JP4758770B2 - 内燃機関の吸入空気量制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、吸気バルブのバルブ特性を可変とする可変バルブ機構を備え、所定の機関運転状態における吸気の最大充填効率と機関に対する要求負荷とに基づいて目標吸入空気量を設定し、当該目標吸入空気量に応じて前記バルブ特性を可変設定する内燃機関の吸入空気量制御装置において、可変とされる前記バルブ特性は吸気バルブの最大リフト量であり、最大吸入空気量が得られる当該最大リフト量の値を、機関回転速度が低いときほど小さくなるように算出するとともに、その算出される最大リフト量の値が小さくなるほど前記最大充填効率を低い値に設定することをその要旨とする。
同構成では、所定の機関運転状態における吸気の最大充填効率と機関に対する要求負荷とに基づいて目標吸入空気量を設定し、当該目標吸入空気量に応じてバルブ特性を可変設定することにより、要求負荷に応じた吸入空気量を確保するようにしている。
ここで、吸入空気量はバルブ特性の変化に応じて増減するのであるが、最大吸入空気量が得られるバルブ特性の値、換言すれば最大充填効率が得られるバルブ特性の値は機関回転速度に応じて変化することを本発明者は見出した。
特に、前記可変とされるバルブ特性が吸気バルブの最大リフト量である場合には、機関回転速度が低いときほど、最大吸入空気量が得られる最大リフト量の値は小さくなる傾向にあり、同最大リフト量の値が小さいときほど最大充填効率は低い値になる。
そこで、同構成では、可変とされる前記バルブ特性は吸気バルブの最大リフト量であり、最大吸入空気量が得られる当該最大リフト量の値を、機関回転速度が低いときほど小さくなるように算出するようにしており、これにより最大吸入空気量が得られるバルブ特性の値を適切に算出することができるようになる。そして、その算出される最大リフト量の値が小さくなるほど前記最大充填効率を低い値に設定するようにしている。
従って、同構成によれば、吸気バルブの最大リフト量が可変とされる場合において、最大充填効率を実際の最大充填効率に合わせて適切に設定することができるようになり、もって吸入可能な空気量を最大限確保することができるようになる。
同構成では、所定の機関運転状態における吸気の最大充填効率と機関に対する要求負荷とに基づいて目標吸入空気量を設定し、当該目標吸入空気量に応じてバルブ特性を可変設定することにより、要求負荷に応じた吸入空気量を確保するようにしている。
ここで、吸入空気量はバルブ特性の変化に応じて増減するのであるが、最大吸入空気量が得られるバルブ特性の値、換言すれば最大充填効率が得られるバルブ特性の値は機関回転速度に応じて変化することを本発明者は見出した。
特に、前記可変とされるバルブ特性が吸気バルブの開弁期間である場合には、機関回転速度が低いときほど、最大吸入空気量が得られる開弁期間の値は短くなる傾向にあり、同開弁期間の値が短いときほど最大充填効率は低い値になる。
そこで、同構成では、可変とされる前記バルブ特性は吸気バルブの開弁期間であり、最大吸入空気量が得られる当該開弁期間の値を、機関回転速度が低いときほど短くなるように算出するようにしており、これにより最大吸入空気量が得られるバルブ特性の値を適切に算出することができるようになる。そして、その算出される開弁期間の値が短くなるほど前記最大充填効率を低い値に設定するするようにしている。
従って、同構成によれば、吸気バルブの開弁期間が可変とされる場合において、最大充填効率を実際の最大充填効率に合わせて適切に設定することができるようになり、もって吸入可能な空気量を最大限確保することができるようになる。
図1は、本実施形態におけるエンジン1の構成を示している。
吸気管33の途中にはサージタンク40が設けられており、このサージタンク40よりも吸気上流側には、燃焼室23に導入される空気の量を調整するスロットル弁38が設けられている。
この電子制御装置9は、エンジン制御にかかる演算処理を実行する中央処理装置(CPU)、エンジン制御に必要なプログラムや各種の情報を記憶するためのメモリ、外部との信号の入出力を行うための入力ポート及び出力ポートを備えている。この入力ポートには機関運転状態を検出する次のような各種センサが接続されている。
