JP2009095458A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で、集塵部の二次フィルタに付着した塵埃を確実に除去することができ、また集塵部に溜った塵埃を捨てる操作が簡単で、手や衣類を汚すことのない電気掃除機を提供すること。
【解決手段】集塵部30が着脱可能に収容される集塵部収容室22、電動送風機24が設置された電動送風機室23を有し、ホース接続口11が設けられた本体部2と、本体部2の上面開口部を開閉する上蓋5とを有する掃除機本体1を備え、集塵部30の集塵室36の下流側に設けた二次フィルタ室40に二次フィルタ50を配設すると共に、二次フィルタ50の下流側に二次フィルタ50を駆動する二次フィルタ駆動手段60を設け、上蓋5を閉じた状態で二次フィルタ駆動手段60の駆動力が二次フィルタ50に伝達されるように構成した。
【選択図】図7
【解決手段】集塵部30が着脱可能に収容される集塵部収容室22、電動送風機24が設置された電動送風機室23を有し、ホース接続口11が設けられた本体部2と、本体部2の上面開口部を開閉する上蓋5とを有する掃除機本体1を備え、集塵部30の集塵室36の下流側に設けた二次フィルタ室40に二次フィルタ50を配設すると共に、二次フィルタ50の下流側に二次フィルタ50を駆動する二次フィルタ駆動手段60を設け、上蓋5を閉じた状態で二次フィルタ駆動手段60の駆動力が二次フィルタ50に伝達されるように構成した。
【選択図】図7
Description
本発明は、電気掃除機に係り、より詳しくは、着脱可能な集塵部を備えた電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機に、本体に対して着脱可能な集塵箱の上端開口部を閉じるフィルターケースを集塵箱に着脱自在に設け、このフィルターケースの上端下面部に集塵箱内に挿入されたビニール袋等の不通気性袋の開口部を取付ける支持手段を設け、またこのフィルターケースには下側にビニール袋等内に塵埃を捕集するフィルター装置を配設し、フィルターケースを回転させるハンドルをフィルターケースの上側に設け、フィルター装置のプレフィルターの下端部に摺動自在なリングを設けると共に、このリングの下面にパッキンを設け、このパッキンと集塵箱の底板上面との間でビニール袋等を挟持するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、塵埃を吸い込む塵埃吸込口から掃除機本体の電動送風機の吸込開口までの吸込風路の途中に設けた集塵ユニット室に着脱自在に装着される集塵ユニットと、モータによって回転される駆動ギアと、集塵ユニットのプリーツフィルタ体に設けたギアとを備え、集塵ユニットの着脱方向をギアの回転軸線と直交する方向に設定し、集塵ユニット室におけるギアの回転軸線に対して、集塵ユニットの装着方向と反対側に駆動ギアを設けた電気掃除機がある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1の電気掃除機においては、集塵箱内に上部がフィルターケースのフランジ部にゴムリングで止められたビニール袋を設け、このビニール袋に塵埃が溜ったときは、ハンドルを持ち上げてフィルター装置を集塵箱から引き出して分解し、ビニール袋を取出して捨てるようにしているので、操作がきわめて面倒でその上手や衣類などが汚れ易く、使い勝手が悪い。
また、フィルター装置は、コードを引き出すときのコードリールの回転をクラッチ、爪部、複数の歯車、爪部を介して回転させるようにしているので、回転力が弱く、付着した塵埃を効果的に除去することができない。
さらに、蓋には3個の歯車が取付けられており、爪部によりコードリール及びハンドルと連結するようにしているので、蓋が重くなって開閉に力を要するばかりでなく、爪部による上下方向の連結が不円滑になる。また、構造がきわめて複雑なため製造が面倒でコストアップになるなど、多くの問題があった。
さらに、蓋には3個の歯車が取付けられており、爪部によりコードリール及びハンドルと連結するようにしているので、蓋が重くなって開閉に力を要するばかりでなく、爪部による上下方向の連結が不円滑になる。また、構造がきわめて複雑なため製造が面倒でコストアップになるなど、多くの問題があった。
また、特許文献2の電気掃除機は、プリーツフィルタ体に設けたギアと噛合う駆動ギア及びこれを駆動するモータが、集塵ユニット室の底部に設けられているため、集塵ユニット室、したがって掃除機本体が大型になり、また、集塵ユニットを集塵ユニット室に収容したときに、プリーツフィルタ体に設けたギアが駆動ギアと確実に噛合わないことがあるが、これを目視により確認することができない等の問題がある。
さらに、蓋体を開放したときに、プリーツフィルタ体に設けたギアが回転していると、手などが触れて怪我をするおそれがある。
さらに、蓋体を開放したときに、プリーツフィルタ体に設けたギアが回転していると、手などが触れて怪我をするおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、集塵部の二次フィルタに付着した塵埃を確実に除去することができ、また集塵部に溜った塵埃を捨てる操作が簡単で、手や衣類等を汚すおそれのない電気掃除機を提供することを目的としたものである。
また、本発明は、掃除の際の掃除機本体の走行性がよく、遮音性の高い電気掃除機を提供することを目的としたものである。
