JP4767877B2 - 有機電界発光表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有機電界発光表示装置に関し、より詳しくは、有機電界発光表示装置に含まれる画素及び駆動部が静電気放電によって破壊されることを防止しながら、静電気放電を比較的に容易に誘導するための有機電界発光表示装置を提供する。
本願は、韓国で2007年1月19日に出願された韓国特許出願第10−2007−0006306号明細書に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
有機電界発光表示装置(Organic Light Emitting Display)は、カソード(cathode)から供給される電子(eletron)とアノード(anode)から供給される正孔(hole)との再結合によって光を発生させる有機電界発光素子(Organic Light Emitting Diode:OLED)を用いたものであって、平板表示装置(Flat Panel Display)の一種である。このような有機電界発光表示装置は薄くて視野角が広く、応答速度が速い長所がある。
前記有機電界発光表示装置は、駆動方法によって受動駆動(passive matrix)方式と能動駆動(active matrix)方式とに分けられる。受動駆動方式は基板上に陽極と陰極とを直交させて形成した後、ラインを選択して駆動する方式である。一方、能動駆動方式は、画素毎に形成される薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)を用いてデータ信号に対応する駆動電流を有機電界発光素子(OLED)に供給し、有機電界発光素子(OLED)から光が発光して画像を具現する方式であって、受動駆動方式に比べて安定的な輝度を表すことができ、電力消耗が少なく、高解像度及び大型ディスプレイの適用に有利であるという長所がある。
従来の有機電界発光表示装置は、マトリクス状に配列される画素を含む画素領域と、画素を駆動するための電源及び駆動部を含む非画素領域と、を含む。画素領域の画素は駆動(driving)またはスイッチング(swithing)動作に必要な薄膜トランジスタと有機電界発光素子を含む。画素領域と非画素領域は多数のラインを通じて電気的に繋がれる。
上述した従来の有機電界発光表示装置は、大きく、薄膜トランジスタ形成段階、有機電界発光素子形成段階、封止(encapsulation)段階、モジューリング(moduling)段階を経て製造される。有機電界発光表示装置は、このような製造段階において、内部環境要因またはその他の外部環境要因によって静電気が発生することがある。静電気は有機電界発光表示装置を製造するための蒸着、エッチングなどを含むほとんどすべての製造工程で発生し得る。または、有機電界発光表示装置に画像が表示される途中に外部環境によっても発生することがある。
従来の有機電界発光表示装置は、上述した製造段階及び外部の環境要因によって発生する静電気放電(ElectroStatic Discarge:ESD)によって内部回路が損傷される問題点が生ずる。
本発明は、上述した従来の有機電界発光表示装置の問題点を解消するためのものであって、特に有機電界発光表示装置に含まれる画素及び駆動部が静電気放電によって破壊されることを防止しながら、静電気放電を比較的に容易に誘導するための有機電界発光表示装置を提供するところにその目的がある。
前記目的を達成するための本発明の有機電界発光表示装置は、画素領域及び非画素領域を含む基板と、前記非画素領域に形成され、前記基板に形成される第1電極層、前記第1電極層に形成される第1絶縁層、及び前記第1絶縁層に形成される第2電極層を含む静電気放電回路と、を含み、前記第1電極層及び前記第2電極層の中から選択されるいずれか1つは水平方向に延びるように形成される突出電極を含むことを特徴としている。
また、本発明によれば、前記突出電極は鋸歯型、三角形、四角形、五角形及び台形の中から選択されるいずれか1つの形状で形成できる。このとき、前記突出電極は前記第1電極層に含まれる第1突出電極を含み、前記第1突出電極は水平方向に前記第2電極層に向かって形成できる。また、前記突出電極は前記第2電極層に含まれる第2突出電極を含み、前記第2突出電極は水平方向に前記第1電極層に向かって形成できる。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記第1突出電極及び前記第2突出電極をすべて含むように形成できる。このとき、前記静電気放電回路は前記第1突出電極及び前記第2突出電極が互いに対向するように形成できる。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記基板と前記第1電極層との間に形成される半導体層をさらに含むことができる。このとき、前記静電気放電回路は、前記半導体層と前記第1電極層との間に形成される第2絶縁層をさらに含むことができる。また、前記静電気放電回路は、前記基板と前記半導体層との間に形成されるバッファ層をさらに含むことができる。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記第2電極層に形成される保護層をさらに含むことができる。このとき、前記静電気放電回路は、前記保護層に形成されて前記第2電極層とビアホールを通じて電気的に繋がれる第3電極層をさらに含むことができる。
また、本発明によれば、前記非画素領域は前記画素領域の画素を駆動するための少なくとも1つの駆動部、及び前記画素及び前記駆動部を外部モジュールと電気的に連結するためのパッド部をさらに含むことができる。このとき、前記パッド部は、前記基板内周の少なくとも一辺に形成できる。また、前記静電気放電回路は、前記基板内周から前記パッド部が形成された領域を除いた残りの辺から選択される少なくとも一辺に形成できる。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記基板内周の各辺に独立的に形成されることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記基板内周を包むように一体型で形成できる。
また、本発明において、前記第1電極層及び前記第2電極層の中から選択されるいずれか1つは、前記パッド部に形成されるグランドパッドと電気的に繋がれることができる。
また、本発明において、前記第1電極層及び前記第2電極層はそれぞれ、アルミニウム、アルミニウム−ネオジウム、クロム、モリブデン、モリブデン−タングステン及びチタニウムの中から選択されるいずれか1つまたはこれらの組み合わせで形成できる。
また、本発明によれば、前記第1絶縁層はシリコン酸化膜、シリコン窒化膜及び無機物の中から選択されるいずれか1つの材質で形成できる。
