JP4773296B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

この発明は、原稿に記載された画像を光学的に読み取るファクシミリ装置、スキャナ装置、複写機を含む画像読取装置に関する。
従来、Webを利用して宛先情報やスキャン条件などの情報の登録を行う画像読取装置(例えば、特許文献1参照)があった。
また、メールを利用して宛先情報やスキャン条件などの情報の登録を行う画像読取装置(例えば、特許文献2参照)があった。
さらに、登録情報の読み取りアクセス制御をして表示の制御などを行う画像読取装置(例えば、特許文献3参照)があった。
さらにまた、Webを利用して登録情報の読み取り、変更、削除などのアクセス制御を行える画像読取装置(例えば、特許文献4参照)があった。
特開平9−233243号公報 特開2005−311958号公報 特開2004−222141号公報 特開2005−102133号公報
上述したような従来の画像読取装置は、メール(SMTP)やWeb(HTTP)を使って宛先情報を登録したり、そのようにして登録された宛先情報の読み取り、変更、削除などの操作に対して,ユーザ認証を利用してアクセス制御したりすることができる。
しかしながら、それらの機能は、ユーザが能動的に登録情報を削除する目的に対する解決策であって、例えば、ウェブサービススキャナ(WS−Scanner)システムのように、宛先情報を含む各種情報を自動的に登録する場合、その登録情報の鮮度維持などを考慮したものではない。つまり、宛先情報の登録についてはWS−Scannerシステムの標準で定められているプロトコルに従えばよいが、その登録された宛先情報を、たとえば、削除するタイミングについてはWS−Scannerシステムの標準では特に考えられていない。
すなわち、WS−Scannerシステムにおいて宛先情報を能動的に効率良く維持管理する仕組を考える必要があるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、原稿から読み取った画像データを外部の装置へ送信する際の通信に失敗した場合、その送信先として登録されている宛先情報に対して各種の処理を施せるようにして、宛先情報を能動的に効率良く維持管理できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、原稿に記載された画像を光学的に読み取り、その画像データを生成し、外部の端末装置から送信される宛先情報を収集して内部に保持し、その保持された宛先情報に基づいて上記外部の端末装置に上記画像データを送信する画像読取装置において、上記外部の端末装置との通信に失敗した場合に上記保持された宛先情報に対して仮削除、本削除、完全削除のいずれを実行するかを設定する手段と、上記外部の端末装置との通信に失敗した場合、上記仮削除が設定されていたら上記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を元の状態に復活できるように保持したまま無効にし、上記本削除が設定されていたら上記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を削除し、上記完全削除が設定されていたら上記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を上書きして復活不可能に削除する手段と、上記仮削除によって無効にされた上記宛先情報を元の状態に復活させるか、あるいは上記本削除によって削除するかを指示する手段を設けた画像読取装置を提供する
この発明による画像読取装置は、原稿から読み取った画像データを外部の装置へ送信する際の通信に失敗した場合、その送信先として登録されている宛先情報に対して各種の処理を施せるようにして、宛先情報を能動的に効率良く維持管理することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
1.この発明の画像読取装置の一実施例であるスキャナ装置を用いたウェブサービススキャナ(WS−Scanner)システムについて
図1は、この発明の画像読取装置の一実施例であるスキャナ装置を用いたウェブサービスシステムの構成を示すブロック図である。
このウェブサービススキャナシステムは、画像読取装置であるスキャナ装置1と外部の端末装置であるクライアントPC2を含む複数のクライアントPC(図にはクライアントPC2のみ示し、その他のクライアントPCの図示を省略している)とが、有線、無線を含む各種のネットワーク3によって通信可能に接続してなる。そのスキャナ装置1は、WS−Scannerに準拠して動作するスキャナ装置を想定している。
このウェブサービススキャナシステムは、予め、外部の端末装置であるクライアントPC2を含む複数のクライアントPCから送信される各クライアントPCの宛先情報を収集して内部の記憶部に記憶して保持し、スキャナ装置1側のユーザが宛先(クライアントPC2)を指定してスキャン動作をスタートさせると、クライアントPC2にスキャンを通知し、クライアントPC2からスキャン条件などの情報が送信される。
スキャナ装置1は、上記スキャン条件に従って原稿に記載された画像を光学的に読み取るスキャン動作を行い、その読み取った画像の画像データを内部の記憶部に一旦蓄積してクライアントPC2へ応答を返す。
その後、クライアントPC2が画像データの送信要求を送ると、スキャナ装置1は上記蓄積した画像データを上記保持している宛先情報に基づいてクライアントPC2へ送信するので、クライアントPC2は所望の画像データを取得することができる。
このときのクライアントPC2とスキャナ装置1の間は、例えば、SOAPプロトコルを含むウェブサービス(Web Service)技術を利用して画像データを含む各種の情報のデータのやり取りを行う。
図2は、図1に示すウェブサービススキャナシステムにおけるデバイス主導モードでのデータのやり取りのシーケンス概略を示す図である。
図3は、図1に示すスキャナ装置1の物理的構成を示す機能ブロック図である。
図4は、図1に示すスキャナ装置1の論理的構成を示す機能ブロック図である。
スキャナ装置1は、図3に示すように、CPU10,ROM11,RAM12,表示ユニット13,操作ユニット14,スキャナユニット15,補助記憶装置16,ネットワークインタフェース(I/F)17からなり、それらは互いにシステムバス18によって接続され、それぞれ互いに各種のデータのやり取りが可能である。
CPU10とROM11とRAM12はマイクロコンピュータによって実現され、図4に示す、ジョブ管理部(JCM)20,エンジン制御部(ECS)21,画像管理部(MCS)22,宛先管理部(UCS)23,配信管理部(DCS)24の各機能を果たし、表示ユニット13と操作ユニット14は、図4に示す表示操作部(OCS)26の機能を果たし、スキャナユニット15は、図4に示す画像読取部27の機能を果たし、補助記憶装置16は、図4に示す画像データ記憶部28と宛先情報記憶部29の機能を果たし、ネットワークI/F17は、図4に示す通信制御部(NCS)25の機能を果たす。
図2に示すように、クライアントPC2のユーザの操作により、ステップ(図中「S」で示す)1で、クライアントPC2からスキャナ装置1へ「使わせてください」の要求を送信すると、ステップ2で、スキャナ装置1からクライアントPC2へ「いいですよ」の許可を送り、スキャナ装置1側のユーザによってスキャンスタートの操作入力があると、「スキャンします」のスキャン実行の通知をクライアントPC2へ送る。
ステップ3で、クライアントPC2のユーザによってスキャン条件の入力があると、スキャナ装置1へ「こういう条件でスキャンをお願いします」のスキャン条件を送信し、ステップ4で、スキャナ装置1はクライアントPC2から受信したスキャン条件に基づいて原稿から画像を読み取るスキャン処理を実行し、そのスキャン処理で読み取った画像の画像データを生成し、その生成した画像データを内部の記憶部に保持し、ステップ5で、スキャナ装置1はクライアントPC2へ「スキャンできました」の通知を送る。
ステップ6で、クライアントPC2からスキャナ装置1へ「画像を送って下さい」の要求を送り、ステップ7で、スキャナ装置1からクライアントPC2へ「画像を送ります」の通知と共に、予め内部の記憶部に保持しているクライアントPC2の宛先情報(送り先情報)に基づいて、同じく内部の記憶部に蓄積している画像データをクライアントPC2へ送信する。
次に、このウェブサービススキャナシステムにおける各種の処理について説明する。
まず、スキャナ装置1にクライアントPC2の宛先情報を登録する処理について説明する。
図5は、クライアントPC2の宛先情報を登録する処理のシーケンス図である。
図5に示すように、クライアントPC2側のユーザ(図中には「クライアント」と記す)の操作により、スキャナ装置1の通信制御部25へ宛先情報登録(図中「宛先登録」と省略して記す)の要求を送信すると、通信制御部25は宛先管理部23へクライアントPC2から受信した宛先情報登録の要求を送り、宛先管理部23は通信制御部25へ宛先情報の登録応答(図中「登録応答」と省略して記す)を送り、通信制御部25はクライアントPC2へ登録応答を返信する。その後、クライアントPC2から送信される宛先情報を宛先管理部23が宛先情報記憶部に登録する。
次に、スキャナ装置1において登録された宛先情報を表示する処理について説明する。
図6は、スキャナ装置1に登録された宛先情報を表示操作部26に表示する処理のシーケンスの図である。
図6に示すように、スキャナ装置1側のユーザの操作により、スキャナ装置1の表示操作部26に表示更新の指示を入力すると、表示操作部26は宛先管理部23に宛先確認の要求を送る。宛先管理部23は宛先情報記憶部に蓄積されている宛先情報を読み出し、宛先表示のために表示操作部26へ送る。表示操作部26はその宛先情報を表示ユニットの宛先選択画面に表示する。
このシーケンスによる処理によって、ユーザが表示操作部26を操作して表示更新要求を行うことによって登録されている宛先情報を表示して選択することができる。
