JP5029515B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、塵埃が付着したフィルターに振動を加えることにより、塵埃を除去する除塵手段を有する電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機として、減速機構を備えたモータで駆動されるアーム(除塵手段)の移動によって略平面状の塵埃捕集手段(プリーツ状の集塵フィルター)のプリーツ部分を順次たたくようにすることで振動を与えて、フィルター面に付着した細塵を振るい落とすことで吸い込み性能の低下を抑えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−358032号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された電気掃除機の除塵手段の構成においては、掃除機本体がどの方向に向いていたとしても振動を加えるので、掃除機本体の排気後面が床面に向いている状態(例えば掃除機を収納する際の立てた状態や、本体を移動するときの本体前部に供えた持ち手を持った状態)では集塵フィルターのプリーツ部が床面に対して垂直になり、塵埃が付着した面が上方に向いてしまう。その状態で振動を加えると、フィルター面に付着した塵埃をたたき落とせず、逆に塵埃がプリーツ部の奥まで入り込んだり、集塵フィルターの隙間に入り込んでしまうため、フィルターが目詰まり、掃除機本体の風量低下が生じ、吸込み性能が低下する。
また、一旦プリーツ部の奥まで入り込んだり、フィルター部の奥まで入り込んでしまった塵埃は、正常な方向で振動を加えても、簡単には弾き落とせないため、フィルターのこまめな水洗いによって取り除くことが必要となってしまうという課題を有していた。
さらに、フィルターが目詰まりし、風量低下が生じた状態で掃除機を使用すると、掃除機の騒音も大きくなったり、さらに掃除機内の温度上昇も上がるため、寿命も低減してしまうという課題も有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、フィルターの塵埃付着面が上方部に向いているときには、除塵動作を行わないようにすることで、フィルターの目詰まりを低減でき、フィルターのお手入れを少なくすることができる使用性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、その塵埃付着面が車輪の接地面に対して略垂直方向となる、塵埃捕集用のフィルターと、前記フィルターに付着した塵埃を除塵する除塵手段とを有した掃除機本体と、前記掃除機本体の車輪が床面に対向している状態か、排気口を有する掃除機本体の後面が床面に対向している状態かを検出する状態検出手段とを備え、前記状態検出手段によって掃除機本体の後面が床面に対向している状態であることを検出した場合には、前記フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断して、前記除塵手段によるフィルターの除塵を行わないことを特徴とするものである。
これによって、塵埃がフィルターのプリーツ部の奥まで入り込むことがなくなり、フィルターの目詰まりも低減することができるようになる。
本発明の電気掃除機は、塵埃がプリーツ部の奥まで入り込むことがなくなり、フィルターの目詰まりも低減することができるため、正常な方向での除塵動作時には、フィルターに付着した塵埃を比較的に安定して弾き落すことができる。安定してフィルターの塵埃を除去できるので掃除機の風量低下低減やフィルターのお手入れ回数も減らすことができる。さらに風量低下低減ができるので、掃除機の騒音低減や、温度上昇低減も行える使用性の高い電気掃除機を提供することができる。
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、その塵埃付着面が車輪の接地面に対して略垂直方向となる、塵埃捕集用のフィルターと、前記フィルターに付着した塵埃を除塵する除塵手段とを有した掃除機本体と、前記掃除機本体の車輪が床面に対向している状態か、排気口を有する掃除機本体の後面が床面に対向している状態かを検出する状態検出手段とを備え、前記状態検出手段によって掃除機本体の後面が床面に対向している状態であることを検出した場合には、前記フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断して、前記除塵手段によるフィルターの除塵を行わないことを特徴とするもので、塵埃がフィルターのプリーツ部の奥まで入り込むことがなくなり、フィルターの目詰まりも低減することができるため、正常な方向での除塵動作時には、フィルターに付着した塵埃を比較的に安定してたたき落すことができる。安定してフィルターの塵埃を除去できるので掃除機の風量低下低減やフィルターのお手入れ回数も減らすことができる。さらに風量低下低減ができるので、掃除機の騒音低減や、温度上昇低減も行える。
