JP2011240992A - 噴霧容器用噴射ボタン - Google Patents
噴霧容器用噴射ボタン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011240992A JP2011240992A JP2010235133A JP2010235133A JP2011240992A JP 2011240992 A JP2011240992 A JP 2011240992A JP 2010235133 A JP2010235133 A JP 2010235133A JP 2010235133 A JP2010235133 A JP 2010235133A JP 2011240992 A JP2011240992 A JP 2011240992A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing
- lock
- button
- spray
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 78
- 239000007921 spray Substances 0.000 title claims abstract description 55
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 115
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 28
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 claims abstract description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 19
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 abstract 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 210000005224 forefinger Anatomy 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 229920006300 shrink film Polymers 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
【解決手段】エアゾール容器の排出用ステムに装着する樹脂製の噴射ボタン10であって、この噴射ボタン10を押下して内容液が噴霧される。噴射ボタン10は下方の基礎部11と基礎部11の上方の押下部12と中間のロック部15とから成る。ロック部15は基礎部11と押下部12に接続部15u,15dを介して一体的に成形される。基礎部11の下端周縁部が容器上端周縁部と係合してキャップ機能を有する。押下部12は排出用ステムと連結する導通路を有し、この導通路の出口が噴射口12nとなる。ロック部15は、その接続部15u,15dを千切り取り、基礎部11と押下部12から分離して押下部12を押下げ可能となる。ロック部15の後方側の両端部には摘み部16を設ける。接続部15u,15dは押下部12とロック部の間にのみ設けて実施することもできる。
【選択図】図2
Description
本願出願人は、先にエアゾール缶等の封緘キャップについて下記特許文献に記載のものを既に提案している。
この封緘キャップは、エアゾール容器の上端部に設けられるエアゾール製品の噴射機構を被覆し、エアゾール容器の上端部に嵌合できる合成樹脂製キャップにおいて、キャップ本体部は、その天部と、その天部から下方に延長する略筒体形状の側壁部を有し、前記側壁部の下端周縁部がエアゾール容器の上端部に嵌合することができ、前記側壁部の下端外周を囲繞するように補強帯状部材が設けられ、この補強帯状部材は複数の連接部により前記側壁部と連接し、これにより、キャップ本体部をエアゾール容器に取り付ける際は、強制的に嵌合させることにより行われ、容器の使用開始時には、前記補強帯状部材を本体部から引き千切ることにより初めてキャップ本体部がエアゾール容器から取り外すことができるものである。
このように、キャップの下端外周部に補強帯状部材を設けたもので、この帯状部材の端部の摘み片を把持してこれを切り離し、キャップを開放することができるものであり、この帯状部材を除去することによりキャップが開放可能となり、且つこの帯状部材が有ることにより製品のバージン性(未開封性)を確保し、確認することができるものである。
しかも、その構造を極めて簡易なものとして、製造容易、製造コストの低減化をも念頭に入れてその創案をすることがその課題となる。これによりシュリンク用フィルムの不使用による省資源にも寄与できることとなるのである。
更に、本発明においては、エアゾール容器等の開封後使用中においても、噴射ボタンのロックを容易に行うことができることもその課題とするものである。
そして、ロック部と基礎部及び押下部を接続する連接切取部を千切って、これら基礎部と押下部からロック部を切り離すことによって、押下部の押し下げが可能となり、容器の内容液を外部に噴霧することが可能となる。
このように、本発明に係る噴射ボタンは、ロック部を切り離すことにより使用可能となるために、このロック部が切り取られる前の状態において、その未使用状態を確認することができ、バージンシールの役目も担う事となるのである。
更に、本発明に係る噴射ボタンは、ロック部が切り取られる前の状態でバージン性を維持できるために、その容器全体を樹脂フィルムによるシュリンクパック等を行う必要が無くなり、省資源にも寄与することとなるのである。
また、ロック部を切り離した後の使用中においても、このロック部を利用して、使用後に再度押下部と基礎部との間に嵌合することにより、ロック手段として用いることも可能となるものである。