この他にもタイマによる一定時間間隔、指定時刻、装置起動時、再起動時など、宛先情報更新のタイミングはいろいろ考えられるが、それぞれ、所望の更新のタイミングで宛先管理部23に対して本例示と同じような更新要求を発行するとよい。
次に、スキャナ装置1におけるクライアントPC2の宛先選択について説明する。
図7は、表示操作部26に表示する宛先選択画面の一例を示す図である。
宛先選択画面には、クライアントPC2を含む外部の複数の端末装置のホストネーム(Hostname)と、その宛先情報であるIPアドレス(IPaddress)と、使用しているアプリケーションソフト名(Application)とを一覧表示する。
例えば、図7の宛先選択画面には、ホストネーム「sun」のクライアントPCの宛先情報であるIPアドレス「192.168.0.1」と使用しているアプリケーション名「Acrobat(登録商標)」と、ホストネーム「mercury」のクライアントPCの宛先情報であるIPアドレス「192.168.0.2」と使用しているアプリケーション名「Word(登録商標)」と、ホストネーム「venus」のクライアントPCの宛先情報であるIPアドレス「192.168.0.3」と使用しているアプリケーション名「Photoshop(登録商標)」と、ホストネーム「earth」のクライアントPCの宛先情報であるIPアドレス「192.168.0.4」と使用しているアプリケーション名「Photoshop(登録商標)」と、ホストネーム「mars」のクライアントPCの宛先情報であるIPアドレス「192.168.0.5」と使用しているアプリケーション名「Powerpoint(登録商標)」とが表示されている。
例えば、一覧の三つ目のホストネーム「venus」を選択すると、その行の表示が反転表示され、画面の右下の「OK」ボタンをタッチすると、この宛先情報が画像データの送信先の宛先として決定される、また、反転表示後に画面の左下の「取り消し」ボタンをタッチすると、反転表示が解除されると共に、この宛先情報の選択が解除され、他の宛先情報の選択が可能になる。
なお、宛先選択画面に表示する情報は、図7のように、ホスト名,IPアドレス,アプリケーション名などを表示するようにしてもよいし、それらのうちいずれか一つ又は二つを表示するようにしても良いし、あるいは「斉藤のコンピュータ」のように別名を登録して表示するようにしてもよい。
次に、上述したようにして登録された宛先情報が、図7のようにスキャナ装置の表示操作部26に表示されてユーザが選択できる状態になっている場合、それ以降の処理シーケンスについて説明する。
図8は、宛先情報を選択して画像を読み取り、その読み取った画像の画像データを上記選択した宛先情報のクライアントPCに送信する処理のシーケンスを示す図である。
スキャナ装置1側のユーザによって、原稿から画像を読み取るスキャナ機能の呼び出し(図中の「スキャナ機能呼び出し」)と、スキャンした画像データの送信先である宛先情報の選択(図中の「宛先選択」)と、スキャン時及び送信時を含む各種の処理時のモードの設定(図中の「モード設定」)と、スキャンのスタートとが順次入力されると、表示操作部26はジョブ管理部20へスタートを指示する。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からスタートの指示を受け取ると、配信管理部24へクライアントPC2へスキャン通知要求を送るように指示する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20からスキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPC2の宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記選択された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPC2へスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC2(図中「クライアント」と省略して記す)へスキャン通知を送信すると共に、配信管理部24へクライアントPC2へスキャン通知を送ったことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知応答を受け取ると、ジョブ管理部20へ同じくスキャン通知応答を送る。
一方、クライアントPC2は、スキャナ装置1からスキャン通知を受け取ると、スキャナ装置1へスキャンを開始させるスキャン要求を送信する。
スキャナ装置1の通信制御部25は、クライアントPC2からスキャン要求を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求を送る。
ジョブ管理部20は、通信制御部25からスキャン要求を受け取ると、表示操作部26へモード設定をさせるための画面表示(図中「モード表示」と記す)の指示を送ると共に、画像管理部22へファイル生成の要求を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイル生成の要求を受け取ると、画像データを保持する際のファイルを生成する。
表示操作部26は、ジョブ管理部20からモード表示の指示を受け取ると、画面にモード設定の作業画面を表示し、その作業画面に対してユーザから入力された各種のモードの情報をジョブ管理部20へ送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からモードの情報を受け取ると、エンジン制御部21へそのモードの情報に基づくモード設定の指示を送る。
エンジン制御部21は、ジョブ管理部20から受け取ったモードの情報に基づいて画像読取部27のモード設定をし、ジョブ管理部20へモード設定をしたことを示すモード設定応答を送る。
ジョブ管理部20は、エンジン制御部21からモード設定応答を受け取ると、エンジン制御部21へ画像のスキャン処理の開始を示すジョブスタートの指示を送る。
エンジン制御部21は、ジョブ管理部20からジョブスタートの指示を受け取ると、画像読取部によって原稿から画像を読み取り、その画像の画像データを生成(図中「画像形成」と省略して記す)し、画像管理部22へ送る。
画像管理部22は、エンジン制御部21から画像データを受け取ると、その画像データを上記生成したファイルにし(図中「画像形成」と省略して記す)、エンジン制御部21へ画像データを生成したことを示す画像形成応答を送る。
エンジン制御部21は、画像管理部22から画像形成応答を受け取ると、ジョブ管理部20へジョブ終了を示すジョブ終了の通知を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、画像データ記憶部28に上記ファイルの画像データを記憶するファイルクローズをし、ジョブ管理部20へファイルクローズを終えたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC2へスキャン要求応答を送信する。
また、ジョブ管理部20は、通信制御部25へスキャン要求応答の送信指示を送った後、表示操作部26へスキャン完了を知らせる画面を表示させるスキャン完了表示の指示を送る。表示操作部26は、ジョブ管理部20からスキャン完了表示の指示を受け取ると、画面にスキャン処理を完了したことを示す情報を表示する。
一方、クライアントPC2は、スキャナ装置1からスキャン要求応答を受け取ると、スキャナ装置1へ画像データの配信要求を送信する。
通信制御部25は、クライアントPC2から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、表示操作部26へ配信情報表示の指示を送り、表示操作部26は配信情報を表示する。
また、ジョブ管理部20は、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備応答を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送ると共に、ジョブ管理部20へ配信完了要求を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
また、ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信完了要求を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、配信管理部24へ配信完了応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信完了応答を受け取ると、処理を終了する。
また、ジョブ管理部20は、配信管理部24へ配信完了応答を送った後、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示してユーザに知らせる。
2.この実施例のウェブサービススキャナシステムの特徴について
このウェブサービススキャナシステムの特徴は、スキャナ装置1からの画像データの送り先であるクライアントPCの宛先情報をダイナミックに登録できることである。
そこで、クライアントPCの最新の正しい宛先情報をいかに維持するかということが非常に重要になってくる。
これまでに,メール(SMTP)やWeb(HTTP)を使って宛先情報を含む登録情報を登録するようなシステムや、そのようにして登録された宛先情報を含む登録情報の読み取り、変更、削除などの操作に対して、ユーザ認証を利用してアクセス制御する方法などが開示されている。
しかし、それらの方法はユーザが能動的に登録情報を削除する目的に対する解決策であって、ウェブサービススキャナシステムのように自動的に宛先情報を含む登録情報が登録される場合の登録情報の鮮度維持などを考慮したものではない。
とくに、宛先情報の登録については、ウェブサービススキャナシステムの標準で定められているプロトコルに従えばよいが、その登録を削除するタイミングについてはウェブサービススキャナシステムの標準では特に考えられていない。