また、本発明は画素領域及び非画素領域を含む基板と、前記基板の前記非画素領域に形成され、前記基板に形成される半導体層、前記半導体層に形成されるゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜に形成されるゲート電極、前記ゲート電極を覆うように形成される層間絶縁膜、及び前記層間絶縁膜に形成されるソース/ドレーン電極を含む静電気放電回路と、を含み、前記ゲート電極は前記ソース/ドレーン電極に向かって水平方向に延びるように形成される第1突出電極を含むことを特徴とする。
また、本発明によれば、前記ソース/ドレーン電極は前記ゲート電極に向かって水平方向に形成される第2突出電極を含むことを特徴としている。このとき、前記第1突出電極及び第2突出電極は、それぞれ、鋸歯型、三角形、四角形、五角形及び台形の中から選択されるいずれか1つの形状で形成できる。このとき、前記静電気放電回路は、前記第1突出電極と前記第2突出電極とが互いに対向するように形成できる。
また、本発明によれば、前記ゲート電極及び前記ソース/ドレーン電極の中から選択されるいずれか1つは、グランドパッドと電気的に繋がれることを特徴としている。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記基板と前記半導体層との間に形成されるバッファ層をさらに含むことができる。
また、本発明によれば、前記静電気放電回路は前記ソース/ドレーン電極に形成される保護層をさらに含むことができる。このとき、前記静電気放電回路は前記保護層に形成され、前記ソース/ドレーン電極と電気的に繋がれる電極層をさらに含むことができる。
本発明の有機電界発光表示装置によれば、基板内周の少なくとも一辺に静電気放電回路を形成し、静電気放電から画素及び駆動部が損傷されることを防止する効果がある。
また、本発明によれば、静電気放電回路のソース/ドレーン電極とゲート電極に水平方向に延びるように突出電極をそれぞれ形成し、突出電極の間に絶縁破壊がより容易に行われることで、静電気放電を比較的に容易に誘導する効果がある。
また、本発明によれば、静電気放電回路に半導体層を含み、ゲート電極とソース/ドレーン電極の以外にも半導体層を用いて静電気放電を誘導することで、より多様な経路を使用した静電気放電を誘導する効果がある。
また、本発明によれば、基板の内周の各辺毎に静電気放電回路を独立的に形成することで、静電気放電が頻繁な領域またはその他の必要な領域に選択的に形成できる効果がある。
以下、添付された図面と実施例を参照して本発明による有機電界発光表示装置について詳しく説明する。図面において、本発明を明確に説明するために説明と関係ない部分は省略し、明細書の全体に亘って類似の部分に対しては類似の参照符号を付して説明する。
まず、本発明の一実施例による有機電界発光表示装置について説明する。
図1は、本発明の一実施例による有機電界発光表示装置100を概略的に示す図面である。
本発明の一実施例による有機電界発光表示装置100は、図1を参照すれば、マトリクス状に配列される画素P(Pixel)を含む画素領域110a及び非画素領域110bを含む基板110、及び非画素領域110b上に形成される静電気放電回路120を含む。
前記基板110は略四角形状の画素領域110a及び画素領域110aの外周縁に形成される非画素領域110bを含む。このとき、基板110にはデータ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150を電気的にさらに繋ぐことができる。
前記画素領域110aは、マトリクス状に配列された多数の画素(Pixel)が駆動されて画像が具現される領域である。それぞれの画素はデータライン(図示せず)、スキャンライン(図示せず)及び発光制御ライン(図示せず)が交差する領域に形成される。画素Pは、図1には示されていないが、薄膜トランジスタで形成される駆動素子及び少なくとも1つのスイッチング素子、容量性素子及び有機電界発光素子を含むことができる。
前記非画素領域110bは、基板110上に画素領域110aを囲む領域に形成される。非画素領域110bには、静電気放電回路120、画素Pを定義するそれぞれのデータライン、スキャンライン及び発光制御ラインに駆動信号を供給するためのデータ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150が形成できる。また、非画素領域110bには、画素P、データ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150と外部モジュールを電気的に連結(electrically couple)するためのパッド部160を含むことができる。
前記静電気放電回路120は、基板110のうち非画素領域110bに形成される。静電気放電回路120は、基板110の端の少なくとも一辺に形成できる。静電気放電回路120は、基板110のうち、後述するパッド部160が形成される部分を除いた残りの各辺に形成される。このとき、静電気放電回路120は、基板110の各辺を包むように一体型で形成できる。このような静電気放電回路120は、有機電界発光表示装置100の製造工程または以後の取り扱いの際に発生し得る静電気放電(ESD:ElectroStatic Discharge)から内部回路、例えば、画素Pに含まれる駆動素子、スイッチング素子または有機電界発光素子の損傷を防止する役割をする。静電気放電回路120は、後述するデータ駆動部130、スキャン駆動部140、発光制御駆動部150及びパッド部160などの非画素領域110bに形成される回路の保護もできる。本発明による静電気放電回路120は、基板の端に形成されるものとして説明しているが、本発明はこれに限られず、基板110のうち静電気放電に脆弱な他の部分に形成できることは勿論である。静電気放電回路120のより詳細な構造は以下でさらに詳しく説明する。
前記データ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150は、集積回路(IC:Integrated Circuit)の形態で基板110のうち非画素領域110bに形成できる。データ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150は、画素領域110aのうち画素Pに含まれる薄膜トランジスタ(図示せず)を形成する層と同じ層に形成できる。一方、データ駆動部130、スキャン駆動部140及び発光制御駆動部150は、基板110に形成されずに別の基板に形成されることもできる。別の基板(図示せず)に形成された各駆動部130、140、150は、TCP(Tape Carrier Package)、FPC(Flexible Printed Circuit)、TAB(Tape Carrier Package)、COG(Chip On Glass)及びその等価物の中から選択されるいずれか1つの形態で基板110と電気的に繋ぐことができ、本発明において駆動部130、140、150の形態及び形成位置などを限定することはない。
