JP4773808B2 - 配線受け樋 - Google Patents

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Description

本願発明は、例えば天板や棚板等の物品載置板上に載置されたOA機器等のコード類をまとめて収容するための配線受け樋に関するものである。
従来から、机の天板上に載置されたOA機器のコード類を配線し易くしたり、該コード類の余長部分を体裁よくすっきりと収容したりするために、天板と幕板との間に上下開口状の配線用空間を形成すると共に、幕板の前面上部に配線用受け樋を設けることは広く知られている。
特に近年は、例えばパーソナルコンピュータ、液晶ディスプレイ、固定電話及び照明灯具等の多種多様な機器が天板上に載置されており、これに伴って多数のコード類が机周りに存在している。この点、幕板の前面に配線用受け樋を上下二段に設けることにより、コード類の収容能力を向上させることは既に行われている。
特許文献1には、コード類の収容能力を向上させた机の具体例が開示されている。特許文献1に記載の机においては、幕板の前面上部及び前面中途部に設けられた下向き開口の溝状係合部に対して、配線用受け樋に形成された鉤状の係合爪部を下方から嵌め込んで引っ掛かり係合させることによって、配線用受け樋が幕板の前面に上下二段に並設されている。
特開2002−17455号(図12参照)
しかし、前記特許文献1の構成においてコード類の収容能力を向上させるためには、配線用受け樋の取り付け段数に応じた数の溝状係合部を幕板に予め設けておかなければならないから、例えば溝状係合部が1つしかない幕板に対して、配線用受け樋を上下二段に並設するといったことはできず、融通性に欠けるという問題があった。
また、コード類の収容量を増やす場合は、配線用受け樋の取り付け段数に応じた数の溝状係合部を幕板に設けるというように、配線用受け樋の取り付けのために幕板を特別の構造にせざるを得ず、多種類の幕板が必要になる。このため、コストが嵩むと共に、在庫管理の手間が増えるという問題もあった。
そこで、本願発明は以上の問題を解消することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を解決するため、請求項1の発明に係る配線受け樋は、水平姿勢に配置され、複数個を上下に並べた状態で直接に連結できる構成において、底板とその前端から立ち上がった前起立板と前記底板の後端から立ち上がった後起立板とを備えた上向き開口の形態であり、前記後起立板の高さを前記前起立板の高さよりも高くすることにより、上下に連結した状態でも前起立板の側からコード類を出し入れできるようになっており、更に、前記底板と後起立板とが繋がるコーナ部及び前記後起立板の上端の2カ所に、上下に並べた状態で直接に連結するための嵌合部が形成されており、上下に配置した2つの配線用受け樋をその長手方向に相対動させると、上段の配線受け樋におけるコーナ部の嵌合部と下段の配線受け樋における後起立板の上端の嵌合部とが互いに嵌り合うようになっている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記コーナ部の嵌合部は外向きに開口した雌型嵌合溝であり、前記後起立板の上端の嵌合部は雄型である。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記後起立板には、その後ろに配置された背面部材に設けた係止部を上下から挟持する挟持片を設けている。請求項4の発明は請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記後起立板には、その後ろに配置された背面部材に当接して姿勢を保持する片体を後ろ向きに突設している。
請求項1の構成によると、水平状に延びる配線用受け樋の複数個を上下に並べた状態に連結できるようになっているため、収容すべきコード類の量に応じて、前記配線用受け樋を増減させることに簡単に対処できるから、融通性が高まるという効果を奏する。
また、複数の配線用受け樋は、当該配線用受け樋同士をその長手方向に相対動させて連結するものであるので、例えば机の使用者が誤って配線用受け樋を蹴り上げた場合や地震等により、配線用受け樋や細巾ハンガーに下からの外力が加わったりしても、配線用受け樋同士は上下離反不能に保持されることになる。このため、スライド嵌合による着脱の容易性は維持したものでありながら、配線用受け樋同士の連結が簡単には外れないという効果を奏する。
請求項3の構成によると、配線受け樋は背面部材の支持部に吊支されることになり、このため、配線受け樋に対する支持強度が格段に向上するという効果を奏する。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).第1実施形態(図1〜図9)