すなわち、ウェブサービススキャナシステムが能動的に効率良く宛先情報を維持管理する仕組を考える必要がある。
このウェブサービススキャナシステムでは、配信管理部24が外部のクライアントPC2との通信に失敗した場合に宛先情報を無効又は更新する処理を行う。
3.このウェブサービススキャナシステムにおける処理について
3−1.このウェブサービススキャナシステムにおけるクライアントPC2との通信失敗の判定について
このウェブサービススキャナシステムは、配信管理部24の指示によって通信制御部25がクライアントPC2への各種メッセージを送信したとき、以下に列挙するいずれかの場合のときには、クライアントPC2との通信に失敗したと判定する。
1)クライアントPC2への各種メッセージを送信したときに以下のようなエラーメッセージを受信した場合
i.サービスをサポートしていない(根本的なエラーで回復が期待できないエラー)とのエラーメッセージ…(A)
ii.他の処理中のため受信を受け付けられない(時間の経過によって回復が期待できるエラー)とのエラーメッセージ…(B)
iii.その他のエラーメッセージ…(C)
2)予め設定しておいたタイムアウト時間を越えても応答がない場合…(D)
3)エラー発生した場合に一定時間間隔をおいて再度メッセージを送信することが考えられるので、その場合にはさらに、以下の場合に失敗と判定する。
i.予め設定しておいたリトライ回数分送信を繰り返したが結果が変らない(エラーメッセージを受信する、応答がない)場合…(E)
3−2.クライアントPC2へのスキャン通知に失敗した場合の処理
スキャナ装置1においてユーザがスキャンスタートをさせると、画像データを送信する宛先のクライアントPC2へスキャン通知を送るが、このスキャン通知の送信に失敗したときの宛先情報に対する処理を説明する。
3−2−1.宛先情報を無効にするために自動的に削除する
例えば、上記(A)の場合や上記(A)と(E)を併用した場合によって、クライアントPC2へのスキャン通知に失敗したと判定したとき、スキャン通知に失敗した宛先のクライアントPC2の宛先情報を宛先情報記録部29から以下のようにして自動的に削除する。
図9は、スキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。
スキャナ装置1側のユーザによって、原稿から画像を読み取るスキャナ機能の呼び出し(図中の「スキャナ機能呼び出し」)と、スキャンした画像データの送信先である宛先情報の選択(図中の「宛先選択」)と、スキャン時及び送信時を含む各種の処理時のモードの設定(図中の「モード設定」)と、スキャンのスタートとが順次入力されると、表示操作部26はジョブ管理部20へスタートを指示する。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からスタートの指示を受け取ると、配信管理部24へクライアントPC2へスキャン通知要求を送るように指示する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20からスキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPC2の宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記選択された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPC2へスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC2(図中「クライアント」と省略して記す)へスキャン通知を送信し、そのスキャン通知の通信に失敗したと判定すると、配信管理部24へクライアントPC2へのスキャン通知に失敗したことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知に失敗したスキャン通知応答を受け取ると、宛先管理部23へ上記選択された宛先情報の削除を要求(図中「宛先削除」と略記する)する。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29から上記選択された宛先情報を削除し、配信管理部24へ宛先情報を削除したことを示す宛先削除応答を送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、ジョブ管理部20へスキャン通知失敗のスキャン通知応答を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン通知応答を受け取ると、表示操作部26へスキャン中止表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20からスキャン中止表示の指示を受け取ると、画面にスキャン中止のメッセージを表示してユーザに知らせる。
上述の宛先情報の削除として以下に示す複数の種類の削除状態を選択可能にしている。
1)宛先情報に無効を意味する属性を関連づけて付与し、宛先情報はそのまま保持する(「仮削除状態」という)
2)宛先情報記憶部における宛先情報が記憶されているメモリ領域を解放して削除する(「本削除状態」という)
3)宛先情報記憶部における宛先情報が記憶されているメモリ領域に0,1,ランダムデータなどを上書きして復活不可能に削除する(「完全削除状態」という)
図10は、宛先削除方法を指定するときの初期設定画面を示す図である。
上述した仮削除情報、本削除状態、完全削除状態のうち、どの削除状態を利用するのかは、図10に示した初期設定画面によってシステム管理者が選択できるようにしておく。
この初期設定画面には、スキャン通知の送信失敗時にリトライする回数の入力欄と、スキャン通知の送信失敗時に、仮削除情報、本削除状態、完全削除状態の削除状態のうちのどれを実行させるかの選択入力欄と、予め設定した時間後に本削除状態又は完全削除状態の削除方法を実行するか否かを選択するタイマーによる自動削除選択入力欄と、そのタイマーの起動時間の入力欄と、本削除した宛先情報を自動的に完全削除するか否かを選択する入力欄と、自動的に完全削除する時刻の入力欄からなる。また、上記各入力欄への入力が済んだ後に確定入力するOKボタンと、入力を取り消す取り消しボタンもある。
システム管理者は、予め上記初期設定画面によって上記自動削除時に仮削除情報、本削除状態、完全削除状態のいずれの削除状態にするかを選択して設定する。
例えば、仮削除状態を維持したままにしておいて、タイマーによって一定時間が経過した場合に本削除することができる。その場合、タイマーの値は初期設定にてシステム管理者が設定できるようにしておくとよい。
また、完全削除を行う場合は通常の削除よりも時間を要するため、送信失敗時の削除では1)あるいは2)の方法で削除しておき、システム管理者が設定しておいた時間に自動的に3)の方法を実行するようにしてもよい。
さらに、図10の画面では記載していないが、タイマー起動を時刻で設定できるようにしてもよいし、その時刻指定に年月日まで指定できるようにしてもよい。
また,完全削除の方法を「0で上書き」「1で上書き」「ランダムデータで上書き」などいろいろな方法が選択できるようにしてもよい。
また、仮削除状態の宛先情報を、別の機会にシステム管理者が元の状態に復活あるいは本削除できるようにするとよい。
図11は、システム管理者が仮削除した宛先情報の処理(本削除/復活)を指定する画面の説明図である。
システム管理者は、図11に示すような画面からの入力により、仮削除状態の宛先情報を元の状態に復活あるいは本削除することができる。
この画面には、宛先情報が仮削除されたクライアントPCのホストネームとIPアドレスとアプリケーション名とが一覧表示されており、その各々について宛先情報を復活させるか、仮削除状態にするか、本削除状態にするかの選択ボタンが表示されている。システム管理者は、その選択ボタンによる入力によってクライアントPC毎に宛先情報の復活、仮削除、本削除の指示をする。
例えば、仮削除状態の宛先情報に対して復活させる操作入力が有った場合、宛先情報記憶部29の該当する宛先情報に付与されている無効を意味する属性を削除又は解除することによって有効にし、仮削除状態の宛先情報を選択可能に復活させることができる。
3−2−2.宛先情報を変更して処理を継続(続行)する
例えば、上記の(B)(C)(D)のように、状況によってはエラー発生が変化するような場合、クライアントPC2へのスキャン通知に失敗したと判定したとき、ユーザに宛先情報を変更させ、その変更後の宛先情報で配信の処理を継続する。
図12は、スキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。