また、本発明は、掃除の際の掃除機本体の走行性がよく、遮音性の高い電気掃除機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る電気掃除機は、集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、前記集塵部の集塵室の下流側に設けた二次フィルタ室に二次フィルタを配設すると共に、該二次フィルタの下流側に該二次フィルタを駆動する二次フィルタ駆動手段を設け、前記上蓋を閉じた状態で前記二次フィルタ駆動手段の駆動力が前記二次フィルタに伝達されるように構成したものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、前記集塵部の集塵室の下流側に設けた二次フィルタ室に二次フィルタを配設すると共に、該二次フィルタの下流側に該二次フィルタを駆動する二次フィルタ駆動手段を設け、前記集塵部を集塵部収容室に収容した状態で前記二次フィルタ駆動手段の駆動力が前記二次フィルタに伝達されるように構成したものである。
本発明によれば、構造が簡単で、集塵部の二次フィルタに付着した塵埃を強力な駆動手段により確実に除去することができ、また、集塵部に溜った塵埃を捨てる操作も簡単で、手や衣類等を汚すおそれのない使い勝手のよい電気掃除機を得ることができる。
また、掃除の際の掃除機本体の走行性がよく、遮音性の高い電気掃除機を得ることができる。
また、掃除の際の掃除機本体の走行性がよく、遮音性の高い電気掃除機を得ることができる。
図40は本発明の一実施の形態に係る電気掃除機の全体構成を示す説明図である。
後述の集塵部が着脱可能に設けられ、電動送風機などが内蔵された掃除機本体1の前面側(以下、図の左側を前面側又は前部、右側を後面側又は後部という)に設けたホース接続口11には、蛇腹状のホース101が着脱可能に接続されており、ホース101の他端には操作部103を有する手元ハンドル102が設けられている。そして、手元ハンドル102には伸縮自在の延長管104の一端が着脱可能に接続され、延長管104の他端には床用吸込み具105が着脱可能に接続されている。
後述の集塵部が着脱可能に設けられ、電動送風機などが内蔵された掃除機本体1の前面側(以下、図の左側を前面側又は前部、右側を後面側又は後部という)に設けたホース接続口11には、蛇腹状のホース101が着脱可能に接続されており、ホース101の他端には操作部103を有する手元ハンドル102が設けられている。そして、手元ハンドル102には伸縮自在の延長管104の一端が着脱可能に接続され、延長管104の他端には床用吸込み具105が着脱可能に接続されている。
このような電気掃除機においては、不使用時は、図41に示すように、延長管104及び床用吸込み具105を取外したホース101を、掃除機本体1の上部外周に巻き付けて格納することができる。なお、図41のホース101には、図40の場合と異なる構造の手元ハンドル102を設けた場合が示してある。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図2は図1の側面図、図3は図1の前面図、図4は図1の後面図、図5は図1の上蓋を開放した状態の斜視図、図6は図5の側面図、図7は図2の縦断面図、図8は図7のA−A断面図である。
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図2は図1の側面図、図3は図1の前面図、図4は図1の後面図、図5は図1の上蓋を開放した状態の斜視図、図6は図5の側面図、図7は図2の縦断面図、図8は図7のA−A断面図である。
掃除機本体1は、円筒状の上ケース3及び有底円筒状の下ケース4からなる本体部2と、上面がゆるやかな円弧状に形成された上蓋5とからなり、上蓋5の後部側は上ケース3に設けたヒンジ部6(図4)を介して本体部2に支持され、本体部2の上面開口部を開閉する。このヒンジ部6は、本体部2に設けたホース接続口11の反対側の対向する位置において、上ケース3の上部近傍に設けられており、これにより上蓋5の開閉が容易であるばかりでなく、上蓋5を開閉する際に本体部2に巻かれたホース101(図29参照)を押し潰すおそれがない。7は上蓋5をロックするラッチの解除ボタンである。
10は後述の集塵部30の吸込み口31に連通するホース接続口11、及びその外周から斜め前方に延設された門形部12からなり、本体部2に一体的に設けられたハンドルである。13は本体部2の後部側のハンドル10と対向する位置に設けられた延設部で、後面側には排気口14が設けられている。なお、このハンドル10と延設部13は、本体部2の外周にホース101を巻くときの支持部となる。15は後述のコードリール27(図7)に巻かれたコード(図にはプラグが示してある)、16は本体部2の底面に設けた複数のキャスタである。
本体部2の前後方向の中央部近傍又はそれより若干前部には、多数の通気孔21を有する隔壁20(図9参照)が設けられており、隔壁20の前面側(上流側)には後述の集塵部30が着脱可能に収容される集塵部収容室22が設けられている。また、隔壁20の後部側(下流側)には電動送風機24が設置される電動送風機室23が設けられており、この電動送風機室23の上面を含む周囲には、設置された電動送風機24を覆うカバー25が設けられている。26は電動送風機室23の下流側に配設された制御部、27は電動送風機室23の下部に設けられたコードリールである。
