JP4772773B2 - 筆記具用の機構と該機構を有した筆記具 - Google Patents

筆記具用の機構と該機構を有した筆記具 Download PDF

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Description

本発明は、特に筆記具を対象とした機構に関する。
本発明は特に、
−実質的に平行な第1と第2の縁の間を延びているガイドを有している第1要素と、
−ガイド内に延びており、ガイドに沿って移動可能で、ガイドを横切る方向に沿って所与の幅を持つピンを有している第2要素と、
−ピン用の少なくとも1つのロック装置と、
を有した機構に関する。
多くの筆記具は、最も多くの場合ボールポイントである筆記ポイントを、伸長させたり格納させたりする機構を有している。これらの機構では、ガイド、別名カムチャネルは、溝または隙間の形状に作られている。
ガイドは、本体の複数の部品のうちの1つの回転運動を筆記具の長さ方向の軸線に沿った筆記ポイントの直動運動に変換するために、フランス特許出願公開明細書A−2 809 671に記載されているような螺旋状であってもよい。
筆記ポイントを伸長した位置および/または格納した位置にロックするために、機構の第2要素からのピンが係合するエルボまたはノッチを構成することが知られている。しかし、たとえばペンが短い距離を落下したときや筆記ポイントを強く押し過ぎたときに、ピンはこのハウジングから一般にかなり容易に外れてしまうことがある。これらの機構では、ハウジング内のピンの自由な動きのために、遊びが不快な感じを与えることもある。この遊びの感じを減少させるために、第2要素上のバネによって作用する圧力によってピンをハウジングの底へ押し付けたままにすることが知られている。しかし、バネを使用すると、ロックされる位置に到達するように作用させる力が増大する。さらに、この場合、伸長した位置にある筆記ポイントをロックするのに必要な力は、格納した位置にある筆記ポイントをロックするのに必要な力よりも一般的に大きい。
他の種類の筆記具では、ガイドは一般的に長さ方向に沿って延び、それから機構は押しボタンによって制御される。
後者の機構については、ガイドは、ボタンに作用する2つの動作の間でピンが捕らえられているハート形のチャネル内に端部があってもよい。しかし、螺旋状のガイド機構の場合について説明した短所に加えて、ボタンに作用する動作ごとに機構のロックとロック解除が常に実現するとは限らない。
これらの短所を合わせると、筆記具を使用する快適性全体に悪影響がある。
本発明の目的は、可能なら製造コストを上昇させることなく、少なくとも1つの位置で確実に且つ快適にロックとロック解除が可能な機構を提案することによって前述の短所を緩和することである。
この目的のために、本発明の1つの対象は、ロック装置が、ガイドの第1の縁で第1と第2の端部の間に延びている凹部と、凹部とは反対に、凹部の第1の端部と一体の少なくとも1つの第1基部から、ガイド内に第2の縁からピンの幅未満の距離の所に配置された頂上まで延びており、ピンの通過中は凹部に向けて押し戻すことが可能な弾性部材とを有していること、を特徴とする前述の種類の機構である。
ロック装置の一方の側から他方の側までの第2要素のピンの配置に必要な力は、弾性部材の復元力とその外形に依存する。その結果、この部材の外形がいったん定まると、ロックする力は、ロック装置が筆記ポイントの伸長した位置で使用されても筆記ポイントの格納した位置で使用されても一定であり、また、著しく異なる外形を持つペンについても同様である。
凹部によって、ピンの通過中に弾性部材を引っ込めることができ、その結果このピンの幅をガイドの幅と非常に近くすることができ、これによって、遊びが制限され、快適性が改善される。
本発明の好ましい実施態様では、以下の構成のうちの1つおよび/または他がさらに従属されてもよい。
−弾性部材の基部は、ロック装置の領域でピンの遊びの可能性を減少させるために、第1の縁の延長部分の中へ延びている。
−弾性部材は、ピン移動方向にかかわらずピンの引っかかりを避けるように、凹部の第2の端部と一体の第2基部を有している。
−弾性部材は中間U字状部分を有しており、U字状の分岐部の両端部はそれぞれ第1と第2の基部と一体であって、弾性部材の頂上はU字の底部によって構成されている。
−ロック解除の力がロックの力とは異なるように、第1基部の長さは第2基部の長さとは実質的に異なる。