スキャナ装置1側のユーザによって、原稿から画像を読み取るスキャナ機能の呼び出し(図中の「スキャナ機能呼び出し」)と、スキャンした画像データの送信先である宛先情報の選択(図中の「宛先選択」)と、スキャン時及び送信時を含む各種の処理時のモードの設定(図中の「モード設定」)と、スキャンのスタートとが順次入力されると、表示操作部26はジョブ管理部20へスタートを指示する。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からスタートの指示を受け取ると、配信管理部24へクライアントPC2へスキャン通知要求を送るように指示する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20からスキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPC2の宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記選択された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPC2へスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC2(図中「クライアント」と省略して記す)へスキャン通知を送信し、そのスキャン通知の通信に失敗したと判定すると、配信管理部24へクライアントPC2へのスキャン通知に失敗したことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知に失敗したことを示すスキャン通知を応答を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン通知に失敗したことを示すスキャン通知応答を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン通知失敗のスキャン通知応答を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報が変更入力(図中「宛先変更」と記す)されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記入力された宛先情報に変更する要求(図中「宛先変更」と記す)を送る。その後、変更された宛先情報に基づいて処理を継続する。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先変更の要求と上記変更入力された宛先情報を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記入力された宛先情報に書き換えて変更し(図中「宛先変更」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の変更が終了したことを示す宛先変更応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先変更応答を受け取ると、画面に宛先情報変更終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ宛先変更終了の通知を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26から宛先変更終了の通知を受け取ると、配信管理部24へスキャン通知要求を送り、その後は変更した宛先情報に基づいて上述と同じ処理を繰り返すことによって、その変更後の宛先情報で配信の処理を継続する。
3−2−3.宛先情報の変更入力をキャンセルして宛先情報を削除する
ユーザに宛先情報の変更を要求して、その変更に対する応答がキャンセル(さらに宛先情報削除)だった場合には以下のようにして宛先情報を削除する処理を行い、配信処理を中止する。
図13は、スキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報の変更入力がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。
スキャナ装置1側のユーザによって、原稿から画像を読み取るスキャナ機能の呼び出し(図中の「スキャナ機能呼び出し」)と、スキャンした画像データの送信先である宛先情報の選択(図中の「宛先選択」)と、スキャン時及び送信時を含む各種の処理時のモードの設定(図中の「モード設定」)と、スキャンのスタートとが順次入力されると、表示操作部26はジョブ管理部20へスタートを指示する。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からスタートの指示を受け取ると、配信管理部24へクライアントPC2へスキャン通知要求を送るように指示する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20からスキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPC2の宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記選択された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPC2へスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC2(図中「クライアント」と省略して記す)へスキャン通知を送信し、そのスキャン通知の通信に失敗したと判定すると、配信管理部24へクライアントPC2へのスキャン通知に失敗したことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知に失敗したことを示すスキャン通知の応答を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン通知失敗のスキャン通知応答を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン通知失敗のスキャン通知応答を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報の変更入力がキャンセルされ、宛先情報を削除する指示(図中「宛先削除」と記す)が入力されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除する要求(図中「宛先削除」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除し(図中「宛先削除」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の削除が終了したことを示す宛先削除応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、画面に宛先情報削除終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ配信をキャンセルする通知(図中「キャンセル」と略記する)を送り、配信処理を中止する。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からキャンセルの通知を受け取ると、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に画像データの配信処理をキャンセルしたことを示す通知を表示し、ユーザに配信処理を中止したことを知らせる。
3−3.クライアントPC2へのスキャン要求応答に失敗した場合の処理
次に、スキャナ装置1においてクライアントPC2へのスキャン要求応答時のメッセージ送信に失敗したときの宛先情報に対する処理について説明する。
3−3−1.宛先情報を無効にするために自動的に削除する
図14は、スキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。
ジョブ管理部20は、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC2へスキャン要求応答を送信し、その送信に失敗して、スキャン要求応答の送信に失敗したと判定すると、配信管理部24へスキャン要求応答に失敗したことを示すスキャン要求応答失敗通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン要求応答に失敗したスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、宛先管理部23へ上記選択された宛先情報の削除を要求(図中「宛先削除」と略記する)する。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29から上記選択された宛先情報を削除し、配信管理部24へ宛先情報を削除したことを示す宛先削除応答を送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、ジョブ管理部20へスキャン要求応答失敗通知を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、配信処理を中止し、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了のメッセージを表示して、ユーザに配信が失敗して終了したことを知らせる。
3−3−2.宛先情報を変更して処理を継続する
図15は、スキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。
ジョブ管理部20は、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC2(図中「クライアント1」と記す)へスキャン要求応答を送信し、その送信に失敗して、スキャン要求応答の送信に失敗したと判定すると、配信管理部24へスキャン要求応答に失敗したことを示すスキャン要求応答失敗通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン要求応答に失敗したスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求応答失敗通知を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報が変更入力(図中「宛先変更」と記す)されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記変更入力された宛先情報に変更する要求(図中「宛先変更」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先変更の要求と上記変更入力された宛先情報を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記変更入力された宛先情報に書き換えて変更し(図中「宛先変更」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の変更が終了したことを示す宛先変更応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先変更応答を受け取ると、画面に宛先情報変更終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ宛先変更終了の通知を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26から宛先変更終了の通知を受け取ると、配信管理部24へ再スキャン通知要求を送る。