JP4770626B2 - 誘虫捕獲装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光源から照射される光により虫を誘引捕獲する誘虫捕獲装置に関する。
従来から、この種の誘虫捕獲装置として、例えば、特許文献1に示されるように、紫外線ランプから照射された光を、反射板を用いて反射させ、害虫を捕獲するための粘着紙上の紫外線量を多くすることにより、効率的に粘着紙上に虫を吸着する誘虫捕獲装置が知られている。また、特許文献2に示されるように、紫外線ランプの上部に反射板を設けて紫外線を周辺に反射させ、更に紫外線ランプの周囲に透明な板を設けて、紫外線に誘引された虫が透明な板に衝突したところを粘着トラップにより捕獲する誘虫捕獲装置が知られている。
特開平5−168386号公報 特開2004−275069号公報
しかしながら、特許文献1に示される誘虫捕獲装置は、反射板によって粘着紙上の紫外線量が多くなるので、虫の捕獲効率は上がるが、装置の周囲に照射される紫外線量が少なくなるので、誘虫効率が低い。また、特許文献2に示される誘虫捕獲装置は、透明な衝突板を設けたことにより、粘着トラップにおける虫の捕獲効率は上がるが、反射板自体は誘虫性を向上させるための構成等を備えたものではないので、その誘虫効率においては、既存の誘虫捕獲装置と比べて顕著な差異は無かった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、誘虫光を広範囲に照射することにより効果的に虫を誘引することができ、また、誘引された虫を効率的に捕獲することができる誘虫捕獲装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、飛翔性の虫を誘引する誘虫光を発する光源と、この光源からの光を反射する反射板と、前記光源からの光に誘引された虫を捕獲する捕獲部と、を備えた誘虫捕獲装置であって、前記反射板は、波長が340〜380nmの光に対する全反射率が50%以上となり、拡散率が30%以上となり、前記捕獲部に近接するほど前記拡散率が大きくなるように構成されているものである。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の誘虫捕獲装置において、前記反射板は、波長が略380〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上となるように構成されているものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の誘虫捕獲装置において、前記捕獲部は、前記光源の下方位置に設けられ、前記反射板と同じ反射特性を有する部材により構成されているものである。
請求項の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の誘虫捕獲装置において、前記捕獲部の表面に透明粘着シートが貼着されているものである。
請求項1の発明によれば、誘虫性の高い波長が340〜380nmの光を、拡散反射板により拡散反射させて、誘虫光を広範囲に照射することができるので、従来の拡散率の低い反射板を設けた場合よりも効果的に虫を誘引することができ、また、捕獲部の近傍において誘虫性の高い光の拡散反射が大きくなり、虫が捕獲部近傍に誘引されるので、誘引された虫が捕獲部において捕獲され易くなる。
請求項2の発明によれば、可視光を含む波長が380〜470nmの光を反射させるので、より多くの虫を誘引し、また、ユーザが光源の点灯を視認できる。
請求項3の発明によれば、捕獲部自体が拡散反射板として機能し、捕獲部の誘虫性が高まるので、効果的に虫を誘引し、また、誘引された虫を効率的に捕獲することができる。
請求項の発明によれば透明粘着シートの貼着により捕獲部の表面の反射分光特性により、捕獲部において誘虫性の高い光の拡散反射が大きくなり、透明粘着シートに誘引される虫が増えるので、誘引された虫を更に効率的に捕獲することができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る誘虫捕獲装置について、壁掛け式の誘虫捕獲装置を例として、図1(a)(b)を参照して説明する。壁掛け式の誘虫捕獲装置10は、壁に固定される装置本体1、飛翔性の虫を誘引する誘虫光を照射する光源2及び光源2の光を反射する反射板3を備える。また、上記の光源2の下方位置には、光源2から照射された光に誘引された虫を捕獲するための捕獲部4が配置されている。
装置本体1は、前面及び底面が開口した筐体であり、その背面には誘虫捕獲装置10を壁面に固定するためのネジやボルト(図示せず)が配置され、電源や安定器(図示せず)といった光源2の点灯制御に必要な電子機器等を備える。また、装置本体1の材質には、例えば、ステンレスSUSといった風雨に対する十分な強度と耐久性を備えた金属材料が用いられる。
