JPH11346628A - 蚊の誘殺器又は捕獲器 - Google Patents
蚊の誘殺器又は捕獲器Info
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- JPH11346628A JPH11346628A JP10176711A JP17671198A JPH11346628A JP H11346628 A JPH11346628 A JP H11346628A JP 10176711 A JP10176711 A JP 10176711A JP 17671198 A JP17671198 A JP 17671198A JP H11346628 A JPH11346628 A JP H11346628A
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Abstract
されて装置が大型で高価なものとなり、炭酸ガス発生手
段を使用目的や装置の設置場所に応じて選択することが
できない。また、発生した炭酸ガスは空気中に拡散して
しまい、炭酸ガスを定常的に供給しなければならず、コ
ストが非常に高価になってしまう。また、誘因された蚊
が電撃網又は粘着剤層の致死領域に着地して感電死又は
捕獲されるという保証はなく、誘因され飛来した蚊が装
置の周囲等にとまり、再び飛び去ることも少なくない。 【解決手段】 高電圧が印可される電撃部3と、温熱を
発生させる発熱体17と、上記電撃部3の周囲に炭酸ガ
スを放出する放出部12に接続された炭酸ガス導入口1
0と、上記電撃部3の外側に覆設されてなる保護カバー
5と、を備えてなる蚊の誘殺器1であって、上記炭酸ガ
ス導入口10は複数の種類の炭酸ガス発生手段が接続可
能とされてなり、上記電撃部3の周囲には上記炭酸ガス
導入口10から導入した炭酸ガスを該電撃部3の周囲に
滞留させる炭酸ガス滞留部4が形成されてなる。
Description
温熱と炭酸ガスを用いて蚊を誘因し、安全に効率よく蚊
を駆除するための蚊の誘殺又は捕獲器に関するものであ
る。
体温と、呼吸により排出される二酸化炭素に誘因されて
飛来し、人間の血を吸う最も有害な不快昆虫の一種であ
り、この蚊を駆除するために、従来より、例えば蚊取り
線香,電子蚊取り器,電撃蚊取り器等の様々な装置が提
案されている。
記載された「電撃殺虫装置」は、高電圧が印加された電
撃網と、近紫外線を発生させる蛍光灯と、熱線を発生さ
せる遠赤外線ヒータと、炭酸ガスボンベ等からなる誘虫
手段と、上記電撃網,蛍光灯,遠赤外線ヒータ,炭酸ガ
スボンベを収容し前面に開口が形成されてなる外套と、
この外套の下方に形成されてなる虫受け皿と、該電撃網
が外部に露出しないようにカバーするバリヤ網とから構
成されている。上記蛍光灯は、上記外套の奥壁に取り付
けられてなり、波長3000〜4000オングストロー
ムのスペクトルを多量に含んだ光で発光する。また、上
記遠赤外線ヒータは、波長7から10ミクロンの遠赤外
線領域のスペクトルを多量に含んだ熱線を放射する遠赤
外線放射体である。また、上記炭酸ガスボンベは、炭酸
ガスの噴出を制御するソレノイドによりノズルを押圧し
て間歇的に炭酸ガスを発生させるものである。そして、
上述した各誘虫手段により蚊を装置内に誘因し、該電撃
網により感電させて殺虫する装置である。
「蚊の誘因捕獲器具」は、設置面に設けられた直方体状
の捕獲容器と、この捕獲容器の側面の下半分に形成され
てなる蚊の侵入用の侵入口と、該捕獲容器の内面に設け
られた粘着剤層と、該捕獲容器内に設けられ発熱体と炭
酸ガス発生手段とからなる誘因物質とから構成されてい
る。蚊を誘因する手段である上記発熱体は使用済の靴下
で包んだ携帯カイロとされ、上記炭酸ガス発生手段は水
を満たした円筒形のカップに炭酸カルシウムの錠剤をい
れて炭酸ガスを発生させ、該カップの蓋に形成された貫
通孔から炭酸ガスを上記捕獲容器内に供給する方式とさ
れている。上記捕獲容器内に供給された炭酸ガスは、該
捕獲容器の側面に形成された侵入口から外部に流出して
蚊を誘因し、誘因された蚊は、該捕獲容器の内面に形成
された上記粘着剤層に捕獲されやがて死に至る。
た従来の装置は、以下に記述する種々の課題を有する。
まず、上記電撃殺虫装置は、炭酸ガス発生器が構成要素
とされており、装置内に組み込まれているので装置その
ものが大型にならざるを得ず、価格も高価なものとな
り、炭酸ガス発生手段を使用目的や装置の設置場所に応
じて選択することができない。また、上記電撃殺虫装
置、蚊の誘因捕集装置ともに発生した炭酸ガスを装置の
周囲に滞留させる機能が設けられていないので、発生し
た炭酸ガスは空気中に拡散してしまい、蚊の誘因効果が
減少してしまう。また、蚊の誘因効果を維持するために
は常に炭酸ガスを定常的に供給しなければならず、炭酸
ガス発生のコストが非常に高価なものとならざるを得な
い。また、誘因手段により蚊が装置近傍に誘因されたと
しても、例えば装置の周囲等にとまり、上記電撃網又は
粘着剤層の致死領域に着地して感電死又は捕獲されると
いう保証はない。
有する課題を解決するために提案されたものであって、
蚊の誘因手段の1つである炭酸ガス発生手段を別体とし
て使用目的に応じて選択可能とし、炭酸ガス発生の費用
も低減でき、誘因された蚊を極めて高い割合で誘殺又は
捕獲することができる新規な蚊の誘殺又は捕獲器を提供
することを目的とするものである。
項1記載の発明)は、蚊の誘殺器であって、高電圧が印
加される電撃部と、温熱を発生させる発熱体と、上記電
撃部の周囲に炭酸ガスを放出する放出部に接続された炭
酸ガス導入口と、上記電撃部の外側に覆設されてなる保
護カバーと、を備えてなる蚊の誘殺器であって、上記炭
酸ガス導入口は任意の炭酸ガス発生手段が接続可能とさ
れてなり、上記電撃部の周囲には上記炭酸ガス導入口か
ら導入した炭酸ガスを該電撃部の周囲に滞留させる炭酸
ガス滞留部が形成されてなることを特徴とするものであ
る。
は、上記第1の発明において、前記発熱体は、前記電撃
部の内側に形成され、前記炭酸ガス導入口に接続された
放出部は、前記電撃部の内側に炭酸ガスを供給するよう
構成され、前記炭酸ガス滞留部は、前記電撃部の周囲に
起立して形成されてなるとともに、前記電撃部の内側か
ら上記放出部を介して放出された炭酸ガスは、前記発熱
体によって加温されて電撃部の周囲に流出し、前記炭酸
ガス滞留部に滞留するよう構成されてなることを特徴と
するものである。
は、上記第1及び第2の発明と同様に、蚊の誘殺器であ
って、温熱を発生させる発熱体と、高電圧が印加される
電撃部と、上記電撃部の周囲に形成されてなる保護カバ
ーと、を備えてなる蚊の誘殺器であって、上記発熱体,
電撃部,保護カバーは、畜舎内の天井部分に設けられて
なることを特徴とするものである。
は、蚊の誘殺器であって、外側には一方の開口が形成さ
れ内側には他方の開口が形成され空気がこれら一方及び
他方の開口を介して流通されるよう構成されてなる筐体
と、この筐体内に配設され温熱を発生させる発熱体と、
上記筐体内に配設され高電圧が印加される電撃部と、上
