JP2017103104A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、軽量化した照明器具を提供することを目的とする。
上述の構成において、前記放熱フィンは前記本体部の取付面に接触する固定部を備え、前記固定部には取付孔が設けられ、前記本体部の取付面に設けられた突起が前記取付孔を貫通した状態でカシメによって固定されていてもよい。
上述の構成において、前記放熱フィンは前記本体部の取付面に接触する固定部を備え、前記本体部の取付面に位置決め突起を有し、前記放熱フィンの固定部には、前記位置決め突起に対応する位置に位置決め穴が設けられていてもよい。
上述の構成において、前記本体部は、ダイカストであり、前記放熱フィンを取り付ける取付面の前記放熱フィンの周囲にフィン部を一体に備え、前記放熱フィンの前記取付面からの高さは前記フィン部より高くてもよい。
この実施形態では、本発明に係る照明器具の一例として高天井照明器具を説明する。天井照明器具は、建物の天井面から吊下げられて設置されて室内を照明する器具であり、高天井照明器具は、室内の天井高が住戸やオフィス等の一般的な居室よりも大きい工場や倉庫、体育館等の天井面に設置される器具である。
高天井照明器具1は、図1に示すように、照明器具本体2と、電気回路ボックス3と、固定具4と、を備えている。
この照明器具本体2は、複数(図示例では2つ)の照明ユニット(灯具)10と、天板12と、リング状外枠(外枠)14とを備え、これら照明ユニット10は、天板12から垂下され、かつ、下端部側がリング状外枠14によって包囲されている。
天板12は円盤状の板材であり、複数の照明ユニット10の重量を支えるに足る剛性を有し、この天板12の下面12Aから複数の照明ユニット10が垂下される。照明ユニット10の下端部には光出射部11が位置し、この光出射部11から出射される光によって室内が照明される。
リング状外枠14は、複数の照明ユニット10の下端部を纏めるように包囲する環状部材である。
この高天井照明器具1では、電気回路ボックス3が照明器具本体2の天板12の上面12B(図2(A))に載置されて固定されている。
照明器具本体2は、複数の照明ユニット10を相互に連結する部材として上記リング状外枠14、及び、連結具16を備えている。
具体的には、全ての照明ユニット10は、その光出射部11の出射開口端部を構成するフランジ部11Aが、図3(A)に示すように、ネジ15によってリング状外枠14に締結されている。
これにより、照明ユニット10が個々にグラつく事が防止されるため、工場や体育館等の振動が多い場所に設置された場合でも、振動によって照明ユニット10が個々にグラつき互いに衝突する、といった事が抑制される。また、リング状外枠14によって照明ユニット10を相互に連結することで、連結具16に力が集中することを防止でき、その結果、連結具16を軽量及び小型化できる。さらに、リング状外枠14によって高天井照明器具1の剛性を向上させることができるので、各照明ユニット10の肉厚を薄くでき、高天井照明器具1を軽量化できる。
フランジ部11Aとリング状外枠14との固定部以外は、各照明ユニット10とリング状外枠14との間が空間Sとなっている。当該空間Sに板材を設けても良いが、高天井照明器具1では、空間Sに板材を設けないことで、板材を設ける場合に比べて、板材の分だけ軽量化できるとともに、板材に塵埃等がたまるのを防止できる。
さらに、図2(B)、及び図3(B)に示すように、リング状外枠14の高さHは、照明器具本体2の側面視において、各々の照明ユニット10の側面を外部に十分に露出させる程度に制限されているため、露出部分を通じて照明ユニット10のそれぞれの熱を外部に十分に放熱できる。
リング状外枠14は、図4(A)に示すように、平面視円環状を成し、また、図4(B)、及び図4(C)に示すように、円環板状の天面部17と、天面部17の外周縁を垂直に折り曲げて成る側面部18とを有した断面はL字状を成している。断面がL字を成すことで、剛性が高められている。
リング状外枠14の天面部17には、複数のネジ孔19が設けられており、各ネジ孔19に通したネジ15によって照明ユニット10の各々がリング状外枠14に結合される。
この図に示すように、複数の照明ユニット10は、上記リング状外枠14、及び連結具16によって相互に結合され、かつ、照明ユニット10が個々に天板12に支持ボルト7で支持される。
このように、この高天井照明器具1にあっては、これら照明ユニット10が相互に結合される構成に加え、これら照明ユニット10が個々に天板12に固定された構成となっている。これにより、これら照明ユニット10の一部に、天板12との間の支持力の低下が生じたとしても、当該支持力の低下が他の照明ユニット10の支持力によって補われ、天板12からの照明ユニット10の脱落が防止される。
照明ユニット10は、図6に示すように、ユニット本体たる筐体20と、グローブ21とを備えている。
筐体20は、アルミダイカストによって成型されたものであり、有底円筒状の本体部22を備え、図8、及び図9に示すように、この本体部22には、照明ユニット10の光源25と、光制御体たる反射カバー26とが収められている。本体部22の開口端がフランジ状に形成されて光出射部11のフランジ部11Aが構成されている。このフランジ部11Aには、図9に示すように、パッキン27を間に挟んで、透明樹脂製のグローブ21がネジ止め固定されている。
そして、筐体20の底面23に凸状に設けられた取付台座24には、図8に示すように、照明ユニット10の光出力の設計値に応じた数の光源25が配置されている。
複数の光源25が凸状の取付台座24にそれぞれ設けられているので、これらの光源25を底面23の同一面内に設けた場合に比べ、底面23の面内方向への熱の伝達が弱められる。これにより、光源25同士の熱の干渉が抑えられ、また、底面23に熱的に結合させて設けられたフィン部47に光源25の熱が効率よく伝達される。
反射カバー26は、図9に示すように、光源25ごとに設けられた反射ミラー32を一体に備え、光源25の放射光を制御する。
放熱フィンユニット40を本体部22に別体に備えることで、放熱フィンユニット40を本体部22に一体にアルミダイカスト成型した場合に比べ、筐体20の大きな軽量化が図られる。
支持脚ユニット41は、筐体20の本体部22と同じくアルミダイカスト製であり、フィン部45に高い放熱性が得られ、また支持脚44がフィン部45で連結されることで、高い剛性が確保されている。
支持脚ユニット41は、図10に示すように、フィン部45が放熱フィン42間に位置するように配置され、本体部22の上面22Aにネジ止め固定されている。このように、当該本体部22を固定する支持脚44を本体部22に立設することで、例えば、板金を折り曲げた支持金具によって本体部22を固定する場合に比べ、本体部22の固定構造を簡素化かつ小型化できる。
本体部22の上面22Aには、図8及び図10に示すように、引出口33が開口し、この引出口33を通じて光源25から延びる電線(不図示)が、本体部22から引き出される。このとき引出口33をシールするために、この引出口33にブッシング34を嵌合し、このブッシング34に電線が通される。照明ユニット10は、パッキン27及びブッシング34によって、防水構造に構成されている。
天板12には、図5に示すように、貫通孔38が形成され、開口部37から引き出された電線は、貫通孔38を通されて電気回路ボックス3に配線される。本実施形態では、照明ユニット10のそれぞれに貫通孔38を形成しているが、複数の照明ユニット10に共通する貫通孔38を形成しても良い。
放熱フィンユニット40の周囲にフィン部47が設けられることで、これらフィン部47によって放熱フィンユニット40がガードされている。また、放熱フィンユニット40の周囲にフィン部47を設けることで、フィン部47によって放熱フィンユニット40が側方(斜め下方)から見えにくくなるので、放熱フィンユニット40を本体部22に別体に備えても、高天井照明器具1の意匠性を維持できる。さらに、上述したように、照明ユニット10の周囲にはリング状外枠14を配置したため、リング状外枠14によって照明ユニット10(特に、放熱フィンユニット40)を保護できる。
放熱フィン42の配列方向両側に位置するフィン部47は、放熱フィン42の面部を覆うために、放熱フィン42と揃えて配置されるフィン部47よりも比較的大きく形成されている。本実施形態では、放熱フィン42の配列方向両側に位置するフィン部47の略中央に切り欠き部47Aを形成することで、当該フィン部47が軽量化されている。
支持脚44は、放熱フィン42と天板12との間に所定の距離L(図2)を空ける高さに設定されており、これにより、放熱フィン42の通気性が確保されている。
図12は、非固定状態の放熱フィンユニット40を示す斜視図である。図13は非固定状態の放熱フィンユニット40を示す図であり、図13(A)は平面図、図13(B)は側面図である。
放熱フィンユニット40は、図12に示すように、1枚以上(本実施形態では、1枚)の薄板50を波状に折り曲げて形成されたコルゲート型の放熱体であり、略U字状の複数の放熱フィン42と、放熱フィン42間を連結する平板状の固定部43とを備えている。複数の固定部43は同一平面上に位置されており、放熱フィンユニット40は、本体部22の上面22A(図11)である取付面に複数の固定部43を接触させて当該上面22Aに取り付けられる。
また、この放熱フィンユニット40をカシメによって固定することで、例えばネジ等の締結具で固定する場合に比べ、締結具が不要になるので、部品点数を削減できるとともに、複数の締結具を締結必要がなくなるので、製造工程を簡素化できる。さらに、本体部22の上面22Aに設けた位置決め突起22A1と、放熱フィンユニット40の位置決め突起22A1とにより位置決めしたため、放熱フィンユニット40のカシメによる固定中に放熱フィンユニット40が移動してしまうことを防止できる。
放熱フィンユニット40は、図14及び図15に示すように、複数の放熱フィン42の配列方向Dに広げられて塗装される。詳述すると、放熱フィンユニット40は、複数の取付孔43Bの一部又は全部に治具(不図示)が挿入されて、隣接する直線部42Bの間隔が広がるように固定されて、カチオン電着塗装が施される。これにより、放熱フィンユニット40が薄板50を折り曲げた複数の放熱フィン42を備えていても、放熱フィンユニット40の全体を塗装できるので、放射性及び耐食性を確実に向上できる。また、各放熱フィン42の先端部42Aが略円弧状に形成されているため、各放熱フィン42の2つの直線部42Bの間を容易に広げることができるので、先端部42A及びその両側の直線部42Bを確実に塗装できる。また、カチオン電着塗装を用いることで、薄板50を折り曲げて形成した放熱フィンユニット40の全体を均一に塗装できる。さらに、カチオン電着塗装によって、放熱フィンユニット40を黒色に着色できるので、放射率を向上できる。
例えば、上述の実施形態では、放熱フィンユニット40は、1枚の薄板50で形成されていたが、複数の薄板50で形成されても良い。
また、上述の実施形態では、放熱フィンユニット40は、カチオン電着塗装によって黒色に塗装されていたが、塗装は、黒色に限定されるものではなく、また他の塗料によって塗装しても良い。また、放熱フィンユニット40に塗装を施さなくても良い。
また、上述の実施形態では、最外の放熱フィン42から内側に1つ目の固定部43に取付孔43Bを形成したため、最外の放熱フィン42の基部42Cが塗料により接着していたが、取付孔43Bを形成する固定部43はこれに限定されるものではない。塗装時の治具が挿入される最外の取付孔43Bより外側にある放熱フィン42の基部42Cが塗料により接着することとなる。
また、上述の実施形態では、リング状外枠14を、複数の照明ユニット10を配置した際の最大外径より大きく形成したが、当該最大外径以下に形成しても良い。
また、上述の実施形態では、リング状外枠14は一体に形成されていたが、周方向に分割された複数の枠片を備えて構成されても良い。この場合、リング状外枠は、照明ユニット10を連結する枠片と、照明ユニット10のフランジ部11A(外周部)と合わせて環状に形成されれば良い。
また、上述の実施形態では、支持脚44を天板12に固定したが、支持脚44を天井面(取り付け面)に直接固定してもよい。
また、上述の実施形態では、電気回路ボックス3が照明器具本体2に設けていたが、図17の高天井照明器具200に示すように、電気回路ボックス3を照明器具本体2に設けずに、電気回路ボックス(不図示)を照明器具本体2から離れた箇所に別置し、当該電気回路ボックス3と照明器具本体2を配線する構成としても良い。図17中、符号204は、固定具4に代えて設けたパイプであり、高天井照明器具200は、パイプ204を介して天井面に固定される。
また、上述の実施形態では、照明器具として高天井照明器具を説明したが、本発明はこれに限らず種々の照明器具に適用できる。
22 本体部
25 光源
22 放熱フィン
22A 上面(取付面)
22A1 位置決め突起
22A2 突起
43 固定部
43A 位置決め穴
43B 取付孔
47 フィン部
Claims (5)
- 光源が収められた本体部と、
前記本体部に取り付けられた複数の薄板状の放熱フィンと、
を備え、
前記放熱フィンは1枚以上の薄板を折り曲げて形成されていることを特徴とする照明器具。 - 前記放熱フィンはカチオン電着塗装が施されていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
- 前記放熱フィンは前記本体部の取付面に接触する固定部を備え、
前記固定部には取付孔が設けられ、
前記本体部の取付面に設けられた突起が前記取付孔を貫通した状態でカシメによって固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。 - 前記放熱フィンは前記本体部の取付面に接触する固定部を備え、
前記本体部の取付面に位置決め突起を有し、
前記放熱フィンの固定部には、前記位置決め突起に対応する位置に位置決め穴が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の照明器具。 - 前記本体部は、ダイカストであり、前記放熱フィンを取り付ける取付面の前記放熱フィンの周囲にフィン部を一体に備え、
前記放熱フィンの前記取付面からの高さは前記フィン部より高いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の照明器具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015235461A JP2017103104A (ja) | 2015-12-02 | 2015-12-02 | 照明器具 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019207852A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 三菱電機株式会社 | ヒートシンク、光源ユニット及び照明器具 |
-
2015
- 2015-12-02 JP JP2015235461A patent/JP2017103104A/ja active Pending
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