JP4762186B2 - Ofdm受信装置 - Google Patents
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Description
〔実施例1〕
まず、実施例1について説明する。図1は、本発明による実施例1のOFDM受信装置を示すシステム構成図である。このOFDM受信装置1は、K本のアンテナを有する受信アンテナ部10と、K系統分の受信OFDM信号を復調してIQ信号(I:In−Phase(同相成分)、Q:Quadrature−Phase(直交成分))を得る直交復調部20と、直交復調後のK系統の各信号レベルを測定し、そのうちの測定値の高い上位L系統を選択切換して出力する信号選択切換部30と、信号選択切換部30からのL系統の出力信号を、サブキャリア毎に最大比合成するダイバーシティ合成部40とを備えて構成される。以下、各部の詳細について説明する。
直交復調部20は、受信アンテナ部10からK系統分の受信OFDM信号を入力し、これらの受信OFDM信号を直交復調してIQ信号を生成し、K系統分のIQ信号を出力する。ここで、IQ信号は、等価ベースバンド信号であり、以下、IQ信号を等価ベースバンド信号として説明する。尚、直交復調処理をIF(Intermediate Frequency)信号で行って、そのあと等価ベースバンドに変換してもかまわない。
信号選択切換部30は、直交復調部20から直交復調後のK系統のIQ信号を入力し、各信号レベルを測定し、K系統の信号レベル測定値のうちの予め設定されたL系統(L<N)について、信号レベル測定値の高い上位L系統を選択し、L系統のIQ信号を出力する。
ダイバーシティ合成部40は、信号選択切換部30からL系統のIQ信号を入力し、L系統のダイバーシティ合成をする際に、サブキャリア毎に最大比合成を行い、最大比合成後のIQ信号を出力する。
ここで、sはシンボル番号を示す。
を求めることができる。ここで、lはダイバーシティ合成部40への入力系統番号を示す。
シンボルフィルタ部43によるシンボルフィルタ処理の一例として直線内挿手法を説明する。
、及びこのシンボルよりも4シンボル後のSPの位置の伝送路特性
が除算部42−3により既に算出されていると仮定すると、残りのシンボルは、まずシンボル間の差分量ΔHl,kpを(3)式により計算し、残りの各シンボルの伝送路特性を(4)式により推定する。
ダイバーシティ合成用重み係数計算部45は、シンボルフィルタ処理及びキャリアフィルタ処理の2次元フィルタを行うことにより得られた伝送路特性Hl(s,c)から、最大比合成用のダイバーシティ合成用重み係数をサブキャリア毎に算出する。系統間の重み割合は、(11)式に示すように伝送路推定値の大小によって決定される。尚、
はHlの共役複素数である。
マルチパスフェージング影響下では、シンボルフィルタ部43の内挿処理の違いにより移動受信特性やマルチパス耐性が異なる。ここでは、一般的な伝送路推定方式と高速移動受信用の伝送路推定方式について説明する。一般的な伝送路推定方式は、図14(a)に示すように、時間的に計7シンボル離れたSPを使用して直線内挿する方式であるため、時変動の影響を受けやすい。しかし、マルチパス環境下では周波数方向に3キャリア毎に内挿されたSPを使用して伝送路推定を行うため、長い遅延時間のマルチパス波の影響を受けにくい。一方、高速移動受信用の伝送路推定方式は、図14(b)に示すように、時間方向の内挿は行わず、周波数方向の内挿処理のみを行う方式であるため、時変動に強い。しかし、マルチパス環境下では、周波数方向の12キャリア毎のSPしか使用しないため、長い遅延時間のマルチパス波の影響を受けやすい。
次に、シンボルフィルタ部43による切換対策用のシンボルフィルタ処理について説明する。この処理は、信号選択切換部30からの系統番号及び信号選択切換部30の遅延部36における遅延時間(予め設定された遅延時間)に基づいて、補間処理を順次切り換えるものである。シンボルフィルタ指定部49は、信号選択切換部30のレベル判定部32からL系統の系統番号を入力し、常に系統番号をモニターすることにより、何シンボル後に現在選択されている系統の信号と異なる系統の信号が送られてくるのかを知ることができる。すなわち、シンボルフィルタ指定部49は、入力した系統番号が変化したことを判断した場合、そのときから、信号選択切換部30の遅延部36により信号を遅延させる予め設定された時間に相当するシンボル後に、新たな系統の信号が送られてくる切換発生ラインを認識する。したがって、シンボルフィルタ指定部49は、入力した系統番号が変化したタイミング及びその後のタイムカウントによって切換発生ラインのタイミングを認識し、図4〜図8に示す補間処理A〜Dを使い分けるための信号をシンボルフィルタ部43に出力し、シンボルフィルタ部43に、その信号に応じた補間処理を行わせる。以下、βは非負整数である。尚、補間処理の優先順位は、A>B>C>Dである。
まず、切換対策用のシンボルフィルタ処理(1)について説明する。図4は、シンボルフィルタ処理(1)による補間処理1−A〜1−Dを説明する図である。本図において、処理の優先順位は、1−A>1−B>1−C>1−Dである。補間処理1−Aは、シンボルフィルタ指定部49において、現在選択されている系統の信号と異なる系統の信号が、伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達すると判断した場合に使用する。この場合、シンボルフィルタ部43は、伝送路推定処理の対象シンボルにおいて、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により伝送路特性を推定する。
(a)時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(b)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(c)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
