JP4772003B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に係り、より詳しくは、掃除機本体の集塵部に設けたプリーツフィルタからなる二次フィルタの圧力損失を低下させると共に除塵性能を向上させることができる電気掃除機に関するものである。
一般的に、電気掃除機は、掃除機本体の吸込口から吸込んだ塵埃を一次フィルタで濾過し、その後方の二次フィルタ等で濾過された空気を掃除機本体の外側へ排気する構造が採用されている。また、衛生上の観点から、二次フィルタに塵埃の捕集効率が高いフィルタを装着することが多い。このような電気掃除機では、二次フィルタを装着したことによって圧力損失が大きくなり、吸込性能が低下してしまうという問題が生じた。そこで、掃除機本体の外部に排気される塵埃量を低減しつつ、吸込性能を低下させない電気掃除機が望まれている。
二次フィルタとして装着されるフィルタは、不織布等のフィルタ濾材で構成されている。このフィルタ濾材は、面積を大きくすることで、フィルタ濾材を通過する空気の風速が低下し、圧力損失が低減するという特性を有している。このような特性を効果的に利用するために、フィルタ濾材をプリーツ状に折り込むことで大きな面積を確保するようにしたプリーツフィルタが存在する。そして、このプリーツフィルタを二次フィルタとして装着した電気掃除機は周知の技術となっている。
電気掃除機の吸込性能は、二次フィルタに付着した塵埃の除去(除塵性能)に大きく影響される。二次フィルタに塵埃が付着しているとフィルタが目詰まりし、吸込性能が低下し、捕集効率が低下してしまうからである。このため、圧力損失の低減及び除塵性能の向上の両立を実現する電気掃除機が要求されているのである。また、最近の傾向としては、ユーザニーズ、デザイン性及び住環境の多様性に対応するために、コンパクトな電気掃除機が望まれている。すなわち、コンパクト化の要求を満足させるとともに、圧力損失を低減でき、除塵性能を向上できる電気掃除機が要求されているのである。
二次フィルタにプリーツフィルタを使用した電気掃除機として、電動送風機を内蔵した本体ケースに相接して設けられた集塵ケースに取り付けられたフィルタ保持体の下部に、吸込面に連通するようにした二次フィルタをほぼ水平に配設して保持させるようにしたものが提案されている。この電気掃除機は、多数のプリーツ(ひだ)を有するプリーツフィルタ(主フィルタ体)をほぼ水平に固定し、開口部から流入した気流がプリーツの折れ線に沿って流れるようにし、プリーツフィルタに付着した塵埃(細塵)の除塵効率を向上させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、気流の流れに対してほぼ直角にプリーツフィルタ(プリーツ形フィルタ要素)を配置するとともに、プリーツの折れ線方向を上下方向にし、プリーツフィルタに付着した塵埃を垂直に落下させるようにした電気掃除機が提案されている。この電気掃除機は、気流の流れに対してほぼ直角にプリーツフィルタを配置することによって、プリーツフィルタに付着した塵埃を、プリーツの折れ線方向、つまり垂直に落下させるようにして除塵効率を向上させるようにしている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、プリーツフィルタを構成要素とするフィルタユニットを搭載し、このフィルタユニットの上部が下部より吸気上流側に位置するように傾斜させるようにした電気掃除機が提案されている。この電気掃除機は、フィルタユニットを傾斜させて搭載することによって、フィルタユニットに付着した塵埃を下方向に落下しやすくするとともに、再度吸引した場合の再付着を起こしにくくすることによって、除塵効率の向上を図るようにしている(例えば、特許文献3参照)。
特公昭61−22563号公報(第3頁、図2) 特開2005−185569号公報(第5頁、図3、図4) 特開2005−279503号公報(要約、第6頁、図11)
特許文献1に記載の電気掃除機は、二次フィルタをほぼ水平に配設して保持するために、圧力損失の低減を実現できるとともに、プリーツの谷部分に塵埃を溜めないようにすることができる。しかしながら、二次フィルタの捕集効率を向上させるためには、二次フィルタの配設範囲を大きくしなければならなかった。つまり、二次フィルタの捕集効率を向上させるためには、二次フィルタを大きくしなければならず、捕集効率の維持及びコンパクト化の両立を実現することができなかった。