第2の発明は、第1の発明に加えて、商用電源投入時および/または停止操作一定時間後に、フィルター除塵を一定時間行う電気掃除機において、状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかったときには、行わなかったことを報知する、報知手段を備えることを特徴としたもので、報知手段を備えることにより、除塵できなかったことを使用者が認識できるため、正常な状態にして再度除塵を行うことができる。
第3の発明は、第1または第2の状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかった場合には、フィルターの塵埃付着面が床面に対して垂直になったとき、電動送風機の動作よりも優先的にフィルター除塵を行うことを特徴とするもので、掃除動作を強制的に停止させて除塵するため、除塵回数を確保することがきるので、比較的安定したフィルターの塵埃の除去を行うことができる。
第4の発明は、第3の発明の状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかった時間を記憶する記憶手段を備え、フィルターの塵埃付着面が床面に対して垂直になったときに行うフィルター除塵時間は、記憶手段によって記憶された時間に応じて長くすることにより、除塵時間を確保することがきるので、さらに安定したフィルターの塵埃の除去を行うことができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明のフィルターが、その折れ目を車輪の接地面に対して略垂直方向となるようにプリーツ折りされたことを特徴とするもので、第1〜第4の発明の効果に加えて、除塵手段によりフィルターから振るい出された塵埃が自然落下により、フィルターに残ることなく、除塵できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態における電気掃除機について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は同掃除機本体の側断面図である。図1、2において、掃除機本体1は、後部に電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、前部に、着脱自在で塵埃を分離捕集する集塵容器4を収納する集塵容器収納部5が配され、後方下部の両側に1対の走行用の車輪6が回転自在に取付けられ、底面前部には、同じく走行用のキャスター7が取付けられている。掃除機本体1の前部には、ホース8の一端に設けた接続パイプ9が着脱自在に接続される吸気口10が設けられている。ホース8の他端には、掃除の際に握ると共に掃除機本体1の運転を操作するための運転操作部11aを有する把手11を備えた先端パイプ12が設けられている。13は伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管で、下流側端部が前記先端パイプ12に着脱自在に接続され、他端は、塵埃掻き上げ用の回転ブラシ14とその回転ブラシ14を回転駆動するモータ15を内蔵した吸込み具16に着脱自在に接続される。17は、弾性材料から成形され掃除機本体1の前部から両側にかけて延設されたバンパーで、掃除機本体1の走行時に、掃除機本体1が家具、柱などに衝突してもそれらに傷を付けないようにするための物である。18は、掃除機本体1を持ち運ぶ際に立てて使用する本体ハンドルで、掃除機本体1の重心を通る垂直線上に回動中心が位置するように掃除機本体1の上部に回動自在に取付けられている。19は、集塵容器4の持ち運び用の容器ハンドルで、集塵容器4を持ち運ぶ時や、掃除機本体1の集塵容器収納部5から取り外す時に、握るものである。掃除機本体1の外郭は、後方に電動送風機2を収納する電動送風機室3を形成した下ボデー1aと上ボデー1bから構成されている。電動送風機2の前部は、弾性体よりなるサポート前20で、後部は、同じく弾性材料からなるサポートウシロ21で、電動送風機室3内に支持されている。22は、電動送風機室3と集塵容器収納部5とを仕切る隔壁で、略中央に電動送風機2の吸入開口2aと連通する格子状の隔壁開口部23が設けられ、その隔壁開口部23は、集塵容器収納部5側から三次フィルター24で覆われている。25は、掃除機本体1に電源を供給する電源コードであり電源プラグ25aをコンセント(図示せず)に差し込むことで掃除機本体1に電源を供給する。掃除機本体1の吸入口10の後方には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときに、集塵容器4の前部に密着するパッキン29が設けられている。26は掃除機本体1を収納する際や、収納した掃除機本体1を取り出すときに掃除機本体1を持ち上げるための持ち手であり、キャスター7前方に設けられている。