これにより、ロック部の上下方向の幅をより小さく設計することも可能となり、ロック部の上下の幅を自在に設計することが可能となる、同時に押下部の各種の押し下げストローク幅に対応することができる。
即ち、前記第1の発明では、ロック部自体を基礎部と押下部から千切り取るのであるが、この第6の発明では、押下部を周方向に回動させるだけで押下部とロック部との連接が分離されるのである。
即ち、この発明においては、ロック部は押下部にのみ連接切取部を介して接続しており、基礎部は押下部と複数の成形用接続部によって接続されている。
この成形用接続部の一部は、その設ける位置により内型を取り除く際に分断されるが、他の一部は残るため、成形完成後にその一部残された成形用接続部により押下部と基礎部とは接続した状態を維持する。
また、この成形用接続部の全部が、前記内型の除去により分断されてもよく、この場合には押下部と基礎部とは分離した状態で完成する。
このように構成することにより、本発明に係る噴射ボタンは一体成形が可能となり、従来のようにロック部を後から組み合わせ、アッセンブリを行うのでなく、これを成形段階でアッセンブリ完成状態となすことができるものである。
従って、この第7の発明においても、前記第2の発明と同様に、一体成形可能で、製作容易、コスト削減、取扱い便利なものとなる。
即ち、その切欠部を噴射口側の前方に設け、延長係合部をその反対側の後方側に配置して、噴射口の設計の自由度を高め、またロック部の外周に設けた複数の突条部によって、このロック部を押下部の外周壁面から取り外したり或いは取り付けたりする操作をより容易なものとしたのである。
図1は、本発明の噴霧容器用噴射ボタンに係る一実施形態の外観を示す全体斜視図である。
本発明に係る噴射ボタン10は、ポリプロピレン又はポリエチレン等の合成樹脂からなる一体成形ものであり、その全体形状は底面が開口した略円筒形状を有し、その下方の基礎部11と、上方の押下部12と、両者の中間に位置するロック部15とから構成されている。
このエアゾール容器等の上端部の中央部には、容器の内容液を排出するための排出用ステムが設けられており、この排出用ステムの上端部に、後述する押下部12の内部に設けられている導通路の導入口と嵌合するのである。
ロック部15は、上記の基礎部11と押下部12の両者を連結するものであり、このロック部15は、押下部12の下方外周部を囲繞するように配置され、その上端縁で押下部12と複数の接続部15u、15u、…を介して連接しており、その下端縁で基礎部11と複数の接続部15d、15d、…を介して連接している。
これらの接続部は、所定同一間隔で形成されている。
ロック部15の後方側は、連続しておらず、その両端部が後方に折曲されて摘み部16、16が形成されている。
これら両摘み部16、16の何れか一方を指でつまんで、ロック部15を基礎部11及び押下部12から引き千切って、分離することができるように形成している。
ロック部15が分離されて、エアゾール容器等の使用が開始された後は、容器の不使用時には、このロック部15を押下部12と基礎部11との間に嵌合させて、押下部12のロック手段として使用することができる。
これらの図から各構成部材の関係及び構成を見て取ることができる。
基礎部11は、最下方に位置し、その外径が最も大きく、その下端開口部11kが図示はしていない容器の上端部と係合し、固定される。
この基礎部11の上端部は、内向きに折曲して平面部11hが形成されており、この平面部11hにロック部15の下端縁に設けられた接続部15dが連接されている。
これは、押下部12の前方に設けられている噴射口12nの部分の形状に適合させるために、ロック部15の前方部分を下方に退避するように形成しているためである。
これにより、ロック部15の上下方向の長さ(幅)を適宜確保している。
この天部12tの下端面の外周縁部に適宜間隔で複数の接続部15uが設けられ、この複数の接続部15uを介してロック部15が連接している。
従って、ロック部15は、押下部12の下方筒体部の外側にこれを囲繞するように配置されており、このロック部15の上端縁で、複数の接続部15uを介して押下部12と連接し、その下端縁で、複数の接続部15dを介して基礎部11と連接しているのである。
この部分の状態は、次図の断面図でより明瞭となる。
これらの両摘み部16、16の何れか一方を指でつまんで外側に力を加えることにより、ロック部15が、基礎部11及び押下部12から引き千切られ、分離されるのである。
この凹所11mの存在により、ロック部15の摘み部16を指でつまんで引き千切る際に容易に行うことが可能となるのである。
というのも、例えばこの摘み部16を親指と人差し指で把持する際に、ロック部15の上下の幅は狭いために、この凹所11mの存在により、この部分に親指を容易に挿入して摘み部16を容易に把持することができることとなるからである。
これにより、ロック部15の上下の幅を可能な限り狭いものとすることが可能となるのであり、押下部12の押し下げストロークにも適宜対応することが可能となるのである。
この図から見て取れるように、本発明に係る噴射ボタン10は、容器Cの上端部中央に位置する内容液の排出用ステムSの上端部と、押下部12内の導通路12pの導入口12qとが嵌合して連結し、基礎部11の下端開口部11kの開口縁部が容器Cの上端の周縁部Eと係合して、固定されるのである。
上方の接続部15uは、押下部12の天部12tの外周部下面で連接し、下方の接続部15dは、基礎部11の上端の平面部11hの部分で連接していることをこの図3から見て取ることができる。
ロック部15が分離されることにより、押下部12の押し下げが可能となり、容器C内の内容液をその噴射口12nから外部に噴霧することが可能となる。
そして、容器開封後使用中の際には、このロック部15を基礎部11と押下部12との間に嵌合することにより、これを押下部12のロック手段として使用することが可能となるのである。
これらの図から各構成部材の関係及び構成を見て取ることができる。
基礎部11は、最下方に位置し、その外径が最も大きく、その下端開口部11kが図示はしていない容器の上端部と係合し、固定される。