特許文献2に記載の電気掃除機は、除塵効率を向上させることができる。しかしながら、塵埃の捕集効率がプリーツフィルタの大きさに依存することになってしまう。つまり、電動送風機の本体内の風路を大きくできる場合には、プリーツフィルタも大きくすることができ、圧力損失の低減を図りつつ塵埃の捕集効率を向上させることができるが、特許文献1に記載の技術と同様に、圧力損失の低減による捕集効率の維持と、電気掃除機のコンパクト化の両立を実現することができないといった問題があった。
特許文献3に記載の電気掃除機は、除塵効率を向上させつつ塵埃の再付着を防止することができる。しかしながら、特許文献2に記載の技術と同様に、塵埃の捕集効率がフィルタユニットを構成するプリーツフィルタの大きさに依存することになってしまう。このため、特許文献1及び特許文献2と同様に、圧力損失の低減による捕集効率の維持と、電気掃除機のコンパクト化を両立することができなかった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、プリーツフィルタの全面を有効活用することによってコンパクト化を実現しつつ、圧力損失を低減させて捕集効率及び除塵効率を向上させることのできる二次フィルタを搭載した電気掃除機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る電気掃除機は、着脱可能な集塵部や電動送風機を内蔵する掃除機本体を備え、前記集塵部を、集塵室と、該集塵室の下流側に一次フィルタを介して設けられた二次フィルタ室とを有し、該二次フィルタ室にプリーツフィルタからなる二次フィルタを着脱かつ回動可能に配設して構成し、前記プリーツフィルタは、ほぼ水平な回動軸を有し回動自在に形成されており、掃除動作中は前記プリーツフィルタの折り目をほぼ水平に保持し、掃除動作終了後に該プリーツフィルタを回動させて前記折り目をほぼ垂直に保持するようにしたものである。
本発明によれば、プリーツフィルタからなる二次フィルタの全面を有効に活用することができ、塵埃等の捕集効率及び除塵効率を向上することができる。また、二次フィルタを設置する風路をコンパクト化できるので、掃除機本体のコンパクト化を実現することができ、さらに、複雑な構造のプリーツフィルタを使用しなくてよいのでコストを低減することができる。
図19は本発明の一実施の形態に係る電気掃除機の全体構成を示す説明図である。
後述の集塵部や電動送風機などを内蔵した掃除機本体1の前面側に設けた吸込み口には、蛇腹状のホース61の一端が着脱可能に接続されており、ホース61の他端には操作部63を有する手元ハンドル62が設けられている。そして、手元ハンドル62には伸縮自在の延長管64の一端が着脱可能に接続されており、延長管64の他端には床用吸込み具65が着脱可能に接続されている。
図1は掃除機本体の斜視図、図2は図1の側面図、図3は図1の上蓋を開放した状態の斜視図、図4は図2の縦断面図、図5は図4のA−A断面図である。
掃除機本体1は、円筒状の上ケース3及び有底円筒状の下ケース4からなる本体部2と、上面がゆるやかな円弧状に形成された上蓋5とからなり、上蓋5の後部側はヒンジ6(図4)を介して本体部2に連結され、本体部2の上面開口部を開閉する。7は上蓋5をロックするラッチの解除ボタンである。
10は本体部2の前面側に設けられて塵埃等を含む空気の吸込み口8に連通するホース接続口11、及びその両側から斜め上方に延設された門型のハンドル12からなり、本体部2と一体的に設けられたハンドル部材である。13は本体部2の後面側に設けた延設部で、その後面側には排気口14が設けられている。15はコードリール52(図4)に巻かれたコード(図にはプラグが示してある)、16は本体部2の底面に設けた複数の車輪である。
本体部2内の前面側には、着脱可能に集塵部20が収容されており、この集塵部20は、図6〜図10に示すように、前面側が本体部2の前面側内壁にほぼ対応した形状に形成されて、その下部には本体部2の吸込み口8に連通する集塵部吸込み口21が設けられており、後部側には後壁22が設けられている。
23は一方の側に設けられて集塵部吸込み口21に連通する集塵室、24は後壁22の後部側(集塵室23の下流側)に設けられて集塵室23と連通し、下部に細塵室24aが設けられた二次フィルタ室で、集塵室23と二次フィルタ室24との間には、比較的大きい塵埃等を捕集する一次フィルタ25が着脱可能に設けられている。そして、集塵室23の外周には、ヒンジ26a(図11)に連結されて集塵室23を開閉する扉26が設けられている。26bは扉26をロックするロック部である。