記筐体内であって上記電撃部の外側に配設されてなる保
護カバーと、を備えてなるとともに、上記筐体は、家屋
の壁面に形成されてなる取付用開口内に取り付けられて
なることを特徴とするものである。
は、蚊の捕獲器であって、少なくとも外表面に蚊を捕獲
する粘着面が形成されてなる粘着体と、この粘着体を加
温する発熱体と、上記粘着体の周囲に炭酸ガスを放出す
る放出部に接続された炭酸ガス導入口と、を備えてなる
蚊の捕獲器であって、上記炭酸ガス導入口は、任意の炭
酸ガス発生手段に接続可能とされてなり、上記粘着体の
周囲には上記炭酸ガス発生手段からの炭酸ガスを該粘着
体の周囲に滞留させる炭酸ガス滞留部が形成されてなる
ことを特徴とするものである。
は、蚊の捕獲器であって、少なくとも外表面に蚊を捕獲
する粘着面が形成されてなる粘着体と、この粘着体を加
温する発熱体と、を備えてなる蚊の捕獲器であって、上
記粘着体は、家屋内の天井部分から垂下されてなること
を特徴とするものである。
は、前記第1乃至第6の発明に係る蚊の誘殺又は捕獲器
において、前記発熱体及び/又は電撃部若しくは前記発
熱体及び/又は粘着体は、他の部分よりも明度が低い色
とされてなることを特徴とするものである。
に係る蚊の誘殺器について、図面を参照しながら詳細に
説明する。この蚊の誘殺器1は、主に人間にとって最も
有害な昆虫である蚊を電気的手段により殺虫する装置で
あり、図1に示すように、地面や床上又は軒下等任意の
場所に設置され又は載置されるケース2と、このケース
2の上面に形成されてなる電撃部3と、後述するように
外部から導入された炭酸ガスが滞留する炭酸ガス滞留部
4と、上記電撃部3の周囲に形成された保護カバー5
と、を備えている。
に成形され、少なくとも外側は白色に塗装されている。
そして、上記ケース2の正面には、図2に示すように、
電源スイッチ6,パイロットランプ7,ヒューズ8が設
けられている。また、上記ケース2の側面には、先端に
ACコンセントプラグ9aが形成されてなる電源コード
9と、炭酸ガス導入口としての管体10が固定されてい
る。なお、この管体10は、図示しない高圧の炭酸ガス
ボンベに、図示しないホースを介して接続するための部
材であり、この炭酸ガスボンベによりから発生し又は容
器内で発生した炭酸ガスを後述する熱放散ボックス内に
供給するためのものである。そして、上記ケース2の上
面には上記電撃部3が形成されている。この電撃部3
は、図3に示すように、上面視においては八角形状とさ
れ、黒色となされた枠部と、この枠部内に5ミリピッチ
でメッシュ状に配置された多数の金属線と、を備えてい
る。そして、この電撃部3の内側には、図1及び図3に
示すように、熱放散ボックス11が形成されている。こ
の熱放散ボックス11は直方体状に成形されてなり、外
面は黒色に塗装されている。そして、この熱放散ボック
ス11の内部には、電気ヒータ17(図4参照)が設け
られている。なお、上記電気ヒータ17は、本発明に係
る発熱体である。そして、上記電気ヒータ17の下方に
は、上記電撃部3に高電圧を印加させるための後述する
高圧発生回路が形成されている。また、上記熱放散ボッ
クス11は、上記ケース2の内部と連通してなり、上記
炭酸ガスボンベから供給された炭酸ガスが、該熱放散ボ
ックス11の内部に供給されるよう構成されている。そ
して、上記熱放散ボックス11の上面及び側面には、該
熱放散ボックス11の内部に供給された炭酸ガスを外部
に流出させるための複数の炭酸ガス放出口12(本発明
を構成する放出部)が形成されている。
脂により成形された四角形状のフランジ板13が形成さ
れている。このフランジ板13の中央には、図1に示す
ように、上記電撃部3が挿通される八角形状の挿通孔1
3aが形成されている。そして、上記フランジ板13の
上面には、上記電撃部3を囲むとともに該電撃部3の高
さよりも低い高さとなされたフレーム14が載置されて
いる。このフレーム14は、透明の樹脂により一体成形
されたものであって、図3に示すように、平面視におい
て正方形状とされた枠体であり、図1に示すように、そ
れぞれ長方形状となされた第1乃至第4の起立板14
a,14b,14c,14dとから構成されている。な
お、これら第1乃至第4の起立板14a,14b,14
c,14dの内周面,上記フランジ板13の上面,上記
熱放散ボックス11の外周面により囲まれた空間が、上
記炭酸ガス滞留部4である。そして、上記フレーム14
の上面には、上記保護カバー5が着脱可能に取り付けら
れている。この保護カバー5は、上記電撃部3の周囲に
覆設されてなり、蚊が容易に侵入可能かつ人間の指が挿
通不可能な隙間が形成された網からなるものである。な
お、上記ケース2には、後述するように、この保護カバ
ー5の装着により通電される2つのスイッチが設けら
れ、該保護カバー5を取り外した状態では該電撃部3に
高電圧が印加されないよう構成されている。なお、上記
保護カバー5は、白色とされている。
気回路について簡単に説明する。この回路は、図4に示
すように、供給電源AC100Vを絶縁トランス18に
て昇圧し、上記電撃部3に高電圧を印加するよう構成さ
れている。図4中、15は保護カバー検出用のスイッ
チ、16はサーモスタッド、18は絶縁トランス、19
は整流器である。上記電気コード9を交流電源に接続
し、上記電源スイッチ6を入れると上記パイロットラン
プ7が点灯し、上記電気ヒータ17に通電し、発熱して
温熱を発生させる。上記電気ヒータ17の温度調節は、
上記サーモスタッド16により一定の範囲の温度変化に
対応して回路を開閉する方式で自動的に行われる。ま
た、上記絶縁トランス18により昇圧された電流は、上
記整流器19により直流に変換され上記電撃部3に高電
圧が印加される。なお、上記保護カバー5が取り外され
たり正しくセットされていない場合等、上記保護カバー
検出用のスイッチ15が該保護カバー5を検出できない
場合には回路が開かれた状態となるので、上記電源スイ
ッチ6を入れても上記電撃部3に高電圧が通電されない
よう構成されている。
て簡単に説明する。先ず、上記蚊の誘殺器1の設置場所
であるが、家屋内,家庭の庭等、室内,室外を問わず電
源が確保できる場所に設置する。そして、適切な設置場
所に上記蚊の誘殺器1を載置した後に、上記電気コード
9を電源に接続し、上記電源スイッチ6を入れる。次
に、上記管体10に図示しない高圧の炭酸ガスボンベと
上記管体10とを、図示しないホース等により接続し、
上記熱放散ボックス11内に炭酸ガスを供給する。この
操作により、上記電気ヒータ17に通電されるとともに
上記電撃部3に高電圧が印加される。これにより、この
蚊の誘殺器1の周囲が加温され、炭酸ガス及び周囲の空
気が熱せられ、この熱せられた気体は、上記熱放散ボッ
クス11に穿設された炭酸ガス放出口12から外部に放
出される。そして、この放出された炭酸ガスは、上記電
撃部3の網目を通過して外部に流出されるとともに、上
記炭酸ガス滞留部4に滞留される。ここで、上記炭酸ガ
スの比重は空気より重いので、上記電撃部3の周囲に放
