JPH0654635A - ノミ誘引捕獲装置 - Google Patents

ノミ誘引捕獲装置

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JPH0654635A
JPH0654635A JP22784392A JP22784392A JPH0654635A JP H0654635 A JPH0654635 A JP H0654635A JP 22784392 A JP22784392 A JP 22784392A JP 22784392 A JP22784392 A JP 22784392A JP H0654635 A JPH0654635 A JP H0654635A
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JP
Japan
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flea
light
attracting
emitting diode
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP22784392A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nono
委佐男 野々
Yoshikatsu Sayama
義克 佐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トレー本体1に粘着シート2を取り付ける。
トレー本体1の上部に支柱4、4と支持板5を介して発
光ダイオード3を取り付ける。 【効果】 発光ダイオードを用いることにより、犬、猫
の身体から離れた室内のノミを効率よく捕獲駆除でき
る。また、電源として乾電池を用いる場合にも長時間使
用できる。また、豆電球のように繰り返しの使用で電球
が切れてしまうといった問題も起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、犬、猫の身体から離れ
た室内のノミの誘引捕獲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内のノミ駆除の方法として、1
つは燻煙剤、エアゾル、粉剤などの殺虫剤を用いる方法
がある。これらの方法は、殺虫剤が室内に残る可能性が
あり、幼児やペットに対する安全性が懸念されること、
また、使用に手間がかかるという欠点がある。
【0003】また一方、殺虫剤を用いない駆除方法とし
て、豆電球(白熱電球)を用いたノミ誘引捕獲装置によ
る方法もある(アメリカ特許第 4,686,789号) 。
【0004】斯かるノミ誘引捕獲装置は、粘着シートを
敷いたトレーの両側から支柱によってトレー上部にカバ
ーを固定し、このカバーの内側部分に電球を取り付け、
電気コードを室内の電源(コンセント)に接続して豆電
球を点灯させ、豆電球の光で室内のノミを誘引して、粘
着シートで捕獲駆除する装置である。
【0005】このように豆電球などの白熱電球を用いた
捕獲装置は、室内の壁から離れた床面に設置して使用す
るため、電気コードで室内電源から電気を得なければな
らない。しかしながら、電気コードを用いると、コード
の長さにより設置範囲が限定されること、また人が電気
コードに足を引っ掛けてしまうことなどの欠点がある。
これを解決する一つの手段として、乾電池などを用いる
方法が考えられるが、白熱電球は発光時の発熱などに電
力が取られるため消費電力が大きく、乾電池を用いても
短時間で電池が切れてしまうという問題がある。また、
耐久性の点においても、白熱電球は繰り返しの使用で電
球が切れ易いという欠点がある。
【0006】したがって、乾電池等を用いても長時間使
用できるように、消費電力が小さく、且つ誘引効果に優
れている装置の開発が課題と言える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
前記した従来技術の課題を解決せんとしたところ、光源
として発光ダイオードを用いれば、前記課題が解決され
る点に着目し、研究を重ねた結果、消費電力が小さく且
つ誘引効果の優れたノミ誘引捕獲装置を発明するに至っ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】而して、本発明の最大の
ポイントは、発光ダイオードを用いてノミを誘引させる
点にあり、そして該発光ダイオードによって誘引したノ
ミを粘着シートによって捕獲するようにしたことを特徴
とするものである。
【0009】発光ダイオードの特徴は、白熱電球のよう
に発熱に電力を取られることがなく、また特定の波長の
光のみを、選択的に発光できる点である。可視光線のう
ちノミの誘引効果のある波長は、370〜660nmの
範囲であり、それ以外の波長では誘引効果は殆ど認めら
れない。したがって、370〜660nmの範囲の光を
出す発光ダイオードを光源に用いれば、従来の白熱電球
に比べ、非常に少ない電力消費で、効果的にノミを誘引
でき、乾電池等を電源として用いても長時間の使用が可
能である。また、白熱電球のように、繰り返しの使用で
電球が切れてしまうことがなく、耐久性においても優れ
ている。
【0010】また、本装置に用いる発光ダイオードは、
通常の電気製品や掲示板に用いられているもので、フレ
ーム形状、大きさ、発光素子(チップ)材質などに、特
に限定はないが、中心波長が370nmから660nm
の範囲内にあるものが望ましく、その中でも特に500
〜600nmを中心波長とする黄色から緑色の光を発す
るものが望ましい。
【0011】
【作用】本装置は、前記のような発光ダイオードを、粘
着シートを敷いたトレーの上部又は中央部などに設置
し、電気コードで室内電源(コンセント)に接続する
か、或いは乾電池に接続して点灯させて使用するもので
あり、発光ダイオードの光に向かってノミを誘引させ、
設置した粘着シートに付着させ捕獲するものである。
【0012】
【実施例】以下に、本発明のノミ誘引捕獲装置について
の実施例を挙げ、詳細に説明するが、本発明は斯かる実
施例のみに限定されるものではない。図1は本発明に係
るノミ誘引捕獲装置の上面から見た斜視図、図2は側面
から見た斜視図である。
【0013】図中、1はトレー本体であり、実施例では
粘着シート2を屋根形に取り付けている。また、3は発
光ダイオードであり、トレー本体1の上部に支柱4、4
及び支持板5をもって取り付けている。6は発光ダイオ
ード用の乾電池である。
【0014】〔試験例〕次に、本発明の試験例を示す。
図に示した装置に夫々波長及び個数の異なった発光ダイ
オードを取り付けた試験装置を製作し、各試験装置1〜
6におけるノミの捕獲効果を測定すると共に豆電球の捕
獲装置と比較した。
【0015】1.8×1.8m2 のステンレス製チャン
バーの床面に試験装置を設置し、装置から1.2m離れ
た位置にネコノミ(20匹)の入った脱脂綿を置き、チ
ャンバー内の照明を消し、装置の光源を点灯して試験を
開始した。そして、時間経過に伴って粘着シートに捕獲
されたネコノミ数を測定し、次式により捕獲率を求め
た。
【数1】 その結果を表1に示す。
【表1】
【0016】以上のように、発光ダイオードを取り付け
ない試験装置7では、ノミが捕獲されなかった。また、
中心波長700nmの発光ダイオードを用いた装置3及
び6では、誘引効果は殆ど認められなかった。中心波長
560及び660nmの発光ダイオードを用いた試験装
置1、2、4及び5では、いずれも高い駆除率を示し、
特に試験装置1及び4では豆電球による捕獲装置以上の
捕獲効果が認められた。
【0017】
【発明の効果】本発明は、発光ダイオードを用いること
で、犬、猫の身体から離れた室内のノミを効率よく捕獲
駆除できると共に、電源として乾電池を用いても長時間
使用できる。また、豆電球のように繰り返しの使用で電
球が切れてしまうことがないなどの優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノミ誘引捕獲装置の上面から見た
斜視図である。
【図2】本発明に係るノミ誘引捕獲装置の側面から見た
斜視図である。
【符号の説明】
1 トレー本体 2 粘着シート 3 発光ダイオード 4、4 支柱 5 支持板 6 乾電池

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源である発光ダイオードでノミを誘引
    し、粘着シートにより捕獲することを特徴とするノミ誘
    引捕獲装置。
JP22784392A 1992-08-05 1992-08-05 ノミ誘引捕獲装置 Pending JPH0654635A (ja)

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JP22784392A JPH0654635A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 ノミ誘引捕獲装置

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JPH0654635A true JPH0654635A (ja) 1994-03-01

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ID=16867243

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JP (1) JPH0654635A (ja)

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