JP2011188952A - 集塵装置及び電気掃除機 - Google Patents

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幸雄 町田
Satoru Oshita
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Abstract

【課題】集塵室内の塵埃を確実に圧縮できること。
【解決手段】吸気口45A及び排気口45Bを備え、内部に集塵室40が設けられた装置ケーシング30と、筒形状に形成され、装置ケーシング30内でこの装置ケーシングに軸回りに回転可能に支持され、先端が集塵室40内に位置づけられると共に第1フィルタ41を備えた回転台35と、この回転台と同軸でこの回転台に端面カム機構55介して作動的に連結され、第1フィルタ41の上方位置からこの第1フィルタ側へ回転台35の軸方向に沿って移動可能に装置ケーシング30に支持された圧縮部材39とを有し、この圧縮部材が、回転台35の回転に伴い第1フィルタ41側へ移動して、集塵室40内で第1フィルタの周囲に集積された塵埃αを圧縮し得るよう構成されたものである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、塵埃を含む空気から塵埃を分離して捕集する集塵装置、及びこの集塵装置を備えた電気掃除機に関する。
特許文献1に記載の電気掃除機には、塵埃を含む空気を旋回させて塵埃を分離する集塵装置を、掃除機本体に備えたものが開示されている。この集塵装置では、空気を旋回させて塵埃を分離する旋回分離部分と、分離された塵埃を捕集する塵埃捕集部分との間に仕切り部材が配置されている。そして、この仕切り部材は、電気掃除機の運転の停止時に塵埃捕集部分側へ移動して、捕集した塵埃を圧縮するよう構成されている。
特開2009−112498号公報
ところが、上記特許文献1に記載の電気掃除機の集塵装置では、仕切り部材の上方の旋回分離部分にフィルタが設置されているため、このフィルタ周囲の旋回分離部分内に塵埃が集積されることになる。従って、電気掃除機の運転の停止時に仕切り部材が塵埃捕集部分側へ移動しても、旋回分離部分内の塵埃を圧縮できず、従って集塵装置内の塵埃を十分に圧縮することができない。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、集塵装置の集塵室内の塵埃を確実に圧縮できる集塵装置、及びこの集塵装置を備えた電気掃除機を提供することにある。
本発明に係る集塵装置は、吸気口及び排気口を備え、内部に集塵室が設けられた装置ケーシングと、筒形状に形成され、前記装置ケーシング内でこの装置ケーシングに軸回りに回転可能に支持され、先端が前記集塵室内に位置づけられると共に第1フィルタを備えた回転部材と、この回転部材と同軸でこの回転部材にカム機構を介して作動的に連結され、前記第1フィルタの上方位置からこの第1フィルタ側へ前記回転部材の軸方向に沿って移動可能に、前記装置ケーシングに支持された圧縮部材とを有し、この圧縮部材が、前記回転部材の回転に伴い前記第1フィルタ側へ移動して、前記集塵室内で前記第1フィルタの周囲に集積された塵埃を圧縮し得るよう構成されたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る電気掃除機は、吸込口体を備えた管部が接続されると共に、内部に電動送風機が配置された掃除機本体には、前記管部の接続部と前記電動送風機との間に、前記発明の集塵装置が設置されたことを特徴とするものである。
本発明に係る集塵装置、及びこの集塵装置を備えた電気掃除機によれば、装置ケーシングの集塵室内では、筒形状の回転部材の先端に設けられた第1フィルタの周囲に塵埃が集積される。この状態で回転部材を回転させると、第1フィルタの上方位置に位置づけられた圧縮部材が第1フィルタ側へ移動して、この第1フィルタの周囲に集積された塵埃を圧縮する。この結果、集塵室内の塵埃を確実に圧縮することができる。
