JP4763310B2 - 半導体スイッチ集積回路 - Google Patents

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本発明は、高周波信号の切り替えに用いられる半導体スイッチ集積回路に係り、特に、挿入損失の低減、歪み特性の向上等を図ったものに関する。
従来、この種の回路としては、例えば、図8に示された構成を有してなるものが良く知られている。以下、同図を参照しつつこの従来回路について概説すれば、この半導体スイッチ集積回路は、4つの高周波端子RF1〜RF4を有し、6つのスイッチ素子SW1〜SW6を主たる構成要素として、これらスイッチ素子SW1〜SW6の動作制御により任意の端子間における高周波信号の入出力が可能に構成されてなるものである。
すなわち、具体的には、第1の高周波端子RF1と第2の高周波端子RF2との間に、第1のスイッチ素子SW1が、第2の高周波端子RF2と第3の高周波端子RF3との間に、第2のスイッチ素子SW2が、第3の高周波端子RF3と第4の高周波端子RF4との間に、第3のスイッチ素子SW3が、第4の高周波端子RF4と第1の高周波端子RF1との間に、第4のスイッチ素子SW4が、それぞれ直列接続されて設けられている。また、第2の高周波端子RF2とアースとの間に、第5のスイッチ素子SW5が、第4の高周波端子RF4とアースとの間に、第6のスイッチ素子SW6が、それぞれ直列接続されて設けられている。
そして、第1及び第3のスイッチ素子SW1,SW3は、第1の制御電圧VC1により、第2及び第4のスイッチ素子SW2,SW4は、第2の制御電圧VC2により、第5のスイッチ素子SW5は、第3の制御電圧VC3により、第6のスイッチ素子SW6は、第4の制御電圧VC4により、それぞれその動作、すなわち、導通、非導通が制御可能とされている。ここで、第1の制御電圧VC1と第2の制御電圧VC2が相補的な電圧関係となるように、また、第3の制御電圧VC3と第5の制御電圧VC5が相補的な電圧関係となるように、それぞれ設定されるものとなっている。
そして、第1乃至第6のスイッチ素子SW1〜SW6は、いずれもその基本的構成を同じにするもので、この例では、電界効果トランジスタ(以下、「FET」と称する)が3段直列接続されて構成されたものとなっている。
かかる構成において、第1の高周波端子RF1と第2の高周波端子RF2との間に高周波信号を通過させる信号経路を選択する場合、まず、第1の制御電圧VC1を、第1及び第3のスイッチ素子SW1,SW3を構成するFETのピンチオフ電圧以上の電圧に設定する一方、第2の制御電圧VC2を、第2及び第4のスイッチ素子SW2,SW4を構成するFETのピンチオフ電圧以下の電圧に設定する。
また、第3の制御電圧VC3を、第5のスイッチ素子SW5を構成するFETのピンチオフ電圧以下の電圧に設定する一方、第6の制御電圧VC6を、第6のスイッチ素子SW6を構成するFETのピンチオフ電圧以上の電圧に設定する。
これによって、第1及び第2の高周波端子RF1,RF2間、第3及び第4の高周波端子RF3,RF4間、及び、第4の高周波端子RF4とアース間が、それぞれ高周波的に低インピーダンス状態となる一方、第2及び第3の高周波端子RF2,RF3間、第4及び第1の高周波端子RF4,RF1間、及び、第2の高周波端子RF2とアース間が、それぞれ高周波的に高インピーダンスとなる。
その結果、第1の高周波端子RF1と第2の高周波端子RF2との間に高周波信号を通過させることができる。一方、第2及び第3の高周波端子RF2,RF3間、及び、第4及び第1の高周波端子RF4,RF1間は、それぞれ非導通状態であるが、通過状態にある第1及び第2の高周波端子RF1,RF2間から漏洩する高周波信号が存在し、その漏洩高周波信号は、第3及び第4の高周波端子RF3,RF4間、及び、第4の高周波端子RF4とアース間が、それぞれ導通状態であることから、同じく導通状態にある第6のスイッチ素子SW6を介してアースされることとなる。
したがって、導通状態にある第1及び第2の高周波端子RF1,RF2間と第3及び第4の高周波端子RF3,RF4間とのアイソレーションは十分確保され、信号通過経路である第1及び第2の高周波端子RF1,RF2間の挿入損失の低減が図られるようになっている。