前記パッド部160は、基板110のうち非画素領域110bに形成される。パッド部160は基板110の一辺に形成され、外部回路モジュール(図示せず)と駆動部130、140、150または外部回路モジュールと画素Pを電気的に連結するために形成される。静電気放電回路120は、パッド部160の少なくとも一側に形成されるグランドパッド160aと電気的に繋ぐことができる。
次に、本発明の一実施例による有機電界発光表示装置100に使われる静電気放電回路120についてより詳しく説明する。
図2は図1のA部分を示す平面図であり、図3は図2をI−I線に沿って垂直方向に切断した静電気放電回路120の断面図である。以下説明する静電気放電回路120は、基板110の一部分(図1のA)だけに該当するものではなく、他のすべての部分に形成される静電気放電回路120に適用できることは勿論である。
本発明の一実施例による有機電界発光表示装置100の静電気放電回路120は、図2及び図3を参照すれば、基板110の上部に形成されるバッファ層121、バッファ層121の上部に形成されるゲート絶縁膜122、ゲート絶縁膜122の上部に形成されるゲート電極(または「第1電極層」という)123、ゲート電極123を覆うように形成される層間絶縁膜(または「第1絶縁層」という)124及び層間絶縁膜124の上部に形成されるソース/ドレーン電極(または「第2電極層」という)125を含む。また、静電気放電回路120はソース/ドレーン電極125を覆うように形成される第1保護層126、第2保護層127及び第2保護層127の上面に形成され、ソース/ドレーン電極125と電気的に繋がれる第3電極層128をさらに含むように形成できる。本発明によれば、ゲート電極123はゲート電極123から水平方向に延びるように形成される第1突出電極123aを含むことができる。また、静電気放電回路120のソース/ドレーン電極125は、ソース/ドレーン電極125から水平方向に延びるように形成される第2突出電極125aを含むことができる。
前記基板110は上面と下面を有する板状に形成され、上面と下面間の厚さは0.05ないし1mm程度の厚さに形成される。基板110の厚さが0.05mmより薄い場合には、工程のうち洗浄、エッチング及び熱処理工程などによって損傷され易く、また外力に弱い短所がある。逆に、基板110の厚さが1mmより厚い場合には、近年のスリム化趨勢にある各種表示装置に適用し難い短所がある。基板110は、通常のガラス、プラスチック、ステンレススチール、ナノ複合材料及びその等価物の中から選択されるいずれか1つから形成できるが、このような材質に本発明は限定されない。基板110は、異物が含まれないように洗浄される段階及び他の構成要素を製造する段階において、熱または圧力によって基板110が容易に変形されないように圧密(pre−compaction)される段階を含めて形成される。このような基板110は、薄膜トランジスタ及び有機電界発光素子を含む画素領域110aと各種駆動部が形成される非画素領域110bとに分けることができる。
前記バッファ層121は、静電気放電回路120に湿気(HO)、水素(H)または酸素(O)などが基板110を貫通して侵透しないようにする役割をする。このために、バッファ層121は半導体工程のうちで容易に形成できるシリコン酸化膜(SiO)、シリコン窒化膜(Si)、無機膜及びその等価物の中から選択される少なくともいずれか1つで形成できるが、このような材質に本発明は限定されない。バッファ層121は、多層の構造に形成することもでき、必要によっては省略されることもできる。
前記ゲート絶縁膜122は、バッファ層121の上面に形成される。ゲート絶縁膜122は、後述するゲート電極123とバッファ層121間に電気的絶縁性を得るために形成される。このようなゲート絶縁膜122は、半導体工程のうちで容易に得られるシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、無機膜またはその等価物の中から選択されるいずれか1つで形成できるが、本発明において使われるゲート絶縁膜122の材質は限定されない。このようなゲート絶縁膜122は、PECVD、LPCVD、スパッタリング法及びその等価な方式の中からいずれか1つの方法をもって形成できる。
前記ゲート電極123は、ゲート絶縁膜122の上部に形成される。ゲート電極123は、パッド部(図1の160)に含まれるグランドパッド(図1の160a)と電気的に繋ぐことができる。ゲート電極123はアルミニウム(Al)、アルミニウム−ネオジウム(AlNd)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、モリブデン−タングステン(MoW)、チタニウム(Ti)の中から選択されるいずれか1つまたはこれらの組み合わせから形成される金属材質で形成できるが、本発明においてゲート電極123の材質は限定されない。ゲート電極123は、ゲート絶縁膜122に蒸着された後、フォトレジスト塗布、露光、現像、エッチング及びフォトレジスト剥離などの工程を通じて所望の位置に所望の個数で形成できる。ゲート電極123は、後述する層間絶縁膜124の絶縁破壊を誘導して静電気を放電させる役割をする。また、ゲート電極123は、パッド部(図1の160)に含まれるグランドパッド160aを通じて静電気を接地させることもできる。このようなゲート電極123は、静電気放電を比較的に容易に誘導するための第1突出電極123aを含むことができる。
前記第1突出電極123aは、ゲート電極123から後述するソース/ドレーン電極125に向かう水平方向に延びるように形成される。第1突出電極123aは、図2に示されるように、ゲート電極123の一部に連続的に形成される鋸歯型で形成できる。また、第1突出電極123aはゲート電極123と一体で形成され、ゲート電極123を形成する過程においてゲート電極123と同時に形成できる。第1突出電極123aは、終端部e1がソース/ドレーン電極125またはソース/ドレーン電極125に含まれる第2突出電極125aに向かうように形成できる。第1突出電極123aの終端部e1は、静電気の電荷が比較的速い時間内に集中できるように角張った構造で形成できる。第1突出電極123aは、後述する第2突出電極125aと互いに対向するように形成できる。第1突出電極123aは、前記ゲート電極123に静電気放電が発生する場合、角張った終端部e1に静電気の電荷量を集中させて高い電界を形成する役割をする。参考までに、本発明において図2の一実施例で使われる第1突出電極123aの形状を限定せず、静電気の電荷量が集中できる構造内の他の形状で形成できることは勿論である。