図1〜図9は本願発明を机システム(机群)に適用した第1実施形態を示している。図1に示す机システムは、単位机1を左右に並設することにより多連式に構成されたものである。図1(a)では2つの多連式机システムが背中合わせに配置されている。図1(b)は1つの多連式机システムを後方から見た外観斜視図である。なお、背中合わせ方式の机システムではどちらが前か後か区分し難いが、説明の便宜上、図1(a)に表示した正面視・背面視の方向を基準にして前後を定めることとする。まずは、主として図1を参照しながら、単位机の構成について説明する。
(1−1).単位机の構成
図1から理解できるように、各単位机1は、平面視長方形の天板2とその後方に配置された背面部材3とを備えており、天板2は左右に配置された脚4又は袖キャビネット5で支持され、背面部材3の左右端部は脚4又は袖キャビネット5の背面に重なって連結されている。すなわち、左右に隣り合った単位机1は、天板2の支持体の一例である脚4又は袖キャビネット5を共用しており、さらに、背中合わせに配置された単位机1同士は背面部材3を共用している。単位机1は天板2と脚4又は袖キャビネット5と背面部材3とを強度メンバーとして構成されている。
背面部材3の上面と天板2の上面とは略同じ高さになっており(もちろん異なる高さでも構わない)、天板2と背面部材3との間には、上下に開口した配線用空間6が形成されている。換言すると、天板2の背面を脚4又は袖キャビネット5の背面より手前側(使用者側)にずらすことにより、天板2の後方(奥側)に上下開口の配線用空間6が開いている。
詳細は後述するが、背面部材3には、配線用空間6を覆う蓋カバー体7やコード類を収容するための配線用受け樋8が着脱可能に取り付けられている。また、背面部材3に対して机上パネル10を取り付けることも可能である。なお、詳細は省略するが、脚4及び袖キャビネット5はアジャスタ装置9にて高さ調節可能に支持されている。
図1(b)に示すように、背面部材3は、脚4又は袖キャビネット5に連結される縦長の左右サイドフレーム13と該左右サイドフレーム13の上端に連結された横長の上部水平フレーム14(以下、アッパーフレームという)と、左右サイドフレーム13に固定されたパネル体16とを備えている。サイドフレーム13の上下両端には合成樹脂製のキャップ17が装着されている(図2及び図3参照)。
サイドフレーム13とアッパーフレーム14とは共に、アルミニウム等の軽金属の押し出し成形又はロールダイス成形等により、全長にわたって同一の断面形状に形成されているが、角型鋼管や板金製品を用いることも可能である。
また、図1(b)に示すように、アッパーフレーム14とパネル体16との間には、前後に開口した配線用隙間18が形成されており、この配線用隙間18の左右方向中央部には、アッパーフレーム14の下向き撓みを防ぐためのスペーサ19が着脱可能に取り付けられている。なお、スペーサ19は背面部材3の左右長さ寸法がある程度(例えば1200mm程度)より小さいければ不要である。
(1−2).背面部材の詳細
次に、主として図2及び図3を参照しながら、背面部材の詳細について説明する。図2は背面部材の背面図、図3は背面部材の分離斜視図である。
背面部材3の構成要素の1つであるパネル体16は鋼板製であり、その四周に角形の折り返し部20,21を形成することにより剛性を高めている。折り返し部20,21は内向き片20a,21aを有している。左右の折り返し部21と上下の折り返し部20との前後幅寸法は同じになっており、且つ、折り返し部20,21の前後幅寸法はサイドフレーム13及びアッパーフレーム14の前後幅寸法より小さい寸法になっている。
パネル体16の前面には、該パネル体16と重なって筒状を成す横長の補強材22が溶接にて固着されている。補強材22は上下複数段に配置してもよい。背面部材の左右長さが短い場合(例えば900mm以下の場合)は、補強材22は必ずしも必要ない。
背面部材3のサイドフレーム13は全体として中空角形になっており、パネル体16における左右の折り返し部21がきっちりと嵌り込む内向き縦溝28と、外側に向けて開口した外向き縦溝29とが形成されている。外向き縦溝29は前後一対の内向きリップ29aの存在で蟻溝になっており、さらに、サイドフレーム13の内部には、円筒の一部を縦に切除した形状のインナー縦溝30が一体形成されている。
サイドフレーム13のうち内向き縦溝28のある側面には、該内向き縦溝28を挟んで両側に縦長の突条31が形成されている(図3参照)。これら両突条31の前後並び間隔は、アッパーフレーム14の左右端部が両突条31の間に前後ずれ不能な状態で嵌る大きさに設定されている。
