JP4835427B2 - リレー - Google Patents

リレー Download PDF

Info

Publication number
JP4835427B2
JP4835427B2 JP2006348554A JP2006348554A JP4835427B2 JP 4835427 B2 JP4835427 B2 JP 4835427B2 JP 2006348554 A JP2006348554 A JP 2006348554A JP 2006348554 A JP2006348554 A JP 2006348554A JP 4835427 B2 JP4835427 B2 JP 4835427B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
handle
movable frame
frame block
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006348554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008159475A (ja
Inventor
知明 佐々木
直樹 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006348554A priority Critical patent/JP4835427B2/ja
Publication of JP2008159475A publication Critical patent/JP2008159475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4835427B2 publication Critical patent/JP4835427B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

本発明は、電気信号による開閉と手動操作による開閉との両方が可能なリレーに関するものである。
従来から、電気信号による開閉と手動操作による開閉との両方が可能なリレーが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のリレーとして、例えば図19に示すものがある。このリレーは、図20に示すようにプリント配線板Pに実装してケースCに収納して用いられるものであって、プリント配線板Pへの実装用の複数個の端子部25a,51a,52aがそれぞれ一面から突出した直方体形状のハウジング1を有する。以下、上下方向は図19を基準とし、図19の左下―右上方向を左右方向と呼び、図19の右下―左上方向を前後方向と呼ぶ。
詳しく説明すると、ハウジング1には、図21に示すように、外部から入力される電気信号によって励磁される電磁石2と、電磁石2の磁力によって駆動される可動枠ブロック3と、可動枠ブロック3に連動してハウジング1内で変位する可動接点41と、可動接点41が離接する固定接点42とを備える。
ハウジング1は、電磁石2、可動枠ブロック3、可動接点41、固定接点42をそれぞれ保持してハウジング1の下面を構成するボディ11と、下面が開口した直方体形状であって下面の開口がボディ11によって閉塞される形でボディ11に被着されハウジング1の前後左右の面及び上面を構成するカバー12とを備える。ボディ11及びカバー12はそれぞれ例えば合成樹脂成型品からなる。ボディ11の左右両側面にはそれぞれ結合突起11aが左右方向の外向きに突設され、カバー12の左右に対向する各壁のそれぞれ下端部には結合穴12aが左右に貫設されていて、結合突起11aが結合穴12aに係入することによりカバー12とボディ11とは互いに結合している。また、ボディ11の下端部には、上端部よりも外径を大きくしてカバー12の下側に位置しカバー12の内側へのボディ11の落ち込みを阻止する鍔部11bが突設されている。ボディ11の左右両側において鍔部11bの前後方向の中央部にはそれぞれ切り欠き11cが設けられ、カバー12には切り欠き11cに係入する係合突起12cが下方へ突設されている。
また、ボディ11の左前端部には導電材料からなる固定側端子板52が上下に貫通する形で保持され、ボディ11の左後端部には導電材料からなる可動側端子板51が上下に貫通する形で保持されている。各端子板51,52のそれぞれ下端部はプリント配線板Pへの実装用の端子部51a,52aとなっている。固定接点42は固定側端子板52の上端部に設けられている。また、可動側端子板51の上端部には、例えば金属のような弾性を有する導電材料からなり厚さ方向を左右方向に向けた前後に長い可動ばね53が連結されている。可動ばね53は前端部を後端部に対して左右に変位させるように弾性変形可能であって、前端部が固定接点42の右側に位置している。可動接点41は、可動ばね53の前端部に設けられることにより固定接点42に対して離接可能となっている。
