JP4765389B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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この発明は、画像表示装置に関し、特に、立体画像を表示することが可能な画像表示装置に関する。
従来、3次元の立体画像を表示することが可能な3次元画像表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、画像表示面の観察者側に配置された電子式パララックスバリアを、マイクロコンピュータなどの制御手段により制御することによって、電子式パララックスバリアの所定の位置に、所定の形状の開口部および遮光部を観察者の左目および右目を結んだ線分に対して実質的に垂直方向にストライプ状に形成することが可能な3次元画像表示装置が開示されている。この特許文献1に開示された3次元画像表示装置では、観察者に3次元画像を提供する場合には、観察者の左目に左眼用画像が入射するとともに、観察者の右目に右目用画像が入射するように、電子式パララックスバリアの開口部が形成される。
また、従来、表示パネルの観察者側にスリット状の開口部および遮光部が設けられたバリアを配置することによって、観察者に立体画像を提示可能な立体画像表示装置が提案されている。図25は、従来の一例による立体画像表示装置の原理を説明するための平面図である。図25を参照して、従来の立体画像表示装置500の構成について説明する。
従来の立体画像表示装置500は、図25に示すように、画像を表示するための表示パネル501と、表示パネル501の観察者510側に配置された偏光板502と、偏光板502の観察者510側に設けられたバリア503とを備えている。
また、表示パネル501は、ガラス基板501aを有している。また、表示パネル501には、観察者510の左目510aと右目510bとを結んだ線分に対して実質的に直交する方向(図25の紙面に対して垂直方向)に延びる画素列501bおよび画素列501cが交互に設けられている。この画素列501bには、観察者510の左目510aが見るための画像L10が表示されているとともに、画素列501cには、観察者510の右目510bが見るための画像R10が表示されている。
また、バリア503には、表示パネル501から出射された光を遮光するための遮光部503aと、表示パネル501から出射された光を透過させるための開口部503bとが設けられている。この遮光部503aおよび開口部503bは、表示パネル501の画素列501bおよび501cと同様に、観察者510の左目510aおよび右目510bを結んだ線分に対して実質的に直交する方向(図25の紙面に対して垂直な方向)に延びるように交互に設けられている。また、遮光部503aおよび開口部503bは、表示パネル501の画素列501bおよび501cからなる組毎に対応して設けられている。
次に、図25を参照して、従来の立体画像表示装置500による立体画像表示方法について説明する。
従来の立体画像表示装置500では、観察者510がバリア503の開口部503bを介して表示パネル501を観察する場合、観察者510の左目510aには、表示パネル501の画素列501bに表示されている画像L10が入射されるとともに、観察者510の右目510bには、表示パネル501の画素列501cに表示されている画像R10が入射される。これにより、観察者510が、立体画像を観察することが可能となる。
特許2857429号公報
しかしながら、図25に示した従来の立体画像表示装置500では、立体画像表示装置500を、たとえば、縦向きに配置した場合にのみ観察者510に立体画像を提供するように対応させており、立体画像表示装置500を、たとえば、横向きに配置した場合には、観察者510に立体画像を提供することが困難であるという問題点があった。また、上記特許文献1についても、上記した従来の立体画像表示装置500の場合と同様な問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、縦向きに配置した場合および横向きに配置した場合の両方の場合に、観察者に立体画像を提供することが可能な画像表示装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による画像表示装置は、画像を表示するための表示パネルと、表示パネルに光を照射するための光源と、光源から照射された光を第1の偏光軸を有する光と、第2の偏光軸を有する光とに分離して第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を透過させるとともに第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の他方を遮光するための偏光軸制御手段とを備え、偏光軸制御手段は、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、観察者に立体画像を提供するとともに、表示パネルが第1の方向と交差する第2の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、観察者に立体画像を提供し、偏光軸制御手段は、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第1の状態と、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第2の状態とを切り換え可能な偏光制御液晶パネルを含み、偏光制御液晶パネルは、一対の透明基板と、一対の透明基板の間に配置される液晶と、一方の透明基板に形成される第1電極および第2電極と、他方の透明基板に形成される第3電極および第4電極とを含み、偏光制御液晶パネルの第1電極、第2電極、第3電極および第4電極への電圧の印加状態を変化させることにより、液晶への電圧の印加状態を変化させることによって、第1の状態と第2の状態とを切り換える。
この一の局面による画像表示装置では、上記のように、偏光軸制御手段を設けるとともに、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、光源から照射されて偏光軸制御手段により分離された第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、観察者に立体画像を提供し、かつ、表示パネルが第1の方向と交差する第2の方向に配置された状態で、光源から照射されて偏光軸制御手段により分離された第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、観察者に立体画像を提供することによって、表示パネルを第1の方向(縦向き)に配置した場合および第2の方向(横向き)に配置した場合の両方の場合に、観察者に立体画像を提供することができる。また、表示パネルが第1の方向および第2の方向に配置された両方の場合に、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる偏光軸制御手段を設けることによって、1つの偏光軸制御手段で、表示パネルを第1の方向(縦向き)に配置した場合および第2の方向(横向き)に配置した場合の両方の場合に、観察者に立体画像を提供することができる。これにより、表示パネルを第1の方向(縦向き)および第2の方向(横向き)に配置した場合のそれぞれの場合に、観察者に立体画像を提供するために2つの偏光軸制御手段を設ける場合と比べて、部品点数が増加するのを抑制することができるとともに、画像表示装置全体の厚みを小さくすることができる。