背面部材3のアッパーフレーム14も全体としては中空略角形に形成されており、その上面は溝や突起がない平坦面になっている一方、表裏(前後)両面には、上から順に、横向き第1溝23、横向き第2溝24及び横向き第3溝25が形成されている。また、アッパーフレーム14の下面には下向き溝26が形成されている。
図3及び図5に詳細に示すように、横向き第1溝23は下向き上段リップ23aの存在で蟻溝になっており、横向き第2溝24は上向き中段リップ24aの存在で蟻溝になっている。横向き第2溝24の内部には下向き係止リップ24bが形成されている。横向き第3溝25は下向き中段リップ25aと上向き下段リップ25bとの存在で蟻溝になっている。さらに、下向き溝26は、内向き下段リップ26aと内向き上段リップ26bとの存在で2段式の蟻溝になっている。内向き下段リップ26aには下向きに開口する横長の係止溝26cが形成されている。下向き溝26の上底は隔壁27にて区画されている。下向き溝26の下部には、パネル体16における上側の折り返し部20がきっちりと嵌るように設定されている。アッパーフレーム14のうち横向き第3溝25より下方の側面部は、配線用受け樋8の雄型嵌合部54(詳細は後述する)が外側から嵌る横長突条部41になっている。
なお、単位机1の背面が露出する片面使い仕様の場合は、蓋カバー体7を手前側にしか配置しないので、図9に示すように、後面に横向き第1溝23と横向き第2溝24とを形成していないアッパーフレーム14が用いられる。横向き第3溝25は後面にも形成されているが、これは、図示しない化粧板の取り付けに使用するためである。
アッパーフレーム14とサイドフレーム13とは、アッパーフレーム14の隔壁27とサイドフレーム13の内側面とに重なるL字形のジョイント金具32及びビス(図示せず)を用いて連結されている。サイドフレーム13の内向き縦溝28には、ジョンイント金具32を差し込むための窓穴34が開いている。なお、組み立てに際しては、ジョイント金具32をサイドフレーム13にビスにて固定したのち、ジョイント金具32をアッパーフレーム14にビスにて固定する。いうまでもないが、サイドフレーム13とアッパーフレーム14との連結構造は他の態様(例えば溶接)も採用できる。
パネル体16における左右の折り返し部21は、上下複数本(図3では2本)のビス35にてサイドフレーム13の内向き縦溝28に固定されている。パネル体16は、その上端がアッパーフレーム14の下向き溝26に部分的に嵌った高位置(図8参照)と、アッパーフレーム14との間に配線用隙間18が開いた低位置(図5参照)との2段階に高さ調節可能に構成されているが、この場合は、左右の折り返し部21における上部のビス貫通穴36を上下長手の長穴にする一方、下部のビス貫通穴37を丸型にして上下に2個並べている(図3参照)。
背面部材3におけるサイドフレーム13の前面板及び後面板には、該サイドフレーム13と脚4又は袖キャビネット5との連結手段の一環として、上下一対のダルマ穴39が形成されている。なお、詳細は省略するが、前面板のダルマ穴39と後面板のダルマ穴39との向きは上下逆であり、且つ、両方のダルマ穴39とも小径部の中心は同じ高さになっている。
また、脚4及び袖キャビネット5の背面には、連結手段の一環として、ダルマ穴39に嵌まり込む頭付きピン40が突設されている。1つの脚4及び袖キャビネット5に対して左右に並ぶ背面部材3を連結可能にするため、頭付きピン40は脚4及び袖キャビネット5に左右2セットずつ設けられている(図2参照)。
単位机1を背中合わせに連結する場合において背面の単位机1の組み立てるときは、脚4又は袖キャビネット5の頭付きピン40にサイドフレーム13を落とし込む一方、手前の単位机1を組み立てるときは、脚4又は袖キャビネット5を持ち上げて頭付きピン40をダルマ穴39に落とし込むことになる。分解する場合は逆の手順になる。
(1−3).蓋カバー体の構成
次に、図5及び図6を参照しながら、蓋カバー体の構成について説明する。図5は図2のV−V視側断面図、図6は図5のうちアッパーフレーム付近の拡大側断面図である。
アッパーフレーム14に着脱可能に取り付けられる蓋カバー体7は、アッパーフレーム14と天板2との間に形成された配線用空間6を隙間Lだけ残した(開けた)状態で塞ぐようにしたものであり、合成樹脂(ABS樹脂等)の押し出し成形にて、全長にわたって同一の断面形状(略三角形状)に形成されている。
蓋カバー体7の上面は溝や突起のない平坦面になっており、蓋カバー体7をアッパーフレーム14に取り付けた状態では、該蓋カバー体7の上面は側面視で天板2の表面(上面)と略同一平面状に位置するように設定されている。
蓋カバー体7の後面には、上から順に、アッパーフレーム14の横向き第1溝23に嵌め入れられる上下一対の横向き第1係合片7a,7aと、横向き第2溝24に嵌め入れられる横向き第2係合片7bと、下向き下段リップ25aの外面に当接する横向き当接片7cとが形成されている。