電磁石2は、コイル21が巻回された筒状のコイルボビン22と、コイルボビン22に挿通された本体部(図示せず)並びに本体部の前側に連結されてコイルボビン22の前側で上下に延びた中央吸着板23aとを有する内側鉄芯23と、コイルボビン22の下側に配置された本体部、本体部の前端部からそれぞれ上方に突設され中央吸着板23aを間に隙間を空けて挟んで左右に対向する両側吸着板24a、並びに、本体部の後端から上方に突設されて内側鉄芯の本体部の後端に連結された連結部を有する外側鉄芯24と、それぞれコイル21に電気的に接続されボディ11の後端部を上下に貫通して下端が端子部25aとなる端子ピン25とを備える。端子ピン25は例えばインサート成形によってコイルボビン22に固定されており、コイルボビン22は、例えば端子ピン25がボディ11に圧入されることによってハウジング1に対して固定されている。ボディ11の上面には、各端子板51,52,各接点41,42並びに可動ばね53が収納された空間と、電磁石2が収納された空間とを仕切る仕切り壁11dが上方へ突設されている。
可動枠ブロック3は、例えば合成樹脂成型品からなる可動枠本体31を備える。可動枠本体31は、電磁石2の上側に位置する本体部31aと、本体部31aの前後方向での中央部から左方へ突設され左端部が下方へ曲がって先部が左右二又に分かれて可動ばね53を挟む駆動部31bと、本体部31aの前端部から下方に突設された接極子保持部31cとを有する。ここで、コイルボビン22の後端部には円柱形状の軸突起22aが上方へ突設されており、可動枠本体31の本体部31aの後端部には軸受け穴30が上下に貫設されていて、軸受け穴30に軸突起22aが挿入されることにより可動枠ブロック3はコイルボビン22に対して(すなわち、ハウジング1に対して)上方から見た面内で回動可能に枢支されている。すなわち、可動枠ブロック3は上下方向に直交する平面(動作平面)上を変位する。仕切り壁11dには、左右両側と上方とにそれぞれ開放されて駆動部31bが挿通される切り欠き11eが設けられている。
また、接極子保持部31cには、それぞれ磁性体からなり中央吸着板23aを挟んで左右に対向する2枚の接極子32と、接極子32の間に挟まれ各接極子32を互いに異なる極性に磁化する永久磁石33とが保持されている。各接極子32の後端部はそれぞれ永久磁石33よりも後方に突出し、それぞれ互いに異なる側の両側吸着板24aと中央吸着板23aとの間に挟まれる。
次に、上記リレーの動作を説明する。端子ピン25を通じてコイル21に通電されると、中央吸着板23aと両側吸着板24aとが通電方向に応じた互いに異なる極性に励磁され、各接極子32がそれぞれ左右の吸着板23a,24aのうち通電方向に応じた互いに共通の一方側の吸着板23a,24aに吸着し、これに伴って可動ばね53が駆動部31bから力を受けることにより可動接点41が固定接点42に離接する。具体的には、各接極子32がそれぞれ左側の吸着板23a,24aに吸着したときには可動接点41が固定接点42に接触導通して接点がオン状態となり、各接極子32がそれぞれ右側の吸着板23a,24aに吸着したときには可動接点41が固定接点42から離れて接点がオフ状態となる。また、コイル21への通電が停止された後は、永久磁石33の磁力によって上記接点状態が維持される。すなわち、電磁石2が請求項における駆動手段であり、上記通電が請求項における制御信号である。
さらに、可動枠本体31の本体部31aの前端部の上面には、直方体形状の被駆動部31dが上方へ突設されている。ケース12の上面には、被駆動部31dが挿通される貫通穴からなる連結用開口12dが上下に貫設されており、被駆動部31dは連結用開口12dを通じてケース12の上方へ突出する。つまり、ハウジング1外から被駆動部31dを操作することによって、コイル21に通電することなく可動枠ブロック3を動作させることができる。
ここで、既に述べたように上記リレーはケースCに収納して用いられるが、ケースCから突出するほどに被駆動部31dの突出寸法を大きくすると、被駆動部31dの重量のために、コイル21への通電による動作に支障が出るおそれがある。
そこで、操作力を受けて被駆動部31dに伝える別部品のハンドルをケースCに設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。操作力を受けていないときには被駆動部31dに力が加わらないような形でハンドルをケースCに保持させれば、コイル21への通電による動作に支障が出ることはない。
特開2000−164096号公報
しかし、ハンドルをケースに取り付けた場合、各部品の寸法誤差に加えて、プリント配線板Pへのハウジング1の取付位置の誤差やケースCへのプリント配線板Pへの取付位置の誤差といった誤差が蓄積するため、可動枠ブロック31dに設けた被駆動部とハンドルとの位置関係に歪みが生じやすかった。このように組立に精度が要求される上に、従来はハンドルをケースCの内側に保持していたのでハンドルの組み付け時にケースCの壁が邪魔になることもあって、組立が困難であった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、組立が容易なリレーを提供することにある。