27は上面に設けられた起倒自在のハンドルで、集塵部20を本体部2内に収容してハンドル27を倒すと集塵部20が本体部2にロックされ、集塵部20を取出すためにハンドル27を起こすと、ロックが解除されるようになっている。
30は二次フィルタ室24内に着脱かつ回動可能に配設された二次フィルタで、図11に示すように、リング状の外枠、その中心部に位置するボス33、このボス33と外枠との間に設けられた突起34aを有する複数のリブ34からなる枠体31と、枠体31の一部に設けられてばね(図示せず)で付勢された突起部34bと、枠体31の前面側に設けられて、一次フィルタ25を通過した微細な塵埃(以下、細塵という)を捕集するプリーツフィルタ35とからなっている。
このプリーツフィルタ35は、図12に示すように、フィルタ濾材をアコーディオン状、つまりプリーツ状に折り畳んで複数の折り目36を平行に設けて形成したもので、折り目36の間には傾斜面からなり上流側に開口する開口部37が設けられている。
このような枠体31とその前面側に設けたプリーツフィルタ35からなる二次フィルタ30は、プリーツフィルタ35を前面側(上流側)にして、そのボス33が集塵部20の後壁22に設けた支持軸28(図9)に、着脱かつ回動可能に嵌合され、二次フィルタ室24内に配設される。なお、図8に示すように、プリーツフィルタ35の下部には細塵室24aを開閉するシャッタ部35aが設けられており、また、図16、図17に示すように、二次フィルタ30の回動範囲を規制するために、二次フィルタ室24の内壁には所定の間隔(例えば、90°)でストッパ29a,29bが設けられており、二次フィルタ30の外枠32には、このストッパ29a,29bに当接する突起部38が設けられている。
40は二次フィルタ30の後部側(下流側)において、集塵部20に設けた歯車で、図11、図13、図14に示すように、中心部に設けたボス41が、二次フィルタ30のボス33が嵌合された支持軸28に回転自在に嵌合されている。そして、二次フィルタ30には、二次フィルタ30の枠体31に設けた突起部34bと、歯車40に設けた複数の突起40aとによって構成されたクラッチ42により歯車40の回動力が伝達されるようになっており、また二次フィルタ30側の面には、ばね(図示せず)に付勢されて二次フィルタ30に設けた突起34aに当接する除塵子43が設けられている。44は本体部2に設けられて歯車40を駆動する電動機(図5)で、電動機44の出力歯車45の回転は、上蓋5に設けた中間歯車46(図6)を介して歯車40に伝達される。
このような歯車40の回転は、クラッチ42を介して二次フィルタ30に伝達されて二次フィルタ30を回転させる。しかしながら、二次フィルタ30に大きな抵抗(負荷)が作用すると、クラッチ42が滑って電動機44は回転するが、その回転は二次フィルタ30には伝達されないようになっている。なお、この歯車40は、本体部2に設けてもよい。
50は歯車40の下流側において本体部2内に設けられた電動送風機、51は電動送風機50の下流側に配置された制御部、52は電動送風機50の下部に設けたコードリールである。
次に、上記のように構成した電気掃除機の動作について説明する。
図19において、電源コード15を商用電源に接続し、床用吸込み具65を床面上に位置させて手元ハンドル62の操作部63に設けた電源スイッチをONすると、掃除機本体1に設けた電動送風機50が駆動される。これにより床用吸込み具65から塵埃等を含む空気が吸引され、延長管64、手元ハンドル62、ホース61を経て、掃除機本体1内に吸込まれる。
掃除機本体1内に吸込まれた塵埃等を含む空気は、図15に示すように、集塵部吸込み口21から吸込まれて後壁22に衝突し、風路23bを経て後壁22の側面に沿って集塵室23に至り、一次フィルタ25を経て二次フィルタ室24に吸い込まれる。このとき、一次フィルタ25により空気に含まれた比較的大きい塵埃等が捕捉されて集塵室23内に堆積し、細塵を含む空気が二次フィルタ室24に吸引される。このとき、電動機44は駆動されておらず、二次フィルタ30は、図16に示すように、その突起部38が一方のストッパ29bに当接し、プリーツフィルタ35の折り目36はほぼ水平に保持されている。なお、風路23bに旋回気流を発生させ、遠心力を利用して空気と塵埃等を分離するサイクロン分離構造を設けてもよい。
二次フィルタ室24に吸込まれた空気に含まれる細塵は、二次フィルタ30のプリーツフィルタ35で捕集され、清浄化された空気は電動送風機50や制御部51等を冷却したのち、後部に設けた排気口14から外部に排出される。