次に、集塵容器4の構成について図3〜6を用いて説明する。図3は、同集塵容器の断面図、図4は、同集塵容器の斜視図、図5は集塵容器収納部の斜視図、図6は、同集塵容器の裏面斜視図である。図3〜6において、集塵容器4は、集塵容器本体27と、集塵容器本体27の後方開口部に着脱自在に装着されるフィルターユニット28から構成されている。集塵容器本体27の前部には、集塵容器4を掃除機本体1の集塵容器収納部5に装着した時に、掃除機本体1の吸入口10の後方に設けたパッキン29に気密に圧接し連通する吸入口A30が設けられている。集塵容器本体27は、さらに、吸入口A30に直接連通すると共に粗塵を収納する粗塵室31と粗塵室31を通過した吸引風に含まれた細塵を捕集するフィルターユニット28から離脱した細塵を収納する細塵室32と、前記粗塵室31と細塵室32の下部開口39を覆うと共に後方端部が集塵容器本体27に回動自在に軸支された蓋体33を備えている。蓋体33は、コイルバネ34により開成方向に付勢されており、通常は集塵容器本体27に設けた尾錠35で、その前部が閉じた状態に保持されており、容器ハンドル19の前部に設けた操作部36を押すと、それに連結された連結棒37を介して尾錠35を外方に移動し、蓋体33がコイルバネ34の付勢力で開くようになっている。なお、53は、バネ材で、操作部36を常時上方に付勢するためのものである。粗塵室31は、吸気口A30と連通する粗塵室開口部31aを有する共に、その粗塵室開口部31a部分を除く全内周壁(4側壁)は、下部開口39に向かって次第に広がる傾斜面40を有する一次フィルターA42で形成されている。54は、集塵容器4の側部に回転自在に支持された駆動軸で、後端にギヤB54aを有し、さらに、ギヤA28bに噛み合うギヤC54bを備えている。一方、掃除機本体1の隔壁22には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着したときに、ギヤB54aが噛み合うと共に、駆動手段である駆動モータ62で回転駆動されるギヤE56を収納するギヤ収納部57が設けられている。フィルターユニット28は、図6に示すように、枠体48と、プリーツ折りされ、そのプリーツ目を縦方向にして枠体48に設けられた二次フィルター49と、横方向に摺動自在に設けられ除塵手段である弾き体28aと、フィルターユニット28の側部に回転自在に設けられたギヤA28bと、前記ギヤA28bの外周部と弾き体28aの一部とを連結する連結棒B28cとから構成されている。さらに、弾き体28aの二次フィルター49と対向する面には、プリーツ折りされた二次フィルター49の各山折り部49aに当接する突起(図示せず)が設けられている。
上記構成により、ギヤA28bを回転させると、連結棒B28cを介して連結された弾き体28aが左右に往復移動すると共に、その間に、弾き体28aに設けた突起が、二次フィルター49の山折り部49aを弾き、その時に振動やショックで、二次フィルター49の裏面(粗塵室31側の面)に付着した細塵がふるい落とされ、細塵室32に溜まると共に、二次フィルター49の濾過性能が復活するようになっている。フィルターユニット28の枠体48の下流側端部には全周に渡ってリップ51が、一体叉は一体的に形成され集塵容器4を集塵容器収納部5に装着した時に、そのリップ51が掃除機本体1の隔壁22の集塵容器収納部5側の面に圧接され、電動送風機2の運転時に外気が吸引されないようになっている。フィルターユニット28の前面は、フィルターユニット28を集塵容器本体27に装着した時に、粗塵室31の後方開口部31bを気密に覆うようになっている。
次に、図7を用いて、本実施の形態における電気掃除機の制御システムについて、説明する。
図7において、61は、掃除機本体1の電源プラグ25aがコンセント(図示せず)に接続され、通電されたかどうかを検知する通電検知手段である。
62は、マイクロコンピュータなどにより構成される制御手段で、使用者によって運転操作部11aより入力された操作情報に基づき、電動送風機2を駆動する駆動手段64へ信号を出力したり、操作情報や通電検知手段61の検知情報に基づき、除塵モータ66を駆動する除塵手段65へ信号を出力する制御手段である。
集塵容器検出手段63は、スイッチ等により、集塵容器4が掃除機本体1にセットされたかを検出する手段で、制御手段62に信号を出力している。