また、偏光軸制御手段は、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第1の状態と、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第2の状態とを切り換え可能な偏光制御液晶パネルを含んでいる。このように構成すれば、偏光制御液晶パネルにより、表示パネルが第1の方向および第2の方向に配置されている場合に応じて、上記第1の状態と第2の状態とを切り換えることができるので、容易に、表示パネルの配置状態に応じて偏光制御の有無を切り換えることができる。また、偏光制御液晶パネルは、一対の透明基板と、一対の透明基板の間に配置される液晶と、一方の透明基板に形成される第1電極および第2電極と、他方の透明基板に形成される第3電極および第4電極とを含み、偏光制御液晶パネルの第1電極、第2電極、第3電極および第4電極への電圧の印加状態を変化させることにより、液晶への電圧の印加状態を変化させることによって、第1の状態と第2の状態とを切り換える。このように構成すれば、たとえば、表示パネルを第1の方向(縦向き)に配置した場合に、第1〜第4電極への電圧の印加状態を、第1電極(第2電極)に対応する部分に位置する液晶に電圧が印加されるように制御することによって、容易に、第1電極(第2電極)を通過する光の偏光軸を制御することができる。また、同様にして、たとえば、表示パネルを第2の方向(横向き)に配置した場合に、第1〜第4電極への電圧の印加状態を、第3電極(第4電極)に対応する部分に位置する液晶に電圧が印加されるように制御することによって、容易に、第3電極(第4電極)を通過する光の偏光軸を制御することができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第2電極、第3電極および第4電極に共通の第1電圧を印加するとともに、第1電極に対応する部分に位置する液晶に電圧が印加されるように第1電極に第2電圧を印加するようにしてもよい。このように構成すれば、第1電極に対応する部分に位置する液晶に電圧を印加することができるので、容易に、第1電極を通過した光の偏光軸を制御することができる。その結果、表示パネルが第1の方向に配置された場合にのみ、偏光制御を行うようにすることができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、第1電極、第2電極および第4電極に共通の第3電圧を印加するとともに、第3電極に対応する部分に位置する液晶に電圧が印加されるように第3電極に第4電圧を印加するようにしてもよい。このように構成すれば、第3電極に対応する部分に位置する液晶に電圧を印加することができるので、容易に、第3電極を通過した光の偏光軸を制御することができる。その結果、表示パネルが第2の方向に配置された場合にのみ、偏光制御を行うようにすることができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、好ましくは、偏光制御液晶パネルの第1電極および第2電極は、それぞれ、複数の電極部を含み、偏光制御液晶パネルの第1電極の複数の電極部の各々および第2電極の複数の電極部の各々は、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第1の方向および第2の方向の両方に対して交差する方向に沿って配置されている。このように構成すれば、第1の方向および第2の方向の両方に対して交差する方向(斜め方向)に沿って配置されている第1電極および第2電極により、第1および第2の偏光軸を有する光の一方を、縦方向および横方向にほぼ均等に分散した状態で観察者の目に向かって進行させることができるので、表示パネルの画像の解像度の低下を縦方向と横方向とに分散することができる。これにより、画像劣化の少ない立体画像を観察者に提供することができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、好ましくは、表示パネルは、カラー表示するための複数のドット領域を含み、偏光制御液晶パネルの第1電極および第2電極は、表示パネルの各々のドット領域に対応するように形成されている。このように構成すれば、ドット領域に対応するように形成された第1電極および第2電極により、表示パネルの画像を細分化した状態で観察者の目に入射させることができる。これにより、より画像劣化の少ない立体画像を観察者に提供することができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、好ましくは、偏光制御液晶パネルの第3電極および第4電極は、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、観察者の左右の目を結んだ方向に対して実質的に垂直方向に延びるとともに、観察者の目を結んだ方向に沿った方向に所定の間隔を隔てて形成されている。このように構成すれば、実質的に垂直方向に延びる第3電極および第4電極により、第1および第2の偏光軸を有する光の一方を、観察者の目に向かって進行させることができる。
この場合、好ましくは、表示パネルは、光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域を含み、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、偏光制御液晶パネルの第3電極および第4電極の観察者の左右の目を結んだ方向に沿った方向の長さは、ドット領域の観察者の左右の目を結んだ方向に沿った方向の長さに実質的に対応するように設定されており、表示パネルの光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域は、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、観察者の左右の目を結んだ方向に対して実質的に垂直方向に隣接するように配置されている。このように構成すれば、観察者の左右の目を結んだ方向に対して実質的に垂直方向に延びるように設けられた第3電極および第4電極に、それぞれ、光の3原色に対応する3つのドット領域を配置することができるので、観察者に画像劣化の少ない立体画像を提供することができる。
上記一の局面による画像表示装置において、好ましくは、表示パネルが第1の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方により、左目用画像を観察者の左目に向かって進行させるとともに、右目用画像を観察者の右目に向かって進行させることによって、観察者に立体画像を提供し、表示パネルが第2の方向に配置された状態で、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方により、左目用画像を観察者の左目に向かって進行させるとともに、右目用画像を観察者の右目に向かって進行させることによって、観察者に立体画像を提供する。このように構成すれば、表示パネルを第1の方向(縦向き)に配置した場合および第2の方向(横向き)に配置した場合に、容易に、観察者に立体画像を提供することができる。