本発明に係る集塵装置の一実施の形態を装備した電気掃除機の全体外観を示す斜視図。 図1の集塵装置を示す斜視図。 図2の集塵装置における通常運転状態を示す縦断面図。 図2の集塵装置の分解斜視図。 図3の回転台と圧縮部材との組付け状態を斜め上方から目視して示す斜視図。 図3の回転台と圧縮部材との組付け状態を斜め下方から目視して示す斜視図。 図2の集塵装置における集塵圧縮状態を示す縦断面図。 通常運転状態における圧縮部材の塵埃付着除去具と第2フィルタとの関係を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。 塵埃圧縮状態における圧縮部材の塵埃付着除去具と第2フィルタとの関係を示し、(A)は斜視図、(B)は縦断面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。図1は、本発明に係る集塵装置の一実施の形態を装備した電気掃除機の全体外観を示す斜視図である。
図1に示す電気掃除機1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この電気掃除機1は、被掃除面上に配置される掃除機本体2と、この掃除機本体2に着脱自在に接続された管部3とを備える。
掃除機本体2は、本体ケース5と、この本体ケース5の両側方に軸支された一対の車輪6と、本体ケース5に着脱可能に載置された集塵装置10と、本体ケース5に内蔵された電動送風機8と、電動送風機8の駆動を制御する本体制御部9と、電動送風機8に電力を導く電源コード11とを備える。
本体ケース5は、集塵装置10に連通される接続部としての本体接続口12を有する。この本体接続口12と電動送風機12との間に集塵装置10が設置され、この集塵装置10は、電動送風機8に連通される。そして、集塵装置10は、電動送風機8が発生した負圧によって電気掃除機1に吸い込まれる塵埃を含んだ空気(含塵空気)から塵埃を分離し捕集する。また、車輪6は、掃除機本体2の走行用の大径の走行輪である。更に、電源コード11は自由端部に電源プラグ14を備える。
本体制御部9は、予め設定された複数の運転モードを有する。それぞれの運転モードは、管部3から入力される操作信号に対応付けられると共に、電動送風機8への出力値を互いに異ならせて設定する。そして、本体制御部9は、管部3から入力される操作信号に対応させて複数の運転モードから任意の運転モードを択一的に選択し電動送風機8を駆動させる。
管部3は、電動送風機8の運転にともない掃除機本体2から作用する負圧によって、被掃除面から含塵空気を吸い込み、掃除機本体2に案内する。管部3は、掃除機本体2の本体接続口12に着脱自在に接続され、互いに連通して接続された接続管19、集塵ホース21及び手元操作管22を備える集塵ホース体20と、この集塵ホース体20の手元操作管22に着脱自在に接続されて連通される延長管25と、この延長管25に着脱自在に接続されて連通される吸込口体26とを備える。
集塵ホース体20の接続管19が、掃除機本体2の本体接続口12に着脱自在に接続される。また、集塵ホース21は、可撓性を有する細長略円筒状に形成される。更に、手元操作管22には把持部23が突設され、この把持部23に操作部24が設けられる。把持部23は、電気掃除機1のユーザが把持して電気掃除機1を操作するものである。この把持部23は、手元操作管22の他端部側から突設され、手元操作管22の一端部に向けて湾曲される。
操作部24は、それぞれの運転モードに対応したスイッチを備える。具体的には、操作部24は、電動送風機8の運転の停止を操作する停止スイッチ24Aと、電動送風機8の運転の開始を操作する起動スイッチ24Bとを備える。起動スイッチ24Bは、弱運転スイッチ(図示省略)、中運転スイッチ(図示省略)及び強運転スイッチ(図示省略)を別個に備える構成にしても良い。電気掃除機1のユーザは、操作部24を操作して電動送風機8の運転モードを択一的に選択する。