前記層間絶縁膜124は、ゲート電極123の上部に形成される。勿論、層間絶縁膜124はゲート電極123の外周縁に形成されるゲート絶縁膜122上にも形成できる。層間絶縁膜124は、ゲート絶縁膜122と同じシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、無機物などの絶縁材質で形成できる。しかし、本発明においてこれを限定することはなく、層間絶縁膜124は絶縁材質にあたるポリマー系列、プラスチック系列、ガラス系列またはこれに等価な系列の中から選択されるいずれか1つで形成されることもできる。層間絶縁膜124は、ゲート電極123またはソース/ドレーン電極125を通じて流入される静電気による絶縁破壊を誘導する役割をする。
前記ソース/ドレーン電極125は、層間絶縁膜124の上部に形成される。前記ソース/ドレーン電極125は、層間絶縁膜124の上部に形成できる。ソース/ドレーン電極125は、ゲート電極123と水平方向に離隔させて形成できる。このとき、ソース/ドレーン電極125は、パッド部(図1の160)に形成されるグランドパッド(図1の160a)と電気的に繋ぐことができる。ソース/ドレーン電極125は、ゲート電極123との間に形成される層間絶縁膜124の絶縁破壊を誘導して静電気を放電させる役割をする。このとき、ソース/ドレーン電極125は、グランドパッド(図1の160a)を通じて静電気を接地させることもできる。ソース/ドレーン電極125は、上述したゲート電極123のような金属材質で形成できるが、本発明においてソース/ドレーン電極125の材質は限定されない。ソース/ドレーン電極125は、PECVD、LPCVD、スパッタリング法及びそれに等価する方式の中から選択されるいずれか1つの方法によって蒸着された後、フォトレジスト塗布、露光、現像、エッチング及びフォトレジスト剥離などの工程を通じて所望の位置に所望の個数でパターニングされることができる。一方、本発明によれば、ソース/ドレーン電極125はソース/ドレーン電極125から水平方向に延びるように形成される第2突出電極125aを含むことができる。
前記第2突出電極125aは、ソース/ドレーン電極125からゲート電極123に向かう水平方向に延びるように形成される。第2突出電極125aは、図2に示されるように、ソース/ドレーン電極125の一部に連続的に形成される鋸歯型で形成できる。また、第2突出電極125aは、ソース/ドレーン電極125と一体で形成され、ソース/ドレーン電極125を形成する過程でソース/ドレーン電極125と同時に形成できる。第2突出電極125aは、終端部e2がゲート電極123またはゲート電極123に含まれる第1突出電極123aに向かうように形成できる。第2突出電極125aの終端部e1は、第1突出電極123aの終端部e1と同様に静電気の電荷の集中できるように角張った構造で形成できる。第2突出電極125aは、ソース/ドレーン電極125に静電気放電が発生する場合、角張った終端部e2に静電気の電荷量を集中させて高い電界を形成する役割をする。
一方、ソース/ドレーン電極125とゲート電極123間の距離(水平方向)は、制御しようとする静電気の電圧レベル及び非表示領域110bに形成しようとする静電気放電回路120の面積によって変わり得る。もし、制御しようとする静電気の電圧レベルが比較的に高い(例えば、数千ボルト以上である場合)と、ソース/ドレーン電極125とゲート電極123間の距離(水平方向)は静電気放電回路120を形成可能な面積内で最大限長く形成することが有利であり得る。しかし、本発明においてソース/ドレーン電極125とゲート電極123間の距離(水平方向)は制限されない。
前記静電気放電回路120は、ソース/ドレーン電極125に形成される保護層をさらに含むことができる。保護層は、第1保護層126及び第2保護層127を含むことができる。第1保護層126は、ソース/ドレーン電極125及び層間絶縁膜124を覆うように形成され、ソース/ドレーン電極125及びゲート電極123を保護する役割をする。第1保護層126は、通常の無機膜及びその等価物の中から選択されるいずれか1つで形成できるが、本発明で使われる第1保護層126の材質は限定されない。また、第2保護層127は、第1保護層126を覆うように形成され、静電気放電回路120の表面が全体的に平坦に形成されることを助ける。このような第2保護層127は、ベンゾシクロブテン(BCB:Benzo Cyclo Butene)、アクリル及びその等価物の中から選択される少なくともいずれか1つで形成できるが、本発明においてこれは限定されない。
また、静電気放電回路120は、第2保護層127の上面に第3電極層128をさらに含むことができる。第3電極層128は、導電性ビアホールv1(electrically conductive via hole)を通じてソース/ドレーン電極125と電気的に繋がれる。第3電極層128は、上述したゲート電極123及びソース/ドレーン電極125と同じ金属材質で形成できるが、本発明において第3電極層128の材質は限定されない。第3電極層128は、外部で静電気が発生した際、導電性ビアホールv1を通じてソース/ドレーン電極125に静電気が放電することを助ける。
上述した本発明の一実施例によれば、有機電界発光表示装置100の表示領域110aの外周縁に形成される非表示領域110bの少なくとも一辺に静電気放電回路120が形成されることで、画素P及び駆動部130、140、150が静電気放電によって破壊されることを防止することができる。
より詳細に説明すれば、静電気放電回路120はゲート電極123とソース/ドレーン電極125間の層間絶縁膜124を通じて静電気放電が誘導される。ゲート電極123またはソース/ドレーン電極125で発生したり、または、流入された静電気は層間絶縁膜124の絶縁破壊を通じて放電される。このとき、静電気の一部はゲート電極123及びソース/ドレーン電極125の中から選択されるいずれか1つを通じて接地されることができる。また、静電気放電回路120の外部で発生する静電気は、第3電極層128を通じてソース/ドレーン電極125に伝達されて放電されることもできる。
前記静電気放電回路120は、第1突出電極123a及び第2突出電極125aを形成し、静電気電荷の集中により高い電界を形成して絶縁破壊し易くすることで、静電気放電がより容易に誘導される効果がある。
より詳しく説明すれば、第1突出電極123a及び第2突出電極125aはそれぞれ終端部e1、e2が角張った形態で形成される。これにより、静電気発生の際、終端部e1、e2は静電気電荷が集中的に集まる部分となって、終端部e1、e2は比較的高い電界が形成できるようになる。このとき、第1突出電極123aの終端部e1と第2突出電極125aの終端部e2とが互いに対向する形態で形成され、第1突出電極123aと第2突出電極125a間の層間絶縁膜124は静電気による絶縁破壊がより容易になる。よって、第1突出電極123aと第2突出電極125aによって静電気放電をより容易に誘導することができる。
