JP4770730B2 - リレー - Google Patents

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Description

本発明は、電気信号による開閉と手動操作による開閉との両方が可能なリレーに関するものである。
従来から、電気信号による開閉と手動操作による開閉との両方が可能なリレーが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のリレーとして、例えば図10に示すものがある。このリレーは、図11に示すようにプリント配線板Pに実装してケースCに収納して用いられるものであって、プリント配線板Pへの実装用の複数個の端子部25a,51a,52aがそれぞれ一面から突出した直方体形状のハウジング1を有する。以下、上下方向は図10を基準とし、図10の左下―右上方向を左右方向と呼び、図10の右下―左上方向を前後方向と呼ぶ。
詳しく説明すると、ハウジング1には、図12に示すように、外部から入力される電気信号によって励磁される電磁石2と、電磁石2の磁力によって駆動される可動枠ブロック3と、可動枠ブロック3に連動してハウジング1内で変位する可動接点41と、可動接点41が離接する固定接点42とを備える。
ハウジング1は、電磁石2、可動枠ブロック3、可動接点41、固定接点42をそれぞれ保持してハウジング1の下面を構成するボディ11と、下面が開口した直方体形状であって下面の開口がボディ11によって閉塞される形でボディ11に被着されハウジング1の前後左右の面及び上面を構成するカバー12とを備える。ボディ11及びカバー12はそれぞれ例えば合成樹脂成型品からなる。図13に示すようにボディ11の左右両側面にはそれぞれ結合突起11aが左右方向の外向きに突設され、カバー12の左右に対向する各壁のそれぞれ下端部には結合穴12aが左右に貫設されていて、結合突起11aが結合穴12aに係入することによりカバー12とボディ11とは互いに結合している。また、ボディ11の下端部には、上端部よりも外径を大きくしてカバー12の下側に位置しカバー12の内側へのボディ11の落ち込みを阻止する鍔部11bが突設されている。ボディ11の左右両側において鍔部11bの前後方向の中央部にはそれぞれ切り欠き11cが設けられ、カバー12には切り欠き11cに係入する係合突起12cが下方へ突設されている。
また、ボディ11の左前端部には導電材料からなる固定側端子板52が上下に貫通する形で保持され、ボディ11の左後端部には導電材料からなる可動側端子板51が上下に貫通する形で保持されている。各端子板51,52のそれぞれ下端部はプリント配線板Pへの実装用の端子部51a,52aとなっている。固定接点42は固定側端子板52の上端部に設けられている。また、可動側端子板51の上端部には、例えば金属のような弾性を有する導電材料からなり厚さ方向を左右方向に向けた前後に長い可動ばね53が連結されている。可動ばね53は前端部を後端部に対して左右に変位させるように弾性変形可能であって、前端部が固定接点42の右側に位置している。可動接点41は、可動ばね53の前端部に設けられることにより固定接点42に対して離接可能となっている。
電磁石2は、コイル21が巻回された筒状のコイルボビン22と、コイルボビン22に挿通された本体部(図示せず)並びに本体部の前側に連結されてコイルボビン22の前側で上下に延びた中央吸着板23aとを有する内側鉄芯23と、コイルボビン22の下側に配置された本体部、本体部の前端部からそれぞれ上方に突設され中央吸着板23aを間に隙間を空けて挟んで左右に対向する両側吸着板24a、並びに、本体部の後端から上方に突設されて内側鉄芯の本体部の後端に連結された連結部を有する外側鉄芯24と、それぞれコイル21に電気的に接続されボディ11の後端部を上下に貫通して下端が端子部25aとなる端子ピン25とを備える。端子ピン25は例えばインサート成形によってコイルボビン22に固定されており、コイルボビン22は、例えば端子ピン25がボディ11に圧入されることによってハウジング1に対して固定されている。ボディ11の上面には、各端子板51,52,各接点41,42並びに可動ばね53が収納された空間と、電磁石2が収納された空間とを仕切る仕切り壁11dが上方へ突設されている。