信号経路として第2及び第3の高周波端子RF2,RF3間を選択する場合には、上述と同様に、第1の制御電圧VC1を、第1及び第3のスイッチ素子SW1,SW3を構成するFETのピンチオフ電圧以下の電圧に設定する一方、第2の制御電圧VC2を、第2及び第4のスイッチ素子SW2,SW4を構成するFETのピンチオフ電圧以上の電圧に設定する。また、第3の制御電圧VC3を、第5のスイッチ素子SW5を構成するFETのピンチオフ電圧以下の電圧に設定する一方、第4の制御電圧VC4を、第6のスイッチ素子SW6を構成するFETのピンチオフ電圧以上に設定すればよい。
その結果、第2及び第3の高周波端子RF2,RF3間に高周波信号を通過させることができる。一方、第2及び第3の高周波端子RF2,RF3間からの漏洩高周波信号が存在する第1及び第4の高周波端子RF1,RF4側では、漏洩高周波信号は、導通状態にある第4及び第6のスイッチ素子SW4,SW6によってアースされるようになっている。
次に、第3及び第4の高周波端子RF3,RF4間を信号経路として選択する場合には、上述に準じて 第1、第3及び第5のスイッチ素子SW1,SW3,SW5を導通状態とする一方、第2、第4及び第6のスイッチ素子SW2,SW4,SW6を非導通状態とするよう、第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4の設定を行えばよい。
また、第4及び第1の高周波端子RF4,RF1間を信号経路として選択する場合には、第2、第4及び第5のスイッチ素子SW2,SW4,SW5を導通状態とする一方、第1,第3及び第6のスイッチ素子SW1,SW3,SW6を非導通状態とするよう、第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4の設定を行えばよい。
ところで、このような半導体スイッチ集積回路に用いられるFETは、例えば、ゲート端子が零電位で導通状態、ピンチオフ電圧以下の負電位で非導通状態となる特性を有するディプレション型のGaAsFETが用いられる。この場合、導通状態のFETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsは、0Vにて使用されるため、十分にオン抵抗が低減できず、挿入損失が大きくなってしまうという不都合を生じると共に、十分な低オン抵抗状態が実現できないために、導通状態のスイッチ素子を通過する信号の歪み特性の劣化を招くという問題があった。また、FETを非導通状態とするための負電圧を生成する回路が必要となるが、この負電圧生成回路は、スイッチ素子を制御するための制御回路に設けられるため、制御回路の構成が複雑になるという問題もあった。
このような問題を解決するための回路として、図9に示された回路が提案されている。
以下、図9を参照しつつ、第2の従来回路について概説する。なお、図8に示された従来回路と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明することとする。
この第2の従来回路は、先の図8に示された回路構成において、まず、第5及び第6のスイッチ素子SW5,SW6とアースとの間に、第1のキャパシタC1,第2のキャパシタC2がそれぞれ設けられている。また、第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4とは別に、基準電圧VDを採用し、第1乃至第6のスイッチ素子SW1〜SW6に第1乃至第6の抵抗器R1〜R6を介して基準電圧VDを印加するように構成されたものとなっている。
かかる構成においては、第5及び第6のスイッチ素子SW5,SW6のドレイン又はソースとアース間の導通が、第1、第2のキャパシタC1、C2により直流的に阻止されると共に、第1乃至第6のスイッチ素子SW1〜SW6のドレイン又はソース電位を、基準電圧VDによって所望の値に設定できるので、第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4及び基準電圧VDを、正電圧のみとしてスイッチ回路の導通、非導通の制御が可能となる。なお、第1乃至第4の高周波端子RF1〜RF4間における信号通過経路の選択に対する導通、非導通は先の図8に示された従来回路と基本的に同様である。
この図9に示された従来回路の場合、基準電圧VDと第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4との間に電位差を設け、導通状態のスイッチ素子のFETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsが、Vgd>0及びVgs>0となるように設定し動作させることで、図8に示された従来回路に対して、より低挿入損失で、かつ、低歪み特性を得ることができる。