請求項1の発明は、ハウジングと、少なくとも一部がハウジングに収納されハウジングに対して変位可能に保持された可動枠ブロックと、ハウジングに収納され可動枠ブロックに機械的に連結された可動接点と、ハウジング内において可動接点が離接可能な位置に保持された固定接点と、可動接点を固定接点に接触させる閉方向と可動接点を固定接点から離す開方向とのうちハウジング外から入力される制御信号に応じた一方に可動枠ブロックを駆動する駆動手段と、ハウジングの外面に設けられた嵌合凹部に嵌合することによりハウジングに対して着脱自在に取り付けられる取付体と、取付体に連結されて弾性変形可能な支持体と、支持体を介して取付体に連結されることによりハウジングに対して弾性的に変位可能なハンドルとを備え、ハンドルは、ハウジング外に突出して操作力を受ける被操作部と、可動接点を固定接点に離接させる方向において可動枠ブロックに近接する駆動部とを有し、被操作部が操作力を受けたときに取付体に対して変位して駆動部が可動枠ブロックを押圧することにより可動枠ブロックを動作させて可動接点を固定接点に離接させるものであって、ハウジングには、可動枠ブロックにおいて駆動部に押圧される部位とハンドルの駆動部との少なくとも一方が挿通される連結用開口が設けられ、支持体は、ハンドルが操作力を受けていない状態においては、駆動手段による可動枠ブロックの動作を駆動部が妨げない位置にハンドルを保持することを特徴とする。
この発明によれば、ハンドルによる操作を可能としながらも、ハンドルは駆動手段による可動枠ブロックの動作を妨げることがない。また、取付体はハウジングが有する嵌合凹部への嵌合によりハウジングに保持されるので、ハウジングが収納されるケースにハンドルを設ける場合や、取付体を2個の部品の間に挟むことでハウジングに保持する場合に比べて組立が容易である。さらに、ハウジングに対して着脱自在な取付体を介してハンドルがハウジングに保持されていることにより、ハンドルを備えるリレーとハンドルを備えないリレーとの間での変更が容易である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、駆動部は連結用開口を通じてハウジング内に挿入されてハウジング内において可動枠ブロックを押圧するものであって、ハンドルは連結用開口を閉塞する形状であることを特徴とする。
この発明によれば、可動枠ブロックにおいて連結用開口を通じてハウジング外に突出する部位を駆動部が押圧する場合に比べ、可動枠ブロックにおいて駆動部から力を受ける部位を可動枠ブロックの重心や支点などに近づけることができるから、ハンドルによる動作時に可動枠ブロックの動作に歪みが生じにくい。また、連結用開口を通じたハウジング内への異物の進入が、ハンドルにより抑制される。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、可動枠ブロックにおいてハンドルの駆動部から力を受ける部位は、可動枠ブロックにおいて駆動手段から力を受ける部位に比べ、可動接点と固定接点とのいずれよりも離れていることを特徴とする。
可動枠ブロックにおいてハンドルの駆動部から力を受ける部位を可動枠ブロックにおいて駆動手段から力を受ける部位よりも可動接点と固定接点とのいずれかに近くする場合に比べ、連結用開口から可動接点と固定接点との間への異物の進入を抑制することができる。
請求項1の発明によれば、ハウジングが有する嵌合凹部への嵌合によりハウジングに保持される取付体を介してハンドルがハウジングに保持されるので、ハウジングが収納されるケースにハンドルを設ける場合や、取付体を2個の部品の間に挟むことでハウジングに保持する場合に比べて組立が容易である。さらに、ハウジングに対して着脱自在な取付体を介してハンドルがハウジングに保持されていることにより、ハンドルを備えるリレーとハンドルを備えないリレーとの間での変更が容易である。
請求項2の発明によれば、駆動部は連結用開口を通じてハウジング内に挿入されてハウジング内において可動枠ブロックを押圧するので、可動枠ブロックにおいて連結用開口を通じてハウジング外に突出する部位を駆動部が押圧する場合に比べ、可動枠ブロックにおいて駆動部から力を受ける部位を可動枠ブロックの重心や支点などに近づけることができるから、ハンドルによる動作時に可動枠ブロックの動作に歪みが生じにくい。また、ハンドルは連結用開口を閉塞する形状であるので、連結用開口を通じたハウジング内への異物の進入が、ハンドルにより抑制される。
