JP4774020B2 - Pidパラメータの調整支援装置および調整支援方法 - Google Patents
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Description
また、本発明のPIDパラメータの調整支援装置の1構成例は、さらに、予め設定された制御応答の評価項目を記憶する評価項目記憶部と、前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出部とを備え、前記ソート実行部は、前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果を、前記評価値に基づいて並べ替えることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDパラメータの調整支援装置の1構成例は、さらに、予め設定された制御応答の評価項目を記憶する評価項目記憶部と、前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出部とを備え、前記ベスト応答選択部は、前記シミュレーション結果記憶部から前記評価値が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択することを特徴とするものである。
また、本発明のPIDパラメータの調整支援装置の1構成例において、前記評価項目は、オーバーシュート量、設定値到達時間、設定値と制御量とで囲まれた領域の面積のいずれかである。
また、本発明のPIDパラメータの調整支援方法の1構成例は、さらに、予め設定された制御応答の評価項目に従って、前記記憶されたシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出手順を備え、前記ソート実行手順は、前記記憶されたシミュレーション結果を、前記評価値に基づいて並べ替えるようにしたものである。
また、本発明のPIDパラメータの調整支援方法の1構成例は、さらに、予め設定された制御応答の評価項目に従って、前記記憶されたシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出手順を備え、前記ベスト応答選択手順は、前記記憶されたシミュレーション結果の中から前記評価値が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択するようにしたものである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明の発明者は、制御応答のシミュレーション結果を記憶するメモ機能を用いてPIDパラメータ値を選択する際に、選択ミスが発生しやすくなる原因として、まず以下の点に着眼した。
メモ機能部2は、シミュレーション結果登録部20と、シミュレーション結果記憶部21と、シミュレーション結果選択部22とから構成される。
ソート機能部3は、評価値算出部30と、ソート実行部31と、評価項目設定部32と、評価項目記憶部33とから構成される。
まず、シミュレーション演算実行部10は、制御対象とPIDコントローラとからなる制御系についてその制御応答を模擬するシミュレーション演算を実行する(ステップS100)。このシミュレーション演算については、特許文献1に開示されているので、ここでは簡単に説明する。
ここで、オペレータがシミュレーション結果の登録を指示すると(ステップS102においてYES)、シミュレーション結果登録部20は、シミュレーション結果を記憶するようにシミュレーション結果記憶部21に対して指示し、この指示に応じてシミュレーション結果記憶部21は、操作量MVの時系列データと制御量PVの時系列データと設定値SPとPIDパラメータとからなるシミュレーション結果を記憶する(ステップS103)。
以上でシミュレーション結果を記憶するメモ機能とシミュレーション結果を並べ替えるソート機能の動作が終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の発明者は、制御応答のシミュレーション結果を記憶するメモ機能を用いてPIDパラメータ値を選択する際に、選択ミスが発生しやすくなる原因として、以下の点に着眼した。
さらに発明者は以下の点に着眼した。ほとんどの場合においてオペレータが着目するのは、それまでに得られている制御応答の中の最も良好なものとの比較に限られている。これは、迅速に判断しなければならないという作業に特有の性質であり、この制御の判断に関連することが第3の着眼点である。
メモ機能部12は、シミュレーション結果登録部120と、シミュレーション結果記憶部121と、シミュレーション結果選択部122とから構成される。
ベスト応答出力機能部13は、ベスト応答選択部130と、ベスト応答出力部131と、評価項目設定部132と、評価項目記憶部133とから構成される。ベスト応答選択部130は、シミュレーション結果記憶部121に記憶されたシミュレーション結果毎に評価値を算出する評価値算出部(不図示)を内部に備えている。
また、シミュレーション結果登録部120によるシミュレーション結果の登録指示(ステップS202)と、シミュレーション結果記憶部121によるシミュレーション結果の記憶(ステップS203)は、それぞれ図2のステップS102,S103の処理と同じであるので、説明は省略する。
第1の実施の形態の評価項目記憶部33と同様に、評価項目記憶部133は、制御応答の評価項目を記憶している。この評価項目は、例えばオペレータによって評価項目設定部132を通じて予め設定される。第1の実施の形態と同様に、評価項目としてはオーバーシュート量OSや設定値到達時間TR、設定値SPと制御量PVとで囲まれた領域の面積Aなどがある。
Claims (10)
- 制御対象のモデルを利用したシミュレーションによりPIDパラメータの調整を支援する調整支援装置であって、
数式モデルによって表される制御対象とコントローラアルゴリズムによって表されるPIDコントローラとからなる制御系についてその制御応答を模擬するシミュレーションを行うシミュレーション演算実行部と、
前記シミュレーションの結果を記憶するシミュレーション結果記憶部と、
前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果を、それぞれのシミュレーション結果が示す制御応答の良否の順に従って並べ替えるソート実行部と、