上述したような従来の半導体スイッチ回路については、例えば、特許文献1、特許文献2などに開示されている。
特許第333219号公報(第4−6頁、図1−図7) 特開平9−8627号公報(第3−7頁、図1−図5)
しかしながら、この特性改善がなされた従来回路といえども、ゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsを、Vgd>0及びVgs>0に設定し、回路動作を得るためには、先に述べたように基準電圧VDと第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4との間に電位差を設ける必要がある。そのためには、2つの準位の正電圧を供給することのできる制御回路を別に設けなければならず、その回路構成は単一の電圧を生成するものに比して複雑となってしまうという問題がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、導通状態のスイッチ素子を通過することによる歪み特性の劣化や、スイッチ回路を制御するための制御回路の複雑化を招くことなく、低挿入損失で、優れた歪み特性を有する半導体スイッチ集積回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る半導体スイッチ集積回路は、
複数のアンテナ端子と複数の送受信端子と共に複数のスイッチ素子が設けられ、前記複数のスイッチ素子の動作を制御することで、前記複数のアンテナ端子と複数の送受信端子の中の所望するアンテナ端子と送受信端子間を導通状態とできるよう構成されてなるスイッチ回路部と、前記スイッチ回路部の動作制御に必要な電圧を生成、出力する制御回路部とを具備してなる半導体スイッチ集積回路であって、
前記スイッチ素子は、単一の電界効果トランジスタ又は複数の直列接続された電界効果トランジスタのドレイン電極とソース電極間の導通、非導通によってスイッチ素子としての開閉成動作が果たされるよう構成されてなり、
前記スイッチ回路部は、
第1の送受信端子と第1のアンテナ端子との間に直列接続されて設けられた第1のスイッチ素子と、
前記第1のアンテナ端子と第2の送受信端子との間に直列接続されて設けられた第2のスイッチ素子と、
前記第2の送受信端子と第2のアンテナ端子との間に直列接続されて設けられた第3のスイッチ素子と、
前記第2のアンテナ端子と前記第1の送受信端子との間に直列接続されて設けられた第4のスイッチ素子と、
前記第1のアンテナ端子に一端が接続される一方、他端が第1のコンデンサを介してアースに接続されて設けられた第5のスイッチ素子と、
前記第2のアンテナ端子に一端が接続される一方、他端が第2のコンデンサを介してアースに接続されて設けられた第6のスイッチ素子と、
一端が前記第1の送受信端子に接続され、他端に前記制御回路部からの基準電圧が印加可能に設けられた第1の抵抗器と、
一端が前記第2の送受信端子に接続され、他端に前記制御回路部からの基準電圧が印加可能に設けられた第2の抵抗器と、
前記第1の送受信端子とアース間に直列接続されて設けられた第3の抵抗器と、
前記第2の送受信端子とアース間に直列接続されて設けられた第4の抵抗器とを具備し、
前記第1及び第3のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第1の制御電圧により、前記第2及び第4のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第2の制御電圧により、前記第5のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第3の制御電圧により、前記第6のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第4の制御電圧により、それぞれその導通、非導通が制御可能に構成される一方、
前記第1の抵抗器と前記第3の抵抗器の相互の接続点の電圧、及び、前記第2の抵抗器と前記第4の抵抗器の相互の接続点の電圧は、前記第1乃至第6のスイッチ素子を構成する電界効果トランジスタの各々のゲート・ドレイン間電圧をVgdとし、ゲート・ソース間電圧をVgsとした場合に、Vgd>0及びVgs>0に設定されてなるものである。