掃除動作が終って電源スイッチをOFFすると電動送風機50が停止するが、このとき、制御部51の指令により電動機44が駆動されて歯車40を回転させ、クラッチ42を介して二次フィルタ30を図16の矢印方向にほぼ90°回転させる。そして、図17に示すように、二次フィルタ30に設けた突起部38が他方のストッパ29aに当って停止する。これにより、二次フィルタ30は、プリーツフィルタ35の折り目36がほぼ垂直状態に保持され、プリーツフィルタ35に付着した細塵が落下する。
このとき、二次フィルタ30はその突起部38がストッパ28aに当って大きな抵抗が加わるため、クラッチ42が滑って二次フィルタ30には歯車40の回転が伝達されない。しかし、電動機44は引続き所定の時間(例えば、5秒間)駆動されて歯車40を回転させるため、歯車40に設けた除塵子43が二次フィルタ30の突起34aに当って二次フィルタ30に振動あるいは衝撃を与える。これにより、プリーツフィルタ35に付着した細塵がさらに落下して、二次フィルタ室24の下部に設けた細塵室24a内に集積される。
所定の時間経過すると、制御部51の指令により電動機44が反対方向に回転し、二次フィルタ30を反対方向に回転させてその突起部38が他方のストッパ29bに当接して停止し、電動機44も停止する。これにより、二次フィルタ30は、図16に示すように、プリーツフィルタ35の折り目36が再びほぼ水平状態に戻る。これにより、細塵室24aの開口部は、二次フィルタ30のシャッタ部35aによって閉口されるため、細塵室24aに残った塵埃が二次フィルタ30に再付着するのを防止することができる。
集塵部20の集塵室23等の塵埃が一杯になったときは、図6に示すように、上蓋5を開放し、集塵部20のハンドル27を起こす。これによりロックが解除されるので集塵部20を引き上げて取出し、図18に示すように、集塵室23の扉26を開放して集塵室23等に溜った塵埃等を廃棄し、再び扉26を閉じる。このとき、必要に応じて二次フィルタ30を交換し、また、一次フィルタ25に付着した大きな塵埃等を除去することができる。
この場合、集塵部20の取出しにあたっては、歯車40と電動機44の出力歯車45との間に設けた中間歯車46は開放された上蓋5に設けられているので、集塵部20を支障なく出し入れすることができる。
塵埃等の廃棄が終ったときは、集塵部20を再び本体部2内に収容し、ハンドル27を倒す。これにより、集塵部20は本体部2にロックされる。そして、上蓋5を閉じれば、これに設けた中間歯車46は、歯車40と電動機44の出力歯車45との間に連結される。
上記のように構成した本発明によれば、集塵部20の二次フィルタ室24にプリーツフィルタ35からなる二次フィルタ30を着脱かつ回動可能に設け、掃除動作中はこのプリーツフィルタ35の折り目36をほぼ水平にして、集塵部20に吸込まれた空気がプリーツフィルタ35の傾斜面からなる開口部37から流入するようにして風路を大きくすることができるので、二次フィルタ30への無駄な衝突を回避することができ、圧力損失を低減することができる。
また、掃除動作が終了したときは、二次フィルタ30をほぼ90°回動させて、プリーツフィルタ35の折り目36をほぼ垂直にするようにしたので、プリーツフィルタ35に付着した細塵を開口部37の傾斜面に沿って落下させることができるため、除塵性能を向上することができる。この場合、歯車40に設けた除塵子43により二次フィルタ30に振動又は衝撃を与えれば、除塵性能をより高めることができる。
さらに、集塵室23を有し掃除機本体1に着脱可能に収容される集塵部20に、プリーツフィルタ35からなる二次フィルタ30、及びこの二次フィルタ30を回動させる歯車40を一体的に設けたので、二次フィルタ30を設置する風路(二次フィルタ室24)をコンパクトにすることができ、そのため、塵埃等の捕集性能及び除塵性能が低下することなく、電気掃除機のコンパクト化、低コスト化を実現することができる。
また、集塵部20の集塵室23に開閉扉26を設けたので、集塵室23に溜った塵埃等の廃棄が容易である。
また、二次フィルタ30を回動する歯車40の駆動手段である電動機44を本体部2に設け、この電動機44と歯車40を連結する中間歯車46を上蓋5に設けたので、集塵部20の構造が簡単かつ軽量になり、掃除機本体1への出し入れが容易で干渉されることもない。