この後、配信処理を継続する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から再スキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPCの宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記変更された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPCへスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC(図中「クライアント2」と記す)へスキャンの準備完了の通知を送信すると共に、配信管理部24へクライアントPCへスキャン準備完了の通知を送ったことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知応答を受け取ると、ジョブ管理部20へ再スキャン通知応答を送る。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン準備完了の通知を受け取ると、スキャナ装置1へスキャンを開始させるスキャン要求を送信する。
スキャナ装置1の通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)からスキャン要求を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求を送る。
ジョブ管理部20は、通信制御部25からスキャン要求を受け取ると、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC(クライアント2)へスキャン要求応答を送信する。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン要求応答を受け取ると、スキャナ装置1へ画像データの配信要求を送信する。
通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備応答を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC(クライアント2)へ画像データを送信することを示す画像配信応答を送るようにとの指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC(クライアント2)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時に失敗判定をし、失敗しなければ、配信管理部24へ画像配信が成功したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信完了要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信完了要求を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、配信管理部24へ配信完了応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信完了応答を受け取ると、この配信処理を終了する。
また、ジョブ管理部20は、配信管理部24へ配信完了応答を送った後、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信処理が終了したことを知らせる。
このようにして、ユーザに宛先情報を変更させ、その変更後の宛先情報で配信の処理を継続する。
3−3−3.宛先情報の変更をキャンセルして宛先情報を削除する
図16は、スキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。
ジョブ管理部20は、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC2へスキャン要求応答を送信し、その送信に失敗して、スキャン要求応答の送信に失敗したと判定すると、配信管理部24へスキャン要求応答に失敗したことを示すスキャン要求応答失敗通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求応答失敗通知を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24からスキャン要求応答失敗通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報の変更入力がキャンセルされ、宛先情報を削除する指示(図中「宛先削除」と記す)が入力されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除する要求(図中「宛先削除」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除し(図中「宛先削除」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の削除が終了したことを示す宛先削除応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、画面に宛先情報削除終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ配信をキャンセルする通知(図中「キャンセル」と略記する)を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からキャンセルの通知を受け取ると、配信処理を中止し、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に画像データの配信処理をキャンセルしたことを示す通知を表示し、ユーザに配信処理を中止したことを知らせる。
3−4.クライアントPC2への配信要求応答に失敗した場合の処理
次に、スキャナ装置1においてクライアントPC2への配信要求応答に失敗したときの宛先情報に対する処理について説明する。
3−4−1.宛先情報を無効にするために自動的に削除する
図17は、スキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。
通信制御部25は、クライアントPC2から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備応答を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送ると共に、ジョブ管理部20へ配信完了要求を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時、その配信の通信に失敗し、画像配信失敗と判定すると、配信管理部24へ画像配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を送る。
一方、ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信完了要求を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、配信管理部24へ配信完了応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から画像配信結果通知を受け取り、ジョブ管理部20から配信完了応答を受け取ると、宛先管理部23へ上記選択された宛先情報の削除を要求(図中「宛先削除」と略記する)する。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29から上記選択された宛先情報を削除し、配信管理部24へ宛先情報を削除したことを示す宛先削除応答を送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信結果通知を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信結果通知を受け取ると、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信処理を中止したことを知らせる。
3−4−2.宛先情報を変更して処理を続行する
図18は、スキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。