出された炭酸ガスは、直ちに大気中に拡散してしまうこ
となく、該炭酸ガス滞留部4に永久にではないがある程
度の濃度で滞留する。こうした作用により、上記蚊の誘
殺器1の周囲には炭酸ガスと温熱が発生し、これらによ
り蚊が該誘殺器1の周囲に誘因される。炭酸ガスと温熱
に誘因された蚊は、高電圧が印加された上記電撃部3に
接触することにより感電死する。
器1は、電源が確保できればどこでも設置することが可
能で、炭酸ガスと温熱との組み合わせにより極めて効果
的に蚊を誘因することができ、上記炭酸ガス滞留部4が
炭酸ガスの早期拡散を防止するので炭酸ガスを大量に必
要とせず、低コストで運転することが可能となる。ま
た、この第1の実施の形態に係る蚊の誘殺器1は、炭酸
ガス発生手段である炭酸ガスボンベとは別体とされ、上
記管体10を介して内部に炭酸ガスが導入されるよう構
成されているので、機器そのものを小型にすることがで
き、価格も安価なものとすることができる。したがっ
て、上記実施の形態では、炭酸ガス発生手段として、炭
酸ガスボンベと上記管体10とを図示しないホースを介
して接続して使用する例を説明したが、該ホースを介し
て上記管体10と接続できるものであれば、例えばドラ
イアイスや、炭酸カルシウムと水を化学反応させて炭酸
ガスを発生させる装置等のような様々なタイプの炭酸ガ
ス発生手段を選択して使用することができる。すなわ
ち、この蚊の誘殺器1によれば、炭酸ガス発生手段を使
用目的や装置の設置場所に応じて適宜選択して使用する
ことができる。また、この蚊の誘殺器1は、上記熱放散
ボックス11及び電撃部3の枠部が、輻射熱が発生しや
すく赤外線の放射量が多い黒色に塗装され、一方、上記
ケース2及び保護カバー5は白色、上記フランジ板13
及びフレーム14は透明とされ共に輻射熱が発生しにく
く赤外線の放射量が少ない色とされているので、誘因さ
れた蚊は該フレーム14や保護カバー5にとまることな
く電撃部3にとまるので、ほぼ確実に誘因された蚊を電
撃死させることが可能である。
20について説明する。この第2の蚊の誘殺器20は、
図5及び図6に示すように、全体形状が直方体状に成形
されてなり、上述した第1の実施の形態に係る蚊の誘殺
器1と同様に、ケース21と、このケース21の上面に
形成されてなる電撃部22と、この電撃部22の周囲で
あって該ケース21の内側に形成されてなる炭酸ガス滞
留部23と、該ケース21の上端に形成されてなる保護
カバー24と、を備えている。
されてなり外側は白色の塗料が塗布されている。そし
て、上記ケース21は、長方形状に成形されてなる正面
板21a(図5及び図8参照)と、この正面板21aと
同形同大に成形されてなる背面板21b(図8参照)
と、該正面板21aの下端から背面板21b方向にほぼ
直角に形成されてなる第1の底板21cと、該背面板2
1bの下端から該正面板21a方向にほぼ直角に形成さ
れてなる第2の底板21dと、上記第1の底板21cと
第2の底板21dとの間であってこれら第1及び第2の
底板21c,21dのやや上方に形成されてなる第3の
底板21eと、該第1の底板21cの背面側からほぼ直
角に起立してなり該第3の底板21eの正面側に連続し
てなる第1の起立板21fと、該第2の底板21dの正
面側からほぼ直角に起立してなり該第3の底板21eの
背面側に連続してなる第2の起立板21gと、逆凹字形
状に成形されてなる右側板21hと、同じく逆凹字形状
に成形されてなる左側板21iと、から構成されてい
る。なお、上記正面板21a,背面板21b,右側板2
1h及び左側板21iの上端は、上記第3の底板21e
の形成位置よりもやや上方に位置している。そして、上
記第3の底板21eの上面には、図8に示すように、上
記電撃部22が形成されてなり、該電撃部22の外側に
は、本発明を構成する炭酸ガス滞留部23が形成されて
いる。すなわち、この炭酸ガス滞留部23は、上記正面
板21a,背面板21b,第1の起立板21f,第2の
起立板21g,右側板21h,左側板21iの内周面
と、上記第1乃至第3の底板21c,21d,21eの
上面と、により囲まれた部位である。
図7に示すように、電源コード25,ヒューズ26,パ
イロトランプ27,炭酸ガス導入口としての管体28が
形成されている。この管体28は、炭酸ガス発生手段と
しての図示しない高圧の炭酸ガスボンベに接続する図示
しないホースに接続される部位である。そして、上記第
1の底板21cの下面の右端側には、ゴムにより成形さ
れた第1の脚部29が固定され、該第1の底板21cの
下面の左端側には、ゴムにより成形された第2の脚部3
0が固定されている。また、上記第2の底板21dの下
面の右端側には、ゴムにより成形された第3の脚部31
が固定されてなり、該第2の底板21dの下面の左端側
には、ゴムにより成形された第4の脚部32が固定され
ている。そして、図5及び図6に示すように、上記電撃
部22は全体形状がほぼ直方体状に成形され、黒色の枠
部と、この枠部内に数ミリ間隔でメッシュ状に配置され
た金属線と、を備えている。そして、上記電撃部22の
内部には、熱放散ボックス33が形成されている。この
熱放散ボックス33は黒色に塗装されてなり内部には図
示しない電気ヒータが内蔵されている。そして、上記電
気ヒータの下方には、上記電撃部22に高電圧を印加す
るための図示しない高圧発生回路が形成されている。ま
た、上記熱放散ボックス33の下面には、上記炭酸ガス
導入口としての管体28が接続されてなり、上記炭酸ガ
スボンベから供給された炭酸ガスが該熱放散ボックス3
3の内部に供給されるよう構成されている。そして、上
記熱放散ボックス33の上面及び側面には、該熱放散ボ
ックス33の内部に供給された炭酸ガスを外部に放出さ
せるための複数の炭酸ガス放出口34が形成されてい
る。
a,背面板21b,右側板21h及び左側板21iの上
端には、上記保護カバー24が着脱可能に取り付けられ
ている。この保護カバー24は、蚊が容易に侵入可能か
つ人間の指が挿通不可能な隙間が形成された5つの網状
体によりほぼ箱状に成形されたものである。なお、上記
ケース21には、この保護カバー24の装着により通電
される図示しない2つのスイッチが設けられ、該保護カ
バー24を取り外した状態では該電撃部22に高電圧が
印加されないよう構成されている。また、上記保護カバ
ー24の色は、白色とされている。この第2の実施の形
態に係る蚊の誘殺器20の高圧発生回路,使用方法につ
いては、上述した第1の実施の形態に係る蚊の誘殺器1
と同様であり、該誘殺器1と同様に、極めて効果的に蚊
を駆除することができる。特に、この第2に実施の形態
に係る蚊の誘殺器20によれば、上記ケース21の内側
に炭酸ガス滞留部23が形成されているので、部品点数
を削減することができ、より低コストで製造することが
できる。
について、図面を参照しながら説明する。この蚊の捕獲
器40は、蚊を誘因して粘着剤で捕獲する装置であり、
図9に示すように、ケース41と、このケース41の上
面に形成されてなる熱放散ボックス42と、この熱放散