本発明によれば、スイッチ素子を構成する各々のFETの導通状態におけるドレイン及びソース電極の電位が、基準電圧が印加される基準電圧端子とアースとの間に接続された抵抗の分割比で定まる電位とされ、基準電圧とスイッチ素子へ印加される制御電圧とが同じであっても、FETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsを、Vgd>0及びVgs>0に設定することができるため、従来と異なり、制御回路部を電位差のある基準電圧と制御電圧とを生成、出力するよう構成する必要がなく、そのため、制御回路部を従来に比して簡素な構成とすることができ、しかも、低挿入損失で低歪み特性の半導体スイッチ集積回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図7を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の基本構成例について、図1を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路は、スイッチ回路部201と制御回路部202とを有して構成されたものとなっている。
本発明の実施の形態におけるスイッチ回路部201は、2つのアンテナ端子(図1においては、それぞれ「RF2」、「RF4」と表記)15,16と2つの送受信端子(図1においては、それぞれ「RF1」、「RF3」と表記)17,18とを有し、その中で任意のアンテナ端子と送受信端子とを選択し、その間における高周波信号の入出力が可能に構成されたものである。そして、このスイッチ回路部201の動作は、制御回路部202から供給される第1乃至第4の制御電圧VC1〜VC4と基準電圧VDによって制御されるようになっている。
図2には、スイッチ回路部201のより具体的な回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつこの具体回路例について説明する。
スイッチ回路部201は、第1乃至第6のスイッチ素子(図2においては、それぞれ、「SW1」、「SW2」、「SW3」、「SW4」、「SW5」、「SW6」と表記)101〜106を中心に構成されたものとなっている。
すなわち、まず、第1のスイッチ素子101の一端は、第2のスイッチ素子102及び第5のスイッチ素子105の一端と共に第1のアンテナ端子15に接続される一方、他端は第4のスイッチ素子104の一端と共に、第1の送受信端子17に接続されている。また、第1のスイッチ素子101は、第1の制御電圧端子19を介して制御回路部202からの第1の制御電圧VC1が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
第2のスイッチ素子102は、その一端が上述したように第1のアンテナ端子15に接続される一方、他端は第3のスイッチ素子103の一端と共に第2の送受信端子18に接続されている。また、第2のスイッチ素子102は、第2の制御電圧端子20を介して制御回路部202からの第2の制御電圧VC2が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
第3のスイッチ素子103は、その一端が上述のように第2のスイッチ素子102の他端と共に第2の送受信端子18に接続される一方、他端は第4及び第6のスイッチ素子104,106の一端と共に第2のアンテナ端子16に接続されている。また、第3のスイッチ素子103は、第1の制御電圧端子19を介して制御回路部202からの第1の制御電圧VC1が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
第4のスイッチ素子104は、既に述べたように第2のアンテナ端子16と第1の送受信端子17との間に接続されると共に、第2の制御電圧端子20を介して制御回路部202からの第2の制御電圧VC2が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
第5のスイッチ素子105は、その一端が既に述べたように第1のアンテナ端子15に接続される一方、他端は第1のコンデンサ(図2においては「C1」と表記)11を介してアースに接続されている。そして、第5のスイッチ素子105は、第3の制御電圧端子21を介して制御回路部202からの第3の制御電圧VC3が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
第6のスイッチ素子106は、その一端が、既に述べたように第2のアンテナ端子16に接続される一方、他端は第2のコンデンサ(図2においては「C2」と表記)12を介してアースに接続されている。そして、第6のスイッチ素子106は、第4の制御電圧端子22を介して制御回路部202からの第4の制御電圧VC4が印加されて、その開閉動作が制御されるようになっている。
また、第1及び第4のスイッチ素子101,104と第1の送受信端子17との接続点と基準電圧端子23との間に、第1の抵抗器(図2においては「R1」と表記)1が接続されると共に、この接続点とアースとの間に第3の抵抗器(図2においては「R3」と表記)3が接続されており、基準電圧VDが第1の抵抗器1と第3の抵抗器3により抵抗分割され、その抵抗分割比に応じた電圧がこの接続点に印加されるようになっている。
さらに、第3のスイッチ素子103と第2の送受信端子18との接続点と基準電圧端子23との間に、第2の抵抗器(図2においては「R2」と表記)2が接続されると共に、この接続点とアースとの間に第4の抵抗器(図2においては「R4」と表記)4が接続されており、基準電圧VDが第2の抵抗器2と第4の抵抗器4により抵抗分割され、その抵抗分割比に応じた電圧がこの接続点に印加されるようになっている。
なお、第1及び第2の抵抗器1,2は、例えば、数kΩから数10Ωの範囲の抵抗値を選択するのが好適であり、また、第3及び第4の抵抗器3,4は、例えば、数10kΩ程度の抵抗値を選択するのが好適である。
次に、上述のスイッチ回路部201に用いられるスイッチ素子のより具体的な回路構成例について、図3を参照しつつ説明する。
図3には、第1のスイッチ素子101の具体的な回路構成例が示されているが、第2乃至第6のスイッチ素子102〜106のいずれも第1のスイッチ素子101と同一の回路構成であるので、第1のスイッチ素子101の回路構成例の説明を以て、第2乃至第6のスイッチ素子102〜106の回路構成例の説明に代えることとする。
この回路構成例における第1のスイッチ素子101は、3つの電界効果トランジスタ(以下、「FET」と称する)31〜33を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
すなわち、まず、第1乃至第3のFET(図3においては、それぞれ「FET1」、「FET2」、「FET3」と表記)31〜33は、第1及び第2の入出力端子51,52間において、ドレイン電極とソース電極が直列接続されており、第1のFET31のドレイン電極(又はソース電極)は、第1の入出力端子51に、第3のFET33のソース電極(又はドレイン電極)は、第2の入出力端子52に、それぞれ接続されている。なお、第1の入出力端子51は、図2に示された構成例においては、第1の送受信端子17(又は第1のアンテナ端子15)に、また、第2の入出力端子52は、第1のアンテナ端子15(又は第1の送受信端子17)に、それぞれ接続される。
第1のFET31、第2のFET32及び第3のFET33の各ゲート電極と制御信号端子53との間には、第1のゲート抵抗器(図3においては「Rg1」と表記)41、第2のゲート抵抗器(図3においては「Rg2」と表記)42及び第3のゲート抵抗器(図3においては「Rg3」と表記)43が、それぞれ接続されており、制御信号端子53には、制御電圧が印加されるようになっている。この第1のスイッチ素子101の場合、制御信号端子53には、第1の制御電圧VC1が印加されることとなる(図2参照)。
また、第1のFET31のドレイン・ソース電極間には、第1のドレイン・ソース間抵抗器(図3においては「Rd1」と表記)45が、第2のFET32のドレイン・ソース電極間には、第2のドレイン・ソース間抵抗器(図3においては「Rd2」と表記)46が、第3のFET33のドレイン・ソース電極間には、第3のドレイン・ソース間抵抗器(図3においては「Rd3」と表記)47が、それぞれ接続されている。
ここで、第1乃至第3のゲート抵抗器41〜43は、例えば、数kΩから数10kΩの範囲の抵抗値に設定すると好適である。また、第1乃至第3のドレイン・ソース間抵抗器45〜47は、例えば、数10kΩ以上の抵抗値に設定するのが好適である。
上述の構成例は、3つのFETを用いた例であるが、勿論このような構成に限定される必要はなく、単一、又は、任意の複数のFETの直列接続によってスイッチ素子を構成するようにしてもよい。
なお、制御回路部202については、後述するスイッチ回路部201の動作説明によって、その回路構成、機能等を明らかにすることとする。
次に、上記構成における半導体スイッチ集積回路の動作について、図1乃至図3に、図4及び図5に示された真理値表を加えて説明することとする。
最初に、スイッチ回路部201の高周波信号の通過経路と、制御回路部202から出力される制御電圧VC1〜VC4との関係について、図2及び図4を参照しつつ説明する。