この場合、上側の横向き第1係合片7aが下向き上段リップ23aに引っ掛かり係合すると共に、横向き第2係合片7bが下向き係止リップ24bに引っ掛かり係合することにより、蓋カバー体7は安定した姿勢に保持され、アッパーフレーム14から簡単に脱落することがないように設定されている。また、下向き係止リップ24bの存在は一対の横向き第1係合片7aが横向き第2溝24内に差し込まれるのを阻止するため、蓋カバー体7の取り付け位置を間違えることはない。
(1−4).配線用受け樋の詳細
次に、図4〜図9を参照しながら、配線用受け樋の構成について説明する。図4(a)は配線用受け樋の外観斜視図、図4(b)は(a)のVa−Va視側断面図、図7(a)は配線用受け樋の連結態様を示す背面部材の側断面図、図7(b)は配線用受け樋同士の連結箇所の拡大側面図、図8はパネル体が高位置にある場合の背面部材の側断面図、図9は片面使い仕様での背面部材の側断面図である。
図4及び図5に示すように、配線用受け樋8は、ABS樹脂等の硬質合成樹脂製で且つ上向き開口横長コ字状に形成されたものであり、電気コードや通信回線等のコード類が収容される底板51と、底板51の前端から立ち上がった前起立板52と、底板51の後端から立ち上がった後起立板53とを備えている。
後起立板53の上下長さ(高さ)は前起立板52のそれより長く(高く)なっており、該後起立板53の上端部には、アッパーフレーム14のうち横向き第3溝25より下方の横長突条部41を上下から挟持する上下一対の挟持片55と、これら両挟持片55の間に形成された突片57と、後起立板53の前面側において下向きに突出する横長の差し込み片58とからなる雄型嵌合部54を備えている。各挟持片55の先端部には、相対向する方向に突出する鉤状爪56が形成されている。
図5及び図6に示すように、上挟持片55をアッパーフレーム14の横向き第3溝25内に差し込んで、その鉤状爪56を上向き下段リップ25bに引っ掛かり係合させ、次いで、上向き下段リップ25b回りに配線用受け樋8を下向き回動させて、下挟持片55の鉤状爪56を内向き下段リップ26aの係止溝26cに下方から嵌合させることにより、一対の挟持片55にて横長突条部41が上下から挟持され、配線用受け樋8がアッパーフレーム14に対して直接吊り掛けられる(取り付けに際して一対の挟持片55は多少弾性変形する)。アッパーフレーム14の横長突条部41は背面部材3の係止部に相当する。
なお、配線用受け樋8の横幅寸法(長手方向の長さ)が長くなると、配線用受け樋8自体が撓んでしまって雄型嵌合部54がアッパーフレーム14の横長突条部41を挟持し難くなるおそれがあるので、雄型嵌合部54は、後起立板53の上端部に部分的に(横方向に沿って適宜間隔で)設けるようにしてもよい。
後起立板53と底板51とのコーナ部には、外向きに開口した横長蟻溝状の雌型嵌合溝59が形成されている。該雌型嵌合溝59には、その下に配置した配線用受け樋8の雄型嵌合部54(上挟持片55、突片57及び差し込み片58が横方向(配線用受け樋8の長手方向)に相対的にスライドして嵌り合うように構成されており、このため、配線用受け樋8はその複数個を上下に並べた状態で直接連結できる。すなわち、上段の配線用受け樋8の雌型嵌合溝59と、下段の配線用受け樋8の上挟持片55、突片57及び差し込み片58とを互いに嵌め合わせることにより、これら配線用受け樋8同士は上下及び前後離反不能に保持される(図7(a)(b)参照)。
上記の構成から分かるように、両挟持片55、突片57及び差し込み片58を有する雄型嵌合部54は、アッパーフレーム14の横長突条部41を挟持する機能と、他の配線用受け樋8の雌型嵌合溝59に嵌る機能とを兼用している。配線用受け樋8の雄型嵌合部54及び雌型嵌合溝59は特許請求の範囲に記載した嵌合部の一例である。
図4、図5及び図7〜図9に示すように、後起立板53から後向きに突出する上下一対の水平片(片体)60と雌型嵌合溝59を形成している上側の縁片(片体)61とは、いずれも同じ突出寸法に設定されており、該水平片60及び縁片61の先端部には、スチレン系エラストマー等の軟質合成樹脂製であるクッション材としての緩衝材62(実施形態では3箇所)が共押し出し成形にて一体に形成されている。
第1実施形態では、これら各緩衝材62を介して又は直接に、後起立板53の少なくとも1箇所をパネル体16(補強材22を含む)に当接させることにより、配線用受け樋8は、アッパーフレーム14の横長突条部41を挟持した雄型嵌合部54回りに揺れ動かない状態に姿勢保持される(図5及び図7〜図9参照)。配線用受け樋8を上下二段に連結した場合も同様である。