この天部12tの下端面の外周縁部に適宜間隔で複数の接続部(連接切取部)15uが設けられ、この複数の接続部15uを介してロック部15が連接している。
従って、ロック部15は、押下部12の下方筒体部の外側にこれを囲繞するように配置されており、このロック部15の上端縁で、複数の接続部15uを介して押下部12と連接しているのである。
この部分の状態は、次図の断面図でより明瞭となる。
またロック部15の後方側には、下方に延長する延長係合部27が設けられ、この延長係合部27に適合する係合受部17が基礎部11に形成されている。
これにより、ロック部15は、周方向に回動しないように構成されている。
この構成により、押下部12を強制的に周方向に回動しても、ロック部は周方向に回動せず、それ故接続部15uが切断せられるのである。
尚、図4中、30は、押下部12と基礎部11とを連接する前方接続部(成形用接続部)を示しており、これについては後の図6で更に説明する。
また、26は、ロック部15の外周に設けた突条部を示している。
この図から見て取れるように、本第2実施形態に係る噴射ボタン20は、容器の上端部中央に位置する内容液の排出用ステムの上端部と、押下部12内の導通路12pの導入口12qとが嵌合して連結し、基礎部11の下端開口部11kの開口縁部が容器の上端の周縁部と係合して、固定されるのである。
接続部15uは、押下部12の天部12tの外周部下面で連接していることをこの図5から見て取ることができる。
これによりロック部15を押下部12の下方筒体部12cから取り外して、押下部12を下方に押し下げ、容器内の内容液を噴射口12nから噴霧することができる。
そして、容器開封後使用中の際には、このロック部15を基礎部11と押下部12との間に嵌合することにより、これを押下部12のロック手段として使用することが可能となるのである。
図5(B)中、押下部12と基礎部11を連接する前方接続部30は、上記のように押下部12を強制的に回動することにより、接続部15uと共に切断されるものである。
この図と先の図5とを利用して、本発明の製造方法について簡単に説明する。
本発明に係る噴射ボタンは、外型と内型の金型を用いて一体成形により製作している。
前記第1の実施形態においては、ロック部がその上端部と下端部でそれぞれ押下部と基礎部とで接続部を介して連接していたために、一体成形するのに何ら問題はなかったが、この第2実施形態では、ロック部15が押下部12にのみ連接しているために、その一体成形に多少の工夫が必要と成る。
ロック部と押下部とは連接しているが、基礎部が上記第1実施形態のようにロック部と連接していないために、この第2の実施形態では、押下部12と基礎部11とを4つの整形用接続部31、31、…、及び前方接続部30によって連接したのである。
このように、成形用接続部31は、基礎部11の内壁上端部と押下部12の下方筒体部12cとの間に4つ介在させている。
金型に合成樹脂を充填して、固化した後に、内型を取り除くことにより、これら成形用接続部31は何れも切断されることとなるが、前方側接続部30のみは、そのまま押下部12と基礎部11とを連接した状態を維持するものである。
尚、この前方接続部30は、これを設けずに実施することも可能である。
即ち、押下部12と基礎部11を接続する4つの成形用接続部31を設け、内型を外型から取り除く際に、これら4つの成形用接続部31が切断され、一体成形完了後、基礎部11と押下部12とが分離状態となっていてもよいのである。
この場合には、成形用接続部31の全てが内型を取り除く際に切断されることとなるのである。
まず、本発明に係る噴射ボタンは、エアゾール容器或いはポンプ式噴霧容器の何れのタイプのものにも適用することができる。
噴射ボタンの大きさ、形態等は、エアゾール容器又はポンプ式噴霧容器の上端部の形態に適合させて適宜設計変更することができる。
この連接切取部は、上記実施形態では、複数の接続部によって断続的に構成したが、これをロック部の上端縁及び下端縁の全体に渡り連続的に形成することもできる。というのもこの連接切取部の厚みを薄くすることにより容易に切り取ることが可能だからである。
上記第1実施形態では、上方の接続部は、押下部の天部下面に連接し、下方の接続部は、基礎部の上端の平面部に連接しているが、これらを押下部の下方筒体部に、また基礎部の外周側面部と連接することも可能である。
これらの接続部は、押下部及び基礎部の形態に応じて適宜最も適切な位置で連接することが可能だからである。
但し、その際は、ロック部が回動しないように、延長係合部をその一部に設ける必要がある。
というのも、押下部を強制回動して連接切取部を切断するため、ロック部が共に回動しないようにする手段が必要だからである。
第2実施形態における成形用接続部の数、位置、その形態等も自由に設計することができる。
また、前方接続部の形態も自由に設計することができ、ロック部外周面に設ける突条部の数や形状等も自由に設計変更することができる。
11 基礎部
11j、11m 凹所
12 押下部
12c 下方筒体部(押下部の)
12n 噴射口
12p 導通路
12q 導入口
15 ロック部
15j 下方湾曲部
15u、15d 接続部(連接切取部)
16 摘み部
17 係合受部(基礎部の)
26 突状部
27 延長係合部(ロック部の)
29 切欠部
30 前方接続部
31 成形用接続部
C エアゾール容器
S 排出用ステム
Claims (8)
- エアゾール容器又はポンプ式噴霧容器の上端部に設けられている内容液の排出用ステムに装着する噴射ボタンであって、この噴射ボタンを押下することによって、内容液がその噴射ボタンの噴射口から噴霧される噴射ボタンにおいて、
前記噴射ボタンが下方部分に位置する基礎部(11)と、基礎部(11)の上方に位置する押下部(12)と、前記基礎部(11)と押下部(12)を接続するロック部(15)とからなり、
前記ロック部(15)が前記基礎部(11)及び押下部(12)と連接切取部(15u, 15d)を介して一体的に成形され、
前記基礎部(11)の下端周縁部が容器上端部の排出用ステムの外側の周縁部と係合してキャップ機能を有し、