上記一の局面による画像表示装置において、好ましくは、偏光軸制御手段には、第1の偏光軸を有する光または第2の偏光軸を有する光を吸収する偏光板が設けられている。このように構成すれば、偏光軸制御手段により分離された第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の左目および右目に入射させるとともに、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の他方を観察者の左目および右目に入射させずに吸収することができる。これにより、容易に、観察者に立体画像を提供することができる。
上記一の局面による画像表示装置において、偏光軸制御手段は、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる場合と、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の両方を観察者の目に向かって進行させる場合とに切り換え可能であり、偏光軸制御手段が、第1の偏光軸を有する光および第2の偏光軸を有する光の両方を観察者の目に向かって進行させることによって、観察者に平面画像を提供するようにしてもよい。このように構成すれば、1つの画像表示装置で、観察者に立体画像および平面画像の両方を提供することができる。
上記電極が設けられた偏光制御液晶パネルを備えた画像表示装置において、表示パネルが第1の方向および第2の方向に配置された状態で、第1電極および第2電極に共通の第5電圧を印加するとともに、偏光制御液晶パネルの液晶全体に電圧が印加されるように、第3電極および第4電極に共通の第6電圧を印加することにより、観察者に平面画像を提供するようにしてもよい。このように構成すれば、偏光制御液晶パネル内の液晶全体に電圧を印加することができるので、容易に、偏光制御液晶パネルを通過した光の偏光軸を制御することができる。その結果、表示パネルが第1の方向および第2の方向に配置されたいずれの場合にも、観察者に平面画像を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による画像表示装置を示した分解斜視図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルを縦向き(図1の状態)に配置した場合の立体画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。図3は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルを横向き(図1を90°回転させた状態)に配置した場合の立体画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。図4〜図13は、図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の構成を詳細に説明するための図である。まず、図1〜図13を参照して、本発明の一実施形態による画像表示装置1の構成について説明する。
本発明の一実施形態による画像表示装置1は、図1〜図3に示すように、バックライト2と、バックライト2の光出射側に配置され、画像を表示する液晶表示パネルからなる表示パネル3と、表示パネル3を挟み込むように配置される偏光板4および5と、偏光板5の光出射側に配置される偏光制御液晶パネル6と、偏光制御液晶パネル6の光出射側に配置される偏光板7とを備えている。なお、バックライト2は、本発明の「光源」の一例であり、偏光制御液晶パネル6は、本発明の「偏光軸制御手段」の一例である。
バックライト2は、偏光板4に光を照射する機能を有する。また、偏光板4は、観察者10側から見て約135°の偏光軸を有するように設定されているので、観察者10側から見て約135°の偏光軸を有する光のみを透過する機能を有する。以下、特に記載のない限り、偏光軸の角度は、観察者10側から見た角度を示す。なお、本実施形態では、偏光軸の角度は、表示パネル3を縦向きに配置した状態における角度を示す。
表示パネル3は、OFF状態で、入射した光の偏光軸を約90°変化させた状態で出射させ、ON状態で、入射した光の偏光軸をほぼ変化させないで出射させるTN液晶パネルからなる。この表示パネル3は、図4に示すように、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域3a〜3cからなる複数の画素領域3dと、光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域3e〜3gからなる複数の画素領域3hとを有している。また、表示パネル3を縦向きに配置した場合には、ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gに表示される左目用画像L1および右目用画像R1は、階段状の一例である千鳥格子状に配置されている。具体的には、図4に示した各ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gにおいて、左目用画像L1の表示領域は、ハッチング(斜線)領域で示されており、右目用画像R1の表示領域は、ハッチング(斜線)の施されていない非ハッチング領域で示されている。また、ハッチング領域に位置する左目用画像L1は、斜め方向(図4のC方向)にRGBのドット領域3a〜3cおよび3e〜3gが連続するように表示される。また、非ハッチング領域に位置する右目用画像R1も、斜め方向(図4のC方向)にRGBのドット領域が連続するように表示される。そして、左目用画像L1と右目用画像R1とは、RGBのドット領域が連続するように延びる斜め方向(図4のC方向)に交差する方向に交互に表示される。
また、表示パネル3を横向きに配置した場合には、図5に示すように、光の3原色(RGB)に対応するドット領域3a〜3cおよび3e〜3gは、それぞれ、観察者10(図3参照)の左目10aと右目10bとを結んだ線分に対して実質的に垂直方向(縦方向)(A方向)に延びるように配置される。図5に示した横向き配置の場合には、ハッチング(斜線)領域で示される左目用画像L2、および、非ハッチング領域で示される右目用画像R2は、それぞれ、縦方向(A方向)にRGBのドット領域3a〜3cおよび3e〜3gが連続して延びるように表示される。そして、図5に示した横向き配置の場合には、縦方向(A方向)に延びる左目用画像L2と右目用画像R2とは、横方向(B方向)に交互に表示される。
偏光板5は、図1に示すように、約45°の偏光軸を有するように設定されているので、約45°の偏光軸を有する光のみを透過する機能を有する。
ここで、本実施形態では、図6および図7に示すように、偏光制御液晶パネル6は、一対の透明基板6aおよび6bと、バックライト2(図1参照)側の透明基板6aに形成される電極6cおよび6dと、観察者10(図1参照)側の透明基板6bに形成される電極6eおよび6fと、一対の透明基板6aおよび6bの間に配置される液晶6g(図7参照)とを含んでいる。なお、電極6cは、本発明の「第1電極」の一例であり、電極6dは、本発明の「第2電極」の一例である。また、電極6eは、本発明の「第3電極」の一例であり、電極6fは、本発明の「第4電極」の一例である。