次に、上述した静電気放電回路120において突出電極123a、125aの変形された例を説明する。
図4は変形された静電気放電回路120’で図2に対応する部分を示す図面であって、図5は図4の突出電極123a’、125a’の他の形状を示す図面である。
前記静電気放電回路120’は、突出電極123a’、125a’の形成形状を除き図2及び図3の静電気放電回路120と構成が同じであるため、以下においては突出電極123a’、125a’を中心に説明する。
前記静電気放電回路120’は、ゲート電極123から水平方向に延長されて形成される第1突出電極123a’、及びソース/ドレーン電極125から水平方向に延長されて形成される第2突出電極125a’を含む。
前記第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’は、それぞれ、ゲート電極123及びソース/ドレーン電極125の少なくとも一部に三角形で形成できる。第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’は、それぞれ、一辺がゲート電極123及びソース/ドレーン電極125に形成され、一辺に対向する頂点が反対側の電極に向かうように形成できる。すなわち、三角形で形成される第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’は、上述した頂点が終端部e1’、e2’となり得る。第1突出電極123a’の終端部e1’と第2突出電極125a’の終端部e2’とは、互いに対向するように形成できる。上述によれば、突出電極123a’、125a’のそれぞれに形成される終端部e1’、e2’が頂点として形成され、上述した一実施例と同じ作用をすることになる。すなわち、ゲート電極123及びソース/ドレーン電極125を通じて伝達された静電気電荷が終端部e1’、e2’に集中され、これによって終端部e1’、e2’の間に比較的高い電界が形成されることで、ゲート電極123とソース/ドレーン電極125間の絶縁破壊(層間絶縁膜124を通じた絶縁破壊)がより容易になる。
前記第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’は、それぞれ、図5に示されるように、四角形a1’、五角形a2’、台形a3’の中から選択されるいずれか1つの形状で形成することもできる。しかし、本発明において第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’の形状は限定されず、静電気の電荷を集中できる構造に限って変形できることは勿論である。
上述した第1突出電極123a’及び第2突出電極125a’は、それぞれ、ゲート電極123及びソース/ドレーン電極125の所望の位置に所望の個数だけ形成できるという長所がある。したがって、静電気が集中的に発生する部分または静電気に脆弱な部分に集中的に突出電極123a’、125a’を形成し、静電気による絶縁破壊を比較的容易に誘導することができる。
次に、本発明の他の実施例による有機電界発光表示装置について説明する。
図6は本発明の他の実施例による有機電界発光表示装置として図2に対応する部分を示した平面図であって、図7は図6のII−II線による垂直断面を示す図面である。本発明の他の実施例による有機電界発光表示装置は、図1ないし図4の一実施例と大部分の構成が同じであるか類似するため、以下においては構成が相異なる部分を中心に説明する。
本発明の他の実施例による有機電界発光表示装置の静電気放電回路220は、図6ないし図7を参照すれば、基板210の上部に形成されるバッファ層221、バッファ層221の上部に形成される半導体層229、半導体層229の上部に形成されるゲート絶縁膜222、ゲート絶縁膜222の上部に形成されるゲート電極223、ゲート電極223を覆うように形成される層間絶縁膜224、及び層間絶縁膜224の上部に形成されるソース/ドレーン電極225を含む。また、静電気放電回路220は、ソース/ドレーン電極225を覆うように形成される第1保護層226、第2保護層227、及び第2保護層227の上面に形成されてソース/ドレーン電極225とビアホールv2を通じて電気的に繋がれる第3電極層228をさらに含むように形成できる。このとき、ゲート電極223はゲート電極223から水平方向に延びるように形成される第1突出電極223aを含むことができる。また、静電気放電回路220のソース/ドレーン電極225は、ソース/ドレーン電極225から水平方向に延びるように形成される第2突出電極225aを含むことができる。本発明の他の実施例は、バッファ層221上部に半導体層229が形成される点を除き本発明の一実施例と同じ構造と同じ材質で形成できる。
前記半導体層229は、バッファ層221または基板210に形成できる。半導体層229は、ゲート電極223及びソース/ドレーン電極225と共に静電気放電を誘導する役割をする。このような半導体層229は、非晶質シリコン(Amorphous Silicon)、マイクロシリコン(Micro Silicon、非晶質シリコンと多結晶シリコンとの間のグレインサイズ(grain size)を有するシリコン)、有機物及びその等価物の中から選択されるいずれか1つであるが、本発明において半導体層229の材質は限定されない。半導体層229は、層間絶縁膜224を貫通して形成される導電性コンタクトc1(electrically conductive contact)を通じてソース/ドレーン電極225と電気的に繋ぐことができる。半導体層229は、相互対向する両側に形成されたソース及びドレーン領域(図示せず)と、ソースとドレーン領域間に形成されるチャネル領域(図示せず)を含む。半導体層229は、非晶質シリコンまたはマイクロシリコンを多結晶シリコンに結晶化した後、パターニング(patterning)段階を通じて所望の位置と形状で形成できる。
前記非晶質シリコンは、エキシマレーザー(Excimer Laser)を使ったレーザー結晶化方法(ELA)、金属触媒(Promoting Material)を使った金属触媒結晶化方法(MIC:Metal Induced Crystallization)及び、固相結晶化(SPC:Solid Phase Crystallization)方法などを通じて結晶化することができる。また、従来のレーザー結晶化方法にマスクを付け加えて使用する順次側面結晶化(SLS:Sequential Lateral Solidification)方法がある。前記レーザー結晶化方法はもっとも多く使われる方法であって、従来の多結晶液晶表示装置の結晶化方法をそのまま利用できるだけではなく、工程方法が簡単であり工程方法に関する技術開発が完了した状態である。