通信制御部25は、クライアントPC2(クライアント1)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備完了を通知する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備完了の通知を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時、その配信の通信に失敗し、画像配信失敗と判定すると、配信管理部24へ画像配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へその画像配信結果通知(図中「配信結果通知」と略記する)を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信に失敗したことを示す配信結果通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報が変更入力(図中「宛先変更」と記す)されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記変更入力された宛先情報に変更する要求(図中「宛先変更」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先変更の要求と上記変更入力された宛先情報を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記入力された宛先情報に書き換えて変更し(図中「宛先変更」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の変更が終了したことを示す宛先変更応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先変更応答を受け取ると、画面に宛先情報変更終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ宛先変更終了の通知を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26から宛先変更終了の通知を受け取ると、配信管理部24へ再スキャン通知要求を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から再スキャン通知要求を受け取ると、宛先管理部23に通知先のクライアントPCの宛先情報の取得要求(図中「宛先取得」と省略して記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先情報の取得要求を受け取ると、宛先情報記憶部から該当する宛先情報(上記変更された宛先情報)を読み出して配信管理部24へ送る(図中「宛先」と省略して記す)。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報を送ると共に、その宛先情報のクライアントPCへスキャン通知を送ることを要求(図中の「スキャン通知要求」)する指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC(図中「クライアント2」と記す)へスキャンの準備完了の通知を送信すると共に、配信管理部24へクライアントPCへスキャン準備完了の通知を送ったことを知らせるスキャン通知応答を送る。
配信管理部24は、通信制御部25からスキャン通知応答を受け取ると、ジョブ管理部20へ再スキャン通知応答を送る。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン準備完了の通知を受け取ると、スキャナ装置1へスキャンを開始させるスキャン要求を送信する。
スキャナ装置1の通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)からスキャン要求を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求を送る。
ジョブ管理部20は、通信制御部25からスキャン要求を受け取ると、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン要求応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン要求応答を受け取ると、クライアントPC(クライアント2)へスキャン要求応答を送信する。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン要求応答を受け取ると、スキャナ装置1へ画像データの配信要求を送信する。
通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データの取得の要求を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20から画像データの取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し、その読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC(クライアント2)へ画像データを送信することを示す画像配信応答を送るようにとの指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC(クライアント2)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時に失敗判定をし、失敗しなければ、配信管理部24へ画像配信が成功したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信完了要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信完了要求を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、配信管理部24へ配信完了応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信完了応答を受け取ると、この配信処理を終了する。
また、ジョブ管理部20は、配信管理部24へ配信完了応答を送った後、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信終了を知らせる。
このようにして、ユーザに宛先情報を変更させ、その変更後の宛先情報で配信の処理を継続する。
3−4−3.宛先情報の変更入力をキャンセルして宛先情報を削除する
図19は、スキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。
通信制御部25は、クライアントPC2(クライアント)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備応答を通知する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備応答の通知を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時、その配信の通信に失敗し、画像配信失敗と判定すると、配信管理部24へ画像配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へその画像配信結果通知(図中「配信結果通知」と略記する)を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信に失敗したことを示す配信結果通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報の変更入力がキャンセルされ、宛先情報を削除する指示(図中「宛先削除」と記す)が入力されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除する要求(図中「宛先削除」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除し(図中「宛先削除」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の削除が終了したことを示す宛先削除応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、画面に宛先情報削除終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ配信をキャンセルする通知(図中「キャンセル」と略記する)を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からキャンセルの通知を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信の中止を知らせる。
3−4−4.宛先情報を変更して処理を継続するときに画像データを保持する
上述の処理のように配信管理部24が処理を終了して、ユーザの要求に従って画像データを取得することもできるが、次に記述するように、配信管理部24が画像データを保持したまま中断状態に入り、ユーザの再開要求に従って処理を継続するようにしてもよい。
上述のように画像データを保持しない場合にはメモリリソースを占有する時間を少なくすることができるというメリットがあり、画像データを保持して処理を続行する場合には画像データの読み取り処理にかかる時間を少なくするというメリットがある。
図20は、スキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を続行するときに画像データを保持する場合の処理のシーケンス図である。
通信制御部25は、クライアントPC2(クライアント1)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備完了を通知する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備完了の通知を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時、その配信の通信に失敗し、画像配信失敗と判定すると、配信管理部24へ画像配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信中断の通知を送る。また、上記オープンした画像データもそのまま保持する。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信中断の通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報が変更入力(図中「宛先変更」と記す)されると、表示操作部26は配信管理部24へスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記変更入力された宛先情報に変更して配信を再開する要求(図中「配信再開with宛先」と記す)を送ると共に、通信制御部25へスキャン通知要求を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信再開with宛先の要求を受け取ると、宛先管理部23へ上記入力された宛先情報に変更する要求(図中「宛先変更」と記す)を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先変更の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン要求応答に失敗したクライアントPCの宛先情報を上記変更入力された宛先情報に書き換えて変更し、配信管理部24へ宛先情報を変更したことを示す結果を通知する。