下水平片60の緩衝体62と縁片61の緩衝体62とには、相対向する方向に突出する爪部62aが形成されている。パネル体16が高位置にある場合において配線用受け樋8をアッパーフレーム14の前面に取り付けたときに(図8及び図9参照)、これら両爪部62aにて補強材22を上下から挟み付けるようになっており、両爪部62aは配線用受け樋8の姿勢保持手段としての役割を担っている。
なお、図4に示すように、後起立板53の上半部には、コード類を挿通し得る複数の配線穴63(第1実施形態では2箇所)が左右方向に沿って適宜間隔で形成されている。単位机1を背中合わせに配置した両面使い仕様の場合は、背面部材3の目隠し機能はあまり必要なく、パネル体16を低位置に配置してアッパーフレーム14とパネル体16との間に配線用隙間18を形成することが多い(図6及び図7参照)。このような場合において配線穴63は、背中合わせに位置する一方の配線用受け樋8から配線用隙間18を介して他方の配線用受け樋8にコード類を通すのに利用される。配線穴63は、後起立板53の上部を切り欠くことによって上向き開放状に形成しても構わない。また、底板51の下面には、コード類収容用のフック64を着脱可能に吊り下げ保持するための蟻溝状の第1受け溝65と、単位机1の組み立て態様によって使用しなくなったスペーサ19を着脱可能に吊り下げ保持するための蟻溝状の第2受け溝66とが形成されている。
(1−5).まとめ
以上の通り、第1実施形態の配線受け樋8は、雄型嵌合部54と雌型嵌合溝59との嵌り合いにより、複数個を上下に並べた状態でワンタッチ的に直接連結できるようになっているので、単位机1周りに存在するコード類の量に応じて、配線受け樋8を増減させることに簡単に対処でき、融通性が高い。
また、雄型嵌合部54と雌型嵌合溝59とが横方向(配線用受け樋8の長手方向)に相対的にスライドして嵌り合うことにより、雄型嵌合部54が雌型嵌合溝59に引っ掛かった状態になっているため、例えば机の使用者が誤って配線用受け樋8を蹴り上げた場合や地震等により、配線用受け樋8に下からの外力が加わったりしても、配線受け樋8同士は上下離反不能に保持されることになる。このため、スライド嵌合による着脱の容易性は維持したものでありながら、配線受け樋8同士の連結(嵌合部54と嵌合溝59との連結)が簡単に外れることはない。しかも、第1実施形態では、上段の配線用受け樋8は、雄型嵌合部54を構成する一対の挟持片55にて係止部としての横長突条部41を上下から挟持することにより、アッパーフレーム14に対して直接取り付けられているので、蹴り上げ等にて配線用受け樋8に下からの外力が加わったりしても、アッパーフレーム14から配線用受け樋8が外れるおそれは少ないのである。
第1実施形態では、単位机1の剛性を確保する強度メンバーとしての機能は持っていないか又は弱いと解されるパネル体16(従来の幕板に相当する)ではなく、強度メンバーとして機能するアッパーフレーム14の横長突条部41を配線受け樋8の上下両挟持片55が上下から挟持することにより、配線用受け樋8がアッパーフレーム14に着脱可能に取り付けられるので、パネル体16にて配線受け樋8を支持する場合に比べて、配線受け樋8に対する支持強度が格段に向上することになる。従って、例えば配線受け樋8を上下二段に配置して該配線受け樋8に多数のコード類を収容した場合でも、アッパーフレーム14にて配線受け樋8を安定的に支持できる。
また、配線用受け樋8の取り付け段数の多少に拘らず、被取り付け部としてのアッパーフレーム14は1種類あればよいため、製造や在庫管理の効率化に寄与できる。アッパーフレーム14は押し出し成形品であるため、板金加工にて成形するのに比べて、複雑な断面形状であっても簡単に成形できる。
さらに、第1実施形態のパネル体16は、図8に示す高位置と図5に示す低位置との2段階に高さ調節可能に構成されているが、配線受け樋8がアッパーフレーム14に対して着脱可能に取り付けられるようになっているので、パネル体16を上下方向に昇降させて高さ調節しても、配線受け樋8を一々取り外したりする必要がなく、作業性がよいという利点もある。
なお、付言しておくが、配線用受け樋8は、上下複数段に連結した状態でアッパーフレーム14等の被取り付け部に取り付けて使用するだけでなく、被取り付け部に一段だけ取り付けて使用しても差し支えない。
(2).第1参考例(図10及び図11)
図10及び図11に示す第1参考例は、配線用受け樋の複数個が上下に並べた状態で左右複数個の中継ハンガーを介して連結される。図10(a)は中継ハンガーの外観斜視図、図10(b)は配線用受け樋の外観斜視図、図11(a)は中継ハンガー及び配線用受け樋の連結態様を示す側断面図、図11(b)は横長突条部と中継ハンガーとの連結箇所の拡大側断面図である。なお、本参考例及び後述の第2参考例において構成及び作用が第1実施形態と変わらないものは、第1実施形態と同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
