JP4763564B2 - 点灯装置ケース及び照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、放電灯などを点灯する点灯装置を収納する点灯装置ケース及びそれを用いた照明器具に関する。
高出力の照明器具においては、インバータ回路などの点灯装置における発熱が大きく、これを如何に放熱するかが課題となる。
特に、吊り下げ式の照明器具においては、セードの上部に点灯装置を収納する点灯装置ケースを設けることが一般的である。
例えば、点灯装置ケースの側面に放熱孔を設けて、熱を逃がす構造としている技術がある。
また、点灯装置ケース自体をパンチングメタルなど多数の穴が空いた材料で形成し、熱を逃がすことも行われている。
特開2004−55398号公報
点灯装置ケースの側面に放熱孔を設け、そこから空気を吸排気することにより熱を逃がす方式は、放熱の効率が悪い。
また、放熱孔からゴミや埃などが進入するので、点灯装置に付着して故障などの原因となる場合がある。
更に、製造過程において、放熱孔を設ける工程が必要となるなど、工数が増え、製造コストが高くなる。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、放熱効率のよい点灯装置ケースを得ることを目的とする。
この発明にかかる点灯装置ケースは、
外装部と、点灯装置取付部とを有し、
上記外装部は、点灯装置を覆って外気の進入を防ぐとともに、上記点灯装置取付部が有する熱を外気に対して放熱し、
上記点灯装置取付部は、上記外装部と一体成形したものであり、上記外装部の内側に位置し、上記点灯装置と密接する取付面を介して上記点灯装置が発生した熱を伝導により吸収することを特徴とする。
この発明にかかる点灯装置ケースによれば、点灯装置取付部が点灯装置と密接する取付面を介して、点灯装置が発生した熱を伝導により吸収し、点灯装置取付部と一体成形された外装部が、点灯装置取付部が吸収した熱を外気に対して放熱するので、効率よく放熱することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具100の外観を示す一部破断斜視図である。
照明器具100は、点灯装置ケース110、セード120、放電灯130、吊り下げチェーン180を有する。
この実施の形態における照明器具100は、吊り下げ式の照明器具(ペンダント)であり、吊り下げチェーン180により、天井などから吊り下げて使用する。
点灯装置ケース110は、セード120の上部に位置し、照明器具100を取り付けたた室内から視認できる。
点灯装置ケース110は、放電灯130を点灯するための点灯装置140(インバータ回路)を内部に有する。点灯装置ケース110は、点灯装置140を覆って外気の進入を防ぐことにより、点灯装置140にゴミや埃などが付着しないよう保護する。また、点灯装置ケース110は、点灯装置140で発生した熱を外部に放熱する。
図2は、この実施の形態における照明器具100の内部構造を示す断面正面図である。
なお、配線等は省略している。
この実施の形態における照明器具100は、放電灯130を二つ有し、それに対応してて、点灯装置140も二つ有している。それぞれの点灯装置140は、それぞれ対応する放電灯130を点灯するためのものである。
点灯装置140は、点灯装置ケース110内部にネジ止めされ、点灯装置ケース110と密接している。点灯装置140は、点灯装置ケース110の内側向き(点灯装置ケース110と密着する面(インバータ取付面)が外側となるよう)に取り付けられる。
点灯装置ケース110は、蓋部111、点灯装置取付部115、外装部117を有する。
外装部117は、略中空円筒状であり、外部から視認できる部分である。
点灯装置取付部115は、外装部117の内側に位置する。点灯装置取付部115の取付面に点灯装置140を取り付けることにより、点灯装置140と密接し、点灯装置140で発生した熱を吸収する。
蓋部111は、外装部117の上部に位置し、略円盤状である。外装部117が中空円筒状で上部に開口部があるため、開口部から外気(ゴミ・埃)が進入するのを防ぐ。
図3は、この実施の形態における照明器具100のうち、点灯装置ケース110の内部を示す分解平面図である。
この図は、図2の蓋部111を外した状態を、A方向から見たものである。なお、図2と同様、配線等は省略している。
点灯装置ケース110は、二つのケース部品200を有する。二つのケース部品200は同じ形状であり、対向して組み合わせることにより、点灯装置ケース110をなす。
2つの点灯装置140は、それぞれ異なるケース部品200に取り付ける。
外装部117は、外装面171、溝部172、嵌合部173を有する。