前記金属触媒結晶化方法は、前記レーザー結晶化方法を使わず低温で結晶化できる方法のうち1つである。初期には、非晶質シリコンの表面に金属触媒金属であるNi、Co、Pd、Tiなどを蒸着あるいはスピンコートし、前記金属触媒金属が前記非晶質シリコンの表面に直接侵透して前記非晶質シリコンの相を変化させながら結晶化する方法であり、低温で結晶化できる長所がある。
前記金属触媒結晶化方法の他の1つは、前記非晶質シリコンの表面に金属層を介在させる際にマスクを用いて前記薄膜トランジスタの特定領域にニッケルシリサイドのような汚染物が介在されることを最大限抑制することができる長所がある。このような結晶化方法を金属触媒誘導側面結晶化方法(MILC:Metal Induced Lateral Crystallization)と言う。金属触媒誘導側面結晶化方法に使われるマスクとしては、シャドーマスク(Shadow mask)があるが、前記シャドーマスクは線形マスクあるいは点形マスクであり得る。
前記金属触媒結晶化方法のさらに他の1つは、前記非晶質シリコン表面に金属触媒層を蒸着あるいはスピンコートするとき、キャッピング層(Capping Layer)をまず介在させて前記非晶質シリコンに流入される金属触媒量をコントロールする金属触媒誘導キャッピング層結晶化方法(MICC:Metal Induced Crystallization with Capping Layer)がある。キャッピング層としては、シリコン窒化膜(Silicon Nitride)を使うことができる。シリコン窒化膜の厚さに応じて金属触媒層から前記非晶質シリコンに流入される金属触媒量が変わる。このとき、シリコン窒化膜に流入される金属触媒は、シリコン窒化膜の全体に形成されることもあり、シャドーマスクなどを用いて選択的に形成されることもできる。金属触媒層が非晶質シリコンを多結晶シリコンに結晶化させた後、選択的にキャッピング層を除去することができる。キャッピング層の除去方法には、ウェットエッチング(Wet Etching)方法あるいはドライエッチング(Dry Etching)方法を使うことができる。
前記マイクロシリコンは、結晶粒の大きさが1nmないし100nmであるものを通常言う。マイクロシリコンの電子移動度は1から50以下であって、正孔移動度は0.01から0.2以下であることが特徴である。マイクロシリコンは多結晶シリコンに比べて結晶粒が小さいことが特徴であり、結晶粒の間の突出部領域が小さく形成され、結晶粒の間に電子が移動する場合に差し支えることなく均一な特性を示すことができる。マイクロシリコンの結晶粒方法には、大きく熱結晶化方法(Thermal Crystallization Method)及びレーザー結晶化方法(Laser Crystallization Method)がある。前記熱結晶化方法は、非晶質シリコンを蒸着すると同時に結晶化構造を得る方法と再加熱(Reheating)方法がある。前記レーザー結晶化方法は、非晶質シリコンを化学真空蒸着(Chemical Vapor Deposition)方法で蒸着した後、レーザーを用いて結晶化する方法であるが、このときに用いられるレーザーの種類は主にダイオードレーザー(Diode Laser)がある。前記ダイオードレーザーは主に800nm帯赤色波長を用いるが、前記赤色波長はマイクロシリコン結晶質の均一な結晶化に寄与する役割をする。
上述した方法によって形成された多結晶シリコンは、フォトレジスト塗布、露光、現像、エッチング及びフォトレジスト剥離などの工程を経て所望の位置に所望の個数で形成される。
前記ソース/ドレーン電極225は、ソース領域とドレーン領域に接触される電極が一体型で形成される。したがって、静電気放電回路220は一般的な駆動電圧が印加されるときには動作しなくなる。
一方、本発明の他の実施例による第1突出電極223a及び第2突出電極225aは、上述した本発明の一実施例による第1突出電極123a及び第2突出電極125aと同様に形成でき、それによる作用も同じである。
上述した本発明の他の実施例によれば、静電気放電回路220はゲート電極223とソース/ドレーン電極225間に形成される層間絶縁膜224を通じて静電気が放電されるだけでなく、半導体層229が形成されてゲート電極223と半導体層229間に形成されるゲート絶縁膜222、またはソース/ドレーン電極225と半導体層229間のゲート絶縁膜222と層間絶縁膜224を通じて静電気放電が誘導できるため、より多様な経路を用いて静電気放電を誘導することができるという長所がある。
また、ゲート電極223とソース/ドレーン電極225に静電気電荷が集中される第1突出電極223aと第2突出電極225aを形成し、静電気放電をより容易に誘導することができる。第1突出電極223a及び第2突出電極225aによる作用は、本発明の一実施例と同じであるため詳細な説明は省略する。
図8は、本発明のさらに他の実施例による有機電界発光表示装置を概略的に示す図面である。
本発明のさらに他の実施例による有機電界発光表示装置300は、図8を参照すれば、画素領域310a及び非画素領域310bを含む基板210の各辺毎に独立的に形成された静電気放電回路320を含む。これにより、静電気放電回路320は静電気放電が頻繁な領域、またはその他の必要な領域だけに選択的に形成できるという長所がある。本発明のさらに他の実施例によれば、静電気放電回路320はそれぞれが基板310に形成されたパッド部360のグランドパッド(図示せず)と電気的に繋ぐことができることは勿論である。本発明のさらに他の実施例による静電気放電回路320の詳細な構造は、本発明の一実施例または他の実施例と同様に形成でき、それによる静電気放電回路320の作用及び効果も本発明の一実施例及び他の実施例と同じであるため、詳細な説明は省略する。
一方、本発明において、画素Pに含まれる有機電界発光素子は陽極ITO、有機層及び陰極Metalからなっている。前記有機層は電子と正孔とが出会って励起子(Exciton)を形成して発光する発光層(EMitting Layer、EML)、電子を輸送する電子輸送層(Electron Transport Layer、ETL)、正孔を輸送する正孔輸送層(Hole Transport Layer、HTL)からなり得る。また、前記電子輸送層の一側面には電子を注入する電子注入層(Electron Injecting Layer、EIL)が形成され、前記正孔輸送層の一側面には正孔を注入する正孔注入層(Hole Injecting Layer、HIL)がさらに形成できる。さらに、燐光型有機電界発光素子の場合には、正孔抑制層(Hole Blocking Layer、HBL)が発光層EMLと電子輸送層ETL間に選択的に形成でき、電子抑制層(Electron Blocking Layer、EBL)が発光層EMLと正孔輸送層HTL間に選択的に形成できる。