また、本実施形態では、表示パネル3を縦向きに配置した場合に、電極6cおよび6dは、それぞれ、階段状の一例である千鳥格子状に配置されたドット領域3a〜3c(図4参照)および3e〜3g(図4参照)に対応するように、図6のA方向およびB方向の両方に対して交差するC方向に沿って配置されている。この電極6cは、図2に示すように、表示パネル3の左目用画像L1が表示される領域(ハッチング領域)と観察者10の左目10aとを結んだ線上に配置されるとともに、表示パネル3の右目用画像R1が表示される領域(非ハッチング領域)と観察者10の右目10bとを結んだ線上に配置される。そして、電極6dは、表示パネル3の左目用画像L1が表示される領域(ハッチング領域)と観察者10の右目10bとを結んだ線上に配置されるとともに、表示パネル3の右目用画像R1が表示される領域(非ハッチング領域)と観察者10の左目10aとを結んだ線上に配置される。以下、特に記載のない限り、左目10aおよび右目10bは、観察者10の左目10aおよび右目10bを示す。
また、本実施形態では、図7に示すように、表示パネル3を横向きに配置した場合に、電極6eおよび6fは、それぞれ、左目10aと右目10b(図3参照)とを結んだ方向(B方向)に対して実質的に垂直方向(A方向)に延びるようにストライプ状に形成されている。この電極6eおよび6fのB方向の長さ(幅)は、表示パネル3の画素領域3d(図4参照)および3h(図4参照)のB方向の長さに実質的に対応するように設定されている。また、電極6eおよび6fのA方向に延びるように形成された部分は、B方向に沿った方向に所定の間隔を隔てて形成されている。また、電極6eは、図3に示すように、表示パネル3の左目用画像L2が表示される領域(ハッチング領域)と左目10aとを結んだ線上に配置されるとともに、表示パネル3の右目用画像R2が表示される領域(非ハッチング領域)と右目10bとを結んだ線上に配置される。そして、電極6fは、表示パネル3の左目用画像L2が表示される領域(ハッチング領域)と右目10bとを結んだ線上に配置されるとともに、表示パネル3の右目用画像R2が表示される領域(非ハッチング領域)と左目10aとを結んだ線上に配置される。
また、本実施形態では、偏光制御液晶パネル6は、電極6c〜6fへの電圧の印加状態を変化させることにより、液晶6gへの電圧の印加状態を変化させることが可能となる。そのため、偏光制御液晶パネル6に入射する光の偏光軸を変化させずに出射させることも、入射する光の偏光軸を90°(λ/2)変化させて出射させることも可能である。たとえば、角度αの偏光軸を有する光を、角度αの偏光軸を有する光のまま出射させることも、角度α+90°の偏光軸を有する光に変化させて出射させることも可能になる。
ここで、本実施形態では、透明基板6aに形成される電極6cおよび6bと、透明基板6bに形成される電極6eおよび6fとには、それぞれ、表示パネル3の状態(縦置き配置における立体画像時、横置き配置における立体画像時、平面画像表示時)に応じて、パルス状の電圧が印加される。
具体的には、表示パネル3の縦向き配置における立体画像表示時では、図8に示すように、電極6d、6eおよび6fに、共通のパルス状の電圧(第1電圧)が印加される。これに対して、電極6cには、電極6d、6eおよび6fに印加されるパルス状の電圧とは異なる逆位相のパルス状の電圧(第2電圧)が印加される。これにより、電極6cと、電極6eおよび6fとの間に電圧が生じるので、液晶6gの電極6cに対応する部分には、電圧が印加される。これにより、図9に示すように、液晶6gの電極6cが形成される部分(ハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに通過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域には電圧が生じず、OFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
また、表示パネル3の横向き配置における立体画像表示時では、図10に示すように、電極6c、6dおよび6fには、共通のパルス状の電圧(第3電圧)が印加される。これに対して、電極6eには、電極6c、6dおよび6fに印加されるパルス状の電圧とは異なる逆位相のパルス状の電圧(第4電圧)が印加される。これにより、電極6cおよび6dと、電極6eとの間に電圧が生じるので、液晶6gの電極6eに対応する部分には、電圧が印加される。これにより、図11に示すように、電極6eが形成される部分(ハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに通過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域には電圧が生じず、OFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
そして、表示パネル3の縦向きおよび横向き配置における平面画像表示時では、図12に示すように、電極6cおよび6dには、共通のパルス状の電圧(第5電圧)が印加されるとともに、電極6eおよび6fには、電極6cおよび6dに印加されるパルス状の電圧とは異なる逆位相のパルス状の電圧(第6電圧)が印加される。これにより、電極6cおよび6dと、電極6eおよび6fとの間に電圧が生じるので、液晶6gのほぼ全体に電圧が印加される。これにより、図13に示すように、液晶6gのほぼ全体の領域(ハッチング領域)がON状態となり、ハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに通過する。
また、本実施形態では、図1に示すように、偏光板7は、約45°の偏光軸を有するように設定されているので、約135°の偏光軸を有する光を吸収する機能を有している。
(縦向き配置時の立体画像表示モード)
図14は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルの縦向き配置時における立体画像表示方法を説明するための図である。なお、図14において、破線は、偏光板4、5、7の偏光軸の角度を示すとともに、矢印は、透過光の偏光軸の角度を示す。次に、図2、図4、図9および図14を参照して、本発明の一実施形態による表示パネル3の縦向き配置時における立体画像表示方法について説明する。
まず、バックライト2(図2参照)から照射された光は、図14に示すように、偏光板4により、約135°の偏光軸を有する光のみを透過する。そして、約135°の偏光軸を有する光が、表示パネル3のドット領域3a〜3cおよび3e〜3gに入射する。この場合、図4に示すように、ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gのうちのハッチング(斜線)領域には、左目用画像L1(図2参照)が表示されているとともに、ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gのうちの非ハッチング領域には、右目用画像R1(図2参照)が表示されている。また、表示パネル3に入射した光は、図14に示すように、表示パネル3により、入射光に対して偏光軸が90°変化した状態で出射される。すなわち、表示パネル3を透過した光は、偏光軸が約45°に変化された状態で出射される。そして、表示パネル3を出射した光は、約45°の偏光軸を有する偏光板5を透過する。その後、偏光板5を透過した光は、偏光制御液晶パネル6に入射する。ここで、縦向き配置時の立体画像表示モードでは、上述したように、液晶6gの電極6cが形成される部分(図9のハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに通過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域は電圧が生じずOFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