上記のように構成した掃除機本体1においては、本体部2に設けた集塵部収容室22と電動送風機室23の境界である隔壁20を、本体部2の前後方向の中央部近傍又はそれより若干前部側に設け、掃除機本体1の重心をこの隔壁20付近としたので、掃除機本体1の走行の安定性を向上することができる。
また、電動送風機24の周囲をカバー25で覆ったので、掃除中は、電動送風機24がカバー25と本体部2及び上蓋5とによって二重に遮蔽されるので、遮音効果を大幅に高めることができる。
また、電動送風機24の周囲をカバー25で覆ったので、掃除中は、電動送風機24がカバー25と本体部2及び上蓋5とによって二重に遮蔽されるので、遮音効果を大幅に高めることができる。
図9は上蓋5を開放して集塵部収容室22から集塵部30を引出した状態を示す斜視図、図10は集塵部30の斜視図、図11は図10の上面図、図12は同じく下面図、図13は図11の平断面図、図14は扉34及び下部扉41を開放した状態を示す斜視図である。
集塵部30は、少なくとも一方の側面が集塵部収容室22の内壁面に沿った形状に形成されており、前面側の下部には、本体部2のホース接続口11に連通する吸込み口31が設けられ、その後部側には後壁32が設けられている。
集塵部30は、少なくとも一方の側面が集塵部収容室22の内壁面に沿った形状に形成されており、前面側の下部には、本体部2のホース接続口11に連通する吸込み口31が設けられ、その後部側には後壁32が設けられている。
34は一方の側に設けられた扉で、集塵部収容室22の内壁面に対応した円弧状の側板34a、天板34b、底板34c及び後面板34dからなり、その後部側に設けたヒンジ部35により後述の二次フィルタ室40に開閉可能に支持されている。なお、ヒンジ部35の位置は扉34の後部側に限定するものではなく、集塵部収容室22に収容する際に干渉する側板34aを除く、上面、下面、前面側等に設けてもよい。
そして、扉34の内側には、風路33を介して吸込み口31に連通する集塵室36が形成されている。なお、37は扉34の底板34c及び後面板34dに設けられて扉34を開閉する際に指を掛ける指掛部、38は扉34をロックするロック部である。
そして、扉34の内側には、風路33を介して吸込み口31に連通する集塵室36が形成されている。なお、37は扉34の底板34c及び後面板34dに設けられて扉34を開閉する際に指を掛ける指掛部、38は扉34をロックするロック部である。
40は吸込み口31の後壁32の後部側(集塵室36の側方)に設けられて、集塵室36に連通する二次フィルタ室で、集塵室36と二次フィルタ室40との間には、比較的大きい塵埃等を捕集する一次フィルタ39が設けられている。41は細塵室41aを有し、集塵室36の他方の側に設けたヒンジ42により支持されて、二次フィルタ室40の下部開口部を開閉する下部扉である。
43は二次フィルタ室40の上面に設けられた起倒自在のハンドルで、集塵部30を集塵部収容室22に収容してハンドル43を倒すと集塵部30が本体部2にロックされ、集塵部30を取出すためにハンドル43を起こすと、ロックが解除されるようになっている。
本発明に係る集塵部30は、幅方向の一方の側に集塵部収容室22の内壁面に沿った形状の扉34を有する集塵室36を設けると共に、他方の側に二次フィルタ室40を設け、扉34をその側板34a以外の部分に設けたヒンジ部35により二次フィルタ室40に開閉可能に支持するようにしたので、吸込風の気流を扉34に沿ってスムーズに移動させることができる。また、スペースを効率的に利用することができ、集塵室36の容量を拡大することができる。さらに、集塵部収容室22への集塵部30の着脱が容易である。
50は二次フィルタ室40内に着脱かつ回動可能に配設された二次フィルタで、図15〜図20に示すように、リング状の外枠52、その中心部に位置するボス53、後部側に突出する突起54aを有し、外枠52とボス53との間に設けられた複数のリブ54からなる枠体51と、枠体51の内壁に設けられてばね(図示せず)で付勢された突起部55と、枠体51の前面側に設けられて、一次フィルタ39を通過した微細な塵埃(以下、細塵という)を捕集するプリーツフィルタ56とからなっている。
このプリーツフィルタ56は、図17に示すように、フィルタ濾材をアコーディオン状、つまり、プリーツ状に折り畳んで複数の折り目57を平行に設けて形成したもので、折り目57の間には、傾斜面からなり上流側に開口する開口部58が設けられている。なお、59(図15)はプリーツフィルタ56の下部に設けられたシャッタである。
このような枠体51とその前面側に設けたプリーツフィルタ56からなる二次フィルタ50は、プリーツフィルタ56を前面側(上流側)にして、そのボス53が集塵部30の後壁32に設けた支持軸44(図20)に、着脱かつ回動可能に嵌合され、二次フィルタ室40内に配設される。そして、図26に示すように、二次フィルタ50の回動範囲を規制するために、二次フィルタ室40の内壁には所定の間隔(例えば、90°)でストッパ45a,45bが設けられており、二次フィルタ50の外枠52には、このストッパ45a,45bに当接する突起部52aが設けられている。なお、この二次フィルタ50の回動範囲規制手段はこれに限定するものではなく、他の構造であってもよい。