−ガイドは、第1と第2の縁の間に延びている少なくとも1つの端部停止部を有しており、ロック装置は、端部停止部と弾性部材との間でピンを動かないようにするために、ピンが前記端部停止部に押し付けられたときに弾性部材がピンに接触するのに適した停止部からの距離に配置されている。
−第1要素とロック装置は、製造コストを低減するために、成型によって得られた1つのプラスチック部品から構成されている。
本発明は、開口を備えている前端を有した筒状本体と、本体内に配置される保管位置と開口を通過している筆記位置との間を移動可能な筆記ポイントと、筆記ポイントの一方の位置から他方の位置への通過を制御する前述の機構と、を有した筆記具にも関する。
本発明の筆記具の好ましい実施態様では、以下の構成のうちの1つまたはその他がさらに使用可能である。
−本体は筒状の第1部品と、第1部品に関連して回転するように取り付けられている筒状の第2部品とを有し、本体の一方の部品の、他方の部品に関連した回転を筆記ポイントの伸長または格納の動きに変換するように、機構の第1要素は前記第1部品によって回転駆動され、機構の第2要素は前記第2部品に対して直線移動可能で、機構のガイドは螺旋状である。
−螺旋状のガイドは、開口に対応する近傍端部停止部と、遠方端部停止部と、近傍端部の近くに配置されている第1ロック装置と、遠方端部の近くに配置されている第2ロック装置とを有しており、そのためロックは機構の第1と第2の要素の助けによってのみ実現される。
−部品の数を減少させる目的で、筆記ポイントに結合されている移動部材が機構の第2要素を構成し、本体の第1部品は機構の第1要素を構成し、第2部品は、移動部材と協同していて、移動部材の直動を案内するのに適しているハウジングを有している。
復元力、そして端部停止部に対応した位置にある弾性部材のために、ほとんどの公知の機構と異なり、移動部材を長さ方向に押すバネを不要にすることが完全に可能である。
本発明のその他の特徴と利点は、添付の図面を参照して非限定的な例として示す以下の説明で明らかになろう。
さまざまな図において、同じ参照番号は継続して同じまたは同様な構成要素を示している。
図1では、引っ込められるボールペン形式の筆記具1の分解図が示されている。
ペンは、開口を備えている前側先端2と、ペンの前部を構成している第1部品3と、後部を構成している第2部品4とを含む外側本体を有している。
ボールポイント6を有しているカートリッジ5が前側先端2の開口を通って滑るように取り付けられている。
図2からよりよく分かるように、カートリッジ5は移動部材8に、この移動部材の穴の中へカートリッジの後端を嵌めることによって接続されている。
移動部材8は、筆記ポイント6が本体の外側に延びている筆記位置と、ポイント6が本体内に配置されている保管位置との間をペンの長さ方向の軸線Xに沿って移動することができる。この移動の制御を以下により詳細に説明する。
本体の第1部品3は、その後部に縮小した直径を持ち、ペンが組み立てられるときに筒状の第2部品4の内側に入る部分7を有している。
後部7は、筆記ポイント6の伸長と格納を可能にする機構の第1要素を構成している。この第1要素7は、螺旋状の線に沿って互いに平行に延びている第1縁11と第2縁12とによって横に境界を定めているガイド9を有している。
移動部材8は、ピン13を有している機構の第2要素に相当している。ピン13はガイド9内に延びており、ガイド9に沿って摺動可能である。
図示の実施形態では、第1要素7は筒状で、ガイド9はこの要素を貫通している螺旋状の隙間を構成している。しかし、ガイド9を螺旋状の溝とすることもできる。
移動部材8は、第1要素7内に入るのに適した直径を持つ円筒形の外側表面と、この外側の円筒形表面に対して半径方向に延びているピン13とを有している。ただし、移動部材8はその前端部に、ピンをガイド9に挿入するのを容易にするノッチ14を有している。
図3からよりよく分かるように、第1要素7は第1と第2のロック装置(15、16)を有している。
ロック装置15はガイドの第1縁11で第1端部17aと第2端部17bとの間に延びている凹部17を有している。図示の実施形態では、凹部17は、第1要素7の壁を横切っている長穴の形状を有しているが、特にガイド9が溝によって形成されている場合は、単なる空洞とすることができる。
ロック装置15は凹部17にわたって延びているさらに弾性部材18を有している。その弾性部材は、第1端部17aと一体の第1基部19と、第2端部17bと一体の第2基部20と、U字型の中間部分22の底部により作られた頂上21とを有し、U字型の中間部分22の分岐している両端部が第1と第2の基部(19、20)と一体となっている。