まず、図4に示された真理値表の”通過経路”と表記された欄において、”RF1−RF2”は、第1の送受信端子17と第1のアンテナ端子15の間における高周波信号の通過経路を、”RF2−RF3”は、第1のアンテナ端子15と第2の送受信端子18の間における高周波信号の通過経路を、”RF3−RF4”は、第2の送受信端子18と第2のアンテナ端子16の間における高周波信号の通過経路を、”RF4−RF1”は、第2のアンテナ端子16と第1の送受信端子17の間における高周波信号の通過経路を、それぞれ意味するものである。
また、同図において、”VC1”の表記は、第1及び第3のスイッチ素子101,103間の導通、非導通を制御する第1の制御電圧VC1を意味し、その欄は、上述の通過経路に応じた制御電圧VC1の設定状態が記されている。同じく”VC2”は、第2及び第4のスイッチ素子102,104間の導通、非導通を制御する第2の制御電圧VC2を意味し、その欄は、上述の通過経路に応じた制御電圧VC2の設定状態が記されている。同じく”VC3”は、第5のスイッチ素子105の導通、非導通を制御する第3の制御電圧VC3を意味し、その欄は、上述の通過経路に応じた制御電圧VC3の設定状態が記されている。同じく”VC4”は、第6のスイッチ素子106の導通、非導通を制御する第4の制御電圧VC4を意味し、その欄は、上述の通過経路に応じた制御電圧VC4の設定状態が記されている。
そして、図4において、”H”は、FETが導通状態となる制御電圧の状態を、また、”L”は、FETが非導通状態となる制御電圧の状態を、それぞれ意味している。
なお、基準電圧端子23に印加される基準電圧VD(図2参照)は、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路を動作させる場合、上述の図4における”H”と同一の電圧状態とされる必要があり、その電圧は制御回路部202から出力され印加されるものとなっている。
したがって、本発明の制御回路部202は、スイッチ回路部201における高周波信号の通過経路を切り替えるために、FETが導通状態となる2つの制御電圧を、図4に示されたように4つの状態、すなわち、VC1=H、VC2=L、VC3=L、VC4=Hの第1の状態、VC1=L、VC2=H、VC3=L、VC4=Hの第2の状態、VC1=H、VC2=L、VC3=H、VC4=Lの第3の状態、VC1=L、VC2=H、VC3=H、VC4=Lの第4の状態というように切り替えて出力するよう構成されたものとなっている。
次に、図5に示された通過経路と第1乃至第6のスイッチ素子101〜106の関係を示す真理値表について同図を参照しつつ説明する。
まず、同図において”通過経路”と表記された欄における”RF1ーRF2”、”RF2ーRF3”、”RF3ーRF4”、”RF4ーRF1”は、先の図4で説明したと同一の意味である。
また、図5において、”SW1”は、第1のスイッチ素子101の導通、非導通状態を、”SW2”は、第2のスイッチ素子102の導通、非導通状態を、”SW3”は、第3のスイッチ素子103の導通、非導通状態を、”SW4”は、第4のスイッチ素子104の導通、非導通状態を、”SW5”は、第5のスイッチ素子105の導通、非導通状態を、”SW6”は、第6のスイッチ素子106の導通、非導通状態を、それぞれ表している。
さらに、図5において、”ON”は、FETの導通状態を、”OFF”は、FETの非導通状態を、それぞれ表している。
したがって、図5は、例えば、通過経路として”RF1ーRF2”を選択する場合、”RF1ーRF2”について見れば、第1のスイッチ素子101が導通、第2のスイッチ素子102が非導通、第3のスイッチ素子103が導通、第4及び第5のスイッチ素子104,105が非導通、第6のスイッチ素子106が導通状態とされることで、第1の送受信端子17と第1のアンテナ端子15間における高周波信号の通過が可能となることを表したものとなっている。
図5における他の通過経路についても、これに準ずればよく、ここでの各々の通過経路についての詳細な説明は省略することとする。
次に、基準電圧端子23と第1乃至第4の制御電圧端子19〜22にそれぞれ印加される電位について説明する。
例えば、通過経路”RF1−RF2”を選択する場合、第1のスイッチ素子101は導通状態とされるべく”H”状態の第1の制御電圧VC1が印加されるが(図4及び図5参照)、この場合について説明すれば、第1のスイッチ素子101を構成する第1乃至第3のFET31〜33のドレイン電極及びソース電極は、基準電圧端子23とアースとの間に接続されている第1乃至第4の抵抗器1〜4の抵抗値によって定まる電位となり、ゲート電極は、第1の制御電圧端子19に印加される第1の制御電圧VC1に設定されることとなる。
すなわち、FETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsを、Vgd>0及び、Vgs>0にて動作させることができるようになっている。
なお、図4に示された真理値表において、上述した以外の制御電圧が”H”状態となるケースについても、上述の通過経路”RF1−RF2”の場合に準じて同様に考えることができ、スイッチ素子を構成する各々のFETのドレイン、ソース及びゲートの各電極の電位は、上述の場合と基本的に同様であるので、個々の詳細な説明は省略することとする。
一方、通過経路”RF1−RF2”を選択する場合において、第2のスイッチ素子102は非導通状態とされるべく”L”状態の第2の制御電圧VC2が印加されるが(図4及び図5参照)、この場合について説明すれば、まず、第2のスイッチ素子102を構成する各々のFETのドレイン電極及びソース電極は、基準電圧端子23とアース間に接続されている第1乃至第4の抵抗器1〜4の抵抗値によって定まる電位となる。また、第2のスイッチ素子102を構成する各々のFETのゲート電極は、第2の制御電圧端子20に印加される第2の制御電圧VC2、すなわち、この場合には、FETを非導通状態とする電位に設定されることとなる。
すなわち、FETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧VgsがFETのピンチオフ状態となるように設定されている。
なお、図4に示された真理値表において、上述した以外の制御電圧が”L”状態となるケースについても、スイッチ素子を構成する各々のFETのドレイン、ソース及びゲートの各電極の電位は、上述の場合と基本的に同様であるので、個々の詳細な説明は省略することとする。
このように、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路においては、第1乃至第6のスイッチ素子101〜106が導通状態にある場合においては、これらスイッチ素子101〜106を構成するそれぞれのFETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧VgsがVgd>0及びVgs>0に設定されるように構成されており、その結果、以下に説明する試験結果に示されたように従来回路に比して動作特性の改善が図られたものとなっている。
図6には、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の使用周波数に対する挿入損失の変化特性が従来回路の特性と共に示されており、以下、同図について説明する。
同図において、横軸は使用周波数(GHz)を、縦軸は挿入損失(dB)を、それぞれ表しており、この試験例では本発明に係る半導体スイッチ集積回路は、使用周波数の全域において、従来回路に比して挿入損失が確実に低減されていることが確認できるものとなっている。
図7には、スイッチ素子101〜106を構成するFETのゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsに対する歪み信号レベルの変化特性が示されており、以下、同図について説明する。
同図において、横軸はゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgs(V)を、縦軸は歪み信号レベル(dBc)を、それぞれ表しており、この試験例では本発明に係る半導体スイッチ集積回路は、従来回路に比して歪み信号レベルを格段に低減する動作点で動作するものであることが確認できるものとなっている。
本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の基本構成例を示す構成図である。 図1に示された本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路を構成するスイッチ回路部の回路構成例を示す回路図である。 図2に示されたスイッチ回路部に用いられるスイッチ素子の回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の通過経路とスイッチ回路部に印加される制御電圧の関係を示す真理値表である。 本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の通過経路とスイッチ素子の動作状態との関係を示す真理値表である。 