ボックス42の周囲に形成されてなる炭酸ガス滞留部4
3と、を備えている。
脂により外形形状が直方体状に成形され、内部は中空状
とされてなるものであり、このケース41の側面には、
炭酸ガス導入口としての管体44の一端が固定されてい
る。この管体44は、上記ケース41の内部に炭酸ガス
を供給するための炭酸ガス発生手段に、図示しないホー
スを介して接続するものである。また、上記ケース41
の上面であって周縁側には、該ケース41の内部に供給
された炭酸ガスを上記熱放散ボックス42の周囲に放出
させるための複数の炭酸ガス放出口45が形成されてい
る。そして、上記ケース41の上面であって中央には、
上記熱放散ボックス42が着脱可能に取り付けられてい
る。この熱放散ボックス42は、下側に開口が形成され
てなるものであり、内部には温熱を発生させる携帯懐炉
46を収納可能なスペースが形成されている。この携帯
懐炉46は、市販されている使い捨て懐炉であり、通気
性を有する内袋内に鉄粉が封入されてなり、使用開始時
に開封される図示しない外袋内に収納された状態で販売
され、この外袋を開封することにより内袋内の鉄粉を空
気に触れさせて急速に酸化させることにより発熱させる
ものである。そして、上記熱放散ボックス42の外表面
には、粘着シート47が貼着されている。この粘着シー
ト47は黒色に着色されてなり、外表面には、蚊がとま
ると再び離脱できない程度の粘着力を有するとともに黒
色の顔料が添加され又は透明の図示しない粘着剤が塗布
されている。なお、上記粘着シート47は、本発明に係
る粘着体である。そして、上記ケース41の上面であっ
て周縁には、上記熱放散ボックス42を囲むとともに該
熱放散ボックス42の高さよりも低い高さとなされたフ
レーム48が形成されている。このフレーム48は、上
記ケース41の周縁から起立してなるとともに四角形状
に成形されてなる第1乃至第3の起立板48a,48
b,48c及び図示しない第4の起立板とから構成され
いる。そして、これら第1乃至第3の起立板48a,4
8b,48c及び図示しない第4の起立板の内周面と、
該ケース41の上面と、上記粘着シート47の外周面
と、により囲まれた空間は、本発明に係る炭酸ガス滞留
部43である。すなわち、この蚊の捕獲器40において
は、上記熱放散ボックス42の外側に炭酸ガス滞留部4
3が形成されている。
獲器40の使用方法について簡単に説明する。設置場所
は、上述した第1の実施の形態に係る蚊の誘殺器と同様
に、室内、屋外を問わず設置することができ、電源を必
要としないのでコンセントが設けられていない場所にも
設置することができる。設置場所が決定すれば、上記携
帯懐炉46を図示しない外袋から出し、発熱状態にして
上記熱放散ボックス42内に収納し、上記粘着シート4
7の周囲に温熱を発生させる。そして、上記管体44に
は、図示しない高圧炭酸ガスボンベ等の炭酸ガス発生手
段に図示しないホースを介して接続し、上記ケース41
の内部に炭酸ガスを供給する。上記ケース41内に供給
された炭酸ガスは、上記携帯懐炉46により加温されて
上昇し、上記炭酸ガス放出口45から徐々に外部に放出
される。上記粘着シート47の周囲には上記炭酸ガス滞
留部43が形成され、また炭酸ガスの比重は空気より重
いので、該粘着シート47の周囲に放出された炭酸ガス
は直ちに大気中に拡散してしまうことなく該炭酸ガス滞
留部43に滞留する。
0によれば、該蚊の捕獲器40の周囲には、温熱と炭酸
ガスが発生し、該蚊の捕獲器40の周囲に蚊が誘因され
る。そして、誘因された蚊は、上記粘着シート47にと
まる。上記粘着シート47の外表面には、蚊が着地する
と離脱できない程度の粘着力を有する粘着剤が塗布され
ており、一旦該粘着シート47に捕獲された蚊は再び飛
び立つことができずやがて死に至る。特にこの蚊の捕獲
器40は、上記熱放散ボックス42及び粘着シート47
が、輻射熱が発生しやすく赤外線の放射量が多い黒色に
塗装され、一方、上記ケース41及び炭酸ガス滞留部4
3は輻射熱が発生しにくく赤外線の放射量が少ない白色
とされているので、誘因された蚊は該ケース41やフレ
ーム48にとまることなく該粘着シート47にとまるの
で、ほぼ確実に誘因された蚊を捕獲することが可能とな
る。上記粘着シート47の表面が捕獲された蚊で覆わ
れ、又は該粘着シート47の表面が乾燥し捕獲不能とな
れば、該粘着シート47を剥がして新しいものと交換す
る。したがって、上記蚊の捕獲器40は、蚊の捕獲手段
に上記粘着シート47を使用するため人間が手を触れて
も危険はなく、この蚊の捕獲器40の手入れも該粘着シ
ート47を交換するだけでよいので簡単にできる。
50について説明する。この蚊の誘殺器50は、犬等の
家畜を飼育している家が、主に庭に生息する蚊を駆除す
るものであり、図10及び図11に示すように、犬舎D
の天井に形成されてなる高圧発生回路部51と、この高
圧発生回路部51の下面に形成されてなる電気ヒータ5
2と、この電気ヒータ52の下方に形成されてなる電撃
部53と、この電撃部53の下方に形成されてなる保護
カバー54と、を備えている。
根部Rを備えた周知のものであり、該箱体Bの正面には
犬が出入りするための逆U字形状の開口部Oが形成され
ている。そして、上記屋根部Rの内側の上端側は、天井
面Cとされてなり、この天井面Cの頂部には、上記高圧
発生回路部51が形成されている。なお、上記犬舎Dの
外面及び内面は白色に塗装されている。上記高圧発生回
路部51は、上記電撃部53に高電圧を印加させるため
の装置であり、該高圧発生回路部51の一端側には、先
端にACコンセントプラグ55aが取り付けられてなる
電源コード55が設けられている。この電源コード55
は、上記箱体Bの背面に形成された図示しない貫通孔を
通じて外部に延線されてなり、家屋の外壁等に設けられ
た電源に接続可能とされている。そして、上記箱体Bの
正面であって上記開口部Oの上方には、パイロットラン
プ56が取り付けられている。このパイロットランプ5
6は、導線57を介して上記高圧発生回路部51の他端
側に接続されている。
発生回路部51の下面に形成されてなり、上記犬舎D内
に温熱を発生させる部材であり、黒色の塗料が塗布され
ている。そして、上記天井面Cの中途部であって上記電
気ヒータ52の下方には、上記電撃部53が形成されて
いる。上記電撃部53は、図示しない枠部と、この枠部
にメッシュ状に配置された多数の金属線とから構成され
てなり、該枠部の色は上記電気ヒータ52と同様に黒色
とされている。また、上記天井面Cの下端側であって上
記電撃部53の下方には、上記保護カバー54が形成さ
れている。上記保護カバー54は、上記電撃部53等の
清掃が可能となるよう着脱自在とされてなり、蚊が容易
に侵入可能かつ犬の耳や尾が挿通不可能な隙間が形成さ
れた網状とされている。なお、上記箱体Dには、この保
護カバー54の装着により通電されるスイッチが設けら
れ、該保護カバー54を取り外した状態では該電撃部5
3に高電圧が印加されないよう構成されている。なお、
上記保護カバー54には、白色の塗料が塗布されてい