除塵手段65は、ギアを回駆動する除塵モータ66などから構成され、前記制御手段62からの信号を受けて駆動している。
状態検出手段68は、図8に示すように傾斜角を持った枠体70の中心部に2つの電極71a、71bを備え、その枠体の中の導電性の球体72が移動することで電極71aと71bの接続を行う構成で、掃除機本体1が移動する通常状態のときに球体72が傾斜に移動し、電極の接続を行い、掃除機本体1の排気後面が床面に向いている状態では重力で移動し、電極の接続を開放することで掃除機本体1の方向を検出しており、ON/OFF信号が制御手段62に出力されている。
報知手段69は、LEDやブザー、音声等により、除塵動作が行えなかった場合に使用書に報知しており、制御手段62からの信号を受けて動作している。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用は以下の通りである。
電気掃除機の使用開始にあたり、使用者が、掃除機本体1の電源プラグ(図示せず)を室内の壁に設けたコンセントに差すと、通電検知手段61が、掃除機本体1に通電されたことを検知し、制御手段62に信号を送る。制御手段62は、状態検出手段68で掃除機本体1がキャスター7および一対の車輪6が床面に接地されている状態(後は正常状態と示す)であることと、集塵容器検出手段63で集塵容器4があることを確認すると、除塵手段65に信号を送って、ギヤを回転駆動する除塵モータ66を駆動する。そして、ギヤA28bが回転することによって、連結棒B28cを介して連結された弾き体28aが左右に往復移動し、二次フィルター49の裏面に付着した細塵がふるい落とされる。この上記動作は電源投入から5秒以内で終了するようになっている。
次に、運転操作部11aを操作して、電気掃除機の運転を開始すると、制御手段62は駆動手段64に信号を送り、電動送風機2を運転させる。この電動送風機2による吸引力が、二次フィルター49、一次フィルターA42および一次フィルターB43、粗塵室31、ホース8、延長管13を経て床用吸込具16に至る。そして、制御手段62が電動機15を駆動して、ブラシ14を回転させ床面の塵埃を掻き上げて塵埃を捕集し、吸引された塵埃を含んだ空気が、掃除機本体1の吸気口を通って集塵容器本体27の吸入口10から真っ直ぐ粗塵室31に入り、一次フィルターA42及び一次フィルターB43に当たりそこで塵埃が捕集され、堆積していく。一次フィルターA42および一次フィルターB43を通過した空気に含まれる微細塵は、二次フィルター49で捕捉される。
ここで掃除が終了し停止操作を行うと、制御手段62は、駆動手段64に電動送風機2を停止するように出力し、さらに状態検出手段68で掃除機本体1が正常状態であることを確認して、除塵手段65に信号を送って、ギヤを回転駆動する除塵モータ66を駆動する。
次に、状態検出手段68によって掃除機本体1の方向が正常状態ではないときの動作を説明する。例えば掃除機本体1が収納した状態から持ち手26をもって取り出し、そのまま電源コード25を引き出し、掃除機本体1の排気後面が床面に向いている状態(床面に立てられた状態でも、持ち手をもった状態でも構わない)で、電源投入された場合には制御手段62は、状態検出手段68でその状態(すなわち二次フィルター49の塵埃の付着面が上方に向いている状態)であることを検出して除塵手段65には信号を送らないで除塵動作を行わないようにする。ここで制御手段62は除塵が行われなかったことを使用者に知らせるために、報知手段69に信号を出力して報知させるとともに、除塵が行われなかったことを記憶する。掃除機本体1がそのままの状態で運転操作部11aを操作すると、掃除動作は動作を行うが、停止操作を行うと停止後の除塵動作は行わなく、2回除塵動作が行われなかったことを記憶する。使用者が報知に気がついたり、床面に掃除機本体1を置いて掃除を行うために掃除機本体1を移動する通常状態にすると、方向検知手段68で正常状態になったことを検出して2回分の除塵動作を行い、報知を終了する。報知はブザーであれば除塵できなかったときに一定時間のみであったり、LEDであれば正常状態になって除塵動作ができた後に、消灯など報知の方法は色々考えられる。
電源投入時に掃除機本体1の排気後面が床面に向いている状態で除塵ができず、掃除動作途中に掃除機本体1が通常状態になった場合には、掃除動作を強制的に停止して、除塵動作をしてもよいし、掃除動作終了時にまとめて2回分除塵を行ってもよいことは言うまでもない。
本実施の形態はプリーツ折りされ、そのプリーツ目を縦方向にして枠体48に設けられた二次フィルター49の塵埃付着面は、掃除機本体1が立てられている状態で上方部になることから掃除機本体1の方向で説明を行ったが、二次フィルター49の塵埃付着面が上方部のときに除塵を行わないようすることがポイントである。
