JP4771273B2 - シーリング材用カートリッジ - Google Patents

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本発明は、例えば建物の施工や各種工業製品の製造等に用いられるシーリング材を充填したシーリング材用カートリッジに関するものである。
一般に、建物の施工、各種工業製品の製造等においては、目地止めや防水のためにシーリング材が広く用いられており、このシーリング材を使用する場合は、シーリング材を充填したカートリッジを専用の器具に装着し、カートリッジから必要な量のシーリング材を押し出すようにしている。
この種のシーリング材用カートリッジとしては、シーリング材の吐出口を有する蓋部を円筒状の胴部の一端に一体に形成してなるカートリッジ本体と、胴部の他端側に嵌着されたプランジャーとを備え、プランジャーを押圧してカートリッジ本体の一端側に向かって移動させることにより、カートリッジ本体内のシーリング材を蓋部の吐出口から吐出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−240154号公報
ところで、前記シーリング材用カートリッジを使用する場合は、使用済みのカートリッジを別途廃棄する必要があるが、カートリッジ本体は中空円筒状に形成されているため、シーリング材を大量に使用する建設現場等においては、使用済みのカートリッジが保管場所で嵩張るとともに、廃棄する場合もこの嵩張りが問題となっている。また、プラスチック材料としてリサイクルしようとしても、回収する場合に嵩張るため運搬効率が悪く、現状ではリサイクル化が実現されていない。そこで、使用済みのカートリッジ本体を圧潰や切断により解体して容積を小さくすれば、保管及び運搬を効率よく行うことができるが、カートリッジ本体にはプラスチック成形品が用いられる場合が多いため、カートリッジ本体を容易に解体することができず、使用後のカートリッジ本体の減容化が十分に図れないという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、使用後のカートリッジ本体を容易に解体することのできるシーリング材用カートリッジを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、シーリング材の吐出口を有する蓋部を円筒状の胴部の一端に一体に形成してなるカートリッジ本体と、胴部の他端側に嵌挿されたプランジャーとを備え、プランジャーを押圧してカートリッジ本体の一端側に向かって移動させることにより、カートリッジ本体内のシーリング材を蓋部の吐出口から吐出するようにしたシーリング材用カートリッジにおいて、前記胴部の周方向複数箇所にカートリッジ本体の一端側から他端側に亘って延びる溝部を設け、溝部における胴部の肉厚を他の部分よりも小さく形成し、胴部を、一端側が蓋部から分離することなく他端側が開いた状態に各溝部から分離するように形成している。
これにより、使用済みのカートリッジ本体の胴部を各溝部から分離することにより、カートリッジ本体が解体される。その際、各溝部における胴部の肉厚が他の部分よりも小さく形成されていることから、例えばハンマー等で叩いたり、両手で強く圧縮したり、或いは各溝部に沿ってカッターで切断することにより、胴部を各溝部から容易に分離させることができる。また、胴部の一端側は蓋部と一体に形成されているため、胴部が各溝部から分離しても胴部の一端側が蓋部から分離することがない。
本発明によれば、カートリッジ本体の胴部を各溝部から分離することにより、カートリッジ本体を容易に解体することができるとともに、胴部が各溝部から分離しても胴部の一端側が蓋部から分離することがないので、胴部の他端側が開いた状態のカートリッジ本体内に他のカートリッジ本体を挿入することができ、複数のカートリッジ本体を整然と積み重ねることができる。これにより、使用後のカートリッジ本体の減容化を図ることができるので、例えば建設現場における保管及び運搬を効率よく行うことができ、産業廃棄物の量(容積)を低減することもできる。更に、減容化により回収効率を向上させることができるので、リサイクルする場合のコストも低減することができる。
図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1はシーリング材用カートリッジの全体斜視図、図2はその側面図、図3はその側面断面図、図4はカートリッジ本体の正面断面図、図5は解体されたカートリッジ本体の斜視図、図6は解体されたカートリッジ本体を積み重ねた状態を示す斜視図である。
このシーリング材用カートリッジは、シーリング材Aが充填されるプラスチック製のカートリッジ本体1と、カートリッジ本体1内のシーリング材Aを外部に押し出すためのプランジャー2とからなり、カートリッジ本体1の先端側にはノズル3が着脱自在に取付けられるようになっている。
カートリッジ本体1は、円筒状に形成された胴部1aと、胴部1aの一端に一体に形成された蓋部1bとからなり、蓋部1bにはシーリング材Aを吐出するための吐出口1cが設けられている。吐出口1cは円筒状に突出するように形成され、その外周面にはノズル3が螺合するようになっている。また、胴部1aの外周面にはカートリッジ本体1の一端側から他端側に亘って延びる溝部1dが設けられ、溝部1dは胴部1aの周方向二箇所に設けられている。図4に示すように溝部1dは断面V字状に形成され、溝部1dの形成された部分の胴部1aの肉厚が他の部分よりも小さくなっている。尚、溝部1dは割れ易いように断面V字状に形成するのが好ましいが、他の形状であってもよい。この場合、カートリッジ本体1には、硬く脆い材料(例えば、ホモ構造のポリプロピレン(PP))を用いるのが好適である。また、カートリッジ本体1は、図2に示すように胴部1aの他端から一端側に向かって所定長さL(例えば3mm)だけ溝部1dが存在しないように形成されている。即ち、溝部1dは胴部1aの一端から他端のやや手前(他端から長さLの位置)まで設けられている。また、蓋部1bの裏側にはアルミニウム製のフィルム4が貼り付けられ、フィルム4によって吐出口1cが内側から閉鎖されている。