る。
殺器50の使用方法について簡単に説明する。先ず、上
記ACコンセントプラグ55aを、家屋の外壁等に設け
られた図示しないコンセントに接続する。これにより、
上記パイロットランプ56が点灯し、上記電気ヒータ5
2が発熱し上記犬舎D内に温熱を発生させるとともに上
記電撃部53に高電圧が印加される。上記蚊の誘殺器5
0には、炭酸ガス発生装置が接続可能とされてはいない
が、上記犬舎D内を住処とする図示しない犬を炭酸ガス
発生手段として利用する。すなわち、上記電気ヒータ5
2から発生する温熱と犬が発生する炭酸ガスを誘因手段
として、蚊を上記犬舎D内に誘因する。上記電気ヒータ
52及び電撃部53の枠部は黒色とされ、上記保護カバ
ー54及び犬舎Dの内面は白色とされているので、該犬
舎D内に誘因された蚊は該電気ヒータ52に引き寄せら
れ該保護カバー54を通り抜けて該電撃部53に接触し
感電死する。上記蚊の誘殺器50によれば、家庭の庭に
生息する蚊を効果的に駆除することができるとともに上
記犬舎D内に蚊が誘因されるので、家屋内に蚊が侵入す
るのを有効に防止することが可能となる。また、家庭の
庭に生息する蚊が極めて効果的に駆除され生息密度が小
さくなるので、人間にとって大切なペットである犬が蚊
に吸血される恐れは少なくなり、犬が蚊を媒介して伝染
するフィラリア等の伝染病に感染する事態を防止するこ
とが可能となる。また、炭酸ガス発生装置を別に用意し
て使用する必要はないのでより低いコストで使用するこ
とができる。
について説明する。この蚊の捕獲器60は、室内の天井
から吊り下げて蚊を捕獲するものであり、図12に示す
ように、家屋の天井面Cに形成されてなる温熱制御部6
1と、この温熱制御部61の下面に形成されてなる熱放
散ボックス62と、この熱放散ボックス62の外周面に
形成されてなる粘着シート63と、を備えている。
ており、上記熱放散ボックス62に内蔵されている後述
する電気ヒータの温度を調節する装置である。そして、
上記温熱制御部61の側面には電源コード64が設けら
れている。この電源コード64は、上記温熱制御部61
の近傍に形成されてなるシーリングソケット65に接続
されるよう構成されている。そして、上記熱放散ボック
ス62は上記温熱制御部61の下面から垂下されて形成
されてなり、内部には電気ヒータ66が収納されてい
る。この電気ヒータ66は、上記電源コード64をシー
リングソケット65に接続することにより発熱するよう
構成されている。そして、上記熱放散ボックス62の外
面には上記粘着シート63が着脱可能に形成されてい
る。上記粘着シート63は、前述した第3の実施の形態
に係る蚊の捕獲器40で説明した粘着シート47と同様
のものであり、黒色に着色されてなり、蚊がとまると再
び離脱できない程度の粘着力を有する粘着剤が塗布され
ている。
る温熱制御部61の仕組みについて簡単に説明する。図
13中、67はサイリスタ,68は制御部,69は検出
器,70はサーミスタである。上記電源コード64を上
記シーリングソケット65に接続すると電源が入り、上
記電気ヒータ66が発熱状態となる。上記電気ヒータ6
6から放散される温熱は、上記サーミスタ70に伝熱さ
れ、該サーミスタ70の温度変化は上記検出器69によ
って検出され、検出結果は上記制御部68に伝達され
る。そして、該制御部68は上記サイリスタ67のスイ
ッチング動作を制御する。これにより、上記電気ヒータ
66から放散される温熱の温度を適度な温度に維持する
ことができる。なお、上記サイリスタ67の代わりにト
ライアックを使用してもよい。また、上記電気ヒータ6
6の温度調節は、図14に示すように、バイメタル71
を用いて一定の範囲の温度変化を関知することにより回
路を開閉する方式であってもよい。
0は、室内の天井Cに取り付けて使用し、人間の呼吸に
よって発生する炭酸ガスと上記熱放散ボックス62から
放散される温熱とにより蚊を誘因して上記粘着シート6
3により室内の蚊を効果的に捕獲することができる。ま
た、従来の家屋内で使用する蚊取り線香や電子蚊取り器
とは異なり、薬剤を使用しないので人体に対しては無害
であり、使用を継続しても目や喉が痛くなるということ
がない。また、上記粘着シート63に蚊が捕獲されるの
で、室内に蚊の死骸が点在することがなく清掃が容易に
でき、該粘着シート63を交換するだけで使用を継続す
ることができる。
80について説明する。この蚊の誘殺器80は、図15
に示すように、図示しない家屋の壁Wに設置して使用す
るものであり、図16に示すように、該外壁Wに形成さ
れた取付用開口H内に内設される筐体81と、この筐体
81内に形成されてなる電源部82と、電気ヒータ83
と、電撃部84と、保護カバー85と、を備えている。
aが形成された直方体状に成形されてなり、天板81a
と、底板81bと、左側板81cと、右側板81dと、
背面板81eと、から構成されている。そして、上記背
面板81eの下半分には、多数の喚起孔81fが形成さ
れている。なお、これら多数の喚起孔81fは本発明に
係る他方の開口である。また、上記筐体81の室外側の
周縁にはフランジ部86が形成されている。そして、上
記筐体81の正面側には、一端が上記左側板81cの正
面側に固定され他端は右側板81dの正面側に固定され
てなる一方の仕切り板87が形成され、この一方の仕切
り板87の下方には、同じく一端が上記左側板81cの
正面側に固定され他端は右側板81dの正面側に固定さ
れてなる他方の仕切り板88が形成されている。そし
て、上記天板81aの先端には、第1の防護板89が固
定されている。この第1の防護板89は、図15及び図
16に示すように、基端側から先端側にかけて徐々に下
方に傾斜した状態で突出してなり長方形状に成形された
第1の正面板89aと、この第1の正面板89aの右端
から上記右側板81dの正面上部に亘って形成されてな
る第1のサイドカバー89bと、該正面板89aの左端
から上記左側板81cの正面上部に亘って形成されてな
る第2のサイドカバー89cとから構成されている。ま
た、上記一方の仕切り板87には第2の防護板90が形
成されている。この第2の防護板90は、上記一方の仕
切り板87の正面から上記第1の正面板89aと同様に
傾斜した状態で突出してなり長方形状に成形された第2
の正面板90aと、この第2の正面板90aの右端から
上記右側板81dの正面中途部に亘って形成されてなる
第3のサイドカバー90bと、該正面板89aの左端か
ら上記左側板81cの正面中途部に亘って形成されてな
る第4のサイドカバー90cとから構成されている。さ
らに、上記他方の仕切り板88には第3の防護板91が
形成されている。この第3の防護板91は、上記他方の
仕切り板87の正面から斜め下方に突出してなり長方形
状に成形された第3の正面板91aと、この第3の正面
板91aの右端から上記右側板81dの正面下部に亘っ
て形成されてなる第5のサイドカバー91bと、該正面
板89aの左端から上記左側板81cの正面下部に亘っ
て形成されてなる第6のサイドカバー91cとから構成