60は二次フィルタ50の後部側(下流側)において、集塵部30に設けられた二次フィルタ駆動手段で、図16〜図21に示すように、歯車61、その中心部に位置するボス62、ボス62と歯車61との間に設けられた複数のリブ63からなり、ボス62が二次フィルタ50のボス53に着脱かつ回転可能に嵌合されている。そして、二次フィルタ50の枠体51に設けた突起部55と、歯車61に設けた突起64とにより構成されたクラッチ65(図18)により、歯車61の回転を二次フィルタ50に伝達するようになっている。また、歯車61には、ばね(図示せず)に付勢されて二次フィルタ50のリブ54に設けた突起54aに接触する除塵子66が設けられている。なお、二次フィルタ駆動手段60の少なくとも上部外周は、集塵部30の後縁に設けたフランジ46により覆われている。
図9において、70は集塵部収容室22の側方(二次フィルタ室40側)において、本体部2の上部に設けた二次フィルタ駆動手段60の駆動手段である電動機で、出力歯車71を備えている。72は上蓋5の下面に設けられて、上蓋5を閉じたときに二次フィルタ駆動手段60の歯車61と、電動機70の出力歯車71とに噛合って両者を連結し、電動機70の回転を二次フィルタ駆動手段60に伝達する連結歯車からなる連結手段である。なお、電動機70と制御部26とは、図5に示すように、本体部2に設けた例えばマイクロスイッチの如き開閉手段28を介して接続されており、上蓋5を閉じると開閉手段28が閉成され、制御部26のプログラムにしたがって電動機70に通電されるようになっている。
上記のような二次フィルタ駆動手段60の歯車61と、電動機70の出力歯車71は、図22に示すように離れており、このため、図22(a)に示すように、上蓋5を開放した状態では、若し電動機70が回転してもその回転は歯車61には伝達されない。
そして、図22(b),(c)及び図23、図24に示すように、上蓋5を閉じると、連結手段である連結歯車72が歯車61と出力歯車71とに噛合い、同時に開閉手段28により電動機70の駆動回路が閉成されるので、制御部26のプログラムにしたがって電動機70が駆動され、その回転が中間歯車72を介して歯車61に伝達される。
そして、図22(b),(c)及び図23、図24に示すように、上蓋5を閉じると、連結手段である連結歯車72が歯車61と出力歯車71とに噛合い、同時に開閉手段28により電動機70の駆動回路が閉成されるので、制御部26のプログラムにしたがって電動機70が駆動され、その回転が中間歯車72を介して歯車61に伝達される。
上記の二次フィルタ駆動手段60である歯車61、駆動手段である電動機70の出力歯車71、及びこれらの連結手段である連結歯車72の回転軸は、上蓋5の開放方向と直交して設けられており、また、これら歯車61,71,72は、歯車61の中心を通る水平面と垂直面で形成された領域内で噛合うようになっているので、これら歯車61,71,72の噛合い性を向上することができ、また、掃除機本体1の高さを低くすることができる。
上記の説明では、二次フィルタ駆動手段60、駆動手段及び連結手段をすべて歯車61,71,72で構成した場合を示したが、これに限定するものではなく、例えば外周に摩擦材が設けられた摩擦プーリを用いるなど、他の手段を用いてもよい。
上記のように構成した集塵部30は、先ず、ハンドル43を持って上蓋2が開放された本体部2の集塵部収容室22内に収容され、ハンドル43を倒す。これにより、集塵部30は本体部2にロックされる。ついで上蓋5を閉じると、集塵部30の二次フィルタ駆動手段60である歯車61と、本体部2に設けた駆動手段である電動機70の出力歯車71が、上蓋5に設けた連結手段である連結歯車72によって連結され、同時に、開閉手段28により電動機70の駆動回路が閉成される。
次に、上記のように構成した電気掃除機の作用を説明する。
図28において、電源コード15を商用電源に接続し、掃除機本体1に巻かれたホース101を延して床用吸込み具105を床面上に位置させ、手元ハンドル102の操作部103に設けた電源スイッチをONすると、掃除機本体1に設けた電動送風機24が駆動される。これにより、床用吸込み具105から塵埃等を含む空気が吸引され、延長管104、手元ハンドル102、ホース101を経て、掃除機本体1内に吸込まれる。
図28において、電源コード15を商用電源に接続し、掃除機本体1に巻かれたホース101を延して床用吸込み具105を床面上に位置させ、手元ハンドル102の操作部103に設けた電源スイッチをONすると、掃除機本体1に設けた電動送風機24が駆動される。これにより、床用吸込み具105から塵埃等を含む空気が吸引され、延長管104、手元ハンドル102、ホース101を経て、掃除機本体1内に吸込まれる。
掃除機本体1内に吸込まれた塵埃等を含む空気は、図25に示すように、集塵部30の吸込み口31から吸込まれて後壁32に衝突し、後壁32に沿って風路33から集塵室36に至り、一次フィルタ39を経て二次フィルタ室22に吸い込まれる。これにより、空気に含まれた比較的大きい塵埃等が一次フィルタ39によって捕捉されて集塵室36内に堆積し、細塵を含む空気が二次フィルタ室22に吸引される。このとき、駆動手段の電動機70には通電されておらず、二次フィルタ50は、図26に示すように、その突起部52aが一方のストッパ45bに当接し、プリーツフィルタ56の折り目57はほぼ水平に保持されている。なお、風路33に例えばサイクロン筒29(図19参照)を設けて旋回気流を発生させ、遠心力を利用して空気と塵埃等を分離するサイクロン分離構造としてもよい。
二次フィルタ室22に吸込まれた空気に含まれる細塵は、二次フィルタ50のプリーツフィルタ56で捕集され、清浄化された空気は電動送風機24や制御部26等を冷却したのち、後部に設けた排気口14から外部に排出される。