通信制御部25は、配信管理部24から宛先情報とスキャン通知要求を受け取ると、その宛先情報のクライアントPC(図中「クライアント2」と記す)へスキャンの準備完了の通知(図中「スキャン通知」と記す)を送信すると共に、配信管理部24へクライアントPC(クライアント2)へスキャン通知を送ったことを知らせるスキャン通知応答を送る。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン通知を受け取ると、スキャナ装置1へスキャンを開始させるスキャン要求を送信する。
スキャナ装置1の通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)からスキャン要求を受け取ると、ジョブ管理部20へそのスキャン要求を送る。
ジョブ管理部20は、通信制御部25からスキャン要求を受け取ると、通信制御部25へクライアントPC2へのスキャン応答の送信指示を送る。
通信制御部25は、ジョブ管理部20からスキャン応答の指示を受け取ると、クライアントPC(クライアント2)へスキャン応答を送信する。
一方、クライアントPC(クライアント2)は、スキャナ装置1からスキャン応答を受け取ると、スキャナ装置1へ画像データの配信要求を送信する。
通信制御部25は、クライアントPC(クライアント2)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、配信管理部24へ画像データの配信の要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から画像データの取得要求を受け取ると、通信制御部25へ上記オープンしたまま保持していた画像データと共に画像配信応答を送る。
通信制御部25は、配信管理部24から画像配信応答と画像データを受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC(クライアント2)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時に失敗判定をし、失敗しなければ、配信管理部24へ画像配信が成功したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信完了要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信完了要求を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、配信管理部24へ配信完了応答を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信完了応答を受け取ると、配信処理を終了する。
また、ジョブ管理部20は、配信管理部24へ配信完了応答を送った後、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信終了を知らせる。
このようにして、ユーザに宛先情報を変更させ、その変更後の宛先情報で配信の処理を継続する。
3−4−5.宛先情報の変更入力をキャンセルして宛先情報を削除するときに画像データを保持する
図21は、スキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合にユーザによって宛先情報の変更入力をキャンセルして削除するときに画像データを保持する場合の処理のシーケンス図である。
通信制御部25は、クライアントPC2(クライアント)から配信要求を受け取ると、配信管理部24へその配信要求を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信要求を受け取ると、ジョブ管理部20へ画像データの送信の準備要求を示す配信準備要求を送る。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信準備要求を受け取ると、画像管理部22へ配信する画像データのファイルを読み出すファイルオープンの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルオープンの指示を受け取ると、画像データ記憶部28から上記配信する画像データを読み出し(「ファイルオープン」)し、ジョブ管理部20へファイルをオープンしたことを示すファイルオープン応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルオープン応答を受け取ると、配信管理部24へ配信する画像データの準備ができたことを示す配信準備応答を通知する。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信準備応答の通知を受け取ると、画像管理部22へ画像取得要求を送る。
画像管理部22は、配信管理部24から画像取得要求を受け取ると、画像データ記憶部28から読み出した画像データ(図中「画像」と省略して記す)を配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、画像管理部22から画像データを受け取ると、宛先管理部23へ宛先取得の要求を送る。
宛先管理部23は、配信管理部24から宛先取得の要求を受け取ると、宛先情報記憶部から上記選択された宛先情報(図中「宛先」と省略して記す)を読み出して配信管理部24へ送る。
配信管理部24は、宛先管理部23から宛先情報を受け取ると、通信制御部25へ上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信させる画像配信応答の指示を送る。
通信制御部25は、配信管理部24からの画像配信応答の指示を受け取ると、上記宛先情報のクライアントPC2(クライアント1)へ上記画像データを送信する画像配信を実行する。
通信制御部25は、画像配信時、その配信の通信に失敗し、画像配信失敗と判定すると、配信管理部24へ画像配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を送る。
配信管理部24は、通信制御部25から配信に失敗したことを示す画像配信結果通知を受け取ると、ジョブ管理部20へ配信中断を送る。その際、上記オープンした画像データはそのまま保持する。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信中断の通知を受け取ると、表示操作部26へ宛先変更画面の表示の指示(図中「宛先変更画面表示」と記す)を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から宛先変更画面の表示の指示を受け取ると、宛先変更画面を表示してユーザに宛先情報の変更入力を要求する。
ユーザによって宛先変更画面に対して宛先情報の変更入力がキャンセルされ、宛先情報を削除する指示(図中「宛先削除」と記す)が入力されると、表示操作部26は宛先管理部23へスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除する要求(図中「宛先削除」と記す)を送る。
宛先管理部23は、表示操作部26から宛先削除の要求を受け取ると、宛先情報記憶部29に記憶されたスキャン通知に失敗したクライアントPCの宛先情報を削除し(図中「宛先削除」と記す)、表示操作部26へ宛先情報の削除が終了したことを示す宛先削除応答を送る。
表示操作部26は、宛先管理部23から宛先削除応答を受け取ると、画面に宛先情報削除終了を知らせるメッセージを表示し、ジョブ管理部20へ配信をキャンセルする通知(図中「キャンセル」と略記する)を送る。
ジョブ管理部20は、表示操作部26からキャンセルの通知を受け取ると、配信管理部24へ配信のキャンセル要求を送る。
配信管理部24は、ジョブ管理部20から配信のキャンセル要求を受け取ると処理を終了し、ジョブ管理部20へ配信終了を通知する。
ジョブ管理部20は、配信管理部24から配信終了の通知を受け取ると、画像管理部22へファイルクローズの指示を送る。
画像管理部22は、ジョブ管理部20からファイルクローズの指示を受け取ると、上記オープンしたファイルのクローズ(「ファイルクローズ」)の処理をし、ジョブ管理部20にファイルをクローズしたことを示すファイルクローズ応答を送る。
ジョブ管理部20は、画像管理部22からファイルクローズ応答を受け取ると、表示操作部26へ配信終了表示の指示を送る。
表示操作部26は、ジョブ管理部20から配信終了表示の指示を受け取ると、画面に配信終了を表示し、ユーザに配信中止を知らせる。
3−5.失敗時の処理
送信失敗時の処理の選択について具体的に記述する。
3−5−1.ユーザによる選択
上述した送信失敗時の宛先情報の削除、再選択、送信取り消しを含む処理の実行を、ユーザが任意に選択するようにすると良い。
図22は、処理選択画面の一例を示す説明図である。
図22の選択画面は、上述した送信失敗と判定されたときに表示操作部26に表示され、その画面には、送信に失敗したことを示すメッセージと、送信先のクライアントPCのホストネーム、IPアドレス、アプリケーション名とが表示され、上記送信先のクライアントPCに対して再度配信処理の実行を要求する送信リトライボタンと、そのリトライ回数を設定する入力欄と、上記送信先のクライアントPCの宛先情報を削除して送信の取り消しを要求する削除して送信取り消しボタンとが表示される。