延長管25は、伸縮可能な細長略円筒状に形成される。この延長管25は、複数の筒状体を重ね合わせてテレスコピック構造に構成される。延長管25は、一端が集塵ホース体20の手元操作管22の他端に着脱自在に接続され、集塵ホース体20(手元操作管22、集塵ホース21及び接続管19)を介して掃除機本体2の内部に連通される。
吸込口体26は、延長管25の他端に着脱自在に接続され、延長管25及び集塵ホース体20を介して掃除機本体2の内部に連通される。また、吸込口体26は、木床やカーペットなどの被掃除面上を走行可能に構成されると共に、走行状態において被掃除面に対向する底面側に吸込口28を有する。
電気掃除機1は、起動スイッチ24Bが操作されると掃除機本体2内の電動送風機8を駆動させ、集塵装置10内に負圧(吸込負圧)を作用させる。この負圧は、本体接続口12から集塵ホース体20及び延長管25を経て吸込口体26の吸込口28に作用する。吸込口28に作用した負圧によって、電気掃除機1は、被掃除面に溜まった塵埃を空気と共に吸込口28から吸い込んで被掃除面を掃除する。吸込口28から吸い込まれた含塵空気は、集塵装置10によって空気と塵埃とに分離され、分離された塵埃がこの集塵装置10にて捕集される。他方、分離された空気は集塵装置10を通過し、電動送風機8に吸い込まれて掃除機本体2から排気される。
さて、前記集塵装置10は、図2〜図4に示すように、集塵ケース31、ケースカバー32、フィルタ受け台33及びキャップ34を備えてなる装置ケーシング30と、この装置ケーシング30内でフィルタ受け台33に軸回りに回転可能に支持された回転部材としての回転台35と、装置ケーシング30内で回転台35に回転一体に連結された徐塵部材としてのフィルタ叩き台36と、このフィルタ叩き台36にハンドル固定台37を介して回転一体に連結され、装置ケーシング30外に配設されたハンドル38と、回転台35と同軸に配置されてフィルタ受け台33に昇降可能に支持された圧縮部材39と、空気中の塵埃を付着させる第1フィルタ41、第2フィルタ42及び第3フィルタ43と、を有して構成される。
集塵ケース31は、円筒形状に形成され、側面に吸気口45Aが一体に形成されると共に、底部にケースカバー32が着脱可能に装着されることで、このケースカバー32と共に内部に集塵室40を画成する。吸気口45Aは、掃除機本体2の本体接続口12(図1)に連通する。
フィルタ受け台33は略漏斗形状に形成され、小径部33Aの内側に回転台35が収容され、大径部33C内に第3フィルタ43(例えばプリーツフィルタ等)が着脱自在に配設される。小径部33Aは、装置ケーシング30内において集塵室40内に位置づけられる。小径部33Aと大径部33Cとの間の連結部33Bに設けられた開口に第2フィルタ42(例えばメッシュフィルタ等)が設置される。この連結部33B内で、第2フィルタ42と第3フィルタ43との間にフィルタ間領域44が設けられる。ここで、装置ケーシング30内を流れる空気の流れ方向において、第2フィルタ42は集塵室40の下流側に、第3フィルタ43は第2フィルタ42の下流側にそれぞれ位置づけられる。
キャップ34は、天部を有する円筒形状に形成され、側面に排気口45Bが形成されると共に、フィルタ受け台33の大径部33Cに着脱可能に装着される。また、排気口45Bは、掃除機本体2の電導送風機8(図1)に連通される。更に、このキャップ34にハンドル38が軸回りに回転自在に装着されている。
回転台35は略円筒形状に形成され、内部が空気通路46として構成される。この回転台35の図における上半部外周には、図5及び図6に示すように、カム面47が螺旋形状に形成されると共に、図における上端に係止部48がリング状に形成される。図3に示すように、この係止部48がフィルタ受け台33の連結部33Bに係止されて、回転台35は、フィルタ受け台33の小径部33A内に収容されて、軸回りに回転自在に支持される。
