JP3195597U - 携帯型調査用捕虫器 - Google Patents

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吉彦 天田
吉彦 天田
信久 浅川
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Abstract

【課題】紫外線で虫を誘引し、家屋の床下や天井裏等に飛翔昆虫が生息しているか否かを調査・確認できる携帯型調査用捕虫器を提供する。【解決手段】筐体8と、同筐体の表面上に配設された一対の取付台間に張設される小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプ2と、同筐体内部に配設され冷陰極ブラックランプを電池からの供給電力で駆動するためのインバータ回路を含む電源部と、同筐体の表面上に敷設され冷陰極ブラックランプの発生する紫外線によって誘引された虫を捕捉する交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段10とから構成されてなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は昆虫等を捕捉する捕虫器に係り、特に紫外線を発生する冷陰極ブラックランプを電池で駆動してなる携帯型調査用捕虫器に関する。
虫が紫外線によって強く誘引されることを利用した捕虫装置がこれまでにもいくつか開示されている。
例えば、特許文献1には、「虫を誘引するように紫外線を含有した誘虫光を照射する誘引光源と、この誘引光源の下方に配置されて、捕虫液を溜めるとともに、上記誘虫光を反射する捕虫液容器とを設けて、さらに上記誘引光源が、地上からおよそ20cm〜150cmの高さに設置されているものである。また、上記誘引光源の外周の一部に誘虫光を遮る遮断部材が設けられるとともに、この遮断部材により同誘虫光を反射できるようになした。」捕獲殺虫用照明装置が開示されている。
また、特許文献2には、
「昼行性害虫に対する気流を発生させる気流発生機と、昼行性害虫を誘引する光を照射するランプとを有する捕虫装置」が開示され、該昼行性害虫を誘引する光を照射するランプとして明細書の段落「0016」に、
「ランプは略360nmにピークを持つ分光分布を示す紫外線蛍光ランプが用いられ、フード内部に配置されている。」と紫外線蛍光灯であることが明記されている。
さらに、特許文献3には、
「太陽電池パネル、蓄電池、電源スイッチからなる電源部と、発光ダイオードを光源とする点灯部及び飛翔虫衝突板からなる光源部と、捕虫器、捕獲かごからなる捕虫部を備え(請求項1)、前記発光ダイオードは、紫外線を照射する紫外線発光ダイオードであり、特に350〜400nmの範囲の波長の紫外線を照射する(請求項3)」飛翔虫誘引捕獲装置が開示されている。
特開2004−242584号公報 特開2007−209266号公報 特開2008−173036号公報
上記背景技術で記述した捕獲殺虫用照明装置、捕虫装置、飛翔虫誘引捕獲器に見られるように、紫外線によって虫を誘引して捕獲する装置の多くは、いずれもが大量の虫を捕獲して駆除する目的のものであるため、長時間安定して紫外線を発生させることが求められ、交流電源が容易に得られない場所での使用が想定されるものにあっては、特許文献3の飛翔虫誘引捕獲装置のように太陽電池パネルと蓄電池を備えるなど、電源設備への配慮が欠かせないものとなっている。
しかし、家屋の床下や天井裏等に飛翔昆虫が生息しているか否かを調査・確認する小型で携帯可能な、電源に電池を使用するとした捕虫器はこれまでにはなかった。
本考案は、上記背景技術の現状に鑑み、紫外線で虫を誘引し、家屋の床下や天井裏等に飛翔昆虫が生息しているか否かを簡便に調査・確認できる携帯型調査用捕虫器を提供しようとするものである。
本考案者らは、上記に鑑み鋭意研究の結果、次の手段によりこの課題を解決した。