請求項3の発明によれば、可動枠ブロックにおいてハンドルの駆動部から力を受ける部位を、可動枠ブロックにおいて駆動手段から力を受ける部位に比べ、可動接点と固定接点とのいずれよりも離したので、可動枠ブロックにおいてハンドルの駆動部から力を受ける部位を可動枠ブロックにおいて駆動手段から力を受ける部位よりも可動接点と固定接点とのいずれかに近くする場合に比べ、連結用開口から可動接点と固定接点との間への異物の進入を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の基本構成は従来例と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のハウジング1には、ハウジング1の上方に突出して操作力を受ける被操作部61と可動枠ブロック3の一部を左右から挟み被操作部61の操作力を可動枠ブロック3に伝える駆動部62とを有するハンドルブロック6が取り付けられている。すなわち、本実施形態においては、ハンドルブロック6の被操作部61がケースC外において操作力を受けるのであり、図3に示すように被駆動部31dの突出寸法は従来例よりも小さくケースCから突出しない程度となっている。
詳しく説明すると、ハンドルブロック6は例えば合成樹脂成型品からなり、長方形枠状のフレーム部63と、フレーム部63の後側の内面から前方に突設されてフレーム部63に対して前端部を左右に変位させるように弾性変形可能な支持部64と、支持部64の前端部に連結された長方形状の台座部65とを有する。被操作部61は台座部65の上面から上方に突設され、駆動部62は台座部65の前端面から前方に突設されて図4に示すように可動枠ブロック3の被駆動部31dを左右から挟むU字形状となっている。さらに、フレーム部63において駆動部62を左右から挟む両側にはそれぞれ先端面が駆動部62の左右方向での外側の面に対し間に隙間を空けて対向する制限凸部66が、内向きに突設されている。
ケース12の上面には長方形環状の環形突起12bが外周に沿って上方へ突設されており、ハンドルブロック6のフレーム部63は環形突起12bに嵌合することによりハウジング1に対して保持されている。そして、被操作部61と台座部65と駆動部62とで構成されるハンドル本体60は、フレーム部63と支持部64とを介して支持されることによりハウジング1に対して左右に弾性的に変位可能となっている。すなわち、環形突起12bによってケース12の上面に形成される凹部が請求項における嵌合凹部であり、フレーム部63が請求項における取付体であり、支持部64が請求項における支持体である。
支持部64のばね力に抗して被操作部61を左右方向のいずれかに押操作すれば、操作力を受けたハンドル本体60が変位して駆動部62が被駆動部31dを押圧することにより可動枠ブロック3が回動して接点が切り替わる。このとき、制限凸部66が駆動部62に当接することにより、支持部64の破損を招くようなハンドル本体60の過剰な変位は阻止されている。
また、被操作部61が操作力を受けていない状態では、支持部64のばね力により、駆動部62が被駆動部31dの可動範囲に重ならないような位置に維持される。つまり、被操作部61が操作力を受けていない状態では駆動部62が可動枠ブロック3の動作を妨げないようになっている。これにより、ケースC外に突出する程度まで被操作部61を大きくしながらも、コイル21への通電による可動枠ブロック3の動作には影響が出ない。
上記構成によれば、ハンドル本体60をケースCに設ける場合に比べ、ハウジング1とケースCとの位置関係の誤差が影響しない分だけ、駆動部62の位置と被駆動部31dの位置とを合わせやすいから組立が容易である。また、ハンドルブロック6は環形突起12bへの嵌合によってハウジング1に保持されているので、ハンドルブロック6を取り外してハンドル本体60を備えないリレーに変更することが容易である。
なお、図5及び図6に示すように、可動枠ブロック3において、被駆動部31dを、本体部31aの後端部の近くに設け、駆動手段たる電磁石2から力を受ける部位である接極子32よりも可動接点41及び固定接点42から離してもよい。図5及び図6の例では、駆動部62の位置を被駆動部31dに整合させるために、ハンドルブロック6を図1の例に対して前後に反転した形状としている。この構成を採用すれば、被操作部61の操作に必要な操作力は大きくなるものの、図1の例のように接極子32よりも可動接点41及び固定接点42に近い位置に被駆動部31dを設ける場合に比べ、連結用開口12dから可動接点41と固定接点42との間への異物の進入を抑制することができる。