中継ハンガー71は硬質合成樹脂製で且つ配線用受け樋72の横幅寸法(長手方向の長さ)より細巾のものであり、上下長手の基体部73と、その上下両端に一体形成された嵌入部74,75とを備えている。上嵌入部74は、アッパーフレーム14の横長突条部41を上下から挟持する上下一対の挟持片76と、これら両挟持片76の延びる方向とは逆向きに開口した上係合溝77とを有している。上下両挟持片76の先端部には上向きに突出する鉤状爪76aが形成されている。上係合溝77は下向き嵌入リップ77aの存在で蟻溝になっている。下嵌入部75は、上嵌入部74の下挟持片76と同じ向きに突出する嵌入片78と、上嵌入部74の上係合溝77と同じ向きに開口する下係合溝79とを有している。下係合溝79も上向き嵌入リップ79aの存在で蟻溝になっている。
一方、配線用受け樋72は、ABS樹脂等の硬質合成樹脂の押し出し成形にて上向き開口コ字状に形成されたものであり、コード類が収容される底板81と、底板81の前端から立ち上がった前起立板82と、底板81の後端から立ち上がった後起立板83とを備えている。
後起立板83の上端部には、中継ハンガー71の下嵌入部75が横方向(配線用受け樋72の長手方向)に相対的にスライドして嵌る上蟻溝状嵌合部84が形成されている。後起立板83と底板81とのコーナ部には、中継ハンガー71の上嵌入部74が横方向(配線用受け樋72の長手方向)に相対的にスライドして嵌る下蟻溝状嵌合部85が形成されている。
第1参考例では、上蟻溝状嵌合部84内に、中継ハンガー71における下嵌入部75の上向き嵌入リップ79aと嵌入片78とが横方向にスライドして嵌り、下蟻溝状嵌合部85内には、中継ハンガー71における上嵌入部74の上挟持片76と下向き嵌入リップ77aとが横方向にスライドして嵌るようになっている。このため、配線用受け樋72の複数個は上下に並べた状態で中継ハンガー71を介して間接的に連結できる。換言すると、中継ハンガー71と配線用受け樋72とは、上下方向に並べた状態で交互に連結できる。
また、下嵌入部75と上蟻溝状嵌合部84との嵌め合わせ、及び上嵌入部74と下蟻溝状嵌合部85との嵌め合わせにより、中継ハンガー71と配線用受け樋72とは上下及び前後離反不能に保持される(図11(a)参照)。
第1参考例は配線用受け樋72を上下二段に並べて配置する例であるが、この場合、図11(a)に示すように、上段の配線用受け樋72は中継ハンガー71を介してアッパーフレーム14に連結される。なお、第1参考例は片面使い仕様の場合であり、後面に横向き第1溝23と横向き第2溝24とを形成していないアッパーフレーム14が用いられている。
アッパーフレーム14に中継ハンガー71を取り付ける(吊り掛ける)には、上嵌入部74の上挟持片76をアッパーフレーム14の横向き第3溝25内に差し込んで、その鉤状爪76aを下向き中段リップ25aに引っ掛かり係合させ、次いで、上向き下段リップ25b回りに中継ハンガー71を下向き回動させて、上嵌入部74における下挟持片76の鉤状爪76aを内向き下段リップ26aの係止溝26cに下方から嵌合させる。これにより、一対の挟持片76にて横長突条部41が上下から挟持される。
上記の構成から分かるように、中継ハンガー71の上嵌入部74は、アッパーフレーム14の横長突条部41を挟持する機能と、配線用受け樋72の下蟻溝状嵌合部85に嵌る機能とを兼用している。中継ハンガー71側の上下両嵌入部74,75、及び配線用受け樋72側の上下両蟻溝状嵌合部84,85は、嵌合部の一例である。
なお、第1参考例の後起立板83は、外壁板83aと内壁板83bとの間に適宜間隔を開けた二重板構造になっており、外壁板83aには内向き凹溝86が凹み形成されている。この内向き凹溝86には、パネル体16が高位置にある場合において配線用受け樋72をアッパーフレーム14の前面に取り付けたときに、補強材22が嵌り込むようになっている(図11(a)参照)。また、底板81の下面には、コード類収容用のフックを着脱可能に吊り下げ保持するための蟻溝状の受け溝87が形成されている。
以上の構成によると、第1参考例の配線用受け樋72は、雄型嵌合部である中継ハンガー71側の上下の嵌入部74,75と、雌型嵌合部である配線用受け樋72側の上下の蟻溝状嵌合部85,84との嵌り合いにより、複数個を上下に並べた状態で中継ハンガー71を介して間接的に連結できるようになっているので、この場合も第1実施形態と同様に、単位机1周りに存在するコード類の量に応じて、配線用受け樋72を増減させることに簡単に対処でき、融通性が高い。