また、回転台35は、図における下半部の先端部分がフィルタ受け台33の小径部33Aの図における下方へ突出し、集塵室40内に位置する。そして、この突出部分に形成された開口に第1フィルタ41(例えばメッシュフィルタ等)が設置される。
フィルタ叩き台36は、図における下端部に流出口49が形成され、この流出口49が、回転台35の空気通路46とフィルタ受け台33のフィルタ間領域44に連通する。また、フィルタ叩き36の図における上端部に叩きフレーム部50が一体または一体的に成形される。この叩きフレーム部50は、フィルタ叩き台36の上端部から放射状に延びる複数本の放射フレーム50Aの先端がリングフレーム50Bに一体に結合されて構成され、各放射フレーム50Aの図における下部に叩き部50Cが一体成形される。フィルタ叩き台36の回転により叩きフレーム部50の叩き部54が第3フィルタ43に断続的に当接して、この第3フィルタ43に振動を付与し、第3フィルタ43に付着した塵埃を落下させる。
圧縮部材39は、内筒部39Aと外筒部39Bとの図における両下端に圧縮プレート部39Cが一体化されて構成される。内筒部39Aの内側に回転台35が挿通される。また、内筒部39Aと外筒部39Bとの間にフィルタ受け台33の小径部33Aが配置される。更に、内筒部39Aの図における上端とフィルタ受け台33の小径部33Aの図における下端との間にスプリング51が介在される。このスプリング51を介して、圧縮部材39は、図3及び図7に示すように、回転台35に設けられた第1フィルタ41の図における上方位置から第1フィルタ41側へ回転台35の軸方向に沿って下降し、また反対方向へ上昇可能にフィルタ受け台33に弾性支持される。
また、圧縮部材39の内筒部39Aの図における上端には、図3及び図5に示すように、カム面52が螺旋形状に形成されている。このカム面52は、図3及び図7に示すように、回転台35のカム面47にスプリング51の付勢力により常時当接されて端面カム機構55を構成する。この端面カム機構55を介して、回転台35と圧縮部材39とが作動的に連結される。
つまり、装置ケーシング30の集塵室40内では、特に、回転台35先端の第1フィルタ41の周囲に塵埃αが集積されるが、この状態で回転台35が軸回りに回転されると、端面カム機構55の作用で圧縮部材39が第1フィルタ41側へ移動(下降)して、第1フィルタ41の周囲に集積された塵埃αが圧縮プレート部39Cにより圧縮される。ここで、端面カム機構55は、カム面47のリフト量L(図6)に相当する距離だけ圧縮部材39を第1フィルタ41側へ移動させる。
また、圧縮部材39には、圧縮プレート部39Cの内周縁部に、塵埃除去具としての塵埃除去爪53が一体成形されている。この塵埃除去爪53は、圧縮部材39が第1フィルタ41側へ移動(下降)するときに第1フィルタ41の表面に摺接して、この第1フィルタ41に付着した塵埃を掻き落して除去する。
更に、圧縮部材39には、図3〜図6に示すように、外筒部39Bの図における上端部に塵埃付着除去具54が一体成形されている。この塵埃付着除去具54は、圧縮部材39の外筒部39Bの上端部から放射状に延びる複数本の放射フレーム54Aと、この放射フレーム54Aの先端に一体に結合されたリングフレーム54Bとを備えて構成される。
この塵埃付着除去具54は、図3及び図8に示すように、圧縮部材39が第1フィルタ41の上方に位置づけられているときには、フィルタ受け台33に設置された第2フィルタ42の上流面に接触して設けられる。従って、このときには、塵埃αは塵埃付着除去具54を跨いで第2フィルタ42に付着する。また、塵埃付着除去具54は、図7及び図9に示すように、圧縮部材39が第1フィルタ41側へ移動(下降)したときには第2フィルタ42から離反し、このとき、第2フィルタ42に付着した塵埃αを保持するので、この塵埃αを第2フィルタ42から引き離して除去する。
次に、上述のように構成された集塵装置10の作用を、通常運転時(つまり塵埃捕集時)と塵埃圧縮時について説明する。
[A]通常運転時(図3)