頂上21は、ガイド9内に、第2の縁12からピンの幅未満でなければならない距離に配置されており、この距離はガイド9内の、両縁(11、12)に概ね垂直な軸線に沿って計測されている。
したがって、ピン13がガイド9内を摺動するときには、ピン13は、ピンの移動に対して抵抗を発生する弾性部材からなる中間部分22に接触する。それから、使用者は、ピンによって中間部分22に作用する圧力が弾性部材18の弾性復元力よりも大きくなるように、第2要素8を駆動する制御部材に作用させる力を大きくすることができる。それから、弾性部材18は、寸法が頂上21を引っ込ませるのに適していなければならない凹部17内に押し戻される。もちろん、弾性部材は、ピンの通過後にその位置に戻る。
したがって、弾性部材の中間部分22は、それを越えるためには所定の力が必要な、ガイド9に沿ったロック点を構成する。ただし、この力は、主に弾性部材18の形状とピン13の外形に依存しているが、たとえば多かれ少なかれ圧縮される可能性のあるばねなどの、ペンの他の部分には影響されない。
図示の実施形態では、第1と第2の基部(19、20)と中間部分22とは、凹部の上方にブリッジを構成しているが、中間部分22は第1縁11にだけ第1基部19などの1つの基部によって接続されており、中間部分22は第2端部17bの領域にまでずっと延びていることが考えられる。
しかし、ブリッジ形状の構造は、弾性部材18を凹部の中へ押し戻すのに必要な力をより正確に制御するとともに、弾性部材がガイド9の案内の邪魔になり、それがロック点の横断を防止することを可能にしている。
ただし、ピンが滑らかに滑ることができる連続した表面を構成するように第1と第2の基部(19、20)は第1縁11の延長部分に延びている。
ガイド9は、両停止部、つまり長さ方向で筆記ポイント6の側に位置している近傍停止部25と、遠方停止部と呼ばれる対向する停止部26とによって両端部で閉じている。ピン13を一点鎖線で象徴的に示している図3から分かるように、弾性部材18の中間部分22は、ピン13が停止部25に押し付けられたときに弾性部材18がピン13に接触するように端部停止部25からある距離に位置している。したがって、第2要素のピン13が第1要素7によって遊びがないように固定されるロック位置が得られる。
しかし、この固定は、弾性部材18とピン13との間の接触点と、移動部材8と本体の第2部品4の一部で作られている停止部との間の接触点とによって得られることが考えられる。
第1基部19は、第1基部19の弾性がより大きくなるように、第1縁11の延長部分に第2基部20よりも長い距離を延びている。この対策によって、ピン13を図3に示した位置に移動させるために必要な力がこの位置に維持するために必要な力よりも小さくなるように、中間部分22から第1基部19への位置の変更が容易になる。言い換えれば、機構のロックは機構のロック解除よりも簡単で、これによって使用の快適性を減少させることなくロックの信頼性が高まる。しかし、両ロック装置の一方または他方に対して逆の構成を採用することもできる。
第2のロック装置16は、第1のロック装置15と同一の構成を有しており、遠方端部停止部26に関して同様に配置されている。この第2ロック装置をより詳細に説明することはしないが、第1ロック装置15が筆記ポイント6を伸長した位置に固定したのに対して、第2ロック装置によって筆記ポイント6を格納位置に固定することができる。
第1と第2のロック装置(15、16)とガイド9とを有している機構の第1要素7は、本体の第1部品3と合わせて一つの部品として構成されている。この部品は、適切な弾性を有している任意の公知のプラスチックで作ってもよい。最低コストで大量生産を実現するために、機構の第1要素と本体の第1部品を構成している部品はプラスチックを金型に射出することによって作られる。
前述の機構は、伸長/格納が本体の第1部品を本体の1つまたは2つ以上の他の部品に対して回転させることによって制御される筆記具の製造に特によく役立つ。
この効果のために、図示の実施形態では、本体の第2部品4が第1部分3の後部7に対して約180度の角度範囲の間中を回転できるように、第1部品3の後部7上に係合している。
後部7上に形成されている2つの周辺リブ28が、長さ方向の軸線Xに沿った一切の相対移動を防止するように第2部品4の内側表面に形成されている対応する2つの溝に係合している。
移動部材8は、たとえば対向している平坦な面を有している非円筒状断面の後端部30を有している。後部4は、長さ方向の軸に沿って延びており、後端部30が長さ方向の軸線Xに沿って後部4の中へ摺動できるように、大部分の断面が後端部30の断面に一致しているハウジング31を有している。