また、中継ハンガー71側の上下の嵌入部74,75と、配線用受け樋72側の上下の蟻溝状嵌合部85,84とが横方向に相対的にスライドして嵌り合うように構成されているので、第1実施形態の場合と同様に、スライド嵌合による着脱の容易性は維持したものでありながら、中継ハンガー71と配線用受け樋72との連結が簡単に外れることはない。さらに、中継ハンガー71の一対の挟持片76にて横長突条部41を上下から挟持しているので、蹴り上げ等にて中継ハンガー71や配線用受け樋72に下からの外力が加わったりしたとしても、アッパーフレーム14から中継ハンガー71及び配線用受け樋72が外れるおそれは、第1実施形態の場合と同様に少ない。
その上、単位机1の強度メンバーとして機能するアッパーフレーム14の横長突条部41を中継ハンガー71の上下両挟持片76が上下から挟持することにより、中継ハンガー71がアッパーフレーム14に着脱可能に取り付けられるので、パネル体16にて中継ハンガー71や配線用受け樋72を支持する場合に比べて、中継ハンガー71や配線用受け樋72に対する支持強度が格段に向上する。
特に第1参考例では、前述の通り、中継ハンガー71を介して配線用受け樋72をアッパーフレーム14に取り付ける構成を採用しているから、アッパーフレーム14や配線用受け樋72を設計変更したりしなくても、中継ハンガー71を代えるだけで、アッパーフレーム14に対する配線用受け樋72の取り付け高さや、上下複数段の配線用受け樋72間の並び間隔等を簡単に変更できる。すなわち、配線用受け樋72の配置のバリエーションが豊富になるので、様々な配置態様や用途に柔軟に対処でき、ユーザーにとっての使い勝手が向上するのである。
(3).第2参考例(図12)
図12に示す第2参考例は、上下に並べて連結された複数個の連結ハンガーに配線受け樋が取り付けられる場合の例である。図12(a)は連結ハンガーの外観斜視図、図12(b)は連結ハンガー及び配線受け樋の連結態様を示す側断面図である。
連結ハンガー91は硬質合成樹脂製で、且つ配線用受け樋92の横幅寸法(長手方向の長さ)より細巾のものであり、上下長手の基体部93と、上端から上向きに延びるクランク鉤状の上嵌入片94と、下端から下向きに延びる前後一対の下挟み片95,95と、基体部93の下部に形成された上下に対向する一対のガイド爪片96,96とを備えている。
前側の下挟み片95は図12(b)において側面視逆L字状に形成されている一方、後側の下挟み片95は上嵌入片94と同様にクランク鉤状に形成されている。そして、後側の下挟み片95の上下長さは前側の下挟み片95のそれより長くなっており、該両方の下挟み片95,95の間に、他の連結ハンガー91の上嵌入片94が横方向に相対的にスライドしてきっちりと嵌るように構成されている。このため、連結ハンガー91の複数個は上下に並べた状態で連結できる。
また、一方の連結ハンガー91における下挟み片の対と、他方の連結ハンガー91の上嵌入片94との嵌め合わせにより、連結ハンガー91同士は上下及び前後離反不能に保持される(図12(b)参照)。
一方、配線受け樋92は、ABS樹脂等の硬質合成樹脂の押し出し成形にて上向き開口コ字状に形成されたものであり、コード類が収容される底板101と、底板101の前端から立ち上がった前起立板102と、底板101の後端から立ち上がった後起立板103とを備えている。
後起立板103の背面側には、連結ハンガー91における上下両ガイド爪片96の間に横方向から相対的にスライドして嵌る上下一対の挿入片104が互いに上下外向きに延びるように形成されている。
この場合、連結ハンガー91の上又は下ガイド爪片96と、配線受け樋92の上向き又は下向き挿入片104とが横方向(配線用受け樋92の長手方向)にスライドして嵌り合うようになっている。従って、上下に並べて連結された複数個の連結ハンガー91に配線受け樋92を連結することにより、配線受け樋92を上下複数段に並べて配置できる。
また、上下ガイド爪片96と上下挿入片104との嵌め合わせにより、連結ハンガー91と配線受け樋92とにおいても、上下及び前後離反不能に保持される(図12(b)参照)。
第2参考例も、第1参考例と同様に配線受け樋92を上下二段に並べて配置する例であるが、この場合、図12(b)に示すように、上段の配線受け樋92は連結ハンガー
91を介してアッパーフレーム14に連結される。なお、第2参考例も片面使い仕様の場合であり、後面に横向き第1溝23と横向き第2溝24とを形成していないアッパーフレーム14が用いられている。
アッパーフレーム14に連結ハンガー91を取り付ける(吊り掛ける)には、上嵌入片94をアッパーフレーム14の横向き第3溝25内に差し込んで、その上端部を下向き中段リップ25aに引っ掛かり係合させればよい。