また、駆動部62と被駆動部31dとの凹凸の関係を逆にしてもよい。すなわち、上記のような被駆動部31dに代えて図7に示すように被駆動穴31eを可動枠ブロック3の本体部31aに上下に貫設するとともに、台座部65の下面には直方体形状の凸部からなり連結用開口12dを通じてハウジング1内に挿入され被駆動穴31eに係入する駆動部62を下方に突設する。すなわち、可動枠ブロック3は被駆動穴31eの内面を駆動部62によって押圧されて動作するのであり、この場合には被駆動穴31eの内面が請求項における被駆動部となる。この構成では、図8のように台座部65によって連結用開口12dを閉塞する構造が容易に実現でき、これによって連結用開口12dを通じたハウジング1内への異物の進入を抑制することができる。従って、該異物が固定接点42と可動接点41との間に挟まることによる接触不良も抑制される。また、図1の例に比べ、可動枠ブロック3において駆動部62から力を受ける部位が、可動枠ブロック3の重心や、電磁石2を介してハウジング1に支持される部位である軸受け穴30や、吸着板23a,24aに吸着される接極子32に近くなるから、被操作部61への操作による可動枠ブロック3の動作に歪みが生じにくく(具体的には、前方から見た面内で可動枠ブロック3が傾きにくく)なる。従って、可動枠ブロック3とともに可動ばね53と可動接点41とが傾いて可動接点41と固定接点42との間の接触面積が狭くなることや、可動枠ブロック3の動作に引っかかりが生じることを避けることができる。
さらに、ハンドルブロック6の形状は上記に限られず、例えば図9及び図10に示すようにそれぞれフレーム部63と台座部65とにおいて左右に対向する面同士を互いに連結するU字形状の支持部64を台座部65の左右に2個ずつ設けてもよい。図9及び図10の例では台座部65の左右のそれぞれにおいて2個の支持部64は凹面側同士を向き合わせており、被操作部61と支持部64とは全体として前後対称且つ左右対称な形状となっている。図4の例のような支持部64であれば被操作部61は前端部が後端部よりも左右に変位しやすくなるから操作時に違和感を与える可能性があるが、図9及び図10の例のように被操作部61と支持部64とを全体として前後対称な形状とすれば、被操作部61の前後位置のどこを操作しても支持部64から受ける力が略一定となるから上記のような違和感を与えにくい。
また、図11及び図12に示すようにそれぞれS字形状であって一端が台座部65の左右の一方ずつの面に連結され他端がフレーム部63の内面に連結された支持部64を台座部65の左右にそれぞれ設けてもよい。図11及び図12の例では制限凸部66が設けられていない代わりに、各支持部64がそれぞれ左右の互いに異なる側からフレーム部63の内面に近接しており、支持部64がフレーム部63の内面に当接することによってハンドル本体60の可動範囲が制限されている。
さらに、別部品のハンドルブロック6を用いる代わりに、支持部64やハンドル本体60をカバー12に一体成形してもよい。具体的には、図13や図14に示すように、環形突起12bの後側の内面から前方に突設されて前端部を左右に変位させるように弾性変位可能な支持部64の前端に、ハンドル本体60の台座部65の後端を連結した構造をとる。被駆動部31dや駆動部62が挿通される連結用開口12dとしては、ハンドル本体60を形成するためにハンドル本体60の下側から支持部64の下側にかけて形成された貫通穴を用いている。この場合、カバー12においてハンドル本体60と支持部64とを除く部位が請求項におけるベース部である。さらに、図13の例では、駆動部62を左右から挟んでハンドル本体60の可動範囲を制限する制限凸部66はカバー12の上面から上方に突設されている。このようにカバー12に支持部64やハンドル本体60を一体形成すれば、ハンドル本体60を備えないものへの変更は困難となるものの、ハンドルブロック6の組み付けが不要となるから組立がさらに容易となる上、部品点数の減少により製造コストの低減が可能となる。
また、上記のリレーは前後と左右とに複数列ずつ並べて用いられることが多いので、図15及び図16に示すように、上記のリレーを、前後と左右とに2列ずつ計4個一体化してもよい。具体的には、一体化された形状とするのは図17に示すようにカバー12だけでよく、その他の部品には図1〜図14で説明した個別のリレーと共通のものを用いることができる。この場合、ハウジング1は4個のボディ11と1個のカバー12とで構成される。図15〜図17の例において、環形突起12bは、4個分が連結され、前後と左右とに2列ずつ計4個の凹部をカバー12の上面に構成する形状となっている。また、図17(b)に示すように、カバー12の内側には、4個分のリレーの部品を1個分ずつ仕切る十字形状の仕切り壁12eを設けてあり、ボディ11の結合突起11aが係入する結合穴12aは仕切り壁12eにも設けられている。ハンドルブロック6を用いる場合には、図18(a)に示すようにハンドルブロック6も4個分が一体化された形状とし、図18(b)に示すように4個分の寸法に形成された環形突起12bに嵌合させる。この場合、カバー12において上方から見て環形突起12bに囲まれた範囲内には4個のリレーに一対一に対応した計4個の連結用開口12dが設けられる。なお、ボディ11も4個分が一体化した形状のものを用いてよいが、上記のように個別のボディ11を用いると、ボディ11に電磁石2や可動枠ブロック3などの部品を組み付ける段階まで1個分のリレーと共通のラインで行うことができるという利点や、この組み付け時に他のリレーの部品が邪魔になることがないという利点がある。