前記押下部(12)は、排出用ステムと連結する導通路(12p) を有し、この導通路(12p) の出口が噴射口(12n)を成し、
前記ロック部(15)を、その連接切取部(15u, 15d)を千切り取り、基礎部(11)及び押下部(12)と分離することによって、押下部(12)が押し下げられる状態となることを特徴とする噴霧容器用噴射ボタン。 - 前記連接切取部が複数の接続部(15u, 15u, …, 15d, 15d,…)からなり、この接続部(15u, 15u, …, 15d, 15d,…)を含み前記噴射ボタンが合成樹脂製の一体成形のものから成ることを特徴とする請求項1に記載の噴霧容器用噴射ボタン。
- 前記ロック部(15)が、押下部(12)の後方側の一部を除きそのほぼ全周に渡り囲繞するように設けられ、ロック部(15)の後方側に位置する両端部が外側に折曲して延長する摘み部(16, 16)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴霧容器用噴射ボタン。
- 前記ロック部(15)の両摘み部(16, 16)の間隔部に対応する基礎部(11)の上端縁部に凹所(11m) を形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の噴霧容器用噴射ボタン。
- 前記押下部(12)の上端部前方側に形成されている噴射口(12n)に対応するロック部(15)の部位を下方に湾曲させて下方湾曲部(15j)を形成し、この下方湾曲部(15j)に対応する基礎部(11)の上端縁部にも凹所(11j) を形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の噴射容器用噴射ボタン。
- エアゾール容器又はポンプ式噴霧容器の上端部に設けられている内容液の排出用ステムに装着する噴射ボタンであって、この噴射ボタンを押下することによって、内容液がその噴射ボタンの噴射口から噴霧される噴射ボタンにおいて、
前記噴射ボタンが下方部分に位置する基礎部(11)と、基礎部(11)の上方に位置する押下部(12)と、前記基礎部(11)と押下部(12)の間に位置するロック部(15)とからなり、
このロック部(15)は、その一部が切断された切欠部を有して前記押下部(12)の下方外周壁面を囲繞するように配置され、前記押下部(12)と連接切取部(15u)を介して一体的に成形され、且つ、ロック部(15)の一部に下方に延長する延長係合部(27)を有し、
前記延長係合部(27)と係合する係合受部(17)を前記基礎部(11)の対応部位に設け、
前記基礎部(11)の下端周縁部が容器上端部の排出用ステムの外側の周縁部と係合してキャップ機能を有し、
前記押下部(12)は、排出用ステムと連結する導通路(12p) を有し、この導通路(12p) の出口が噴射口(12n)を成し、
前記押下部(12)を周方向に回動させることによって連接切取部(15u)を切断して押下部(12)とロック部(15)を分離することができ、これによってロック部(15)を取り外して押下部(12)が押し下げられる状態となることを特徴とする噴霧容器用噴射ボタン。 - 前記連接切取部が複数の接続部(15u, 15u, …)からなり、
この噴射ボタンを成形するに際して、前記押下部(12)と基礎部(11)とを接続する成形用接続部(30, 31)を複数設けた外型と内型からなる金型を使用し、
かかる金型内に合成樹脂を充填し、固化した後、内型を取り除くことにより前記成形用接続部(30, 31)の一部又は全部が切断され、一体成形されることを特徴とする請求項6に記載の噴霧容器用噴射ボタン。 - 前記ロック部(15)の切欠部が噴射口側の前方に設けられ、ロック部(15)の延長係合部(27)をその反対側の後方側に配置し、更に、ロック部(15)の外周面の適宜位置に複数の突条部(26)を形成したことを特徴とする請求項6又は7に記載の噴霧容器用噴射ボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010235133A JP5697400B2 (ja) | 2010-04-19 | 2010-10-20 | 噴霧容器用噴射ボタン及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010095768 | 2010-04-19 | ||
JP2010095768 | 2010-04-19 | ||
JP2010235133A JP5697400B2 (ja) | 2010-04-19 | 2010-10-20 | 噴霧容器用噴射ボタン及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011240992A true JP2011240992A (ja) | 2011-12-01 |
JP5697400B2 JP5697400B2 (ja) | 2015-04-08 |
Family
ID=45408052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010235133A Active JP5697400B2 (ja) | 2010-04-19 | 2010-10-20 | 噴霧容器用噴射ボタン及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5697400B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019136004A1 (en) * | 2018-01-03 | 2019-07-11 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with locking structures and methods of using the same |
US10526191B1 (en) | 2018-09-27 | 2020-01-07 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