また、前記有機層は2種の層を混合してその厚さを減少させるスリム型有機電界発光素子(Slim OLED)構造で形成することもできる。例えば、正孔注入層と正孔輸送層を同時に形成する正孔注入輸送層(Hole Injection Transport Layer、HITL)構造及び電子注入層と電子輸送層を同時に形成する電子注入輸送層(Electron Injection Transport Layer、EITL)構造を選択的に形成することができる。前記のようなスリム型有機電界発光素子は発光効率を増加させるところにその使用の目的がある。また、陽極ITOと発光層間には選択層としてバッファ層(Buffer Layer)を形成することができる。前記バッファ層は、電子をバッファリングする電子バッファ層(Electron Buffer Layer)と正孔をバッファリングする正孔バッファ層(Hole Buffer Leyer)とに区分することができる。
前記電子バッファ層は陰極Metalと電子注入層EIL間に選択的に形成することができ、前記電子注入層EILの機能に代わって形成することができる。このとき、前記有機層の積層構造は発光層EML/電子輸送層ETL/電子バッファ層(Electron Buffer Layer)/陰極Metalとなり得る。また、前記正孔バッファ層は、陽極ITOと正孔注入層HIL間に選択的に形成することができ、正孔注入層HILの機能に代わって形成することができる。このとき、前記有機層の積層構造は陽極ITO/正孔バッファ層(Hole Buffer Leyer)/正孔輸送層HTL/発光層EMLとなり得る。
前記構造について可能な積層構造を記載すると、次のようである。
a)正常積層構造(Normal Stack Structure)
1)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
2)陽極/正孔バッファ層/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
3)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/電子バッファ層/陰極
4)陽極/正孔バッファ層/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/電子バッファ層/陰極
5)陽極/正孔注入層/正孔バッファ層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
6)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子バッファ層/電子注入層/陰極
b)正常スリム構造(Normal Slim Structure)
1)陽極/正孔注入輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
2)陽極/正孔バッファ層/正孔注入輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
3)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子注入輸送層/電子バッファ層/陰極
4)陽極/正孔バッファ層/正孔輸送層/発光層/電子注入輸送層/電子バッファ層/陰極
5)陽極/正孔注入輸送層/正孔バッファ層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
6)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子バッファ層/電子注入輸送層/陰極
c)逆相積層構造(Inverted Stack Structure)
1)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/陽極
2)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/正孔バッファ層/陽極
3)陰極/電子バッファ層/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/陽極
4)陰極/電子バッファ層/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔バッファ層/陽極
5)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔バッファ層/正孔注入層/陽極
6)陰極/電子注入層/電子バッファ層/電子輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/陽極
d)逆相スリム構造(Inverted Silm Structure)
1)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔注入輸送層/陽極
2)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔注入輸送層/正孔バッファ層/陽極
3)陰極/電子バッファ層/電子注入輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/陽極
4)陰極/電子バッファ層/電子注入輸送層/発光層/正孔輸送層/正孔バッファ層/陽極
5)陰極/電子注入層/電子輸送層/発光層/正孔バッファ層/正孔注入輸送層/陽極
6)陰極/電子注入輸送層/電子バッファ層/発光層/正孔輸送層/正孔注入層/陽極
このような有機電界発光素子を駆動する方式としては、受動マトリクス(Passive matrix)方式と能動マトリクス(Active matrix)方式が知られている。前記受動マトリクス方式は、陽極と陰極とを直交させて形成してラインを選択して駆動することで、製作工程が簡単であって投資コストが少ないものの、大画面具現の際に電流消耗量が多いという短所がある。前記能動マトリクス方式は、薄膜トランジスタのような能動素子及び容量性素子を各画素に形成することで、電流消耗量が少なくて画質及び寿命に優れ、中大型まで拡大可能であるという長所がある。
上述した本発明の一実施例ないしさらに他の実施例によれば、有機電界発光表示装置に基板の少なくとも一辺に静電気放電回路が形成されることで、製造工程中の内部要因または他の外部環境によって発生する静電気放電によって画素または駆動部が損傷されることを防止することができる。このとき、静電気放電回路は静電気の電荷が集中されて高い電界が形成される突出電極を含めて静電気放電をより容易に誘導することができる。
