JP6724541B2 - 高天井用照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、高天井用照明器具に関する。
従来、光源にLED等の発光素子を備え、器具背面に光源の発熱を放熱する放熱フィンが設けられた高天井用照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−182777号公報
ところで、同一の筐体を用いて、取り付ける光源の数を変えたり、光源に流す電流量を変えたりすることで、出力の異なる照明器具を構成する場合がある。しかしながら光源の数を増やしたり、光源に流す電流量を増やしたりすると、光源からの発熱量も多くなり、器具背面の放熱フィンからの放熱では光源を十分に冷却することができず、高出力化の障害となっていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で冷却能力を高めることができる高天井用照明器具を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、出射開口を有する筐体と、前記筐体の底部に熱的に接続されたLED光源と、前記底部に立設され前記筐体の外側に設けられた複数の放熱フィンとを備えた高天井用照明器具において、前記出射開口の外側方向に向かって広がる底板と、前記底板の外縁から前記放熱フィンの立設方向に延び、前記複数の放熱フィンの周囲を囲む側板と、を備え、前記筐体に熱的に接続された放熱部材を備え、前記放熱部材は、前記側板に、複数の通気孔を備え、前記筐体は、前記出射開口の端から外側にフランジ状に張り出すフランジ部を備え、前記放熱部材は、前記底板が前記フランジ部に載置されて保持されていることを特徴とする。
また、上記高天井用照明器具において、前記放熱部材の底板に連通孔を設けたことを特徴とする。
また、上記高天井用照明器具において、前記フランジ部と、前記放熱部材の底板とを挟持するクリップを備え、前記底板の連通孔は、当該連通孔から前記クリップが着脱可能に構成されていることを特徴とする。
また、上記高天井用照明器具において、前記クリップを、前記出射開口を閉封するカバー部材と、前記フランジ部に共締めしたことを特徴とする。
また、上記高天井用照明器具において、前記放熱部材の上端から隙間を有して、前記複数の放熱フィンの上方を覆う天板を備えたことを特徴とする。
また、上記高天井用照明器具において、前記放熱部材の外形形状と、前記天板の外形形状が平面視で略同じ形状となるように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、放熱フィンの周囲を囲み、複数の通気孔を備える放熱部材を備えたため、放熱フィンからの放熱を妨げることなく、放熱面積を広げることができ、簡単な構造で冷却能力を高めることができる。
本発明の実施形態に係る高天井照明器具の全体構成を示す斜視図である。 高天井照明器具の構成を示す側面図である。 天井照明器具の構成を示す断面図である。 照明器具本体と放熱部材の構成を示す分解斜視図である。 照明器具本体の斜視図である。 照明器具本体の分解斜視図である。 放熱部材の斜視図である。 クリップの取付構図を示す部分拡大図である。 クリップの斜視図である。 照明器具本体と放熱部材とを示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る高天井用照明器具1の斜視図であり、図2は高天井用照明器具1の側面図である。
高天井用照明器具1は、建物の天井面から吊下げて設置され、室内を照明する器具である。また、高天井用照明器具1は、室内の天井高が住戸やオフィス等の一般的な居室よりも高い工場や倉庫、体育館等の天井面に設置して好適に用いられる照明器具である。
高天井用照明器具1は、図1及び図2に示すように、照明器具本体10と、固定具4と、天板5と、放熱部材50と、を備えている。
照明器具本体10は、筐体11内に後述するLED光源12を備え、高天井用照明器具1の光源部として機能するようにユニット化された物である。照明器具本体10は、高天井用照明器具1の取り付け状態において、筐体11の出射開口13が下方に向けて固定されて用いられる。本実施形態の照明器具本体10においては、筐体11内に、出射開口13に臨ませて、複数のLED光源12が備えられている。なお、本実施形態の高天井用照明器具1は、照明器具本体10を1つ備えている構成であるが、照明器具本体10を複数組み合わせて照明器具を構成することもできる。
固定具4は、照明器具本体10を建物の天井面に固定するための部品である。固定具4は、天井面から垂下されて用いられる棒状の部材であり、一端に、天井面に固定される固定部4Aを備え、他端には、照明器具本体10が接続される。なお固定具4は、天井面から垂下された棒状の部材である構成に限らず、U状のブラケットや、チェーン状の構成であっても良い。
天板5は、固定具4と照明器具本体10とを連結する薄板状の部材である。天板5は、外形形状が、平面視で、後述する放熱部材50と略同じ形状となるように構成されている。また、天板5は、側面視で、放熱部材50の上端50Aとの間に隙間Gを有して取り付けられる。天板5は、一方の面5Aにブラケット6が固定され、このブラケット6には、詳細については後述するが、照明器具本体10が固定される。また、天板5の他方の面5Bには、平面視略中央に、固定具4が連結固定される。天板5は、図2に示すように、照明器具本体10の上方を覆って、照明器具本体10に上方から塵や埃が積もるのを防ぐ機能を有する。
放熱部材50は、照明器具本体10の周囲を囲む円筒状の部材であり、高熱伝導性に優れた材料から形成される。放熱部材50は、薄板の金属から好適に形成することができる。詳細については後述するが、放熱部材50は、筐体11に熱的に接続され、筐体11を介して伝熱されたLED光源12の発熱を放熱することで、LED光源12を冷却するように構成されている。
天板5と照明器具本体10との間には、ブラケット6により形成される隙間Gに、不図示の電気回路ボックスが収められている構成であっても良い。電気回路ボックスには、照明器具本体10が備えるLED光源12に電力を供給する電源回路や、LED光源12の点滅や調光を制御する制御回路が収められている。なお、電気回路ボックスを天板5と照明器具本体10との間に設けずに、照明器具本体10から離れた箇所に別置する構成であっても良い。
図3は、高天井用照明器具1の断面図である。図4は照明器具本体10と放熱部材50とを示す分解斜視図である。図5は、照明器具本体10の斜視図である。図6は、照明器具本体の分解斜視図である。
図3および図6に示すように、照明器具本体10は、筐体11と、カバー部材14と、放熱フィン部15とを備えている。
筐体11は、アルミダイカストによって成型されたものであり、有底円筒状の本体部17と、本体部17の開放する前面によって構成される出射開口13と、出射開口13に臨む底面18Aを構成する底部18とを備えている。また、筐体11は、本体部17の開口端に、本体部17の外径方向に延び、出射開口13の端に沿ってフランジ状に張り出したフランジ部19を備えている。
本体部17の内側には、底面18AにLED光源12のLED基板12Aが熱的に接続されて配置されている。LED基板12Aは、高熱伝導性を有する部材から形成されており、LED基板12Aに実装されたLED12Bが発する熱が、LED基板12Aを介して、本体部17の底部18に伝熱されるように構成されている。なお本実施形態では、LED12Bは面発光するLEDであり、多数のLED素子(発光素子)が面状に密集配置されたCOB型LEDをLED12Bとして好適に用いることができる。
図6に示すように、LED光源12は、光源取付板31に取り付けられて、本体部17内に収められる。光源取付板31には、LED光源12のLED基板12Aを保持する台座部32が、周方向に互いに間隔をあけて予め複数設けられている。本実施形態では、光源取付板31には、6個の台座部32が設けられており、1〜6個の任意の数のLED光源12が取り付け可能に構成されている。
また、本体部17の内側には、各LED光源12の周囲を囲む反射部材20が収められている。反射部材20は、LED光源12の放射光を制御する機能を有している。
本体部17の開口端に設けられたフランジ部19には、出射開口13を塞ぐ光透過性のカバー部材14がネジ止め固定されている。カバー部材14は、フランジ部19との間にパッキン21を挟み込んで固定され、本体部17内部の防水が図られるように構成されている。
図5、図6に示すように、本体部17の外側には、底部18に、高熱伝導性を有する複数の放熱フィン16によって構成される放熱フィン部15が設けられている。放熱フィン部15は、アルミダイカスト製の本体部17とは異なり、高熱導電性を有する薄い板材から形成された放熱フィン16を複数並べて構成されている。具体的には、放熱フィン部15は、複数の金属板状の放熱フィン16が、底部18の上面18Bに、上面18Bと略垂直に立設され、底部18に熱的に接続されて固定されている。このように、放熱フィン部15を本体部17に別体に備えることで、放熱フィン部15を本体部17に一体にアルミダイカスト成型した場合に比べ、筐体11の軽量化が図られる。そして、本体部17の底部18に伝熱されたLED光源12の発熱は、底部18から放熱フィン部15の各放熱フィン16に伝熱されて、放熱される。これにより、照明器具本体10のLED光源12が冷却されるように構成されている。
また、本体部17には、底部18の上面18Bに、放熱フィン部15を囲む位置に多数のフィンガード22が立設されている。これらフィンガード22は、アルミダイカスト成型により本体部17の一部として一体に成型され、高い剛性、及び放熱性が確保されている。放熱フィン部15の周囲にフィンガード22が設けられることで、これらフィンガード22によって放熱フィン部15がガードされている。
また、筐体11は、本体部17の外側に、底部18の上面18Bから延びる、2本の柱状の支持脚41を備えている。支持脚41には、上述のブラケット6がボルトで固定され、当該ブラケット6により、天板5に照明器具本体10が固定される。また、放熱フィン部15は、2本の支持脚41の間に備えられている。支持脚41は、筐体11の本体部17と同じくアルミダイカスト製であり、底部18の上面18Bにネジ止め固定されている。なお、2本の支持脚41は、図6に示したように、互いに連結されて一体に形成されている構成であっても良い。
ところで、照明器具本体10は、1〜6個の任意の数のLED光源12が取り付け可能に構成され、取り付けるLED光源12の数を変えることで、出力を可変にすることができる。また、各LED光源12に流す電流量を変えることでも、照明器具本体10の出力を可変にすることができる。例えば、6個のLED光源12を取り付け、且つ、光源に大電流を流すような構成では、放熱フィン部15からの放熱だけでは光源の冷却が不十分となる可能性がある。そのため、本実施形態では、筐体11に放熱部材50を取り付けることで、放熱面積を増やし、LED光源12の熱を、筐体11から放熱部材50に伝熱して放熱することができるように構成している。
以下に、放熱部材50について詳述する。
放熱部材50は、図7に示すように、底板51と、底板51の外縁51Aから、底板51に略垂直に上側に延びる円筒状の側板52とを備えている。底板51には、筐体11の本体部17が挿通される挿通孔53が設けられている。放熱部材50は、筐体11の上側から、本体部17を挿通孔53に挿通させて、筐体11に被せるようにして組み付けられる。放熱部材50は、筐体11に組み付けた際には、底板51がフランジ部19の上に載置されて、放熱部材50が筐体11に保持される。放熱部材50の底板51は、フランジ部19よりも直径が大きく形成され、本体部17に取り付けられた際に、筐体11の出射開口13の外側方向に向かって枠状に広がるように構成されている。放熱部材50の側板52は、底板51をフランジ部19の上に載置した状態で、複数の放熱フィン16の立設方向に沿って延びると共に、複数の放熱フィン16の周囲を囲むように構成されている。
側板52には、周方向に、互いに略等間隔で、複数の通気孔54が設けられている。通気孔54は、放熱フィン16の立設方向に延びるスリット状に形成されている。通気孔54は、当該通気孔54を介して、放熱部材50と筐体11との間の空間に空気が流通するように構成されている。なお、通気孔54の数や、孔の大きさは、適宜に設定可能である。放熱部材50は、複数の放熱フィン16の周囲を囲むように配置されるが、放熱部材50によって、放熱フィン16による放熱能力が低下することのないように、十分な空気の流通が通気孔54から行われるように構成されている。
図5に示すように、本体部17の出射開口端から外側にフランジ状に張り出すフランジ部19の、放熱部材50の底板51と面接触する接触面19Bには、高熱伝導性を有する部材から形成された熱伝導シート23が取り付けられている。放熱部材50は、底板51と、フランジ部19との間に、この熱伝導シート23挟んで、密着させて筐体11に固定される。このように、底板51と、フランジ部19との間に、熱伝導シート23挟むことで、LED光源12から筐体11に伝熱された熱を、フランジ部19を介して放熱部材50に効率よく伝熱させることができる。
照明器具本体10のLED光源12および反射部材20は、フランジ部19の近傍に配置されている(図3参照)。このため、放熱部材50を、フランジ部19に密着させて取り付けることで、フランジ部19を介してLED光源12の熱、及び、LED光源12からの光の照射によって熱くなる反射部材20の熱を効率よく放熱部材50に伝熱させることができる。これにより、LED光源12の取付個数を増やしたり、LED光源12に流す電流を高くして、照明器具本体10を高出力化しても、LED光源12からの熱を放熱して、LED光源12を冷却することができる。
図7に示すように、放熱部材50の底板51には、挿通孔53に沿って、周方向に等間隔で6箇所が切り欠かれ、切欠部55が形成されている。6つの切欠部55のうち、対角線上の一対の切欠部55には、底板51をフランジ部19にねじ止めするためのねじ孔を有するねじ止め部56が設けられている。放熱部材50は、ねじ止め部56を、フランジ部19の接触面19Bに予め設けられたねじ孔19Eに合わせて配置して、底板51をフランジ部19にねじ止めして固定されるように構成されている。
また、6つの切欠部55のうち、ねじ止め部56が設けられた箇所を除く4つの切欠部55は、放熱部材50を筐体11に取り付けた際に、底板51側から、放熱部材50と、筐体11との間に連通する連通孔57として構成される。
カバー部材14は、フランジ部19の前面19Aに6箇所ねじ止めされて固定されるが、6つの切欠部55は、カバー部材14をフランジ部19にねじ止めするねじ止め箇所に対応する位置に設けられている(図1参照)。
筐体11と、放熱部材50とは、底板51をフランジ部19にねじ止めするとともに、図8に示すように、4つの連通孔57のそれぞれから、底板51とフランジ部19とを挟み込むように取り付けられたクリップ60によって挟持される。
クリップ60は、連通孔57に挿通可能な大きさに形成され、図9に示すように、部材の弾性変形により底板51に押し当てられる押し当て部61と、フランジ部19の前面19Aに当接する当接部62とを備えている。クリップ60は、押し当て部61と、当接部62と、フランジ部19の側面19Cに対向し、押し当て部61と当接部62とを連結する連結部63と、が一体に成形されている。当接部62は、カバー部材14の面内に向かって先細りする略三角形状に形成されている。押し当て部61は、当接部62から連続して延びる板状部61Aと、板状部61Aの先端部を底板51に向かってV字状に凹ませて形成され、底板51をフランジ部19に対して押し付ける凹部61Bと、を備えている。板状部61Aは、当接部62を挟む位置に、連結部63から2枚延びている。
上述したように、連通孔57は、カバー部材14をフランジ部19にねじ止めするねじ止め箇所に対応する位置に設けられている。当接部62には、カバー部材14をフランジ部19にねじ止めするねじ孔14Aに対応する位置にねじ孔62Aが設けられている。クリップ60は、カバー部材14をフランジ部19にねじ止めする不図示のねじで、筐体11にカバー部材14と共締めされるように構成されている。なお、ねじ孔14Aは孔の形態で形成されている構成であっても良いし、図8に示すように、カバー部材14の縁部を切り欠いて構成されている構成であっても良い。
またフランジ部19には、図10に示すように、カバー部材14をフランジ部19にねじ止めするねじを受けるボス部19Dが形成され、当該ボス部19Dは、接触面19Bから凸状に突出している。クリップ60の押し当て部61は、一対の板状部61A間にボス部19Dが位置するように、取り付けられる。
このように、クリップ60で放熱部材50の底板51と、フランジ部19と、を挟み込むことで、底板51と、フランジ部19との密着性を向上し、フランジ部19から放熱部材50への効率よく伝熱することができる。また、クリップ60を底板51の連通孔57から簡単に取り付けることができると共に、連通孔57を介して、放熱部材50と照明器具本体10との間に空気を流通させることができる。これにより、放熱フィン部15の周りを放熱部材50で囲っても、放熱フィン部15から効率よく放熱させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、出射開口13を有する筐体11と、筐体11の底部18に熱的に接続されたLED光源12と、底部18に立設され筐体11の外側に設けられた複数の放熱フィン16とを備えた高天井用照明器具1において、出射開口13の外側方向に向かって広がる底板51と、底板51の外縁51Aから放熱フィン16の立設方向に延び、複数の放熱フィン16の周囲を囲む側板52と、を備え、筐体11に熱的に接続された放熱部材50を備え、放熱部材50は、側板52に、複数の通気孔54を備えた。
このように、筐体11から放熱部材50に熱を伝熱させて放熱させると共に、側板52の複数の通気孔54から筐体11と放熱部材50との間に空気を流通させて放熱フィン16からの放熱を行わせることができる。これにより、放熱部材50を設け、放熱部材50の側板52の通気孔54を設けるという簡単な構造で高天井用照明器具1の冷却能力を高めることができる。
また、本実施形態によれば、筐体11は、出射開口13の端から外側にフランジ状に張り出すフランジ部19を備え、放熱部材50は、底板51がフランジ部19に載置されて保持されている。これにより、底板51をフランジ部19に載置するという簡単な構成で、放熱部材50を筐体11に熱的に接続することができるため、簡単な構造で高天井用照明器具1の冷却能力を高めることができる。また、放熱部材50は、フランジ部19に載置されて保持されるため、放熱部材50をフランジ部19に固定するねじが外れた場合でも、放熱部材50が落下することがなく、高天井用の照明器具に安全に放熱部材を取り付けることができる。
また、本実施形態によれば、放熱部材50の底板51に連通孔57を設けたため、連通孔57を介して、底板51の側からも放熱部材50と筐体11との間に空気を流通させることができる。これにより、放熱フィン16からの放熱を妨げることなく、放熱部材50により高天井用照明器具1の冷却能力を高めることができる。