また、上記送信先のクライアントPCの宛先情報を削除しないで送信の取り消しを要求する削除しないで送信取り消しボタンと、上記送信先のクライアントPCの宛先情報を削除して送信先を他のクライアントPCに変更して送信の実行を要求する削除して宛先再選択ボタンと、上記送信先のクライアントPCの宛先情報を削除しないで送信先を他のクライアントPCに変更して送信の実行を要求する削除しないで宛先再選択ボタンも表示される。
したがって、ユーザが上記いずれかのボタンを選択入力することによって、上述した配信失敗と判定されたときの各処理を含む複数種類の処理を選択して実行させることができる。
3−5−2.予め設定によって自動的に処理を選択する
上述した処理を失敗の理由に従って選択的に実行するようにしてもよい。
つまり、以下のようなテーブルを予め設定しておくことにより、外部のクライアントPCとの通信に失敗した場合、その失敗の理由に応じて、クライアントPCの宛先情報を無効にするか、ユーザに通信失敗を通知し、その通知に対してユーザから入力された要求に基づいてクライアントPCの宛先情報に対する処理を実行するかの一方を有効にする。
図23は、失敗理由によって処理を決定するためのテーブルの説明図である。
このテーブルには、失敗理由毎に、失敗箇所(この失敗箇所とは、失敗したと判定されたときの通信内容を示している)とそれぞれの処理方法とリトライ回数オーバー時の処理方法とを対応させて記憶している。
例えば、失敗理由「サービス拒否」の失敗箇所としては「スキャン通知」と「スキャン要求応答」と「画像配信」とがあり、それぞれの処理方法として「宛先情報を削除して送信をキャンセルする」「ユーザに選択を促す(要求する)」「ユーザに選択を促す(要求する)」が設定されている。
また、失敗理由「タイムアウト」の失敗箇所としては「スキャン通知」「スキャン要求応答」「画像配信」があり、それぞれの処理方法として全て「リトライ」が設定されており、それぞれのリトライ回数オーバー時の処理方法が「宛先情報を削除して送信をキャンセル」「宛先情報を削除して送信をキャンセル」「ユーザに選択を促す」が設定されている。
そのリトライ回数オーバーにおける回数については、図10に示した画面によって予め設定するようにしたり、図22に示した画面によって送信失敗後に選択できるようにしてもよい。
このウェブサービススキャナシステムによれば、ウェブ・サービス・デバイス(Web Service Devices)の機能をサポートするスキャナシステムにおいて、指定された宛先に接続失敗した場合に、スキャナに保持されている情報から削除することにより、ユーザが間違えて選択することを防ぐことができる。
また、ユーザに変更を要求することでその後の処理を続行することができる。
なお、スキャナ装置のCPUに、原稿に記載された画像を光学的に読み取り、その画像データを生成し、外部の端末装置から送信される宛先情報を収集して内部に保持し、該保持された宛先情報に基づいて前記外部の端末装置に前記画像データを送信する工程と、前記外部の端末装置との通信に失敗した場合、前記外部の端末装置の宛先情報を無効にする工程からなる画像読取方法を実行させても、上述と同じような機能と効果が得られる。
また、上記外部の端末装置との通信に失敗した場合、その失敗を通知し、その通知に対して入力された要求に基づいて上記外部の端末装置の宛先情報を無効にする工程を実行させるようにしても良い。
さらに、上記外部の端末装置との通信に失敗した場合、その失敗の理由に応じて、上記外部の端末装置の宛先情報を無効にする手段と、上記失敗を通知し、その通知に対して入力された要求に基づいて上記外部の端末装置の宛先情報を無効にする手段とのいずれか一方を有効にする工程を実行させるようにしても良い。
また、上記画像読取方法において、上記宛先情報の無効を、内部に保持している該当する宛先情報を削除することにするとよい。
さらに、上記画像読取方法において、上記宛先情報の無効を、内部に保持している該当する宛先情報に無効を意味する属性を関連付けて保持することにしてもよい。
また、上記画像読取方法において、上記外部の端末装置からの要求もしくは操作入力による要求に基づいて、上記宛先情報に関連付けて保持されている無効を意味する属性を削除して上記宛先情報を有効にする工程を実行させるようにしても良い。
さらに、上記外部の端末装置との通信に失敗した場合、上記外部の端末装置の宛先情報の変更を要求し、その要求に対して変更入力された宛先情報に基づいて処理を継続する工程を実行させるようにしても良い。
また、コンピュータに、上述の各工程を実行させるためのプログラムを作成し、そのプログラムをネットワーク又は記録媒体を介してスキャナ装置に導入するようにすれば、通常のスキャナ装置に上述した機能を新規に導入することが容易にできる。
この発明による画像読取装置は、複写機、スキャナ装置、ファクシミリ装置、プリント装置を含む画像形成装置においても適用することができる。
この発明の画像読取装置の一実施例であるスキャナ装置を用いたウェブサービスシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示すウェブサービススキャナシステムにおけるデバイス主導モードでのデータのやり取りのシーケンス概略を示す図である。 図1に示すスキャナ装置1の物理的構成を示す機能ブロック図である。 図1に示すスキャナ装置1の論理的構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すクライアントPC2の宛先情報を登録する処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1に登録された宛先情報を表示操作部26に表示する処理のシーケンスの図である。 図1に示す表示操作部26に表示する宛先選択画面の一例を示す図である。 図1に示すスキャナ装置1が宛先情報を選択して画像を読み取り、その読み取った画像の画像データを上記選択した宛先情報のクライアントPCに送信する処理のシーケンスを示す図である。
図1に示すスキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1において宛先削除方法を指定するときの初期設定画面を示す図である。 図1に示すスキャナ装置1においてシステム管理者が仮削除した宛先情報の処理(本削除/復活)を指定する画面の説明図である。
図1に示すスキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1においてスキャン通知が失敗した場合に宛先情報の変更入力がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。
図1に示すスキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1においてスキャン要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報を自動的に削除する処理のシーケンス図である。
図1に示すスキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を継続するときの処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力がキャンセルされて宛先情報の削除が指示された場合の処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合に宛先情報の変更入力をユーザに要求して処理を続行するときに画像データを保持する場合の処理のシーケンス図である。
図1に示すスキャナ装置1において配信要求応答が失敗した場合にユーザによって宛先情報の変更入力をキャンセルして削除するときに画像データを保持する場合の処理のシーケンス図である。 図1に示すスキャナ装置1において処理選択画面の一例を示す説明図である。 図1に示すスキャナ装置1において失敗理由によって処理を決定するためのテーブルの説明図である。
符号の説明
1:スキャナ装置 2:クライアントPC 3:ネットワーク 10:CPU 11:ROM 12:RAM 13:表示ユニット 14:操作ユニット 15:スキャナユニット 16:補助記憶装置 17:ネットワークI/F 18:システムバス 20:ジョブ管理部 21:エンジン制御部 22:画像管理部 23:宛先管理部 24:配信管理部 25:通信制御部 26:表示操作部 27:画像読取部 28:画像データ記憶部 29:宛先情報記憶部

Claims (1)

  1. 原稿に記載された画像を光学的に読み取り、その画像データを生成し、外部の端末装置から送信される宛先情報を収集して内部に保持し、該保持された宛先情報に基づいて前記外部の端末装置に前記画像データを送信する画像読取装置において、
    前記外部の端末装置との通信に失敗した場合に前記保持された宛先情報に対して仮削除、本削除、完全削除のいずれを実行するかを設定する手段と、前記外部の端末装置との通信に失敗した場合、前記仮削除が設定されていたら前記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を元の状態に復活できるように保持したまま無効にし、前記本削除が設定されていたら前記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を削除し、前記完全削除が設定されていたら前記通信に失敗した外部の端末装置の宛先情報を上書きして復活不可能に削除する手段と、前記仮削除によって無効にされた前記宛先情報を元の状態に復活させるか、あるいは前記本削除によって削除するかを指示する手段とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
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