上記の説明では、図示の掃除機本体1及び集塵部20に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の掃除機本体や集塵部にも本発明を実施することができる。
本発明の一実施の形態に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。 図1の側面図である。 図1の上蓋を開放した状態の斜視図である。 図2の縦断面図である。 図4のA−A断面図である。 掃除機本体から集塵部を引き出した状態を示す斜視図である。 集塵部の斜視図である。 図7のB−B断面図である。 図7の平断面図である。 図7の扉板を除去した状態を示す斜視図である。 図7の背面図である。 図11のプリーツフィルタの説明図である。 図11の要部拡大図である。 二次フィルタとこれを回転させる歯車との関係を示す説明図である。 空気を吸引した集塵部の作用説明図である。 二次フィルタの作用説明図である。 二次フィルタの作用説明図である。 集塵室に溜った塵埃等を廃棄する状態の説明図である。 本発明を実施した電気掃除機の全体構成を示す説明図である。
符号の説明
1 掃除機本体、2 本体部、5 上蓋、20 集塵部、23 集塵室、24 二次フィルタ室、25 一次フィルタ、26 集塵室の扉、27 ハンドル、28 支持軸、29a,29b ストッパ、30 二次フィルタ、35 プリーツフィルタ、36 折り目、37 開口部、38 突起部、40 歯車、42 クラッチ、43 除塵子、44 電動機、46 中間歯車、50 電動送風機、51 制御部、61 ホース、62 手元ハンドル、64 延長管、65 床用吸込み具。

Claims (9)

  1. 着脱可能な集塵部や電動送風機を内蔵する掃除機本体を備え、
    前記集塵部を、集塵室と、該集塵室の下流側に一次フィルタを介して設けられた二次フィルタ室とを有し、該二次フィルタ室にプリーツフィルタからなる二次フィルタを着脱かつ回動可能に配設して構成し、
    前記プリーツフィルタは、ほぼ水平な回動軸を有し回動自在に形成されており、
    掃除動作中は前記プリーツフィルタの折り目をほぼ水平に保持し、掃除動作終了後に該プリーツフィルタを回動させて前記折り目をほぼ垂直に保持することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記二次フィルタの下方に細塵室を設置し、
    前記二次フィルタの一方の端部に、前記プリーツフィルタの折り目とほぼ平行に設けられ前記細塵室への開口を開閉するシャッタを備え、
    掃除動作中は前記プリーツフィルタの折り目及び前記シャッタをほぼ水平に保持することで前記シャッタが前記細塵室の開口を塞ぎ、
    掃除動作終了後に該プリーツフィルタを回動させて前記折り目及び前記シャッタをほぼ垂直に保持することで前記細塵室に細塵を落下させることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記集塵部の二次フィルタの下流側に該二次フィルタを回動させる歯車を設け、該歯車と前記二次フィルタをクラッチを介して連結すると共に、前記歯車の駆動手段である電動機を前記掃除機本体の本体部に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
  4. 前記歯車の二次フィルタと対向する面に、前記二次フィルタと接触する徐塵子を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記歯車に設けた徐塵子は、ばねにより付勢されていることを特徴とする請求項記載の電気掃除機。
  6. 前記歯車と電動機の出力歯車との間に介装される中間歯車を、前記掃除機本体の上蓋に設けたことを特徴とする請求項のいずれかに記載の電気掃除機。
  7. 掃除動作が終了したときは前記電動機を駆動して前記二次フィルタをほぼ90°回動させると共に、前記電動機の駆動を所定時間継続して前記徐塵子により前記二次フィルタに振動又は衝撃を与えることを特徴とする請求項のいずれかに記載の電気掃除機。
  8. 前記集塵部の内壁に、前記二次フィルタの回動範囲を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電気掃除機。
  9. 前記集塵部の集塵室に扉を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電気掃除機。
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