(d)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(e)本来のSP位置の伝送路特性を削除して0となった伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
次に、切換対策用のシンボルフィルタ処理(2)について説明する。図5は、シンボルフィルタ処理(2)による補間処理2−A〜2−Dを説明する図である。本図において、処理の優先順位は、2−A>2−B>2−C>2−Dである。補間処理2−Aは、前述した補間処理1−Aと同様である。
(a)時間方向に3シンボル、周波数方向に3キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(b)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
(c)時間方向に2シンボル、周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(d)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
次に、切換対策用のシンボルフィルタ処理(3)について説明する。図6は、シンボルフィルタ処理(3)による補間処理3−A〜3−Dを説明する図である。本図において、処理の優先順位は、3−A>3−B>3−C>3−Dである。補間処理3−Aは、前述した補間処理1−Aと同様である。
(a)時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(b)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、周波数方向に3キャリア離れたSP位置の伝送路特性を用いて重み付けして求めた伝送路特性、
(c)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
(d)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、周波数方向に3キャリア離れたSP位置の伝送路特性を用いて重み付けして求めた伝送路特性、
(e)本来のSP位置の伝送路特性を削除して0となった伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
次に、切換対策用のシンボルフィルタ処理(4)について説明する。図7は、シンボルフィルタ処理(4)による補間処理4−A〜4−Dを説明する図である。本図において、処理の優先順位は、4−A>4−B>4−C>4−Dである。補間処理4−Aは、前述した補間処理1−Aと同様である。
(a)時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を使用して直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(b)時間方向に2シンボル及び周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性とを用いて直線内挿処理を行い、これら2段階の直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(c)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
(d)時間方向に2シンボル及び周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性、
(e)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(f)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
切換対策用のシンボルフィルタ処理(5)について説明する。図8は、シンボルフィルタ処理(5)による補間処理5−Aを説明する図である。本図において、処理の優先順位は、5−A>5−B>5−C>5−Dである。尚、補間処理5−B〜5−Dは、図4〜7に示したB〜Dの処理と同様であるので、省略してある。補間処理5−Aは、シンボルフィルタ指定部49において、現在選択されている系統の信号と異なる系統の信号が、伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達すると判断した場合に使用する。この場合、シンボルフィルタ部43は、伝送路推定処理の対象シンボルにおいて、
(a)時間方向に3シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(b)時間方向に2シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(c)時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性、
(d)SP位置の伝送路特性、
をそれぞれ用いて、以下の式により伝送路特性を推定する。
次に、実施例2について説明する。図9は、本発明による実施例2のOFDM受信装置を示すシステム構成図である。このOFDM受信装置2は、K本のアンテナを各アレー素子として構成するアレーアンテナ部70と、アレーアンテナ部70からのK素子分の受信OFDM信号を復調してIQ信号を得る直交復調部20と、直交復調部20から出力されるK系統のIQ信号とN系統の固定指向性重み係数とからN系統のアレー合成信号を生成する指向性形成部50と、指向性形成部50からの出力であるN系統の信号に対する周波数シフトを補償するAFC(Auto Frequency Control)部60と、AFC部60で補償されたN系統の信号の各信号レベルを測定し、そのうちの測定値の高い上位L系統を選択切換して出力する信号選択切換部30と、信号選択切換部30からのL系統の出力信号を、サブキャリア毎に最大比合成するダイバーシティ合成部40とを備えて構成される。