また、本実施形態によれば、フランジ部19と、放熱部材50の底板51とを挟持するクリップ60を備え、底板51の連通孔57は、連通孔57からクリップ60が着脱可能に構成されている。この構成によれば、クリップ60によりフランジ部19と底板51との密着性を高めることができる。また、クリップ60を底板51の連通孔57から簡単に装着させることができる。よって、簡単な構造で高天井用照明器具1の冷却能力を高めることができる。
また、本実施形態によれば、クリップ60を、出射開口13を閉封するカバー部材14と、フランジ部19に共締めした。この構成によれば、カバー部材14をフランジ部19に固定する固定構造を用いて、クリップ60とカバー部材14とをフランジ部19に共締めして固定することができる。また、クリップ60で、カバー部材14とフランジ部19とを挟持しているため、高天井用照明器具1において、カバー部材14をフランジ部19に対して安定して固定することができる。
また、本実施形態によれば、放熱部材50の上端50Aから隙間Gを有して、複数の放熱フィン16の上方を覆う天板5を備えた。この構成によれば、天板5により、照明器具本体10に上方から塵や埃が積もるのを防ぐことができる。また、天板5と、放熱部材50の上端50Aとの間には隙間Gが設けられているため、放熱部材50と筐体11との間に、隙間Gを介して空気を流通させることができるため、放熱フィン16からの放熱を妨げることがない。
また、本実施形態によれば、放熱部材50の外形形状と、天板5の外形形状が平面視で略同じ形状となるように構成された。この構成によれば、放熱部材50と、天板5とを、高天井用照明器具1の意匠性を保ちつつ、設けることができる。このため、簡単な構造で高天井用照明器具1の冷却能力を高めることができるとともに、照明器具本体10に上方から塵や埃が積もるのを防ぐことができる。
但し、上述の実施形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、照明器具本体10、及び、放熱部材50の平面視における外形形状を円形状であるとして説明したが、照明器具本体10、及び、放熱部材50の外形形状はこれに限定されず、例えば、矩形形状でも良い。
また、上述の実施形態では、支持脚41を2本としたが、支持脚41の本数はこれに限定されるものではなく、例えば、3本以上であっても良い。
また、上述の実施形態では、LED光源12にCOB型LEDを用いていたが、LED光源12はLEDに限定されるものではなく、例えば有機EL等の他の発光素子であっても良い。
また、上述の実施形態では、照明器具として高天井照明器具を説明したが、本発明はこれに限らず種々の照明器具に適用できる。
1 天井用照明器具
5 天板
10 照明器具本体
11 筐体
12 LED光源
13 出射開口
14 カバー部材
15 放熱フィン部
16 放熱フィン
19 フランジ部
50 放熱部材
51 底板
51A 外縁
52 側板
54 通気孔
57 連通孔
60 クリップ
G 隙間

Claims (6)

  1. 出射開口を有する筐体と、前記筐体の底部に熱的に接続されたLED光源と、前記底部に立設され前記筐体の外側に設けられた複数の放熱フィンとを備えた高天井用照明器具において、
    前記出射開口の外側方向に向かって広がる底板と、前記底板の外縁から前記放熱フィンの立設方向に延び、前記複数の放熱フィンの周囲を囲む側板と、を備え、前記筐体に熱的に接続された放熱部材を備え、
    前記放熱部材は、前記側板に、複数の通気孔を備え、
    前記筐体は、前記出射開口の端から外側にフランジ状に張り出すフランジ部を備え、
    前記放熱部材は、前記底板が前記フランジ部に載置されて保持されている
    ことを特徴とする高天井用照明器具。
  2. 前記放熱部材の底板に連通孔を設けたことを特徴とする請求項に記載の高天井用照明器具。
  3. 前記フランジ部と、前記放熱部材の底板とを挟持するクリップを備え、
    前記底板の連通孔は、当該連通孔から前記クリップが着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の高天井用照明器具。
  4. 前記クリップを、前記出射開口を閉封するカバー部材と、前記フランジ部に共締めしたことを特徴とする請求項に記載の高天井用照明器具。
  5. 前記放熱部材の上端から隙間を有して、前記複数の放熱フィンの上方を覆う天板を備えたことを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の高天井用照明器具。
  6. 前記放熱部材の外形形状と、前記天板の外形形状が平面視で略同じ形状となるように構成されたことを特徴とする請求項に記載の高天井用照明器具。
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