前記シミュレーション結果記憶部に記憶されたシミュレーション結果の中から1つを選択するシミュレーション結果選択部と、
前記選択されたシミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示部とを備えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援装置。 - 請求項1記載のPIDパラメータの調整支援装置において、
さらに、予め設定された制御応答の評価項目を記憶する評価項目記憶部と、
前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出部とを備え、
前記ソート実行部は、前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果を、前記評価値に基づいて並べ替えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援装置。 - 制御対象のモデルを利用したシミュレーションによりPIDパラメータの調整を支援する調整支援装置であって、
数式モデルによって表される制御対象とコントローラアルゴリズムによって表されるPIDコントローラとからなる制御系についてその制御応答を模擬するシミュレーションを行うシミュレーション演算実行部と、
前記シミュレーションの結果を記憶するシミュレーション結果記憶部と、
前記シミュレーション結果記憶部から制御応答が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択するベスト応答選択部と、
前記シミュレーション結果記憶部に記憶されたシミュレーション結果の中から1つを選択するシミュレーション結果選択部と、
前記シミュレーション演算実行部の最新のシミュレーション結果あるいは前記シミュレーション結果選択部が選択したシミュレーション結果と、前記ベスト応答として選択されたシミュレーション結果とを重ねて表示するシミュレーション結果表示部とを備えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援装置。 - 請求項3記載のPIDパラメータの調整支援装置において、
さらに、予め設定された制御応答の評価項目を記憶する評価項目記憶部と、
前記シミュレーション結果記憶部に記憶されているシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出部とを備え、
前記ベスト応答選択部は、前記シミュレーション結果記憶部から前記評価値が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択することを特徴とするPIDパラメータの調整支援装置。 - 請求項2又は4記載のPIDパラメータの調整支援装置において、
前記評価項目は、オーバーシュート量、設定値到達時間、設定値と制御量とで囲まれた領域の面積のいずれかであることを特徴とするPIDパラメータの調整支援装置。 - 制御対象のモデルを利用したシミュレーションによりPIDパラメータの調整を支援する調整支援方法であって、
数式モデルによって表される制御対象とコントローラアルゴリズムによって表されるPIDコントローラとからなる制御系についてその制御応答を模擬するシミュレーションを行うシミュレーション演算実行手順と、
前記シミュレーションの結果を記憶するシミュレーション結果記憶手順と、
前記記憶されたシミュレーション結果を、それぞれのシミュレーション結果が示す制御応答の良否の順に従って並べ替えるソート実行手順と、
このソート実行手順で並べ替えられたシミュレーション結果の中から1つを選択するシミュレーション結果選択手順と、
前記選択されたシミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手順とを備えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援方法。 - 請求項6記載のPIDパラメータの調整支援方法において、
さらに、予め設定された制御応答の評価項目に従って、前記記憶されたシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出手順を備え、
前記ソート実行手順は、前記記憶されたシミュレーション結果を、前記評価値に基づいて並べ替えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援方法。 - 制御対象のモデルを利用したシミュレーションによりPIDパラメータの調整を支援する調整支援方法であって、
数式モデルによって表される制御対象とコントローラアルゴリズムによって表されるPIDコントローラとからなる制御系についてその制御応答を模擬するシミュレーションを行うシミュレーション演算実行手順と、
前記シミュレーションの結果を記憶するシミュレーション結果記憶手順と、
前記記憶されたシミュレーション結果の中から制御応答が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択するベスト応答選択手順と、
前記記憶されたシミュレーション結果の中から1つを選択するシミュレーション結果選択手順と、
前記シミュレーション演算実行手順の最新のシミュレーション結果あるいは前記シミュレーション結果選択手順で選択されたシミュレーション結果と、前記ベスト応答として選択されたシミュレーション結果とを重ねて表示するシミュレーション結果表示手順とを備えることを特徴とするPIDパラメータの調整支援方法。 - 請求項8記載のPIDパラメータの調整支援方法において、
さらに、予め設定された制御応答の評価項目に従って、前記記憶されたシミュレーション結果毎に前記評価項目の値である評価値を算出する評価値算出手順を備え、
前記ベスト応答選択手順は、前記記憶されたシミュレーション結果の中から前記評価値が最も良いシミュレーション結果をベスト応答として選択することを特徴とするPIDパラメータの調整支援方法。 - 請求項7又は9記載のPIDパラメータの調整支援方法において、
前記評価項目は、オーバーシュート量、設定値到達時間、設定値と制御量とで囲まれた領域の面積のいずれかであることを特徴とするPIDパラメータの調整支援方法。
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