すなわち、図14に示すように、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光のうち、電極6cが形成されるON状態のハッチング領域(図9参照)に入射した光は、偏光軸が変化されずに出射し、約45°の偏光軸を有する偏光板7を透過する。この場合、電極6cは、図2に示すように、表示パネル3の左目用画像L1が表示される領域と、左目10aとを結ぶ線上に配置されているので、左目用画像L1を左目10aに入射することが可能となる。また、電極6cは、表示パネル3の右目用画像R1が表示される領域と、右目10bとを結ぶ線上に配置されているので、右目用画像R1を右目10bに入射することが可能となる。
一方、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光のうち、電極6cが形成されるハッチング領域(図9参照)以外のOFF状態の領域に入射した光は、偏光軸が90°変化され、約135°の偏光軸を有する光となり、図14に示すように、約45°の偏光軸を有する偏光板7に遮光される。この場合、電極6dは、図2に示すように、表示パネル3の左目用画像L1が表示される領域と、右目10bとを結ぶ線上に配置されているので、左目用画像L1が左目10aに入射するのを抑制することが可能となる。また、電極6dは、表示パネル3の右目用画像R1が表示される領域と、左目10aとを結ぶ線上に配置されているので、右目用画像R1が左目10aに入射するのを抑制することが可能となる。
上記のように、縦向き配置時において、左目10aおよび右目10bに、それぞれ、左目用画像L1および右目用画像R1が入射されることにより、観察者10は、立体画像を見ることが可能となる。
(横向き配置時の立体画像表示モード)
図15は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルの横向き配置時における立体画像表示方法を説明するための図である。次に、図3、図5、図11および図15を参照して、本発明の一実施形態による表示パネル3の縦向き配置時における立体画像表示方法について説明する。
まず、バックライト2(図3参照)から照射された光は、図15に示すように、偏光板4により、約135°の偏光軸を有する光のみを透過する。なお、横向き配置時には、縦向き配置時に比べて偏光軸が90°ずつ回転するが、本実施形態では、簡略化のため、横向き配置時においても、縦向き配置時の偏光軸の角度をそのまま用いて説明する。そして、約135°の偏光軸を有する光が、表示パネル3のドット領域3a〜3cおよび3e〜3gに入射する。この場合、図5に示すように、ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gのうちのハッチング(斜線)領域には、左目用画像L2(図3参照)が表示されているとともに、ドット領域3a〜3cおよび3e〜3gのうちの非ハッチング領域には、右目用画像R2(図3参照)が表示されている。また、表示パネル3に入射した光は、図15に示すように、表示パネル3により、入射光に対して偏光軸が90°変化した状態で出射される。すなわち、表示パネル3を透過した光は、偏光軸が約45°に変化された状態で出射される。そして、表示パネル3を出射した光は、約45°の偏光軸を有する偏光板5を透過する。その後、偏光板5を透過した光は、偏光制御液晶パネル6に入射する。ここで、横向き配置時の立体画像表示モードでは、上述したように、液晶6gの電極6eが形成される部分(図11のハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに通過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域は電圧が生じずOFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
すなわち、図15に示すように、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光のうち、電極6eが形成されるON状態のハッチング領域(図11参照)に入射した光は、偏光軸が変化されずに出射し、約45°の偏光軸を有する偏光板7を透過する。この場合、電極6eは、図3に示すように、表示パネル3の左目用画像L2が表示される領域と、左目10aとを結ぶ線上に配置されているので、左目用画像L2を左目10aに入射することが可能となる。また、電極6cは、表示パネル3の右目用画像R2が表示される領域と、右目10bとを結ぶ線上に配置されているので、右目用画像R2を右目10bに入射することが可能となる。
一方、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光のうち、電極6eが形成されるハッチング領域(図11参照)以外のOFF状態の領域に入射した光は、偏光軸が90°変化され、約135°の偏光軸を有する光となり、図15に示すように、約45°の偏光軸を有する偏光板7に遮光される。この場合、電極6dは、図3に示すように、表示パネル3の左目用画像L2が表示される領域と、右目10bとを結ぶ線上に配置されているので、左目用画像L2が左目10aに入射するのを抑制することが可能となる。また、電極6dは、表示パネル3の右目用画像R2が表示される領域と、左目10aとを結ぶ線上に配置されているので、右目用画像R2が左目10aに入射するのを抑制することが可能となる。
上記のように、横向き配置時において、左目10aおよび右目10bに、それぞれ、左目用画像L2および右目用画像R2が入射されることにより、観察者10は、立体画像を見ることが可能となる。
(縦向き配置時の平面画像表示モード)
図16は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルを縦向きに配置した場合の平面画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。図17は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルの縦向き配置および横向き配置時における平面画像表示方法を説明するための図である。図13、図16および図17を参照して、本発明の一実施形態による表示パネル3の縦向き配置時における平面画像表示方法について説明する。
まず、バックライト2(図16参照)から照射された光は、図17に示すように、偏光板4により、約135°の偏光軸を有する光のみを透過する。そして、約135°の偏光軸を有する光が、表示パネル3のドット領域3a〜3cおよび3e〜3gに入射する。この場合、全てのドット領域3a〜3cおよび3e〜3gには、平面画像S1(図16参照)が表示されている。また、表示パネル3に入射した光は、図17に示すように、表示パネル3により、入射光に対して偏光軸が90°変化した状態で出射される。すなわち、表示パネル3を透過した光は、偏光軸が約45°に変化された状態で出射される。そして、表示パネル3を出射した光は、約45°の偏光軸を有する偏光板5を透過する。その後、偏光板5を透過した光は、偏光制御液晶パネル6に入射する。このとき、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光は、偏光制御液晶パネル6のほぼ全域に電極を制御することにより形成されるON状態のハッチング領域(図13参照)に入射するので、偏光軸が変化されずに出射され、約45°の偏光軸を有する偏光板7を透過する。この偏光板7を透過した光により、表示パネル3の平面画像S1が左目10aおよび右目10bに入射される。