可動枠ブロック3は、例えば合成樹脂成型品からなる可動枠本体31を備える。可動枠本体31は、電磁石2の上側に位置する本体部31aと、本体部31aの前後方向での中央部から左方へ突設され左端部が下方へ曲がって先部が左右二又に分かれて可動ばね53を挟む駆動部31bと、本体部31aの前端部から下方に突設された接極子保持部31cとを有する。ここで、コイルボビン22の後端部には円柱形状の軸突起22aが上方へ突設されており、可動枠本体31の本体部31aの後端部には軸受け穴30が上下に貫設されていて、軸受け穴30に軸突起22aが挿入されることにより可動枠ブロック3はコイルボビン22に対して(すなわち、ハウジング1に対して)上方から見た面内で回動可能に枢支されている。すなわち、可動枠ブロック3は上下方向に直交する平面(動作平面)上を変位する。仕切り壁11dには、左右両側と上方とにそれぞれ開放されて駆動部31bが挿通される切り欠き11eが設けられている。
また、接極子保持部31cには、それぞれ磁性体からなり中央吸着板23aを挟んで左右に対向する2枚の接極子32と、接極子32の間に挟まれ各接極子32を互いに異なる極性に磁化する永久磁石33とが保持されている。各接極子32の後端部はそれぞれ永久磁石33よりも後方に突出し、それぞれ互いに異なる側の両側吸着板24aと中央吸着板23aとの間に挟まれる。
次に、上記リレーの動作を説明する。端子ピン25を通じてコイル21に通電されると、中央吸着板23aと両側吸着板24aとが通電方向に応じた互いに異なる極性に励磁され、各接極子32がそれぞれ左右の吸着板23a,24aのうち通電方向に応じた互いに共通の一方側の吸着板23a,24aに吸着し、これに伴って可動ばね53が駆動部31bから力を受けることにより可動接点41が固定接点42に離接する。具体的には、各接極子32がそれぞれ左側の吸着板23a,24aに吸着したときには可動接点41が固定接点42に接触導通して接点がオン状態となり、各接極子32がそれぞれ右側の吸着板23a,24aに吸着したときには可動接点41が固定接点42から離れて接点がオフ状態となる。また、コイル21への通電が停止された後は、永久磁石33の磁力によって上記接点状態が維持される。
さらに、可動枠本体31の本体部31aの前端部の上面には、直方体形状の被駆動部31dが上方へ突設されている。ケース12の上面には、被駆動部31dが挿通される貫通穴からなる挿通部12dが上下に貫設されており、被駆動部31dは挿通部12dを通じてケース12の上方へ突出する。つまり、ハウジング1外から被駆動部31dを操作することによって、コイル21に通電することなく可動枠ブロック3を動作させることができる。
ここで、既に述べたように上記リレーはケースCに収納して用いられるが、ケースCから突出するほどに被駆動部31dの突出寸法を大きくすると、被駆動部31dの重量のために、コイル21への通電による動作に支障が出るおそれがある。
そこで、ハウジング1には、ハウジング1の上方に突出して操作力を受ける被操作部61と可動枠ブロック3の一部を左右から挟み被操作部61の操作力を可動枠ブロック3に伝える駆動部62とを有するハンドルブロック6が取り付けられている。詳しく説明すると、ハンドルブロック6は例えば合成樹脂成型品からなり、長方形枠状のフレーム部63と、フレーム部63の後側の内面から前方に突設されてフレーム部63に対して前端部を左右に変位させるように弾性変形可能な支持部64と、支持部64の前端部に連結された長方形状の台座部65とを有する。被操作部61は台座部65の上面から上方に突設され、駆動部62は台座部65の前端面から前方に突設されている。さらに、フレーム部63において駆動部62を左右から挟む両側にはそれぞれ先端面が駆動部62の左右方向での外側の面に対し間に隙間を空けて対向する制限凸部66が、内向きに突設されている。
ケース12の上面には長方形環状の保持突起12bが外周に沿って上方へ突設されており、ハンドルブロック6のフレーム部63は例えば保持突起12bに嵌合することによりハウジング1に対して保持されている。これにより、被操作部61と台座部65と駆動部62とで構成されるハンドル本体60は、フレーム部63と支持部64とを介して支持されることによりハウジング1に対して左右に弾性的に変位可能となっている。
支持部64のばね力に抗して被操作部61を左右方向のいずれかに押操作すれば、操作力を受けたハンドル本体60が変位して駆動部62が被駆動部31dを押圧することにより可動枠ブロック3が回動して接点が切り替わる。このとき、制限凸部66が駆動部62に当接することにより、支持部64の破損を招くようなハンドル本体60の過剰な変位は阻止されている。