掃除動作が終って電源スイッチをOFFすると電動送風機24が停止するが、このとき、制御部26のプログラムにしたがって電動機70に通電され、連結歯車72を介して歯車61を回転させる。歯車61の回転はクラッチ65を介して二次フィルタ50に伝達され、二次フィルタ50を図26の矢印方向にほぼ90°回転させる。そして、図27に示すように、二次フィルタ50に設けた突起部52aが他方のストッパ45aに当って停止する。これにより、二次フィルタ50はプリーツフィルタ56の折り目57がほぼ垂直状態に保持されるので、プリーツフィルタ56に付着した細塵が下部蓋41の細塵室41内に落下する。
このとき、二次フィルタ50にはその突起部52aがストッパ45aに当って大きな抵抗が生じるため、クラッチ65が滑って二次フィルタ50には歯車61の回転が伝達されない。しかし、電動機70は引続き所定の時間(例えば、5秒間)駆動されて歯車61を回転させるため、歯車61に設けた除塵子66が二次フィルタ50のリブ54に設けた突起54aに当って、二次フィルタ50に振動させあるいは衝撃を与える。これにより、プリーツフィルタ56に残っている細塵がさらに落下して下部蓋41の細塵室41a内に集積される。
掃除が終ったときは、二次フィルタ50はそのままの状態(プリーツフィルタ56の折り目57がほぼ垂直状態)に保持されている。そして、次の掃除の際に電源スイッチをONすると、先ず、駆動手段である電動機70が反対方向に回転して二次フィルタ50を反対方向に回転させ、その突起部52aが他方のストッパ45bに当って停止し、プリーツフィルタ56の折り目57を図26に示すようにほぼ水平状態に戻し、電動機70が停止する。ついで、電動送風機24が駆動される。このとき、細塵室41aの開口部は、二次フィルタ50のシャッタ部59によって閉口されるため、細塵室41a内の塵埃が二次フィルタ50に再付着するのを防止することができる。
集塵部30の集塵室36等が塵埃で一杯になったときは、図9に示すように、上蓋5を開放し、集塵部30のハンドル43を起こす。これによりロックが解除されるので、集塵部30を引上げて取出し、図14に示すように、下面の指掛け部37に指を掛けて扉34を開放すると共に下部扉41を開放して、集塵室36や細塵室41aに溜った塵埃等を廃棄し、再び扉34及び下部扉41aを閉じる。このとき、一次フィルタ39に残っている塵埃等を除去し、また必要に応じて一次フィルタ39や二次フィルタ50を交換することができる。また、上蓋5を開放したときに、二次フィルタ50の歯車61はその上部がフランジ46で覆われているので、安全である。
集塵部収容室22からの集塵部30の取出しにあたっては、二次フィルタ駆動手段60の駆動手段である電動機70は本体部2に設けられており、またこれらの歯車61,71を連結する連結手段である連結歯車72は開放した上蓋5に設けられているので、集塵部30はなんらの干渉を受けることなく、集塵部収容室22から出し入れすることができる。また、電動機70の駆動回路は開閉手段28により開放されているので、上蓋5の開放中は電動機70が回転することもない。
塵埃等の廃棄が終ったときは、集塵部30を再び本体部2内に収容し、ハンドル43を倒す。これにより、集塵部30は本体部2にロックされる。ついで上蓋5を閉じれば、これに設けた連結歯車72が歯車61と電動機70の出力歯車71を連結し、開閉手段28により電動機70の駆動回路が閉成される。
上記の説明では、二次フィルタ駆動手段60によりクラッチ66を介して二次フィルタ50を回動させて、そのプリーツフィルタ56の折り目57をほぼ水平状態又はほぼ垂直状態にしてこれに付着した細塵を落下させる場合について説明したが、クラッチ66を省略して二次フィルタ50を回動させることなく、徐塵子67の作用により二次フィルタ50に付着した細塵を落下させるようにしてもよい。
上記のように構成した本実施の形態によれば、掃除機本体1の本体部2に設けた集塵部収容室22に着脱可能に収容される集塵部30は、構造が簡単でビニール袋等を使用することなく、塵埃等が溜ったときは、そのまま掃除機本体1から引き出して扉34及び下部扉41を開放することにより、簡単に塵埃等を捨てることができるので、操作がきわめて容易で、手や衣類等を汚すことのない使い勝手のよい電気掃除機を得ることができる。
また、集塵部30に二次フィルタ50を駆動する二次フィルタ駆動手段60を設けると共に、本体部2にこの二次フィルタ駆動手段60を駆動する電動機70を設け、上蓋5に二次フィルタ駆動手段60とその駆動手段とを連結する連結手段を設け、上蓋5を閉じたときに連結手段により両者を連結するようにしたので、上蓋5を開放したときは二次フィルタ駆動手段60は動作しないため、安全性を確保することができる。また、上蓋5には連結手段だけ設けたので軽量であり、このため上蓋5の開閉操作が容易である。
さらに、二次フィルタ駆動手段60を、強力な電動機70で駆動するようにしたので、二次フィルタ50に付着した塵埃を確実に除去することができる。
さらに、二次フィルタ駆動手段60を、強力な電動機70で駆動するようにしたので、二次フィルタ50に付着した塵埃を確実に除去することができる。
また、二次フィルタ駆動手段60の駆動手段である電動機を、連結歯車72を設けることにより、本体部2の一方の側の上部に設けるようにしたので、掃除機本体1の設計の自由度を拡大することができ、これにより掃除機本体1を小型化することができる。
さらに、集塵部収容室22と電動機室23の境界を、本体部2の前後方向の中央部近傍又はそれより若干前面側に設けて重心位置としたので、掃除機本体1の走行性がよく、さらに、電動送風機を覆うカバー25を設けて、掃除の際に上蓋5と二重壁構造としたので遮音効果を高めることができる。