通常運転時には、掃除機本体2(図1)の電動送風機8の起動により吸込口体26から吸引された塵埃を含む空気は、延長管25、集塵ホース体20及び本体接続口12を経て集塵装置10の吸気口45Aに至り、矢印Aに示すように、装置ケーシング30の集塵室40内に流入する。
この集塵室40内に流入した塵埃を含む空気は、矢印B、C、Dに示すように、回転台35の先端の第1フィルタ41を通過し、回転台35の空気通路46、フィルタ叩き台36の流出口49を経てフィルタ受け台33のフィルタ間領域44に至り、矢印E、Fに示すように、第3フィルタ43を通過してキャップ34内へ流入し、排気口45Bから排出されて電動送風機8に吸引される。上述の経路(矢印A、B、C、D、E、F)を空気が流れる過程で、空気中の塵埃は、第1フィルタ41にて除去されて捕集され、更に細かい塵埃が第3フィルタ43にて除去されて捕集される。
また、集塵室40内に流入した空気は、上述の経路とは異なり、矢印Gに示すように、集塵室40から圧縮部材39の塵埃付着除去具54、フィルタ受け台33の第2フィルタ42を通過してフィルタ受け台33のフィルタ間領域44に至り、矢印H、Fに示すように、第3フィルタ43を通過してキャップ34内に至り、排気口45Bから排出されて電動送風機8に吸引される。この経路(矢印A、G、H、F)を空気が流れる過程で、空気中の塵埃は、塵埃付着除去具54及び第2フィルタ42にて除去されて捕集され、更に細かな塵埃が第3フィルタ43にて除去されて捕集される。
上述の塵埃捕集時に第1フィルタ41、第2フィルタ42及び第3フィルタ43に付着されなかった塵埃は、重力と、第1フィルタ41へ向かう空気の流れとによって、集塵室40の下方の第1フィルタ41周囲に集積する。
[B]塵埃圧縮時(図7)
電気掃除機1の運転の停止時に、ハンドル38が矢印O方向に回転操作されると、ハンドル固定台37及びフィルタ叩き台36を介して回転台35が軸回りに回転し、端面カム機構55の作用で、圧縮部材39が矢印P方向に昇降動作する。圧縮部材39の下降動作により、この圧縮部材39の圧縮プレート部39Cが回転台35の第1フィルタ41の上方位置からこの第1フィルタ41側へ移動(下降)して、第1フィルタ41の周囲に集積された塵埃αを圧縮する。
この圧縮部材39の下降時に、圧縮部材39の塵埃除去爪53が回転台35の第1フィルタ41に付着した塵埃を掻き落して除去し、また、圧縮部材39の塵埃付着除去具54がフィルタ受け台33の第2フィルタ42に付着した塵埃を引き離して除去し、更に、フィルタ叩き台36の叩きフレーム部50が、第3フィルタ43に付着した塵埃を振動を付与して落下させる。これらの第1フィルタ41、第2フィルタ42及び第3フィルタ43から除去された塵埃は、下降動作する圧縮部材39の圧縮プレート部39Cによって、第1フィルタ41の周囲に集積された塵埃と共に圧縮される。
以上のように構成されたことから、本実施の形態の集塵装置10によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)装置ケーシング30の集塵室40内では、回転台35の先端に設けられた第1フィルタ41の周囲に大部分の塵埃が集積される。この状態でハンドル35を回転操作させて回転台35を回転させると、第1フィルタ41の上方位置に位置づけられた圧縮部材39が第1フィルタ41側へ移動して、この圧縮部材39の圧縮プレート部39Cが第フィルタ41の周囲に集積された塵埃を圧縮する。この結果、装置ケーシング30の集塵室40内の塵埃を、ほぼ余すことなく確実に圧縮することができる。
(2)圧縮部材39には、第1フィルタ41側への移動時にこの第1フィルタ41に摺接して、この第フィルタ41に付着した塵埃を除去する塵埃除去爪53が設けられている。このため、圧縮部材39の圧縮プレート部39Cによる塵埃の圧縮と連動して、第1フィルタ41に付着した塵埃を除去できる。しかも、この除去した塵埃を、圧縮プレート部39Cにより他の塵埃と共に圧縮することができる。