また、被操作部61が操作力を受けていない状態では、支持部64のばね力により、駆動部62が被駆動部31dの可動範囲に重ならないような位置に維持される。つまり、被操作部61が操作力を受けていない状態では駆動部62が可動枠ブロック3の動作を妨げないようになっている。
上記構成によれば、図11に示すようにケースC外に突出する程度まで被操作部61を大きくしながらも、コイル21への通電による可動枠ブロック3の動作には影響が出ない。
特開2000−164096号公報
しかし、被駆動部31dが上方に突設されているために、被操作部61への操作により可動枠ブロック3を動作させようとしたとき、ハンドルブロック6を介して操作力を受ける被駆動部31dの位置が、接極子32に対する磁力が最も強く作用する位置に対して上下に離れ、且つ、可動枠ブロック3においてハウジング1に対して枢支された軸受け穴30の位置に対して前後に離れていることにより、可動枠ブロック3の前端部が前方から見た面内で傾きやすかった。
可動枠ブロック3が前方から見た面内で傾くと、接点をオンする際に可動接点41と固定接点42との接触圧が十分に高くならなかったり、接点をオフする際に可動接点41と固定接点42とが十分に離れなかったり、可動枠ブロック3の動作に伴う磨耗粉が多く出てしまうといったことが考えられる。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、ハンドルへの操作による動作時の可動枠ブロックの傾きを低減することができるリレーを提供することにある。
請求項の発明は、取付面に対して固定されるハウジングと、少なくとも一部がハウジングに収納されハウジング内において永久磁石並びに磁性体からなり永久磁石によって磁化される接極子をそれぞれ保持してハウジングに対して一定の動作平面内で回動可能に枢支された可動枠ブロックと、ハウジングに収納されハウジング外から入力される電力によって励磁される電磁石と、磁性体からなり可動枠ブロックの接極子を可動枠ブロックの回動方向の両側から挟み電磁石によって磁化される吸着体と、ハウジングに収納され可動枠ブロックに機械的に連結された可動接点と、ハウジング内において吸着体と接極子との間の磁力によって可動枠ブロックが駆動されたときに可動接点が離接可能な位置に保持された固定接点と、ハウジングに対して少なくとも動作方向に変位可能に保持されたハンドルとを備え、可動枠ブロックは、吸着体と接極子との間の磁力によって駆動される方向に直交する方向であって動作平面に沿った方向へ突設されハウジング外に突出する被駆動部を有し、ハンドルは、ハウジングから動作平面に直交する方向に突出して操作力を受ける被操作部と、可動枠ブロックの被駆動部を可動枠ブロックの回動方向の両側から挟み被操作部が操作力を受けたときに可動枠ブロックの被駆動部を押圧することにより可動接点を固定接点に離接させるように可動枠ブロックを動作させる駆動部とを有し、被駆動部は、可動枠ブロックの回動軸に比べて固定接点及び可動接点からそれぞれ離れた位置に設けられ、且つ、動作平面に直交する方向での位置に関して接極子よりも可動枠ブロックの枢支された部位に近いことを特徴とする。
この発明によれば、被駆動部を、動作平面に直交する方向での位置に関して接極子よりも可動枠ブロックの枢支された部位から離す場合に比べ、ハンドルへの操作力による可動枠ブロックの動作時に可動枠ブロックが傾きにくいので、ハンドルによる動作がより安定する。また、可動枠ブロックの回動軸に比べて固定接点又は可動接点に近い位置に被駆動部を設ける場合に比べ、ハウジングにおいて被駆動部を挿通するための開口を固定接点や可動接点から離れた位置に設けることができるから、該開口から入った異物が固定接点と可動接点との間に入り込みにくい。
請求項の発明は、請求項1において、ハンドルの駆動部において可動枠ブロックを挟む両側の部位は、被操作部を介して互いに連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、互いに分離してそれぞれ駆動部において可動枠ブロックを挟む部位の一方ずつに連結された2個の被操作部を設ける場合に比べ、ハンドルの機械的強度が向上する。
請求項の発明によれば、被駆動部を、動作平面に直交する方向での位置に関して接極子よりも可動枠ブロックの枢支された部位に近くしたことにより、ハンドルへの操作力による可動枠ブロックの動作時に可動枠ブロックが傾きにくいので、ハンドルによる動作が安定する。また、可動枠ブロックの回動軸に比べて固定接点又は可動接点から離れた位置に被駆動部を設けていることにより、ハウジングにおいて被駆動部を挿通するための開口を固定接点や可動接点から離れた位置に設けることができるから、該開口から入った異物が固定接点と可動接点との間に入り込みにくい。