プランジャー2は胴部1aの内径と同等の外径を有する円形の部材からなり、胴部1aの他端側にカートリッジ本体1の軸方向に移動自在に嵌挿されている。
以上のように構成されたシーリング材用カートリッジを使用する場合は、フィルム4を破って吐出口1cを開口するとともに、吐出口1cにノズル3を取付け、図示しない専用の器具に装着する。カートリッジ本体1からシーリング材Aを吐出する場合は、器具によってプランジャー2を押圧することにより、カートリッジ本体1の吐出口1cから必要な量のシーリング材Aが押し出される。
また、カートリッジ本体1のシーリング材Aを使い終えた後は、カートリッジ本体1の胴部1aを各溝部1dから分離し、胴部1a内からプランジャー2を取出すことにより、図5に示すようにカートリッジ本体1を解体する。この場合、各溝部1dの形成された部分は胴部1aの肉厚が他の部分よりも小さくなっているため、例えばハンマーで叩いたり、両手で強く圧縮したり、或いは踏みつけることにより、胴部1aが各溝部1dから容易に分離する。また、各溝部1dに沿ってカッターで切断することによっても胴部1aを各溝部1dから容易に分離することができる。尚、胴部1aの他端側は長さLだけ各溝部1dが形成されていないが、この部分は僅かな長さ(例えば3mm)であるため、各溝部1dと共に容易に破断させることができる。また、胴部1aの一端側は蓋部1bと一体に形成されているため、胴部1aが各溝部1dから分離しても、胴部1aの一端側が蓋部1bから分離することがない。これにより、図6に示すように胴部1aの他端側が開いた状態のカートリッジ本体1内に他のカートリッジ本体1を挿入することにより、複数のカートリッジ本体1を整然と積み重ねることができる。
このように、本実施形態のシーリング材用カートリッジによれば、カートリッジ本体1の胴部1aの周方向二箇所にカートリッジ本体1の一端側から他端側に亘って延びる溝部1dを設け、溝部1dにおける胴部1aの肉厚を他の部分よりも小さく形成したので、胴部1aを各溝部1dから分離することにより、使用後のカートリッジ本体1を容易に解体することができるとともに、胴部1aが各溝部1dから分離しても、胴部1aの一端側が蓋部1bから分離することがないので、カートリッジ本体1内に他のカートリッジ本体1を挿入することができ、複数のカートリッジ本体1を整然と積み重ねることができる。これにより、使用後のカートリッジ本体1の減容化を図ることができるので、保管及び運搬を効率よく行うことができ、産業廃棄物の量(容積)を低減することもできる。更に、減容化により回収効率を向上させることができるので、リサイクルする場合のコストも低減することができる。この場合、カートリッジ本体1が複数の部分に分断されることがないので、破片が散乱することがないという利点もある。更に、胴部1aを各溝部1dから周方向に分離させることができるので、カートリッジ本体1内のプランジャー2を容易に取出すことができ、分別する場合に極めて有利である。
また、カートリッジ本体1を胴部1aの他端から一端側に向かって所定長さLだけ溝部1dが存在しないように形成したので、プランジャー2の押圧により胴部1aに内圧が加わった場合でも、胴部1aの他端から溝部1dへの亀裂を発生させることがない。これにより、使用時におけるカートリッジ本体1の強度を十分に確保することができるので、カートリッジ本体1の破裂防止に効果的である。
更に、溝部1dを断面V字状に形成したので、溝部1dの底部に応力を集中させることができ、胴部1aを各溝部1dから確実に分離させることができる。
尚、前記実施形態では、胴部1aの周方向二箇所に溝部1dを設けたものを示したが、周方向二箇所よりも多くの箇所に設けるようにしてもよい。また、前記実施形態では、胴部1aの他端から一端側に向かって所定長さLだけ溝部1dが存在しないように形成したものを示したが、胴部1aの他端まで溝部1dを形成するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すシーリング材用カートリッジの全体斜視図 シーリング材用カートリッジの側面図 シーリング材用カートリッジの側面断面図 カートリッジ本体の正面断面図 解体されたカートリッジ本体の斜視図 解体されたカートリッジ本体を積み重ねた状態を示す斜視図
符号の説明
1…カートリッジ本体、1a…胴部、1b…蓋部、1c…吐出口、1d…溝部、2…プランジャー、A…シーリング材。

Claims (3)

  1. シーリング材の吐出口を有する蓋部を円筒状の胴部の一端に一体に形成してなるカートリッジ本体と、胴部の他端側に嵌挿されたプランジャーとを備え、プランジャーを押圧してカートリッジ本体の一端側に向かって移動させることにより、カートリッジ本体内のシーリング材を蓋部の吐出口から吐出するようにしたシーリング材用カートリッジにおいて、
    前記胴部の周方向複数箇所にカートリッジ本体の一端側から他端側に亘って延びる溝部を設け、
    溝部における胴部の肉厚を他の部分よりも小さく形成し
    胴部を、一端側が蓋部から分離することなく他端側が開いた状態に各溝部から分離するように形成し
    ことを特徴とするシーリング材用カートリッジ。
  2. 前記カートリッジ本体を胴部の他端から一端側に向かって所定長さだけ溝部が存在しないように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のシーリング材用カートリッジ。
  3. 前記溝部を断面V字状をなすように形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のシーリング材用カートリッジ。
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