光源2は、波長が略340〜380nmの光を照射することができる光源であり、汎用の捕虫器用蛍光灯(UV-Aランプ)が用いられる。一般に夜行性昆虫の波長特性に対する視力感度は略240〜580nmであり、略360nm付近の波長の光が最も誘虫性が高いと考えられている。従って、誘虫光として用いられる光源2は、少なくとも波長が略340〜380nmである紫外光を照射することができる必要がある。好ましくは、より多くの虫を誘引することができ、また、ユーザが光源2の点灯を視認できるよう、より長波長側(380〜470nm)の紫青色光も照射することができる光源がよい。但し、500nm以上の波長、特に580nm付近の黄色光を照射する光源は避虫性を有するため好ましくない。
反射板3は、光源2から照射された光を装置本体2の前面開口部の方へ反射するように配置されている。この反射板3には、例えば、アルミ拡散反射板、日新製鋼製ステンレスNSS431DP−2拡散反射板又は多層膜拡散反射板が用いられる。これらの拡散反射板及び従来の反射板における各反射分光特性を図2に示す。同図において、Aは反射板3に用いられるアルミ拡散反射板の反射分光特性を、Bは日新製鋼製ステンレスNSS431DP−2拡散反射板の反射分光特性を、Cは多層膜拡散反射板の反射分光特性を、Dは従来の反射板であるステンレスSUS−304反射板の反射分光特性を、Eは白色メラミン塗装反射板の反射分光特性を示す。反射板3に用いられる拡散反射板は、何れも波長が略340〜380nmの光に対する全反射率が略50%以上となるように構成されており、好ましくは略65%以上である。一方、従来の反射板は、波長が略340〜380nmの光に対する全反射率が略30%以下である。すなわち、波長が略340〜380nmの光に対する全反射率が略50%以上となるよう構成されている本実施形態の反射板3は、誘虫性の高い光を効率良く反射することができるので、従来の反射板よりも誘虫効率を向上させることができる。また、本実施形態の反射板3は波長が略380〜470nmの光に対する全反射率も略50%以上となるよう構成されており、光源2から照射された可視光を全反射されるので、より多くの虫を誘引することができ、また、ユーザが光源2の点灯を視認することができる。なお、上記A〜Cに示された拡散反射板の他に、UV反射微粒子(BaSO3)塗布白色反射板やRh(ロジウム)メッキ拡散反射板等が用いられてもよい。
また、上記の反射板3は、波長が略340〜380nmの光に対する拡散率が略30%以上となるよう構成されている。ここで拡散率は、下記の式により求められる。
Figure 0004770626
全反射率は近似しているが、拡散率が段階的に異なる各反射板(実施例1〜8及び比較例1)における虫の捕獲比率を下記の表1に示す。なお、表1では、波長が略340〜380nmの光に対する全反射率及び拡散率の平均値を示している。また、実施例1〜8の反射板における捕獲比率は、比較例1に示される拡散率1.5%の反射板における虫の捕獲量を100%としたときの対比により表わされる。
Figure 0004770626
表1から明らかなように、拡散率が略30%以上の反射板(実施例1〜5)は、拡散率が1.5%の反射板(比較例1)に対して1.5倍以上の捕獲比率を示し、特に、拡散率が略50%以上の反射板(実施例1〜3)は、約2倍の捕獲比率を示した。上記の結果は、拡散率の低い反射板は、特定の方向にしか光を反射しないため、光の照射面積が狭いが、拡散率の高い拡散反射板は、多方向へ光を拡散反射するため、より広範囲に誘虫光を照射することができ、誘虫効率を向上させることができるものと考えられる。従って、上記の拡散率が略30%以上である拡散反射板を用いることにより、捕獲比率をより向上させた誘虫捕獲装置とすることができる。
また、反射板3の拡散率は、捕獲部4に近接するほど大きくなるように構成されることがより望ましい。例えば、図1(a)(b)に示されるように、反射板3は、捕獲部4の近接部aの拡散率が94%であり、中間部bが70%、離遠部が50%となるように構成される。反射板3が上記のように構成されることにより、誘虫性の高い光が捕獲部4の近傍により多く拡散反射するようになるので、光源2により誘引された虫が捕獲部4の近傍に集まることにより、捕虫効率がより向上する。
捕獲部4は、装置本体1の底面に配置されるカバー5、誘引された虫を捕獲する粘着シート6及び粘着シート受け7を備えている。カバー5は、上面が開口した筐体であり、その開口部が装置本体1の底面開口部と適合するように形成されている。カバー5の材質には、紫外線吸収剤無しのメタクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネイト樹脂(PC)又は塩化ビニル等が用いられる。また、粘着シート6は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン、メタクリル樹脂(PMMA)又はポリエチレン等から成る透明なシート下地に粘着剤としてブチレン、ウレタン又は天然ゴム等を塗布したものが用いられる。