されている。これら第1乃至第3の防護板89,90,
91は、上記筐体81内に雨水等が侵入するのを防止す
るとともに、該筐体81内に不用意に手指を挿入できな
いようにするための部材である。
を構成する上記天板81aと背面板81eの接合部付近
に形成されてなり、該電源部82の室内側には、パイロ
ットランプ92が取り付けられている。このパイロット
ランプ92は、該背面板81eに形成された図示しない
貫通孔を通して室内に突出している。また、上記電源部
82の下端には、プルスイッチ93が取り付けられてい
る。このプルスイッチ93には、操作用の紐94が取り
付けられてなり、この紐94の先端には摘み95が形成
されている。なお、上記紐94及び摘み95は、上記ケ
ース81を構成する底板81bに形成された小孔(符号
は省ほぼする)を通して上記筐体81の下方に位置して
いる。
側には、上記電気ヒータ83が図示しない支持体により
支持されている。上記電気ヒータ83は、前述した第1
乃至第5の実施の形態に係る各蚊の誘殺又は捕獲器で説
明した各電気ヒータと同様に電源が入ると発熱して周囲
に温熱を放散し蚊を誘因する装置である。そして、上記
電気ヒータ83の外側には、上記電撃部84が形成され
ている。上記電撃部84は、図示しない枠部と、この枠
部内にメッシュ状に配置された多数の金属線と、を備え
ている。そして、上記電撃部84の外側には、上記保護
カバー85が形成されている。上記保護カバー85は、
蚊が容易に侵入可能かつ人間の指が挿通不可能な隙間が
形成された網状とされ、該保護カバー85を取り外した
状態では該電撃部84に高電圧が印加されないよう構成
されている。なお、上記電気ヒータ83及び電撃部84
の枠部は蚊がとまりやすい黒色とされ、上記ケース8
1,保護カバー85,第1乃至第3の防護板89,9
0,91等は白色とされている。
殺器80の使用方法及び効果について簡単に説明する。
上記蚊の誘殺器80は、蚊を誘因する手段として上記電
気ヒータ83から室外に放散される温熱とともに、室内
の人間の体内から排出され上記喚起口から室外に放散さ
れる炭酸ガスを利用する。使用の際は上記摘み95を下
方に引くと電源が入り、上記パイロットランプ92が点
灯し、上記電気ヒータ83に通電して発熱し温熱を発生
させるとともに上記電撃部84に高電圧が印加される。
温熱と炭酸ガスにより誘因された蚊は、上記第1乃至第
3の防護板89,90,91の隙間を通り抜け、上記一
方の開口80aから室内に侵入しようとする。そして、
上記保護カバー85を通り抜け上記電撃部85にとまり
感電死する。すなわち、家屋の周囲に生息する蚊は、温
熱と炭酸ガスにより誘因され上記蚊の誘殺器80の周囲
に集合して該蚊の誘殺器80内に侵入しようとするの
で、窓等から蚊が室内に侵入する恐れがなく、該蚊の誘
殺器80内に侵入しようとした蚊は上記電撃部により感
電死させられる。したがって、屋外に生息する蚊が室内
に侵入して人間を吸血する被害を有効に防止することが
可能となる。
の形態に係る蚊の誘殺器1,20,50では、炭酸ガス
発生手段として高圧炭酸ガスボンベを使用したが、本発
明に係る蚊の誘殺器は、上記高圧炭酸ガスボンベ以外に
も使用状況に応じて他の炭酸ガス発生装置を使用しても
よい。例えば、図示しない断熱材により成形されてなる
容器本体と、この容器本体内と外部とに連通した管体が
形成された蓋体と、を備えた容器にドライアイスを収納
し、上記管体と上記各実施の形態で説明した炭酸ガス導
入口とを図示しないホースにより接続してもよい。ま
た、ドライアイスが収納された容器の代わりに、水を入
れた容器内に炭酸カルシウム等の薬品を充填させ化学反
応を起こさせて炭酸ガスを発生させ、上記蓋体に形成さ
れた管体から炭酸ガスを放出させるよう構成された容器
を使用してもよい。また、内側にグラスウールが形成さ
れ、このグラスウール上で炭素粉燃料を燃焼させて炭酸
ガスを発生させるよう構成されている容器を使用しても
よい。また、高圧炭酸ガスボンベの代わりに、炭酸カル
シウム等の薬品を収納する容器と、この薬品を一定量供
給するための定量供給装置と、供給された薬品と水とを
化学反応させて炭酸ガスを発生させる水タンクと、を備
えた炭酸ガス供給装置を、上記炭酸ガス導入口に接続し
てもよい。また、電源を必要とするものについては、交
流電源に限らず乾電池を使用する形式のものであっても
よい。また、上記第3及び第5の実施の形態に係る蚊の
捕獲器40,60は、粘着面として粘着シートを使用す
るものであるが、粘着シートの代わりにナイロン等のシ
ート体の表面に粘着剤を塗布又はスプレーで粉霧したも
のを使用してもよい。
殺器1,20,50,80では、電撃部3,22,5
3,84の枠部及び放散ボックス11,33等をそれぞ
れ黒色とする一方、ケース2を白色としたりフレーム1
4等を透明にし、また、各蚊の捕獲器40,60では、
粘着シート47,63を黒色とするとともに放散ボック
ス42も黒色とする一方、ケース41や温熱制御部61
等を白色としたものを説明したが、本発明(請求項7記
載の発明)においては、少なくとも発熱体及び/又は電
撃部若しくは前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分
よりも明度が低い色とされていれば良く、例えば、上記
電撃部等は黒色ばかりではなく茶色,紺色,紫色,緑色
等とし、ケースやフレーム或いはカバー又は炭酸ガス滞
留部を構成する部材を上記電撃部の色よりも明度が高い
色であれば、必ずしも白色ではなく薄い黄色や空色等で
あっても良い。
は捕獲器の説明からも明らかなように、先ず、第1の発
明(請求項1記載の発明)に係る蚊の誘殺器は、蚊を誘
因する手段として温熱と炭酸ガスを併用するので蚊を誘
因する効果が極めて高く、炭酸ガス発生手段は、装置の
内部に予め組み込まれた固有のものではなく、炭酸ガス
発生手段を炭酸ガス導入口に接続して使用することがで
きるよう構成されているので、使用目的や使用場所に適
合した様々なタイプの炭酸ガス発生手段を選択して使用
することが可能となる。また、これにより蚊の誘殺器そ
のものを小型軽量とすることができ、製造コストも安価
なものとすることができる。また、電撃部の周囲には炭
酸ガス滞留部が形成されているので、該電撃部の周囲に
放出された炭酸ガスが直ちに大気中に拡散してしまうこ
とがない。したがって、炭酸ガスを大量に必要とせず低
コストで運転することが可能となる。
に係る蚊の捕獲器は、前記電撃部の内側に形成された発
熱体が該電撃部の内側に供給される炭酸ガスを加温して
該電撃部の周囲に炭酸ガスを流出させるよう構成されて
なり、前記炭酸ガス滞留部は該電撃部の周囲に起立して
形成されてなるので、流出した炭酸ガスは該炭酸ガス滞
留部の底部に滞留することとなり、炭酸ガスの比重は空
気より重いので炭酸ガスを長時間滞留させておくことが
できる。
に係る蚊の誘殺器は、該誘殺器に形成された発熱体とと
もに畜舎内の家畜の呼吸によって発生する炭酸ガスを利
用して蚊を誘因するよう構成されているので、炭酸ガス
発生手段を使用する必要がなく、低コストで使用するこ