ポイント6を伸長位置から格納位置へ、またその逆に変更するには、使用者は本体の第1部品3と第2部品4とで約半回転の回転を生じさせる。第2部品4によって回転する移動部材8は、ピン13のガイド9との連動によって、前方移動または後方移動を行う。機構が伸長位置または格納位置に近づくと、使用者は、ペンが筆記位置または保管位置に固定されたことを教える堅い地点を通過する。
これらの位置の一方または他方にいったん到達すると、筆記ポイントは固定され、そして第1と第2部品(3、4)の間にロック装置15または16の復元力を越えるのに十分なトルクが作用したときのみ、筆記ポイントを保管位置または伸長位置から離脱させることができる。
ただし、移動要素8と弾性ロックの積極的な案内があるため、長さ方向に沿ってカートリッジを押圧するばねを備える必要はない。
さらに、機構の第1要素7は、本体の第1部品3との一体部品であるため、ペンを作り上げる部品の数が減少する。図示の実施形態では、これらの部品は合計5つであるが、先端2を第1部品3と一体にし、移動部材8をカートリッジ5と一体に構成することによって、ペンを3つの部品だけで作ることが考えられるであろう。
その結果、前述の実施形態は、組み立て作業の数が限定される特に低コストの筆記具を実現することができる。
しかし、もちろん第1と第2要素(7、8)を本体を構成している部品3と4とは別体として、複数のスリーブなどの追加部品の仲介によって本体に接続することもできる。
当業者にとっては、移動部材8と、ガイド9を備えている後部7とを有している機構は、筆記具の分野では、筆記ポイントの伸長と格納だけでなく、他の部材の動きの制御にも使用可能なことは明らかであろう。たとえば、そのような機構を使用することによって、消しゴムの移動、芯を前進させる装置、または、筆記ポイントと本体の開口を閉じる部材との組み合わされた動きまでも制御することができる。
本発明によって実装された機構を有している筆記具の分解図である。 図1に示している筆記具の簡略化された断面図である。 図1に示している筆記具の要素の部分拡大図である。

Claims (14)

  1. 開口を備えた前端を有している筒状の本体(3、4)であり、筒状の第1部品(3)と、前記第1部品に対して回転するように取り付けられている筒状の第2部品(4)とを含む前記本体と、
    前記本体内に配置される保管位置と前記開口を通過している筆記位置との間を移動可能な筆記ポイント(6)と
    前記第1部品(3)によって回転駆動される第1要素(7)であり、実質的に平行な第1と第2の縁(11、12)の間に延びている螺旋状のガイド(9)を有する前記第1要素と、
    前記筆記ポイントに結合され、前記第2部品に対して直線移動可能であるとともに、前記第2部品によって回転駆動される第2要素(8)であって、前記ガイド(9)の中に延びているとともに、前記ガイド(9)に沿って移動可能で、前記ガイド(9)を横切る方向に沿って所与の幅を持つピン(13)を有している前記第2要素と、
    前記ピン用の少なくとも1つのロック装置(15、16)と、を有し、
    前記第2要素(8)は摺動部(30)を有し、該摺動部は、前記第2部品(4)に対して前記第2要素(8)の直線移動を案内するのに適した前記第2部品(4)の案内部と協同する、筆記具において、
    前記ロック装置は、
    前記第1の縁(11)で第1の端部(17a)と第2の端部(17b)の間に延びている凹部(17)と、
    前記凹部(17)とは反対に、前記凹部の前記第1の端部(17a)と一体の少なくとも1つの第1の基部(19)から、前記ガイド(9)内に前記第2の縁から前記ピンの幅未満の距離の所に配置された頂上(21)まで延びており、前記ピンの通過中は前記凹部(17)に向けて押し戻すことが可能な弾性部材(18)と、を有しており、
    前記第2要素(8)の前記摺動部(30)は前記ピン(13)とは別個に構成されていることを特徴とする筆記具
  2. 前記第2部品(4)は、前記第2要素(8)の前記摺動部(30)と協同していて、該摺動部を直線移動に案内するのに適したハウジング(31)を有している、請求項1に記載の筆記具。
  3. 前記摺動部は、移動部材である前記第2要素(8)における非円形筒状断面の後端部である、請求項1または2に記載の筆記具
  4. 前記弾性部材の前記基部(19)は前記第1の縁(11)の延長部分に延びている、請求項1に記載の筆記具
  5. 前記弾性部材(18)は前記凹部(17)の前記第2の端部(17b)と一体の第2の基部(20)を有している、請求項1から4のいずれか1項に記載の筆記具