上記のように、左目10aおよび右目10bに平面画像S1が入射されることにより、観察者10は平面画像を見ることが可能となる。
(横向き配置時の平面画像表示モード)
図18は、図1に示した本発明の一実施形態による表示パネルを横向きに配置した場合の平面画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。図13、図17および図18を参照して、本発明の一実施形態による表示パネル3の横向き配置時における平面画像表示方法について説明する。
まず、バックライト2(図18参照)から照射された光は、図17に示すように、偏光板4により、約135°の偏光軸を有する光のみを透過する。そして、約135°の偏光軸を有する光が、表示パネル3のドット領域3a〜3cおよび3e〜3gに入射する。この場合、全てのドット領域3a〜3cおよび3e〜3gには、平面画像S2(図18参照)が表示されている。また、表示パネル3に入射した光は、図17に示すように、表示パネル3により、入射光に対して偏光軸が90°変化した状態で出射される。すなわち、表示パネル3を透過した光は、偏光軸が約45°に変化された状態で出射される。そして、表示パネル3を出射した光は、約45°の偏光軸を有する偏光板5を透過する。その後、偏光板5を透過した光は、偏光制御液晶パネル6に入射する。このとき、偏光制御液晶パネル6に入射した約45°の偏光軸を有する光は、偏光制御液晶パネル6のほぼ全域に電極を制御することにより形成されるON状態のハッチング領域(図13参照)に入射するので、偏光軸が変化されずに出射され、約45°の偏光軸を有する偏光板7を透過する。この偏光板7を透過した光により、表示パネル3の平面画像S2が左目10aおよび右目10bに入射される。
上記のように、観察者10の左目10aおよび右目10bに平面画像S2が入射されることにより、観察者10は平面画像を見ることが可能となる。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、上記のように、偏光制御液晶パネル6を設けるとともに、表示パネル3が縦向きに配置された状態で、バックライト2から照射されて偏光制御液晶パネル6の電極6cが形成されるON状態のハッチング領域(図9参照)を通過した光により、左目用画像L1および右目用画像R1をそれぞれ左目10aおよび右目10bに入射することにより、観察者10に立体画像を提供することができる。また、表示パネル3が横向きに配置された状態で、バックライト2から照射されて偏光制御液晶パネル6の電極6eが形成されるON状態のハッチング領域(図11参照)を通過した光により、左目用画像L2および右目用画像R2をそれぞれ左目10aおよび右目10bに入射することにより、観察者10に立体画像を提供することができる。これにより、表示パネル3を縦向きに配置した場合および横向きに配置した場合の両方の場合に、観察者10に立体画像を提供することができる。
また、本実施形態では、偏光制御液晶パネル6を設けることによって、1つの偏光制御液晶パネル6で、表示パネル3を縦向きに配置した場合および横向きに配置した場合の両方の場合に、観察者10に立体画像を提供することができる。これにより、表示パネル3を縦向きおよび横向きに配置した場合のそれぞれの場合に、観察者10に立体画像を提供するために2つの偏光制御液晶パネルを設ける場合と比べて、部品点数が増加するのを抑制することができるとともに、画像表示装置1全体の厚みを小さくすることができる。
また、本実施形態では、偏光制御液晶パネル6の電極6c、電極6d、電極6eおよび電極6fへの電圧の印加状態を変化させることにより、液晶6gへの電圧の印加状態を変化させることによって、表示パネル3の縦置き配置における立体画像表示時と横置き配置における立体画像表示時と平面画像表示時とを切り換えることができる。
また、本実施形態では、偏光制御液晶パネル6の電極6cおよび6dを、それぞれ、表示パネル3が縦向きに配置された状態で、階段状の一例である千鳥格子状に配置されたドット領域3a〜3c(図4参照)および3e〜3g(図4参照)に対応するように、図6のC方向に沿って配置することによって、C方向(斜め方向)に延びる電極6cおよび電極6dにより、偏光制御液晶パネル6の電極6cが形成されるON状態のハッチング領域(図9参照)を透過した光を縦方向および横方向にほぼ均等に分散した状態で左目10aおよび10bに向かって進行させることができるので、表示パネル3の左目用画像L1および右目用画像R1の解像度の低下を縦方向と横方向とに分散することができる。これにより、画像劣化の少ない立体画像を観察者10に提供することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、透明基板6aおよび6bに形成される電極6c〜6fにパルス状の電圧を印加する例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、電極6c〜6fの所定の電極に定電圧を印加することにより、所定の電極に対応する液晶に電圧が生じるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、透明基板6aに形成される電極6cおよび6dを、それぞれ、階段状の一例である千鳥格子状に配置されたドット領域3a〜3c(図4参照)および3e〜3g(図4参照)に対応するように、図6のC方向に沿って配置する例を示したが、本発明はこれに限らず、図19に示した本発明の一実施形態の第1変形例ように、透明基板6aに形成される電極56cおよび56dをB方向に延びるように形成してもよい。この電極56cおよび56dのB方向に延びるように形成された部分は、A方向に所定の間隔を隔てて形成されている。この電極56cおよび56dが形成される第1変形例による偏光制御液晶パネル56を用いて縦向きに配置した場合には、図20に示すように、電極56d、6eおよび6fに、共通のパルス状の電圧が印加される。これに対して、電極56cには、電極56d、6eおよび6fに印加されるパルス状の電圧とは異なる逆位相のパルス状の電圧が印加される。これにより、電極56cと、電極6eおよび6fとの間に電圧が生じるので、液晶6g(図7参照)の電極56cに対応する部分には、電圧が印加される。これにより、図19に示すように、液晶6g(図7参照)の電極56cが形成される部分(ハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに透過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域は電圧が生じず、OFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
また、上記実施形態では、透明基板6aに形成される電極6cおよび6dを階段状の一例である千鳥格子状に形成するとともに、表示パネル3のドット領域3a〜3c(図4参照)および3e〜3g(図4参照)に対応するように形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、図21に示した本発明の一実施形態の第2変形例ように、透明基板6aに形成される電極66cおよび66dを表示パネル3の画素領域3dおよび3h(図4参照)に対応するように、千鳥格子状に形成してもよい。この電極66cおよび66dが形成される第2変形例による偏光制御液晶パネル66を用いて縦向きに配置した場合には、図22に示すように、電極66d、6eおよび6fに、共通のパルス状の電圧が印加される。これに対して、電極66cには、電極66d、6eおよび6fに印加されるパルス状の電圧とは異なる逆位相のパルス状の電圧が印加される。これにより、電極66cと、電極6eおよび6fとの間に電圧が生じるので、液晶6g(図7参照)の電極66cに対応する部分には、電圧が印加される。これにより、図21に示すように、液晶6g(図7参照)の電極66cが形成される部分(ハッチング領域)がON状態となり、このハッチング領域を透過する光は偏光軸が変化されずに透過する。これに対して、ハッチング領域以外の領域は電圧が生じず、OFF状態のままとなり、透過する光の偏光軸が90°変化されて通過する。