US10794445B2 (en) | 2018-01-03 | 2020-10-06 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with polymer compression spring assembly |
WO2020230031A1 (en) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | Silgan Dispensing Systems Barcelona, S.L. | Dispensing pump head with removable tamper evident ring |
US11035429B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-06-15 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Compression spring assembly and methods of using the same |
US11060580B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-07-13 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Compression spring assembly and methods of using the same |
US11236794B2 (en) | 2018-01-03 | 2022-02-01 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with polymer spring, base venting and flow baffle |
US11312613B2 (en) | 2018-09-27 | 2022-04-26 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3690519A (en) * | 1969-01-24 | 1972-09-12 | Victor Wassilieff | Closures for containers |
JPS642793U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-10 | ||
JP2004161347A (ja) * | 2002-11-14 | 2004-06-10 | Kao Corp | スパウトの押下げ防止構造 |
JP2004338788A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体注出装置 |
-
2010
- 2010-10-20 JP JP2010235133A patent/JP5697400B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3690519A (en) * | 1969-01-24 | 1972-09-12 | Victor Wassilieff | Closures for containers |
JPS642793U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-10 | ||
JP2004161347A (ja) * | 2002-11-14 | 2004-06-10 | Kao Corp | スパウトの押下げ防止構造 |
JP2004338788A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体注出装置 |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111819005B (zh) * | 2018-01-03 | 2022-05-13 | 斯勒冈分配系统公司 | 具有锁定结构的分配泵及使用其的方法 |
EP3735323A4 (en) * | 2018-01-03 | 2021-03-17 | Silgan Dispensing Systems Corporation | DISPENSING PUMP CONTAINING LOCKING STRUCTURES AND ITS METHODS OF USE |
US10794445B2 (en) | 2018-01-03 | 2020-10-06 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with polymer compression spring assembly |
CN111819005A (zh) * | 2018-01-03 | 2020-10-23 | 斯勒冈分配系统公司 | 具有锁定结构的分配泵及使用其的方法 |
US11035429B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-06-15 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Compression spring assembly and methods of using the same |
US10870123B2 (en) | 2018-01-03 | 2020-12-22 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with locking structures and methods of using the same |
US11754137B2 (en) | 2018-01-03 | 2023-09-12 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Compression spring assembly and methods of using the same |