アレーアンテナ部70は、K本のアンテナを各アレー素子として構成するアンテナ部であり、配置によって様々な形状のアレーアンテナ部とすることができる。図12は、図9に示したアレーアンテナ部70のアレー素子の配置例を示す図である。図12において、(a)は各アレー素子を線上に配置した線形アレーを示している。(b)は各アレー素子を平面上に配置した平面アレーを示している。(c)は各アレー素子を円形に配置した円形アレーを示している。尚、図12(a)〜(c)に示したアレーアンテナ部70の配置は一例であり、他の配置により構成するようにしてもよい。また、アレー素子の間隔は等間隔であってもよいし、不等間隔であってもよい。
指向性形成部50は、N系統の固定指向性ビームを形成し、直交復調部20から出力されるK系統のIQ信号と、N系統の固定指向性重み係数であるアレー合成用重み係数とからN系統のアレー合成信号を計算する。図10は、図9に示した指向性形成部50の構成を示す図である。この指向性形成部50は、N個の指向性重み係数部51、N×K個の乗算部52及びN個の加算部53を備えて構成される。
図9に戻って、AFC部60は、指向性形成部50からのN系統のアレー合成信号(IQ信号)を入力し、ドップラーシフトの周波数を推定して補償し、ドップラー補償後のIQ信号を出力する。
10 受信アンテナ部
20 直交復調部
21 BPF部
22 ローカル信号発生部
23−1,23−2 K分配部
24−1,24−2 乗算部
25−1,25−2 LPF部
30 信号選択切換部
31 1シンボルレベル測定部
32 レベル判定部
33 選択切換部
34 入力ポート
35 出力ポート
36 遅延部
40 ダイバーシティ合成部
41 FFT部
42−1 SP抽出部
42−2 SP発生部
42−3 除算部
43 シンボルフィルタ部
44 キャリアフィルタ部
45 ダイバーシティ合成用重み係数計算部
46 遅延調整部
47 乗算部
48 同相合成部
49 シンボルフィルタ指定部
50 指向性形成部
51 重み係数部
52 乗算部
53 加算部
60 AFC部
61−1,61−2 有効シンボル長遅延部
62−1,62−2 乗算部
63−1,63−2 移動平均部
64 ドップラー周波数計算部
65 周波数補正部
70 アレーアンテナ部
Claims (6)
- OFDM変調方式を用いたデジタル伝送の受信装置において、
K本のアンテナで構成される受信アンテナ部と、
前記受信アンテナ部を介して受信したK系統の信号をIQ信号に直交復調する直交復調部と、
前記直交復調部から出力されたK系統の信号の各信号レベルを測定し、そのうちの信号レベルの高い上位L系統(L<K)の信号を選択切換する信号選択切換部と、
前記L系統の信号をサブキャリア毎に最大比合成するダイバーシティ合成部とを備え、
前記信号選択切換部が、
前記直交復調部からのK系統の信号の各信号レベルを測定し、系統番号及びレベル値を出力するレベル測定部と、
前記出力された系統番号及びレベル値に基づいて、K系統の系統番号のうちのレベル値の高い上位L系統の系統番号を判定するレベル判定部と、
前記判定されたL系統の系統番号に基づいて、K系統の信号のうちのL系統の信号を選択切換し、予め設定された時間分遅延させて前記L系統の信号を出力する選択切換部とを備え、
前記ダイバーシティ合成部が、
前記L系統の信号におけるパイロット信号から算出した伝送路特性を入力し、時間単位であるシンボル方向の補間処理により伝送路特性を推定するシンボルフィルタ部と、
前記信号選択切換部のレベル判定部からL系統の系統番号を入力し、該L系統の系統番号と前記信号選択切換部の選択切換部における遅延時間とに基づいて、前記シンボル方向の伝送路を推定する際の補間処理を特定するための信号を前記シンボルフィルタ部に出力するシンボルフィルタ指定部とを備えて、前記L系統の信号をサブキャリア毎に最大比合成し、
前記シンボルフィルタ部が、
前記シンボルフィルタ指定部からの信号に基づいて、前記信号選択切換部の選択切換により異なる系統の信号が該ダイバーシティ合成部における伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により伝送路特性を推定する第1の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して3シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿補間により求めた伝送路特性と、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第2の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して2シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、本来のSP位置の伝送路特性を削除して0とした伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第3の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して1シンボル遅れて到達する場合に、伝送路特性を推定しないことを特徴とするOFDM受信装置。 - 請求項1に記載のOFDM受信装置において、
前記シンボルフィルタ部が、
前記シンボルフィルタ指定部からの信号に基づいて、前記信号選択切換部の選択切換により異なる系統の信号が該ダイバーシティ合成部における伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により伝送路特性を推定する第1の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して3シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に3シンボル及び周波数方向に3キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第2の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して2シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に2シンボル及び周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第3の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して1シンボル遅れて到達する場合に、伝送路特性を推定しないことを特徴とするOFDM受信装置。 - 請求項1に記載のOFDM受信装置において、