本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の使用周波数に対する挿入損失の変化特性を従来回路の特性と共に示した特性線図である。 本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路のゲート・ドレイン間電圧及びゲート・ソース間電圧に対する歪み信号レベルの変化を従来回路の特性と共に示した特性線図である。 従来の半導体スイッチ集積回路に用いられるスイッチ回路の構成例を示す構成図である。 従来の半導体スイッチ集積回路に用いられるスイッチ回路の他の構成例を示す構成図である。
符号の説明
1…第1の抵抗器
2…第2の抵抗器
3…第3の抵抗器
4…第4の抵抗器
11…第1のコンデンサ
12…第2のコンデンサ
15…第1のアンテナ端子
16…第2のアンテナ端子
17…第1の送受信端子
18…第2の送受信端子
19…第1の制御電圧端子
20…第2の制御電圧端子
21…第3の制御電圧端子
22…第4の制御電圧端子
23…基準電圧端子
101…第1のスイッチ素子
102…第2のスイッチ素子
103…第3のスイッチ素子
104…第4のスイッチ素子
105…第5のスイッチ素子
106…第6のスイッチ素子
201…スイッチ回路部
202…制御回路部

Claims (1)

  1. 複数のアンテナ端子と複数の送受信端子と共に複数のスイッチ素子が設けられ、前記複数のスイッチ素子の動作を制御することで、前記複数のアンテナ端子と複数の送受信端子の中の所望するアンテナ端子と送受信端子間を導通状態とできるよう構成されてなるスイッチ回路部と、前記スイッチ回路部の動作制御に必要な電圧を生成、出力する制御回路部とを具備してなる半導体スイッチ集積回路であって、
    前記スイッチ素子は、単一の電界効果トランジスタ又は複数の直列接続された電界効果トランジスタのドレイン電極とソース電極間の導通、非導通によってスイッチ素子としての開閉成動作が果たされるよう構成されてなり、
    前記スイッチ回路部は、
    第1の送受信端子と第1のアンテナ端子との間に直列接続されて設けられた第1のスイッチ素子と、
    前記第1のアンテナ端子と第2の送受信端子との間に直列接続されて設けられた第2のスイッチ素子と、
    前記第2の送受信端子と第2のアンテナ端子との間に直列接続されて設けられた第3のスイッチ素子と、
    前記第2のアンテナ端子と前記第1の送受信端子との間に直列接続されて設けられた第4のスイッチ素子と、
    前記第1のアンテナ端子に一端が接続される一方、他端が第1のコンデンサを介してアースに接続されて設けられた第5のスイッチ素子と、
    前記第2のアンテナ端子に一端が接続される一方、他端が第2のコンデンサを介してアースに接続されて設けられた第6のスイッチ素子と、
    一端が前記第1の送受信端子に接続され、他端に前記制御回路部からの基準電圧が印加可能に設けられた第1の抵抗器と、
    一端が前記第2の送受信端子に接続され、他端に前記制御回路部からの基準電圧が印加可能に設けられた第2の抵抗器と、
    前記第1の送受信端子とアース間に直列接続されて設けられた第3の抵抗器と、
    前記第2の送受信端子とアース間に直列接続されて設けられた第4の抵抗器とを具備し、
    前記第1及び第3のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第1の制御電圧により、前記第2及び第4のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第2の制御電圧により、前記第5のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第3の制御電圧により、前記第6のスイッチ素子は、前記制御回路部から印加される第4の制御電圧により、それぞれその導通、非導通が制御可能に構成される一方、
    前記第1の抵抗器と前記第3の抵抗器の相互の接続点の電圧、及び、前記第2の抵抗器と前記第4の抵抗器の相互の接続点の電圧は、前記第1乃至第6のスイッチ素子を構成する電界効果トランジスタの各々のゲート・ドレイン間電圧をVgdとし、ゲート・ソース間電圧をVgsとした場合に、Vgd>0及びVgs>0に設定されてなることを特徴とする半導体スイッチ集積回路。
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