外装面171は、外装部117のなかでも外部から視認できる部分であり、略円筒状である。
溝部172は、外装面171に設けられた装飾的な溝である。溝部172は、外装面171に、点灯装置ケース110の中心方向にへこんだ溝を平行して二本設けたものであり、断面の形状が弓字状である。溝部172は、点灯装置ケース110の中心線に対して対称な位置に2つ設けられている。溝部172には、装飾的な効果のほか、外装部117が外気に触れる面積を広くする効果があり、これにより、点灯装置ケース110の放熱効率が高くなる。
嵌合部173は、二つのケース部品200が嵌合する部分であり、外見上、溝部172と同じに見える。これにより、嵌合部173が目立たなくなるだけでなく、溝部172と嵌合部173とが90度間隔で並ぶことになるので、意匠性も優れるという効果を奏する。
点灯装置取付部115は、取付面151、スリット部152、リブ部153,154を有する。
取付面151は、略平面状であり、点灯装置140を取り付ける部分である。取付面151は、点灯装置ケース110の中心方向を向いている。取付面151は、点灯装置140の裏面とほぼ同じ面積・形状であり、点灯装置140の裏面と密接することにより、点灯装置140の内部で発生した熱を伝導により吸収する。
スリット部152は、取付面151上に設けられたスリット状の溝であり、断面形状がΩ字状である。スリット部152は、点灯装置140をネジ141により固定するためのネジ穴として機能する。また、スリット部152は、図に対して垂直方向からもネジを挿すことができ、蓋部111を固定するためのネジ穴の役割も兼ねる。スリット部152は、1つの取付面151上に平行して三本設けられている。これは、点灯装置140により取付用ネジ穴の位置が異なる場合があり、点灯装置140の種類にかかわらず固定できるようにするためであり、スリット部152は二本または一本でも構わない。
なお、ネジ141には、タッピングネジを用いる。これにより、スリット部152にねじ山を切る手間を省くことができる。
リブ部153,154は、取付面151の裏側に設けられた部分であり、外装部117と接続している。リブ部153,154は、取付面151を固定するとともに、取付面151が点灯装置140から吸収した熱を外装部117に伝える役割を果たす。
点灯装置ケース110の中の空間は、点灯装置取付部115の取付面151に面し、点灯装置140がある空間Bと、点灯装置取付部115のリブ部153,154と外装部117とに囲まれた空間Cとに分割される。
図4は、この実施の形態における照明器具100のうち、点灯装置ケース110の内部構造の詳細を示す分解斜視図である。
この図では、1つのケース部品200及びそれに取り付ける点灯装置140を示している。点灯装置ケース110は、これと対向するもう一つのケース部品200を有し、二つのケース部品200が組み合わさることにより、点灯装置ケース110を形成する。
ケース部品200の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金であることが好ましい。照明器具100は、吊り下げ式であることから、重量を軽くしたいという要請があり、比重の軽い材料が好ましいからである。また、アルミニウムは、熱伝導率が鉄などと比較して高いので、放熱効果を高くする面から見ても好ましい。
ケース部品200は、押出し成形により成形することが好ましい。押出し成形は、ダイキャスト成形などと比較して製造コストが安く、大量生産が可能だからである。また、押出し成形により、点灯装置取付部115、外装部117に囲まれた中空部分Cを有する形状を一体に成形することができるので、組み立ての手間がかからない。また、一体成形することにより、熱伝導効率が高くなるという効果もある。
更に、ダイキャストなどにより成形する場合と比較して、薄肉構造が可能となるので、材料を節約することができ、製造コストを低く抑え、点灯装置ケース110の重量を軽くすることができる。
そのため、ケース部品200は押出し成形に特に適した形状を有している。すなわち、ケース部品200は、水平面で切断した断面が一定の形状である。このため、押出し成形した材料を切断するだけで、ケース部品200を製造することができる。
ケース部品200は、平面部251、スリット部252、リブ部253,254、半円筒部271、溝部272、嵌合凸部278、嵌合凹部279を有する。
平面部251は、略平面状である。平面部251は、点灯装置140を取り付ける部分であり、組み立て後、点灯装置ケース110の点灯装置取付部115の取付面151となる。
スリット部252は、点灯装置取付部115のスリット部152に対応する部分である。
リブ部253,254はそれぞれ、点灯装置取付部115のリブ部253,254に対応する部分である。
半円筒部271は、略中空半円筒状である。半円筒部271は、もう一つのケース部品200と組み合わせると、全体として円筒状になり、点灯装置ケース110の外装部117となる。
溝部272は、外装部117の溝部172に対応する部分である。
嵌合凸部278はツメ状である。嵌合凹部279は溝状である。嵌合凸部278と嵌合凹部279とは、互いに嵌合することにより、二つのケース部品200がずれないように位置決めされる。嵌合凸部278と嵌合凹部279とが嵌合して、外装部117の嵌合部173となる。
図5は、この実施の形態におけるケース部品200の嵌合凸部278と、もう一つのケース部品200の嵌合凹部279とが嵌合する様子を示す部分拡大平面図である。
嵌合凸部278は、半円筒部271の一端に位置している。嵌合凸部278は、嵌合凸基部281、嵌合凸先端部282を有する。
嵌合凸基部281は、半円筒部271の一端を半径方向内側へ折り曲げた形状である。
嵌合凸先端部282は、嵌合凸基部281の更に先端を元の方向へ折り曲げて、全体としてクランク状の形状としたものである。
嵌合凹部279は、半円筒部271の反対側の一端に位置している。嵌合凹部279は、嵌合凹基部291、嵌合凹支持部292、嵌合凹外側挟持部293、嵌合凹内側挟持部294を有する。
嵌合凹基部291は、嵌合凸基部281と同様に、半円筒部271の一端を半径方向内側へ折り曲げた形状である。
嵌合凹支持部292は、嵌合凸先端部282と同様に、嵌合凹基部291の更に先端を元の方向へ折り曲げて、全体としてクランク状の形状としたものである。
嵌合凹支持部292の先端は、更に二つに分かれ、嵌合凹外側挟持部293と嵌合凹内側挟持部294となる。
嵌合凹外側挟持部293は、嵌合凹外側挟持部293と嵌合凹内側挟持部294とのうち、半径方向外側に位置する部分であり、略コ字状である。
嵌合凹内側挟持部294は、嵌合凹外側挟持部293と嵌合凹内側挟持部294とのうち、半径方向内側に位置する部分である。
嵌合凹外側挟持部293と嵌合凹内側挟持部294との間に、嵌合凸先端部282を差し込むことにより、両者が嵌合し、二つのケース部品200がずれないよう固定される。
図6は、この実施の形態における点灯装置ケース110が、点灯装置140で発生した熱を放熱する様子を模式的に示した模式図である。
点灯装置140の内部には、スイッチング回路など、動作時に発熱する回路がある。
点灯装置140内部で発生した熱は、点灯装置140内部を伝導して、点灯装置140の表面に伝わる。
点灯装置140の表面の一部は、点灯装置取付部115の取付面151と密接している。また、それ以外の部分は、点灯装置ケース110内の空気に触れている。
点灯装置取付部115は、アルミニウムなど熱伝導率の高い材料で形成しているので、点灯装置140の表面に接した取付面151に、点灯装置140で発生した熱が伝導により伝わる。取付面151の温度は、点灯装置140よりも低いので、取付面151が点灯装置140の熱を吸収する。
取付面151が吸収した熱は、リブ部153,154を介して外装部117へ伝わる。
外装部117の外装面171は外気に触れているので、外装部117へ伝わった熱は外気へ放熱される。
外気は暖められることにより対流し、外装面171には常に新鮮な(冷たい)外気が触れることになるので、効率よく放熱することができる。
外装面171は広い面積で外気と触れるので、放熱の効率がよい。
外装面171は、開放した広い空間にある外気と触れるので、特に換気手段を設けなくても、常に新鮮な冷たい外気と接し、放熱の効率がよい。
取付面151が点灯装置ケース110の中心方向を向いており、取付面151の裏側と外装部117との間の距離が短い。したがって、リブ部153,154の長さが短くなり、取付面151が吸収した熱が効率よく外装部117に伝わる。
点灯装置140で発生した熱の大部分を取付面151が伝導により吸収し、外装部117へ伝えて放熱するので、点灯装置140のある空間B内の空気を換気せずとも、効率よく放熱できる。そのため、空間B内の空気を換気するための通気孔を設ける必要がない。
このため、通気孔からゴミや埃が進入するのを防ぐことができるので、点灯装置140を保護することができる。
また、通気孔を設ける工程を省くことができるので、工数が減少し、製造コストを低く抑えることができる。
また、通気孔がないので、外部から視認した場合の美観が美しく、デザイン性に優れる。
リブ部153,154は、断面積が広いほうが熱伝導効率が高くなり、放熱効率がよくなる。また、リブ部153,154の数を増やしても、同様に放熱効率がよくなる。あるいは、空間Cをなくし、外装部117の一部を肉厚として、点灯装置取付部115の取付面151を形成することにより、更に放熱効率がよくなる。
しかし、そのような構成とすると、アルミニウムなどの材料を多く使うこととなるので、製造コストが高くなる。また、照明器具100全体の重量が重くなり、好ましくない。
アルミニウム合金で形成した点灯装置ケース110において、点灯装置140との接触面積が約10cm×12cm、リブ部153,154の断面積が約1.5mm×15.5cm、リブ部153の長さが約2.5cm、リブ部154の長さが約0.5cm、取付面151及び外装面171の厚さが約1.5mm、外装面の直径が約14.5cm、外装面の高さが約15.5cmという条件で実験したところ、入力電圧約240Vの点灯装置140で、消費電力約80Wの放電灯130を点灯した場合に、点灯装置140内部の素子の温度が定格温度内に収まり、良好な放熱効果が得られることが確認できた。
この実施の形態における点灯装置ケース110は、外装部117と、点灯装置取付部115とを有する。
外装部117は、点灯装置140を覆って外気の進入を防ぐとともに、点灯装置取付部115が有する熱を外気に対して放熱する。
点灯装置取付部115は、外装部117と一体成形したものであり、外装部117の内側に位置し、点灯装置140と密接する取付面151を介して点灯装置140が発生した熱を伝導により吸収する。
点灯装置取付部115と外装部117とが一体成形したものなので、熱伝導効率がよく、点灯装置140が発生した熱を効率よく放熱することができる。また、製造コストを低く抑えることができる。
また、点灯装置140が発生した熱を外装部117へ伝導し、外装部117から外気へ直接放熱するので、点灯装置140の周りの空間B内の空気を換気する必要がなく、点灯装置140をゴミ・埃などから保護することができる。
この実施の形態における点灯装置取付部115は、取付面151が点灯装置ケース110の中心方向を向き、取付面151の裏側に設けたリブ部153により外装部117と接続している。
取付面151が点灯装置ケース110の中心方向を向いているので、点灯装置140が発生した熱を吸収する取付面151とその熱を放熱する外装面171との間の距離を短くすることができ、点灯装置140が発生した熱を効率よく放熱することができる。
また、取付面151の裏側に設けたリブ部153により点灯装置取付部115が外装部117と接続しているので、点灯装置ケース110の重量を軽くすることができる。取付面151と外装面171との間の距離が短いので、リブ部153の断面積が比較的小さくても、良好な放熱効率を実現できる。このため、点灯装置ケース110の重量を更に軽くすることができる。その結果、材料費を抑えることができるので、製造コストを低く抑えることができる。
この実施の形態における点灯装置ケース110は、更に、蓋部111を有する。
外装部117は、略中空筒状であり、上部に開口部を有する。
蓋部111は、外装部117の上部に位置し、外装部117の開口部を覆って、外気の進入を防ぐ。
蓋部111が外装部117の上部を覆い、開口部から外気が進入するのを防ぐので、ゴミ・埃などから点灯装置140を保護することができる。点灯装置140が発生した熱を外装部117へ伝導し、外装面171から直接放熱するので、点灯装置140の周りの空間B内の空気を換気する必要がなく、蓋部111を設けても良好な放熱効率を実現できる。
この実施の形態における点灯装置ケース110は、互いに対向する2つのケース部品200を有する。
ケース部品200は、押出し成形したものであり、半円筒部271と平面部251とを有する。
半円筒部271は、略中空半円筒状であり、対向する他のケース部品200の半円筒部271と組み合わさることにより外装部117をなす。
平面部251は、略平面状であり、半円筒部271の内側に位置し、点灯装置取付部115の取付面151をなす。
ケース部品200が押出し成形したものなので、製造コストを低く抑えることができる。
また、同一形状のケース部品200を2つ組み合わせることにより、点灯装置ケース110を形成するので、異なる形状の部品を製造する必要がなく、製造コストを更に低く抑えることができる。
また、略中空半円筒状の半円筒部271を有するケース部品200を組み合わせて略中空円筒状の外装部117をなすので、効率よく放熱することができる。
この実施の形態におけるケース部品200は、押出し成形に特に適した形状なので、押出し成形した材料を切断するだけでケース部品200を製造することができ、工数が少なく、製造コストを低く抑えることができる。
この実施の形態におけるケース部品200は、平面部251と、スリット部252とを有する。
平面部251は、点灯装置140の表面と密接する。
スリット部252は、点灯装置140を固定するためのタッピングネジを挿すネジ穴として機能する。
スリット部252がネジ穴として機能するので、ネジ穴を切る工程を省くことができ、製造コストを低く抑えることができる。
また、タッピングネジにより、点灯装置140を平面部251に固定するので、点灯装置140と平面部251とを密接させることができ、熱伝導効率がよくなる。
この実施の形態におけるケース部品200は、更に、溝部272と、嵌合凸部278と、嵌合凹部279とを有する。
嵌合凸部278と嵌合凹部279とは、互いに嵌合することにより、2つのケース部品200がずれないように固定し、溝部272と同様の外見となる。
これにより、優れた美観を有する点灯装置ケース110を得ることができる。
この実施の形態におけるケース部品200は、アルミニウム及びアルミニウム合金のいずれかを材料とする。
これにより、優れた熱伝導効率を実現でき、また、点灯装置ケース110の重量を軽くすることができる。
この実施の形態における照明器具100は、上述した点灯装置ケース110を備える。
これにより、点灯装置140が発生した熱を効率よく放熱し、美観上も優れた照明器具100を得ることができる。
また、このような照明器具100の製造コストを、低く抑えることができる。
この実施の形態における照明器具100は、吊り下げ式である。
吊り下げ式の照明器具100(ペンダント)においては、セード120の上部に位置する点灯装置ケース110も、室内から視認することができる。したがって、点灯装置ケース110に対しても優れたデザイン性が要求される。この実施の形態における照明器具100は、外装部117に通気孔を設ける必要がなく、優れた美観を有する点灯装置ケース110を用いているので、このような要請を満足することができ、従来よりも意匠性が向上する。
また、吊り下げ式の照明器具100においては、照明器具100の重量を軽くすることも重要な課題である。この実施の形態における照明器具100は、重量の軽い点灯装置ケース110を用いているので、重量を軽くすることができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図7を用いて説明する。
図7は、この実施の形態における点灯装置ケース110の蓋部111の形状を示す平面図である。
蓋部111は、通気孔311、ネジ穴312、吊り下げチェーン取付部313を有する。
通気孔311は、点灯装置ケース110内部の暖められた空気を排出するための開口部である。この例では、通気孔311が対称な位置に四つ設けられている。
ネジ穴312は、蓋部111を点灯装置取付部115にネジ止めするための穴である。この例では、ネジ穴312が対称な位置に四つ設けられている。ネジ穴312は、点灯装置取付部115のスリット部152に対応する位置に設けられており、ネジ穴312からタッピングネジを挿し込んで、蓋部111を固定する。
吊り下げチェーン取付部313は、吊り下げチェーン180を取り付けるための部分である。
実施の形態1では、通気孔311がなくても十分な放熱効果が得られたが、接続されるランプの定格電力が大きいなど点灯装置140の出力電力が更に高く、点灯装置140の発熱量が多い場合など、外装部117の外装面171からの放熱だけでは十分でない場合には、蓋部111に通気孔311を設けてもよい。
蓋部111に通気孔311を設ける場合、点灯装置ケース110内部の空間は、点灯装置取付部115により複数の空間に分割されているので、分割された複数の空間のうち、点灯装置140が存しない空間Cの上部に設けることが好ましい。
これにより、空間C内の暖められた空気が通気孔311から排気され、点灯装置ケース110の放熱効率を高くすることができる。一方、点灯装置140の周りの空間B内の空気は換気されないので、点灯装置140をゴミ・埃などから保護する効果は、実施の形態1と変わらない。
この実施の形態における点灯装置取付部115は、外装部117の中の空間を複数の空間B及びCに分割する。
蓋部111は、点灯装置取付部115によって分割された空間B及びCのうち、点灯装置140が存しない空間C内の空気を排出する通気孔311を有する。
これにより、点灯装置140をゴミや埃などから保護しつつ、点灯装置ケース110の放熱効率を高くすることができる。
実施の形態1における照明器具100の外観を示す一部破断斜視図。 実施の形態1における照明器具100の内部構造を示す断面正面図。 実施の形態1における照明器具100のうち、点灯装置ケース110の内部を示す分解平面図。 実施の形態1における照明器具100のうち、点灯装置ケース110の内部構造の詳細を示す分解斜視図。 実施の形態1におけるケース部品200の嵌合凸部278と、もう一つのケース部品200の嵌合凹部279とが嵌合する様子を示す部分拡大平面図。 実施の形態1における点灯装置ケース110が、点灯装置140で発生した熱を放熱する様子を模式的に示した模式図。 実施の形態2における点灯装置ケース110の蓋部111の形状を示す平面図。
符号の説明
100 照明器具、110 点灯装置ケース、111 蓋部、115 点灯装置取付部、117 外装部、120 セード、130 放電灯、140 点灯装置、141 ネジ、142 ネジ穴、151 取付面、152 スリット部、153,154 リブ部、171 外装面、172 溝部、173 嵌合部、180 吊り下げチェーン、200 ケース部品、251 平面部、252 スリット部、253,254 リブ部、271 半円筒部、272 溝部、278 嵌合凸部、279 嵌合凹部、281 嵌合凸基部、282 嵌合凸先端部、291 嵌合凹基部、292 嵌合凹支持部、293 嵌合凹外側挟持部、294 嵌合凹内側挟持部、311 通気孔、312 ネジ穴、313 吊り下げチェーン取付部。

Claims (7)

  1. 点灯装置を覆って外気の進入を防ぐとともに、点灯装置取付部が有する熱を外気に対して放熱する外装部と、
    上記外装部と一体成形したものであり、上記外装部の内側に位置し、上記点灯装置と密接する取付面を介して上記点灯装置が発生した熱を伝導により吸収する点灯装置取付部とを有し
    上記点灯装置取付部は、上記取付面が上記点灯装置ケースの中心方向を向き、上記取付面の裏側に設けたリブ部により上記外装部と接続していることを特徴とする点灯装置ケース。
  2. 点灯装置を覆って外気の進入を防ぐとともに、点灯装置取付部が有する熱を外気に対して放熱する外装部と、
    上記外装部と一体成形したものであり、上記外装部の内側に位置し、上記点灯装置と密接する取付面を介して上記点灯装置が発生した熱を伝導により吸収する点灯装置取付部と、
    蓋部とを有し、
    上記外装部は、略中空筒状であり、上部に開口部を有し、
    上記蓋部は、上記外装部の上部に位置し、上記外装部の開口部を覆って、外気の進入を防ぐことを特徴とする点灯装置ケース。
  3. 上記点灯装置ケースは、更に、蓋部を有し、
    上記外装部は、略中空筒状であり、上部に開口部を有し、
    上記蓋部は、上記外装部の上部に位置し、上記外装部の開口部を覆って、外気の進入を防ぐことを特徴とする請求項に記載の点灯装置ケース。
  4. 上記点灯装置取付部は、上記外装部の中の空間を複数の空間に分割し、
    上記蓋部は、上記点灯装置取付部によって分割された空間のうち、上記点灯装置が存しない空間内の空気を排出する通気孔を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の点灯装置ケース。
  5. 点灯装置を覆って外気の進入を防ぐとともに、点灯装置取付部が有する熱を外気に対して放熱する外装部と、
    上記外装部と一体成形したものであり、上記外装部の内側に位置し、上記点灯装置と密接する取付面を介して上記点灯装置が発生した熱を伝導により吸収する点灯装置取付部とを有し
    互いに対向する2つのケース部品を有し、
    上記ケース部品は、押出し成形したものであり、半円筒部と平面部とを有し、
    上記半円筒部は、略中空半円筒状であり、対向する他のケース部品の半円筒部と組み合わさることにより上記外装部をなし、
    上記平面部は、略平面状であり、上記半円筒部の内側に位置し、上記点灯装置取付部の取付面をなすことを特徴とする点灯装置ケース。
  6. 上記点灯装置ケースは、互いに対向する2つのケース部品を有し、
    上記ケース部品は、押出し成形したものであり、半円筒部と平面部とを有し、
    上記半円筒部は、略中空半円筒状であり、対向する他のケース部品の半円筒部と組み合わさることにより上記外装部をなし、
    上記平面部は、略平面状であり、上記半円筒部の内側に位置し、上記点灯装置取付部の取付面をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の点灯装置ケース。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の点灯装置ケースと、
    上記点灯装置ケースに取り付けられ、ランプを点灯させる点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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