JP4762940B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明はデイタイムランニングランプ(DRL)とクリアランスランプ(CLL)を搭載した車両用灯具に関する。
輝度や消費電力特性、耐久性に優れる半導体発光素子(LED)を光源として用いた車両用灯具が広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−276740号公報 第2頁〜第14頁 図2
近年、安全を喚起する目的で、昼間であっても灯具(デイタイムランニングランプ)を点灯させて走行する車両が最近増加している。デイタイムランニングランプは、クリアランスランプと兼用したいという要望があるが、その場合は用途に応じて輝度を変える必要がある。同一の光源でデイタイムランニングランプとクリアランスランプを兼用しようとすると明るさの比が問題となる。デイタイムランニングランプの最低照度は400cd、クリアランスランプの最低照度は4cdである。
例えば、図13に示すように、従来のLED回路構成においてデイタイムランニングランプ(DRL)とクリアランスランプ(CLL)を実現させようとすると、異なる抵抗値によりLEDの電流を調節することになる。しかし、単灯のLED光源モジュール4を電流制御して輝度を変えようとする場合、CLLでの電流値が低くなり、低電流時において不安定なLEDの特性から安定した点灯状態が得られないという課題があった。
これを回避するため、図14に示すように、電流制御ではなく複数配置したLED光源モジュール4の点灯数を減少させる方策も考えられるが、この場合、発光面積が減少するため、車幅灯としての機能が低下するという安全性の問題が生じる。
本発明はデイタイムランニングランプとクリアランスランプの両方の機能を同一の光源モジュールで安定的に実現することを目的とする。
本発明は、近接して配置された複数の半導体発光素子と前記半導体発光素子からの光を前方へ照射する光学系部材とで形成される光源モジュールと、前記半導体発光素子の点灯を制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、前記半導体発光素子を全て点灯させる全点灯モードと、少なくとも1つを消灯させる部分点灯モードの2つのモードを有し、前記点灯制御手段は、前記半導体発光素子に供給する電流値を可変させ、前記点灯制御手段は、前記全点灯モードにおいて電流値を減少させ、前記部分点灯モードにおいて電流値を増加させる。この構成によれば、光源モジュール内の半導体発光素子の点灯数を変化させて輝度の調整を行うため、発光面積を減少させることなく、明るさの著しく異なるデイタイムランニングランプとクリアランスランプの両方の機能を同一の光源モジュールで安定的に実現することができる。また、半導体発光素子の点灯数の差異に加え、供給する電流値を変化させる調整により、大きな輝度差を実現することができ、さらにデイタイムランニングランプとクリアランスランプの兼用機能に加え、部分点灯時において照度の高いハイビームの機能を付加させることも可能である。
また、本発明において、前記光源モジュールを複数備え、各光源モジュールからの照射光を合成して所要の配光パターンを形成することができる。この構成によれば、それぞれの光源モジュールのLEDチップ点灯数を調整して、全ての光源モジュールからの照射光を合成して所要の配光パターンを形成することができる。
図1は本発明の実施の形態における車両用灯具の構成を示す断面図である。車両用灯具100は、基板2に形成され、それぞれ光源モジュール14を備える複数の放物反射面部84と、放物反射面部84に対向して設けられる前面レンズ102とを備える。符号103aは、前面レンズ102裏側の放物反射面部84形成領域全体に対応する領域に設けられた魚眼レンズである。光源モジュール14は、複数の半導体発光素子(LEDチップ)を含み、DRLとDLLとを兼用するパッケージ化された光源である。
図2は光源モジュール14の構成を示す斜視図である。光源モジュール14は、複数のLEDチップ1が近接配置された基板2上に半球状の樹脂製レンズ部3が形成されている。図2では、LEDチップが4つ配置された例を模式的に示しているが、1つのモジュール内に配置するLEDチップ数はこれにとらわれるものではなく、以下に光源モジュールの具体的な実施の態様について例示する。
図3は、LEDチップを2個パッケージ化した光源モジュール14aの回路構成を示す図である。図1で示したように、光源モジュールは車両用灯具内に多数配置されているので、車両用灯具内における光源モジュール14aの接続を示す回路図は図4のようになる。図4において、DRLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14aのすべてのLEDチップが点灯する。一方、CLLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14aの1つのLEDチップだけが点灯する。従って、1つの光源モジュール内でのLEDチップの点灯数を2:1で制御して、輝度の調整を行うことができる。
図5は、LEDチップを3個パッケージ化した光源モジュール14bの回路構成を示す図である。図1で示したように、光源モジュールは車両用灯具内に多数配置されているので、車両用灯具内における光源モジュール14bの接続を示す回路図は図6のようになる。図6において、DRLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14bのすべてのLEDチップが点灯する。一方、CLLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14bの1つのLEDチップだけが点灯する。従って、1つの光源モジュール内でのLEDチップの点灯数を3:1で制御して、輝度の調整を行うことができる。
図7は、LEDチップを4個パッケージ化した光源モジュール14cの回路構成を示す図である。図1で示したように、光源モジュールは車両用灯具内に多数配置されているので、車両用灯具内における光源モジュール14cの接続を示す回路図は図8のようになる。図8において、DRLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14cのすべてのLEDチップが点灯する。一方、CLLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14cの2つのLEDチップだけが点灯する。従って、1つの光源モジュール内でのLEDチップの点灯数を2:1で制御して、輝度の調整を行うことができる。
図9は、同じくLEDチップを4個パッケージ化した光源モジュール14dの回路構成を示す図である。図1で示したように、光源モジュールは車両用灯具内に多数配置されているので、車両用灯具内における光源モジュール14dの接続を示す回路図は図10のようになる。尚、回路構成上、接続において光源モジュール14dと別の光源モジュール14dの間にダイオードを挿入する。図10において、DRLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14dのすべてのLEDチップが点灯する。一方、CLLに所定の電流を供給すると、各光源モジュール14dの1つのLEDチップだけが点灯する。従って、1つの光源モジュール内でのLEDチップの点灯数を4:1で制御して、輝度の調整を行うことができる。
上記に示す第1の実施の形態では、DRLとCLLの電流供給の切り替えに合わせて、電流値も適宜変化させて光源モジュールの大きな輝度差を実現している。但し、電流値は、個々のLEDが不安定な低電圧領域に至らない範囲で調整される。また、第2の実施の形態として、CLL点灯時、即ち、部分点灯時に電流値を増加させ、DRL点灯時、即ち、全点灯時に電流値を減少させるような調整を行うことにより、ハイビーム配光を行うことも可能である。
図11は第2の実施の形態におけるLEDチップの点灯パターンと配光パターンの関係を示す図である。図11(1)に示すように、4つのLEDチップ1を備える図2に示すような光源モジュールを用いた車両用灯具の全LEDチップ点灯時において電流値を減少させて弱く点灯させると、車両用灯具はDRLに適した拡散配光パターンを形成することができる。また、図11(2)に示すように、同様に4つのLEDチップ1のうち、中央部2つのLEDチップに供給する電流値を増加させ、中央部のLEDチップを強く点灯させるとハイビームに適した集光配光パターンを形成することができる。
図12は第2の実施の形態における光源モジュール14を用いた車両用灯具の光学系を示す図である。この光学系は、LEDチップ1を備える光源モジュール14と、LEDチップ1を焦点とする回転放物反射面部83とで構成され、この光学系を複数配置することにより車両用灯具が構成される。なお、光学系は反射式に限らず、直射式、プロジェクタ式等であってもよい。
本発明の実施の形態における車両用灯具の構成を示す断面図 光源モジュールの構成を示す斜視図 LEDチップを2個パッケージ化した光源モジュールの回路構成を示す図 車両用灯具内における光源モジュールの接続を示す回路図(LEDチップ:2個) LEDチップを3個パッケージ化した光源モジュールの回路構成を示す図 車両用灯具内における光源モジュールの接続を示す回路図(LEDチップ:3個) LEDチップを4個パッケージ化した光源モジュールの回路構成を示す図 車両用灯具内における光源モジュールの接続を示す回路図(LEDチップ:4個) LEDチップを4個パッケージ化した光源モジュールの回路構成を示す図 車両用灯具内における光源モジュールの接続を示す回路図(LEDチップ:4個) 点灯パターンと配光の関係を示す図 光源モジュールの光学系を示す図 従来のLED回路構成においてDRLとCLLを実現させようとした場合の回路図 電流制御ではなく複数配置したLEDの点灯数を減少させてDRLとCLLを実現させようとした場合の回路図
符号の説明
1 LEDチップ
2 基板
3 樹脂製レンズ部
10 導電フィルム
14 光源モジュール
80 リフレクタ
81 リフレクタの車両幅方向中央部寄り側縁部
82 弾性フック
84 放射反射面部
85 光源モジュール係合部
86 弾性フック
90 制御基板
92 給電コード
100 車両用灯具
101 ランプボディ
102 前面レンズ
103a 魚眼レンズ
104、106 リフレックスリフレクタ

Claims (2)

  1. 近接して配置された複数の半導体発光素子と前記半導体発光素子からの光を前方へ照射する光学系部材とで形成される光源モジュールと、前記半導体発光素子の点灯を制御する点灯制御手段とを備え、
    前記点灯制御手段は、前記半導体発光素子を全て点灯させる全点灯モードと、少なくとも1つを消灯させる部分点灯モードの2つのモードを有し、
    前記点灯制御手段は、前記半導体発光素子に供給する電流値を可変させ、
    前記点灯制御手段は、前記全点灯モードにおいて電流値を減少させ、前記部分点灯モードにおいて電流値を増加させることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光源モジュールを複数備え、各光源モジュールからの照射光を合成して所要の配光パターンを形成することを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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