US11541410B2 (en) | 2018-01-03 | 2023-01-03 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with locking structures and methods of using the same |
WO2019136004A1 (en) * | 2018-01-03 | 2019-07-11 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with locking structures and methods of using the same |
US11060580B2 (en) | 2018-01-03 | 2021-07-13 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Compression spring assembly and methods of using the same |
US11236794B2 (en) | 2018-01-03 | 2022-02-01 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing pump with polymer spring, base venting and flow baffle |
US11312613B2 (en) | 2018-09-27 | 2022-04-26 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
US10994985B2 (en) | 2018-09-27 | 2021-05-04 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
US10526191B1 (en) | 2018-09-27 | 2020-01-07 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
US11858799B2 (en) | 2018-09-27 | 2024-01-02 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Dispensing tap and methods for using the same |
WO2020230031A1 (en) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | Silgan Dispensing Systems Barcelona, S.L. | Dispensing pump head with removable tamper evident ring |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5697400B2 (ja) | 2015-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5697400B2 (ja) | 噴霧容器用噴射ボタン及びその製造方法 | |
CN110072781B (zh) | 层叠剥离容器 | |
US20060011634A1 (en) | Cup shaped container | |
CA2757299A1 (en) | Two-drug pharmaceutical container | |
JP6340256B2 (ja) | パウチ容器 | |
US20050224499A1 (en) | Relockable closure for a container | |
US7530470B1 (en) | Child resistant aerosol can cover | |
JP5992294B2 (ja) | ブロー成形容器 | |
JP6042720B2 (ja) | 噴射容器用噴射ボタンの製造方法 | |
JP2004059131A (ja) | 注出容器 | |
JP4465565B2 (ja) | 容器口から分離容易なキャップ体 | |
JP4647762B2 (ja) | 残留ガス排出機構を備えた肩カバー付エアゾール容器 | |
CN101258078A (zh) | 小儿安全瓶盖、包装件及其制作方法 | |
JP7246831B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP6569212B2 (ja) | 粘稠物収納容器 | |
JP5458203B2 (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP4128042B2 (ja) | 微量定量吐出容器 | |
JP5294812B2 (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP3822456B2 (ja) | バージンカバー付エアゾール容器 | |
JP7073136B2 (ja) | 容器蓋 | |
JP4865597B2 (ja) | エアゾール容器用噴射装置 | |
JP2004315011A (ja) | エアゾール容器用キャップ | |
JP4731349B2 (ja) | 樹脂製キャップおよびそれを用いた樹脂製キャップ付容器 | |
CN106458388A (zh) | 具有一次性封盖的盖子 | |
JP2605233Y2 (ja) | チューブ容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140729 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5697400 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |