JP4764395B2 - インバータ一体型電動圧縮機 - Google Patents

インバータ一体型電動圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される空調装置用の圧縮機に適用して好適なインバータ装置が一体的に組み込まれるインバータ一体型電動圧縮機に関するものである。
インバータ一体型の電動圧縮機は、電動モータおよび圧縮機構が内蔵されるハウジングの外周にインバータ収容部(インバータボックス)を一体的に設け、その内部に発電機やバッテリ等の電源から供給される直流電力を三相交流電力に変換して電動モータに給電するインバータ装置を組み込むことにより構成されている。このインバータ装置は、ヘッドキャパシタやインダクタ等の高電圧部品、複数個の電力用半導体スイッチング素子とそれを動作させるパワー系制御回路とが実装されたパワー基板、CPU等の低電圧で動作する素子を有する回路が実装されたCPU基板、インバータ装置の配線をなす複数のバスバーを絶縁用樹脂材でインサート成形して一体化したバスバーアセンブリ等々によって構成されている。
上記のようなインバータ一体型電動圧縮機は、車両のエンジンルーム内に設置されて使用されるため、マイナス数十℃程度の低温から百数十℃程度の高温までの温度変化を伴う環境下で使用されることになる。従って、インバータ装置を構成する各種電装部品(電気部品、電子部品)等をこれらの周辺環境から保護してその動作を保証するためには、振動対策はもちろんこと、熱対策、結露により発生する水滴対策等が必須の条件となる。
そこで、インバータ装置が収容設置されるインバータ収容部(インバータボックス)内に、少なくとも電装部品を覆う位置までシリコンジェル等のジェル材や樹脂材を封入することが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2006−316754号公報 特許第3845769号公報
上記のように、インバータ収容部内にジェル材や樹脂材を封入することにより、インバータ装置を構成する電装部品を電気的に絶縁保護することができるとともに、電装部品への水滴の侵入防止や振動伝達の抑制を図ることができ、使用環境に対して耐久性や信頼性を向上させることが可能となる。しかしながら、上記の構成では、インバータ収容部内に封入されたジェル材や内部空気が周辺温度の上昇により熱膨張すると、インバータ収容部内の内圧が上昇し、それによる繰り返し応力がインバータ収容部を密閉するカバー部材やインバータ装置の構成部品に負荷されることになる。このため、カバー部材のシール切れやインバータ装置の構成部品がダメージを受ける等の可能性がある。
上記した熱膨張による内圧の上昇は、ジェル材の充填量を減らすか、通気弁を設けることにより解決可能であるが、ジェル材の充填量を減らすことは、その効果をも低減することになるため、好ましい解決策とは云えない。また、通常の通気弁では、外部からの水分の浸入を防止しながら、インバータ収容部内で発生する内圧や水蒸気だけを逃がすことは困難なため、防振、防湿用に充填されるジェル材と内部空気とが熱膨張することに起因する上記問題を解消することができる現実的な解決策が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、インバータ収容部に充填される防振、防湿用のジェル材等が熱膨張することにより発生する諸問題を解消し、信頼性を高めることができるインバータ一体型電動圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるインバータ一体型電動圧縮機は、電動圧縮機が収容されるハウジングの外周にインバータ収容部を一体に設け、前記インバータ収容部の内部にインバータ装置を収容設置するとともに、その上方部に空気層を残して防振、防湿用のジェル材を充填し、該インバータ収容部の上面開口部をカバー部材で密閉したインバータ一体型電動圧縮機において、前記カバー部材に、透湿性防水膜により構成される通気弁を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、インバータ収容部を密閉するカバー部材に透湿性防水膜により構成される通気弁を設けているため、インバータ収容部内への外部からの水分浸入を、通気弁を構成する透湿性防水膜により防ぐことができると同時に、インバータ収容部内で発生した水蒸気や内部空気およびジェル材が周囲温度の上昇により熱膨張した際の圧力上昇を、通気弁を構成する透湿性防水膜を通して外部に逃がすことができる。これにより、ジェル材による防振、防湿等の本来機能を十分に発揮させながら、ジェル材が熱膨張時に発生する応力に起因するカバー部材のシール切れやインバータ装置を構成する部品のダメージを防止することができる。従って、インバータ一体型電動圧縮機の信頼性を向上させることができる。なお、透湿性防水膜は、空気や水蒸気を通し、水を通さないものであり、その代表的な例としては、米国のW.Lゴア・アンド・アソシエイツ社製のゴアテックス(登録商標)と称するPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)とポリウレタンポリマーを複合化した多孔質フッ素樹脂膜や、株式会社ディアプレックス社製のディアプレックス(登録商標)と称するウレタン系形状記憶樹脂膜等が挙げられる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上記のインバータ一体型電動圧縮機において、前記通気弁は、前記カバー部材に設けた通気孔を前記透湿性防水膜で蓋った構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、カバー部材に設けられている通気孔を透湿性防水膜で蓋うことにより通気弁を構成することができる。このため、インバータ収容部内への外部からの水分浸入を防ぐとともに、内部で発生した水蒸気や圧力を外部に逃がすことができる特性を持つ通気弁を簡単にかつ低コストで製造することができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上記のインバータ一体型電動圧縮機において、前記透湿性防水膜は、シール構造とされ、前記通気孔を蓋うように前記カバー部材に貼り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、シール構造とされた透湿性防水膜を、通気孔を蓋うようにカバー部材に貼り付けることにより通気弁を構成することができる。従って、通気弁の組み付け作業を至極簡便化し、生産性を高めることができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上述のいずれかのインバータ一体型電動圧縮機において、前記通気弁は、前記インバータ収容部の内部に収容設置される前記インバータ装置を構成する基板と対向する位置から離れた位置に配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、通気弁をインバータ収容部の内部に収容設置されるインバータ装置を構成する基板と対向する位置から離れた位置に配設しているため、ジェル材が熱膨張しても、通気弁がジェル材により早期に閉塞されるのを防止することができる。つまり、インバータ装置の基板は比較的カバー部材に近い位置に設けられるため、基板上にあるジェル材が熱膨張すると、カバー部材の内面に張り付き易く、通気弁の機能が損なわれることになるが、基板から離れた位置に通気弁を設けることにより、ジェル材の熱膨張の有無にかかわらず、通気弁の機能を確実に維持することができる。また、万一通気弁が損傷されることがあっても、基板のダメージを抑制することができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上述のいずれかのインバータ一体型電動圧縮機において、前記ジェル材は、熱膨張した際に前記カバー部材の内面に張り付かないように前記インバータ収容部の内容積に対して所定比率の空気層を残して充填されていることを特徴とする。
本発明によれば、ジェル材が熱膨張した際にカバー部材の内面に張り付かないようにインバータ収容部の内容積に対して所定比率の空気層を残して充填されているため、車載用として通常要求される熱サイクル条件下において、熱膨張したジェル材がカバー部材の内面に圧着されないようにすることができる。これにより、ジェル材が熱膨張してカバー部材に圧着されることに起因するカバー部材のシール切れやインバータ装置を構成する部品のダメージ等を確実に防止することができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上述のいずれかのインバータ一体型電動圧縮機において、前記インバータ収容部の内部に設置される構造部品であって、その内部に前記ジェル材が封入される空間を有する部品は、その内部空間の上部に空気抜き穴を有していることを特徴とする。
本発明によれば、インバータ収容部の内部に設置される内部空間を有する構造部品はその内部空間上部に空気抜き穴を有しているため、ジェル材の充填時(充填時は液状)、インバータ収容部の底面から徐々にジェル材液面が上昇して行く際に、構造部品の内部空間内の空気を空気抜き穴から押し出すことができる。従って、構造部品の内部空間内に空気が封じ込められることによる構造部品の変形や破損を確実に予防することができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上述のいずれかのインバータ一体型電動圧縮機において、前記カバー部材は、制振鋼板により構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、カバー部材を制振鋼板により構成しているため、圧縮機ハウジングを経てインバータ収容部のカバー部材に伝達される搭載車両の振動や電動圧縮機自体の振動を吸収し、カバー部材が加振されることによる振動を抑制することができる。従って、カバー部材が振動放射面となって発生される騒音を低減することができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上記のインバータ一体型電動圧縮機において、前記制振鋼板は、ゴム層または樹脂層を備え、該ゴム層または樹脂層に前記透湿性防水膜を貼り付けて前記通気弁を構成していることを特徴とする。
本発明によれば、制振鋼板を構成するゴム層または樹脂層に透湿性防水膜を貼り付けて通気弁を構成しているため、透湿性防水膜の貼り付け性を良好にし、その剥がれを防止することができる。制振鋼板は、鋼板の間にゴム層や樹脂層を挟み込んだ構成、あるいは鋼板の両面または片面にゴム層や樹脂層をコーティングした構成を有している。このゴム層や樹脂層を利用して透湿性防水膜を貼り付けることにより、透湿性防水膜をしっかりと貼り付けることができ、通気弁の耐久性をより高めることができる。
さらに、本発明のインバータ一体型電動圧縮機は、上述のいずれかのインバータ一体型電動圧縮機において、前記制振鋼板の少なくとも一面は、金属面もしくは導電物質によるコーティング面とされ、前記ハウジングと一体に設けられる前記インバータ収容部と同電位とされていることを特徴とする。
本発明によれば、制振鋼板の少なくとも一面を金属面もしくは導電物質によるコーティング面とし、ハウジングと一体をなすインバータ収容部と同電位にしているため、電気的なノイズを抑制することができる。従って、インバータ装置に対する電気的ノイズを低減し、制御性を向上させることができる。
本発明によると、透湿性防水膜を用いた通気弁により、インバータ収容部内への外部からの水分浸入を防止しながら、インバータ収容部内で発生した水蒸気や内圧を外部に逃がすことができるため、防振、防湿用に充填したジェル材が熱膨張時に発生する応力に起因するカバー部材のシール切れやインバータ装置を構成する部品のダメージ等を解消し、インバータ一体型電動圧縮機の信頼性を向上させることができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図5を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態にかかるインバータ一体型電動圧縮機1の外観側面図が示されている。インバータ一体型電動圧縮機1は、その外殻を構成するハウジング2を備えている。ハウジング2は、電動モータ9(図2参照)が収容されるモータハウジング3と、図示省略の圧縮機構が収容される圧縮機ハウジング4とをボルト5で一体に締め付け固定することによって構成される。このモータハウジング3および圧縮機ハウジング4は、アルミダイカスト製とされている。
上記ハウジング2内に収容設置される電動モータ9および図示省略の圧縮機構は、モータ軸10(図2参照)を介して連結され、電動モータ9の回転によって圧縮機構が駆動されるように構成されている。モータハウジング3の後端側(図1の右側)には、吸入ポート6が設けられており、この吸入ポート6からモータハウジング3内に吸入された低圧冷媒ガスは、電動モータ9の周囲を流通後、圧縮機構に吸い込まれて圧縮される。圧縮機構により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、圧縮機ハウジング4内に吐出された後、圧縮機ハウジング4の前端側(図1の左側)に設けられている吐出ポート7から外部へと吐出されるように構成されている。
ハウジング2には、モータハウジング3の後端側(図1の右側)の下部および圧縮機ハウジング4の前端側(図1の左側)の下部の2箇所と、圧縮機ハウジング4の上部側1箇所との計3箇所に、取り付け脚8A,8B,8Cが設けられている。インバータ一体型電動圧縮機1は、この取り付け脚8A,8B,8Cが車両のエンジンルーム内に設置されている走行用原動機の側壁等にブラケットおよびボルトを介して固定設置されることにより搭載される。このインバータ一体型電動圧縮機1は、一般に固定ブラケットを介してそのモータ軸線方向Lを車両の前後方向または左右方向に向け、上下3点で片持ち支持されるのが通常である。
また、モータハウジング3の外周部には、その上方部にボックス形状のインバータ収容部(インバータボックス)11が一体に成形されている。図2には、このインバータ収容部11を破断して示す部分縦断面図が示されている。インバータ収容部11は、図2および図3に示されるように、上面が開放された所定高さの周囲壁により囲われたボックス構造を有しており、その上面開口部は、図示省略のシール材を介してビス19等でネジ止め固定されたカバー部材18により密閉される構成とされている。インバータ収容部11の側面には、2つの電源ケーブル取り出し口12が設けられ、図示省略の電源ケーブルを介して、発電機やバッテリ等の電源とインバータ収容部11内に設置されるインバータ装置20とを接続できるように構成されている。
インバータ収容部11内に設置されるインバータ装置20は、電源ケーブルを接続する図示省略のP−N端子と、ヘッドキャパシタ21やインダクタ22等の高電圧部品と、インバータ装置20の中核をなすインバータモジュール23と、インバータ装置20内の電気的配線をなす複数のバスバーを絶縁用樹脂材でインサート成形して一体化したバスバーアセンブリ24と、インバータ装置20で変換した三相交流電力を電動モータ9に供給するモータ端子25等々によって構成されている。上記インバータモジュール23は、図示省略の複数個の電力用半導体スイッチング素子(IGBT)とそれを動作させるパワー系制御回路とが実装されたパワー基板およびCPU等の低電圧で動作する素子を有する回路が実装されたCPU基板をモジュール化したものである。なお、これらの基板は、図3に破線により基板23Aとして外形線のみが示されている。
また、インバータ収容部11内には、絶縁、防振、防湿用のシリコンジェル等からなるジェル材30が、図2に2点鎖線で示すレベル、すなわちジェル材30が熱膨張した際にカバー部材18の内面に張り付かないだけの十分な空気層31が確保されるレベルまで充填される。具体的には、図5に示されるように、インバータ収容部11内の全容積(カバー部材18側に容積の一部が形成される場合にはその容積を含む)をV、この全容積Vに対するジェル材30の体積比率をαとしたとき、ジェル材30は多くともαVだけ充填され、残りの(1−α)Vは空気層31とされる。
このジェル材30は、その体積膨張率kgと、要求される熱サイクル条件下での許容温度の上限値とを考慮して充填量が決定される。ここで、空気を理想気体として扱い、ジェル材30を非圧縮性とすると、ΔTの温度変化により、ジェル材30は下記式で示されるように体積変化する。
Vg=(1+kΔT)VgO
上記ジェル材30が非圧縮性と考えると、ジェル材30の体積変化分がそのまま空気の体積変化となり、理想気体の状態方程式より、
pVa/T=pOVaO/TO
∴p=(VaO/Va)(T/TO)pO
=((1−α)V/V−Vg))(T/TO)pO
=((1−α)V/1−(1+kΔT)α))(T/TO)pO
となる。
上記において、pOを大気圧、TOをジェル材30充填時の気温、Tを上昇後の温度としたとき、p/pOがシール材の耐圧値を超えると、カバー部材18がシール切れを発生することになる。また、p/pOが無限大となるとき、空気層31がゼロ、すなわちジェル材30がカバー部材18に張り付いたと見做すことができる。例えば、ジェル材30としてシリコンジェルを用い、通常要求される熱サイクル条件下での許容温度を125℃とした場合、インバータ収容部11内の全容積Vに対して、充填するジェル材30と空気層31との体積比率は、シリコンジェルの体積膨張率を考えると、概ね9:1に設定すればよく、空気層を少なくとも10%以上確保しておけばよい。
また、インバータ収容部11を密閉するカバー部材18には、図3ないし図5に示されるように、通気弁40が設置されている。この通気弁40は、カバー部材18に穿設されている通気孔41をシールするように設けられている。さらに、この通気弁40は、空気や水蒸気を通し、水を通さない透湿性防水膜42によって構成されており、該透湿性防水膜42をシール構造とし、通気孔41を蓋うようにカバー部材18の表面に貼り付けることにより設置できるようにしている。この通気弁40を構成する透湿性防水膜42の代表的な例としては、米国のW.Lゴア・アンド・アソシエイツ社製のゴアテックス(登録商標)と称するPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)とポリウレタンポリマーを複合化した多孔質フッ素樹脂膜や、株式会社ディアプレックス社製のディアプレックス(登録商標)と称するウレタン系形状記憶樹脂膜等が挙げられる。
さらに、通気弁40は、図3に示されるように、インバータ収容部11の内部に収容設置されるインバータ装置20を構成する破線で示された基板(インバータモジュール23に備えられているパワー基板やCPU基板)23Aと対向する位置から離れた位置、すなわちインバータ収容部11の内部側にインバータ装置20の構成部品が接近して配置されていない位置に配設するようにしている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
車両のエンジンルーム内に搭載されるインバータ一体型電動圧縮機1には、車両走行時の振動や高温となる周辺部からの輻射熱等が伝えられる。これらの振動や熱は、ハウジング2に一体成形されているインバータ収容部11を介してその内部に収容設置されているインバータ装置20にも伝達される。インバータ収容部11内には、ジェル材30が充填されており、インバータ装置20は、このジェル材30により絶縁保護、防振保護、防湿保護がなされ、使用環境に対して耐久性および信頼性が保たれる。また、上記熱およびインバータ装置20のパワー系部品から発生される熱は、吸入ポート6からハウジング2内に吸入され、電動モータ9の周囲を流通される低圧冷媒ガスにハウジング壁を介して伝熱されることにより除去される。これにより、インバータ装置20は冷却される。
一方、インバータ収容部11内には、ジェル材30が熱膨張した際に、それがインバータ収容部11のカバー部材18の内面に張り付かないようにインバータ収容部11の内容積に対して所定比率の空気層31を残すことにより、ジェル材30の熱膨張を吸収できるようにしている。このため、空気層31において低温時に結露により水滴が発生する。また、この空気層31の空気およびジェル材30は、周囲温度の上昇により熱膨張するとともに、水滴は水蒸気となって蒸発し、インバータ収容部11内の内圧を上昇させる。
しかるに、本実施形態では、インバータ収容部11を密閉するカバー部材18に、空気や水蒸気を通し、水を通さない透湿性防水膜42により構成される通気弁40を設けているため、外部からインバータ収容部11内への水分浸入を防止しながら、内圧および水蒸気を通気弁40の透湿性防水膜42を通して外部に逃がすことができる。これにより、インバータ収容部11内の内圧上昇を抑制することができる。このため、適正量のジェル材30を充填し、絶縁、防振、防湿等の本来機能を十分に発揮させつつ、ジェル材30や空気層31の空気が熱膨張時に発生する応力に起因するカバー部材18のシール切れやインバータ装置20を構成する各種部品のダメージを防止することができる。従って、インバータ一体型電動圧縮機1の信頼性を向上させることができる。
また、上記通気弁40は、カバー部材18に穿設されている通気孔41を透湿性防水膜42でシールすることにより構成され、しかも、透湿性防水膜42をシール構造とし、それをカバー部材18に対して通気孔41を蓋うように貼り付けることにより設置できるようにされているため、外部からの水分浸入を防止しつつ、内部で発生した水蒸気や圧力を外部に逃がすことができる特性を有する通気弁40を簡単にかつ低コストで製造することができると同時に、通気弁40の組み付け作業を至極簡便化し、生産性を高めることができる。
また、通気弁40をインバータ装置20を構成する基板23Aと対向する位置から離れた位置に配設しているため、基板23A上のジェル材30が熱膨張し、それが仮にカバー部材18の内面に張り付くような事態となっても、通気弁40の機能を確保することができる。つまり、インバータ装置20の基板23Aは、比較的カバー部材18に近い位置に設けられるため、基板23A上のジェル材30が熱膨張するとカバー部材18の内面に張り付き易いが、通気弁40を基板23Aから離して設けることにより、通気弁40がジェル材30により早期に閉塞されるのを防止することができる。従って、通気弁40の機能が損なわれることがなく、また、万一通気弁40が損傷されるに至った場合でも、基板23Aのダメージを抑制することができる。
さらに、ジェル材30が熱膨張した際にカバー部材18の内面に張り付くことがないように、インバータ収容部11の内容積とジェル材30の体積膨張率を考慮して充填するジェル材30と空気層31との体積比率を決め、一定比率の空気層31を残してジェル材30を充填しているため、車載用として通常要求される熱サイクル条件下において、熱膨張したジェル材30がカバー部材18の内面に圧着されないようにすることができる。従って、ジェル材30の充填による絶縁、防振、防湿等の機能を十分に発揮させつつ、ジェル材30が熱膨張してカバー部材18に圧着されることに起因するカバー部材18のシール切れやインバータ装置20を構成する部品のダメージ等を確実に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図6を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、インバータ収容部11内に設置される構造部品50に対するジェル材30の熱膨張対策である点が異なる。この他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図6に示されるように、インバータ収容部11の内部に設置される構造部品50であって、特にジェル材30が封入されるような内部空間50Aを有する構造部品50には、その内部空間50Aの上部に空気抜き穴51を設けた構成としている。
上記構造部品50の一例として、インバータ収容部11内に設置される端子台(構造部品50)が挙げられる。この端子台は、インバータ収容部11内に金属製の端子を設置するために用いられる樹脂製の台であり、インバータ収容部11内の設置台11A上にネジ等を介して設置される。このような端子台は、絶縁が必要なことから樹脂成形品とされており、肉抜きのために下方が開放された内部空間50Aを有している。このため、ジェル材30を充填した場合に、そのジェル材30が内部空間50Aに侵入し、空気を封じ込める可能性がある。
しかしながら、本実施形態によれば、上記したように、構造部品50である端子台の内部空間50Aの上部に空気抜き穴51が設けられているため、ジェル材30の充填時(充填時は液状)、インバータ収容部11内の底面から徐々にジェル材30の液面が上昇して行く際に、構造部品50の内部空間50A内の空気を空気抜き穴51から押し出すことができる。従って、構造部品50の内部空間50A内に空気が封じ込められることによる構造部品(端子台)50の変形や破損を確実に防ぐことができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、カバー部材18の構成が異なる。この他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図7に示されるように、カバー部材18を制振鋼板60によって構成している。制振鋼板60としては、図7(A)に示すように、複数の鋼板60Aでゴム層または樹脂層60Bをサンドイッチ状に挟み込んで構成したものや、図7(B)に示すように、鋼板60Aの片面または両面にゴム層または樹脂層60Bをコーティングしたもの等様々な制振鋼板を使用することができる。
上記の制振鋼板60によりカバー部材18を構成した場合でも、通気弁40は第1実施形態と同状態で設けることができる。この場合、通気弁40を構成する透湿性防水膜42は、図7(A)に示すように、鋼板60A側に貼り付ける形態、もしくは図7(B)に示すように、ゴム層または樹脂層60B側に貼り付ける形態の何れであってもよい。また、上記の制振鋼板60において、少なくとも何れか一面を金属面、もしくは何れか一面を導電物質によるコーティング面(またはメッキ面)とし、電動圧縮機1のボディであるハウジング2に一体成形されているインバータ収容部11と同電位とすることが望ましい。
上記のように、カバー部材18を制振鋼板60により構成することによって、圧縮機ハウジング2を経てインバータ収容部11のカバー部材18に伝達される車両振動や電動圧縮機1自体の振動を吸収し、カバー部材18が加振されることによる振動を抑制することができる。このため、カバー部材18が振動放射面となって発生される騒音を低減することができる。
また、図7(B)のように、制振鋼板60を構成するゴム層または樹脂層60Bに透湿性防水膜42を貼り付けて通気弁40を構成することにより、透湿性防水膜42の貼り付け性を良好にし、その剥がれを防止することができる。このため、透湿性防水膜42をしっかりと貼り付けることができ、通気弁40の耐久性を向上させることができる。
さらに、制振鋼板60の少なくとも一面を金属面もしくは導電物質によるコーティング面とし、ハウジング2と一体のインバータ収容部11と同電位とすることにより、電気的なノイズを抑制することができる。このため、インバータ装置20に対する電気的ノイズを低減し、制御性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、ジェル材30の充填量は、許容温度の上限値により変わってくるので、上記した実施形態の体積比率に限定されるものではない。また、通気弁40を構成する透湿性防水膜42をカバー部材18の表面に貼り付けた実施形態について説明したが、カバー部材18の内面側や積層タイプのものにあってはその中間層に貼り付けてもよい。さらに、圧縮機ハウジング4内に設けられる圧縮機構については、特に制限されるものではなく、ロータリ式、スクロール式、斜板式等々如何なる形式の圧縮機構を用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機の外観側面図である。 図1に示すインバータ一体型電動圧縮機のインバータ収容部を破断して示す部分縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機の概略斜視図である。 図3におけるA−A矢視断面図である。 図1に示すインバータ一体型電動圧縮機のインバータ収容部に対するジェル材の充填状態説明図である。 本発明の第2実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機のインバータ収容部内に設置される構造部品の一例を示す部分斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るインバータ一体型電動圧縮機のインバータ収容部に装着されるカバー部材を構成する制振鋼板例(A),(B)である。
符号の説明
1 インバータ一体型電動圧縮機
2 ハウジング
11 インバータ収納部
18 カバー部材
20 インバータ装置
23A 基板
30 ジェル材
31 空気層
40 通気弁
41 通気孔
42 透湿性防水膜
50 構造部品(端子台)
50A 内部空間
51 空気抜き穴
60 制振鋼板
60A 鋼板
60B ゴム層または樹脂層

Claims (9)

  1. 電動圧縮機が収容されるハウジングの外周にインバータ収容部を一体に設け、前記インバータ収容部の内部にインバータ装置を収容設置するとともに、その上方部に空気層を残して防振、防湿用のジェル材を充填し、該インバータ収容部の上面開口部をカバー部材で密閉したインバータ一体型電動圧縮機において、
    前記カバー部材に、透湿性防水膜により構成される通気弁を設けたことを特徴とするインバータ一体型電動圧縮機。
  2. 前記通気弁は、前記カバー部材に設けた通気孔を前記透湿性防水膜で蓋った構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  3. 前記透湿性防水膜は、シール構造とされ、前記通気孔を蓋うように前記カバー部材に貼り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  4. 前記通気弁は、前記インバータ収容部の内部に収容設置される前記インバータ装置を構成する基板と対向する位置から離れた位置に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  5. 前記ジェル材は、熱膨張した際に前記カバー部材の内面に張り付かないように前記インバータ収容部の内容積に対して所定比率の空気層を残して充填されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  6. 前記インバータ収容部の内部に設置される構造部品であって、その内部に前記ジェル材が封入される空間を有する部品は、その内部空間の上部に空気抜き穴を有していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  7. 前記カバー部材は、制振鋼板により構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  8. 前記制振鋼板は、ゴム層または樹脂層を備え、該ゴム層または樹脂層に前記透湿性防水膜を貼り付けて前記通気弁を構成していることを特徴とする請求項7に記載のインバータ一体型電動圧縮機。
  9. 前記制振鋼板の少なくとも一面は、金属面もしくは導電物質によるコーティング面とされ、前記ハウジングと一体に設けられる前記インバータ収容部と同電位とされていることを特徴とする請求項7または8に記載のインバータ一体型電動圧縮機。
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