(1)筐体と、同筐体の表面上に配設された一対の取付台間に張設される小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプと、同筐体内部に配設され前記冷陰極ブラックランプを電池からの供給電力で駆動するためのインバータ回路を含む電源部と、同筐体の表面上に敷設され前記冷陰極ブラックランプの発生する紫外線によって誘引された虫を捕捉するための交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段とから構成されてなることを特徴とする携帯型調査用捕虫器。
(2)前記冷陰極ブラックランプが、虫の誘引に最も効果的な波長領域の紫外線を発生するものであることを特徴とする(1)に記載の携帯型調査用捕虫器。
(3)筐体の表面の端縁部に反射板を冷陰極ブラックランプに平行して傾設してなることを特徴とする(1)又は(2)に記載の携帯型調査用捕虫器。
本考案の携帯型調査用捕虫器によれば、次のような効果が発揮される。
〈1〉本考案の携帯型調査用捕虫器が、筐体と、同筐体の表面上に配設された一対の取付台間に張設される小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプと、同筐体内部に配設され前記冷陰極ブラックランプを電池からの供給電力で駆動するためのインバータ回路を含む電源部と、同筐体の表面上に敷設され前記冷陰極ブラックランプの発生する紫外線によって誘引された虫を捕捉するための交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段とから構成されているので、
交流電源の得られない家屋の床下や天井裏等にも容易に持ち込め、飛翔昆虫生息の有無が簡便に確認でき、かつ交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段によって生息害虫が捕捉されれば、該生息害虫の種類、数量等が的確に把握でき、その結果に基づいて、駆除、予防等の対策が効果的に実施できる。
〈2〉前記冷陰極ブラックランプが、飛翔昆虫の誘引に最も効果的な波長領域の紫外線を発生するものであるので、
調査対象場所において生息する飛翔昆虫の捕獲が効率よく行え、飛翔昆虫の生息の有無や、生息する飛翔昆虫の種類や数量などを的確に把握でき、その結果に基づいて虫の駆除、生息予防等の対策が効果的に実施できる。
〈3〉筐体の表面の端縁部に冷陰極ブラックランプに平行して反射板を傾設しているので、
冷陰極ブラックランプが発生する紫外線を、前記筐体上方に効率よく放射でき、飛翔昆虫の誘引に高い効果が発揮できる。
本考案による携帯型調査用捕虫器の外観斜視図 本考案による携帯型調査用捕虫器の接続図
本考案による携帯型調査用捕虫器を実施するための形態を、実施例の図に基づいて説明する。
図1は本考案による携帯型調査用捕虫器の外観斜視図、図2は本考案による携帯型調査用捕虫器の接続図であり、図において、1は携帯型調査用捕虫器、2は冷陰極ブラックランプ、2aは冷陰極ブラックランプのリード線、3は冷陰極ブラックランプ取付台、4は電源部、5インバータ回路、6はスイッチ、7は電池、8は筐体、9は反射板、10はシート状捕虫手段を示す。
本考案による携帯型調査用捕虫器1は、図1の外観斜視図に示すように、筐体8と、同筐体8の表面上に配設された一対の冷陰極ブラックランプ取付台3、3間に張設された小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプ2と、同筐体8の内部に配設され前記冷陰極ブラックランプ2を電池7からの供給電力で駆動するためのインバータ回路5を含む電源部4(図2参照)と、同筐体8の表面上に敷設され前記冷陰極ブラックランプ2の発生する紫外線によって誘引された飛翔昆虫を捕捉する交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段10とから構成されている。また筐体8の表面端縁部には反射板9が傾設されている。
筐体8表面の上面に設けられた一対の冷陰極ブラックランプ取付台3、3間に張設された前記冷陰極ブラックランプ2は、その両端のリード線2aが筐体8内部に導入され、筐体8内部に配設されたインバータ回路5を含む電源部4に接続されており、スイッチ6のONによって電池7から電力が供給され点灯される(図2参照)。