本発明は上述した特定の望ましい実施例に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく、当業者であれば誰でも多様な変形の実施が可能であることは勿論であって、そのような変更は特許請求の範囲に記載の範囲内に入る。
本発明の一実施例による有機電界発光表示装置の概路図。 図1のA部分を示す平面図。 図2をI−I線に沿って切った垂直断面図。 静電気放電回路の変形例であって図2に対応する部分を示す平面図。 図4の突出電極の他の形状を示す図面。 本発明の他の実施例による有機電界発光表示装置であって図2に対応する部分を示した平面図。 図6のII−II線による垂直断面図。 本発明のさらに他の実施例による有機電界発光表示装置の概路図。
符号の説明
100、300 有機電界発光表示装置
110、210、310 基板
110a、310a 画素領域
110b、310b 非画素領域
120、120’、220、320 静電気放電回路
121、221 バッファ層
122、222 ゲート絶縁膜
123、223 ゲート電極
125、225 ソース/ドレーン電極
124、224 層間絶縁膜
123a、123a’、223a 第1突出電極
125a、125a’、225a 第2突出電極
126、226 第1保護層
127、227 第2保護層
128、228 第3電極層
229 半導体層
130 データ駆動部
140 スキャン駆動部
150 発光制御駆動部
160、360 パッド部
160a グランドパッド

Claims (13)

  1. 画素領域及び非画素領域を含む基板と、
    前記非画素領域に形成され、前記基板に形成される第1電極層、前記第1電極層に形成される第1絶縁層、及び前記第1絶縁層に形成される第2電極層を含む静電気放電回路と、を含み、
    前記第1電極層及び前記第2電極層は突出電極を有し、
    前記突出電極は、前記第1電極層に設けられて水平方向に突出する第1突出電極と、前記第2電極層に設けられて水平方向に突出する第2突出電極とを有し、
    前記第1突出電極及び前記第2突出電極は互いに対向するように配置されるとともにその表面が鋸歯型、三角形、四角形、五角形及び台形の中から選択されるいずれか1つの形状に形成され、
    前記静電気放電回路は、
    前記第2電極層に形成される保護層、及び該保護層に形成されて前記第2電極層とビアホールを通じて電気的に繋がれる第3電極層と、
    前記基板と前記第1電極層との間に形成される半導体層と、
    前記半導体層と前記第1電極層との間に形成される第2絶縁層とを含
    むことを特徴とする有機電界発光
    表示装置。
  2. 前記静電気放電回路は、
    前記基板と前記半導体層との間に形成されるバッファ層をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  3. 前記非画素領域は、
    前記画素領域の画素を駆動するための少なくとも1つの駆動部と、
    前記画素及び前記駆動部を外部モジュールと電気的に連結するためのパッド部をさらに
    含むことを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光表示装置。
  4. 前記パッド部は、
    前記基板内周の少なくとも一辺に形成されることを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  5. 前記静電気放電回路は、
    前記基板内周から前記パッド部が形成された領域を除いた残りの辺から選択される少なくとも一辺に形成されることを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  6. 前記静電気放電回路は、
    前記基板内周の各辺に独立的に形成されることを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  7. 前記静電気放電回路は、
    前記基板内周を包むように一体型で形成されることを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  8. 前記第1電極層及び前記第2電極層の中から選択されるいずれか1つは、
    前記パッド部に形成されるグランドパッドと電気的に繋がれることを特徴とする請求項に記載の有機電界発光表示装置。
  9. 前記第1電極層及び前記第2電極層はそれぞれ、
    アルミニウム、アルミニウム−ネオジウム、クロム、モリブデン、モリブデン−タングステン及びチタニウムの中から選択されるいずれか1つまたはこれらの組み合わせで形成されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光表示装置。
  10. 前記第1絶縁層は、
    シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及び無機物の中から選択されるいずれか1つの材質で形成されることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光表示装置。
  11. 画素領域及び非画素領域を含む基板と、
    前記基板の前記非画素領域に形成され、前記基板に形成される半導体層、前記半導体層に形成されるゲート絶縁膜、前記ゲート絶縁膜に形成されるゲート電極、前記ゲート電極を覆うように形成される層間絶縁膜、及び前記層間絶縁膜に形成されるソース/ドレーン電極を含む静電気放電回路と、を含み、
    前記ゲート電極は、前記ソース/ドレーン電極に向かって水平方向に延びるように形成される第1突出電極を含み、
    前記ソース/ドレーン電極は、前記ゲート電極に向かって水平方向に延びるように形成される第2突出電極を含み、
    前記第1突出電極及び前記第2突出電極は互いに対向するように配置されるとともにその表面が鋸歯型、三角形、四角形、五角形及び台形の中から選択されるいずれか1つの形状に形成され、
    前記静電気放電回路は、
    前記ソース/ドレーン電極に形成される保護層、及び該保護層に形成され前記ソース/ドレーン電極とビアホールを通じて電気的に繋がれる電極層をさらに含むことを特徴とする有機電界発光表示装置。
  12. 前記ゲート電極及び前記ソース/ドレーン電極の中から選択されるいずれか1つは、グランドパッドと電気的に繋がれることを特徴とする請求項11に記載の有機電界発光表示装置。
  13. 前記静電気放電回路は、
    前記基板と前記半導体層との間に形成されるバッファ層をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の有機電界発光表示装置。
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