さらに、集塵部収容室22と電動機室23の境界を、本体部2の前後方向の中央部近傍又はそれより若干前面側に設けて重心位置としたので、掃除機本体1の走行性がよく、さらに、電動送風機を覆うカバー25を設けて、掃除の際に上蓋5と二重壁構造としたので遮音効果を高めることができる。
[実施の形態2]
図28は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の掃除機本体の上蓋を開放した状態を示す斜視図、図29は図28の平断面図、図30は図28の集塵部を引き出した状態を示す斜視図、図31は集塵部の上面図、図32は集塵部の扉及び下部扉を開放した状態を示す斜視図、図33は一部を断面で示した集塵部の背面図、図34は集塵部の背面斜視図、図35は図30の集塵部の前面側を切除した状態を示す斜視図、図36は前面側からみた集塵部の分解斜視図、図37は後面側からみた集塵部の分解斜視図である。なお実施の形態1と構造又は機能が同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
図28は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の掃除機本体の上蓋を開放した状態を示す斜視図、図29は図28の平断面図、図30は図28の集塵部を引き出した状態を示す斜視図、図31は集塵部の上面図、図32は集塵部の扉及び下部扉を開放した状態を示す斜視図、図33は一部を断面で示した集塵部の背面図、図34は集塵部の背面斜視図、図35は図30の集塵部の前面側を切除した状態を示す斜視図、図36は前面側からみた集塵部の分解斜視図、図37は後面側からみた集塵部の分解斜視図である。なお実施の形態1と構造又は機能が同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1においては、集塵部30に二次フィルタ50の駆動手段である歯車61を設けると共に、本体部2にこの歯車61を駆動する電動機70を設け、上蓋5に歯車61と電動機70の出力歯車71とを連結する歯車72を設けて、上蓋5を閉じたときに、連結歯車72により歯車61と電動機70と出力歯車71を連結する場合を示したが、本実施の形態は、連結手段である連結歯車72を集塵部30に設け、集塵部30を集塵部収容室22に収容したときに、連結歯車72により歯車61と電動機70の出力歯車71を連結するようにしたものである。
本実施の形態においては、図29及び図38(a)に示すように、本体部2の一方の側(二次フィルタ室40側)の上部に設けられた電動機70のケース73の前面側上部に、固定手段を構成する柱状の係止部74が設けられている。
また、図28〜図37に示すように、集塵部30の一方の側(二次フィルタ室40側)の上部外図には、連結歯車ケース75が一体に設けられており、二次フィルタ駆動手段60を構成する歯車61と常時噛合う連結手段である厚い連結歯車72(図33)が、連結歯車ケース75内に回転自在に支持されている。そして、連結歯車ケース75の後部側には、軸方向に係合穴77を有し、電動機70のケース73に設けた係止部74に嵌合して係止部74と共に固定手段を構成する係合部76が設けられている。
上記のように構成した本実施の形態において、図30に示すように、本体部2の集塵室収容部22から引き出した集塵部30を、図28に示すように、集塵部30を集塵部収容室22に収容すると、先ず、図38(a)に示すように、連結歯車ケース75に設けた係合部76の係合穴77が、本体部2に取付けられた電動機70のケース73に設けた係止部74に嵌合し、ついで図38(b)及び図39に示すように、連続歯車72が歯車61と電動機70の出力歯車71と噛合って、電動機70の駆動力を連結歯車72を介して歯車71に伝達することができる。
なお、本実施の形態においては、図33、図34に示すように、二次フィルタ50のリング状の外枠52に、突起54aを有する複数のリブ54を、横方向に平行に設けた場合を示したが、実施の形態1のように、リブ54を放射状にも設けてもよい。
なお、本実施の形態においては、図33、図34に示すように、二次フィルタ50のリング状の外枠52に、突起54aを有する複数のリブ54を、横方向に平行に設けた場合を示したが、実施の形態1のように、リブ54を放射状にも設けてもよい。
本実施の形態に係る電気掃除機の作用は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
上記のように構成した本発明によれば、掃除機本体1の本体部2に設けた集塵部収容室22に着脱可能に収容される集塵部30は、構造が簡単でビニール袋等を使用することなく、塵埃等が溜ったときは、そのまま掃除機本体1から引き出して扉34及び下部扉41を開放することにより、簡単に塵埃等を捨てることができるので、操作がきわめて容易で、手や衣類等を汚すことのない使い勝手のよい電気掃除機を得ることができる。
また、集塵部30に二次フィルタ50を駆動する二次フィルタ駆動手段60である歯車61、及び連結手段である連結歯車72を設け、本体部2に二次フィルタ駆動手段60の駆動手段である電動機70を設けて、集塵部30を集塵部収容室22に収容したときは、連結歯車71を介して歯車61と電動機70を連結するようにしたので、集塵部30を取り出したときは歯車61は回転しないため、安全性を確保することができる。また、歯車61は少なくとも上部がフランジ46で覆れており、連結歯車72は連結歯車ケース75内に収容されているので、上蓋5を開放したときに歯車61及び連結歯車72に手などが触れることがなく、安全である。