とができる。また、畜舎の周囲に生息する蚊を効果的に
駆除することができるとともに、家畜が蚊に吸血される
事態を有効に防止することができ、家畜が蚊によって媒
介される伝染病に感染する事態を防止することが可能と
なる。
に係る蚊の誘殺器は、家屋の壁面に形成された開口内に
取り付けて使用するよう構成されてなり、発熱体と室内
の人間の呼吸によって発生する炭酸ガスとにより家屋の
周囲に生息する蚊を効果的に誘因することができ、誘因
された蚊は上記蚊の誘殺器の周囲に集合して該蚊の誘殺
器内に侵入しようとするので窓等から蚊が室内に侵入す
る恐れがなく、該蚊の誘殺器内に侵入しようとした蚊は
上記電撃部により感電死させられる。したがって、家屋
の周囲に生息する蚊を有効に駆除することが可能となり
室内に蚊が侵入して人間を吸血する被害を有効に防止す
ることが可能となる。
に係る蚊の捕獲器は、蚊を誘因する手段として温熱と炭
酸ガスを併用するので蚊を誘因する効果が極めて高く、
炭酸ガス発生手段は、装置の内部に予め組み込まれた固
有のものではなく、炭酸ガス発生手段を炭酸ガス導入口
に接続して使用することができるよう構成されているの
で、使用目的や使用場所に適合した様々なタイプの炭酸
ガス発生手段を選択して使用することが可能となる。ま
た、これにより蚊の誘殺器そのものを小型軽量とするこ
とができ、製造コストも安価なものとすることができ
る。また、粘着体の周囲には炭酸ガス滞留部が形成され
ているので、該粘着体の周囲に放出された炭酸ガスが直
ちに大気中に拡散してしまうことがない。したがって、
炭酸ガスを大量に必要とせず低コストで運転することが
可能となる。
に係る蚊の捕獲器は、室内の天井に取り付けて使用し、
人間の呼吸によって発生する炭酸ガスと発熱体から放散
される温熱とにより蚊を誘因して上記粘着体により室内
の蚊を捕獲するよう構成されているので、室内に侵入し
た蚊を効果的に捕獲することができる。また、従来の家
屋内で使用する蚊取り線香や電子蚊取り器とは異なり、
薬剤を使用しないので人体に対しては無害であり、使用
を継続しても目や喉が痛くなるということがない。ま
た、上記粘着体の表面に形成された粘着面により蚊が捕
獲されるので、室内に蚊の死骸が点在することがなく清
掃が容易にでき、該粘着体を交換するだけで使用を継続
することができる。
に係る蚊の誘殺又は捕獲器は、前記発熱体及び/又は電
撃部若しくは前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分
よりも明度が低い色とされてなるので、誘因された蚊は
ほぼ確実に上記電撃部にとまって感電死するか、又は粘
着面にとまって捕獲される。したがって、誘因された蚊
が上記電撃部又は粘着面にとまらずに再び飛び去るとい
う事態が極めて少なく、非常に効率よく蚊を駆除するこ
とが可能となる。
示す斜視図である。
示す正面図である。
示す平面図である。
仕組みを示す回路図である。
示す正面図である。
示す平面図である。
示す底面図である。
示す右側面図である。
示す正面図である。
器を示す右側面図である。
器を示す正面図である。
器を示す正面図である。
器の電気ヒータの温度制御の仕組みを示す回路図であ
る。
器の電気ヒータの温度制御の仕組みを示す回路図であ
る。
器を示す斜視図である。
器を示す右側面図である。
た従来の装置では、何れも炭酸ガス発生器又は炭酸ガス
発生手段が構成要素とされており、これらの構成が装置
内に組み込まれているので、装置そのものが大型になら
ざるを得ず、価格も高価なものとなり、炭酸ガス発生手
段を使用目的や装置の設置場所に応じて選択することが
できない。また、上記電撃殺虫装置及び蚊の誘因補集装
置は、ともに発生した炭酸ガスを装置の周囲に滞留させ
る機能が設けられていないので、発生した炭酸ガスは空
気中に拡散してしまい、蚊の誘因効果が減少してしま
う。
明)は、上記第1の発明において、発熱体は、電撃部の
内側に形成され、炭酸ガス導入口に接続された放出部
は、前記電撃部の内側に炭酸ガスを供給するよう構成さ
れ、炭酸ガス滞留部は、前記電撃部の周囲に起立して形
成されてなるとともに、前記電撃部の内側から放出部を
介して放出された炭酸ガスは、前記発熱体によって加温
されて電撃部の周囲に流出し、前記炭酸ガス滞留部に滞
留するよう構成されてなることを特徴とするものであ
る。
明)は、蚊の捕獲器に係るものであって、外表面に蚊を
捕獲する粘着面が形成されてなる粘着体と、この粘着体
を加温する発熱体と、上記粘着体の周囲に炭酸ガスを放
出する放出部に接続された炭酸ガス導入口と、を備えて
なる蚊の捕獲器であって、上記炭酸ガス導入口は、任意
の炭酸ガス発生手段に接続可能とされてなり、上記粘着
体の周囲には上記炭酸ガス発生手段からの炭酸ガスを該
粘着体の周囲に滞留させる炭酸ガス滞留部が形成されて
なることを特徴とするものである。
明)は、蚊の誘殺器又は捕獲に係るものであって、請求
項1,2又は3記載の発熱体及び/又は電撃部若しくは
前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分よりも明度が
低い色とされてなることを特徴とするものである。
態に係る蚊の誘殺器1,20では、炭酸ガス発生手段と
して高圧炭酸ガスボンベを使用したが、本発明に係る蚊
の誘殺器は、上記高圧炭酸ガスボンベ以外にも使用状況
に応じて他の炭酸ガス発生装置を使用してもよい。例え
ば、図示しない断熱材により成形されてなる容器本体
と、この容器本体内と外部とに連通した管体が形成され
た蓋体と、を備えた容器にドライアイスを収納し、上記
管体と上記各実施の形態で説明した炭酸ガス導入口とを
図示しないホースにより接続してもよい。また、ドライ
アイスが収納された容器の代わりに、水を入れた容器内
に炭酸カルシウム等の薬品を充填させ化学反応を起こさ
せて炭酸ガスを発生させ、上記蓋体に形成された管体か
ら炭酸ガスを放出させるよう構成された容器を使用して
もよい。また、内側にグラスウールを形成され、このグ
ラスウール上で炭素粉燃料を燃焼させて炭酸ガスを発生
させるよう構成されてている容器を使用してもよい。ま
た、高圧ガスボンベの代わりに、炭酸カルシウム等の薬
品を収納する容器と、この薬品を一定量供給するための
定量供給装置と、供給された薬品と水とを化学反応させ
て炭酸ガスを発生させる水タンクと、を備えた炭酸ガス
供給装置を、上記炭酸ガス導入管に接続してもよい。ま
た、電源を必要とするものについては、交流電源に限ら
ず乾電池を使用する形式のものであってもよい。また、
上記第3の実施の形態に係る蚊の捕獲器40は、粘着面
として粘着シートを使用するものであるが、粘着シート
の代わりにナイロン等のシート体の表面に粘着剤を塗布
又はスプレーで噴霧したものを使用してもよい。
誘殺器1,20では、電撃部3,22の枠部及び放散ボ
ックス11,33をそれぞれ黒色とする一方、ケース2
を白色としたりフレーム14等を透明にし、また、上記
蚊の捕獲器40では、粘着シート47を黒色とするとと