本発明の実施形態を示す分解斜視図である。 同上を示す斜視図である。 同上においてハンドルブロックとカバーとを取り外した状態を示す正面図である。 同上のハンドルブロックを示す平面図である。 同上の別の形態を示す分解斜視図である。 図5の形態を示す斜視図である。 同上の更に別の形態を示す分解斜視図である。 図7の形態を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ図1〜図4の形態においてハンドルブロックの形状の別の例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 (a)(b)はそれぞれ図7,図8の形態においてハンドルブロックの形状の別の例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 (a)(b)はそれぞれ図1〜図4の形態においてハンドルブロックの形状の更に別の例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 (a)(b)はそれぞれ図7,図8の形態においてハンドルブロックの形状の更に別の例を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の別の形態におけるカバーを示す互いに異なる方向から見た斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の更に別の形態におけるカバーを示す互いに異なる方向から見た斜視図である。 同上の別の形態を示す斜視図である。 図15の形態を示す分解斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ図15の形態におけるカバーを示す互いに異なる方向から見た斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ同上の更に別の形態を示し、(a)はハンドルブロックを示す斜視図、(b)はカバーを示す斜視図である。 従来例を示す斜視図である。 同上の使用形態を示す説明図である。 同上を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 電磁石(請求項における駆動手段)
3 可動枠ブロック
11 ボディ
12 カバー
12d 連結用開口
31d 被駆動部
32 接極子(請求項における、駆動手段から力を受ける部位)
41 可動接点
42 固定接点
60 ハンドル本体(請求項におけるハンドル及びハンドル部)
63 フレーム部(請求項における取付体)
64 支持部(請求項における支持体)

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    少なくとも一部がハウジングに収納されハウジングに対して変位可能に保持された可動枠ブロックと、
    ハウジングに収納され可動枠ブロックに機械的に連結された可動接点と、
    ハウジング内において可動接点が離接可能な位置に保持された固定接点と、
    可動接点を固定接点に接触させる閉方向と可動接点を固定接点から離す開方向とのうちハウジング外から入力される制御信号に応じた一方に可動枠ブロックを駆動する駆動手段と、
    ハウジングの外面に設けられた嵌合凹部に嵌合することによりハウジングに対して着脱自在に取り付けられる取付体と、
    取付体に連結されて弾性変形可能な支持体と、
    支持体を介して取付体に連結されることによりハウジングに対して弾性的に変位可能なハンドルとを備え、
    ハンドルは、ハウジング外に突出して操作力を受ける被操作部と、可動接点を固定接点に離接させる方向において可動枠ブロックに近接する駆動部とを有し、被操作部が操作力を受けたときに取付体に対して変位して駆動部が可動枠ブロックを押圧することにより可動枠ブロックを動作させて可動接点を固定接点に離接させるものであって、
    ハウジングには、可動枠ブロックにおいて駆動部に押圧される部位とハンドルの駆動部との少なくとも一方が挿通される連結用開口が設けられ、
    支持体は、ハンドルが操作力を受けていない状態においては、駆動手段による可動枠ブロックの動作を駆動部が妨げない位置にハンドルを保持することを特徴とするリレー。
  2. 駆動部は連結用開口を通じてハウジング内に挿入されてハウジング内において可動枠ブロックを押圧するものであって、ハンドルは連結用開口を閉塞する形状であることを特徴とする請求項1記載のリレー。
  3. 可動枠ブロックにおいてハンドルの駆動部から力を受ける部位は、可動枠ブロックにおいて駆動手段から力を受ける部位に比べ、可動接点と固定接点とのいずれよりも離れていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリレー
