JP3124088U - 飛遊虫の捕獲装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ドライブを含む野外活動をする際に使用するもので、携行便利でそれだけ安価で簡単に量産できる飛遊虫の捕獲装置を提供すること。
【解決手段】 LED(Light Emitting Diode)を用いた光発生機構と、表面に接着層を設けたスコッチテープのような反射シートからなり、LEDの光を反射シートに照射させ当該シートを発光させたことで飛遊虫の飛来を促し、該飛遊虫を接着層にあてて捕獲する。
【選択図】図1
【解決手段】 LED(Light Emitting Diode)を用いた光発生機構と、表面に接着層を設けたスコッチテープのような反射シートからなり、LEDの光を反射シートに照射させ当該シートを発光させたことで飛遊虫の飛来を促し、該飛遊虫を接着層にあてて捕獲する。
【選択図】図1
Description
本考案は蚊やブヨや蝿や蛾などの飛遊する害虫を捕獲する装置に関する。
夏場ピクニックやバーベキューの際、あるいは山や海遊び、更にはテントや走行中の車の中までも蚊やブヨなどが侵入し不快な思いをすることが毎々ある。
そこでこれら蚊やブヨを容易に捕獲することができれば、頗る快適に遊べると誰もが痛感している。
そこでこれら蚊やブヨを容易に捕獲することができれば、頗る快適に遊べると誰もが痛感している。
このような目的でなされた従来技術としては、液体状の殺虫剤を収めた容器と、この容器の殺虫剤を暖めて気化させる加熱体と飛翔性昆虫が目標にして飛翔する誘虫ランプと、この誘虫ランプから発せられた光を反射する反射鏡と、この反射鏡によって反射した反射光及び誘虫ランプから発せられた光を外方に反射する反射体とを具備した発明(特許文献1参照)があるが、比較的構造が複雑でそれだけ高価なものとなり、誘虫ランプも通常の一般家庭用と同等であるから野外活動のため携行には不向きである。
また粘着剤を用いた飛翔性昆虫捕獲具にあって、使用に際して飛翔性昆虫の捕獲性に優れ、また手に粘着剤が付着する心配のない飛翔性昆虫捕獲具(特許文献2参照)も発明されている。
それは、底面と2面以上の側壁面から構成され、その内部に粘着シート面を備える飛翔性昆虫捕獲具において、前記側壁面の少なくとも1面に開口部を設けるとともに、この側壁面に対向して前記粘着シート面を他の側壁面に付設するか、もしくは底面から垂直状に立設してなり、かつ側壁面表側における前記開口部の周辺部の色が標準光源を用いて視野角10°で測定するとき、表色系色差のCIE1976明度として70以下であることが特徴となっている。しかしこの発明は特に家庭でみられるアブラ虫を捕獲することに主眼が置かれ、蚊やブヨなど小さい飛翔害虫の捕獲には不向きである。
特開平8−140549明細書
特開2005−245279明細書
而して本案の目的は、特にドライブを含む野外活動をする際に使用するもので、携行便利でそれだけ安価で簡単に量産できる飛遊虫の捕獲装置を提供するにある。
また他の目的は、誘虫手段で多数の飛遊虫を捕獲でき、快適な野外活動を行うことができるようにしたことである。
また他の目的は、ほとんど電力を必要とせず安全性に富み、虫の誘導を行うことができるようにしたものである。
また、集められた飛遊虫は、これを簡単にゴミ箱などに捨てられることもその特徴である。
而して本案の特徴の1つは、ライト エミッテング ダイオード(Light Emitting Diode:以下単にLEDという)を用いることにある。
LEDは光を発生する半導体で電気を流すと発光するものであるが、その電気量は殆ど少なく本案の捕獲装置に利用するには、何昼夜の使用にも耐え得るからである。
他に本案の特徴は、表面に飛遊する害虫が接触した場合。直当該虫を接着させて捕獲できる接着層を設けた反射シートを有することが特徴である。
そして、LEDの光を反射シートに照射することにより当該シートは反射光を発し、このため蚊やブヨなどの害虫を誘い収集し同時にこれら害虫の飛遊によってかかる害虫が接着層に当り接着し、捕獲されることになるのである。
(1)本考案のLEDを用いた光発生機構と、接着層を設けた反射シートからなり極く簡単な構造の捕獲装置であるから、安価で量産に適している。
(2)害虫を誘う発光手段としてはLEDを用いることにより極安い電気使用量でよいから携行便利で昼夜に亘って長時間使用できるので、安心して野外活動や熟睡することができる。
(3)また本考案のLEDによる発光は、これを直ぐ害虫を誘く発光とせず一旦反射シートに当てて反射させるようにしたものであるから、LEDの発光部位と反射シート間に飛遊し、この飛遊の途中で反射シート表面に設けた接着層に当り貼着させるようにしたことでその捕獲操作が頗る能率的となったためである。
(4)またかかる接着層に多数の害虫が捕獲でき、捕獲能率が衰えた場合は単に反射シートを新たのものと張り替えるだけで、再び能率的に害虫の捕獲が行えるというものである。
なお、上記LEDは直射光であるため、当該LED発光部位と反射シート間に拡散レンズのような拡散板を介在させることにより、拡散した光が得られるのでさらに集害虫効果をあげることができる。
図1と図2は本案の一実施例を示すもので、図1は正面図、図2はその側面図である。図で(1)はL字形の装置枠で、その垂直部材(2)の上端は下方の水平部材(3)方向に運び、その先端部下面にLED(4)が吊り下げられている。この場合当該LED(4)の発光面(5)は上記装置枠(1)の水平部材(3)上面と相対している。
また(6)はこの上面に貼装されるスコッチテープのような反射シートで、図7で見られるようにこの反射シートの上面には薄い持続性のある接着剤の接着層(7)が設けられている。
なお、(8)は上記LED(4)と反射シート(6)間に設けられた拡散レンズのような拡散板で、上記装置枠(1)の適宜位置に設けた支持杆(9)で支持されている。
さらに、この場合拡散板(8)は表面あるいは裏面に多数の凹凸を設けるような簡単なものでよく、ようはLED(4)の光を拡散させ反射シート(6)の略々前面にその光が照射されるようなものであればよい。
また図示してないが、装置枠(1)内には乾電池のようなLED(4)に電気を供給する電源及び、ON,OFFスイッチがあることが当然である。
而してかかる装置本体を自動車やテント内に配置したりバーベキューなどの野外活動に於いて適当な木々に吊下げ、あるいはテーブル等に載置して使用する。
ここで当該装置本体の電源を入れるとLED(4)が点灯しその光は拡散板(8)によって拡散され反射シート(6)を照射し、その結果当該シート(6)で反射された光は拡散板(8)との間に極く明るい柔らかい空間を作る。
よってこの明るい空間を目指して害虫が多数飛遊し、乱舞する結果反射シート(6)の表面に設けられた接着層(7)に当って接着され捕獲されるのである。
なお、たとえば図3は装置枠(1)の垂直部材(2)の内面に反射シート(6)を貼装したものであり、LED(4)は装置枠(1)の水平部材(3)の先端部からその発光面が反射シート(6)方向に向うよう取り付けた構造のものである。
なお、たとえば図3は装置枠(1)の垂直部材(2)の内面に反射シート(6)を貼装したものであり、LED(4)は装置枠(1)の水平部材(3)の先端部からその発光面が反射シート(6)方向に向うよう取り付けた構造のものである。
図4のそれは、装置枠(1)水平部材(3)の中途を折曲げ自在としたことで携行に便利なように折り畳めてコンパクトになるようにしたものであり、ここでは、上記垂直部材(2)の内面は反射板(10)としてLED(4)の光を反射させ、装置枠(1)の水平部材(3)表面にある反射シート(6)を照射する例を示した。
図の5と図6は装置枠(1)を円筒状としたもので図5は天井板(11)を有する円筒状で掛かる天井板(11)の内面にLED(4)を吊下げしかつ反射シート(6)は円筒状の装置枠(1)の内面に貼設する。なお、この場合装置枠(1)の周囲の適当個所には必要な大きさの害虫が侵入する窓(12)を開口しておくことが肝要である。
また上にLED(4)の設置個所は、図6のように円筒状の装置枠(1)の底面(13)でもよい。
この場合円筒状の装置枠(1)の天井板(11)内面は反射板(10)とするのがおもしろい。而して蚊などの害虫はLED(4)及びその反射板(10)によって反射された光または拡散板(8)を設けた場合は、拡散光に誘われて窓際から設置枠(1)内に集まり反射シート(6)に設けた接着層(7)に接して捕獲されるのである。
なお、接着層(7)が捕獲した多数の害虫によりその能力が衰えたら、新しいものと交換すればよいこと勿論である。
1 装置枠
2 垂直部材
3 水平部材
4 LED
5 発光面
6 反射シート
7 接着層
8 拡散板
9 支持枠
10反射板
11天井板
12窓
13底面
2 垂直部材
3 水平部材
4 LED
5 発光面
6 反射シート
7 接着層
8 拡散板
9 支持枠
10反射板
11天井板
12窓
13底面
Claims (1)
- LED(Light Emitting Diode)を用いた光発生機構と、表面に接着層を設けたスコッチテープのような反射シートからなり、LEDの光を反射シートに照射させ当該シートを発光させたことで飛遊虫の飛来を促し、該飛遊虫を接着層にあてて捕獲することを特徴とした飛遊虫の捕獲装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004024U JP3124088U (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 飛遊虫の捕獲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004024U JP3124088U (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 飛遊虫の捕獲装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3124088U true JP3124088U (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=43474048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006004024U Expired - Fee Related JP3124088U (ja) | 2006-05-26 | 2006-05-26 | 飛遊虫の捕獲装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3124088U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019062774A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | アース環境サービス株式会社 | 乾電池式捕虫器 |
-
2006
- 2006-05-26 JP JP2006004024U patent/JP3124088U/ja not_active Expired - Fee Related
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