次に、集塵容器4内に堆積した塵埃の廃棄について説明する。
集塵容器4を集塵容器収納部5から取り外す時は、容器ハンドル19を握って集塵容器4を上方に持上げるだけで良い。そして、集塵容器4をごみ箱などの上に持っていって、操作部36を押すと、連結棒37が下がって、尾錠35が外方に移動して、蓋体33と尾錠35との係止が解除され、蓋体33がコイルバネ34の付勢力で開成し、粗塵室31内の圧縮された塵埃並びに、細塵室32に堆積した細塵がごみ箱内に落下する。
以上のように、本実施の形態によれば、二次フィルター49の塵埃付着面が、上方部になっている場合には、二次フィルター49の除塵を行わないので、塵埃がプリーツ部の奥まで入り込んだり、集塵が除塵の振動によって二次フィルター49の目に入り込んでしまい、目詰まりすることを低減できる。そのため正常な方向での除塵動作時には、フィルターに付着した塵埃を比較的に安定して弾き落すことができる。安定してフィルターの塵埃を除去できるので掃除機の風量低下低減やフィルターのお手入れ回数も減らすことができる。さらに風量低下低減ができるので、掃除機の騒音低減や、温度上昇低減も行える。
また二次フィルター49の除塵が状態検出手段によって行えなかった場合には、二次フィルター49が除塵できる状態になったときは、掃除動作を止めてでも二次フィルター49の除塵を行うことにより、除塵回数を確保することがきるので、比較的安定したフィルターの塵埃の除去を行うことができる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機によれば、塵埃がフィルターのプリーツ部の奥まで入り込まず、目詰まりすることも低減できるので、家庭用だけでなく、業務用の電気掃除機にも有用である。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の側断面図 同電気掃除機の集塵容器の断面図 同集塵容器の斜視図 同集塵容器収納部の斜視図 同集塵容器の裏面斜視図 同電気掃除機の制御システムを示すブロック図 同電気掃除機の状態検出手段の内部構成図
符号の説明
1 掃除機本体
2 電動送風機
4 集塵容器
5 集塵容器収納部
27 集塵容器本体
28a 弾き体(除塵手段)
31 粗塵室
49 二次フィルター(フィルター)
62 制御手段
66 除塵モータ
68 状態検出手段
69 報知手段
70 枠体

Claims (5)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機と、その塵埃付着面が車輪の接地面に対して略垂直方向となる、塵埃捕集用のフィルターと、前記フィルターに付着した塵埃を除塵する除塵手段とを有した掃除機本体と、前記掃除機本体の車輪が床面に対向している状態か、排気口を有する掃除機本体の後面が床面に対向している状態かを検出する状態検出手段とを備え、前記状態検出手段によって掃除機本体の後面が床面に対向している状態であることを検出した場合には、前記フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断して、前記除塵手段によるフィルターの除塵を行わないことを特徴とする電気掃除機。
  2. 商用電源投入時および/または停止操作一定時間後に、フィルター除塵を一定時間行う電気掃除機において、状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかったときには、行わなかったことを報知する、報知手段を備えることを特徴とした請求項1の電気掃除機。
  3. 状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかった場合には、フィルターの塵埃付着面が床面に対して垂直になったとき、電動送風機の動作よりも優先的にフィルター除塵を行うことを特徴とする請求項1から2記載の電気掃除機。
  4. 状態検出手段によって、フィルターの塵埃付着面が床面に対して上向きになっていると判断し、フィルター除塵を行わなかった時間を記憶する記憶手段を備え、フィルターの塵埃付着面が床面に対して垂直になったときに行うフィルター除塵時間は、記憶手段によって記憶された時間に応じて長くすることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
  5. フィルターは、その折れ目が車輪の接地面に対して略垂直方向となるようにプリーツ折りされたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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