また、冷陰極ブラックランプ取付台3、3間の筐体8表面には、捕虫用の粘着層を有するシート状の捕虫手段10が交換可能に敷設されている。したがって、前記冷陰極ブラックランプ2の発する紫外線によって誘引された飛翔昆虫は、前記粘着層を有するシート状の捕虫手段10で捕獲されることになる。
さらに、筐体8表面の端縁部には、前記冷陰極ブラックランプ2に平行して反射板9を設け、冷陰極ブラックランプ2から発せられた紫外線を筐体8上方に反射させて飛翔昆虫虫の誘引効果を高めている。
したがって、この粘着層を有するシート状捕虫手段10を筐体8の上面から取り外して観察すれば、前記シート状捕虫手段10に捕捉された飛翔昆虫の種類や数量などが目視により的確に把握することができる。
前記冷陰極ブラックランプ2には、管径3mm、管長30〜40mmの超小型の管で、誘虫効果が高いとされる波長365nm付近の紫外線を効率よく発生するものを使用している。そして、この冷陰極ブラックランプ2には、光触媒用の材料として使用される酸化チタンの活性化に最も効果のある365nm付近の光を効率よく透過し、可視光を吸収する特殊ブルーフィルタガラスが採用されおり、このため可視光の放散が抑制され、人の目ではその発光が確認できないことからブラックランプと呼ばれている。
なお、前記冷陰極ブラックランプ2は超小型で極めて細いため、その補強用として紫外線の透過に優れた石英ガラス等を素材とした透明なパイプで囲い保護されていることが好ましい。
本考案の携帯型調査用捕虫器1は、図2に示すように、紫外線を発生する冷陰極ブラックランプ2を、電池7から供給される電力で駆動するため、直流電力を数百ボルトの高周波電力に変換する必要性から、すでにノートパソコン等で使用されている公知の小型インバータ回路5を内蔵した電源部4を備えている。
前記冷陰極ブラックランプ2を駆動するための前記インバータ回路5を含む電源部4は筐体8の内部に格納され、電池7は着脱可能な蓋を備えた格納部に収容されており、スイッチ6によって該電池7からの直流電源をオン・オフして前記冷陰極ブラックランプ2の点灯、消灯を制御している。
本実施例では、発光波長、長寿命および過去の実績という面で冷陰極ブラックランプ2を使用したが、これに限定されることなく発光ダイオードを使用してもよい。
本考案の携帯型調査用捕虫器が、筐体と、同筐体の表面上に配設された一対の取付台間に張設される小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプと、同筐体内部に配設され前記冷陰極ブラックランプを電池からの供給電力で駆動するためのインバータ回路を含む電源部と、同筐体の表面上に敷設され前記冷陰極ブラックランプの発生する紫外線によって誘引された飛翔昆虫を捕捉するための交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段とから構成されているので、容易に交流電源の得られない家屋の床下や天井裏の他、夜間照明のない場所や洞窟等外光の届かない場所での飛翔昆虫生息の有無や、生息昆虫の種類、数量等の調査、研究にも使用できる。
1:携帯型調査用補虫器
2:冷陰極ブラックランプ
2a:リード線
3:冷陰極ブラックランプ取付台
4:電源部
5:インバータ回路
6:スイッチ
7:電池
8:筐体
9:反射板
10:シート状捕虫手段

Claims (3)

  1. 筐体と、同筐体の表面上に配設された一対の取付台間に張設される小径棒状の紫外線発生用の冷陰極ブラックランプと、同筐体内部に配設され前記冷陰極ブラックランプを電池からの供給電力で駆動するためのインバータ回路を含む電源部と、同筐体の表面上に敷設され前記冷陰極ブラックランプの発生する紫外線によって誘引された虫を捕捉するための交換可能な粘着層を有するシート状の捕虫手段とから構成されてなることを特徴とする携帯型調査用捕虫器。
  2. 前記冷陰極ブラックランプが、虫の誘引に最も効果的な波長領域の紫外線を発生するものであることを特徴とする請求項1に記載の携帯型調査用捕虫器。
  3. 筐体の表面の端縁部に反射板を冷陰極ブラックランプに平行して傾設してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型調査用捕虫器。
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