請求項の発明によれば、ハンドルの駆動部において可動枠ブロックを挟む両側の部位が被操作部を介して互いに連結されているから、互いに分離してそれぞれ駆動部において可動枠ブロックを挟む部位の一方ずつに連結された2個の被操作部を設ける場合に比べ、ハンドルの機械的強度が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
本実施形態では、図1に示すように、可動枠ブロック3の被駆動部31dが、接極子保持部31cの左端部であって上下方向の中央部から前方に突設されている。つまり、本実施形態における被駆動部31dは、永久磁石33の上下方向(すなわち動作平面に直交する方向)での中央部に対し、左前方向(すなわち動作平面に平行な方向)に並んでいる。
また、被駆動部31dが挿通される挿通部12dは、カバー12の前側の壁において左右方向の中央部に設けられて前後方向と下方とにそれぞれ開放された切り欠きからなっている。
さらに、ハンドルブロック6は、図2及び図3に示すように、ハウジング1の前側に取り付けられる。詳しく説明すると、ハンドルブロック6は例えば合成樹脂成型品からなり、被駆動部31dを左右から挟むU字形状の駆動部62及び駆動部62の両端からそれぞれ上方に突設されて操作力を受ける2本の被操作部61からなるハンドル本体60と、ハウジング1に対して固定されるフレーム部63と、フレーム部63と駆動部62とにそれぞれ連結されフレーム部63に対してハンドル本体60を左右に変位させるように弾性変形可能な支持部64とを有する。
また、カバー12の前面には、それぞれカバー12の左右の壁が前方に延長された形状であって左右に対向しハンドルブロック6のフレーム部63を左右から挟んで保持する2個の保持突起12eと、それぞれカバー12の上側の壁が前方に延長された形状であって左右方向の外側の端がそれぞれ一方ずつの保持突起12eの上端部に連結された2個の上側突起12fとがそれぞれ前方に突設されている。ハンドルブロック6の各被操作部61は、それぞれ上側突起12f間の隙間を通じてハウジング1の上方へ突出している。
ハンドルブロック6のフレーム部63は、上下の寸法がボディ11の鍔部11bの上下の寸法と同程度であって左右の端部がそれぞれ保持突起12eの下側に位置する台座部63aと、台座部63aの左右両端部からそれぞれ上方へ突設されて保持突起12eの左右方向の内側の面に当接する結合部63bと、各結合部63bの上下方向の中央部と台座部63aの上面との間にそれぞれ架設されフレーム部63の機械的強度を確保する2個の梁部63cとを有する。
また、各保持突起12eの上下方向の中央部にはそれぞれ係合穴12gが左右に貫設され、各結合部63aの左右方向の外側の面の上下方向の中央部にはそれぞれ係合突起63dが外向きに突設されていて、各係合突起63dがそれぞれ係合穴12gに係入することにより、ハンドルブロック6はハウジング1に保持されている。
上記構成によれば、上下方向(すなわち動作平面に直交する方向)での位置に関して、被駆動部31dが、接極子32において吸着板23a,24aとの間の磁力が最も強く作用する部位である永久磁石33の中央部に近いことにより、上下方向での位置に関して被駆動部31dを永久磁石の33中央部から離す場合に比べ、接極子32が吸着板23a,24aに磁着された状態から被操作部61への操作によって接極子32を吸着板23a,24aから引き離す際に可動枠ブロック3が傾きにくいので、ハンドルブロック6による動作がより安定する。
なお、ハンドルブロック6の形状は上記実施形態のものに限られず、例えば図4〜図6に示すように、駆動部62において被駆動部31dを挟む左右両端部間を、1本の被操作部61を介して互いに連結してもよい。図4〜図6の例では、係合突起63d及び係合穴12gを左右に2個ずつ設けている。また、被操作部61の上端には、前後両側と上方とにそれぞれ開放された操作切り欠き61aを設けており、操作切り欠き61aに例えばマイナスドライバーのような治具(図示せず)を挿入することにより、被操作部61を容易に操作することができるようになっている。上記構成を採用すれば、図1〜図3の場合に比べて機械的強度が向上する。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する構成については同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