前記シンボルフィルタ部が、
前記シンボルフィルタ指定部からの信号に基づいて、前記信号選択切換部の選択切換により異なる系統の信号が該ダイバーシティ合成部における伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により伝送路特性を推定する第1の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して3シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性及び周波数方向に3キャリア離れたSP位置の伝送路特性を用いて重み付けして求めた伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第2の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して2シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性及び周波数方向に3キャリア離れたSP位置の伝送路特性を用いて重み付けして求めた伝送路特性と、本来のSP位置の伝送路特性を削除して0とした伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第3の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して1シンボル遅れて到達する場合に、伝送路特性を推定しないことを特徴とするOFDM受信装置。 - 請求項1に記載のOFDM受信装置において、
前記シンボルフィルタ部が、
前記シンボルフィルタ指定部からの信号に基づいて、前記信号選択切換部の選択切換により異なる系統の信号が該ダイバーシティ合成部における伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により伝送路特性を推定する第1の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して3シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に4シンボル離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、時間方向に2シンボル及び周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性にて直線内挿処理により求めた伝送路特性及び時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理を行う2段階の直線内挿処理により求めた伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第2の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して2シンボル遅れて到達する場合に、時間方向に2シンボル及び周波数方向に6キャリア離れた各SP位置の伝送路特性を用いて直線内挿処理により求めた伝送路特性と、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第3の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して1シンボル遅れて到達する場合に、伝送路特性を推定しないことを特徴とするOFDM受信装置。 - 請求項1に記載のOFDM受信装置において、
前記シンボルフィルタ部が、
前記シンボルフィルタ指定部からの信号に基づいて、前記信号選択切換部の選択切換により異なる系統の信号が該ダイバーシティ合成部における伝送路推定の対象シンボルに対して4シンボル以上遅れて到達する場合に、時間方向に3シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、時間方向に2シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、時間方向に1シンボル離れたSP位置の伝送路特性と、SP位置の伝送路特性とにより伝送路特性を推定する第1の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して3シンボル遅れて到達する場合に、請求項1から4までのいずれか一項に記載の第2の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して2シンボル遅れて到達する場合に、請求項1から4までのいずれか一項に記載の第3の補間処理を行い、
前記異なる系統の信号が伝送路推定の対象シンボルに対して1シンボル遅れて到達する場合に、伝送路特性を推定しないことを特徴とするOFDM受信装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載のOFDM受信装置において、
前記受信アンテナ部は、K本のアンテナを各アレー素子として構成され、
前記直交復調部から出力された信号をN系統のIQ信号に分配し、該N系統のIQ信号と、N系統の指向性ビームに対応するアレー合成用重み係数とに基づいてアレー合成信号を生成し、前記受信アンテナ部への到来波を分離したN系統の信号を生成する指向性形成部と、
前記指向性形成部により生成されたN系統の信号に対し、周波数シフトを補償するAFC部とをさらに備え、
前記信号選択切換部が、前記AFC部により周波数シフトが補償されたN系統の信号の各信号レベルを測定し、そのうちの信号レベルの高い上位L系統の信号を選択切換することを特徴とするOFDM受信装置。
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