(3)圧縮部材39には塵埃付着除去具54が設置され、この塵埃付着除去具54は、フィルタ受け台33の第2フィルタ42の上流面に接触して第2フィルタ42と共に塵埃を付着させ、且つ圧縮部材39の第フィルタ41側への移動時に第2フィルタ42から離反して、この第2フィルタ42に付着した塵埃を除去する。このため、圧縮部材39の圧縮プレート部39Cによる塵埃の圧縮と連動して、第2フィルタ42に付着した塵埃を除去でき、しかも、この除去した塵埃を、圧縮プレート部39Cにより他の塵埃と共に圧縮することができる。
(4)回転台35に回転一体に連結されるフィルタ叩き台36には叩きフレーム部50が設けられ、この叩きフレーム部50は、フィルタ叩き台36の軸回りの回転により第3フィルタ43に振動を付与して、この第3フィルタ43に付着した塵埃を除去するよう構成されている。このため、回転台35の回転により下降する圧縮部材39の圧縮プレート部39Cによる塵埃の圧縮と連動して、第3フィルタ43に付着した塵埃を除去でき、しかも、この除去した塵埃を圧縮プレート部39Cにより他の塵埃と共に圧縮することができる。
1 電気掃除機
10 集塵装置
30 装置ケーシング
35 回転台(回転部材)
36 フィルタ叩き台(除塵部材)
39 圧縮部材
39C 圧縮プレート部
40 集塵室
41 第1フィルタ
42 第2フィルタ
43 第3フィルタ
45A 吸気口
45B 排気口
47 カム面
50 叩きフレーム部
50C 叩き部
52 カム面
53 塵埃除去爪(塵埃除去具)
54 塵埃付着除去具
55 端面カム機構

Claims (5)

  1. 吸気口及び排気口を備え、内部に集塵室が設けられた装置ケーシングと、
    筒形状に形成され、前記装置ケーシング内でこの装置ケーシングに軸回りに回転可能に支持され、先端が前記集塵室内に位置づけられると共に第1フィルタを備えた回転部材と、
    この回転部材と同軸でこの回転部材にカム機構を介して作動的に連結され、前記第1フィルタの上方位置からこの第1フィルタ側へ前記回転部材の軸方向に沿って移動可能に、前記装置ケーシングに支持された圧縮部材とを有し、
    この圧縮部材が、前記回転部材の回転に伴い前記第1フィルタ側へ移動して、前記集塵室内で前記第1フィルタの周囲に集積された塵埃を圧縮し得るよう構成されたことを特徴とする集塵装置。
  2. 前記圧縮部材には、第1フィルタ側への移動時にこの第1フィルタに摺接して、この第1フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去具が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記装置ケーシングには集塵室の下流側に第2フィルタが設置され、
    圧縮部材には、前記第2フィルタの上流面に接触してこの第2フィルタと共に塵埃を付着させ、且つ前記圧縮部材の第1フィルタ側への移動時に前記第2フィルタから離反して、この第2フィルタに付着した塵埃を引き剥がして除去する塵埃付着除去具が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。
  4. 前記装置ケーシングには第2フィルタの下流側に第3フィルタが設置され、
    回転部材に回転一体に設けられた除塵部材がその回転により前記第3フィルタに振動を付与して、この第3フィルタに付着した塵埃を除去可能に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の集塵装置。
  5. 吸込口体を備えた管部が接続されると共に、内部に電動送風機が配置された掃除機本体には、前記管部の接続部と前記電動送風機との間に、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の集塵装置が設置されたことを特徴とする電気掃除機。
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