本実施形態では、図7に示すように、可動枠ブロック3の被駆動部31dは、可動枠本体31の本体部31aの後端部から後方に突設されている。これにより、動作平面に直交する方向である上下方向での位置に関して、被駆動部31dは、接極子32よりも、枢支された部位である軸受け穴30により近くなっている。また、被駆動部31dは、軸受け穴30よりも、可動接点41及び固定接点42からそれぞれ離れている。
また、図8及び図9に示すように、ハンドルブロック6はハウジング1の後側に保持されており、挿通部12d、保持突起12e、上側突起12fもそれぞれカバー12の後側に設けられている。また、係合穴12g及び係合突起63dはそれぞれ左右に2個ずつ設けられ、被操作部61は1本となっている。
上記構成によれば、被駆動部31dを、上下位置に関して接極子32よりも可動枠ブロック3の軸受け穴30から離す場合に比べ、ハンドルブロック6の被操作部61への操作力による可動枠ブロック3の動作時に可動枠ブロック3が傾きにくいので、ハンドルブロック6による動作がより安定する。
また、実施形態1のように可動枠ブロック3の軸受け穴30に比べて固定接点42又は可動接点41に近い位置に被駆動部31dを設ける場合に比べ、ハウジング1において被駆動部31dを挿通するための挿通部12dを固定接点42や可動接点41から離れた位置に設けることが可能となっているから、挿通部12dから入った異物が固定接点42と可動接点41との間に入り込みにくい。
本発明の実施形態1を示す分解斜視図である。 同上を示す斜視図である。 同上を示す正面図である。 同上の別の形態を示す斜視図である。 図4の形態におけるハンドルブロックを示す斜視図である。 図4の形態を示す正面図である。 本発明の実施形態2を示す分解斜視図である。 同上を示す斜視図である。 同上を示す正面図である。 従来例を示す斜視図である。 同上の使用形態を示す説明図である。 同上を示す分解斜視図である。 同上においてカバーとハンドルブロックとを取り外した状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 電磁石
3 可動枠ブロック
6 ハンドルブロック
12d 挿通口
31d 被駆動部
32 接極子
33 永久磁石
60 ハンドル本体
61 被操作部
62 駆動部

Claims (2)

  1. 取付面に対して固定されるハウジングと、
    少なくとも一部がハウジングに収納されハウジング内において永久磁石並びに磁性体からなり永久磁石によって磁化される接極子をそれぞれ保持してハウジングに対して一定の動作平面内で回動可能に枢支された可動枠ブロックと、
    ハウジングに収納されハウジング外から入力される電力によって励磁される電磁石と、
    磁性体からなり可動枠ブロックの接極子を可動枠ブロックの回動方向の両側から挟み電磁石によって磁化される吸着体と、
    ハウジングに収納され可動枠ブロックに機械的に連結された可動接点と、
    ハウジング内において吸着体と接極子との間の磁力によって可動枠ブロックが駆動されたときに可動接点が離接可能な位置に保持された固定接点と、
    ハウジングに対して少なくとも動作方向に変位可能に保持されたハンドルとを備え、
    可動枠ブロックは、吸着体と接極子との間の磁力によって駆動される方向に直交する方向であって動作平面に沿った方向へ突設されハウジング外に突出する被駆動部を有し、
    ハンドルは、ハウジングから動作平面に直交する方向に突出して操作力を受ける被操作部と、動枠ブロックの被駆動部を可動枠ブロックの回動方向の両側から挟み被操作部が操作力を受けたときに可動枠ブロックの被駆動部を押圧することにより可動接点を固定接点に離接させるように可動枠ブロックを動作させる駆動部とを有し、
    被駆動部は、可動枠ブロックの回動軸に比べて固定接点及び可動接点からそれぞれ離れた位置に設けられ、且つ、動作平面に直交する方向での位置に関して接極子よりも可動枠ブロックの枢支された部位に近いことを特徴とするリレー。
  2. ハンドルの駆動部において可動枠ブロックを挟む両側の部位は、被操作部を介して互いに連結されていることを特徴とする請求項1記載のリレー
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