  6. 前記弾性部材(18)は中間U字状部分(22)を有しており、該U字状の分岐部の両端部はそれぞれ前記第1と第2の基部(19、20)と一体であって、前記弾性部材の前記頂上(21)は該U字の底部によって構成されている、請求項5に記載の筆記具
  7. 前記第1の基部(19)は前記第2の基部(20)よりも実質的に長い、請求項5または6に記載の筆記具
  8. 前記ガイド(9)は、前記第1と第2の縁(11、12)の間に延びている少なくとも1つの端部停止部(25;26)を有しており、前記ロック装置(15;16)は前記ピン(13)が前記端部停止部に押し付けられたときに前記弾性部材(18)が前記ピン(13)に接触するのに適した前記端部停止部からの距離に配置されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の筆記具
  9. 実質的に平行な第1と第2の縁(11、12)の間に延びているガイド(9)を有する第1要素(7)と、
    前記ガイド(9)の中に延びているとともに、前記ガイド(9)に沿って移動可能で、前記ガイド(9)を横切る方向に沿って所与の幅を持つピン(13)を有している第2要素(8)と、
    前記ピン用の少なくとも1つのロック装置(15、16)と、
    を有し、
    前記ロック装置は、
    前記第1の縁(11)で第1と第2の端部(17a、17b)の間に延びている凹部(17)と、
    前記凹部(17)とは反対に、前記凹部の前記第1の端部(17a)と一体の少なくとも1つの第1の基部(19)から、前記ガイド(9)内に前記第2の縁から前記ピンの幅未満の距離の所に配置された頂上(21)まで延びており、前記ピンの通過中は前記凹部(17)に向けて押し戻すことが可能な弾性部材(18)と、を有しており、
    前記弾性部材(18)は前記凹部(17)の前記第2の端部(17b)と一体の第2の基部(20)を有し、かつ、中間U字状部分(22)を有しており、該U字状の分岐部の両端部はそれぞれ前記第1と第2の基部(19、20)と一体であって、前記弾性部材の前記頂上(21)は該U字の底部によって構成されていることを特徴とする筆記具用機構
  10. 前記第1の基部(19)は前記第2の基部(20)よりも実質的に長い、請求項9に記載の機構
  11. 実質的に平行な第1と第2の縁(11、12)の間に延びているガイド(9)を有する第1要素(7)と、
    前記ガイド(9)の中に延びているとともに、前記ガイド(9)に沿って移動可能で、前記ガイド(9)を横切る方向に沿って所与の幅を持つピン(13)を有している第2要素(8)と、
    前記ピン用の少なくとも1つのロック装置(15、16)と、
    を有し、
    前記ロック装置は、
    前記第1の縁(11)で第1と第2の端部(17a、17b)の間に延びている凹部(17)と、
    前記凹部(17)とは反対に、前記凹部の前記第1の端部(17a)と一体の少なくとも1つの第1の基部(19)から、前記ガイド(9)内に前記第2の縁から前記ピンの幅未満の距離の所に配置された頂上(21)まで延びており、前記ピンの通過中は前記凹部(17)に向けて押し戻すことが可能な弾性部材(18)と、を有しており、
    前記弾性部材(18)は前記凹部(17)の前記第2の端部(17b)と一体の第2の基部(20)を有し、前記第1の基部(19)は前記第2の基部(20)よりも実質的に長いことを特徴とする筆記具用機構
  12. 前記ガイド(9)は、前記第1と第2の縁(11、12)の間に延びている少なくとも1つの端部停止部(25;26)を有しており、前記ロック装置(15;16)は前記ピン(13)が前記端部停止部に押し付けられたときに前記弾性部材(18)が前記ピン(13)に接触するのに適した前記端部停止部からの距離に配置されている、請求項9から11のいずれか1項に記載の機構
  13. 前記第1要素(7)と前記ロック装置(15;16)とは成型によって得られた1つのプラスチック部品から構成されている、請求項9から12のいずれか1項に記載の機構
  14. 開口を備えた前端を有している筒状の本体(3、4)と、前記本体内に配置される保管位置と前記開口を通過している筆記位置との間を移動可能な筆記ポイント(6)と、該筆記ポイントの一方の位置から他方の位置への通行を制御する請求項9から13のいずれか1項に記載の機構と、を有する筆記具
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