また、上記実施形態では、表示パネルのドット領域を縦方向および横方向に直線的に配置した例を示したが、本発明はこれに限らず、図23に示した本発明の一実施形態の第3変形例のように、表示パネル73のドット領域73a〜73cを横方向に直線状に配置するとともに、ドット領域73d〜73fを横方向に直線状に配置し、ドット領域73a〜73cと、ドット領域73d〜73fとを縦方向に、それぞれ、ジグザグに配置してもよい。この場合、図24に示すように、偏光制御液晶パネル76の電極76cおよび76dをドット領域73a〜73fに対応するように形成すればよい。たとえば、表示パネル73の縦向き配置時には、図23のハッチング(斜線)領域に左目用画像L3を表示し、図23の非ハッチング領域に右目用画像R3を表示するとともに、図24に示した偏光制御液晶パネル76の液晶6g(図7参照)の電極76cが形成される部分(ハッチング領域)をON状態とすればよい。
また、上記実施形態では、表示パネル3を挟み込むように配置される偏光板4および5は、互いに直交する偏光軸を有するTN(Twisted Nematic)方式を用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、VA(Vertical Alignment)方式およびECB(Electrically Controlled Birefringence)方式などの他の方式を用いてもよい。この場合、たとえば、VA方式を用いれば、表示パネル3を挟み込むように配置された偏光板4および5を、同じ偏光軸を有する偏光板により構成するとともに、表示パネル3、偏光板4および5の偏光軸に対応するように、偏光板7の偏光軸を設定すればよい。
また、上記実施形態では、偏光板4、5および7の偏光軸を、それぞれ、約135°、約45°、約45°に設定した例を示したが、本発明はこれに限らず、偏光板4、5および7の偏光軸を上記の値以外の値に設定してもよい。
また、上記実施形態では、透明基板6aに形成される電極6cおよび6dを階段状の一例である千鳥格子状に配置されたドット領域3a〜3c(図4参照)および3e〜3g(図4参照)に対応するように、図6のC方向に沿って配置する例を示したが、本発明はこれに限らず、千鳥格子状以外の階段状に延びるように形成してもよい。なお、上記実施形態において、複数の観察者に立体画像を提供する場合には、透明基板6aに形成される電極6cおよび6dを千鳥格子状ではない階段状に延びるように形成すればよい。また、電極6cおよび6dを、図6のC方向に沿って階段状になるように形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、図6のA方向およびB方向の両方に対して交差するC方向に沿って配置すれば、階段状でなくてもよい。
本発明の一実施形態による画像表示装置を示した分解斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の立体画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の立体画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の表示パネルの部分拡大図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の表示パネルの部分拡大図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルの部分拡大図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の偏光制御液晶パネルの分解斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルの電極の電圧波形図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルを示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルの電極の電圧波形図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルを示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルの平面画像表示時における偏光制御液晶パネルの電極の電圧波形図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルの平面画像表示時における偏光制御液晶パネルを示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の立体画像表示方法を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の立体画像表示方法を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の平面画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを縦向きおよび横向きに配置した場合の平面画像表示方法を説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による画像表示装置の表示パネルを横向きに配置した場合の平面画像表示時において観察者が表示パネルを見た状態を上方から示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第1変形例による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルを示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第1変形例による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルの電極の電圧波形図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第2変形例による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルを示した正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第2変形例による画像表示装置の表示パネルを縦向きに配置した場合の偏光制御液晶パネルの電極の電圧波形図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第3変形例による画像表示装置の表示パネルを示した図である。 図1に示した本発明の一実施形態の第3変形例による画像表示装置の偏光制御液晶パネルを示した図である。 従来の一例による立体画像表示装置の原理を説明するための平面図である。