本処理が開始されるとまず、現在の機関回転速度NEに基づいて上記吸気最大リフト量VLg、すなわち現在の機関回転速度NEにおいて最大吸入空気量が得られる最大リフト量VLが算出される(S100)。ここでは、先の図5に示したような機関回転速度NEと吸気最大リフト量VLgとの対応関係を考慮し、図7に示すごとく、機関回転速度NEが低いときほど吸気最大リフト量VLgの値は小さくなるように、当該吸気最大リフト量VLgは設定される。
要求負荷率L=ACCPn/ACCPmax …(1)
ACCPn:現在のアクセル操作量ACCP
ACCPmax:アクセルペダルを最大にまで踏み込んだときのアクセル操作量ACCP
また、目標吸入空気量GApは次式(2)及び次式(3)に基づいて設定される。
要求充填効率Rd=要求負荷率L×最大充填効率Rmax …(2)
目標吸入空気量GAp={要求充填効率Rd/100}×Gh …(3)
Gh:標準大気状態のもとで行程容積を占める新気の重量
なお、上記算出される目標吸入空気量GApを各種の係数にて補正すれば、要求負荷に応じた目標吸入空気量の算出精度をさらに高めることも可能である。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
・最大充填効率Rmax及び要求負荷率Lに基づいて同要求負荷率Lに応じた要求充填効率Rを算出し、その要求充填効率Rに相当する吸入吸気量を目標吸入空気量GApとして設定するようにした。この他、標準大気状態のもとで行程容積を占める新気の重量Ghと最大充填効率Rmaxとに基づき、当該最大充填効率Rmaxが設定された機関回転速度NEでの最大吸入空気量を算出する。そしてこの算出される最大吸入空気量と上記要求負荷率Lとに基づいて要求負荷に対応した吸入空気量を求め、この求められた吸入空気量を上記目標吸入空気量GApとして設定するようにしてもよい。
・上記可変バルブ機構5は、吸気バルブ35のバルブタイミングを変更する吸気バルブタイミング可変機構51、排気バルブ36のバルブタイミングを変更する排気バルブタイミング可変機構52、及び吸気バルブ35の最大リフト量VLと開弁期間IVOTとを変更するリフト量可変機構53から構成されていた。この他、上記可変バルブ機構5が、吸気バルブタイミング可変機構51や排気バルブタイミング可変機構52を備えていない場合であっても、本発明は同様に適用することができる。
Claims (2)
- 吸気バルブのバルブ特性を可変とする可変バルブ機構を備え、所定の機関運転状態における吸気の最大充填効率と機関に対する要求負荷とに基づいて目標吸入空気量を設定し、当該目標吸入空気量に応じて前記バルブ特性を可変設定する内燃機関の吸入空気量制御装置において、
可変とされる前記バルブ特性は吸気バルブの最大リフト量であり、最大吸入空気量が得られる当該最大リフト量の値を、機関回転速度が低いときほど小さくなるように算出するとともに、その算出される最大リフト量の値が小さくなるほど前記最大充填効率を低い値に設定する
ことを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。 - 吸気バルブのバルブ特性を可変とする可変バルブ機構を備え、所定の機関運転状態における吸気の最大充填効率と機関に対する要求負荷とに基づいて目標吸入空気量を設定し、当該目標吸入空気量に応じて前記バルブ特性を可変設定する内燃機関の吸入空気量制御装置において、
可変とされる前記バルブ特性は吸気バルブの開弁期間であり、最大吸入空気量が得られる当該開弁期間の値を、機関回転速度が低いときほど短くなるように算出するとともに、その算出される開弁期間の値が短くなるほど前記最大充填効率を低い値に設定する
ことを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
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