JP2006348554A 2006-12-25 2006-12-25 リレー Active JP4835427B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348554A JP4835427B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348554A JP4835427B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 リレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008159475A JP2008159475A (ja) 2008-07-10
JP4835427B2 true JP4835427B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=39660142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006348554A Active JP4835427B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4835427B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220106306A (ko) * 2021-01-22 2022-07-29 제일전기통신(주) 컴팩트 구조의 전원 자동 절환장치

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4770730B2 (ja) * 2006-12-25 2011-09-14 パナソニック電工株式会社 リレー
JP5701110B2 (ja) * 2011-03-09 2015-04-15 富士通コンポーネント株式会社 電磁継電器
KR102032517B1 (ko) * 2018-02-02 2019-10-15 엘에스산전 주식회사 영구자석 하우징을 갖는 직류 릴레이

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220106306A (ko) * 2021-01-22 2022-07-29 제일전기통신(주) 컴팩트 구조의 전원 자동 절환장치
KR102489933B1 (ko) * 2021-01-22 2023-01-20 제일전기통신(주) 컴팩트 구조의 전원 자동 절환장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008159475A (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4190379B2 (ja) 複合型電磁継電器
US7872551B2 (en) Relay
US20080231397A1 (en) Electromagnetic Relay
CN109741995B (zh) 触点装置
JP6403048B2 (ja) 接点装置
JP2006310247A (ja) 電磁開閉装置
JP2016201285A (ja) 接点装置および電磁継電器
JP4835427B2 (ja) リレー
US8373525B2 (en) Electromagnetic contactor
US20190157030A1 (en) Electromagnetic relay
EP2945174B1 (en) Contact device
KR102344132B1 (ko) 전자 접촉기
JP4241607B2 (ja) 電磁リレー
US20120161908A1 (en) Polarized Electromagnet
JP4770730B2 (ja) リレー
JP2019117809A (ja) 接点装置および電磁継電器
JP4238482B2 (ja) 電磁継電器
JP4241606B2 (ja) 電磁リレー
JP4281684B2 (ja) リレー用の電磁石装置
JP5320226B2 (ja) 接点装置
JP6948627B2 (ja) 電磁継電器およびベース
JP5529473B2 (ja) 接点装置
JP5156595B2 (ja) 電磁リレー
CN212365865U (zh) 触点装置、电磁继电器和具备电磁继电器的装置
JP2018081828A (ja) 電磁リレー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090826

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110912

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4835427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3