3(b)に示すように上金型8を下金型9の方に押し付けて、ガラス10をプレスする。次いで、上金型8および下金型9を徐冷し、室温近くになったら上金型8および下金型9からガラス10を取り出す。以上の工程により、図3(c)に示すように、表面に微細周期構造が形成されたガラス製の光学素子12を作製できる。この光学素子12は、表面に波長以下の周期で、アスペクト比が2以上と大きい微細周期構造が表面に形成されているため、従来の誘電体薄膜による反射防止コート等を必要とせずに、従来以上の反射防止機能を持つ。この構造方法を用いて光学素子12上に微細周期構造を形成することで、小型高性能なコンパクトデジタルカメラやモバイルカメラ等に代表される各種電子機器に用いる反射防止機能つきレンズの用途として有用である。
以上のように本発明の微細周期構造を有する成形部品の製造方法は、簡易な工程で高精度な微細周期構造を製造することが可能であり、各種電子機器に用いる反射防止機能つきレンズの用途として有用である。
本発明の実施の形態1における、平面上の微細周期構造を有する成形部品の製造工程図 本発明の実施の形態1における、曲面上に微細周期構造を有する成形部品の製造工程図 本発明の実施の形態2における、微細周期構造を有する光学素子の製造工程図 従来の微細周期構造を有する成形部品の製造工程における、マスクの形成過程を示す工程図 従来の微細周期構造を有する成形部品の製造工程における、反応性イオンエッチング(RIE)の過程を示す工程図
符号の説明
1 基材
2 第一のマスク
3 微粒子
4 第二のマスク
5 高速原子ビーム(CF4
6 高速原子ビーム(Ar)
7 微細周期構造形成済み基材
8 上金型
9 下金型
10 ガラス
11 ヒーター
12 光学素子
21 基材
22 電子線レジスト
23 電子線
24 金属
25 金属マスク

Claims (4)

  1. 基材表面に、第一のマスクを配設する工程と、第一のマスク上に微粒子からなる第二のマスクを配設する工程と、前記基材表面に対して、基材上の第二のマスクが消失するまで加速された粒子ビームを照射して第一のマスクをエッチングする工程と、第一のマスクが消失するまで加速された粒子ビームを照射して基材をエッチングする工程と、からなり、前記粒子ビームに対する、前記第一のマスクと前記第二のマスクのエッチング選択比が、
    Figure 0004775024
    であることを特徴とする、微細周期構造を有する成形部品の製造方法。
  2. 第一のマスクのエッチングが主に化学反応および物理スパッタの相乗により進行し、前記基材のエッチングが主に物理スパッタにより進行することを特徴とする、請求項1に記載の微細周期構造を有する成形部品の製造方法。
  3. 微粒子が粒径の揃った球状または半球状、あるいは錘体であることを特徴とする、請求項2に記載の微細周期構造を有する成形部品の製造方法。
  4. 微粒子の粒径が、前記基材に入射する光の波長を前記基材の屈折率で割った値以下であることを特徴とする、請求項3に記載の微細周期構造を有する成形部品の製造方法。
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