粘着シート受け7は、図1(a)に示されるように、光源2の下方位置であって、光源2から照射される光に対向するように設置されている。この粘着シート受け7には、アルミ拡散反射板、日新製鋼製ステンレスNSS431DP−2拡散反射板、多層膜拡散反射板、UV反射微粒子(BaSO3)塗布白色反射板又はRh(ロジウム)メッキ拡散反射板等が用いられる。すなわち、粘着シート受け7は、上記の反射板3と同様に、波長が略340〜380nmの光に対する全反射率が略50%以上で、かつ、拡散率が略30%以上である反射分光特性を有した材質から構成されている。そのため、粘着シート受け7において、光源2の誘虫光が拡散反射して、粘着シート6による捕虫効率が向上することになる。なお、粘着シート6のシート下地に反射板3と同様の反射分光特性を持たせることにより、上記の粘着シート受け7と同様に、誘虫性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る天井直付け式の誘虫捕獲装置について、図3(a)(b)を参照して説明する。天井直付け式の誘虫捕獲装置20は、装置本体21が天井面に固定される装置本体21、上記の光源2と同様の光源22、反射板23及び捕獲部24を備えている。この天井直付け式の誘虫捕獲装置20において、光源22は装置本体21の略中央に配置され、光源22の左右両側に夫々反射板23が設けられる。また、反射板23には、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上であるアルミ拡散反射板が用いられる。光源22から照射された誘虫光は、これらの反射板23により、誘虫捕獲装置20の左右両側面へ拡散反射され、装置20周辺の広範囲に照射される。この光に誘引された虫は、上記第1の実施形態と同様に、光源22の下方位置に設けられ、粘着シート27を備えた捕獲部24において捕獲される。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電撃式の誘虫捕獲装置について、図4を参照して説明する。電撃式の誘虫捕獲装置30は、装置本体31、光源32、反射板33及び捕獲部34の他に、電撃格子35を備えている。光源32は、上記第1の実施形態に示した光源2と同様の誘虫光を照射する光源が用いられる。反射板33は、光源32の上部位置に設けられ、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上であるアルミ拡散反射板が用いられる。光源32から照射された誘虫光は直接的に又は反射板33により拡散反射されて、装置周辺の広範囲に照射される。この光に誘引された虫は、電撃格子35による電撃を受けてショック死し、捕獲部34において回収される。この電撃式の誘虫捕獲装置30においては、虫をショック死させるので、上記の捕獲部4等のように粘着シート等は不要である。
次に、本発明の第4の実施形態に係る吸引式の誘虫捕獲装置について、図5を参照して説明する。吸引式の誘虫捕獲装置40は、装置本体41、光源42、反射板43及び捕獲部44の他に、虫吸引ファン45及びモータ46を備えている。光源42は、上記第1の実施形態に示した光源2と同様の誘虫光を照射する光源が用いられる。反射板43は、光源42の上部位置に設けられ、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上であるアルミ拡散反射板が用いられる。また、虫吸引ファン45は、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上となるように表面塗装された樹脂から形成される。光源42から照射された誘虫光は、反射板43及び虫吸引ファン45により拡散反射されて、装置周辺の広範囲に照射される。この光に誘引された虫は虫吸引ファン45により捕獲部44へ吸引される。この捕獲部44は、虫収集用の網であり、粘着シート等は用いられない。
次に、本発明の第5の実施形態に係る蒸散殺虫薬式の誘虫捕獲装置について、図6を参照して説明する。吸引式の誘虫捕獲装置50は、装置本体51、上記の光源2と同様の光源52、反射板53及び捕獲部54を備えている。反射板53は、光源52の下方位置であって、光源52に対して略垂直になるよう設けられている。この反射板53は、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上であるアルミ拡散反射板が用いられる。また、誘虫捕獲装置50は、その側面に透光性材料から成るカバー55を備えていて、光源52から照射され反射板53により拡散反射された光は、カバー55を透過して装置周辺の広範囲へ照射される。また、このカバー55には、光に誘引された虫を装置内へと引き入れる虫侵入口56が設けられている。更に、捕獲部54には、蒸散殺虫剤57が備えられている。つまり、光に誘引された虫は虫侵入口56から装置内に侵入し、蒸散殺虫剤57により殺虫されて捕獲部54において回収される。
次に、本発明の第6の実施形態に係る粘着シート式の誘虫捕獲装置について、図7(a)(b)を参照して説明する。粘着シート式の誘虫捕獲装置60は、装置本体61、上記の光源2と同様の光源62及び捕獲部64を備えている。また、誘虫捕獲装置60の側面には所定の間隔でガード65又はルーパ66が設けられている。そして、これらガード65又はルーパ66には、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上であるアルミ拡散反射材が用いられる。光源62から照射された光は、ガード65又はルーパ67の間隔を通過して直接的に又はガード65又はルーパ66に接触して拡散反射して装置周辺の広範囲へ照射される。光に誘引された虫は、捕獲部64に備えられた粘着シート67によって捕獲される。