符号の説明
1 画像表示装置
2 バックライト(光源)
3 表示パネル
3a〜3c、3e〜3g ドット領域
6 偏光制御液晶パネル(偏光軸制御手段)
6a、6b 透明基板
6c 電極(第1電極)
6d 電極(第2電極)
6e 電極(第3電極)
6f 電極(第4電極)
6g 液晶
7 偏光板

Claims (11)

  1. 画像を表示するための表示パネルと、
    前記表示パネルに光を照射するための光源と、
    前記光源から照射された光を第1の偏光軸を有する光と、第2の偏光軸を有する光とに分離して前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を透過させるとともに前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の他方を遮光するための偏光軸制御手段とを備え、
    前記偏光軸制御手段は、
    前記表示パネルが第1の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、前記観察者に立体画像を提供するとともに、
    前記表示パネルが前記第1の方向と交差する第2の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させることにより、前記観察者に立体画像を提供し、
    前記偏光軸制御手段は、前記表示パネルが前記第1の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第1の状態と、前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を観察者の目に向かって進行させる第2の状態とを切り換え可能な偏光制御液晶パネルを含み、
    前記偏光制御液晶パネルは、一対の透明基板と、前記一対の透明基板の間に配置される液晶と、一方の前記透明基板に形成される第1電極および第2電極と、他方の前記透明基板に形成される第3電極および第4電極とを含み、
    前記偏光制御液晶パネルの第1電極、第2電極、第3電極および第4電極への電圧の印加状態を変化させることにより、前記液晶への電圧の印加状態を変化させることによって、前記第1の状態と前記第2の状態とを切り換える、画像表示装置。
  2. 前記表示パネルが前記第1の方向に配置された状態で、前記第2電極、前記第3電極および前記第4電極に共通の第1電圧を印加するとともに、前記第1電極に対応する部分に位置する前記液晶に電圧が印加されるように前記第1電極に第2電圧を印加する、請求項に記載の画像表示装置。
  3. 前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記第1電極、前記第2電極および前記第4電極に共通の第3電圧を印加するとともに、前記第3電極に対応する部分に位置する前記液晶に電圧が印加されるように前記第3電極に第4電圧を印加する、請求項に記載の画像表示装置。
  4. 前記偏光制御液晶パネルの第1電極および第2電極は、それぞれ、複数の電極部を含み、
    前記偏光制御液晶パネルの第1電極の複数の電極部の各々および第2電極の複数の電極部の各々は、前記表示パネルが前記第1の方向に配置された状態で、前記第1の方向および前記第2の方向の両方に対して交差する方向に沿って配置されている、請求項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記表示パネルは、カラー表示するための複数のドット領域を含み、
    前記偏光制御液晶パネルの第1電極および第2電極は、前記表示パネルの各々の前記ドット領域に対応するように形成されている、請求項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記偏光制御液晶パネルの第3電極および第4電極は、前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記観察者の左右の目を結んだ方向に対して実質的に垂直方向に延びるとともに、前記観察者の目を結んだ方向に沿った方向に所定の間隔を隔てて形成されている、請求項のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記表示パネルは、光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域を含み、
    前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記偏光制御液晶パネルの第3電極および第4電極の前記観察者の左右の目を結んだ方向に沿った方向の長さは、前記ドット領域の前記観察者の左右の目を結んだ方向に沿った方向の長さに実質的に対応するように設定されており、
    前記表示パネルの光の3原色をそれぞれ表示するための3つのドット領域は、前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記観察者の左右の目を結んだ方向に対して実質的に垂直方向に隣接するように配置されている、請求項に記載の画像表示装置。
  8. 前記表示パネルが前記第1の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方により、左目用画像を前記観察者の左目に向かって進行させるとともに、右目用画像を前記観察者の右目に向かって進行させることによって、前記観察者に立体画像を提供し、
    前記表示パネルが前記第2の方向に配置された状態で、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方により、左目用画像を前記観察者の左目に向かって進行させるとともに、右目用画像を前記観察者の右目に向かって進行させることによって、前記観察者に立体画像を提供する、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  9. 前記偏光軸制御手段には、前記第1の偏光軸を有する光または前記第2の偏光軸を有する光を吸収する偏光板が設けられている、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  10. 前記偏光軸制御手段は、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の一方を前記観察者の目に向かって進行させる場合と、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の両方を前記観察者の目に向かって進行させる場合とに切り換え可能であり、
    前記偏光軸制御手段が、前記第1の偏光軸を有する光および前記第2の偏光軸を有する光の両方を前記観察者の目に向かって進行させることによって、前記観察者に平面画像を提供する、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  11. 前記表示パネルが前記第1の方向および前記第2の方向に配置された状態で、前記第1電極および前記第2電極に共通の第5電圧を印加するとともに、前記偏光制御液晶パネルの液晶全体に電圧が印加されるように、前記第3電極および前記第4電極に共通の第6電圧を印加することにより、前記観察者に平面画像を提供する、請求項に記載の画像表示装置。
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