上記の構成から分かるように、連結ハンガー91の上嵌入片94は、アッパーフレーム14の横向き第3溝25に嵌合保持される機能と、他の連結ハンガー91における下挟み片95の対に挟持される機能とを兼用している。連結ハンガー91の上嵌入片94、下挟み片95の対及び上下両ガイド爪片96、並びに配線受け樋92の上下両挿入片104は特許請求の範囲に記載した嵌合部に相当する。なお、底板101の下面には、コード類収容用のフックを着脱可能に吊り下げ保持するための蟻溝状の受け溝105が形成されている。
以上のように構成した場合も、第1実施形態及び第1参考例と同様の作用効果を奏する
(4).その他
本願発明は前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば本願発明の技術的範囲には、アッパーフレーム等の被取り付け部にブラケットを介して配線用受け樋を一段だけ取り付ける場合も含まれる。このように構成した場合も、被取り付け部と配線用受け樋との間にブラケットが介在するから、被取り付け部や配線用受け樋を設計変更したりしなくても、ブラケットを代えるだけで、被取り付け部に対する配線用受け樋の取り付け高さ等の変更に柔軟に対処でき、ユーザーにとっての使い勝手を向上させ得る。
また、本願発明に係る配線受け樋は、机やテーブルに限らず、家具や什器その他の様々な装置に対して広く適用できる。配線用受け樋同士の連結手段は様々の構造を採用できる。例えば、雄型嵌合部及び雌型嵌合部の具体例としては、異径ピンとこれが嵌るダルマ穴との組合せ等も採用できる。
その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
第1実施形態における多連式システムの外観斜視図であり、(a)は背中合わせに連結された2つの多連式机システムの外観斜視図、(b)は1つの多連式机システムを後方から見た外観斜視図である。 背面部材の背面図である。 背面部材の分離斜視図である。 (a)は配線受け樋の外観斜視図、(b)は(a)のVa−Va視側断面図である。 図2のV−V視側断面図である。 図5のうちアッパーフレーム付近の拡大側断面図である。 (a)は配線受け樋の連結態様を示す背面部材の側断面図、(b)は配線受け樋同士の連結箇所の拡大側面図である。 パネル体が高位置にある場合の背面部材の側断面図である。 片面使い仕様での背面部材の側断面図である。 第1参考例における中継ハンガー及び配線受け樋の図であり、(a)は中継ハンガーの外観斜視図、(b)は配線受け樋の外観斜視図である。 (a)は中継ハンガー及び配線受け樋の連結態様を示す側断面図、(b)は横長突条部と中継ハンガーとの連結箇所の拡大側断面図である。 第2参考例における連結ハンガー及び配線受け樋の図であり、(a)は連結ハンガーの外観斜視図、(b)は連結ハンガー及び配線受け樋の連結態様を示す側断面図である。
1 単位机
2 天板
3 背面部材
6 配線用空間
7 蓋カバー体
8,72,92 配線受け樋
14 アッパーフレーム
16 パネル体
25 横向き第3溝
25a 下向き下段リップ
25b 上向き下段リップ
26 下向き溝
26a 内向き下段リップ
26c 係止溝
41 係止部としての横長突条部
51 底板
52 前起立板
53 後起立板
54 雄型嵌合部
55 挟持片
59 雌型嵌合溝
60 水平片(片体)
61 縁片(片体)

Claims (4)

  1. 水平姿勢に配置され、複数個を上下に並べた状態で直接に連結できる配線受け樋であって、
    底板とその前端から立ち上がった前起立板と前記底板の後端から立ち上がった後起立板とを備えた上向き開口の形態であり、前記後起立板の高さを前記前起立板の高さよりも高くすることにより、上下に連結した状態でも前起立板の側からコード類を出し入れできるようになっており、
    更に、前記底板と後起立板とが繋がるコーナ部及び前記後起立板の上端の2カ所に、上下に並べた状態で直接に連結するための嵌合部が形成されており、上下に配置した2つの配線用受け樋をその長手方向に相対動させると、上段の配線受け樋におけるコーナ部の嵌合部と下段の配線受け樋における後起立板の上端の嵌合部とが互いに嵌り合う、
    配線受け樋。
  2. 前記コーナ部の嵌合部は外向きに開口した雌型嵌合溝であり、前記後起立板の上端の嵌合部は雄型である、
    請求項1に記載した配線受け樋。
  3. 前記後起立板には、その後ろに配置された背面部材に設けた係止部を上下から挟持する挟持片を設けている、
    請求項1又は2に記載した配線受け樋。
  4. 前記後起立板には、その後ろに配置された背面部材に当接して姿勢を保持する片体を後ろ向きに突設している、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した配線受け樋。
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