また、上記実施形態においては、捕獲部64が、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上となるように表面塗装したステンレスSUS拡散反射材によって形成されている。従って、捕獲部64自体が拡散反射板として機能し、捕獲部64の誘虫性が高まるので、粘着シート67における捕虫効率が向上する。
次に、本発明の第7の実施形態に係る壁掛け粘着シート式の誘虫捕獲装置について、図8(a)乃至(c)を参照して説明する。壁掛け粘着シート式の誘虫捕獲装置70は、装置本体71、上記の光源2と同様の光源72、粘着シート77及び樹脂等から成るカバー75を備えている。図8(a)は、壁面に又は天井面に波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上となるよう形成されたシート部材76を貼付した装置であり、図8(b)は、粘着シート77のシート下地に上記と同様の反射分光特性を持たせた装置であり、また、図8(c)は、装置本体71の表面にアルミ蒸着膜を形成して上記と同様の反射分光特性を持たせた装置である。図(a)乃至(c)に示された何れの粘着シート式の誘虫捕獲装置70においても、光源72から照射された光は、シート部材76、粘着シート74又は装置本体71によって拡散反射されて装置周辺の広範囲へ照射される。光に誘引された虫は、各装置に備えられた粘着シート77によって捕獲される。
次に、本発明の第8の実施形態に係る水盤式の誘虫捕獲装置について、図9を参照して説明する。水盤式の誘虫捕獲装置80は、上記の光源2と同様の光源82、水盤83及び水盤83を固定する固定足85を備えている。水盤83は、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上である日新製鋼製ステンレスNSS431DP−2拡散反射板が用いられる。光源82から照射された光は、水盤83によって拡散反射されて、水盤の内面全体に照射される。光に誘引された虫は、水盤83に貯えられた水の水面に落ちて捕獲される。
次に、本発明の第9の実施形態に係る誘虫灯90について、図10(a)(b)を参照して説明する。誘虫灯90は、上記の光源2と同様の光源92及び反射板93を備える。反射板93は、波長が略340〜470nmの光に対する全反射率が略50%以上であり、拡散率が略30%以上となるよう表面塗装したステンレスSUS拡散反射板が用いられる。光源92から照射された光は、反射板93によって拡散反射されて、誘虫灯90周辺の広範囲に照射され、より多くの虫の効果的に誘引する。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。すなわち、波長が略340〜380nmの光に対する全反射率が略50%以上で、かつ、拡散率が略30%以上となるように構成された拡散反射部材は、光源2から照射された誘虫光を拡散反射して広範囲に照射させ、誘虫効率を向上させるものであれば、上記実施形態で示された反射板3や捕獲部4等の使用態様に限られない。
(a)は本発明の第1の実施形態に係る壁掛け式の誘虫捕獲装置の側断面図、(b)はその正面図。 上記誘虫捕獲装置の反射板の分光特性と虫の捕獲比率を示す図。 (a)は本発明の第2の実施形態に係る天井直付け式の誘虫捕獲装置の側断面図、(b)はその正面図。 本発明の第3の実施形態に係る電撃式の誘虫捕獲装置の半裁側面図。 本発明の第4の実施形態に係る吸引式の誘虫捕獲装置の側断面図。 本発明の第5の実施形態に係る蒸散殺虫薬式の誘虫捕獲装置の側断面図。 (a)(b)はそれぞれ本発明の第6の実施形態に係る粘着シート式の誘虫捕獲装置の側断面図。 (a)(b)(c)はそれぞれ本発明の第7の実施形態に係る壁掛け粘着シート式の誘虫捕獲装置の側断面図。 本発明の第8の実施形態に係る水盤式の誘虫捕獲装置の斜視図。 (a)は本発明の第9の実施形態に係る誘虫灯の斜視図、(b)は同断面図。
符号の説明
1 誘虫捕獲装置
2 光源
3 反射板
4 捕獲部
6 粘着シート
7 粘着シート受け
10 誘虫捕獲装置

Claims (4)

  1. 飛翔性の虫を誘引する誘虫光を発する光源と、この光源からの光を反射する反射板と、前記光源からの光に誘引された虫を捕獲する捕獲部と、を備えた誘虫捕獲装置であって、
    前記反射板は、波長が340〜380nmの光に対する全反射率が50%以上となり、拡散率が30%以上となり、前記捕獲部に近接するほど前記拡散率が大きくなるように構成されていることを特徴とする誘虫捕獲装置。
  2. 前記反射板は、波長が380〜470nmの光に対する全反射率が50%以上となるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の誘虫捕獲装置。
  3. 前記捕獲部は、前記光源の下方位置に設けられ、前記反射板と同じ反射特性を有する部材により構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誘虫捕獲装置。
  4. 前記捕獲部の表面に透明粘着シートが貼着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の誘虫捕獲装置。
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