さらに、歯車61の駆動手段である電動機70を、連結歯車72を設けることにより本体部2の一方の側の上部に設けることができるので、掃除機本体1の設計の自由度を拡大することができ、これにより、掃除機本体1を小型化することができる。
また、電動機70と連結歯車72を本体部2の上部に設けたので、上蓋5を開放することにより、これら歯車の噛合い状態を目視により容易に確認することができる。
また、電動機70と連結歯車72を本体部2の上部に設けたので、上蓋5を開放することにより、これら歯車の噛合い状態を目視により容易に確認することができる。
また、連結歯車ケース75を固定手段により電動機70のケース73に固定するようにしたので、動作中に連結歯車72にガタを生ずることがなく、電動機70の駆動力を連結歯車72を介して確実に歯車61に伝達することができる。
1 掃除機本体、2 本体部、5 上蓋、6 ヒンジ部、11 ホース接続口、20 隔壁、22 集塵部収容室、23 電動送風機室、24 電動送風機、25 カバー、30 集塵部、31 吸込み口、34 扉、35 ヒンジ部、36 集塵室、39 一次フィルタ、40 二次フィルタ室、41 下部蓋、41a 細塵室、45a,45b ストッパ、50 二次フィルタ、51 枠体、56 プリーツフィルタ、60 二次フィルタ駆動手段、61 歯車、66 クラッチ、67 除塵子、70 電動機(駆動手段)、72 連結歯車(連結手段)、73 電動機のケース、74 固定手段である係止部、75 連結歯車ケース、76 固定手段である係合部。
Claims (24)
- 集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、
前記集塵部の集塵室の下流側に設けた二次フィルタ室に二次フィルタを配設すると共に、該二次フィルタの下流側に該二次フィルタを駆動する二次フィルタ駆動手段を設け、前記上蓋を閉じた状態で前記二次フィルタ駆動手段の駆動力が前記二次フィルタに伝達されるように構成したことを特徴とする電気掃除機。 - 前記本体部に設けられて前記二次フィルタ駆動手段を駆動する駆動手段と、前記上蓋に設けられて前記二次フィルタ駆動手段と駆動手段を連結する連結手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段を、前記二次フィルタと同軸上に回転自在に支持され、該二次フィルタ駆動手段の駆動力を前記二次フィルタに伝達する歯車で構成し、前記駆動手段を出力歯車を有する電動機で構成すると共に、前記連結手段を連結歯車で構成したことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
- 集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、
前記集塵部の集塵室の下流側に設けた二次フィルタ室に二次フィルタを配設すると共に、該二次フィルタの下流側に該二次フィルタを駆動する二次フィルタ駆動手段を設け、前記集塵部を集塵部収容室に収容した状態で前記二次フィルタ駆動手段の駆動力が前記二次フィルタに伝達されるように構成したことを特徴とする電気掃除機。 - 前記本体部に設けられて前記二次フィルタ駆動手段を駆動する駆動手段と、前記集塵部に設けられて前記二次フィルタ駆動手段に連結され、前記集塵部を集塵部収容室に収容したときに前記駆動手段と連結される連結手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段を、前記二次フィルタと同軸上に回転自在に支持され、該二次フィルタ駆動手段の駆動力を前記二次フィルタに伝達する歯車で構成すると共に、前記連結手段を前記集塵部に回転自在に支持され、前記歯車と常時噛合う連結歯車で構成し、前記駆動手段を出力歯車を有する電動機で構成したことを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
- 前記集塵部の上部の一方の側にケースを設け、該ケース内に前記連結歯車を回転自在に収容したことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
- 前記集塵部を集塵部収容室に収容したときに、前記連結手段を構成する連結歯車のケースを、前記駆動手段を構成する電動機に固定する固定手段を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載の電気掃除機。
- 前記固定手段を、前記電動機のケースに設けた係止部と、前記連結歯車のケースに設けられて前記係止部に係止する係合部とによって構成したことを特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