もに放散ボックス42も黒色とする一方、ケース41を
白色としたものを説明したが、本発明(請求項4記載の
発明)においては、少なくとも発熱体及び/又は電撃部
若しくは前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分より
も明度が低い色とされていればよく、例えば、上記電撃
部は茶色,紺色,紫色,緑色等とし、ケースやフレーム
或いはカバー又は炭酸ガス滞留部を構成する部材を上記
電撃部の色よりも明度が高い,例えば薄い黄色や空色等
であってもよい。
明)に係る蚊の捕獲器は、蚊を誘因する手段として温熱
と炭酸ガスを併用するので蚊を誘因する効果が極めて高
く、炭酸ガス発生手段は、装置内部に予め組み込まれた
固有のものではなく、炭酸ガス発生手段を炭酸ガス導入
口に接続して使用することができるよう構成されている
ので、使用目的や使用場所に適合した様々なタイプの炭
酸ガス発生手段を選択して使用することが可能となる。
また、これにより蚊の誘殺器そのものを小型軽量とする
ことができ、製造コストも安価なものとすることができ
る。また、粘着体の周囲には炭酸ガス滞留部が形成され
ているので、該粘着体の周囲に放出された炭酸ガスが直
ちに大気中に拡散してしまうことがない。したがって、
炭酸ガスを大量に必要とせず低コストで運転することが
できる。
明)に係る蚊の誘殺器又は捕獲器は、前記発熱体及び/
又は電撃部若しくは前記発熱体及び/又は粘着体は、他
の部分よりも明度が低い色とされてなるので、誘因され
た蚊はほぼ確実に上記電撃部にとまって感電死するか、
又は粘着面にとまって捕獲される。したがって、誘因さ
れた蚊が上記電撃部又は粘着面にとまらずに再び飛び去
るという事態が極めて少なく、非常に効率よく蚊を駆除
することが可能となる。
示す斜視図である。
示す正面図である。
示す平面図である。
仕組みを示す回路図である。
示す正面図である。
示す平面図である。
示す底面図である。
示す右側面図である。
示す正面図である。
求項1記載の発明)は、蚊の誘殺器であって、高電圧が
印加される電撃部と、この電撃部の内側に配設されてな
り炭酸ガスを外部に放出する炭酸ガス放出口が形成され
てなる熱放散ボックスと、この熱放散ボックスの内側に
形成されてなる発熱体と、上記熱放散ボックスの内側に
設けられてなるとともに任意の炭酸ガス発生手段に接続
されなる炭酸ガス導入口と、上記電撃部の周囲に起立し
て形成されてなるとともに、上記熱放散ボックスに形成
された炭酸ガス放出口から放出された炭酸ガスを、上記
電撃部の周囲に滞留させる炭酸ガス滞留部と、を備えて
なることを特徴とするものである。
明)は、蚊の捕獲器に係るものであって、内部は中空状
に成形され任意の炭酸ガス発生手段に接続可能となされ
た炭酸ガス導入口を有してなるケースと、このケースの
上面に取り付けられ内部には温熱を発生させる発熱体が
収納されてなる熱放散ボックスと、この熱放散ボックス
の外表面に形成されてなるとともに、外表面には蚊を捕
獲する粘着面が形成されてなる粘着体と、上記ケースに
形成され内部の炭酸ガスを上記熱放散ボックスの周囲に
放出する複数の炭酸ガス放出口と、上記ケースの上面か
ら起立してなるとともに上記熱放散ボックスを囲み上記
炭酸ガス放出口から放出された炭酸ガスを滞留させる炭
酸ガス滞留部と、を備えてなることを特徴とするもので
ある。
誘殺器1,20では、電撃部3,22の枠部及び放散ボ
ックス11,33をそれぞれ黒色とする一方、ケース2
を白色としたりフレーム4を透明にし、また、上記蚊の
捕獲器40では、粘着シート47を黒色とするとともに
放散ボックス42も黒色とする一方、ケース41を白色
としたものを説明したが、上記発熱体及び/又は電撃部
若しくは前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分より
も明度が低い色とされていればよく、例えば、上記電撃
部は茶色,紺色,紫色,緑色等とし、ケースやフレーム
或いはカバー又は炭酸ガス滞留部を構成する部材を上記
電撃部の色よりも明度が高い,例えば薄い黄色や空色で
あってもよい。
Claims (7)
- 【請求項1】 高電圧が印加される電撃部と、温熱を
発生させる発熱体と、上記電撃部の周囲に炭酸ガスを放
出する放出部に接続された炭酸ガス導入口と、上記電撃
部の外側に覆設されてなる保護カバーと、を備えてなる
蚊の誘殺器であって、上記炭酸ガス導入口は任意の炭酸
ガス発生手段が接続可能とされてなり、上記電撃部の周
囲には上記炭酸ガス導入口から導入した炭酸ガスを該電
撃部の周囲に滞留させる炭酸ガス滞留部が形成されてな
ることを特徴とする蚊の誘殺器。 - 【請求項2】 前記発熱体は、前記電撃部の内側に形
成され、 前記炭酸ガス導入口に接続された放出部は、前記電撃部
の内側に炭酸ガスを供給するよう構成され、 前記炭酸ガス滞留部は、前記電撃部の周囲に起立して形
成されてなるとともに、 前記電撃部の内側から上記放出部を介して放出された炭
酸ガスは、前記発熱体によって加温されて電撃部の周囲
に流出し、前記炭酸ガス滞留部に滞留するよう構成され
てなることを特徴とする請求項1記載の蚊の誘殺器。 - 【請求項3】 温熱を発生させる発熱体と、高電圧が
印加される電撃部と、上記電撃部の周囲に形成されてな
る保護カバーと、を備えてなる蚊の誘殺器であって、上
記発熱体,電撃部,保護カバーは、畜舎内の天井部分に
設けられてなることを特徴とする蚊の誘殺器。 - 【請求項4】 外側には一方の開口が形成され内側に
は他方の開口が形成され空気がこれら一方及び他方の開
口を介して流通されるよう構成されてなる筐体と、この
筐体内に配設され温熱を発生させる発熱体と、上記筐体
内に配設され高電圧が印加される電撃部と、上記筐体内
であって上記電撃部の外側に配設されてなる保護カバー
と、を備えてなるとともに、上記筐体は、家屋の壁面に
形成されてなる取付用開口内に取り付けられてなること
を特徴とする蚊の誘殺器。 - 【請求項5】 少なくとも外表面に蚊を捕獲する粘着
面が形成されてなる粘着体と、この粘着体を加温する発
熱体と、上記粘着体の周囲に炭酸ガスを放出する放出部
に接続された炭酸ガス導入口と、を備えてなる蚊の捕獲
器であって、上記炭酸ガス導入口は、任意の炭酸ガス発
生手段に接続可能とされてなり、上記粘着体の周囲には
上記炭酸ガス発生手段からの炭酸ガスを該粘着体の周囲
に滞留させる炭酸ガス滞留部が形成されてなることを特
徴とする蚊の捕獲器。 - 【請求項6】 少なくとも外表面に蚊を捕獲する粘着
面が形成されてなる粘着体と、この粘着体を加温する発
熱体と、を備えてなる蚊の捕獲器であって、上記粘着体
は、家屋内の天井部分から垂下されてなることを特徴と
する蚊の捕獲器。 - 【請求項7】 前記発熱体及び/又は電撃部若しくは
前記発熱体及び/又は粘着体は、他の部分よりも明度が
低い色とされてなることを特徴とする請求項1,2,
3,4,5又は6記載の蚊の誘殺又は捕獲器。
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