- 前記集塵部に、前記二次フィルタ駆動手段の少なくとも上部外周を覆うフランジを設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段の駆動力を、クラッチを介して前記二次フィルタに伝達し、該二次フィルタを回動させることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段の駆動力を、徐塵子を介して前記二次フィルタに伝達し、該二次フィルタに振動又は衝撃を与えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段、駆動手段及び連結手段のそれぞれの回転軸を、前記上蓋の開放方向と直交するように設けたことを特徴とする請求項2,3,5〜12のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記二次フィルタ駆動手段及び駆動手段と連結手段とを、前記上蓋を閉じたときに、前記二次フィルタ駆動手段の中心を通る水平面と垂直面で形成された領域内で連結するように構成したことを特徴とする請求項2,3,5〜13のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体に設けた電動送風機室に、前記電動送風機を覆うカバーを設けたことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の本体部をほぼ円筒状に形成し、該本体部のホース接続口と対向する位置の上部近傍に、前記上蓋を開閉可能に支持するヒンジ部を設けたことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記集塵部収容室と電動送風機室との境界を、前記本体部の前後方向の中央部近傍又は該中央部より前面側に設けたことを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記集塵部を、吸込み口に連通する集塵室と、該集塵室の下流側の側方に設けられた二次フィルタ室とによって構成し、前記二次フィルタ駆動手段の駆動手段を前記集塵室の反対側において本体部に設けたことを特徴とする請求項2,3,5〜17のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記集塵部の二次フィルタ室と前記電動送風機の幅方向の中心を、前記ホース接続口の中心を通る垂直面の近傍に設けたことを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記集塵部の一方の側面に集塵部収容室の内壁面に沿った形状の扉を形成してその内側に集塵室を設け、該扉をその側面以外の部分で前記二次フィルタ室に開閉可能に支持したことを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の本体部に前記電動機の駆動回路を開閉する開閉手段を設け、前記上蓋を閉じたときに前記駆動回路を閉成するように構成したことを特徴とする請求項2,3,5〜20のいずれかに記載の電気掃除機。
- 集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、
前記電動送風機室に、前記電動送風機を覆うカバーを設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられたほぼ円筒状の本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体とを備え、
前記本体部のホース接続口と対向する位置の上部近傍に、前記上蓋を開閉可能に支持するヒンジ部を設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 集塵部が着脱可能に収容される集塵部収容室、電動送風機が設置された電動送風機室を有し、ホース接続口が設けられた本体部と、該本体部の上面開口部を開閉する上蓋とを有する掃除機本体を備え、
前記集塵部収容室と電動送風機室との境界を、前記本体部の前後方向の中央部近傍又は該中央部より前面側に設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
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JP2007269324A JP2009095458A (ja) | 2007-10-16 | 2007-10-16 | 電気掃除機 |
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JP2011245236A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
CN110664319A (zh) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | 株式会社牧田 | 清洁器 |
-
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- 2007-10-16 JP JP2007269324A patent/JP2009095458A/ja not_active Withdrawn
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JP2011245236A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
CN110664319A (zh) * | 2018-07-02 | 2020-01-10 | 株式会社牧田 | 清洁器 |
US11311157B2 (en) | 2018-07-02 | 2022-04-26 | Makita Corporation | Cleaner |
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